JPH02201331A - オートズーム機構を有するカメラ - Google Patents

オートズーム機構を有するカメラ

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JPH02201331A
JPH02201331A JP2136289A JP2136289A JPH02201331A JP H02201331 A JPH02201331 A JP H02201331A JP 2136289 A JP2136289 A JP 2136289A JP 2136289 A JP2136289 A JP 2136289A JP H02201331 A JPH02201331 A JP H02201331A
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JP
Japan
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mode
zoom
subject
switch
signal
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Pending
Application number
JP2136289A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hashimoto
健 橋本
Yoshiaki Hata
良彰 秦
Motoharu Nakanishi
中西 基治
Kotaro Hayashi
宏太郎 林
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上利用分野] この発明は自動倍率調整(以下オートズームと略す)機
能を有するカメラに関するもので、特に横方向に拡がり
をもった被写体にも対応ができるオートズーム機構を有
するカメラに関する。
[従来の技術] 現在オートズーム機構を有するカメラが市販されている
。ここでオートズーム機構とは、与えられた被写体圧H
Dに対し、設定された撮影倍率が得られるように自動的
に撮影レンズの焦点距Mfをf−βxDとなるように調
整する機能をいう。
[発明が解決しようとする課題] 従来のオートズーム機構を有するカメラのオートズーミ
ングの倍率設定は、人物の身長方向の大きさを(たとえ
ば上半身モードとか全身モードとカリを基準に決められ
ていることが多い。したがって、記念写真のように大勢
の人が横方向に拡がりを持つ場合などはオートズーミン
グの倍率設定がうま(行なわれないという問題点があっ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、従来のオートズーム機構を有するカメラでは
対応ができなかった横方向に拡がりをもった被写体にも
対応できるオートズーム機構を有するカメラを提供する
ことである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るオートズーム機構を有するカメラは、上記
の目的を達成するために第1図に示すような構成を有す
る。すなわちこの発明に係るオートズーム機構を有する
カメラは、被写体を撮影する撮影レンズ12と、被写体
までの被写体距離をiT?I定するための測距手段53
と、被写体の幅方向の拡がりをlp1定する被写体測定
手段54と、被写体測定手段54の出力信号に応答して
、適正撮影倍率を演算する適正倍率演算手段55と、被
写体距離に対し、演算された適正倍率になるように撮影
レンズ12の焦点距離を演算する焦点距離演算手段52
と、演算された適正倍率に対応する焦点距離に撮影レン
ズ12がなるように撮影レンズを移動する撮影レンズ移
動手段51とを含む。
但し第1図は本発明の構成を機能的にブロック化して示
したブロック図であり、後述の実施例では上記構成の主
要部をマイクロコンピュータのプログラムにより実現し
ている。
[作用コ 以下、この発明の作用を第1図により説明する。
測距手段53と被写体測定手段54は多点測距を行ない
、被写体の横方向の拡がりおよび最も近い被写体までの
被写体距離を測定する。適正倍率演算手段55は、被写
体測定手段54の出力信号に応じて、被写体の横方向の
拡がりを判断し、被写体に横方向の拡がりがある場合と
ない場合に応じてそれぞれ適正な撮影倍率を演算する。
そして適正倍率演算手段55の出力信号である適正倍率
と最短被写体距離とから焦点距離演算手段5zで焦点距
離を演算し、その焦点距離になるように撮影レンズ移動
手段51が撮影レンズ12を移動する。
すなわち、多点測距により被写体パターンを認識判定す
ることにより、被写体の大きさに最適の倍率にズーミン
グが行なわれる。
[発明の実施例] 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図はこの発明に係るオートズーム機構を有するカメ
ラの斜視図である。第2図を参照して、この発明に係る
オートズーム機構を有するカメラは、カメラ本体の前面
に設けられ、ズーム動作を可能にするためのメインスイ
ッチ操作レバー10と、カメラ本体の上部に設けられ、
測光、露出を行なうためのレリーズボタン11と、カメ
ラ本体の前面に設けられ、被写体を撮影するための撮影
レンズ12と、カメラ本体の上部に設けら、オートズー
ムモードを設定するためのオートズームモードボタン1
3と、カメラ本体の上部に設けられ、撮影レンズ12の
焦点距離をテレ方向、ワイド方向に切換えるためのシー
ソー型スイッチとなったズーム操作レバー14と、カメ
ラ本体の上部に設けられ、絞り値、シャッタスピードな
どを表示すための液晶で構成された表示LCD15と、
セルフモードで撮影を行なうためのセルフモードボタン
16とを含む。
レリーズボタン11は、2段押し込み式になっており、
1段押し込み(半押″し)で測光スイッチS、がオンさ
れ、測光がスタートされ、2段押し込み(全押し)によ
ってレリーズスイッチS2がオンされ、露出が行なわれ
る。ズーム操作レバー14はテレ方向(焦点距離が大き
くなる方向)に撮影レンズ12を移動させるためのズー
ムインスイッチS4と、ワイド方向(焦点距離が小さく
なる方向)に撮影レンズ12を移動させるためのズーム
アウトスイッチS5とを含む。なお撮影レンズ12の焦
点距離は38〜90mmである。
第3図は撮影レンズ12を保持するための鏡筒部20の
斜視図である。第3図を参照して、鏡筒部20はその一
端で撮影レンズを保持するための鏡筒21と、鏡筒21
のレンズ側端部近くに設けられ、鏡筒21を回転するこ
とによって撮影レンズ12をテレ方向またはワイド方向
に移動させるためのズーミングモータM、と、鏡筒21
の回転によるズーム位置を検出するためのズームエンコ
ーダ22と、ズームエンコーダ22からの出力信号(S
s〜S+o)を取出すめたのエンコーダブラシ26と、
鏡筒21をカメラ本体に保持するための保持部材23と
を含む。鏡筒21の撮影レンズ12側には、ズーミング
モータM、の駆動力を鏡筒21に伝達するための鏡筒回
転用歯車24が設けられている。第1図に示したズーム
操作レバー14の操作によって、ズーミングモータM、
が駆動され、その駆動力が鏡筒回転歯車24を介して鏡
筒21に伝達され、撮影レンズ12の焦点距離が変化す
る。レンズ停止位置における焦点距離はズームエンコー
ダ22で検出され、そのときの焦点距離がエンコーダブ
ラシ26を介してエンコーダ信号としてカメラ本体内に
設けられた後述する制御CPUIに伝達される。詳しく
は後述する。
第4図は第3図で説明したズームエンコーダ22の出力
信号とそのときの撮影レンズ12の焦点距離との関係を
示した図である。第4図を参照して、ズームエンコーダ
22は、グレーコード型のエンコーダで図の中央に示し
したようなエンコーダパターンを有する。ズームエンコ
ーダは1〜21で表わされる21のズーム位置を有し、
各々のズーム位置に対する代表的な焦点距離の値が代表
