JP2940113B2 - 仮想ワイド機能を有するカメラ - Google Patents

仮想ワイド機能を有するカメラ

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JP2940113B2
JP2940113B2 JP24198090A JP24198090A JP2940113B2 JP 2940113 B2 JP2940113 B2 JP 2940113B2 JP 24198090 A JP24198090 A JP 24198090A JP 24198090 A JP24198090 A JP 24198090A JP 2940113 B2 JP2940113 B2 JP 2940113B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、露出制御時以外に撮影レンズの焦点距離を
露出制御時に比べて短くする仮想ワイド機能を有するカ
メラに関するものであり、パワーズーム機能付きの交換
レンズを備えたAF一眼レフカメラやパワーズーム機能付
きのAFコンパクトカメラに適するものである。
[従来の技術] パワーズーム機能付きの撮影レンズでは、露出制御時
以外に実際に撮影する画角よりも所定量広角側に自動的
にズーミングして、被写体の周囲の状況を把握しやすく
したり、あるいは、焦点検出可能な距離範囲を疑似的に
拡大したりする効果を出すことができる。そして、レリ
ーズ直前にテレ側に自動的にズーミングして、元の画角
で撮影を行うことができる。これを仮想ワイド機能と呼
ぶ。
[発明が解決しようとする課題] 上述のような仮想ワイド機能を用いてファインダー内
の視野を広角化している状態で、撮影レンズの焦点距離
をテレ側にズーミングすると、仮想ワイド化する以前の
現実の焦点距離が撮影レンズの最長焦点距離を越える場
合がある。このような場合には、仮想ワイド化する以前
の現実の焦点距離に戻せなくなるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、仮想ワイド機能を有するカメ
ラにおいて、仮想ワイド化する以前の現実の焦点距離に
戻す動作を確実に実現可能とすることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の仮想ワイド機能付きのカメラにあっては、上
記の課題を解決するために、第1図に示すように、パワ
ーズーム機能を有する撮影レンズ1と、撮影レンズ1の
焦点距離に応じた画角の視野を構成するファインダー2
と、第1乃至第3の操作手段3,4,5と、第1の操作手段
3の操作に応答して撮影レンズ1の焦点距離fを所定の
倍率(1/k)に短くする制御を行う第1の制御手段6
と、第2の操作手段4の操作に応答して撮影レンズ1の
焦点距離を変化させる制御を行う第2の制御手段7と、
第3の操作手段5の操作に応答して前記所定の倍率の逆
数k倍に撮影レンズ1の焦点距離を長くする制御を行う
第3の制御手段9と、第1の制御手段6により撮影レン
ズ1の焦点距離を短くした後、第3の制御手段8により
撮影レンズ1の焦点距離を長くするまでの期間は、第2
の制御手段7による焦点距離の変化範囲を制限する制限
手段9とを備えることを特徴とするものである。
なお、制限手段9は撮影レンズ1の最長焦点距離fmax
を前記所定の倍率(1/k)に短くした焦点距離以下に撮
影レンズ1の焦点距離の変化範囲を制限する手段とする
ことが好ましい。
[作用] 以下、本発明の作用を第1図により説明する。撮影レ
ンズ1はパワーズーム機能を備えており、焦点距離の増
減を電動制御可能とされている。ファインダー2は撮影
レンズ1の焦点距離に応じた画角の視野を構成する。焦
点距離が短くなれば、画角は広くなり、被写体の周囲の
状況を把握しやすくなる。また、焦点深度が深くなるの
で、焦点検出可能な距離範囲を疑似的に拡大することが
できる。そこで、撮影レンズ1の焦点距離を所定の倍率
に短く設定してファインダー2の視野を広角化する仮想
ワイド機能を第1の操作手段3と第1の制御手段6によ
り実現している。第1の操作手段3を操作すると、その
操作に応答して、第1の制御手段4の制御下で撮影レン
ズ1の焦点距離が所定の倍率(1/k)に短くなるように
制御される。これにより、ファインダー2の視野が広角
化される。この状態で、第2の操作手段4を操作する
と、その操作に応答して、第2の制御手段7の制御下で
撮影レンズ1の焦点距離が変化するように制御される。
これにより、仮想ワイド化された状態でズームアップ又
はズームダウンが行われる。露出制御時には、第3の制
御手段5を操作すると、その操作に応答して、第3の制
御手段8の制御下で撮影レンズ1の焦点距離が前記所定
の倍率の逆数k倍に長くなるように制御され、撮影レン
ズ1の焦点距離を自動的に元に戻す。
ところで、仮想ワイド化された状態でテレ側にズーミ
ングを行うと、仮想ワイド化する以前の現実の焦点距離
が撮影レンズ1の最長焦点距離fmaxを越えることがあ
り、その場合には、現実の焦点距離に戻せなくなる。そ
こで、本発明では、仮想ワイド化された状態では、制限
手段9により撮影レンズ1の焦点距離の変化範囲を制限
し、仮想ワイド化される以前の現実の焦点距離に確実に
戻すことを可能としている。具体的には、撮影レンズ1
の最長焦点距離fmaxを前記所定の倍率(1/k)に短くし
た焦点距離(fmax/k)以下に撮影レンズ1の焦点距離の
変化範囲を制限することにより、仮想ワイド化される以
前の現実の焦点距離に確実に戻すことが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例として、交換レンズを備えた
一眼レフカメラシステムについて説明する。第2図
(a)は本発明を適用されたカメラボディBDの外部構成
を示しており、同図(b)は上記カメラボディBDに交換
自在に装着される交換レンズLEの外部構成を示してい
る。以下、各部の名称と機能について簡単に説明する。
11はメインスイッチをONさせるためのスライダであ
り、このスライダ11がONの位置にあるときカメラボディ
BDは動作可能状態となり、OFFの位置にあるときにはカ
メラボディBDは動作不能状態となる。
12はレリーズ釦であり、1段目の押し込みで後述の撮
影準備スイッチS1がONされて、測光・露出演算の各動作
が開始する。また、2段目の押し込みで後述のレリーズ
スイッチS2がONされて、露出制御動作が開始する。
13はAEロックキーであり、このキーが操作されている
間AEロックが行われる。
14はオンボディ表示部であり、シャッター速度や絞り
値等を表示する。その表示内容については、第21図の説
