JPH0220429Y2 - - Google Patents

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JPH0220429Y2
JPH0220429Y2 JP17968383U JP17968383U JPH0220429Y2 JP H0220429 Y2 JPH0220429 Y2 JP H0220429Y2 JP 17968383 U JP17968383 U JP 17968383U JP 17968383 U JP17968383 U JP 17968383U JP H0220429 Y2 JPH0220429 Y2 JP H0220429Y2
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hole
compressor
bolt
bracket
collar
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JP17968383U
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JPS6087341U (ja
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用空調装置における圧縮機の取付
け構造に関する。
〔従来技術の問題点〕
第1図は従来の圧縮機の取付け構造を示し、圧
縮機1はブラケツト2にて車両のエンジンルーム
内に取付けられている。ブラケツト2には所定の
間隔を有し、互いに対向するように壁部2a,2
bが設けられ、そのうち一方2aには貫通穴2c
が穿孔され、貫通穴2cには位置決め用のカラー
4が装着されている。また壁方の他方2bにはボ
ルト3を螺着するためのねじ部2dが設けられて
いる。
一方、圧縮機1のハウジング底部には、パイプ
5が溶接等により固着されている。
以上の構成において圧縮機1をブラケツト2に
取付ける際は、ブラケツト2の壁部2a側方の空
間Aから、ボルト3を矢印B方向に挿入し、カラ
ー4、パイプ5を貫通してブラケツト2のねじ部
2dに螺着して取付けるようになつている。
しかし、この場合、ブラケツト2の側方空間A
は、少なくともボルト3の長さlだけの距離を有
する空間が必要であり、取付空間に制約を受け自
動車エンジンルーム内部のような限られた空間内
に圧縮機を取付ける場合に大きな問題となる。
特に近年は、自動車エンジンルーム内には、エ
ンジンのみならず、多種多様の機能部品が搭載さ
れており、そのため個々の部品の取付空間はでき
るだけ少なくすることが望まれている。
〔考案の効果〕
そこで本考案は上記問題点に鑑み、より少ない
スペースで圧縮機の取付けが可能な構造を提供す
ることを目的とする。
〔実施例〕
以下本考案を図に示す実施例によつて詳細に説
明する。第2図は、本考案の圧縮機の取付け構造
を示す分解図であり、圧縮機10は、鉄製ブラケ
ツト20によつて図示しない自動エンジンに取付
けられる。符号11は、通電のオン・オフに応じ
て自動車エンジンの駆動力を圧縮機10に伝達す
るように圧縮機10に連結された電磁クラツチで
あり、駆動された圧縮機10は、自動車用空調装
置の図示しない低圧冷媒配管に接続された吸入口
10aより低圧冷媒を吸入し、高温高圧の液冷媒
に圧縮した後、吐出口10bより図示しない高圧
冷媒配管内に吐出するようになつている。
この圧縮機10のハウジング10gには、圧縮
機10をブラケツト20に取付けるための保持部
材10c,10dが一体に設けられており、それ
ぞれの保持部材10d,10cには、ボルト30
を通すための貫通穴10e,10fが開けられて
いる。
一方、鋳造製のブラケツト20は3つの仕切り
20c,20d,20eによつて所定の間隔を隔
てて互いに対向するように設けられた壁部20
a,20bを有している。壁部20a,20bの
うち、一方20aには、U字溝21,22が2ケ
所設けられ、他方には、U字溝21,22と対向
する部分に貫通穴23,24が開けられている。
貫通穴23,24にはそれぞれ、ねじ穴40a,
41aを有するカラー40,41が軸方向に摺動
可能に装着されている。カラー40は第3図に詳
細に示すように、内部に貫通するねじ穴40aを
有する円管体40bと、円管体40bが回転しな
いように、円管体40bと一体に設けられた方形
状の平板40cとから構成されている。またこの
平板40cは、円管体40bと別体のものを溶接
等にて接合してもよい。なお、カラー41もカラ
ー40と同様な構成を有する。
また、ブラケツト20に形成された各仕切部2
0c,20d,20eの圧縮機10のハウジング
10gと当接する部分は、円弧状となつており、
略円筒形の圧縮機ハウジング10gをしつかりと
保持するようになつている。
上記の如く構成されたブラケツト20には、上
記の他に、エンジンの形状に合わせて複数の支持
部25,26,27(第2図に示す角度からは見
えないものも含む)が一体に設けられており、そ
れぞれの支持部25,26,27に設けられた穴
25a,26a,27aにボルト50を通し、ブ
ラケツト20はエンジンに固定される。
次に、上記のように構成された本実施例におけ
る圧縮機10のブラケツト20への取付け方法に
