JPH02202924A - ポリエチレン―2,6―ナフタレートフイルム - Google Patents

ポリエチレン―2,6―ナフタレートフイルム

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JPH02202924A
JPH02202924A JP1020861A JP2086189A JPH02202924A JP H02202924 A JPH02202924 A JP H02202924A JP 1020861 A JP1020861 A JP 1020861A JP 2086189 A JP2086189 A JP 2086189A JP H02202924 A JPH02202924 A JP H02202924A
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浜野 久
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正広 細井
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達也 小川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気記録用テープに係わり、更に詳しくは長時
間記録可能な磁気記録テープに関するものである。
[従来技術] 磁気記録テープは、最近記録時間の延長(長時間化)の
要求が強く、その記録時間を長くする為には磁気記録テ
ープの全厚を薄くして供給リールに、より長く収納する
必要がある。しかしテープの全厚を薄くする為にはベー
スフィルムを薄くする必要がおるものの、実際にはテー
プのステイフネスが低下してローディング時及びアンロ
ーディング時にテープのエツジに傷がつき易くなったり
、また瞬間的に高引張力が加わったときテープが変形し
て記録に歪が生じる場合があった。
従って、長時間記録用磁気材料のベースとなるフィルム
には高ヤング率が要求される。
更に、最近のカメラ一体型VTR普及に伴ない、戸外へ
の持ち出し、自動車内への持ち込み等の苛酷な温度条件
にテープが曝される場合が多く、スキュー歪みを生じな
いようなテープの寸法安定性ひいてはベースフィルムの
寸法安定性の要求が強くなっている。
磁気記録テープのベースフィルムなどに、従来から二軸
配向ポリエチレンテレフタレートフィルムが使用されて
きていて、特に長時間記録用として縦方向のヤング率を
高めたいわゆるスーパーテンシライズフイルムが使用さ
れている。しかしポリエチレンテレフタレートフィルム
にあっては、縦方向のヤング率は高々850に、g、’
mm2 、その場合横方向ヤング率は高々450 KM
mlT12が限度である。
一方、縦方向ヤング率を高めようとすると横方向のヤン
グ率が必然的に低下する為、テープは走行中にエツジ部
の損傷を受けやすくなる。他方、フィルムの製造におい
て幅(横)方向ヤング率を高めようとすると、この場合
も必然的に充分な縦方向ヤング率が得られず、磁気ヘッ
ドとのタッチが悪くなり出力変動を生じる。
更に一方向のみのヤング率を高めると、その方向の引裂
き強度が低下し磁気テープにおいてはテープ切断をおこ
したりする別な問題がある。
更に高倍率延伸を施して、ヤング率を高くしたベースフ
ィルムには成形時に生じた歪が残存し、寸法安定性が低
い問題がある。また高倍率の延伸加工は製品歩留が低下
するという別な問題点もある。
従来技術では、ベースフィルム製膜工程又はテープ加工
工程にて弛緩熱処理とかエージング処理などの残存歪を
取り除く工程が不可欠であり製造条件の選択1組合せが
煩雑であった。
一方磁気用途分野は昨今、高密度記録化、高品質化の要
求がますます高まり、これに伴ってベースとなるポリエ
ステルフィルムには表面が平坦でしかも滑り性に優れ、
かつ耐久走行性、耐削れ性に優れていることの要求がま
すます強くなっている。
従来、易滑性を向上させる方法としてポリエステルに酸
化ケイ素、炭酸カルシウム等の無機質粒子を添加する方
法、又はポリエステルの合成時に重合体内でカルシウム
、リチウムあるいはリンを含む微粒子を析出せしめる方
法が提案されている。
いずれの方法もポリエステルを製膜した際に微粒子に由
来してフィルム表面に突起を形成し、フィルムの易滑性
を向上させるものである。
しかしながら、上記の如き微粒子による突起によってフ
ィルムの滑り性を改善する方法では、通常、フィルム表
面を粗面化する程滑り性は向上するが、一方ではこの粗
面化に起因して磁気塗料を塗布した表面が粗れ電磁変換
特性が悪化する傾向がある。
これらの相反する平坦性と易滑性とを解決する方策の一
つとして大粒径の粒子と小粒径の粒子とを併存させる複
合系無機粒子を利用する手段も数多く提案されている。
しかしながら、これらの手段にも問題がおり、そのまま
では磁気記録媒体の高級グレード化例えば高密度化、高
品質化等の要求に応じることが難しい。この理由は、複
合系無機粒子に用いられる大粒径粒子のサイズが高級グ
レード化の要求品質に対して粗大であること、大粒子に
なればなる程フィルム表面の突起は高くなると共に粒子
の囲りのボイドも大きくなり、カレンダー加工工程にお
いて高い突起部が削り落とざれドロップアウトの原因を
ひきおこすこと、更に添加粒子の分布が制御し難いこと
よりフィルム表面の突起が設計通りに調整し難いことに
ある。
本発明者は、上述の問題点を解決し、高品質の磁気記録
用途分野に適用可能な平坦性と易滑性と耐久性とを兼備
したフィルムの開発に成功した。
[発明の目的] 本発明の目的は、上記欠点を解消せしめ、磁気記録の長
時間化が可能で、かつ出力変動が少なくスキューの改良
された磁気記録テープを提供し、磁気記録材料として高
密度記録化、高品質でしかも繰り返し使用に耐え得るベ
ースフィルムを提供することにある。更にはフィルムに
おいて(1)表面に大きな突起はなく、平坦であるがド
ロップアウト等のノイズの原因とならない程度の微小な
突起が存在しており、(2)繰り返し走行時の1IEt
9係数が小さく、(3)磁気記録材料の加工工程及び磁
気記録再生Vt置の部分との接触によるベースフィルム
の削れ性が極めて少なく、連続的使用における耐久性が
良好な二輪延伸フィルムを提供することにある。
[発明の構成及び効果] 本発明者は、上記目的を達成する為、鋭意検討した結果
、ベースフィルムとして、二軸配向ポリエチレン−2,
6−ナフタレートフィルムを用い、そのヤング率及び熱
収縮率を調整し、且つフィルム表面を特定の粗さに設計
することにより上記特性を同時に満足させ得ることを知
見したものである。
すなわち、本発明は、縦方向のヤング率が650Kg/
