JPH0220422Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220422Y2 JPH0220422Y2 JP1984168261U JP16826184U JPH0220422Y2 JP H0220422 Y2 JPH0220422 Y2 JP H0220422Y2 JP 1984168261 U JP1984168261 U JP 1984168261U JP 16826184 U JP16826184 U JP 16826184U JP H0220422 Y2 JPH0220422 Y2 JP H0220422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- sub
- tank
- bonnet
- frames
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、トラクターのボンネツト内に配置し
たラジエーターにおいて、ラジエーター内の冷却
水が減少した時に補給する為のサブタンクの配置
に関するものである。
たラジエーターにおいて、ラジエーター内の冷却
水が減少した時に補給する為のサブタンクの配置
に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来から自動車において、ラジエーターの前部
にラジエーター用サブタンクを配置した技術は公
知とされているのである。
にラジエーター用サブタンクを配置した技術は公
知とされているのである。
例えば実開昭52−26028号公報に記載の技術の
如くである。
如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案の目的は空席に座つたオペレータの前方
視界を良くする為にボンネツトを徐々に前下り状
としたものにおいて、ボンネツト内の最前部に位
置するラジエーターの高さを出来るだけ低くする
必要があり、従来はラジエーターの肩部に配置さ
れ、ラジエーター高を高くする原因となつていた
サブタンクを外して前方に位置させたものであ
る。
視界を良くする為にボンネツトを徐々に前下り状
としたものにおいて、ボンネツト内の最前部に位
置するラジエーターの高さを出来るだけ低くする
必要があり、従来はラジエーターの肩部に配置さ
れ、ラジエーター高を高くする原因となつていた
サブタンクを外して前方に位置させたものであ
る。
(ニ) 問題を解決するための手段
本考案の目的は以上の如くであり、該目的を達
成する為の構成を説明すると。
成する為の構成を説明すると。
フロントフレーム7,7の前部より、ラジエー
ター用ブラケツト9を下方へ延出架設し、前記左
右のフロントフレーム7,7の間でラジエーター
用ブラケツト9の上にラジエーター2を配置し、
該ラジエーター2の前面で、フロントフレーム
7,7より上方位置にラジエーター用サブタンク
1を配置したものである。
ター用ブラケツト9を下方へ延出架設し、前記左
右のフロントフレーム7,7の間でラジエーター
用ブラケツト9の上にラジエーター2を配置し、
該ラジエーター2の前面で、フロントフレーム
7,7より上方位置にラジエーター用サブタンク
1を配置したものである。
(ホ) 実施例と作用
本考案の目的・構成は以上の如くであり、添付
の図面に示した実施例の構成に基づいて、本考案
の作用を併せて説明すると。
の図面に示した実施例の構成に基づいて、本考案
の作用を併せて説明すると。
第1図は本考案のトラクターの全体平面図、第
2図は同じく全体側面図、第3図はボンネツト前
端のラジエーター部近辺の側面断面図、第4図は
同じく前面断面図である。
2図は同じく全体側面図、第3図はボンネツト前
端のラジエーター部近辺の側面断面図、第4図は
同じく前面断面図である。
第1図・第2図において、全体的構成から説明
すると。
すると。
オペレータは座席13に座つて、ステアリング
ハンドドル12を操作することにより運転作業を
行う。
ハンドドル12を操作することにより運転作業を
行う。
そして、前方への視界を良好にする為に第2図
の如く、ボンネツト天板10が前方へ行くに従つ
て高さCだけ低くなるように構成している。
の如く、ボンネツト天板10が前方へ行くに従つ
て高さCだけ低くなるように構成している。
又、第1図に示すようにオペレーターの足元か
ら、前輪16,16のステアリング状態が監視で
きるように、ボンネツト前端の幅bに対して、後
端の幅aを小にしている。
ら、前輪16,16のステアリング状態が監視で
きるように、ボンネツト前端の幅bに対して、後
