JPH02204139A - シートトラック - Google Patents
シートトラックInfo
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- JPH02204139A JPH02204139A JP2436889A JP2436889A JPH02204139A JP H02204139 A JPH02204139 A JP H02204139A JP 2436889 A JP2436889 A JP 2436889A JP 2436889 A JP2436889 A JP 2436889A JP H02204139 A JPH02204139 A JP H02204139A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/06—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable
- B60N2/07—Slide construction
- B60N2/075—Slide construction roller-less
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60N2/07—Slide construction
- B60N2/0702—Slide construction characterised by its cross-section
- B60N2/0705—Slide construction characterised by its cross-section omega-shaped
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60N2/0702—Slide construction characterised by its cross-section
- B60N2/0715—C or U-shaped
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はシートを基体に対してスライド可能に案内支持
するシートトラックに関し、特に自動車においてシート
を車体に対してスライド可能に案内支持するシートトラ
ックに関するものである。
するシートトラックに関し、特に自動車においてシート
を車体に対してスライド可能に案内支持するシートトラ
ックに関するものである。
(従来の技術)
自動車用シートを車体に対してスライド可能に案内支持
するシートトラックは、左右両側にフランジを備えた内
側レールと、内側レールのフランジを側方から包み込む
耳部を左右両側に備えた外側レールとからなり、ローラ
やボールなどが両レール間に配されているのが一般であ
る。
するシートトラックは、左右両側にフランジを備えた内
側レールと、内側レールのフランジを側方から包み込む
耳部を左右両側に備えた外側レールとからなり、ローラ
やボールなどが両レール間に配されているのが一般であ
る。
二のようにローラやボールなどを用いて荷重を点受けす
るシートトラックに対し、実公昭58−26824号公
報では、第8図及び第9図に示すように、合成樹脂製の
滑り材aを外側レールbと内側レールCとの間に介装し
、外側レールbの耳部d内において内側レールCのフラ
ンジeを前記滑り材aで抱持することによって荷重を面
受けするシートトラックが!2案されている。
るシートトラックに対し、実公昭58−26824号公
報では、第8図及び第9図に示すように、合成樹脂製の
滑り材aを外側レールbと内側レールCとの間に介装し
、外側レールbの耳部d内において内側レールCのフラ
ンジeを前記滑り材aで抱持することによって荷重を面
受けするシートトラックが!2案されている。
(発明が解決しようとする課M)
しかし上記従来の滑り材は、ポリアセタールなど硬質の
合成樹脂製で軟弾性に乏しいため、その断面寸法形状に
誤差があるとシートトラックのスライド動がスムーズで
なくなるという問題がある。例えば滑り材の外形形状が
大であると内側レールや外側レールとの間の摩擦も大に
なり、逆に外形形状が小であると両レールとの間にガタ
付きが生じる。
合成樹脂製で軟弾性に乏しいため、その断面寸法形状に
誤差があるとシートトラックのスライド動がスムーズで
なくなるという問題がある。例えば滑り材の外形形状が
大であると内側レールや外側レールとの間の摩擦も大に
なり、逆に外形形状が小であると両レールとの間にガタ
付きが生じる。
又滑り材を正確な断面寸法形状に成形したとしても、レ
ールにプレス誤差や板厚誤差がある場合、硬質の滑り材
はこれら誤差を十分に吸収することができないため、や
はり上記不具合が生じるという問題もある。
ールにプレス誤差や板厚誤差がある場合、硬質の滑り材
はこれら誤差を十分に吸収することができないため、や
はり上記不具合が生じるという問題もある。
更に、グリースを併用する場合、上記誤差があると外側
レールの耳部内においてフランジの基部側部位と滑り材
との間に隙間が生じ易いため、フランジと滑り材との間
に介在するグリースの封止が不十分となり、グリースが