明として後述する。また、ファインダー内の表示につい
ては、第22図の説明として後述する。
15はマウントロックピンである。交換レンズLEが装着
され、マウントロック状態にあれば、後述のレンズ装着
スイッチSLEがOFFとなり、それ以外のときにはレンズ装
着スイッチSLEはONになっている。
16はAFカプラーであり、カメラボディBD内のAFモータ
の回転に基づいて回転駆動される。
17は絞り込みレバーであり、カメラボディBDで求めら
れた絞り込み段数分だけ交換レンズLEの絞りを絞り込む
ためのレバーである。
18は仮想ワイド機能をON/OFFするためのプッシュスイ
ッチである。ここで、仮想ワイド機能とは、撮影レンズ
の焦点距離を広角側へ約0.7倍することにより、ファイ
ンダーでの視野を実際に撮影される視野よりも大きく
し、撮影時には元の焦点距離として撮影する機能であ
る。仮想ワイド機能では、ファインダーでの視野は約14
0%の大きさとなるが、液晶で視野枠表示を行うことに
より実際に撮影される視野を表示する。以下、仮想ワイ
ド(Virtual Wide)を「V・wide」、「VWD」あるいは
「VW」と表記する。
19は各種モードを初期設定するために操作されるPリ
セットスイッチである。
20はアップスイッチキー、21はダウンスイッチキーで
あり、これらはAEモードの変更及びPモード時のシャッ
ター速度、絞り値の組み合わせ、Sモード時のシャッタ
ー速度の設定のために操作される。
22はAEモードの変更時に操作されるスイッチキーであ
る。
23はセルフモード設定スイッチキーであり、矢印のと
ころまで操作部材23を操作することによりセルフモード
が設定され、レリーズスイッチS2がONすると、セルフ撮
影動作がスタートする。
次に、交換レンズLEにおける各部の名称と機能につい
て説明する。
24はレリーズスイッチであり、ボディ側のレリーズ釦
12の2段目の押し込みと同じ機能を有し、このレリーズ
スイッチ24が押圧されると、後述のスイッチSREがONす
る。
25はマウントロック溝、26はAFカプラー、27は絞り込
みレバーである。カメラボディBDに交換レンズLEを装着
すると、カメラボディのマウントロックピン15がマウン
トロック溝25に係合し、ボディ側のAFカプラー16の凸部
がレンズ側のAFカプラー26の凹部に係合し、ボディ側の
AFモータの回転がAFカプラー16,26を介してレンズ側に
伝わり、焦点調整用のレンズ群が移動して撮影距離の調
整が行われる。さらにレンズ側の端子J1〜J8がボディ側
の端子J11〜J18と接続される。また、絞り込みレバー17
がレンズ側の絞り込みレバー27と係合し、ボディ側の絞
り込みレバー17の移動分だけレンズ側の絞り込みレバー
27が追従して移動し、絞り開口が絞り込みレバー17,27
の移動分に対応する値に制御される。
80は操作環であり、パワーズームの方向や速度を指定
するために回動操作され、回転方向でズームの駆動方
向、その回転量に応じてズームの駆動速度が設定され
る。
次に、本カメラシステムの回路構成について説明す
る。
第3図はカメラボディBDに内蔵されたボディ内回路の
回路図である。
μC1はカメラ全体の制御や種々の演算を行うボディ内
マイクロコンピュータ(以下「ボディ内マイコン」と呼
ぶ)である。
AFCTは焦点検出用受光回路であり、焦点検出用CCD
と、CCDの駆動回路と、CCDの出力を処理しA/D変換して
ボディ内マイコンμC1に供給する回路とを備えており、
データバスを介してボディ内マイコンμC1と接続され
る。この焦点検出用受光回路AFCTにより、測距エリアに
在る被写体の焦点ずれ量に関する情報が得られる。
LMはファインダー光路中に設けられた測光回路であ
り、その測光値をA/D変換してボディ内マイコンμC1へ
輝度情報として与える。
DXはフィルム容器に設けられたフィルム感度のデータ
を読み取ってボディ内マイコンμC1にシリアル出力する
フィルム感度読取回路である。
DISPCはボディ内マイコンμC1から表示データ及び表
示制御信号を入力して、カメラ本体上面の表示部DISPI
(第2図(a)の表示部14)、ファインダー内の画面外
表示部DISPII及びファインダー内の画面内表示部DISP
IIIに所定の表示を行わせる表示制御回路である。
LECTは交換レンズLEに内蔵されたレンズ内回路であ
り、交換レンズ固有の情報をボディ内マイコンμC1に供
給する。このレンズ内回路LECTについても、後で詳細に
説明する。
M1はAFモータでり、AFカプラー16,26を介して交換レ
ンズ内の焦点調節用のレンズ群を駆動する。
MD1は焦点検出情報に基づいてAFモータM1を駆動する
モータ駆動回路であり、ボディ内マイコンμC1からの駆
動量の信号を入力して正転・逆転・停止の制御を行う。
TVCTはボディ内マイコンμC1からの制御信号に基づい
てシャッターを制御するシャッター制御回路である。
AVCTはボディ内マイコンμC1からの制御信号に基づい
て絞りを制御する絞り制御回路である。
M2はフィルム巻き上げ・巻き戻しと露出制御機構のチ
ャージを行うためのモータである。また、MD2はモータM
2をボディ内マイコンμC1からの指令に基づいて駆動す
るモータ駆動回路である。
次に、電源関係の構成について説明する。
E1はカメラボディBDの電源となる電池である。
Tr1は上述した回路の一部に電源を供給する第1の給
電トランジスタである。Tr2はレンズ内のズームモータ
の駆動のための電源を供給するための第2の給電トラン
ジスタであり、MOS構成となっている。
DDはボディ内マイコンμC1に供給する電圧VDDを安定
させるためのDC/DCコンバータであり、電源制御信号PW0
が“High"レベルのときに動作する。VDDはボディ内マイ
コンμC1とレンズ内回路LECT、フィルム感度読取回路D
X、表示制御回路DISPCの動作電源電圧である。VCC1は焦
点検出用受光回路AFCT、測光回路LMの動作電源電圧であ
り、電源制御信号PW1の制御下にて電源電池E1から給電
トランジスタTr1を介して供給される。VCC2はレンズ内
のズームモータの動作電源電圧であり、電源制御信号PW
2の制御下にて電源電池E1から給電トランジスタTr2を介
して供給される。VCC0は、モータ駆動回路MD1、シャッ
ター制御回路TVCT、絞り制御回路AVCT、モータ駆動回路
MD2の動作電源電圧であり、電源電池E1から直接供給さ
れる。
D1〜D3はDC/DCコンバータDDが動作を停止していると
きに、電圧VDDよりも低い電圧をボディ内マイコンμC1
に与え、消費電力を少なくするためのダイオード群であ
る。この低い電圧は、ボディ内マイコンμC1が作動でき
