JPH02204109A - 自動車の車輪懸架装置 - Google Patents

自動車の車輪懸架装置

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JPH02204109A
JPH02204109A JP2223989A JP2223989A JPH02204109A JP H02204109 A JPH02204109 A JP H02204109A JP 2223989 A JP2223989 A JP 2223989A JP 2223989 A JP2223989 A JP 2223989A JP H02204109 A JPH02204109 A JP H02204109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
wheel
fixed
arm
friction plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2223989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Kami
加美 陽三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2223989A priority Critical patent/JPH02204109A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A3発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、自動車の車輪懸架装置、特に、ブレーキディ
スクを結着した車輪のハブを回転自在に支承するナック
ルの上方へ延びる長腕及び下方へ延びる短腕に、車体に
上下揺動自在に軸支されるアッパコントロールアーム及
ヒロアコントロールアームの各先端を上部ボールジヨイ
ント及び下部ボールジヨイントを介してそれぞれ連結し
たものに関する。
(2)従来の技術 従来のか−る車輪懸架装置では、下部ボールジヨイント
をブレーキディスクの摩擦板部−側方に隣接して配置し
ている(例えば特開昭56−99806号公報参照)。
(3)  発明が解決しようとする課題上部及び下部ボ
ールジヨイントの各中心間を結ぶ直線はキングピン軸線
となるのものであるが、従来の車輪懸架装置では、ブレ
ーキディスクに邪魔されて下部ボールジヨイントを車輪
の中心回転面に充分に近づけることができないため、必
然的にキングピン軸線が車輪の中心回転面から離れてし
まい、これが操舵抵抗を増加させる一因となっている。
本発明は、か−る事情に鑑みてなされたもので、ブレー
キディスクに殆ど邪魔されることなく上部及び下部ジヨ
イントの中心間を結ぶキングピン軸線を車輪の中心回転
面に充分に近づけ得るようにした前記車輪懸架装置を提
供することを目的とする。
B3発明の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、下部ボールジヨ
イントを、そのボールを上方へ向けてボールスタッドを
ロアコントロールアームの先端に固着すると共に前記ボ
ールを収容するボールソケットを前記短腕に固着した状
態で、前記ブレーキディスクの摩擦板部の内周縁内側に
配置したことを特徴とする。
(2)作 用 上記構成によれば、ブレーキディスクの摩擦板部に殆ど
邪魔されることなく下部ポールジジイントを車輪の中心
回転面に近づけることができ、したがってキングピン軸
線は車輪の中心回転面に充分に近づくことになる。
また、ブレーキディスクの摩擦板部も下部ボールベアリ
ングに拘束されることなく軸方向位置を自由に取ること
ができ、したがって車輪とブレーキディスクとの間に、
ブレーキキャリパ設置のための大きなスペースを確保す
ることができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
第1図はフロントエンジン・フロントドライブ式自動車
の前輪懸架装置、特に左前輪用を示す背面図であり、右
前輪用は左前輪用と対称的構成であるから、図示を省略
する。
図示しないパワーユニットから駆動される車輪駆動軸1
の外端にはホイールハブ2がスプライン嵌合されてナツ
ト3で固着され、そのホイールハブ2のフランジ部2a
に車輪Wのホイールディスク4がディスクブレーキ5の
ブレーキディスク6を挟んでボルト7及びホイールナツ
ト8により固着される。
ホイールハブ2はナックル9にボールベアリング10を
介して回転自在に支承される。
車輪Wのリム11はホイールディスク4から車体内方へ
オーバーハングするように形成され、このリム11の内
周面内側に前記ナックル9及びディスクブレーキ5が配
設される。
ブレーキディスク6は、ホイールハブ2に固着される取
付板部6aと、後述のブレーキキャリパ12と協働する
摩擦板部6bと、それらを結ぶ連結部6cとからなり、
その円錐連結部6cは車輪Wの中心回転面Aに向って大
径となる円錐形に形成され、また摩擦板部6bは上記中
心回転面Aに可及的に近接して配置される。また摩擦板
部6bを左右から跨ぐように配設されるブレーキキャリ
パ12はナックル9の前部または後部に支持される。し
たがって、図では便宜上ブレーキキャリパ12をナック
ル9の下方に示したが、実際にはナックル9の前方また
は後方に配置される。
図示例のブレーキキャリパ12は、摩擦板部6bの両側
面に対向する一対のNWバッドを一対の油圧ピストンで
直接押圧する4ポット対向式に構成されている。
ナックル9は、上方へ延びる長腕9aと下方へ延びる短
腕9bとを有し、その長腕9aには、車輪駆動軸lの上
方で車体Bに上下揺動自在に軸支13されたアッパコン
トロールアーム14の先端が上部ボールスタンド16を
介して連結され、また短腕9bには、車輪駆動軸1の下
方で車体Bに上下揺動自在に軸支18されたロアコント
ロールアーム15の先端が下部ボールジヨイント17を
介して連結される。そしてロアコントロールアーム15
と車体Bとの間に懸架ばね付ダンパ19が介装される。
上部ボールジヨイント16において、ボールスタッド2
0は、ボール21を上方へ向けて前記長腕9aにテーパ
嵌合してナツト23により固着され、上記ボール21を
収容するソケット22はアッパコントロールアーム14