外部に漏出するという問題もある。
レールの耳部内においてフランジの基部側部位と滑り材
との間に隙間が生じ易いため、フランジと滑り材との間
に介在するグリースの封止が不十分となり、グリースが
外部に漏出するという問題もある。
本発明は上記問題点に鑑み、滑り材やレールの成形誤差
を吸収することができると共に、グリースを十分に封止
することができ、スムーズなスライド動を行うことがで
きるシートトラックを提供することを目的とする。
を吸収することができると共に、グリースを十分に封止
することができ、スムーズなスライド動を行うことがで
きるシートトラックを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するため、左右両側にフランジ
を有する内側レールと、この内側レールのフランジを側
方から包み込む耳部を左右両側に有する外側レールとの
間に、軟弾性を有する滑り材を介装し、且つ前記耳部内
において、前記滑り材を前記フランジの基部側部位に上
下から弾接させると共に、前記フランジの差込端が差し
込まれる差込口を端部に有する挿入空間を前記滑り材に
よって形成したことを特徴とする。
を有する内側レールと、この内側レールのフランジを側
方から包み込む耳部を左右両側に有する外側レールとの
間に、軟弾性を有する滑り材を介装し、且つ前記耳部内
において、前記滑り材を前記フランジの基部側部位に上
下から弾接させると共に、前記フランジの差込端が差し
込まれる差込口を端部に有する挿入空間を前記滑り材に
よって形成したことを特徴とする。
尚、上記構成において、差込端をフランジの側縁部側部
位の挿入端部が挿入方向に張り出した形状又は反挿入方
向に後退した形状に形成したり、更にその先端側が薄肉
となるテーパ状に形成すれば内側レールの組付作業上好
適である。
位の挿入端部が挿入方向に張り出した形状又は反挿入方
向に後退した形状に形成したり、更にその先端側が薄肉
となるテーパ状に形成すれば内側レールの組付作業上好
適である。
(作 用)
上記構成によれば、滑り材やレールに成形誤差がある場
合でも、外側レールの耳部内において滑り材をその軟弾
性によって内側レールのフランジの基部側部位に上下か
ら逍切な圧接力で軟弾接させることができるので、前記
成形誤差を吸収することができ、ガタ付きを生じたり摩
擦を大きくすることなくシートトラックのスライド動を
スムーズに行わせることができる。
合でも、外側レールの耳部内において滑り材をその軟弾
性によって内側レールのフランジの基部側部位に上下か
ら逍切な圧接力で軟弾接させることができるので、前記
成形誤差を吸収することができ、ガタ付きを生じたり摩
擦を大きくすることなくシートトラックのスライド動を
スムーズに行わせることができる。
又前記耳部内において前記フランジと滑り材との間に介
在するグリースを、フランジの基部側部位において十分
に封止することができるので、グリースの外部への漏出
を防止することができる。
在するグリースを、フランジの基部側部位において十分
に封止することができるので、グリースの外部への漏出
を防止することができる。
尚、内側レールの差込端をフランジの側縁部側部位の挿
入端部が挿入方向に張り出した形状又は反挿入方向に後
退した形状に形成したり、その先端側が薄肉となるテー
パ状に形成することにより、この差込端を前記端部差込
口に確実に差し込むことができるので、内側レールの組
付作業を機械的に能率良く行うことができる。
入端部が挿入方向に張り出した形状又は反挿入方向に後
退した形状に形成したり、その先端側が薄肉となるテー
パ状に形成することにより、この差込端を前記端部差込
口に確実に差し込むことができるので、内側レールの組
付作業を機械的に能率良く行うことができる。
(実施例)
第1図ないし第4図は、本発明を自動車のシートトラッ
クに適用した第1実施例を示す。
クに適用した第1実施例を示す。
本実施例の内側レール1は車体側に取付けられ、外側レ
ール2はシート側に取付けられる。
ール2はシート側に取付けられる。
内側レール1は、凹溝状基部3の左右上端部から側方に
延設されたフランジ4を有する。外側レール2は平板状
基部5の左右両側に、前記フランジ4を上方、側方、下
方から包み込む耳部6を有する。これらレール1.2は
プレス加工により成形される。
延設されたフランジ4を有する。外側レール2は平板状
基部5の左右両側に、前記フランジ4を上方、側方、下
方から包み込む耳部6を有する。これらレール1.2は
プレス加工により成形される。
両レール1.2間に介装される滑り材7は、軟弾性に優
れた熱可塑性ウレタン樹脂からなり、両レールl、2間
に介装された状態(第1図参照)よりも下方が若干左右
方向に開いた形状に押出成形した後、所定長さ寸法に切
断して得たものである。この熱可塑性ウレタン樹脂はへ
たりが少ないと共に、滑りが良く、摩耗が少ない上に、
耐油性や成形性が良好で、寸法精度も良いという特性を
備えている。滑り材7の前記フランジ4の上面及び下面
に対応する部位は、第1図に示すように厚肉成形され、
その表面に複数条のグリース溝8が設けられている。
れた熱可塑性ウレタン樹脂からなり、両レールl、2間
に介装された状態(第1図参照)よりも下方が若干左右
