JPH02204369A - 焼成用セッター - Google Patents

焼成用セッター

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Publication number
JPH02204369A
JPH02204369A JP1023515A JP2351589A JPH02204369A JP H02204369 A JPH02204369 A JP H02204369A JP 1023515 A JP1023515 A JP 1023515A JP 2351589 A JP2351589 A JP 2351589A JP H02204369 A JPH02204369 A JP H02204369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setter
firing
sintering
tib2
porosity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1023515A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Yamamoto
山本 秀治
Sanemi Okamoto
岡本 實巳
Atsushi Harada
淳 原田
Keiichi Hara
敬一 原
Shoji Kubodera
久保寺 正二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPH02204369A publication Critical patent/JPH02204369A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は焼成用セッターに関するものである。
[従来技術] R,T、、R2T、フ系永久磁石材料(R;希土類元素
、T;遷移金属)は近年ますますその用途が広がり、様
々な分野で多用されている。これらの製造に際しては、
所定組成に混合した粉末を圧粉体にした後、同圧粉体を
焼成する工程が採られている。この焼成工程において、
圧粉された成形品はA 120B 、Mo、ステンレス
鋼などのセッター上に置かれ焼成される。また、場合に
よっては、セッター上に反応性の低い粉末などを敷き、
焼成が行われる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来技術においては下記の問題点がある
。すなわち、希土類元素は反応性が高いのでセッターと
反応し、または融着が生ずる。また、反応性の低い粉末
を敷く場合、作業性が低下し、あるいは粉末が散逸する
。さらに、近年磁石の磁気特性を高めるために、昇温速
度を増加したり、焼結・溶体化処理後急冷するなど様々
なヒートパターンが提案されている。これらのし−トパ
ターンによって、材料を焼結する場合、前記AI、O,
などのセラミックス材料はV%衝撃によって割れが生ず
る0本発明は、上記問題点を解決し、前記永久磁石材料
と反応せず、耐熱衝撃性の高い焼成セッターを提案する
ことをその目的とするものである。
CHMを解決するための手段および作用]本発明に係る
永久磁石焼成用セッターは、実質的にTiB2よりなり
、気孔率8〜25%を有することを特徴とする永久磁石
焼成用セッターである。
以下その限定理由について説明する。
本発明は、希土類元素との反応性が低いニホウ化チタン
を主体とする焼結体を永久磁石焼成用セッターとして用
いるものであり、ニホウ化チタンの純度は出来るだけ高
いことが望ましいが、永久磁石との反応が生じない程度
の不可避不純物を含んでら良い。
さらに1本発明におけるニホウ化チタン焼結体は、永久
磁石の焼成における急熱急冷などの苛酷なヒートパター
ンに耐えられるように、耐熱衝撃性の高い多孔質のニホ
ウ化チタン焼結体とする。
具体的には同焼結体の気孔率を8〜25%に限定しな、
気孔率が8%以下であると、耐熱衝撃性が劣り、焼成の
ヒートサイクルに耐えられなくなり割れが生ずる。気孔
率が25%以上であると強度が低下し、ハンドリングに
必要な強度(三点曲げ強度;10〜3(ztg/−)が
得られない。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示す説明図である。
第1図において、焼成用セッターの寸法は2幅W;10
0〜150■l、長さ1100〜150關、厚みt;2
〜3龍である。第2図は同焼成用セッターの粒子構造の
光学顕81m写真である図である。同図において、白色
部はTiB2.黒色部は気孔を示す、同図に示すように
このセッターの材料組織は多孔質である。第3図は本発
明による焼成用セッターを用いて焼成作業を行う装置の
説明図である。同図において、焼成用セッター1は試料
ケース2に収納され、同焼成用セッター上に焼成物3が
載置され、全体を焼成炉中く図示せず)にいれて作業が
行われる。以下各実施例、比較例について説明する。
〔実方鯉PA1コ 平均粒径1.2μmのTiB2粉を出発原料とし、これ
を顆粒にした後、−軸プレス装置にて厚み3■程度に成
形後、2100℃、Ar雰囲気中で焼成し焼成セッター
を作成した。同焼結体の気孔率は15%、三点曲げ強さ
は15kg/−であり、TiB2の粒径は50〜80μ
mであった。
このセッター上にSmCo1組成の圧粉体を置き、Ar
雰囲気中で1200℃で焼成後、冷却速度20℃/−で
500℃まで冷却した後、常温まで除冷した。この際、
TiB2セッターには割れが生ぜず、またSmCo5と
の反応も全く認められなかった。
[実施例2] 実施例1と同条件にて作成したTiB2セッターを用イ
、 Sm (Coo、6 F’eO,S Cuo、+ 
)a、s組成の圧粉体をAr雰囲気中で1250℃で焼
成後、冷却速度30℃/−で700℃まで冷却した後、
常温まで10℃/iで冷却した。この際、TiB、セッ
ターには割れが生ぜず、また焼成体との反応も認められ
なかった。
[比較例1] 市販の純度99.9%のAI、OS平板をセッターとし
て用い、前記実施例1と同じ圧粉体を同じ条件で焼成、
冷却した。この場合にはAl2O5セッターには熱衝撃
による割れが発生し、また同セッターは磁石材料と反応
して融着した。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、実質的にTiB2よりな
り、気孔率8〜25%を有することを特徴とする永久磁
石焼成用セッターを用いることによって、希土類元素か
らなる永久磁石の焼成に際して、同セッターの割れ、同
セッターと焼成体との反応・融着を回避できる効果があ
る。これによって焼成作業の能率、歩留まりが向上出来
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は本発
明の焼成用セッターの粒子構造の光学顕微鏡写真、第3
図は本発明による焼成用セッターを用いて焼成作業を行
う装置の説明図である。 1・・・焼成用セッター、2・・・試料ケース、3・・
・焼成物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  永久磁石焼成用セッターにおいて、実質的にTiB_
    2よりなり、気孔率8〜25%を有することを特徴とす
    る永久磁石焼成用セッター。
JP1023515A 1989-02-01 1989-02-01 焼成用セッター Pending JPH02204369A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104230352A (zh) * 2013-06-19 2014-12-24 美铝公司 用于烧结的垫板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104230352A (zh) * 2013-06-19 2014-12-24 美铝公司 用于烧结的垫板

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