f値として示されている。たとえばズーム位置が1の場
合の代表f値は90mmであり、このとき撮影レンズ1
2はテレ端にある。一方ズーム位置1つのときの代表f
値は38mmであり、このとき撮影レンズ12はワイド
端にある。ズーム位置20.21は撮影レンズ12が沈
胴状態にある場合である。エンコーダパターンは図の中
央に示したようなものであり、図に示したような出力信
号(Ss〜5ho)がエンコーダブラシ26からエンコ
ーダ信号として出力される。エンコーダパターンのオン
およびオフをHおよびLでそれぞれ表わした信号内容を
ファンクションの欄に示す。ファンクションの内容を1
6進数で表わしたものが16進コードである。すなわち
、ズーム位置が定まるとそれによって代表f値が定まり
、そのときの出力データは16進コードとして5ビツト
で出力される。
第5図はこの発明に係るオートズームモードを有するカ
メラの電気回路を示す全体ブロック図である。第5図を
参照して、この発明に係るオートズームモードを有する
カメラの電気回路は、メインスイッチS(、等のカメラ
本体に設けられたスイッチや第3図に示したズームエン
コーダからの5ビツトで表わされた出力信号(Ss〜S
+o)や後に説明するフィルム感度読込端子(DX、D
X3)の出力信号を入力し、それに応じてカメラ全体を
制御する制御CPUIと、制御CPUIに接続され、シ
リアル通信用クロックSCK信号に応答する測光・測距
回路部2、シャッタブロック3と、制御CPUIからの
フラッシュ昇圧開始信号FCに応答して発光状態のモニ
タ信号RDYI、RDY2信号を出力するフラッシュブ
ロック5と、制御CPU1に接続され、その出力信号に
応答してズーミングモータM1%巻上げ・巻戻しモータ
M2の動作を制御するモータドライバ部4と、制御CP
Uからの出力信号LED、LCDに応答して、表示LC
D15に所定の表示を行なう表示部6とを含む。測光・
測距回路部2は、制御CPU1からのデータ送信先指定
信号C81および測光・測距回路をオンするための測光
・測距回路オン信号AFESを受けて制御CPUIにJ
pJ光・測距回路データ読込信号AFEDを出力する。
シャッタブロック3は、制御CPUIからデータ送付元
指定信号C52、ピントデータ、シャッタ制御データ出
力信号5HTDおよび焦点合わせ開始指令信号STRを
受ける。モータドライバ部4は、ズーミングモータM、
を制御するズーミングモータドライバ部4aと、巻上げ
・巻戻しモータM2を制御するための巻上げ・巻戻しモ
ータドライバ部4bとを含み、ズーミングモータドライ
バ部4aは、制御CPUIからのズームモータM、駆動
信号zcw、zccwを受け、巻上げ9巻戻しモータド
ライバ部4bは、制御CPUIからのフィルム巻上げモ
ータ制御信号wcwSwccw信号を受ける。表示部6
は、発光ダイオードによる表示信号LEDと、液晶表示
信号LCDとを受け、各々の表示内容を表示する。
ズームモータM、の制御信号zcwSzccwの値とそ
のときのモータの状態を第1表に示す。
また、巻上げ・巻戻しモータM2の制御信号WCw、w
ccwと、そのときのモータの状態を第2表に示す。
表1 表2 第6図は第1図に示した表示LCDの表示内容を示した
図である。カメラがノーマルモードにあるときは、第6
図(a)のような表示が行なわれ、オートズームモード
にあるときは第6図(b)のような表示が行なわれ、セ
ルフモードにあるときは第6図(C)のような表示が行
なわれる。このような表示を行なうために必要な表示セ
グメントの全体を第6図(d)に示す。第6図(d)を
参照して、表示LCDはオートズームモード表示セグメ
ント151と、フィルム在合確認表示セグメント152
と、フィルムカウンタ153と、フィルムローディング
確認表示セグメント154と、セルフモード表示セグメ
ント155とを含む。
この発明に係るオートズームが可能なカメラは、第6図
で説明したようにノーマルモード、オートズームモード
、セルフモードおよびオートズーム−時解除モードとを
有する。このような各モードの遷移の関係を第7図に示
す。ここで、ノーマルモードとはセルフ撮影をしないモ
ードでありかつオートズームモードでなく、カメラが起
動されたときの初期モードをいう。セルフモードとはセ
ルフ撮影を行なう場合のモードであり、集合写真等を撮
影する場合のモードでありレリーズボタン11を押した
後一定時間経過後に露光が行なわれるモードである。オ
ートズームモード(以下AZモードと略す)は与えられ
た被写体までの距離りに対して設定された撮影倍率の写
真が得られるように自動的に撮影レンズの焦点距離fを
調整するモードである。AZ−時解除モードはAZモー
ドを一時的に解除するモードである。
第7図を参照して上記4つのモード間の遷移について説
明する。カメラが起動されたときのノーマルモードから
AZモードにするには第2図に示したオートズームモー
ドボタン13を押せばよい。
AZモードからノーマルモードへ戻すときにも同様であ
る。すなわちオートズームモードボタン13を1押しす
るごとにノーマルモードとAZモードとが繰返される。
ノーマルモードからセルフモードへ変えるときには、第
2図に示したセルフモードボタン16を押せばよい。セ
ルフモードからノーマルモードへ戻すには、同じくセル
フモードボタン16を押せばよい(セルフ撮影終了後は
自動的に戻る)。すなわちセルモードボタン16の1押
しごとにノーマルモードとセルフモードとが切換わる。
AZモードからAZ−時解除モードへ切換えるには、第
1図に示したズーム操作レバー14を操作することによ
ってズームインスイッチS4またはズームアラアトスイ
ッチS、を押せばよい。逆にAZ−時解除モードからA
Zモードへ戻すには第1図に示したオートズームモード
ボタン13を押すことによってオートズームモードスイ
ッチS、をオンにするかまたは1コマ撮影が終了されれ
ばよい。AZ−時解除モードからセルフモードへ切換え
るときには、セルフモードボタン16を押すことによっ
てセルフスイッチS+2をオンすればよい。AZモード
とセルフモードとを切換えるには、それぞれオートズー
ムモードスイッチS、またはセルフモードスイッチSI
2をオンすればよい。
第8図は第2図に示したカメラにおける動作を示すメイ
ンルーチンのフローチャートである。本実施例によるオ
ートズームモードを有するカメラは、カメラ本体に電池
が投入されてリセットされることによってその動作を開
始する。第8図を参照して、カメラがリセットされると
、カメラを動作させるための各種パラメータ、フラグお
よびメモリ等の初期化を行なうための初期設定サブルー
チン(#2)に入る。次にメインルーチン(#4)に入
り、メインスイッチSoが変化したか否かが判断される
(#6)。、ここでメインスイッチS。
が変化したと判断されると、メインスイッチをチエツク
するためのメインスイッチチエツクルーチン(# 20
)にフローは移行する。#6でメインスイッチSOが変
化しなかったと判断されたときは、メインスイッチSo
がオンか否かが判断される(#8)。ここでメインスイ
ッチSoがオンであると判断されると、測光スイッチS
、がオンか否かが判断される(# 10)。ここでオン
であると判断されると、処理フローは測光スイッチオン
ルーチン(# 22)に移行する。測光スイッチS、が
オンでなければ、オートズームモードスイッチS、がオ
ンか否かが判断される(# 12)。ここでオンである
と判断されると、モードスイッチオンルーチン(#24
)に処理フローは移行する。
オートズームモードスイッチS、がオフであると判断さ
れると、セルフスイッチS+2がオンか否かが判断され
(#14)、オンであると判断されるとセルフスイッチ
オンルーチン(# 26)に処理フローは移行し、オフ
であると判断されると、ズームインスイッチS4がオン
か否かが判断される。ズームインスイッチS4がオンで
なければ、ズームアウトスイッチS5がオンか否かが判
断される。ズームスイッチS、がオンまたはズームアウ