方向に開いた形状に押出成形した後、所定長さ寸法に切
断して得たものである。この熱可塑性ウレタン樹脂はへ
たりが少ないと共に、滑りが良く、摩耗が少ない上に、
耐油性や成形性が良好で、寸法精度も良いという特性を
備えている。滑り材7の前記フランジ4の上面及び下面
に対応する部位は、第1図に示すように厚肉成形され、
その表面に複数条のグリース溝8が設けられている。
一方、内側レール1のフランジ4は外側レール2の耳部
6内に挿入されるが、本実施例ではフランジ4の側縁部
側部位4bの挿入端部を挿入方向に張り出して差込端9
を形成すると共に、第3図に示すように、差込端9を先
端側が薄肉となるテーパ状にプレス加工している。この
プレス加工は、内側レールlのプレス加工を行うプレス
機が順送タイプであれば加工コストは殆どアップせず、
単発タイプであれば1工程追加すればよい。
6内に挿入されるが、本実施例ではフランジ4の側縁部
側部位4bの挿入端部を挿入方向に張り出して差込端9
を形成すると共に、第3図に示すように、差込端9を先
端側が薄肉となるテーパ状にプレス加工している。この
プレス加工は、内側レールlのプレス加工を行うプレス
機が順送タイプであれば加工コストは殆どアップせず、
単発タイプであれば1工程追加すればよい。
両レール1.2を組付けるには、先ず滑り材7を外側レ
ール2の内面に略全長にわたって装着し、第1図及び第
2図に示すように、外側レール2の耳部6内面に沿った
形状に弾性変形させ、内側レール1のフランジ4の側縁
部側部位4bに対応する挿入空間10を適正形状に形成
する。滑り材7のフランジ基部側部位4aに対応する上
下部位は、その隙間寸法が前記基部側部位4aの厚さ寸
法よりも小となるように設定する。前記挿入空間10の
挿入方向端部には、内側レールlの差込端9が差し込ま
れる端部差込口11が形成される。
ール2の内面に略全長にわたって装着し、第1図及び第
2図に示すように、外側レール2の耳部6内面に沿った
形状に弾性変形させ、内側レール1のフランジ4の側縁
部側部位4bに対応する挿入空間10を適正形状に形成
する。滑り材7のフランジ基部側部位4aに対応する上
下部位は、その隙間寸法が前記基部側部位4aの厚さ寸
法よりも小となるように設定する。前記挿入空間10の
挿入方向端部には、内側レールlの差込端9が差し込ま
れる端部差込口11が形成される。
内側レールlの差込端9を、滑り材7の形成する端部差
込口11から挿入空間10に挿入する。
込口11から挿入空間10に挿入する。
このとき、前記差込端9は先端側が薄肉となるテーパ状
で且つ前記端部差込口11の隙間寸法よりも小であるの
で、この挿入端9を確実に端部差込口11に差し込むこ
とができ、且つ挿入空間10を押し拡げながらフランジ
4を挿入することができる。尚、第4図に示すように、
内側レールlのフランジ4の側縁部側部位4bが基部側
部位4aに対して下向きに屈曲し、外側レール2の耳部
6の内側縁部が上向きに屈曲している場合は、滑り材7
を図示する形状に形成すると好適である。
で且つ前記端部差込口11の隙間寸法よりも小であるの
で、この挿入端9を確実に端部差込口11に差し込むこ
とができ、且つ挿入空間10を押し拡げながらフランジ
4を挿入することができる。尚、第4図に示すように、
内側レールlのフランジ4の側縁部側部位4bが基部側
部位4aに対して下向きに屈曲し、外側レール2の耳部
6の内側縁部が上向きに屈曲している場合は、滑り材7
を図示する形状に形成すると好適である。
以上のように構成したシートトラックによれば、滑り材
7がフランジ4の基部側部位4aに軟弾接して荷重を面
受けすることができるので、ローラやボールを用いた従
来のシートトラックに比較して強度上有利であるのみな
らず、滑り材7の軟弾性によってレールl、2の断面寸
法形状のプレス誤差や板圧誤差、及び滑り材7内体の成
形誤差を吸収することができるという利点がある。又フ
ランジ4と滑り材7との間に介在するグリースをフラン
ジ4の基部側部位4a下面において確実に封止すること
ができるので、前記グリースが外部に漏出することを防
止することができる。
7がフランジ4の基部側部位4aに軟弾接して荷重を面
受けすることができるので、ローラやボールを用いた従
来のシートトラックに比較して強度上有利であるのみな
らず、滑り材7の軟弾性によってレールl、2の断面寸
法形状のプレス誤差や板圧誤差、及び滑り材7内体の成
形誤差を吸収することができるという利点がある。又フ
ランジ4と滑り材7との間に介在するグリースをフラン
ジ4の基部側部位4a下面において確実に封止すること
ができるので、前記グリースが外部に漏出することを防
止することができる。
第5図に示す本発明の第2実施例、及び第6図に示す本
発明の第3実施例を説明する。
発明の第3実施例を説明する。
これら実施例では内側レールエをシート側に取付けると
共に、!A側レール2を車体側に取付けている。又挿入
空間10を第1実施例に比べて拡大し、内側レール1の
挿入作業を一層容易に行うことができるように構成する
と共に、軟弾性を有する滑り材7の荷重に対する初期の
撓み量が大となるような形状に成形し、耐荷重性を??