る最低電圧に設定されており、DC/DCコンバータDDが動
作を停止しているときは、ボディ内マイコンμC1のみが
動作可能である。
GND1は低消費電力部のグランドラインであり、レンズ
とボディの間は端子J17,J7を介して接続されている。ボ
ディ内ではアナログ部とディジタル部は別々のグランド
ラインにする必要があるが、図面では一本で示してあ
る。
GND2は大消費電力部のグランドラインであり、レンズ
とボディの間は端子J18,J8を介して接続されている。
次に、スイッチ類の説明を行う。
SVWDは、仮想ワイド機能の有効/無効を切り換えるた
めの常開式のプッシュスイッチであり、前述の仮想ワイ
ド機能設定用の操作キー18が押圧されたときに、ONされ
る。
S1はレリーズボタン12の1段目の押し下げでONされる
撮影準備スイッチである。このスイッチS1がONになる
と、ボディ内マイコンμC1の割込端子INT1に割込信号が
入力されて、測光及びAF動作等の撮影に必要な準備動作
が行われる。
SMはカメラの動作を可能とするためのスライダ11がON
位置にあるときにONとなり、OFF位置にあるときにOFFと
なるメインスイッチである。
PG1はスイッチSMがONからOFFへ又はOFFからONへ変化
する毎に“Low"レベルのパルスを出力するパルス発生器
である。このパルス発生器PG1の出力は、ボディ内マイ
コンμC1の割込端子INT2に割込信号として入力される。
S2はレリーズボタン12の2段目の押し下げでONされる
レリーズスイッチである。このスイッチS2がONになる
と、撮影動作が行われる。
S3はミラーアップが完了するとONされるミラーアップ
スイッチであり、シャッター機構がチャージされ、ミラ
ーダウンするとOFFとなる。
SRE1はカメラボディBDに電池E1が装着されたときにOF
Fとなる電池装着検出スイッチである。電池E1が装着さ
れて、電池装着検出スイッチSRE1がOFFになると、抵抗R
1を介してコンデンサC1が充電され、ボディ内マイコン
μC1のリセット端子RE1が“Low"レベルから“High"レベ
ルに変化する。すると、ボディ内マイコンμC1は後述の
リセットルーチンを実行する。
SSELFはセルフモードを設定するためのセルフモード
設定スイッチであり、スイッチキー23が操作されたとき
にONとなる状態スイッチである。
SAELはAEロックスイッチであり、スイッチキー13の操
作と連動している。
SPRSはPリセットスイッチであり、スイッチキー19の
操作と連動している。
SMDはAEモード変更スイッチであり、スイッチキー22
の操作と連動している。
Sup、Sdnはアップ/ダウンスイッチであり、スイッチ
キー20,21の操作とそれぞれ連動している。
次に、シリアルデータ交信のための構成について説明
する。
測光回路LM、フィルム感度読取回路DX、及び表示制御
回路DISPCは、シリアル入力SIN、シリアル出力SOUT、シ
リアルロックSCKの各信号ラインを介してボディ内マイ
コンμC1とシリアルにデータ交信を行う。そして、ボデ
ィ内マイコンμC1との交信対象は、チップセレクト端子
CSLM、CSDX、CSDISPにより選択される。すなわち、端子
CSLMが“Low"レベルのときには、測光回路LMが選択さ
れ、端子CSDXが“Low"レベルのときには、フィルム感度
読取回路DXが選択され、端子CSDISPが“Low"レベルのと
きには、表示制御回路DISPCが選択される。さらに、3
本のシリアル交信用の信号ラインSIN,SOUT,SCKは端子J
15,J5;J14,J4;J16,J6を介してレンズ内回路LECTと接続
されており、レンズ内回路LECTを交信対象として選択す
るときには、端子CSLEを“Low"レベルとするものであ
り、この信号は端子J3,J13を介してレンズ内回路LECT
伝達される。
次に、第4図は交換レンズLEに内蔵されたレンズ内回
路LECTの回路図である。図中、μC2は交換レンズLEに内
蔵されたズームモータの制御やカメラボディBDとのデー
タ交信及びモード設定等の制御を行うためのレンズ内マ
イコンである。
ここで、カメラボディBDと接続される端子群J1〜J8
ついて説明すると、J1はズームモータ駆動用の電源電圧
VCC2をボディ側からレンズ側へ供給するための電源端
子、J2は上記ズームモータ駆動用以外の電源電圧VDD
ボディ側からレンズ側へ供給するための電源端子、J3
データ交信要求を示す信号の入出力用の端子、J4はデー
タ交信用のクロックをボディ側から入力するクロック端
子、J5はボディ側からのデータを入力するシリアル入力
端子、J6はボディ側へデータを出力するシリアル出力端
子、J7はモータ駆動用回路以外の回路のグランド端子、
J8はモータ駆動用回路のグランド端子である。
交換レンズとボディ間の端子J3,J13を介してボディ内
マイコンμC1からレンズ内マイコンμC2に信号が伝達さ
れると、レンズ内マイコンμC2に割込が発生し、レンズ
内マイコンμC2が起動されるとともにボディとの交信対
象として交換レンズが指定される。
RSICはボディから供給される電圧VDDがレンズ内マイ
コンμC2の正常動作電圧以下になったときに、レンズ内
マイコンμC2にリセットをかけるためのリセット用ICで
ある。R2,C2はレンズ内マイコンμC2にリセットをかけ
るためのリセット用抵抗及びコンデンサである。
RE2はレンズ内マイコンμC2のリセット端子であり、
ボディからレンズ内回路を駆動するための電圧VDDが供
給され、抵抗R2とコンデンサC2によって端子RE2が“Lo
w"レベルから“High"レベルに変化すると、レンズ内マ
イコンμC2はリセット動作を行う。
ZVENは、前述の操作環80に連動するズーム速度エンコ
ーダであり、パワーズームのときには、パワーズームの
速度及び方向を設定する。
ZMENは、ズーム環の絶対位置を示すためのズームエン
コーダである。本実施例のレンズは、焦点距離がfmin=
35mm〜fmax=200mmのレンズである。
M3はズーム環を駆動するためのズームモータである。
MD3はズームモータM3を駆動するためのモータ駆動回
路であり、レンズ内マイコンμC2から与えられるモータ
駆動方向及び駆動速度を示す制御信号に応じてズームモ
ータM3の回転を制御する。また、レンズ内マイコンμC2
から与えられるモータ停止信号やモータ休止信号に応じ
て、ズームモータM3の両端短絡や電圧印加停止をそれぞ
れ行う。
次に、スイッチ類の説明を行う。
SLEはレンズ装着検出スイッチであり、交換レンズLE
がカメラボディBDに装着され、マウントロックされたと
きにOFFとなる。つまり、交換レンズLEがカメラボディB