トスイッチS、がオンであれば、処理フローはズームス
イッチオンルーチン(#28)に移行する。ステップ#
8でメインスイッチSoがオフであるか、ステップ#1
8でズームアウトスイッチS、がオフであれば、処理フ
ローはメインルーチン(#4)に移行する。
第9図は第8図のメインルーチンでステップ#20で示
したメインスイッチSOチエツクルーチンの内容を示す
フローチャートである。第9図を参照して、処理フロー
はメインスイッチSoチエツクルーチンに入ると、まず
メインスイッチSOの変化がオフからオンであったか否
かが判断される(# 30)。ここで変化がオフからオ
ンであれば、撮影レンズ12は駆動方向がテレ方向ヘセ
ットされる(# 32)。次に撮影レンズ12の停止位
置がセンター(第4図に示したズーム位置で10の位置
)にセットされる。一方ステップ#30でメインスイッ
チSoの変化がオンからオフであると判断されたときは
、撮影レンズ12の沈胴動作が必要であるから、駆動方
向がワイド方向にセットされ(#38)、撮影レンズの
停止位置が沈胴位置(第4図に示したズーム位置21の
位置)にセットされる(#40)。ステップ34または
ステップ40で停止位置がセットされた後に、処理フロ
ーはズーミングサブルーチン(#36)に移行し、その
後メインルーチン(#4)に移る。
なお、ステップ#32および#38における駆動方向の
セットは、具体的には制御CPUIのRAM上に1また
は0のデータとして記憶される。
すなわち、駆動方向がテレ方向の場合は1がセットされ
、ワイド方向のときは0がセットされる。
次に撮影レンズ12の沈胴動作について説明する。撮影
レンズ12の沈胴とは、撮影レンズ12が使用されない
とき、レンズ鏡筒21をカメラボディ内に収容すること
をいい、撮影レンズ12が第4図に示したズーム位置2
1の沈胴位置になったときには、第2図に示すように撮
影レンズ12はバリヤ25で覆われる。なお、撮影レン
ズ12のズーム位置が20で表わされる沈胴途中にある
ときは、バリヤ25は半開きのため写真の撮影は不可能
である。
次に測光スイッチS、が押された場合の処理フローにつ
いて810図を参照して説明する。レリーズボタン11
の1段押しによって測光スイッチS、がオンされたとき
、処理フローは測光・測距サブルーチン(# 50)に
移行し、次にAZモードか否かが判断される(# 52
)。AZモードであると判断されると、Az演算サブル
ーチン(#54) 、AE演算(#56)、フラッシュ
昇圧サブルーチン(#58)、ズーミングサブルーチン
(# 60)の各サブルーチンが実行される。但し、A
E演算(#56)はAZ演算サブルーチン(#54)の
演算結果によるズーム位置に基づいて行なわれる。ステ
ップ#52でAZモードでないと判断されたときは、A
Z演算を行なうことなくAE演算(# 62)が行なわ
れ、フラッシュ昇圧(#64)が行なわれる。AZモー
ドでズーミングサブルーチン(# 60)またはAZモ
ードでない場合でフラッシュ昇圧(#64)が終わった
後、まだ測光スイッチS、がオンされているか否かが判
断される(# 66)。測光スイッチS、がオンであれ
ば、リレーズスイッチS2がオンか否かが判断され、レ
リーズスイッチS2がオフであれば、再度フラッシュ昇
圧(# 70)が行なわれ処理フローはステップ#66
へ移行する。ステップ#68でレリーズボタンS2がオ
ンであれば、解像力確保のための微小ズーミングを行な
うブリズーム(#72)(後述)が行なわれ、ピント合
わせ・露光サブルーチン(#74) 、センターズーム
サブルーチン(#75) 、1コマ巻上げ(# 76)
を経てAZ−時解除モードか否かが判断される(#78
)。AZ−時解除モードでなければ、処理フローはステ
ップ#66へ戻り、Az−時解除モードであれば、AZ
−時解除モードからAZモードへ撮影モードが変わり(
180) 、そのときのモードが表示LCD15に表示
され、処理フローはメインルーチンへ戻る。ステップ#
66で測光スイッチS、がオフであり、ステップ#78
でAZ−時解除モードでない場合においては、処理フロ
ーはメインルーチンへ移行する。
なお、表示LCD15へのモード表示の方法としては、
AZモードであればオートズームモード表示(第6図(
d))の151で示したセグメントが点灯され、AZ−
時解除モードであれば、オートズームモード表示151
が2Hzの周波数で点滅される。
なお、このAZ−時解除モードは次のような場合に用い
られる、たとえばAZモードにすると、被写体の大きさ
(撮影倍率)はカメラが決定することになる。しかしこ
の大きさが気に入らない場合がある。このような場合に
ズーム操作レバー14を操作しAZ−時解除モードにす
れば、同じレバー操作により被写体の大きさを通常のズ
ーミング時と同様に変えることができる。
第11図はオートズームモードスイッチS、がオンされ
た場合のサブルーチンである。第11図を参照して、オ
ートズームモードスイッチS、がオンされると、AZモ
ードが否がか判断される(#90)。AZモードである
と判断されると、撮影モードがAZモードからノーマル
モードに切換えられる(# 92)。ステップ#9oで
AZモードでないと判断されたときは、ノーマルモード
もしくはAZ−時解除モードである場合には、撮影モー
ドがAZモードとされ(#94)、ズームレンズにテレ
コンバータが付いているが否かが判断され(#98)、
テレコンバータ付きであると判断されると処理フローは
ステップ#92へ移行する。テレコンバータ付きでない
場合は、セルフモードであろうがなかろうがセルフモー
ドがキャンセルされ(#100)、センターズームサブ
ルーチン(# 102)を経た後、処理フローは#96
のモード表示へ移行され、そのときの撮影モードが第6
図に示したように表示される。
なお、ステップ98におけるテレコンバータ付きか否か
の判断は、撮影レンズ12の近傍に配置されテレコンバ
ータによって切換えられるテレコンバータスイッチS1
1のオンオフによって判断される。なおステップ98で
テレコンバータ付きの場合にAZモードからノーマルモ
ードに切換えられるのは次の理由による。この発明が適
用されるようなレンズ交換できないカメラにおいては、
一般にフロントコンバータが使用され、それは大きく重
い。したがって、そのような条件下でズー・ミングが行
なわれると、ズームモータM、の負荷が大きくなり、ズ
ーム速度が遅くなる。したがって、オートズームに要す
る時間が長くかかりレリーズボタンを押すタイムラグが
大きくなり、その結果タイミングの良い撮影ができなく
なるためである。
次に第12図を参照して、セルフスイッチS。
2がオンの場合のサブルーチンについて説明する。
セルフスイッチSI2がオンであれば、まずセルフモー
ドか否かが判断され(#110)、セルフモードであれ
ば、セルフモードがキャンセルされ(#112)、セル
フモードでなければセルフモードがセットされ(#11
4) 、AZモードまたはAZ−時解除モードから撮影
モードがノーマルモードに変更される(# 116)。
そしてその状態での撮影モードが表示LCDに第6図で
示したように表示される(#118)。その後処理フロ
ーはメインルーチンに移行する。したがって、セルフモ
ードとAZモードまたはAZ−時解除モードの重複設定
は行なわれない。
第13図は第2図に示したズーム操作レバー14が操作
され、ズームインスイッチS、またはズームアウトスイ
ッチS、のいずれかがオンされた場合のサブルーチンを
示す。ズームインスイッチS、またはズームアウトスイ
ッチS5のいずれかがオンされると、撮影モードがAZ
モードか否かが判断され(#120) 、AZモードで
あればAZモードからAZ−時解除モードへ撮影モード
が切換えられ(#122)、モード表示が行なわれる(
#124)。ステップ#120でAZモードでないと判
断されるかまたはステップ#124においてモード表示
が行なわれた後は、ズームインスイッチS4がオンか否
かが判断される。ズームインスイッチS4がオンであれ