’lなうことなく成形誤差の吸収性が一層向上するよう
に構成している。
共に、!A側レール2を車体側に取付けている。又挿入
空間10を第1実施例に比べて拡大し、内側レール1の
挿入作業を一層容易に行うことができるように構成する
と共に、軟弾性を有する滑り材7の荷重に対する初期の
撓み量が大となるような形状に成形し、耐荷重性を??
’lなうことなく成形誤差の吸収性が一層向上するよう
に構成している。
第2実施例の滑り材7は、フランジ4の上面に弾接する
リップ部12と、フランジ4の下面に弾接する弯曲部1
3とを備えている。荷重が小のときはリップ部12又は
弯曲部13の形状が大きく変形することにより大きな撓
み量で荷重を受け、荷重が大のときは滑り材7の圧縮変
形によって小さな撓み量で荷重を受けることができる。
リップ部12と、フランジ4の下面に弾接する弯曲部1
3とを備えている。荷重が小のときはリップ部12又は
弯曲部13の形状が大きく変形することにより大きな撓
み量で荷重を受け、荷重が大のときは滑り材7の圧縮変
形によって小さな撓み量で荷重を受けることができる。
第3実施例の滑り材7は、フランジ4の上面及び下面に
対応する部位に複数の突条14を備え、荷重が小のとき
はこれら突条14によって大きな撓み量で荷重を受け、
その後は滑り材7の圧縮変形によって小さな撓み量で荷
重を受ける。
対応する部位に複数の突条14を備え、荷重が小のとき
はこれら突条14によって大きな撓み量で荷重を受け、
その後は滑り材7の圧縮変形によって小さな撓み量で荷
重を受ける。
本実施例の滑り材7は圧縮変形の際、正肉部の圧縮変形
により第2実施例の滑り材に比較して大きな荷重を面受
けすることができる。尚、突条14.14間の凹部はグ
リース溝として利用することができる。
により第2実施例の滑り材に比較して大きな荷重を面受
けすることができる。尚、突条14.14間の凹部はグ
リース溝として利用することができる。
第7図は、本発明の第4実施例における内側レールlの
差込端9の形状を示している。
差込端9の形状を示している。
本実施例ではこの差込端9を、フランジ4の側縁部側部
位4bの挿入端部を反挿入方向に後退させた形状に形成
している。本実施例によれば、内側レールlの差込端9
を滑り材7の形成する端部差込口11(第2図参照)か
ら挿入空間10に挿入する際、前記差込端9が前記滑り
材7のフランジ基部側部位4aに対応する上下部位を側
方から上下に押し分けて前記挿入空間10に差し込まれ
るので、端部差込口11が狭い場合に有利である。
位4bの挿入端部を反挿入方向に後退させた形状に形成
している。本実施例によれば、内側レールlの差込端9
を滑り材7の形成する端部差込口11(第2図参照)か
ら挿入空間10に挿入する際、前記差込端9が前記滑り
材7のフランジ基部側部位4aに対応する上下部位を側
方から上下に押し分けて前記挿入空間10に差し込まれ
るので、端部差込口11が狭い場合に有利である。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成するこ
とができる。例えば上記実施例において、内外レールの
何れをシート側、車体側に取付けてもよい。
とができる。例えば上記実施例において、内外レールの
何れをシート側、車体側に取付けてもよい。
(発明の効果)
本発明は上記構成、作用を有するので、内側レール、外
側レール及び滑り材の各断面寸法形状に誤差があっても
その誤差を滑り材の軟弾性によって吸収することができ
ると共に、グリースが内側レールのフランジ基部側部位
と滑り材との間から外部に漏出することを防止でき、ス
ライド動がスムーズなシートトラックを提供することが
できる。
側レール及び滑り材の各断面寸法形状に誤差があっても
その誤差を滑り材の軟弾性によって吸収することができ
ると共に、グリースが内側レールのフランジ基部側部位
と滑り材との間から外部に漏出することを防止でき、ス
ライド動がスムーズなシートトラックを提供することが
できる。
尚、内側レールの差込端をフランジの側縁部側部位の挿
入端部が挿入方向に張り出した形状又は反挿入方向に後
退した形状に形成したり、その先端側が薄肉となるテー
パ状に形成することによって、内側レールの組付作業を
自動化することが可能となる。
入端部が挿入方向に張り出した形状又は反挿入方向に後
退した形状に形成したり、その先端側が薄肉となるテー
パ状に形成することによって、内側レールの組付作業を
自動化することが可能となる。
第1図は本発明の第1実施例を示す断面図、第2図は同
実施例において内側レールを外側レールに組付ける状態
を示す斜視図、第3図は第2図の■−■断面断面筒4図
は同実施例の変形例を示す断面図、第5図は本発明の第
2実施例を示す断面図、第6図は本発明の第3実施例を