 mm2以上であり、同時に横方向のヤング率も650
 K1mm2以上であり、かつ70℃において1時間無
荷重下で熱処理したときの熱収縮率が0.15%以下で
ある二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィ
ルムである。該フィルムは (1)表面粗さ(Ra)がo、 oi μm以上0.0
3μm以下であり、好ましくは、 (2) 200回繰返し走行侵の摩擦係数(μk)が0
.35以下であり、 (3)体積形状係数(f)が0.2〜π/6の範囲にあ
る微粒子に由来する多数の微細な突起をフィルム表面に
有しているという特性を備えている二軸配向ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレートフィルムである。
本発明にいうポリエチレン−2,6−ナフタレートとは
、その繰返し構造単位が実質的にエチレン−2,6−ナ
フタレンジカルボキシレート単位から構成されているも
のであればよく、共重合されないポリエチレン−2,6
−ナフタレンジカルボキシレートのみならず繰返し構造
単位の数の10%以下、好ましくは5%以下が他の成分
で変性されたような共重合体、及び他のポリマーとの混
合物2組成物をも含むものでおる。
ポリエチレン−2,6−ナフタレートはナフタリン−2
,6−ジカルボン酸、またはその機能的誘導体、および
エチレングリコールまたはその機能的誘導体とを触媒の
存在下で適当な反応条件の下に結合せしめることによっ
て合成されるが、本発明にいうポリエチレン−2,6−
ナフタレートには、このポリエチレン−2,6−ナフタ
レートの重合完結前に適当な1種又は2種以上の第三成
分く変性剤)を添加し、共重合または混合ポリエステル
としたものであってもよい。適当な第三成分としては、
2価のエステル形成官能基を有する化合物、例えばシュ
ウ酸、アジピン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、コハク酸、
ジフェニルエーテルジカルボン酸等のジカルボン酸、ま
たはその低級アルキルエステル、P−オキシ安息香I1
. P−オキシエトキシ安息香酸の如きオキシカルボン
酸、またはその低級アルキルエステル、あるいはプロピ
レングリコール、トリメチレングリコールの如き2価ア
ルコール類等の化合物があげられる。ポリエチ1ノンー
2.6−ナフタレートまたはその変性重合体は、例えば
安息香酸、ベンゾイル安息香酸、ベンジルオキシ安息香
酸、メトキシポリアルキレングリコールなどの1官能性
化合物によって末端の水W1基および/またはカルボキ
シル基を封鎖したものであってもよく、おるいは、例え
ば極く少量のグリセリン、ペンタエリスリトールの如き
3官能。
4官能工ステル形成化合物で実質的に線状の共重合体が
得られる範囲内で変性されたものでもよい。
一方、本発明における縦方向のヤング率は650Kg/
I!I[112以上、好ましくは680 K112以上
、更に好ましくは720 KMmm2以上であり、あま
り一方向にのみヤング率が高い場合にはその方向での引
裂き強度が低下し、例えば磁気テープなどの用途の場合
テープの切断等も懸念され、一方向にのみヤング率が高
いのは好ま(ツクない。そのために縦方向ヤング率(E
H)、横方向のヤング率(ET)の両者の差は200 
KMml12以下、好ましくは150に0/m1l12
以下、更に好ましくは100 Kg/mm2以下である
。また磁気テープにした時、一方向く縦方向)にのみ特
にヤング率が高い場合にはステイフネスのバランスもと
れず、テープとしてヘッドタッチが悪くなり、結果とし
て電磁変換特性の高い高品質のテープが得られない。
他方、本発明のフィルムでは横方向のヤング率は650
 K112以上、好ましくは680 KMmm2以上、
更に好ましくは720 KM市2以上tooOKM1!
1m2以下でおる。
縦方向、横方向ともにヤング率が650にg/1IIT
12以下のものではベースフィルムの厚み10μm以下
の薄物のときテープに加工すると充分なステイフネスが
得られず、長時間用の薄物テープを作ることは困難とな
る。テープが薄くなると、使用(走行)時においてテー
プの端面が損傷を受けるエツジダメージが発生する。横
方向のヤング率を1000にQ/mmZ以上に高めよう
とすると極端な横配向型となりテープとしたとき引裂き
強度が低下し好ましくない。
上記ポリエステルは、それ自体公知であり、且つそれ自
体公知の方法で製造することができるヮ上記ポリエステ
ルとしては、フェノール60%。
1.1,2.2−テトラクロロエタン40%の混合溶液
として35℃で測定して求めた固有粘度が約0.4〜約
0.9のものが好ましい。
本発明のポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルム
はそのフィルム表面に多数の微細な突起を有している。
それらの多数の微細な突起は本発明によればポリエステ
ル中に分散して含有される多数の球状シリカ粒子に由来
するものである。
かかる球状シリカ粒子を分散含有するポリエステルは、
通常ポリエステルを形成するための反応時、例えばエス
テル交換法による場合のエステル交換反応中あるいは重
縮合反応中の任意の時期、又は直接重合法による場合の
任意の時期に、球状シリカ粒子を反応系中に添加するこ
とにより製造することができる。好ましくは、重縮合反
応の初期例えば固有粘度が約0.3に至るまでの間に、
該球状シリカ粒子を反応系中に添加するのが好ましい。
また、本発明に使用できるシリカの球状微粒子は、下記
式 %式% で定義される体積形状係数(f)が0.2より大きくモ
してπ/6以下であるものである。
上記定義において、Dの粒子の平均最大粒径は粒子を横
切る任意の直線が粒子の周囲と交叉する2点間の距離の
うち最大の長さを持つ距離をいうものと理解すべきであ
る。
本発明における微粒子の好ましいfの値はO93〜π/
6であり、より好ましいfの(直は0.4〜π/6で必
る。fの値がπ/6である粒子は真球である。下限より
も小さいf値を持つ微粒子の使用ではフィルム表面線特
性の制御が極めて困難となる。
本発明においてポリエステル中に分散含有させる球状粒
子は粒径比(長径/短径〉が1.0〜1.2、好ましく
は1.0〜1.15、更に好ましくはi、o〜1.1で
あり、個々の形状が極めて真球に近いものである。
そして、この球状シリカ粒子は平均粒径が0.3〜2.
5 μm 、好ましくは0.4〜1.0 μm 、更に
好ましくは0.4〜0.8μmである。かかる球状粒子
は、従来から滑剤として知られているシリカ粒子が10
0m程度の超微細な塊状粒子か、これらが凝集して0.