Dから取り外されると、スイッチSLEがONとなり、コンデ
ンサC2が短絡される。これにより、コンデンサC2に蓄え
られていた電荷が放電され、マイコンμC2の端子RE2は
“Low"レベルになる。その後、交換レンズLEがカメラボ
ディBDに装着されると、スイッチSLEがOFFになり、電源
ラインVDDによりコンデンサC2が充電され、抵抗R2とコ
ンデンサC2の容量とで決まる所定時間後、端子RE2が“H
igh"レベルに変化し、先述したように、マイコンμC2は
リセット動作を行う。
SREはキー24が押されるとONされるレリーズスイッチ
である。
以上で本実施例のハードウェアについての説明を終え
て、次にソフトウェアについて説明する。まず、ボディ
内マイコンμC1のソフトウェアについて説明する。
カメラボディBDに電池E1が装着されると、電池装着検
出スイッチSRE1(第3図参照)がOFFとなり、リセット
用のコンデンサC1が抵抗R1を介して充電され、カメラ全
体を制御するボディ内マイコンμC1のリセット端子RE1
に“Low"レベルから“High"レベルへと変化するリセッ
ト信号が入力される。このリセット信号の入力により、
ボディ内マイコンμC1は、内部のハードウェアによりク
ロックの発生を開始すると共に、DC/DCコンバータDDを
動作させ、駆動可能な電圧VDDを供給されて、第5図に
示すリセットルーチンを実行するものである。なお、後
述の停止状態(ホルト状態)においては、ボディ内マイ
コンμC1のクロックが停止し、DC/DCコンバータDDも動
作を停止しているが、この停止状態からの割込による制
御では、上述の電池装着時と同様に、ボディ内マイコン
μC1の内部のハードウェアにより、クロックの発生開始
及びDC/DCコンバータDDの動作開始が行われるものであ
る。
第5図のリセットルーチンでは、まず、全ての割込を
禁止して、各種のポートやレジスタをリセットする(#
5,#10)。そして、メインスイッチSMがONされているか
否かを判定する(#20)。メインスイッチSMがONからOF
Fへ、或いはOFFからONへ変化したときにも、メインスイ
ッチ操作による割込SMINTが#20から実行される。#20
でメインスイッチSMがONされているときには、全割込を
許可して、各回路及びレンズ側への給電を行うためのト
ランジスタTr1,Tr2をONするべく、電源制御端子PW1,PW2
(出力ポート)をそれぞれ“High"レベルとし、#50に
進む(#25,#35)。#50では撮影準備スイッチS1がON
されているか否かを判定する。#50で撮影準備スイッチ
S1がONされていないときには、#65に進んで給電トラン
ジスタTr1,Tr2をOFFするべく、電源制御端子PW1,PW2を
夫々“Low"レベルとする。その後、#70に進んで、DC/D
CコンバータDDの動作を停止させるべく、電源制御端子P
W0を“Low"レベルとする。#50で撮影準備スイッチS1が
ONされていれば、#55でS1ONのサブルーチンを実行す
る。その後、撮影準備スイッチS1がONの間或いはOFFに
なってから5秒間セットされるフラグS1ONFがセットさ
れているか否かを判定し、セットされているときは#55
へ、セットされていないときは#65へ進む(#60)。撮
影準備スイッチS1がOFFからONになったときに実行され
る割込S1INTでは、#55からの処理を実行する。
上記S1ONのサブルーチンを第7図に示す。同サブルー
チンがコールされると、まず、このフローを通ったこと
を示すフラグS1ONFをセットし、割込S1INTを禁止し、給
電トランジスタTr1,Tr2をONするべく、電源制御端子PW
1,PW2を“High"レベルとし、レンズ制御のサブルーチン
を実行する(#500〜#515)。
ここで、レンズ制御のサブルーチンを第9図に示す。
同サブルーチンがコールされると、まず、レンズ交信I
のサブルーチンを実行し、レンズから所定のデータを入
力する(#700)。ここで、レンズ交信Iについて説明
する。
レンズ交信Iは、レンズとの交信モードの中で、レン
ズからのデータを入力する交信モードである。このサブ
ルーチンを第6図に示す。同サブルーチンがコールされ
ると、まず、交信モードがモードIであることを示すデ
ータをセットし、端子CSLEを“Low"レベルとし、レンズ
にデータ交信を行うことを知らせる(#400,#402)。
そして、2バイトのシリアル交信を行う(#405)。こ
のとき、ボディとレンズは、互いに相手にデータをシリ
アルに出力しながら、相手から送られてくるデータを同
時にシリアルに入力する。1バイト目はボディの種類を
示すデータをボディから出力する。このとき、レンズか
らは意味は無いデータFFH(添字は16進数を示す)が
出力され、レンズとボディはそれぞれ相手から送られる
データを入力する。2バイト目は、レンズの種類(新レ
ンズ/旧レンズ,他)を示すデータをレンズから出力す
る。このとき、ボディからは意味の無いデータFFHが出
力され、レンズとボディはそれぞれ相手から送られてく
るデータを入力する。そして、レンズとの交信モードが
モードIであることを示すべく、上記セットした交信モ
ードの1バイトのデータをレンズに出力し、少し待機し
て、レンズから7バイトのデータを入力し、端子CSLEを
“High"レベルにして、リターンする(#410〜#42
5)。
レンズからボディに送られるデータの内容は、(i)
開放絞り値AVo、(ii)最大絞り値AVmax、(iii)焦点
距離f、(iv)レンズ装着信号、(v)レンズ側のレリ
ーズスイッチSREの状態、仮想ワイドの可/否、仮想ワ
イドの完/未完、マニュアルズーム中/停止、(vi)最
短焦点距離fmin、(vii)最長焦点距離fmaxである。
レンズ交信Iを終えると、第9図のフローに戻って、
マイコンμC1は旧レンズか否かを判定する(#703)。
旧レンズであれば、レンズ側にズーム駆動用モータが無
く、仮想ワイド機能を設定できないので、仮想ワイドを
示すフラグVWDFをリセットして、リターンする(#70
5)。一方、新レンズであれば、レンズ装着の有/無を
判定する(#710)。レンズが装着されているときに
は、仮想ワイドスイッチSVWDがOFFからONになったか否
かを判定する(#715)。#715で仮想ワイドスイッチS
VWDがOFFからONになったときには、#720で仮想ワイド
モード中か否かをフラグVWDFで判定する。仮想ワイドモ
ード中(VWDF=1)であれば、このモードを抜けるべ
く、このフラグVWDFを#725でリセットして、#735に進
む。上記フラグVWDFがセットされていないときには、仮