示す断面図、第7図は本発明の第4実施例を示す要部の
斜視図、第8図は従来例の斜視図、第9図は従来例の断
面図である。 端部差込口
実施例において内側レールを外側レールに組付ける状態
を示す斜視図、第3図は第2図の■−■断面断面筒4図
は同実施例の変形例を示す断面図、第5図は本発明の第
2実施例を示す断面図、第6図は本発明の第3実施例を
示す断面図、第7図は本発明の第4実施例を示す要部の
斜視図、第8図は従来例の斜視図、第9図は従来例の断
面図である。 端部差込口
Claims (4)
- (1)左右両側にフランジを有する内側レールと、この
内側レールのフランジを側方から包み込む耳部を左右両
側に有する外側レールとの間に、軟弾性を有する滑り材
を介装し、且つ前記耳部内において、前記滑り材を前記
フランジの基部側部位に上下から弾接させると共に、前
記フランジの差込端が差し込まれる端部差込口を有する
挿入空間を前記滑り材によって形成したことを特徴とす
るシートトラック。 - (2)差込端を、フランジの側縁部側部位の挿入端部が
挿入方向に張り出した形状に形成したことを特徴とする
請求項1記載のシートトラック。 - (3)差込端を、先端側が薄肉となるテーパ状に形成し
たことを特徴とする請求項1又は2記載のシートトラッ
ク。 - (4)差込端を、フランジの側縁部側部位の挿入端部が
反挿入方向に後退した形状に形成したことを特徴とする
請求項1記載のシートトラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2436889A JPH02204139A (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | シートトラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2436889A JPH02204139A (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | シートトラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02204139A true JPH02204139A (ja) | 1990-08-14 |
Family
ID=12136248
Family Applications (1)
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JP2436889A Pending JPH02204139A (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | シートトラック |
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JP (1) | JPH02204139A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2757807A1 (fr) * | 1996-12-31 | 1998-07-03 | Renault | Dispositif d'obturation d'une ouverture radiale d'un rail de guidage |
JP2006168589A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Toyo Seat Co Ltd | シートのスライド装置 |
JP2008506299A (ja) * | 2004-07-08 | 2008-02-28 | ハイテック パーツ カンパニー リミテッド | スライド型携帯電話用のスライダー組立体及びスライド型携帯電話 |
CN109476251A (zh) * | 2016-07-06 | 2019-03-15 | 利富高(韩国)股份有限公司 | 汽车用托盘 |
CN111225822A (zh) * | 2017-10-17 | 2020-06-02 | 马自达汽车株式会社 | 座椅滑动机构 |
-
1989
- 1989-02-01 JP JP2436889A patent/JPH02204139A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2757807A1 (fr) * | 1996-12-31 | 1998-07-03 | Renault | Dispositif d'obturation d'une ouverture radiale d'un rail de guidage |
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