5μm程度の凝集物(凝集粒子)を形成しているのとは
著しく異なる点に特徴がある。
シリカ粒子の平均粒径が0.3μm以下では、フィルム
の充分な滑り性が得られず好ましくない。
また平均粒径が2.5μmを超えると、フィルム表面の
突起が高くなり充分な電磁変換特性が得られず好ましく
ない。
ここで、球状粒子の長径、短径1面積円相当径は粒子表
面に金属を蒸着してのち電子顕微鏡にて例えば1万〜3
万倍に拡大した像から求め、平均粒径2粒径比を次式で
求める。
平均粒径=測定粒子の面積円相光径の総和/測定粒子の
敗 粒径比=シリカ粒子の平均長径/ 該粒子の平均短径 また、これら球状シリカ粒子は粒径分布がシャープであ
ることが好ましく、分布の急峻度を表わす相対標準m差
が0.5以下、更には0.4以下、特に0.3以下であ
ることが好ましい。
この相対標準偏差は次式で表わされる 相対標準fiA差が0.5以下の球状シリカ粒子を用い
ると、該粒子が真球状で且つ粒度分布が極めて急峻であ
ることから、フィルムの表面に形成される突起の分布は
極めて均一性が高く、突起高さのそろった滑り性の優れ
たポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルムが得ら
れる。
球状シリカ粒子は上述の条件を満たせば、その製法その
他に何ら限定されるものではない。例えば球状シリカ粒
子は、オルト珪酸エチル[St (OC2H5) 41
の加水分解から含水シリカ[Si (OH)41単分散
球をつくり、更にこの含水シリカ単分散法を脱水化処理
してシリカ結合[ミ5i−Q−8iミ]を三次元的に成
長させることにより製造できる(日本科学会誌’81.
 NO,9゜P1503)。
Si (OC2H5) 4  +4HzO→Si (O
H)4  +4C2H5OHミSt −OH+上1O−
3i=→ =Si−Q−3i=+H20 球状シリカ粒子の添加量は、ポリエチレン−2゜6−ナ
フタレートに対して0.005〜2.011%でおり、
好ましくはo、 oi〜0.6重量%、更に好ましくは
0.05〜0.5重量%である。
一方、シリコーン樹脂微粒子については、実質的に球状
であり、その粒度分布がシャープで単分散に近いものが
好ましく、その製法、その他に何ら限定されるものでは
ない。特に、下記式で表わされる粒度分布比(γ)が1
〜164であることが望ましい。
γ=D25/D75 この粒径比(γ)は更に好ましくは1〜1.3の範囲で
あり、特に好ましくは1〜1.15の範囲にある。
球状シリコーン樹脂微粒子は下記式(A)R5102−
x/2     ・・・(^)X で表わされる組成を有する。
上記(^)におけるRは炭素数1〜7の炭化水素基であ
り、例えば炭素数1〜7のアルキル基、フェニル基ある
いはトリル基が好ましい。炭素数1〜7のアルキル基は
直鎖状であっても分岐鎖状であってもよく、例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、1so−プロピル、n−ブ
チル、1so−ブチル、 tert−ブチル、n−ペン
チル、n−ヘプチル等を挙げることができる。
これらのうち、Rとしてはメチル及びフェニルが好まし
く、就中メチルが特に好ましい。
上記式(A)におけるXは1〜1.2の数である。
上記式(A)においてXが1であるとき、上記式(^)
は、下記式(A)−1 RSiO1,5・・・(^)−1 [ここで、Rの定義は上記に同じである。]で表わすこ
とができる。
上記式(^)−1の組成は、シリコン樹脂の三次元重合
体鎖構造における下記構造部分; に由来するものである。
又、上記式(A)においてXが1.2であるとき、上記
式(A)は下記式(^)−2 R1,2S!01.4     ・値^)−2[ここで
、Rの定義は上記に同じである。]で表わすことができ
る。
上記式(^)−2の組成は、上記式(A)−1の構造0
.8モルと下記式(A)゛ R2S i Q          ・・・(^)゛[
ここで、Rの定義は上記に同じである。コで表わされる
構造0.2モルとからなると理解することができる。
上記式(A)°は、シリコン樹脂の三次元重合体鎖にお
ける下記構造部分: に由来する。
以上の説明から理解されるように、本発明の上記式(A
)の組成は、例えば上記式(A)−1の構造のみから実
質的になるか、あるいは上記式(A)−1の構造と上記
式(^)−2の構造が適当な割合でランダムに結合した
状態で共存する構造からなることがわかる。
球状のシリコン樹脂微粒子は、好ましくは上記式(A)
において、Xが1〜1.1の間の値を有する。
このシリコーン樹脂微粒子は、例えば、下記式%式%) で表わされるトリアルコキシシランまたはこの部分加水
分解縮合物を、アンモニアおるいはメチルアミン、ジメ
チルアミン、エチレンジアミン等の如きアミンの存在下
、攪拌下に、加水分解及び縮合せしめることによって製
造できる。上記出発原料を使用する上記方法によれば、
上記式(A)−1で表わされる組成を持つシリコーン樹
脂微粒子を製造することができる。
また、上記方法において、例えば下記式%式%) で表わされるジアルコキシシランを上記トリアルコキシ
シランと一緒に併用し、上記方法に従えば、上記式(A
)−2で表わされる組成を持つシリコーン樹脂微粒子を
製造することができる。
更に球状シリカ粒子やシリコーン樹脂粒子の代りに球状
架橋ポリスチレン粒子を分散含有することにより同様の
効果を発現させることができる。
球状架橋ポリスチレン粒子を分散含有する芳香族ポリエ
ステルは、通常ポリエステルを形成するための反応時、
例えばエステル交換法による場合のエステル交換反応中
あるいは重縮合反応中の任意の時期、また直接重合法に
よる場合の任意の時期に、球状架橋ポリスチレン粒子(
好ましくはグリコール中のスラリーとして)を反応系中
に添加することにより製造することができる。好ましく
は、重縮合反応の初期例えば固有粘度が約0.3に至る
までの間に、球状架橋ポリスチレン粒子を反応系中に添
加するのが好ましい。
本発明において球状架橋ポリスチレン粒子は、(1)真
球状に近い形状、 (ti)小さな粒径、(i)狭い粒
度分布及び(iv)ポリエステルとの良好なる親和性の
4つの特性を持つことによって特徴づけられる。
即ち、本発明における球状架橋ポリスチレン粒子は(a
) !大径対最小径の比で定義される粒径比が1.0〜
1.2の範囲にある。好ましい粒径比は1.0〜1.1
5の範囲にあり、より好ましい粒径比は1.0〜1.1
2の範囲にある。
球状架橋ポリスチレン粒子の平均粒径は、0.3〜2.
5μm1好ましくは0.4〜1.0μmである。
この平均粒径が0.3μm未満では、滑り性や耐削れ性
の向上効果が不十分でおり好ましくない。また平均粒径
2.5μmを超えると、フィルム表面が粗れすぎて好ま
しくない。
また架橋ポリスチレン微粒子も粒度分布はシャープであ
ることが好ましく、分布の急峻度を表わす相対標準偏差
がO,SJX下、更に好ましくは0.3以下、特に0.