ば、撮影レンズ12の駆動方向がテレ方向ヘセットされ
(#134)、撮影レンズ12の停止位置がテレ端にセ
ットされる(#136)。ズームインスイッチS4がオ
フの場合はズームアウトスイッチS、がオンか否かが判
断され、ズームアウトスイッチS5がオンであれば、ズ
ームアウトの指示であるから、撮影・レンズ12の駆動
方向はワイド方向ヘセットされ(#130)、撮影レン
ズ12の停止位置がワイド端にセットされる(# 13
2)。撮影レンズ12の停止位置が上記のいずれかにセ
ットされた後は、処理フローはズーミングサブルーチン
(#138)に移行する。ステップ#128でズームア
ウトスイッチSlがオフであるか、またはステップ#1
38でズーミングが終了した後は、処理フローはメイン
ルーチンへ戻る。
なお、ステップ#126およびステップ#128でズー
ムインスイッチS、もズームアウトスイッチS、もとも
にオフの場合は、ノイズ等の誤信号が入力された様なケ
ースである。また、撮影レンズ12の停止位置のセット
は、第9図の#34および40で示したのと同様に、制
御CPUのRAM上に第4図に示したズーム位置データ
として記憶される。
次に第14図を参照してズーミングサブルーチンについ
て説明する。ズーミングサブルーチンがコールされると
、まずズーム位置が読込まれ(#140)、撮影レンズ
12がテレ端、ワイド端またはAZ停止位置のいずれか
の停止位置に達しているか否かが判断される(#142
)。停止位置でないと判断されたときは、そのときの撮
影レンズ12の駆動方向によってテレ方向であればZC
W信号が出力され(#146)、ズームモータM、は正
転され、駆動方向がワイド方向の場合は、zccw信号
が出力され(#148)、ズームモータM、は逆転され
、AZモードか否かが判断される(# 150’)。ス
テップ#150でAZモードであると判断されると、レ
リーズスイッチS2がオンか否かが判断され(#152
)、レリーズスイッチS2がオフであれば、測光スイッ
チS。
がオンであるか否かが判断される(#154)。
ステップ#154で測光スイッチS、がオンであれば、
ズーム位置が読込まれ(#154)、撮影レンズ12が
停止位置に達したか否かが判断される(#158)。ス
テップ#150でAZモードでないと判断されたときは
、ズームインスイッチS、またはズームアウトスイッチ
S、がオンか否かが判断され(#160)、オンである
と判断されると処理フローはズーム位置読込サブルーチ
ン(# 156)に移行する。ステップ#158で停止
位置でないと判断されたときは、メインスイッチSoが
オンか否かが判断され、オンであると判断されたときは
、処理フローはステップ#150に戻る。
ステップ#160でズームスイッチS、 、S、がオン
でないと判断されたときまたはステップ#162でメイ
ンスイッチSoがオフであると判断されたとき(# 1
62)は、ズームモータM、にブレーキをかけるため処
理フローはステップ#164に移行する。ステップ#1
52でレリーズスイッチS2がオンであると判断された
ときは、ズームモータM、にブレーキをかけ(#172
) 、0゜1秒の時間待ちを行ない(#174)、ズー
ムモータM、へのブレーキ信号の出力を停止しく#17
6) 、AE演算が行なわれる(#178)。この場合
には、AZモードではあるが、当初の被写体の撮影の目
的位置まで撮影レンズ12が移動されていないので、そ
のズーミング中止位置でのAE演算が再度行なわれるこ
とになる。このようにAE演算が再度行なわれるのは、
ズーム位置により撮影レンズ12の開放F値が異なるた
めである。
ステップ#154で測光スイッチS、がオンでないと判
断されたときは、処理フローはズームモータM、にブレ
ーキをかけるためステップ#164に移行する。すなわ
ち、ステップ#150、#152.154および#16
4を参照して、AZモードでズーミング中であっても、
測光スイッチS、がオフされると、直ちにズームモータ
M、にブレーキがかかり、オートズームの起動と中止が
ユーザの意思によって制御される。したがって、撮影中
にカメラ動作に手動動作とのタイミングのずれが生じる
ことはなく、ユーザは違和感を感じることなく撮影が可
能なオートズーム可能なカメラが提供できる。
なおステップ#164でズームモータM、にブレーキを
かけるのに、zcw、zccw信号を出力しているのは
、第1表に示したように双方の出力信号をLにすること
によって、モータにブレーキがかかるためである。
ズームモータM、にブレーキがかけられる時は、0.1
秒間ブレーキがかけられ(#166)、ズームモータM
、の駆動は停止される(#168)。
その後処理フローは撮影レンズ12が決められた位置よ
りもオーバランしたか否かをチエツクするためにオーバ
ランチエツクサブルーチン(#170)に移行する。
次にn1光・測距サブルーチンについて第15図を参照
して説明する。測光・測距サブルーチンにおいては、ま
ず測光・測距回路をオンするためのAFES信号が出力
される(# 180)。次にA/D変換を行なうための
動作クロックとしてシリアル通信用クロックSCK信号
が出力され(#182)、所定数クロック出力後、デー
タ送信先を指定するためにC81信号が出力される(#
184)。次に測光・測距データをセットするためにA
FES信号出力が停止され(#186)、シリアル通信
用クロックであるSCK信号が出力される(#188)
。これに同期して測光・測距データを読込むためのAF
ED信号が入力され(#190)、測光・測距データの
読込みが終了後、測光・測距回路をオフするためC8I
信号の出力が停止される(# 192)。
上記した測光・測距動作における信号のタイミング等を
第16図を参照して説明する。まず第16図の(1)を
参照して、AFES信号がLになると測光や測距が開始
される。APES信号がLになるとこれに同期して測光
φ測距回路の動作クロックであるSCK信号が1サイク
ル毎に512のパルスを発生する。この間に測光値およ
び測距値のA/D変換が行なわれる。そして、C81信
号がLになるとSCKのパルス信号に同調してAFED
が測光データ、測距データの順で制御CPU1に対し出
力される。これらデータはともに8ビツトのシリアルデ
ータとして転送される。本発明の場合は多点測光および
多点測距をしているため、この(1)測光データ、(2
)測距データの組がたとえば8点測光であれば、8組出
力される。
たとえば第16図の(1)の下部に測光データ(1)が
出力される場合のシリアル通信用クロックSCKのパル
スとそのときに出力されるAFEDとの関係を拡大して
示している。AFEDの図を参照して、SCK信号の1
周期ごとに測光データの1ピツトずつのデータが送信さ
れる。第16図の(2)に測光データおよびn1距デー
タの詳細が記載されている。この図を参照して、測光デ
ータは8ビツトのデータではあるが、上位5ビツトが整
数部を表わし、下部3ビツトが小数部を表わす。このデ
ータはBV値であり、被写体の輝度を表わす。測距デー
タは8ビツトのデータではあるが、使用されているのは
下位5ビツトであり、この距離データは、被写体までの
距離を所定のゾーンナンバーで表わしたものである。こ
の被写体までの距離とそのときの測距データとなるゾー
ンナンバーとの関係を第17図に示す。
第18図はAZ演算のサブルーチンを示すフローチャー
トである。第18図を参照して、AZ演算サブルーチン
に処理フローが移行すると、まず参照テーブルが作成さ
れる(# 202)。
この、参照テーブルとは、被写体距離からAZモモ−時
のズームの停止位置を参照するためのテーブルである。
そのような参照テーブルの例が第19図に示されている
。第19図を参照して、参照テーブルはテーブル(1)
とテーブル(2)を含む。テーブル(1)は複数の測光
点について第17図に示した被写体距離に基づいて定め
られた距離データをゾーンナンバーで表わしたデータか
ら所定のパラメータD(たとえば測光点が8点であれば