ついて説明する。
まず、ボルト30を保持部材10c,10dの
貫通穴10e,10fに挿入した状態で、圧縮機
10を第2図の矢印Dに示す如く、ブラケツト2
0に設置する。このとき2本のボルト30の頭部
付近は、保持部材c,10dから若干突出してお
り、ブラケツト20U字溝21,22にはめ込ま
れている。
次に第3図においてボルト30の頭部30aを
スパナ等で時計方向に回転させると、ボルト30
は第3図の矢印B方向に進む。一方、カラー40
は、ボルト30の回転に従い、第3図の矢印C方
向に進む。従つて、圧縮機10のブラケツト20
への取付けが完了した状態では、ボルト30とカ
ラー40,41の螺着によりボルト30の頭部3
0aは、U字溝21,22が設けられた壁部20
bの外側端面20fに係保され、保持部材10
c,10dの両端は、カラー40,41の平板4
0c,41c、及び壁部20bの内側端面20g
からしつかりと挟持され圧縮機10の取付位置が
確実に決まる。
なお、上述の実施例ではカラー40は円管体4
0bと、平板40cとから構成されているがこの
他に例えばねじ穴を有する多角形の管をカラー4
0に持いることにより、カラー40の回転を防止
してもよいことは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案は、ボルトの頭部付
近をわずかに突出させた状態でボルトを圧縮機の
保持部材に挿入した後、圧縮機をブラケツトに取
付けることができるため、ブラケツトの側方に大
きな空間を必要とせずに取付けが可能となり、実
質上極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧縮機取付け構造を示す概略分
解断面図、第2図は本考案の圧縮機の取付け構造
を示す分解斜視図、第3図、第4図はそれぞれ本
考案の圧縮機取付け途中、取付け完了を示す概略
断面図である。 10……圧縮機、10c,10d……保持部
材、10e,10f……ボルト貫通穴、10……
ブラケツト、20a,20b……壁部、21,2
2……U字溝、23,24……貫通穴、30……
ボルト、40,41……カラー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定の間隔を隔てて互いに対向するように設け
    られた壁部を有し、この壁部のうち一方には貫通
    穴を設け、前記壁部の他方には前期貫通穴と対向
    する部分にU字溝を設けたブラケツトと、 前記貫通穴に、軸方向には摺動自在に、かつ回
    転しないように装着されると共に、内部にねじ穴
    を有するカラーと、 車両用空調装置の圧縮機ハウジングに設けら
    れ、ボルト貫通穴を有する保持部材と、 前期保持部材のボルト貫通穴に挿入され、頭部
    が、前記U字溝が設けられた前記壁部の外側端面
    に係持され、先端が、前記カラーのねじ穴に螺着
    されるボルトとを具備し、 前記ボルトとの螺着により、前記保持部材は前
    記U字溝が設けられた前記壁部の内周端面およ
    び、前記カラーの一端から挟持されることを特徴
    とする車両用空調装置の圧縮機取付構造。
JP17968383U 1983-11-21 1983-11-21 車両用空調装置の圧縮機取付け構造 Granted JPS6087341U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17968383U JPS6087341U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 車両用空調装置の圧縮機取付け構造

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JP17968383U JPS6087341U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 車両用空調装置の圧縮機取付け構造

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Publication Number Publication Date
JPS6087341U JPS6087341U (ja) 1985-06-15
JPH0220429Y2 true JPH0220429Y2 (ja) 1990-06-04

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ID=30389800

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JP17968383U Granted JPS6087341U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 車両用空調装置の圧縮機取付け構造

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JPS6087341U (ja) 1985-06-15

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