12以下が好ましい。
相対標準偏差値はシリカ粒子やシリコーン粒子の場合と
全く同様に定義される。
球状架橋ポリスチレン微粒子を用いると、該粒子が球状
で且つ粒度分布が極めて急峻であることから、フィルム
表面突起の高さが極めて均一となる。更にフィルム表面
の個々の突起は、滑剤周辺のボイドが小さいために突起
形状が非常にシャープであり、従って同じ突起の数であ
っても滑り性が極めて良好となる。
球状架橋ポリスチレン粒子は、上述の条件を満たせば、
その製法、その他に何ら限定されるものではない。
例えば、球状架橋ポリスチレン粒子は、スチレンモノマ
ー、メチルスチレンモノマー、α−メチルスチ1ノンモ
ノマー、ジクロルスチレンモノマー等のスチレン誘導体
モノマーの他に、ブタジェンの共役ジエンモノマー、ア
クリロニトリルのような不飽和ニトリルモノマー、メチ
ルメタアクリレートのようなメタアクリル酸エステル等
のようなモノマー、不飽和カルボン酸のような官能性モ
ノマー ヒドロキシエチルメタクリレートのようなヒド
ロキシルを有する七ツマ−、グリシジルメタクリレート
のようなエポキシド基を有する七ツマー2不飽和スルホ
ン酸等から選ばれる1種若しくは2種以上のモノマーと
、重合体粒子を三次元構造にするための架橋剤として、
多官能ビニル化合物、例えばジビニルベンゼン、エチレ
ングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、ジアリルフタレート等とを、水溶
性高分子が保護コロイドとして溶存した水性媒体中で乳
化重合させて重合体粒子のエマルジョンを調整し、この
エマルジョンから重合体粒子を回収して乾燥し、しかる
後これをジェットミルにて解砕し、次いで分級すること
によって得られる。
本発明における球状架橋ポリスチレン粒子は、芳香族ポ
リエステルの重合時に溶解又は溶融することはなく、か
つフィルム成形時のポリマーを溶融させる際に溶融する
ことはない。
球状架橋ポリスチレン粒子の添加量は、芳香族ポリエス
テルに対して0.005〜2.0重量%とする必要があ
り、好ましくは0.01〜0.6重量%、更に好ましく
は0.05〜0.5重量%である。添加量が0.005
151%未満では、滑り性や耐削れ性の向上効果が不充
分となり、一方2.0重量%を超えると表面平坦性が低
下し、好ましくない。
同時に含有し得る不活性固体微粒子は本発明においては
、好ましくは、■従来からの二酸化ケイ素;■アルミナ
:■5iQz分を30重量%以上含有するケイ酸塩(例
えば非晶質あるいは結晶質の粘土鉱物、アルミノシリケ
ート(焼成物や水和物を含む>、S石綿、ジルコン、フ
ライアッシュ等):■Hg、 ln、 Zr及びTiの
酸化物:■Ca及びBaの硫酸塩:■Li、 Ba及び
Caのリン酸塩(1水素塩や2水素塩を含む);■Li
、 Na及びKの安息香酸塩:■ca、 Ba、 zn
及びHnのテレフタル酸塩:■Hg、 ca。
Ba、 zn、 Cd、 Pb、 Sr、 Nn、 F
e、 Co及びNiのチタン酸塩:[株]8a及びpb
のクロム酸塩;O炭素(例えばカーボンブラック、グラ
ファイト等):oガラス(例えばガラス粉、ガラスピー
ズ等);@Ca及び句の炭酸塩;[相]ホタル石;及び
■ZnSが例示される。更に好ましくは、無水ケイ酸、
含水ケイ酸。
酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウム(焼成物。
水和物等を含む)、燐酸1リチウム、燐1!3リチウム
、燐酸ナトリウム、燐酸カルシウム、硫酸バリウム、酸
化チタン、安息香酸リチウム、これらの化合物の復温(
水和物を含む)、ガラス粉、粘土(カオリン、ベントナ
イト、白土等を含む)。
タルク、ケイ凍土、炭酸カルシウム等が例示される。特
に好ましくは二酸化ケイ素、炭酸カルシウムが挙げられ
る。
本発明によれば比較例大粒子としてシリカ微粒子、架橋
ポリスチレン微粒子を用い、それと−緒にボイドの発生
が極めて少ない内部析出微粒子を併用して、2種類の粒
子を用いる利点を有しつつ、走行性、耐摩耗性、耐疲労
性、電気絶縁性および透明性等に優れたフィルムを提供
しうろことが明らかとなった。
更に、本発明において芳香族ポリエステル中に分散含有
させる内部析出粒子は、ポリエステル製造中に触媒残渣
等から生成析出させ、ポリマー中に含有させるものでお
り、この分散含有には従来から知られている内部析出粒
子形成の方法を用いることができる。例えば、特開昭4
8−61556号公報。
特開昭51−112860号公報、特開昭51−115
803号公報、特開昭53−41355号公報、特開昭
54−90397号公報等に開示されている方法を用い
ることができる。
内部析出粒子は七ツマー生成反応が実質的に終了した段
階から重縮合反応の初期段階までの間に形成させるのが
好ましい。モノマー生成反応に用いる触媒やこの反応段
階で添加する化合物としては、カルシウム化合物、リチ
ウム化合物等が好ましく例示される。更に、このカルシ
ウム化合物やリチウム化合物を形成する成分としては、
例えば酢酸。
プロピオン酸、酪酸等の如き脂肪族カルボン酸:安息香
酸、p−メチル安息香酸、ナフトエ酸等の如き芳香族カ
ルボン酸:メチルアルコール、エチルアルコール、プロ
ピルアルコール、ブチルアルコール等の如きアルコール
:エチレングリコール。
プロピレングリコール等の如きグリコール;塩素。
水素等を挙げることができる。
内部析出粒子の形成は、通常上述した化合物の存在する
系に燐化合物を添加することによって行う。燐化合物と
しては例えば燐酸、亜燐酸、これらのエステル(例えば
アルキルエステル、アリールエステル等)等を挙げるこ
とができる。また、内部析出粒子の生成2粒径、安定化
等のために他の添加剤(例えば燐酸リチウム等)を用い
ることができる。内部析出粒子において、カルシウム。
リチウム及び燐を含むものは粒径が比較的大きく、また
リチウム及び燐を含むものは粒径が比較的小さいから、
所望粒径によってその組成を変更することができる。内
部析出粒子の好ましいものとして、リチウム元素0.0
3〜5重量%、カルシウム元素0.03〜5重指%及び
燐元素0.03〜10重量%を含む粒子を挙げることが
できる。
本発明において内部析出粒子は平均粒径がo、 oi〜
2.5 μm 、好ましくは0.05〜2.0 μm 
、更に好ましくは0.1〜1.5μm1特に好ましくは
0.1〜1.0μmのものである。平均粒径がo、 o
iμm未満のものでは滑り性を満足するに足る表面凹凸
がフィルム表面に現れず、かつ白粉の発生を防止できず
、一方2.5μmを超えるものは白粉の発生が著しくな
るので、好ましくない。
本発明のフィルムは内部析出粒子をO,O(>5〜2.
