JPH0220146Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0220146Y2
JPH0220146Y2 JP1986001868U JP186886U JPH0220146Y2 JP H0220146 Y2 JPH0220146 Y2 JP H0220146Y2 JP 1986001868 U JP1986001868 U JP 1986001868U JP 186886 U JP186886 U JP 186886U JP H0220146 Y2 JPH0220146 Y2 JP H0220146Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
pillar
sliding door
joined
edge flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986001868U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62112968U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986001868U priority Critical patent/JPH0220146Y2/ja
Publication of JPS62112968U publication Critical patent/JPS62112968U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0220146Y2 publication Critical patent/JPH0220146Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はスライドドア車のルーフサイド部構
造に関する。
従来の技術 第7〜13図に一例として示すように、スライ
ドドア車のスライドドア1が取付く車体開口部2
の上縁部にはルーフサイドレール3が設けられて
いる。
このルーフサイドレール3は、レールアウタ4
とレールインナ5とで閉断面構造にして構成さ
れ、レールアウタ4とレールインナ5の各々の下
縁フランジ4a,5aが接合されると共にレール
アウタ4の上縁フランジ4bがレールインナ5の
上縁に接合されている。
上記レールアウタ4には、外側に開くコの字部
6の上壁にスライドドア1のアツパローラ7をガ
イドするアツパレール8が取付けられ、コの字部
6は、スライドドア1が全閉位置において車室側
に進入している関係上、スムーズなドア作動確保
のため、車室側に湾曲形成されている。
レールアウタ4のコの字部6上部の側面4cに
は下側に突設縁9aを有するエクステンシヨン9
が位置決め等の関係上予め接合され、このレール
アウタ4の前縁にはフロントアウタ10が接合さ
れ、エクステンシヨン9の上からレールアウタ4
の側面4cに沿う部分にはドリツプ11が、また
レールアウタ4の前部にはピラー12が各々接合
されている。
このピラー12には、上記レールアウタ4の下
縁フランジ4aに連続する後側縁フランジ12a
が形成されると共にスライドドア1の前縁を格納
する後側段差面12bが設けられ、このピラー1
2の上縁フランジ12cはレールアウタ4の側面
4cに接合されている。
そして、上記レールアウタ4とレールインナ5
の下縁フランジ4a,5aからピラー12の後側
縁フランジ12aに渡つてスライドドア1の内面
に密接する内側ウエザーストリツプ13が取付け
られ、一方上記エクステンシヨン9の突設縁9a
にはスライドドア1の上縁フランジ1aに密接す
る外側ウエザーストリツプ14が取付けられてい
る。尚、第7図矢印はフロント側(FR)を示す。
ここで、上記各部材を組付けるに際しては組み付
けの都合上車体外側の部材に対して内側の部材を
接合するようにしてあり、具体的には、ドリツプ
11に対してピラー12及びフロントアウタ10
を接合し、次いでエクステンシヨン9を接合した
レールアウタ4とレールインナ5を順次組付ける
ようにしている。尚15はルーフである。
考案が解決しようとする問題点 上記内側ウエザーストリツプ13と外側ウエザ
ーストリツプ14とにより二重シールがなされ、
スライドドア1の全閉時における水密性は充分に
確保できるが、スライドドア1を開いた状態にお
いて、外側ウエザーストリツプ14の前側端末か
ら車室フロアに水が滴下することがある不具合が
指摘されている。
これに対して、上記外側ウエザーストリツプ1
4が取付けられたエクステンシヨン9をピラー1
2の後側部に当接させれば良いのであるが、上記
ピラー12の後側部は、車両後方に向かつて車室
側に張り出して形成されており、またエクステン
シヨン9は予めレールアウタ4に接合されている
こともあつて、このレールアウタ4とピラー12
とを接合する場合には、両者の干渉を防止するた
めエクステンシヨン9の前端とピラー12の後側
部との間に一定の間隔が生じてしまい、エクステ
ンシヨン9の前端をピラー12の後側部に当接さ
せることはできない。
そこで、この考案は、エクステンシヨン9に取