り、〜D8および最近デーDN11)を参照するための
ものである。このパラメータDは実際の距離をmm単位
で表わしたものである。なお、ここでDH、とは、たと
えば測光点が8点あるとすれば、その8点のうちの最も
近い点の距離をいう。ここで倍率データの決定に先立っ
て、被写体の横方向の拡がりが判定される。拡がりがあ
ると判定されると、倍率データとしてはβW(横方向の
拡がりより算出した倍率)が採用され、拡がりがなけれ
ばβが採用される。なお、この詳細については後述する
。このパラメータDと予め撮影モードによって定められ
た撮影倍率データ(βまたはβW)との積を演算して焦
点距離fが次の式に基づいて求められる。
f−βXDN11 または f−βWXDNR テーブル(2)は演算結果である焦点距離fに基づいて
AZモモ−時の撮影レンズの停止位置をズーム位置で表
わしたものである。テーブル(1)もテーブル(2)も
ともに制御CPUIのRAM上に作成される。
第18図のAZ演算ルーチンに戻って、停止位置に対応
する焦点距離fが決定され(#204)た後は、撮影レ
ンズの駆動方向が算出される(#206)。なおこの駆
動方向の算出は第19図に示したテーブル(2)の停止
位置を用いて、現在の撮影レンズの停止位置と、求めら
れた焦点距離fに対応する停止位置とが比較されること
によって決定される。
次にAE演算サブルーチンについて説明する。
第20図はAE演算サブルーチンのフローチャートであ
る。第20図を参照して、AE演算サブルーチンにおい
ては、まず撮影モードがAZモードであるか否かが判断
され(#210) 、AZモードであればレリーズスイ
ッチS2がオンされているか否かが判断され(#224
) 、AZモードでないかまたはレリーズスイッチS2
がオンされていればズーム位置が読込まれる(# 21
2)。なお、ステップ#224でレリーズスイッチS2
がオンされているか否かが判断されるのは、レリーズ優
先で撮影が行なわれるか否かを判断するためである。
ステップ#212でズーム位置が読込まれた後は、開放
F値が決定される。このようにズーム位置が読込まれた
後に開放F値が決定されるのは、撮影レンズ12がズー
ム位置により開放F値が異なるためである。なお、ステ
ップ#224でレリーズスイッチS2がオフであれば、
AZ演算をした結果の停止位置での開放F値が採用され
(#226)、処理フローはステップ#214に移行す
る。なお、ズーム位置と開放F値(AVo)の関係を示
すテーブル(3)を第21図に示す。なおテーブル(3
)は制御CPUIのROMまたはRAM上に設けられる
次にAE演算サブルーチンに戻って、開放F値が決定さ
れた後は、ISO情報が読込まれ(#216)、シャッ
タ制御値が演算され(# 218)、充電状態が読込ま
れ(#220)、その後AE情報がファインダー内に表
示される(# 222)。
第22A図、第22B図は第20図のステップ#216
で説明したISO情報読込みの内容を具体的に説明した
図である。フィルムの感度を表わすISO感度とそれに
対応するISOコードは第22A図に示すとおりである
。ISO感度はSv値で表わされ、ISO感度に対する
SV値はISO感度の横に括弧を付けて示しである。次
にISOコードからSv値への換算方法を第22B図を
参照して説明する。ISO情報が読込まれるときは、ま
ずISOコードが8ビツトの下位3ビツトで読込まれる
。この場合上位5ビツトのデータは1となっている。こ
の状態を第22B図(1)に示す。次に(1)に示した
データがインバートされ、第22B図(2)に示された
データにされる。
これに第22B図(3)に示したように03Hが加えら
れ、フィルム感度Sv値に変換される。この値が第22
A図に示したフィルム感度表において、ISO感度の横
に括弧を付けて示した数値に対応する。 次に第20図
のステップ#218で示したシャッタ制御値演算につい
て説明する。シャッタ制御EV値Evcは、 EVC−BV+Sv −(AVo  (fx )−AV
o  (f = 38) )   ・・・(1)で表わ
される。
このシャッタ制御EV値はズーム位置を焦点距離fxで
表わした場合のものである。なお、ここで、 Evc :シャッタ制御EV値 BV:被写体輝度を表わす測光データ(第16図参照) Sv :フィルム感度(第22図参照)AV(fx):
ズーム位置(焦点距離)fxIIllのときの開放F値 AVo  (f−38)  :焦点距離が38mm、す
なわちワイド端における開放f値 である。
すなわち制御EV値は撮影レンズ12がワイド端にある
場合を比較した場合の制御EV値を表わす。そして演算
されたEvcがフラッシュモードか否かのしきい値とな
るEV丁Hよりも小さいときには、自動的に撮影モード
はフラッシュモードとされる。以上がAE演算である。
次にフラッシュモードの演算について説明する。
フラッシュモードの演算においては、フラッシュモード
時のシャッタ制御(フラッシュ発光)AV値AVTを求
める。演算式は、 AVv =IV+Sv  DV−(AV (fx )−
AV (f−38))    −(2)で表わされる。
ここで ■V:フラッシュ照度を表わし、ガイドナンバーの対数
で表わされる。
DV=被写体までの距離を表わし距離の対数で表わされ
る。
上記のようにして演算されたフラッシュモード時のシャ
ッタ制御AV値が下記の演算によりシャッタ制御EV値
に換算される。
EVc =F (AVT )        −(3)
ここでF()は関数を表わす。
次に上記したフラッシュモードの表示について説明する
。第23図は第1図に示したカメラのファインダとその
中の表示内容を示す図である。第23図(1)を参照し
て、ファインダは視野枠と視野枠の下部に設けられたL
EDで構成された表示部とを含む。
LED表示部は、緑色で表示されるa表示と、同じく緑
色で表示されるb表示と、赤色で表示されるC表示とを
含む。第23図(2)に示すようにa表示は非フラッシ
ュモードを示し、フラッシュなしで撮影ができる状態を
表わす。b表示はフラッシュモードを表わし、フラッシ
ュ発光準備が完了しているこを示す。すなわち充電が完
了していることを示す。C表示はフラッシュモードを示
し、フラッシュ発光準備が未だ完了していないことを示
す。すなわち充電が未完であることを示す。
第24図はフラッシュ昇圧サブルーチンのフローチャー
トを示す。第24図を参照して、処理フローがフラッシ
ュ昇圧サブルーチンに移行すると、まずフラッシュが必
要か否かが判断される(#230)。フラッシュが必要
か否かの判断は、RAM上にフラッシュモードか否かの
判断のしきい値となるEVTMの値が記憶されており、
測光による制御EV値をしきい値と比較することによっ
て発光か否かが判断される。ステップ#230でフラッ
シュが必要と判断されるときは、フラッシュ発光のため
の充電が完了しているか否かが判断される(# 232
)。すなわち、第5図の電気回路の図において、フラッ
シュブロック5から送られる充電状態をモニタする信号
RDY1、RDY2がチエツクされる。第5図において
充電状態モニタがRDYlおよびRDY2の2つの信号
を有しているのは、2つの充電電圧レベルを検知するた
めである。RDY1信号はたとえば充電完了電圧に発光
用コンデンサが充電されたことを表わし、たとえば29
0Vに選ばれる。RDY2信号は発光可能電圧、たとえ
ば260Vに発光用コンデンサが充電されたことを示す
。以下、充電完了電圧をL2で表わし、発光可能電圧を
り、で表わす。
ステップ#232においては、発光用コンデンサが充電
完了電圧L2に達したか否かが判断され、未だ達してい
ないときは、充電のためにフラッシュ昇圧が開始される
(#234)。その後測光スイッチSIがオンか否かが
判断され、(# 236)、オンであれば、レリーズス
イッチS2がオンか否かが判断され(#238)、オン
でなければAZモードでかつズーミングが完了している
か否かが判断され(#240) 、ズーミングが未だ完