0重量%(芳香族ポリエステルに対し)を含有すること
ができる。該粒子の量がo、oos重量%未満では滑り
性付与が十分でなく、一方2.0重量%を超えるとフィ
ルムの表面平坦性が低下するので好ましくない。
該粒子の量は、0.01〜1重量%(芳香族ポリエステ
ルに対し)、更には0.01〜0.5重量%(同)、特
には0.05〜0.3重」%(同)が好ましい。
本発明における内部析出粒子は、例えば後述する方法で
ポリマーから分離し、その粒径、量等を求めることがで
きる。
[粒子分離法] ポリエステルまたはポリエステルフィルムをメタノール
で充分洗浄し表面付着物を取り除き水洗して乾燥する。
該フィルムsoogを採取し、これに0−クロルフェノ
ール4.5にgを加えて攪拌しつつ100℃まで昇温さ
せ、昇温後ざらに1時間そのまま放置してポリエステル
部分を溶解させる。ただし高度に結晶化している場合な
どでポリエステル部分が溶解しない場合には、−度溶融
させて急冷した後に前期の溶解操作を行う。
次いでポリエステル中に含有されているゴミあるいは添
り口されている補強剤など内部粒子以外の粗大不溶物除
去のため、前期溶解溶液をC−1ガラスフイルターで炉
別し、この重量は試料重信から差し引く。
分離の完了はほぼ40分後でおるが、この確認は必要お
れば分離後の液の375mμにおける光線透過率が分離
前のそれに比し、高い値の一定値になることで行う。分
離後、上澄液を傾斜法で除去し分離粒子を得る。
分離粒子には分離が不十分なことに起因するポリエステ
ル分の混入があり得るので、採取した該粒子に常温のO
−クロルフェノールを加えほぼ均一懸濁後、ふたたび超
遠心分離機処理を行う。この操作は後述の粒子を乾燥後
該粒子を走査型差動熱量分析を行って、ポリマーに相当
する融解ピークが検出できなくなるまで繰り返す必要が
おる。
最後に、このようにして得た分離粒子を120℃。
16時間真空乾燥して秤量する。
なお前記操作で得られた分離粒子は内部析出粒子と球状
シリカ粒子の両者を含んでいる。このため内部粒子量と
球状シリカ粒子量を別個に求める必要があり、まず前記
分離粒子について金属分の定量分析を行いCa、 Li
の含有量及びCa、 Li以外の金属含有量を求めてお
く。次いで該分離粒子を3倍モルのエチレングリコール
中で6時間以上還流加熱したのち、200℃以上になる
ようにエチレングリコールを画人して解重合すると内部
粒子だけが溶解する。残った粒子を遠心分離して得られ
た分離粒子を乾燥秤量し外部粒子量とし、最初の合計分
離粒子量との差を内部析出量とする。
なお、内部析出粒子中には本発明の効果を妨げない範囲
で微量の他の金属成分、例えば亜鉛、マンガン、マグネ
シウム、コバルト、おるいはアンチモン、ゲルマニウム
、チタンなどが含まれていてもよい。
本発明の二軸配向フィルムを製造する際に、球状シリカ
粒子。あるいはそれと不活性粒子又は内部析出粒子を芳
香族ポリエステルの重合前又は重合中に重合釜中で、重
合柊了侵ペレタイズするとき、押出機中であるいはシー
ト状に溶融押出しする際押出機中で該芳香族ポリエステ
ルと充分に混練すればよい。
本発明のポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルム
は、例えば融点(Tm :’C)ないしくTm+70>
’Cの温度で芳香族ポリエステルを溶融押出して固有粘
度0.35〜0.9 dt/gの未延伸フィルムを得、
該未延伸フィルムを一軸方向(′!IJ、方向又は横方
向)に(Tg−10)〜(Tg+70)’Cの温度(但
し、下り :芳香族ポリエステルのガラス転移温度〉で
2.5〜5.0倍の倍率で延伸し、次いで上記延伸方向
と直角方向(−段目延伸が縦方向の場合には、二段目延
伸は横方向となる)にT!7  (℃)〜(Tg+70
) ℃の温度で2.5〜5.0倍の倍率で延伸すること
で製造できる。この場合、面積延伸倍率は9〜22倍、
更には12〜22倍にするのが好ましい、延伸手段は同
時二軸延伸、逐次二軸延伸のいずれでもよい。
更に、二軸配向フィルムは、(To +70) ℃〜T
m  (”C)の温度で熱固定することができる。例え
ばポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルムについ
ては190〜250℃で熱固定することが好ましい。熱
固定時間は例えば1〜60秒である。
また機械特性を上げたい場合にはこれ等の二輪延伸フィ
ルムについて、熱固定温度を(Tg+20)℃〜(Tg
+70>’Cとして熱固定し、更にこの熱固定温度より
10〜40℃高い温度で縦又は横に延伸し、続いて更に
この温度より20〜50℃高い温度で更に横又は縦に延
伸し、縦方向の場合延伸倍率5.0〜6.9倍、横方向
の総合延伸倍率を5.0〜6.9倍とすることにより得
られる。
延伸方法は逐次二輪延伸であっても同時二軸延伸であっ
てもよい。また縦方向・横方向の延伸回数はこれに限ら
れるものでなく縦−横延伸の数回の延伸により得られる
ものであり、その回数に限定されるものではない。
いずれの方法においても最終的に二軸配向フィルムは(
Tg+70>”0〜1111℃の温度で熱固定すること
ができる。例えばポリエチレン−2,6−ナフタレート
フィルムについては190〜240℃で熱固定すること
が好ましく、熱固定時間は例えば1〜60秒である。
更に、70℃で1時間無荷重下で熱処理したときのベー
スフィルムの熱収縮率は0.15%以下、好ましくは0
.10%以下、更に好ましくは0.06以下でおる。こ
の熱収縮率が0.15%より大きいとき、磁気テープの
スキューも大きくなり、受像機によっては画面に歪が現
れ、貴重な記録が台なしになる場合すらある為好ましく
ない。
高ヤング率フィルムの熱収縮率をこのように低減せしめ
る為には、熱処理俊のフィルムを低張力下で加熱し、縦
方向に弛緩することによって行うことができる。縦方向
に弛緩する方法としては、例えば空気力による浮遊処理
方式で加熱低張力下、非接触状態で弛緩する方式二夫々
ニップロールを有する加熱ロールと冷却ロール間で速度
差を与えることによって弛緩する方式、又はテンター内
でフィルムを把持したクリップの進行速度を逐次緩める
ことによって縦方向に弛緩する方法等があるが、縦方向
に弛緩できる方式であればいずれの方式も用いることが
できる。
ポリエステルフィルムの厚みは、1〜50μm1更には