想ワイドモードへの移行としてフラグVWDFを#730でセ
ットして、#735に進む。#715において、仮想ワイドス
イッチSVWDがOFFからONに変化したのでないときは、#7
35に進む。#710において、レンズが装着されていない
と判定されると、仮想ワイドを示すフラグVWDFを#732
でリセットして、#735に進む。#735では、データをレ
ンズに出力するレンズ交信IIのサブルーチンを実行して
リターンする。
このレンズ交信IIのサブルーチンを第12図に示す。同
サブルーチンがコールされると、まず、交信モードがモ
ードIIであることを示すデータをセットし、端子CSLEを
“Low"レベルとして、カメラ及びレンズの種類を相互に
知らせ合うために、2バイトのデータ交信を行い、次に
交信モード(ここではモードII)を示すために、1バイ
トのデータ交信を行い、少し待機して、1バイトのデー
タをレンズに出力し、端子CSLEを“High"レベルにし
て、リターンする(#900〜#925)。レンズに出力され
るデータには、仮想ワイドを示すフラグVWDF及びズーム
アップを示すフラグZUPFが含まれる。
第7図のフローに戻って、レンズ制御のサブルーチン
を実行し終えると、#520に進み、スイッチS1がONされ
ているか否かを判定する。スイッチS1がONされていれ
ば、#525で焦点検出用受光回路AFCTからCCDのデータを
入力して、これに基づいてレンズ駆動量を算出し、モー
タ駆動回路MD1に上記駆動量を出力して、#560に進む。
スイッチS1がONされていないときは、上述のAF動作(#
525)を行わず、#560に進む。#560では、フィルム感
度SVをフィルム感度読取回路DXから入力する。そして、
#565では、測光回路LMから開放絞りでの被写体の輝度B
Voを入力する。このデータ入力について説明すると、ま
ず、端子CSDX又はCSLMを“Low"レベルにし、データを入
力する回路(DX又はLM)を選択する。そして、端子SIN
からデータを入力する。データを入力し終えると、端子
CSDX又はCSLMを“High"レベルにし、データ入力を終了
する。
次に、キー入力のサブルーチンを実行する。
これを第10図に示し説明すると、まず、Pリセットス
イッチSPRSがOFFからONに変化したか否かを判定する
(#750)。スイッチSPRSがOFFからONに変化したのであ
れば、AEモード(AEM)をPモードにリセットし、プロ
グラムシフトによるシフト量PΔEVを0にリセットし、
仮想ワイドを示すフラグVWDFをリセットして、リターン
する(#755〜#765)。スイッチSPRSがOFFからONに変
化したのでないときには、#770へ進んで、AEモード変
更スイッチSMDがOFFからONに変化したか否かを判定す
る。スイッチSMDがOFFからONに変化したのであれば、#
775に進んで、スイッチSupがOFFからONに変化したか否
かを判定する。スイッチSupがOFFからONに変化したので
あれば、アップキー20が操作されたとして、AEモード
(AEM)をPモードとSモードに交互に変化させて、リ
ターンする(#780)。#775でスイッチSupがOFFからON
に変化したのでないときには、アップキー20が操作され
ていないとして、#785に進み、スイッチSdnがOFFからO
Nに変化したか否かを判定する。スイッチSdnがOFFからO
Nに変化したのであれば、ダウンキー21が操作されたと
して、AEモード(AEM)をPモードとSモードに交互に
変化させて、リターンする。#785でスイッチSdnがOFF
からONに変化したのでないときにも、リターンする。
#770において、スイッチSMDがOFFからONに変化した
のでないときには、#790以降に進み、アップキー20又
はダウンキー21の操作があったか否かを、それぞれのス
イッチSup,SdnのOFFからONへの変化で判定する(#790,
#795)。アップスイッチSupのOFFからONへの変化があ
ったときには、AEモード(AEM)の判定が行われ、Pモ
ードであれば、シフト量PΔEVをPΔEV=PΔEV+ΔEV
(ΔEVは所定量)とし、Pモードでなければ、シャッタ
ー速度の設定量TVcをTVc=TVc+ΔEVとし、それぞれリ
ターンする(#791〜#793)。一方、ダウンスイッチSd
nのOFFからONへの変化があったときには、AEモード(AE
M)の判定が行われ、Pモードであれば、シフト量PΔE
VをPΔEV=PΔEV−ΔEVとし、Pモードでなければ、
シャッター速度の設定量TVcをTVc=TVc−ΔEVとし、そ
れぞれリターンする(#796〜#798)。スイッチSup,Sd
nの操作が無ければ、直ちにリターンする。
次に、ボディ内マイコンμC1は第7図の#575で露出
演算のサブルーチン(第11図参照)を実行する。同サブ
ルーチンがコールされると、まず、AEロックスイッチS
AELがONか否かを判定し、ONであれば露出値の変更をし
ないとしてリターンする(#800)。スイッチSAELがON
されていないときには、露出値EVを、EV=BVo+AVo+SV
で求める。BVoは開放測光で測定された被写体輝度値、A
Voは開放絞り値、SVはフィルム感度である。次に、Pモ
ードか否かを判定し、Pモードであれば上記露出値EVか
ら所定のAEプログラム線図に基づいてシャッター速度TV
と絞り値AVを演算する(#810,#815)。このAEプログ
ラム線図の具体例は、例えば、特開平1−129238号公報
に示されている。そして、仮想ワイドモードか否かを判
定し、仮想ワイドモード(VWDF=1)であれば、絞り気
味の露出制御を行うべく、シャッター速度TVを1段(1E
V)遅くし、絞りを1段(1EV)絞り込んで(#820〜#8
30)、#835に進む。
ここで、仮想ワイドモードのとき、絞り気味の露出制
御を行う理由を説明する。今、仮想ワイドモードである
ので、広角側にズーム(f/1.4)されており、その状態
で焦点検出が行われている。広角側では、被写体距離に
対しての焦点深度が深いため、合焦幅が一定であっても
広い距離範囲にピントが合うが、ズームアップして本来
の焦点距離fに戻せば、ピントが合う距離範囲は狭くな
る。したがって、広角側で合焦幅の端付近でピントが合
っていた場合には、ズームアップすると、ピントが合わ
なくなる。また、広角側では、焦点検出可能範囲が広く
なるので、意図しない被写体も焦点検出の対象として考
慮され、本来、ピントを合わすべき被写体にピントが合
わない、あるいはピントが合っても上記のように合焦幅
の端付近にピントが合わされることがある。したがっ
て、このような場合にもピントずれが起こることを少な