の先端に嵌着される。
また下部ボールシラインド17において、ボールスタン
ドは、ボール24を上方へ向けてロアコントロールアー
ム15の先端に固着され、ボール25を収容するソケッ
ト26はロアコントロールアーム15の先端に嵌着され
る。その際、特に、ボールスタンド24はロアコントロ
ールアーム15の取付孔27に、該スタッド24がロア
コントロールアーム15の下面から突出しないように嵌
合される。ロアコントロールアーム15の先端部には取
付孔27に達するすり割り28が設けられており、第2
図に示すようにこのすり割り28を横断してロアコント
ロールアームエ5の先端部にボルト29を螺合緊締する
ことによりポールスタッド24はロアコントロールアー
ム15に固着すれる。また上記ボルト29は、ボールス
タンド24の周溝30に係合してボールスタンド24の
抜止めを強化する。
而して、上部ポールジヨイント16は、そのボール21
と下部ボールジヨイント17のボール25との間隔を可
及的大きくするように、リム11に形成された半径方向
膨出部11aの内周面に近接して配置される。また下部
ポールジテイント17は、そのボール25が車輪Wの中
心回転面Aに可及的に近接すべくブレーキディスク6の
摩擦板部6bの内周縁内側に配置される。
両ポールジ町イン)16,1.7のボール中心を結ぶ軸
線には車輪Wのキャスタを決定するキングピン軸線とな
り、該軸線に周りに車輪Wを転向させるべく、図示しな
いステアリングmtnのタイロッドが図示しないナック
ルアームに連結される。
次にこの実施例の作用について説明する。
上部ボールスタンド16は、そのボール21を上方へ向
けてボールスタンド20をナックル9の長腕9aに固着
すると共に、ソケット22をアッパコントロールアーム
14の先端に嵌着した状態でリム11の膨出部11a内
周面に近接して配置されるので、上部及び下部ボールジ
ヨイント16、】7間の間隔が充分に得られ、両コント
ロールアーム14,15の車輪Wに対する支持剛性を高
めることができる。
また下部ボールスタンド17は、そのボール25を上方
へ向けてボールスタンド24をロアコントロールアーム
15の先端に固着すると共に、ソケット26をナックル
9の短腕9bに嵌着した状態で、ブレーキディスク5の
摩擦板部6b内周縁内側に配置されるので、両ボールジ
ゴイント16、】7の中心間を結ぶキングピン軸線Kを
摩擦板部6bに邪魔されることなく車輪Wの中心回転面
Aに充分に近づけることができ、これにより車輪転向時
の路面抵抗が小さくなり、したがって操行を軽快に行う
ことができる。
さらに下部ボールジヨイント17の上記のような配置に
よれば、該ボールジヨイント17と摩擦板部6bとの干
渉回避がもたらされるので、摩擦板部6bの軸方向位置
の選定により摩擦板部6b周りにブレーキキャリパ12
のための大なる設置スペースをつくることができ、これ
により4ポット対向式ブレーキキャリパや厚肉で高剛性
のブレーキキャリパを備える等の高性能のディスクブレ
ーキ5の採用が可能となる。
C1発明の効果 以上のように本発明によれば、下部ボールジヨイントを
、そのボールを上方へ向けてボールスタッドをロアコン
トロールアームの先端に固着すると共に前記ボールを収
容するボールソケットを前記短腕に固着した状態で、前
記ブレーキディスクの摩擦板部の内周縁内側に配置した
ので、ブレーキディスクの摩擦板部に殆ど邪魔されるこ
となく下部ボールジヨイントを車輪の中心回転面に近づ
けられることから、キングピン軸線を車輪の中心回転面
に充分に近づけることができ、これにより操行抵抗の減
少を図ることができる。また下部ボールジヨイントに拘
束されずにブレーキディスク周りにブレーキキャリパ設
置のための大きなスペースを確保できるからブレーキキ
ャリパの設計の自由度が大で、高性能のディスクブレー
キの採用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は自動車
の前輪懸架装置の左半部の縦断背面図、第2図は第1図
の■−■線断面図である。 A・・・中心回転面、B・・・車体、W・・・車輪、K
・・・キングピン軸線 4・・・ホイールディスク、5・・・ディスクブレーキ
、6・・・ブレーキディスク、6a・・・取付板部、6
b・・・摩擦板部、6c・・・円錐連結部、11・・・
リム、12・・・ブレーキキャリパ、14・・・アッパ
コントロールアーム、15・・・ロアコントロールアー
ム、16・・・上部ボールジヨイント、17・・・下部
ボールジヨイント、20・・・ボールスタッド、21・
・・ボール、22・・・ソケット、24・・・ボールス
タ・ンド、25・・・ボール、26・・・ソケット 特許出願人  本田技研工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ブレーキディスクを結着した車輪のハブを回転自在に支
    承するナックルの上方へ延びる長腕及び下方へ延びる短
    腕に、車体に上下揺動自在に軸支されるアッパコントロ
    ールアーム及びロアコントロールアームの各先端を上部
    ボールジョイント及び下部ボールジョイントを介してそ
    れぞれ連結した、自動車の車輪懸架装置において、 下部ボールジョイントを、そのボールを上方へ向けてボ
    ールスタッドをロアコントロールアームの先端に固着す
    ると共に前記ボールを収容するボールソケットを前記短
    腕に固着した状態で、前記ブレーキディスクの摩擦板部
    の内周縁内側に配置したことを特徴とする、自動車の車
    輪懸架装置。
JP2223989A 1989-01-31 1989-01-31 自動車の車輪懸架装置 Pending JPH02204109A (ja)

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JP2223989A JPH02204109A (ja) 1989-01-31 1989-01-31 自動車の車輪懸架装置

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JPH02204109A true JPH02204109A (ja) 1990-08-14

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