端の幅aを小にしている。
フロントフレーム7の上にエンジン14を載置
しており、該エンジン14の幅の方がラジエータ
ー2の幅よりも小であるのでボンネツト側板11
L,11Rをラジエーター2、及びエンジン14
に密着するように構成すれば、このように前方の
視界も良好で、足元の視界も良好な構成とするこ
とができるのである。
しており、該エンジン14の幅の方がラジエータ
ー2の幅よりも小であるのでボンネツト側板11
L,11Rをラジエーター2、及びエンジン14
に密着するように構成すれば、このように前方の
視界も良好で、足元の視界も良好な構成とするこ
とができるのである。
このように視界を良好にしたボンネツト内の前
端位置に近く、エンジン14を載置したフロント
フレーム7,7より下方へ延出架設したラジエー
ター用ブラケツト9の上にラジエーター2を配置
している。
端位置に近く、エンジン14を載置したフロント
フレーム7,7より下方へ延出架設したラジエー
ター用ブラケツト9の上にラジエーター2を配置
している。
第3図・第4図に示す如く、ラジエーター2自
体も十分な冷却容量を持ち乍ら、できるだけ低い
位置に配置されるように工夫がなされている。
体も十分な冷却容量を持ち乍ら、できるだけ低い
位置に配置されるように工夫がなされている。
即ち、従来はフロントフレーム7,7の上にラ
ジエーター2を載置するのが一般的であつたが、
本考案では、左右のフロントフレーム7,7の間
に落とし込んだ形状でラジエーター2を支持すべ
く、ラジエーター用ブラケツト9を下方バンパー
を兼ねて突設している。
ジエーター2を載置するのが一般的であつたが、
本考案では、左右のフロントフレーム7,7の間
に落とし込んだ形状でラジエーター2を支持すべ
く、ラジエーター用ブラケツト9を下方バンパー
を兼ねて突設している。
本考案の要部であるラジエーター用サブタンク
1はフロントフレーム7,7又は、ボンネツトの
フロントグリル8等より突出したブラケツトに載
置し、フロントフレーム7,7の位置よりも上方
となるように配置している。
1はフロントフレーム7,7又は、ボンネツトの
フロントグリル8等より突出したブラケツトに載
置し、フロントフレーム7,7の位置よりも上方
となるように配置している。
このようにしてフロントフレーム7,7よりも
ラジエーター用サブタンク1の方を上方に構成す
ることにより、フロントグリル8の網目板からラ
ジエーター用サブタンク1が見える位置としてい
るのである。
ラジエーター用サブタンク1の方を上方に構成す
ることにより、フロントグリル8の網目板からラ
ジエーター用サブタンク1が見える位置としてい
るのである。
ラジエーター用サブタンク1は合成樹脂製の透
明材料で作られフロントグリル8の網目板の開口
より覗けばその残りの水位がわかるように設けて
いる。
明材料で作られフロントグリル8の網目板の開口
より覗けばその残りの水位がわかるように設けて
いる。
ラジエーター2の後面にはラジエーターフアン
4のシユラウド3が固設されており、ラジエータ
ーフアン4はエンジン14のクランクシヤフトの
延長PTO軸6より駆動されている。該延長PTO
軸6にフロントPTOプーリー5が設けられてお
り、ここから下方へVベルトを巻回してフントマ
ウント作業機やミツドマウント作業機を駆動して
いる。18は前照灯であり、ボンネツト天板10
内に収納されており、夜間作業時は突出して使用
される。
4のシユラウド3が固設されており、ラジエータ
ーフアン4はエンジン14のクランクシヤフトの
延長PTO軸6より駆動されている。該延長PTO
軸6にフロントPTOプーリー5が設けられてお
り、ここから下方へVベルトを巻回してフントマ
ウント作業機やミツドマウント作業機を駆動して
いる。18は前照灯であり、ボンネツト天板10
内に収納されており、夜間作業時は突出して使用
される。
(ヘ) 考案の効果
本考案は以上の如く構成したので次のような効
果を奏するものである。
果を奏するものである。
第1に、フロントフレーム7,7から下方に延
出架設したラジエーター用ブラケツト9の上にラ
ジエーター2を載置したことにより、ラジエータ
ー2の最高位置を低くすることができ、これによ
りボンネツトを前方が下がつて前下がり状に構成
することが出来たのである。
出架設したラジエーター用ブラケツト9の上にラ
ジエーター2を載置したことにより、ラジエータ
ー2の最高位置を低くすることができ、これによ
りボンネツトを前方が下がつて前下がり状に構成
することが出来たのである。
これにより、座席13に座つたオペレーターの
前方視界を広く確保することが出来たのである。