くするために、絞り気味の露出を行っている。
第11図に戻り、#820で仮想ワイドモード(VWDF=
0)でないときも#835に進み、シフト量PΔEVをシャ
ッター速度TVに加えて露出制御用のシャッター速度TVc
を求める。そして、#840では、シフト量PΔEVを絞り
値AVから差し引いて露出制御用の絞り値AVcを求めて、
リターンする。#810でPモードでなければ、Sモード
であるとして#845に進み、露出制御用の絞り値AVcをAV
c=EV−TVcとして求めて、リターンする。
この露出演算のサブルーチンを実行した後、ボディ内
マイコンμC1は再度レンズからデータを入力するレンズ
交信Iのサブルーチンを第7図の#580で実行し、その
データに基づいて、#590で表示サブルーチンを実行す
る。ここでは、仮想ワイドの可/否、画面内の視野枠、
露出制御用のシャッター速度TVc、及び絞り値AVc等のデ
ータを表示制御回路DISPCにシリアル出力し、表示制御
回路DISPCでは、上記シリアル入力したデータに基づい
てボディ上の表示部DISPI、ファインダー内の画面外の
表示部DISPII、及び画面内の表示部DISPIIIによる表示
を行う。
第21図にオンボディの表示部DISPI、第22図にインフ
ァインダーの画面外の表示部DISPII及び画面内の表示部
DISPIIIをそれぞれ示す。上記各図において、(a)は
仮想ワイドモードで且つワイド側へのズーム完了時、
(b)は仮想ワイドモードに移行できないことを警告し
ている状態、(c)は仮想ワイドモードではない(通常
モード)を示し、第22図(d)は仮想ワイドモードで且
つワイド側へのズーム中を示す。
尚、オンボディの表示部DISPIとインファインダーの
画面外の表示部DISPIIは全く同じ内容を表示する。これ
らの表示部DISPI,DISPIIでは、(a)の仮想ワイドモー
ドで且つズーム完了時では、シャッター速度、絞り値の
表示の他に、仮想ワイドモードを示す「VW」の表示を行
う。表示部DISPIIIでは、仮想ワイドモードで実際に撮
影される視野枠F1を表示すると共に、仮想ワイドモード
の視野枠F1と通常モードの視野枠F0とに対応して位置が
変更される写し込みデータ「DAT」の位置表示を行う。
(b)の警告時には、視野枠F1及び仮想ワイドモードの
表示「VW」が点滅する。このとき、写し込みデータ「DA
T」の表示は通常モードの視野枠F0に対応した位置に表
示される。(c)の通常モードでの表示では、画面内の
写し込みデータ「DAT」の位置表示とシャッター速度及
び絞り値の表示となる。第22図(d)では、仮想ワイド
モードということで、「VW」のモード表示が行われ、ズ
ーム中であるので画面内の表示は全て消去する。
上述の表示を行うためのサブルーチンを第13図に示し
説明する。まず、レンズから入力したデータに基づい
て、仮想ワイド動作が完了しているか否かを判定し、完
了していない場合(VWDCF≠1)、ズーム中であるか否
か、これもまた、レンズから入力したデータに基づいて
判定する(#1000,#1001)。仮想ワイドが完了してお
らず、且つズーム中である場合には、以前に仮想ワイド
が不可で警告されているときに、仮想ワイドが可能とな
るようにズーム動作しているとして、#1038に進む。仮
想ワイドが完了しているとき、又は仮想ワイドは完了し
ていないがズーム中でないときは、それぞれ#1002に進
み、仮想ワイドモードが設定されているか否かをフラグ
VWDFにより判定する。仮想ワイドモードが設定されてい
る場合(VWDF=1)、レンズから入力した仮想ワイドOK
を示すデータにより仮想ワイドOKか否かを判定する。仮
想ワイドOKのとき、仮想ワイドモードを示す「VW」を表
示するための信号をセットし、仮想ワイド(VWD)完了
か否かを判定する(#1010,#1015)。仮想ワイド完了
であるときには、視野枠F1を表示するための信号をセッ
トし、この視野枠F1に対応する写し込みデータ「DAT」
の表示位置を指定するための信号をセットし、タイマー
フラグTIMFをリセットして、#1045に進む(#1020,#1
021,#1024)。#1015で仮想ワイド完了でないとき(ズ
ーム中のとき)には、視野枠F1を消去するための信号を
セットし、写し込みデータ「DAT」の表示を消去するた
めの信号をセットして、#1024に進む(#1022,#102
3)。#1005において、仮想ワイド禁止のときは、仮想
ワイドモードを示す「VW」の表示を点滅させると共に、
視野枠F1を点滅させ、視野枠F0に対応する写し込みデー
タ「DAT」の表示位置を指定するための信号をセットし
て、#1031に進む。#1031では、タイマーフラグTIMFが
セットされているか否かを判定する。フラグTIMFがセッ
トされていないときには、タイマーT3をリセット、スタ
ートさせ、フラグTIMFをセットして、#1034に進む(#
1032,#1033)。フラグTIMFがセットされているとき
は、#1034に進む。#1034では、タイマーT3が5秒経過
したか否かを判定し、5秒経過していれば、#1035で仮
想ワイドを示すフラグVWDFをリセットして、#1045に進
む。5秒経過していない場合も、#1045に進む。
#1002において、仮想ワイドモード(VWDF=1)でな
いとき、仮想ワイドモードを示す「VW」の表示及び視野
枠F1を消去するための信号をセットし、視野枠F0に対応
する写し込みデータ「DAT」の位置表示を行うための信
号をセットして、#1024に進む(#1038,#1040)。#1
045〜#1065では、制御用のシャッター速度TVc、制御用
の絞り値AVc、「VW」の表示/点滅/消去、視野枠F1
表示/点滅/消去、写し込みデータ「DAT」の表示/消
去及び表示位置を示す信号を、それぞれ表示制御回路DI
SPに出力して、リターンする。
第7図のフローにおいて、#590で上記の表示ルーチ
ンを終えると、レンズから入力したデータに基づいて、
レンズ側のレリーズスイッチSREがONされているか否か
を判定し、ONされている場合には、#600に進む(#59
2)。スイッチSREがONされていない場合には、#595で
ボディ側のレリーズスイッチS2がONされているか否かを
判定し、ONされている場合には、#600に進む(#59
5)。#600ではズーム中であるか否かをレンズから入力
したデータによって判定し、ズーム中であれば、レリー
ズを禁止するべく、#635に進む。#600でズーム中でな
いならば、第8図の#601に進んで、仮想ワイドモード
か否かを判定する。仮想ワイドモード(VWDF=1)でな
いときには、#609に進んで、セルフモードか否かをス