1〜25μm、特に1〜15μmが好ましい。
本発明のポリエステルフィルムは、走行時の摩擦係数が
小さく、操作性が大変良好である。またこのフィルムを
磁気テープのベースとして用いると、磁気記録媒体装@
(ハードウェア)の走行部分との接触摩擦によるベース
フィルムの削れが極めて少なく、耐久性が良好であり高
電磁変換性が得られる。
更に、本発明の二軸配向ポリエステルフィルムはフィル
ム形成時において巻き性が良好であり、かつ巻き皺が発
生しにくく、その上スリット段階において寸法安定的に
シャープに切断されるという長所がある。
以上のフィルム製品としての長所と、フィルム形成時の
長所との組合せによって、本発明のフィルムは、特に、
高級グレードの磁気用途分野のベースフィルムとして極
めて有用であり、またその製品も容易で安定に生産でき
る利点を持つ。
本発明のポリエチレン−2,6−ナフタレ−1\フイル
ムは高級グレードの磁気記録媒体、例えばオーディオ及
びビデオ等の長時間録画用超薄物、高密度記録磁気フィ
ルム2高品質画像記録再生用の磁気記録フィルム、例え
ばメタルや蒸着磁気記録材として好適である。
それ故、本発明によれば、上記本発明の二軸配向ポリエ
ステルフィルムの片側又は両面に磁性層を設けた磁気記
録媒体が同様に提供される。
磁性層、および磁性層をベースフィルム上に設ける方法
はそれ自体公知であり、本発明においても公知の磁性層
およびそれを設ける方法を採用することができる。
例えば磁性層をベースフィルム上に磁性塗料を塗布する
方法によって設ける場合には、磁性層に用いられる強磁
性粉体としてはγ−Fe203. CO金含有7−Fe
3O4、co金含有Fe304 、 CrO2,バリウ
ムフェライトなど、公知の強磁性体が使用できる。
磁性粉体と共に使用されるバインダーとしては、公知の
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂2反応型樹脂又はこれらの
混合物である。これらの樹脂としては例えば塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタンエラストマー等が
あげられる。
磁性塗料は、更に研磨剤(例えばα−Ab 03等)、
導電剤(例えばカーボンブラック等〉2分散剤(例えば
レシチン等)、潤滑剤(例えばn−ブチルステアレート
、レシチン酸等)、硬化剤(例えばエポキシ樹脂等)及
び溶媒(例えばメチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、トルエン等)等を含有することができる。
[発明の効果] 本発明のものは16μm以下でありながら、テープの走
行性や耐久性が良好で、出力変動が小さく、更にスキュ
ー歪みも改良されている。この結果家庭用VTRの長時
間録画用カセットにおいても、磁気記録用タープの厚み
を薄くすることができ、長時間記録が可能となる。
[実施例] 以下実施例により本発明を更に説明する。
なお、本発明における種々の物性値及び特性の測定法及
び定義は以下の如くである。
(1)ヤング率 フィルムを試料中10mm、長さ15cmに切り、チャ
ック間100mmにして、引張速度10mm/分、チャ
ート速度500 mm/分の条件でインス1〜ロンタイ
プの万能引張試験装置にて引張った。得られた荷重−伸
び曲線の立上り部の接線よりヤング率を計算した。
(2)熱収縮率 まず試料の長さを測定し、次にその試料を70℃に保持
された空気恒温槽中に張力フリーの状態で1時間放置し
て熱処理を行い、冷却後の長さを室温において測定する
。そして、その熱処理前侵の各長さから熱収縮率を求め
る。
(3)スキュー特性 スキュー特性は常温(20℃)常湿下で録画したビデオ
テープを70℃で1時間熱処理した後、再び常温常湿下
で再生し、ヘッド切換点におけるズレ最を読み取る。
(4)粒子の粒径等 (4−1)球状シリカ粒子2球状シリコーン粒子。
球状架橋ポリスチレン粒子について粒子粒径の測定には
次の状態がある。
1)球状微粉体から、平均粒径1粒径比等を求める場合
2)フィルム中の微粉体粒子の平均粒径。
粒径比等を求める場合。
1)球状粒子粉体からの場合: 電顕試料台上に球状微粉体を個々の粒子ができるだけ重
ならないように散在せしめ、金スパッター装置によりこ
の表面に金Mill蒸着層を厚み200〜300Aで形
成せしめ、走査型電子顕微鏡にて1oooo〜3000
0倍で観察し、日本レギュレーター■製ルーゼツクス5
00にて、少くとも100個の粒子の最大径(Dli)
 、最小径(DSi>及び面積円相当径co;)を求め
る。そして、これらの次式で表わされる数平均値をもっ
て、球状微粉体粒子の最大径(DI)、it小径(DS
)。
平均粒径(D)を表わす。
Dl =(Σ [)li)/n。
i=1 Ds = (X  Dsi)/n。
1=1 D=(Σ Di  )/n 1=1 2)フィルム中の球状微粒子の場合: 試料フィルム小片を走査型電子顕微鏡用試料台に固定し
、日本電子H製スパッターリング装置(JFC−110
0型イオンスパツターリング装置)を用いてフ、イルム
表面に下記条件にてイオンエツチング処理を施す。条件
はペルジャー内に試料を設置し、約1O−3TOrrの
真空状態まで真空度を上げ、電圧0.25KV、電流1
2.5mAにて約10分間イオンエツチングを実施する
。更に同装置にてフィルム表面に金スパッターを施し、
走査型電子顕微鏡にて10000〜30000倍で観察
し、日本レギュレーター■製ルーセックス500にて少
くとも100 (IIの粒子の最大径(Dli)、最小
径(DSi>及び面積円相当径(Di)を求める。以下
、上記イ〉と同様に行う。
(8−2)他の不活性粒子について 1) 粒子の平均粒径(DP) 島津製作所′!acP−50型セントリフニゲルパーテ
ィクル サイズ アナライザー (Centrifugal Particle 5iz
e Analyser)を用いて測定する。得られた遠
心沈降曲線を基に算出した各粒径の粒子とその存在量と
の積篩曲線から、50マスパーセントに相当する粒径を
読み取り、この値を上記平均粒径とする(Bookr粒
度測定技術」日刊工業新聞社発行。
1975年0頁242〜247参照)。
(5)相対標準偏差 上記1)項の積算曲線より差分粒度分布を求め、次の相
対標準偏差の定義式にもとづいて相対標準S差を算出す
る。