了していなければ、発光用コンデンサが発光可能電圧り
、に達しているかが判断され、(#242)、達してい
ればフラッシュ昇圧が完了される(#246)。ステッ
プ#230でフラッシュが必要でないと判断されるか、
ステップ#232で発光用コンデンサの充電完了し2で
あると判断されたときは、処理フローはリターンする。
ステップ#236で測光スイッチS、がオンでないかま
たはステップ#240でAZモードであってかつズーミ
ングが完了しているときは、発光用コンデンサが充電完
了電圧L2に達しているか否かが判断され(#244)
 、達していればフラッシュ昇圧が完了され(#246
)、達していなければ再度測光スイッチS、がオンか否
かが判断される(#236)。ステップ#238でレリ
ーズスイッチがオンであれば、直ちに発光が可能か否か
が判断される(#242)。
なお、原則として測光スイッチS、がオンであれば発光
用コンデンサは発光可能電圧り、まで昇圧され、オフで
あれば充電完了電圧L2まで昇圧される。この理由は、
測光スイッチS、がオンであれば、ユーザは次にレリー
ズスイッチS2をオンする可能性が高く、そうでないと
きは、ユーザはすぐには撮影をしないからである。また
、AZモードにおいてズーミングを完了した後は、レリ
ーズスイッチS2がオフの場合は発光用コンデンサは充
電完了電圧L2まで昇圧される。
次に第24図で説明した発光用コンデンサの昇圧につい
て詳細に説明する。第25A図は発光用コンデンサの昇
圧を説明するための回路図である。
第25A図を参照して、フラッシュ回路は、制御CPU
Iと接地GNDの間に設けられ、2つの抵抗R7とR2
との接続点であるノードN2の電位に応答して動作する
トランジスタQ、と、制御CPUIとGND方向へのみ
電流を流すダイオードQ、との間に設けられ、ノードN
1の電位に応答して動作するトランジスタQ2と、ノー
ドN1に接続され、抵抗R3とツェナーダイオードZD
との直列接続で構成された充電検知回路と、高電圧(V
H)GNDとの間に接続された発光用コンデンサCとキ
セノン管XEとを含む。昇圧回路は周知であるので省略
している。たとえば抵抗値R4、R2はそれぞれ100
にΩ、IOKΩに選ばれる。
トランジスタQ、およびQ2はそれぞれ電位検出のため
に用いられ、ノードN、がたとえば1.4Vのときトラ
ンジスタQ2がオンし、RDY2信号が出力され、N2
の電位が0.7vになったときにトランジスタQ、がオ
ンし、RDY1信号が出力される。フラッシュ昇圧の具
体的な動作を第25B図を参照して説明する。第25B
図は、発光用コンデンサCの電位vHの変化とノードN
の電位V、の変化とそのときの充電状態モニタ信号RD
Y1およびRDY2信号の出力状態をX軸を共通の時間
軸として表わした場合の図である。
詳細な説明は省略するが、発光用コンデンサCの電位が
発光可能電圧り、に達したとき、RDYI信号が出力さ
れ、充電完了電圧L2に達したときには、RDY2信号
が出力される。
第26図は、ブリズームサブルーチンの内容を示すフロ
ーチャートである。ここでブリズームとは、鏡筒21の
カム溝31とピン33とのガタを常に同一方向につめる
ための動作をいう。
第27図はレンズ鏡筒部の断面図である。第27図を参
照して、鏡筒21には、カム環32が設けられ、このカ
ム環32にはカム溝31設けられている。このカム溝3
1に沿って撮影レンズ12が所定の焦点距離になるよう
に移動されるよう、撮影レンズ12の外周に設けられた
玉枠34を介してピン33がカム溝31に沿って移動さ
れる。
第27図に示すように、ピン33の幅は、カム溝31の
幅よりも小さい。したがって、撮影レンズ12の移動方
向によっては、一定の遊びが存在し、ズーミングモータ
M、によって鏡筒21が回転されても、ズーミングモー
タM、の回転量と撮影レンズ12の移動量とは比例しな
い。第27図の(a)はズーム方向がワイド方向である
場合のピン33とカム溝31との位置関係を示し、(b
)はズーム方向がテレ方向の場合の関係を示す。
第27図(a)、(b)を参照して、ズーム方向が異な
ると同じズーム位置でもレンズ位置にΔdの誤差が生じ
、光学性能が低下する。したがって、第27図(a)の
ズーム方向がワイド方向のときには、レリーズ初期にテ
レ方向へ微小ズーミングを行ない、常に第27図(b)
に示した状態、つまり同一方向にガタを詰めることによ
って、同じズーム位置におけるレンズ位置の誤差Δdを
事実上解消している。
第26図のブリズームのフローチャートに戻って、まず
直前のズーム方向がワイド方向であったか否かが判断さ
れ(#250)、そうであればブリズームを行なってΔ
dの誤差を解消するためブリズームを行なう必要がある
から、ズームモータM、を正転させるためにZCW信号
が出力される(# 252)。次に一定の回転時間(Δ
T+)が確保され(#254)、ズームモータM、にブ
レーキをかけるため、ZCWSzCCW信号が出力され
(#256)、所定のブレーキ時間(ΔT2)が確保さ
れた後(#258)、ズームモータをオフするためにz
cwSzccw信号の出力が停止される(#260)。
なお、ステップ#250で直前のズーム方向がワイド方
向の場合にはブリズームを行なう必要がないため、処理
フローはそのままリターンする。
なお、ブレーキ時間(ΔT2)は実際にモータが回転停
止するのに必要な時間(ΔTs)よりも短い。これはレ
リーズ用のタイムラグを必要最小限に抑えるためである
。実際にはズームモータM、は後に説明するレンズセッ
ト(d)中に停止される。また駆動電源を定電圧もしく
は定電流回路で構成することにより、撮影レンズ12の
移動量を常に一定にすることができる。
第28図はピント合わせ会露光のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。ピント合わせおよび露光は、シャ
ッタブロック3にピントデータおよびシャッタ制御デー
タを送信し焦点合わせ開始を指令するSTR信号を出力
するだけである。第28図を参照して、ピント合わせ・
露光サブルーチンにおいては、まずデータ出刃先を指定
しシャッタブロックをオンするためにC82信号が出力
される(#228)。次にシリアル通信用クロック信号
であるSCK信号が出力され(#282)、ピントデー
タ(レンズセットデータ)、シャッタ制御データが出力
され(#284) 、焦点合わせ開始指令のためにST
R信号が出力される(#286)。次に露光完了まで所
定の時間待ちが行なわれ(#288) 、シャッタブロ
ック3をオフするためにSTR信号の出力が停止され(
# 290)、C82信号の出力が停止され(#292
)、第23図に示したファインダのLED表示が消灯さ
れる(#294)。
なお、フラッシュモードの場合のフラッシュトリガ信号
TRG (第5図の電気回路図参照)は、シャッタ制御
データのビット7(b7)のセット1とより、シャッタ
ブロック3からフラッシュブロツク5に対し自動的に出
力される。
次にズーム位置読込サブルーチンについて説明する。第
29図はズーム位置読込サブルーチンを示すフローチャ
ートである。第29図を参照して、ズーム位置読込サブ
ルーチンにおいては、まず参照テーブル(4)が作成さ
れ(#300)、ズームエンコーダからの16進数によ
る信号が読込まれ(#302)、その信号をアドレスと
して、ズーム位置データをアクセスし、ズーム位置が決
定される(#304)。
第30図は第29図のステップ#300で述べたズーム
位置読込用参照テーブル(4)を示す図である。第30
図を参照して、アドレスは8ビツトのうちの下位5ビツ
トを用いて表わされ、16煤進数の2桁で表わされたア
ドレスが10進のズーム位置データに対応している。次
にこの表の読み方について例を挙げて説明する。たとえ
ばズームエンコーダ信号として13Hを読取った場合、
この13Hをアドレスとしてズーム位置データ8(10
進)を得る。この場合第4図のズームエンコーダ説明図
より代表f値は70mmとなる。なお、ズーム位置デー