付けられた外側ウエザーストリツプ14に溜つた
水をピラー12側へ確実に排水ガイドして車室内
に滴下することがないようにしたスライドドア車
のルーフサイド部構造を提供するものである。
問題を解決するための手段 レールアウタの後部がコの字部を有するハツト
型断面に形成される一方、レールアウタの上縁フ
ランジに、下側に突設縁を有するエクステンシヨ
ンが結合されると共にエクステンシヨンの上縁部
がレールインナに接合され、上記エクステンシヨ
ンの前縁部にピラー後側段差面に接合され、かつ
ピラーに沿つて延びる脚部が形成され、この脚部
後縁と上記突設縁に渡つてスライドドアの上縁フ
ランジに密接する外側ウエザーストリツプが取付
けられている。
作 用 エクステンシヨンの突設縁に取付けられた外側
ウエザーストリツプの上縁等に雨水等が溜りこの
雨水がスライドドアを開いた場合にピラー側へ流
れたとしても上記エクステンシヨンの前縁部に設
けられた脚部の後縁に渡つて外側ウエザーストリ
ツプが取付けられているため雨水等はスムーズに
ピラーに沿つて排水ガイドされる。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面と共に前記従
来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述す
る。
第1〜6図に示すように、ルーフサイドレール
3Aは、レールインナ5と、このレールインナ5
の下縁フランジ5aに下縁フランジ4aで接合さ
れ、かつハツト型断面を後部に有するレールアウ
タ4Aと、レールアウタ4Aの上縁フランジ4d
に接合されるエクステンシヨン9Aとで構成さ
れ、このエクステンシヨン9Aの上縁部9bが上
記レールインナ5の上縁に接合され、これらレー
ルインナ5とレールアウタ4Aとエクステンシヨ
ン9Aとによつて強度的に有利な閉断面部が形成
されている。尚、第1図矢印はフロント側(FR)
を示す。
上記レールアウタ4Aは前記従来と同様スライ
ドドア1のアツパローラ7をガイドするアツパレ
ール8が取付けられるコの字部6を有し、レール
アウタ4Aの前縁部にピラー12Aが接合される
ようになつている。
上記ピラー12Aは、上記レールアウタ4Aの
下縁フランジ4aに連続する後側縁フランジ12
a及び、スライドドア1の前縁を格納する後側段
差面12bを備え、上部には、レールインナ5の
上縁に接合される上縁フランジ12Cが形成され
ている。
上記エクステンシヨン9Aには、レールアウタ
4Aの上縁フランジ4dの接合部分の下側に突設
縁9aが形成されると共に前縁部には、ピラー1
2Aの後側段差面12bに接合されかつ、ピラー
12Aに沿つて延びる脚部9Cが形成されてい
る。そして、この脚部9Cの後縁9dと上記突設
縁9aに渡つてスライドドア1の上縁フランジ1
aに密接する外側ウエザーストリツプ14Aが取
付けられている。尚11はドリツプ、13は、内
側ウエザーストリツプ、15はルーフである。
ここで、上記各部材を接合するに際しては、前
記従来技術と同様外側の部材から順次接合するよ
うにしてあり、具体的には、ドリツプ11、エク
ステンシヨン9A、ピラー12A、レールアウタ
4A、レールインナ5、ルーフ15の順序で接合
される。
以上の実施例構造によれば、内側ウエザースト
リツプ13と外側ウエザーストリツプ14Aとに
よりスライドドア1の閉状態にあつては、二重シ
ール構造であるため十分に水密性を確保すること
ができる。
また、スライドドア1を開いた場合に、ドリツ
プ11とスライドドア1の上縁との間のパーテイ
ング間隙から進入し外側ウエザーストリツプ14
Aのリツプ部に溜まつた雨水がピラー12A側等
へ流れても、上記外側ウエザーストリツプ14A
がエクステンシヨン9Aの突設縁9aから脚部9
cの後縁9dに沿つて取付けられているため、雨
水は外側ウエザーストリツプ14Aからスムーズ
にピラー12Aに沿つて排水ガイドされ車室内に
滴下することはない。
また、上記エクステンシヨン9Aはレールアウ
タ4Aとピラー12Aとに渡つて接合されている
ため、強度、剛性を高めることができる。
考案の効果 以上のようにこの考案によれば、外側ウエザー
ストリツプと内側ウエザーストリツプとによりド
ア閉時における水密性を十分に確保できることは
勿論のこと、スライドドアを開いた状態において
も外側ウエザーストリツプ上に溜つた雨水等がピ
ラーに沿つてスムーズに排水ガイドされるため、
このような溜水が車室内に滴下するのを確実に防
止できるという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は、この考案の一実施例を示すもの
であり、第1図は要部斜視図、第2図は第1図
−断面図、第3図は第1図−断面図、第4
〜6図は各々レールアウタとピラーとエクステン
シヨンの斜視図、第7〜13図は従来技術を示す
ものであり、第7図はレールアウタの斜視図、第
8図はフロントアウタの斜視図、第9図はエクス
テンシヨンの斜視図、第10図はピラーの斜視
図、第11図はドリツプの斜視図、第12,13
図は各々第2,3図に対応する断面図である。 1……スライドドア、1a……上縁フランジ、