相対標準偏差= ここで Di:(1)項で求めた各々の粒径 口 :(1)項で求めた平均径 n  :(1)項での積算曲線を求めたときの分割数 φi ;各粒径の粒子の存在確率(マスパーセント) を表わす。
(6)フィルム表面粗さ(Ra) 中心線平均粗さ(Ra)としてJIS−BO601テ定
義される値でおり、本発明では■小板研究所の触針式表
面粗さ計(SURFCORDER5E−30C)’ll
イて測定する。測定条件等は次の通りでおる。
a 触針先端半径:2μm b 測定圧カニ 30mg Cカットオフ:0,2!M+m d 測定長: 0.5mm e データーのまとめ方 同−試料について5回繰返し測定し、最も大きい値を1
つ除き、残り4つのデーターの平均値の小数点以下4桁
目を四捨五入し、小数点以下3桁目まで表示する。
(7)フィルムの摩擦係数(μk) 温度20℃2湿度60%の環境で、巾1/2インチに裁
断したフィルムをステン1ノス鋼(SUS304)製の
固定棒(表面粗さ0.1〜1.O8相当:外径5+nm
)に角度θ= (152/ 180)πラジアン(15
2°)で接触させて毎分200cmの速さで移動(摩擦
)させる。入りロテンションT1が35i7となるよう
にテンションコントローラーを調整した時の出口テンシ
ョン(Tz:g)をフィルムが90m走行したのちに出
口テンション検出機で検出し、次式で走行摩耗係数μに
@算出する。
μk = (2,303/θ) log(T2/TI>
=0.883100  (T2/35)(8)削れ性 フィルムの走行面の削れ性を5段のミニスーパーカレン
ダーを使用して評価する。カレンダーはナイロンロール
とスチールロールの5段カレンダーであり、処理温度は
80℃、フィルムにがかる線圧は200 KMc+n、
フィルムスピードは50 m/分で走行させる。走行フ
ィルムを仝艮2000m走行させた時点でカレンダーの
トップローラ−に付着する汚れでベースフィルムの削れ
性を評価する。
く4段階判定〉 ◎ ナイロンロールの汚れ全くなし Q ナイロンロールの汚れほとんどなしX ナイロンロ
ールが汚れる ×× ナイロンロールがひどく汚れる (9)テープの傷の発生頻度 一般市販のVH3方式VTRを用いテープををセットし
て1分間走行させる。その後走行を停止してテープを取
り出し走行した部分、ローディング、アンローディング
を30回繰り返す。
使用された部分を目視にて検査し、テープ表面に傷が有
るか否かを調査した。
同様の手法にてテープ30巻についてテストした。その
結果、 5巻以上に傷が発生したもの   X 3〜4巻に傷が発生したちの   6 2巻以下に傷が発生のもの    O とした。
(10)電磁変換特性(クロマS/N >市販の家庭用
VTRを用いて50%白レベル信号(100%白レベル
信号はピーク:ツー:ピークの電圧が0.714ボルト
である)に、100%クロマレベル信号を重畳した信号
を記録し、その再生信号をシバツクノイズメーターTy
pe 925Rを用いて測定を行う。クロマS/Nの定
義はシバツクの定義に従い次の通りでおる。
E S (1)−D) クロマS/N (dB) =2011oaE N (r
+ns) ここでE S (1)−r))は白レベル信号の再生信
号のピーク:ツー:ピークの電圧差(p−p)である。
ES(p−p) =0.714 V(1)−1))また
、E N (rms)はクロマレベル信号の再生信号の
ピークの電圧の平方根値である。
EN(rms)=AMノイズ実効値電圧(V)(11)
ドロップアウト 市販のドロップアウトカウンター(例えばシバツクVH
OIBZ型)にて5μsec xlodBのドロップア
ウトをカウントし、1分間のカウント数を痺出した。
(12)スキュー スキュー特性は常温(20℃)常湿下で録画したビデオ
テープを70℃で1時間熱処理した後、再び常温常湿下
で再生し、ヘッド切換点におけるズレ量を読み取る。
実施例1 平均粒子径0.5μmの球状シリカ微粒子を0.3重量
%含有してなる極限粘度0.62のポリエチレン−2,
6−ナフタレート(ホモポリマー〉のペレットを170
℃で4時間乾燥した。
このポリエチレン−2,6−ナフタレートを通常の方法
で溶融押出し、厚さ255μmの未延伸フィルムを得た
。この未延伸フィルムを縦方向に120℃で4.8倍、
引続いて横方向に135℃で4.6倍。
逐次二軸延伸を施し、更に200℃で熱固定を行いつつ
15%横に延伸した。次いでこの熱固定した二軸配向ポ
リエチレン−2,6−ナフタレートフィルムを加熱ロー
ルで120℃に加熱後冷却ロールとの間で張力を調整す
ることにより、縦方向の熱収縮率を約0.06%と調整
した。得られたフィルム厚みは10μmでおる。
更に、このフィルム上に、下記組成 Co含有酸化鉄粉末       100重囚部上スレ
ックA(積水化学製塩化 ビニル−酢酸ビニル共重合体>10//ニツポラン23
04 (日本ポリウレタン製ポリウレタンエラストマー
)   iQ  uコロネートL(日本ポリウレタン製 ポリイソシアネート)     5 〃レシチン   
          1  〃メチルエチルケトン  
    75〃メチルイソブチルケトン    75 
 、。
トルエン           75  、/添加剤(
潤滑剤、シリコーン樹脂>0.15  〃を持つ磁性粉
末塗料をグラビアロールにより塗布し、ドクターナイフ
により磁性塗料層をスムージングし、磁性塗料の未だ乾
かぬ間に常法により磁気配向させ、しかる後オr−ブン
に導いて乾燥キユアリングした。更にカレンダー加工し
て塗布表面を均一にし、スリットして厚み約4μmの磁
性層を形成した172インチ巾の磁気テープを作成した
。この磁気テープの特性を第1表に示す。
この場合のテープ厚みが14μ旧と比較的薄いにもかか
わらず、テープ傷も少なく画面への影響も少なく良好の
ものが得られた。
実施例2 実施例1に準じて、球状シリカ粒子含有のベレットを1
70℃で4時間乾燥した。
このポリエチレン−2,6−ナフタレートを通常の方法
で溶融押出し厚さ265μmの未延伸フィルムを得た。
この未延伸フィルムを縦方向に120℃で2.3倍に、
引続いて横方向に135℃で3.7倍に延伸、そのまま
160℃で第1段目の熱固定処理を実施した。このフィ
ルムを更に数段の加熱ロールを通過させることにより1
80℃に加熱し縦方向に更に2.6倍延伸した。次いで
このフィルムをテンターオープンに供給し190〜20