タが0ということは、あり得ない位置データであること
を示す。
次にオーバランチエツクサブルーチンについて説明する
。第31図はオーバランチエツクサブルーチンを示すフ
ローチャートである。オーバランの場合には、撮影モー
ドがAZモードであれば、目的位置になるまで撮影レン
ズは再駆動され、AZモードでないときは不正規位置に
あるときに限り再駆動される。なおここで不正規位置と
は、撮影レンズ12がワイド端から沈胴位置までの間に
あることをいう。
オーバランチエツクサブルーチンにおいては、まずズー
ム位置読込みが行なわれ(# 310)、読込まれたズ
ーム位置が撮影レンズ12の停止位置であるか否かが判
断され(#312)、停止位置でなければAZモードか
否かが判断され(#314) 、AZモードでなければ
不正規位置か否かが判断され(#316)、不正規位置
でなければ処理フローはリターンする。ステップ#31
2で読込まれたズーム位置が停止位置であれば、そのま
まリターンされる。ステップ#314でAZモードであ
ると判断されたときは、停止位置から駆動方向が算出さ
れ(# 320)ズーミングが行なわれる(# 322
)。ステップ#316で不正規位置であると判断された
ときは、不正規位置からの脱出は常にテレ方向へレンズ
12を駆動することであるから、撮影レンズ12の駆動
方向がテレ方向ヘセットされる(# 318)。そして
その後ズーミングが行なわれる(#322)。
次に駆動方向算出サブルーチンについて説明する。第3
2図は駆動方向算出サブルーチンのフローチャートであ
る。第32図を参照して、駆動方向算出サブルーチンに
おいては、まずズーム位置が読込まれる(#340)。
次にズーム位置が停止位置より大きいか否かが停止位置
のナンバーの大小を比較することにより判断される(#
342)。ここでズーム位置の方が停止位置よりも大き
いと判断されたときは、駆動方向はテレ方向ヘセットさ
れ(#344) 、逆の場合は駆動方向がワイド方向ヘ
セットされる(#340)。この駆動方向は制御CPU
IのRAM上に書込まれる。
第33図はブリズームが行なわれる場合のレリーズ時の
タイミングを説明するための図である。
第33図を参照して、レリーズスイッチS2がオンされ
ると、ズームモータM、の正転を開始するためのZCW
信号が出力され、その後ズームモータM、を停止するた
めのzccw信号が出力される。このときのズームモー
タM、の速度変化が第33図のMlの横に記載されてい
る。この図を参照して、レリーズスイッチS2がオンさ
れると、ズームモータM、の正転開始信号およびブレー
キ信号に応答して、ブリズームが行なわれ、その後惰性
回転を経てズームモータM1は停止する。この回転立上
がり期間を(a)で表わし、ブレーキ貴簡を(b)で表
わし、惰性回転期間を(C)で表わすと、図のように表
わされる。ブリズームが終了すると、データ送信先を指
定する信号C82が出力され、シャッタブロック3に信
号が送信される。つまりシリアル通信用クロックSCK
が出力され、これに同期してピントデータ、シャッタ制
御データを出力する出力信号5HTDが出力される。ピ
ントデータ、シャッタ制御データが出力された後、焦点
合わせ開始指令信号STR信号が出力される。これによ
って第33図の下方に示した焦点合わせが開始され、焦
点合わせのためのレンズセットが行なわれる。このレン
ズセットに要する期間はたとえば約150m秒であり、
この期間を(d)で表わす。焦点合わせが終了した後、
シャッタ開閉が行なわれる。シャッタ開閉が行なわれる
前には、レンズを安定するためのレンズ安定時間(e)
が保持され、その後露光(f)が行なわれる。第33図
の焦点合わせ信号とズームモータM、の作動線図を参照
して、焦点合わせが完了するまでに、ブリズームとそれ
に伴うズームモータM、の惰性回転が終了されていなけ
ればならない。すなわち、図中のΔTで表わした時間が
正である必要がある。なお、レリーズスイッチS2がオ
ンされてから、焦点合わせが完了するまでのレリーズタ
イムラグは長くても約0.4秒程度である。
次に第33図の(e)、  (g)で示したレリーズ時
のシャッタブロックへのデータ送信タイミングについて
説明する。第34A図はレリーズ時のシャッタブロック
へのデータ送信タイミングの詳細を示す図である。第3
4図を参照して、シャッタブロックへのデータ送信先指
定をする信号C82が出力されると、これに同期してシ
リアル通信用クロックSCKが出力される。このシリア
ル通信用クロックSCK信号の各サイクルに応答して、
8ビツトのシャッタデータ5HTDがシリアルにピント
データ、シャッタ制御データの順に出力される。このピ
ントデータ、シャッタ制御データが出力された後、焦点
合わせ開始指令信号STRが出力される。第34B図を
参照して、シャッタデータ5HTDの内容について説明
する。シャッタデータ5HTDはピントデータとシャッ
タ制御データEVcを含む。ピントデータ、シャッタ制
御データEV、ともに8ビツトのデータであるが、ピン
トデータは8ビツトのうちの下位5ビツトを使用し、上
位3ビツトは0に設定される。シャッタ制御データEV
cは、最上位ビットによってフラッシュモードか非フラ
ッシュモードかを示し、次の5ビツトで整数部を表示し
、下位2ビツトで小数部を表示している。なお、最上位
ビットが1の場合はフラッシュモードを表わし、0の場
合が非フラッシュモードを表わす。
次に第34B図で説明したシャッタ制御データEvcの
詳細について第35A、第35B図を参照して説明する
。第35A図はY軸に絞り値(F値)をとり、X軸にシ
ャッタ開放時間をとったグラフである。第35A図を参
照して、絞り値(F値)が小さくなればなるほどシャッ
タ開口時間TOが大きくなっている。第35A図中の三
角形の面積が露光量に相当する。
第35B図はシャッタ制御データのEvc値の一例を示
す図である。第35B図を参照して、シャッタ制御デー
タEV、値が定まれば、それに対応したシャッタ開口時
間TOが定められる。この場合、シャッタ開口時間To
はms単位で表わされている。
第36図はセンタズームモードサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。センタズームサブルーチンにおいて
は、まずAZモードか否かが判断される(# 360)
。AZモードであれば、所定のズーム位置をセットする
ために停止位置セット(# 362)が行なわれ、駆動
方向が算出され($364) 、ズーミングが行なわれ
る(#366)。ステップ#366でAZモードないと
判断されたときは、処理フローはそのままリターンする
なおここでセットされる停止位置としては、たとえば第
21図で示した19個あるズーム位置のうちの真中のズ
ーム位置「10」にセットすればよい。
第37A図、第37B図は不適正倍率および適正倍率の
関係を説明するための図である。37A図は不適正倍率
で撮影された写真を示す。この場合には、背景が写って
いない。従来のオートズーム機構を有するカメラで撮影
を行なうとこのような写真が撮影されることが多かった
。なお37A図においては、■が測光測距ポイントであ
る。この図においては、P、〜P8までの8ポイントで
測距および測光が行なわれている。
これに対して第37C図は適正倍率で撮影した倍率の写
真である。次にこのような適正倍率の写真を撮影するた
めの方法について説明する。
第37B図はill距ポイント(P+−Pa)の位置と
、そのときの各測距ポイントの距離との関係を示した距
離分布図である。第37B図を参照して、Wlllax
は画枠内に入る被写体平面上の横方向の長さを現わし、
Wは被写体の横方向の拡がりを表わす。
横方向の拡がりを考慮したオートズーム倍率決定方法に
ついて以下に説明する。記念写真等の場合においては、
一般的に横方向の被写体の占める割合(k w ”” 
W/ Wm Q x )の最適値はに、−0゜5程度で
ある。したがって、横方向の拡がりを有する被写体の適