イッチSSELFのON/OFFに基づいて判定する。スイッチS
SELFがONであれば、セルフモードであり、#610で10秒
を計時した後、#617に進む。スイッチSSELFがONでなけ
れば、セルフモードではないので、#610をスキップし
て、#617に進む。#601で仮想ワイドモード(VWDF=
1)であれば、#602に進んで、ズームアップを示すフ
ラグZUPFをセットし、このデータをレンズに送るべく、
#603でレンズ交信IIのサブルーチンを実行する。そし
て、#604でセルフモードか否かをスイッチSSELFのON/O
FFに基づいて判定する。スイッチSSELFがONされていれ
ば、セルフモードであるので、#605で10秒を計時し、
スイッチSSELFがONされていなければ、セルフモードで
はないので、#605をスキップして、それぞれ#606に進
む。次に、#606でレンズ交信Iのサブルーチンを実行
してレンズからデータを入力し、#607でズームが完了
したか否かをレンズから入力されたデータに基づいて判
定する。ズームが完了していなければ、#611で少し待
機して、#606に戻る。一方、ズームが完了していれ
ば、#608でズームアップを示すフラグZUPFをリセット
して、#617以降に進む。
#617以降では、全割り込みを禁止し、露出制御を行
い、露出制御の終了後、フィルムを1コマ分巻き上げる
(#617〜#625)。そして、S1ONのサブルーチンを終了
したことを示すため、フラグS1ONFをリセットし、撮影
準備スイッチS1のONによる割込S1INTを許可し、仮想ワ
イドモードを示すフラグVWDFをリセットして、リターン
する(#630〜#634)。
第7図のフローにおいて、#595でレリーズスイッチS
2がONでないときにも#635に進む。#635では、撮影準
備スイッチS1がONされているか否かを判定する。撮影準
備スイッチS1がONされているときは、#640で電源保持
用のタイマーT2をリセット、スタートさせ、リターンす
る。一方、撮影準備スイッチS1がONされていないとき
は、#650でズーム中か否かをレンズデータにより判定
する。#650でズーム中であれば、#640に進み、タイマ
ーT2をリセット、スタートさせ、電源保持時間の延長を
行う。また、#650でズーム中でなければ、#655で上記
電源保持用のタイマーT2が5秒を計時したか否かを判定
し、5秒が経過していなければリターンする。5秒が経
過していれば、#630に進み、撮影準備スイッチS1がOFF
されたことによる撮影終了の制御を行う。
次に、#620で実行される露出制御のサブルーチンを
第14図に示す。同サブルーチンがコールされると、ま
ず、レリーズの制御を行うべく所定の制御信号を出力す
る(#1330)。これによって、図示しない係止部が外れ
て、ミラーアップ等のレリーズ動作が行われる。次に、
絞りを制御絞り値AVcが示す口径まで絞り込ませる(#1
332)。次に、ボディ内マイコンμC1はミラーアップが
完了するのを待ち、ミラーアップが完了すると、1幕を
走行させる。そして、制御用のシャッター速度TVcに応
じた実際の露出時間TsをカウントするタイマーT4をリセ
ットしてスタートさせる(#1340〜#1350)。その後、
#1370に進み、露出時間Tsが経過するのを待つ。露出時
間Tsが経過すれば、2幕を走行させ、2幕走行が完了す
る時間だけ待って、リターンする(#1375,#1380)。
以上で、第5図のステップ#55の説明を終わる。
第5図のフローに戻り、#20でメインスイッチSMがON
でなければ、#80に進み、メインスイッチSMのONによる
割込SMINT以外の割込を禁止する。そして、メインスイ
ッチSMのOFFにより、このフローを実行したとして、こ
れを示すフラグSMOFFをセットし、仮想ワイドモードを
解除すべく、フラグVWDFをリセットする(#87,#9
0)。次に、カメラ側の回路及びレンズのズームモータ
への給電を行うトランジスタTr1,Tr2をOFFするべく、端
子PW1,PW2を“Low"レベルとし、さらにDC/DCコンバータ
DDをOFFするべく、端子PW0を“Low"レベルとして、停止
する(#120,#125)。こうしてボディ内マイコンμC1
はスリープモードに入る。
次に、レンズ内マイコンμC2による制御動作について
説明する。レンズがカメラボディに装着されていないと
きには、第4図に示すレンズ装着検出スイッチSLEがON
となり、レンズ内マイコンμC2のリセット端子RE2が“L
ow"レベルに維持されているので、レンズ側の回路は全
く駆動されない。レンズがカメラボディに装着される
と、レンズ装着検出スイッチSLEがOFFとなり、リセット
端子RE2に“Low"レベルから“High"レベルに変化する信
号が入力される。これにより、レンズ内マイコンμC2は
第15図に示すリセットのルーチンを実行する。まず、レ
ンズ内マイコンμC2は、ポートやレジスタをリセットし
て停止する。
次に、ボディからレンズの端子CSLEに“High"レベル
から“Low"レベルに変化する信号が伝達されると、レン
ズ内マイコンμC2は、第16図に示すCS割込のルーチンを
実行する。このルーチンでは、カメラからのクロックに
応答して、2バイトのシリアル交信を行う(#L560)。
続いて1バイトのシリアル交信により交信モードを示す
データをボディから入力し、交信モードを判定する(#
L585,#L590)。
交信モードIであれば、カメラへ7バイトのデータを
出力し、端子CSLEへの信号が“Low"レベルから“High"
レベルに変化するのを待ち、“High"レベルになれば、
#L610のパワーズーム(図中「PZ」と略記)のサブルー
チンに進み(#L600,#L605)、以下、PZのサブルーチ
ンを繰り返す。
交信モードIIであれば、ボディ側から1バイトのデー
タを入力し、端子CSLEが“Low"レベルから“High"レベ
ルに変化するのを待ち、端子CSLEが“High"レベルにな
れば、PZのサブルーチンに進み(#L630,#L635)、以
下、PZのサブルーチンを繰り返す。
第17図にPZのサブルーチンを示す。このサブルーチン
では、#L705でズームエンコーダZMENから焦点距離情報
(f)を読み込み、#L715で“Vwide"のサブルーチンを
実行し、#L730でマニュアルズーム(図中「MZ」と略
記)のサブルーチンを実行して、リターンする。
以下、上記各サブルーチンVwide、MZについて説明す
る。まず、第19図に示したVwideのサブルーチンから説
明する。#L1000では、仮想ワイドが完了したか、すな
わち、焦点距離がfからf/k(kは所定値で、例えば1.