0℃雰囲気の中で徐々に1.6倍延伸し、そのまま20
0℃で熱処理を実施した。
その後の処理は実施例1と全く同様に行いテープ厚み1
4μmのものを得た。テープ特性は良好でテープの損傷
もなく電磁変換特性も良好のものを得た。またスキュー
特性も3μsecと極めて良好なものが得られた。
実施例3〜4 実施例1に準じて実施したが添加微粉体を実施例3では
シリコーン樹脂粒子を添加した。実施例4では架橋ポリ
スチレン粒子を添加し実施例1に準するフィルムを得た
実施例1〜2 実施例1に準じ実施した。この際添加粒子として粒径0
.6μmの炭酸カルシウム粒子を0.2wt%添加した
ものと平均粒径0.6μmのカオリン粒子を0.25w
t%添加したものである。
このフィルムを実施例1に準じテープ化したが、そのテ
ープ特性は走行性や削れ性で問題がおり、満足な′F4
磁変換特性も得られなかった。
比較例3 エチレングリコール(以下EGと略称する)85重量部
に、500℃における減量率が1.0重量%の球状シリ
カ微粒子(平均粒径0.5μm)15重量部を添加した
後、混合攪拌を行いスラリーを得た。該スラリーのフィ
ルターによる2戸上物は800ppmであった。
次に、ジメチルテレフタレート100重量部とEG70
重量部を酢酸マンガン・4水和物0.035重量部を触
媒として常法通りエステル交換せしめた後上記で得られ
た炭酸カルシウム(濃度二0.3重量%対ポリマー)を
攪拌上添加した。続いて燐酸トリメチル0.03重量部
、三酸化アンチモン0.03重量部を添加した後高温真
空下で常法通り重縮合反応を行い、極限粘度0.620
のポリエチレンテレフタレートベレットを得た。更に得
られたポリエチレンテレフタレート(以下PETと略称
)ベレットを170℃、3時間乾燥後押出機ホッパーに
供給し溶融温度280〜30O℃で溶融し、この溶融ポ
リマーを1mmのスリット状ダイを通して表面仕上げ0
、3S程度、表面温度20℃の回転冷却ドラム上に成形
押出し260μmの未延伸フィルムを得た。
このようにして得られた未延伸フィルムを75℃にて予
熱し更に低速、高速のロール間で15mm上方より90
0℃の表面温度のIRヒーター1本にてhl熱し、低、
高速のロール表面速度により1.8倍延伸し、急冷し、
更にステンターに供給し、0℃にて横方向に3.5倍に
延伸した。得られた二軸延伸フィルムを100℃の温度
で5秒間熱固定を実施し1、更に二輪延伸熱固定フィル
ムを90℃に再加熱(加熱ロールと冷却ロール間の速度
差)にて縦方向に2.8倍延伸し、得られたフィルムを
更に150〜180℃で1.5倍に横方向に延伸し、再
度220℃で熱固定を実施した。
得られた二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルム
を温度120℃、張力30KL’ Cm2  (フィル
ム断面積)の条件で縦弛緩処理を実施した。得られたフ
ィルムの厚みは10μmでおった。このフィルムを実施
例1に従って磁性物体の塗布を実施した。
比較例4 実施例2において160℃で第1段熱固定実施後のフィ
ルムを数段の加熱ロールを通過せしめ、縦方向に3倍延
伸し、更に220℃にて第2段の熱固定を実施し10μ
mのフィルムを得た。更に120℃。
30Kg/ClI2  (フィルム断面)で縦弛緩した
本フィルムに磁性物体の塗布を行い14μmのテープを
得た。
実施例5 実施例1において添加粒子を粒径0,5μmの球状シリ
カ012wt%と粒径0.3μmの酸化チタンを0.3
wt%添加し、実施例1と全く同様にして14μmのテ
ープを得た。その結果を示す。
実施例6 実施例1において、表面形成のために平均粒径0.6μ
mの球状のシリコーン樹脂粒子を添加し、更にポリマー
内部より生成された内部析出粒子との混合粒子により表
面を形成し10μmのフィルムを得た。その他は実施例
1と同様である。
実施例7 実施例2において平均粒径0.6μmのシリコーン樹脂
粒子0.1wt%と平均粒径0.3μmの酸化チタン粒
子0.3wt%添加し同様にテープにし評価の結果削れ
性も比較的良好でしかも電磁変換特性の良好のものが得
られた。
比較例5〜6 比較例4において添加粒子を球状シリカの代りに平均粒
径0.5μm程度のシリコーン樹脂、架橋ポリスチレン
粒子を添加したものである。
一方向にヤング率が烏くなるとフィルムの耐削れ性も悪
化の傾向にあり、しかもテープ特性が悪くなり電磁変換
特性も上らず、またテープの損傷も大となり、あまり好
ましくない。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)縦方向のヤング率(EM)が650Kg/mm^
    2以上であり、横方向のヤング率(ET)が650Kg
    /mm^2以上であり、両者の差|EM−ET|が20
    0Kg/mm^2以下であるポリエチレン−2,6−ナ
    フタレートフィルム。
  2. (2)70℃において1時間放置した際の熱収縮率が0
    .15%以下である請求項1に記載のポリエチレン−2
    ,6−ナフタレートフィルム。
  3. (3)表面粗さRaが0.01μm以上、かつ0.05
    μm以下である請求項1又は2に記載のポリエチレン−
    2,6−ナフタレートフィルム。
  4. (4)体積形状係数が0.2〜π/6であり、且つ下に
    定義される粒子の相対標準偏差が0.5以下相対標準偏
    差=▲数式、化学式、表等があります▼ である微細粒子であつて、その粒径(D)が0.3〜2
    .5μmのものを、0.005〜2.0wt%含む請求
    項1に記載のポリエチレン−2,6−ナフタレートフィ
    ルム。
  5. (5)微細粒子がシリカ、シリコーン樹脂及び架橋ポリ
    スチレンの群より選ばれたものからなる請求項4に記載
    のポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルム。
  6. (6)請求項4に記載の微細粒子と同時に他成分として
    、他の不活性粒子及び(又は)内部析出粒子を含有して
    なるポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルム。
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