2……車体開口部、3A……ルーフサイドレー
ル、4A……レールアウタ、4a……下縁フラン
ジ、4d……上縁フランジ、5……レールイン
ナ、5a……下縁フランジ、6……コの字部、7
……アツパローラ、8……アツパレール、9A…
…エクステンシヨン、9a……突設縁、9b……
上縁部、9c……脚部、9d……後縁、12A…
…ピラー、12a……後側縁フランジ、12b…
…後側段差面、13……内側ウエザーストリツ
プ、14……外側ウエザーストリツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライドドアが取付く車体開口部上縁のルーフ
    サイドレールが、外側に開くコの字部にスライド
    ドアのアツパローラをガイドするアツパレールを
    取付けたレールアウタとレールインナとで構成さ
    れ、これらレールアウタとレールインナとが各々
    下縁フランジで接合される一方、上記レールアウ
    タに、レールアウタの下縁フランジに連続する後
    側縁フランジを有するピラーが接合され、これら
    レールアウタとレールインナの下縁フランジから
    ピラーの後側縁フランジに渡つて、スライドドア
    内面に密接する内側ウエザーストリツプが取付け
    られている構造において、上記レールアウタの後
    部が前記コの字部を有するハツト型断面に形成さ
    れる一方、レールアウタの上縁フランジに、下側
    に突設縁を有するエクステンシヨンが接合される
    と共にエクステンシヨンの上縁部がレールインナ
    に接合され、上記エクステンシヨンの前縁部に、
    ピラーの後側段差面に接合されピラーに沿つて延
    びる脚部が形成され、この脚部後縁と上記突設縁
    に渡つてスライドドアの上縁フランジに密接する
    外側ウエザーストリツプが、取付けられているこ
    とを特徴とするスライドドア車のルーフサイド部
    構造。
JP1986001868U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH0220146Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986001868U JPH0220146Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986001868U JPH0220146Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62112968U JPS62112968U (ja) 1987-07-18
JPH0220146Y2 true JPH0220146Y2 (ja) 1990-06-01

Family

ID=30780176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986001868U Expired JPH0220146Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0220146Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4706549B2 (ja) * 2006-04-27 2011-06-22 三菱自動車工業株式会社 スライドドア車両のオープニングトリム構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62112968U (ja) 1987-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4492405A (en) Sealing structure for automotive vehicle side doors
JPS62137720U (ja)
JPH0220146Y2 (ja)
JPS6336819Y2 (ja)
JPS6033050Y2 (ja) 車両用ドアのシ−ル構造
JPS604813Y2 (ja) 自動車のスライド屋根
JPH0417375Y2 (ja)
JP3264164B2 (ja) 自動車用リヤドア
JP2564673Y2 (ja) オープンルーフ車のシール部排水構造
JP2548383Y2 (ja) 自動車におけるリヤゲートのシール構造
JPH046326Y2 (ja)
JPS6111055Y2 (ja)
JPS62273118A (ja) 自動車用ドアのシ−ル構造
JPS634686Y2 (ja)
JPS6127786Y2 (ja)
JPH0146333B2 (ja)
JPH0434117Y2 (ja)
JPH0143951Y2 (ja)
JPH0453293Y2 (ja)
JPH0444423Y2 (ja)
JPS589973Y2 (ja) 車輌用スライドドアにおけるスライドガイドレ−ル
JPS5941853Y2 (ja) スライドドアを有する車輌のドアレ−ル構造
JPH0111596Y2 (ja)
JPH0143301Y2 (ja)
JPH047224U (ja)