前方視界を広く確保することが出来たのである。
第2に、ラジエーター用サブタンク1をフロン
トフレーム7,7よりも上方に位置することによ
り、ラジエーター用サブタンク1とラジエーター
2を上下方向に接近して配置することができ、こ
れにより、ラジエーター用サブタンク1とラジエ
ーター2の間の冷却水の移動をスムーズにするこ
とが出来たものである。
トフレーム7,7よりも上方に位置することによ
り、ラジエーター用サブタンク1とラジエーター
2を上下方向に接近して配置することができ、こ
れにより、ラジエーター用サブタンク1とラジエ
ーター2の間の冷却水の移動をスムーズにするこ
とが出来たものである。
第3に、ラジエーターのサブタンクをボンネツ
トフロントグリルの後部で、フロントフレーム
7,7よりも上方に配置したことにより、ラジエ
ーターの吸引風によつてサブタンク内の高温水を
冷却することができる。
トフロントグリルの後部で、フロントフレーム
7,7よりも上方に配置したことにより、ラジエ
ーターの吸引風によつてサブタンク内の高温水を
冷却することができる。
第4に、ボンネツトのフロントグリル側から、
網目板を通して覗き込めば、透明樹脂製のサブタ
ンクの水面レベルを目視することができサブタン
ク内の水がなくなり焼き付けを発生する恐れがな
くなつたのである。
網目板を通して覗き込めば、透明樹脂製のサブタ
ンクの水面レベルを目視することができサブタン
ク内の水がなくなり焼き付けを発生する恐れがな
くなつたのである。
第1図は本考案の農用トラクターの全体平面
図。第2図は同じく全体側面図。第3図はボンネ
ツト前端ラジエーター部近辺の側面断面図。第4
図は同じく前面断面図である。 1……サブタンク、2……ラジエーター、3…
…シユラウド、8……ボンネツトフロントグリ
ル。
図。第2図は同じく全体側面図。第3図はボンネ
ツト前端ラジエーター部近辺の側面断面図。第4
図は同じく前面断面図である。 1……サブタンク、2……ラジエーター、3…
…シユラウド、8……ボンネツトフロントグリ
ル。
Claims (1)
- フロントフレーム7,7の前部より、ラジエー
ター用ブラケツト9を下方へ延出架設し、前記左
右のフロントフレーム7,7の間でラジエーター
用ブラケツト9の上にラジエーター2を配置し、
該ラジエーター2の前面で、フロントフレーム
7,7より上方位置にラジエーター用サブタンク
1を配置したことを特徴とするラジエーターのサ
ブタンク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984168261U JPH0220422Y2 (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984168261U JPH0220422Y2 (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6182029U JPS6182029U (ja) | 1986-05-30 |
JPH0220422Y2 true JPH0220422Y2 (ja) | 1990-06-04 |
Family
ID=30726040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984168261U Expired JPH0220422Y2 (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0220422Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5226028B2 (ja) * | 1971-12-07 | 1977-07-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5226028U (ja) * | 1975-08-15 | 1977-02-23 |
-
1984
- 1984-11-05 JP JP1984168261U patent/JPH0220422Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5226028B2 (ja) * | 1971-12-07 | 1977-07-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6182029U (ja) | 1986-05-30 |
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