正倍率β、は、現在の倍率をβとすると、 但しNは有効測距数ポイントで、最近距離のデータ(D
Hll)から一定距離内のデータの個数であり、第37
B図の場合であれば、N=6(Pz〜P?)となる。し
たがって、上記(1)の演算により得られたβ、に基づ
いてオートズーミングを行なうと、第37C図に示した
ような写真が得られる。なお、倍率としてβ1を採用す
るのは、たとえばW/W、、 a x≧0.75のとき
であり、それ以外の場合には被写体の横方向の拡がりが
ない一般的な写真撮影であるとみなし、撮影倍率βを採
用する。
[発明の効果] 以上のようにこの発明に係るオートズーム機構を有する
カメラにおいては、多点測距を行なうことにより、被写
体の横方向の拡がりを検知し、その横方向の拡がりに応
じた適正倍率でオートズーミングが行なわれる。その結
果、従来のオートズーム機構を有するカメラでは対応で
きなかった横方向の拡がりをもった被写体にも対応可能
なオートズーム機構を有するカメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の要部を示すブロック図であり、第2
図はこの発明が適用されるカメラ本体の外観図であり、
第3図はこの発明が適用されるカメラの撮影レンズの鏡
筒部を示す図であり、第4図はズームエンコーダの説明
図であり、第5図はこの発明に係るオートズームが可能
なカメラの電気回路図であり、第6図は表示LCDの表
示セグメントを示す図であり、第7図はこの発明に係る
オートズームが可能なカメラの撮影モードの遷移を示す
図であり、第8図はこの発明に係るオートズームが可能
なカメラのメインルーチンを示すフローチャートであり
、第9図はメインスイッチSOチエツクルーチンのフロ
ーチャートであり、第10図は測光スイッチS、オンル
ーチンのフローチャートであり、第11図はオートズー
ムモードスイッチ83オンルーチンのフローチャートで
あり、第12図はセルフスイッチがオンの場合のルーチ
ンを示すフローチャートであり、第13図はズームスイ
ッチオンルーチンを示すフローチャートであり、第14
図はズーミングサブルーチンを示すフローチャードであ
り、第15図は測光・測距サブルーチンを示すフローチ
ャートであり、第16図は測光・測距の信号タイミング
を示す図であり、第17図は被写体距離と1111距デ
ータとの関係を示す図であり、第18図はAZ演算サブ
ルーチンのフローチャートであり、第19図はAZ演算
の内容を示す図であり、第20図はAE演算サブルーチ
ンを示すフローチャートであり、第21図はズーム位置
と開放F値との関係を示すテーブル(3)を示す図であ
り、第22A図、第22B図はフィルム感度の情報を読
込む処理を示す図であり、第23図はファインダの表示
状態を示す図であり、第24図はフラッシュ昇圧サブル
ーチンを示すフローチャートであり、第25A図、第2
5B図はフラッシュ昇圧回路の内容とその動作を説明す
る図であり、第26図はプリズームサブルーチンのフロ
ーチャートであり、第27図は鏡筒部の断面出図であり
、第28図はピント合わせ・露光サブルーチンを示すフ
ローチャートであり、第29図はズーム位置読込サブル
ーチンのフローチャートであり、第30図はズーム位置
読込参照テーブル(4)を示す図であり、第31図はオ
ーバランチエツクサブルーチンを示すフローチャートで
あり、第32図は駆動方向算出サブルーチンを示すフロ
ーチャートであり、第33図はレリーズ時のタイミング
を示す図であり、第34A図。 第34B図はレリーズ時のシャッタブロックへのデータ
送信タイミングを示す図であり、第35A図、第35B
図はシャッタ制御データの具体例を示す図であり、第3
6図はセンターズームモードサブルーチンを示すフロー
チャートであり、第37A図、第37B図、第37C図
は不適正倍率、適正倍率の関係を説明するための図であ
る。 図において1は制御CPU、2は測光・測距回路部、3
はシャッタブロック、4はモータドライバ部、5はフラ
ッシュブロック、6は表示部、10はメインスイッチ操
作レバー、11はレリーズボタン、12は撮影レンズ、
13はオートズームモードボタン、14はズーム操作レ
バー、15は表示LCD、16はセルフモードボタン、
51は撮影レンズ移動手段、52は焦点距離演算手段、
53は測距手段、54は被写体測定手段、55は適正倍
率演算手段である。 第2図 1八 10:2◇D7−イ・/匂詑1人”(So)11ルリー
ズ°爪゛ゲン(Sl 、52)12:撮l灸しンス″ 13:オート又2ムモー←吻でダン(S3)14:スー
ム樟イ乍l//ぐ−(54,55)15;衷テLCD 16:コノL7fニーF$’4 ン(512)25:バ
ワヤ 第3図 204.N1!l5 21・娃簀 22ニアシムエンコータ″ 23;イア物各戸イオ zt*:4jLjr1回都肩画車 26゛ユンコーη゛7゛フン(5G’−510)Ml:
スニミンク”七−夕 31+/’7.lAカ町 33:乙0ン 第4図 H: OFF 第6図 (a) (C) (d) 第8図 第7図 、1コア履Uψ戸〕 第9図 第12図 第11 図 第13図 第16図 第15図 第17図 第18図 第26図 第20図 第19図 チーフッしく1) チーフッ’L (2) 第21図 チーフッし く3) 第22A図 第228図 ↓ Sv : 7rLム拵嵐 第屑図 第23図 第25A図 XE  キごソシ管 C−Xインコン 片♂ 第27図 32:刀ムz1 34:5待 35:レンスパ 第30図 デーフ゛ンし 第28図 第29図 第31図 第32図 B骨M f35A図 第358図 菓37B図 Pl C 1?r 第3’7(、口 手 続 補 正 書 (方力 1、事件の表示 平成1年特許願第 21362  号 2、発明の名称 オートズーム機構を有するカメラ 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人  平成元年2月13日行
政区画の変更柱 所  大阪布 中央区 安土町 二丁
目3番13号 大阪国際ビル名 称  (607) ミ
ノルタカメラ株式会社畷者 田嶋英雄 4、代理人 住 所  大阪市北区南森町2丁目1番29号 住友銀
行南森町ビル6、補正の対象 図面 7、補正の内容 適正な用紙を用いて十分に濃厚な黒色で鮮明に描いた図
面の第37A図、第37B図、および第37C図を別紙
のとおり 以ヱ 第37B口 837C口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被写体を撮影する撮影レンズと、 前記被写体までの被写体距離を測定するための測距手段
    と、 前記被写体の幅方向の拡がりを測定する被写体測定手段
    と、 前記被写体測定手段の出力信号に応答して適正撮影倍率
    を演算する適正倍率演算手段と、 前記被写体距離に対し、演算された適正倍率になるよう
    に前記撮影レンズの焦点距離を演算する焦点距離演算手
    段と、 前記演算された焦点距離になるように前記撮影レンズを
    移動する撮影レンズ移動手段とを含むオートズーム機構
    を有するカメラ。
JP2136289A 1989-01-30 1989-01-30 オートズーム機構を有するカメラ Pending JPH02201331A (ja)

Priority Applications (2)

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JP2136289A JPH02201331A (ja) 1989-01-30 1989-01-30 オートズーム機構を有するカメラ
US07/471,522 US5291233A (en) 1989-01-30 1990-01-29 Camera having an auto zoom function

Applications Claiming Priority (1)

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