4)にワイド化されたか否かをフラグVWDCFにより判定す
る。そして、仮想ワイドが完了している場合(VWDCF=
1)、#L1005に進み、仮想ワイドモードか否かをカメ
ラから入力したデータに基づいて判定する。仮想ワイド
モード(VWDF=1)でないときには、#L1030に進み、
ワイド化する以前の元の焦点距離に戻すべく、f×kに
レンズ制御する。この制御が終了した後、#L1025に進
み、仮想ワイド完了を示すフラグVWDCFをリセットし
て、リターンする。
#L1005において、仮想ワイドモードであれば(VWDF
=1)、#L1010に進んで、レリーズボタンのONにより
仮想ワイド化する以前の元の焦点距離に戻すべきフラグ
ZUPFがセットされているか否かをボディから入力したデ
ータにより判定する。フラグZUPFがセットされていると
きには、#L1015に進み、ワイド化する以前の元の焦点
距離に戻すべく、f×kにレンズ制御する。この制御が
終了した後、#L1020に進み、ズームが完了したとし
て、ズーム完了フラグZMCF(これはボディ側に出力され
る)をセットして、#L1025に進む。#1025では、上述
のように、仮想ワイド完了を示すフラグVWDCFをリセッ
トして、リターンする。#L1010において、フラグZUPF
がセットされていないときには、直ぐにリターンする。
#L1000において、仮想ワイド完了を示すフラグVWDCF
がセットされていないとき、#L1033に進んで、仮想ワ
イドモード(VWDF=1)か否かを判定する。仮想ワイド
モードであれば、#L1035へ進み、仮想ワイドモードで
なければ、直ぐにリターンする。#L1035では、現在の
焦点距離fをkで割った値(f/k)がレンズ固有の最短
の焦点距離fmin以上か否かを判定する。f/k<fminであ
るときには、ワイド化はできないものとして仮想ワイド
OKを示すフラグVWDOKF(これはボディ側に出力される)
をリセットして、リターンする(#L1060)。(f/k)≧
fminであるときには、仮想ワイドOKを示すフラグVWDOF
をセットし、f/kにレンズ制御し、このレンズ制御が終
了した後、仮想ワイド完了を示すフラグVWDCFをセット
し、ズーム完了を示すフラグZMCFをリセットして、リタ
ーンする(#L1040〜#L1055)。
次に、MZのサブルーチンを第18図に示し説明すると、
まず、マニュアルズームの速度と方向を示すエンコーダ
ZVENを読み込んで、このエンコーダに基づいた速度V1
V3(V1<V2<V3)をズーム速度Vとする(#L900,#L91
5)。次に、#L920では、エンコーダZVENのズームアッ
プのスイッチZupがONされているか否かを判定する。ス
イッチZupがONされているときには、#L925で仮想ワイ
ド完了を示すフラグVWDCFがセットされているか否かを
判定する。このフラグVWDCFがセットされているときに
は、レンズ固有の最長焦点距離fmaxを所定値kで割った
値(fmax/k)が、f未満か否かを判定する(#L930)。
fmax/k<fであるときには、撮影時のズームアップ化が
可能として、設定した速度Vでズームアップ制御を行
い、レンズ駆動中を示すフラグLMVF(これはボディ側に
出力される)をセットして、リターンする(#L935,#L
940)。#L930で、fmax/k≧fであるときには、#L950
に進んでフラグLMVFを判定し、レンズ駆動中(LMVF=
1)であれば、#L955でレンズを停止し、#L960でフラ
グLMVFをリセットして、リターンする。このルーチンは
速いので、レンズ駆動中にf=fmax/kになると、その位
置でレンズは停止する。#950でフラグLMVFがセットさ
れていないときは、直ぐにリターンする。
#L925において、フラグVWDCFがセットされていない
ときには、#L945に進んで、焦点距離fがレンズ固有の
最長焦点距離fmax未満か否かを判定する。f<fmaxであ
れば、#L935に進んで、ズームアップ制御を行い、f≧
fmax(f>fmaxは有り得ないが)であれば、#L950に進
んで、レンズ駆動停止の制御を行う。
#L920において、ズームアップのスイッチZupがONさ
れていないときには、#L965に進み、エンコーダZVENの
ズームダウンのスイッチZdnがONされているか否かを判
定する。スイッチZdnがONされているときには、焦点距
離fがレンズ固有の最短焦点距離fminよりも大きいか否
かを判定する(#L970)。f>fminであれば、ズームダ
ウンが可能であるとして、設定した速度Vでズームダウ
ン制御を行い、レンズ駆動中を示すフラグLMVF(これは
ボディ側に出力される)をセットして、リターンする
(#L975,#L980)。#L970で、f≦fmin(f<fminは
有り得ないが)であれば、#L985に進んでフラグLMVFを
判定し、レンズ駆動中(LMVF=1)であれば、#L990で
レンズを停止し、#L995でフラグLMVFをリセットして、
リターンする。このルーチンは速いので、レンズ駆動中
にf=fminになると、その位置でレンズは停止する。#
985でフラグLMVFがセットされていないときは、直ぐに
リターンする。
変形例 上述の実施例では、撮影終了後、仮想ワイドモードを
解除している。これは、第8図の#620で露出制御した
後、#634で仮想ワイドを示すフラグVWDFをリセットし
ているからである。この第8図に示すプログラムを、第
20図に示すように変形すると、撮影終了後にも仮想ワイ
ドモードが保持される。第20図のフローでは、第8図に
示す#634のステップを省略し、代わりに、第7図の#6
55で電源保持用のタイマーT2がタイムアップ(5秒経
過)したときに、#627でフラグVWDFをリセットするよ
うにしたものである。
[発明の効果] 本発明にあっては、仮想ワイド機能を有するカメラに
おいて、仮想ワイド化された状態では、撮影レンズの焦
点距離の変化範囲を制限するようにしたので、仮想ワイ
ド化される以前の現実の焦点距離に戻す動作を確実に実
現でき、撮影者の意図する画角で必ず撮影できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示すブロック図、第2図
(a)は本発明の一実施例としての一眼レフカメラのボ
ディの外観を示す斜視図、第2図(b)は同上の一眼レ
フカメラの交換レンズの外観を示す斜視図、第3図は同
上のボディの回路構成を示すブロック回路図、第4図は
同上の交換レンズの回路構成を示すブロック回路図、第
5図乃至第20図は同上の動作説明のためのフローチャー
ト、第21図は同上の一眼レフカメラのボディ上の表示内
容を示す説明図、第22図は同上の一眼レフカメラのファ
インダー内の表示内容を示す説明図である。 1は撮影レンズ、2はファインダー、3は第1の操作手
段、4は第2の操作手段、5は第3の操作手段、6は第
1の制御手段、7は第2の制御手段、8は第3の制御手
段、9は制限手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 吉宏 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 前田 恭男 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 大森 滋人 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 石戸 文陽 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 大塚 博司 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 平2−103022(JP,A) 特開 昭64−57248(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 5/00 G02B 7/08 G03B 13/00 - 13/28 G03B 17/18 - 17/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パワーズーム機能を有する撮影レンズと、
    撮影レンズの焦点距離に応じた画角の視野を構成するフ
    ァインダーと、第1乃至第3の操作手段と、第1の操作
    手段の操作に応答して撮影レンズの焦点距離を所定の倍
    率に短くする制御を行う第1の制御手段と、第2の操作
    手段の操作に応答して撮影レンズの焦点距離を変化させ
    る制御を行う第2の制御手段と、第3の操作手段の操作
    に応答して前記所定の倍率の逆数倍に撮影レンズの焦点
    距離を長くする制御を行う第3の制御手段と、第1の制
    御手段により撮影レンズの焦点距離を短くした後、第3
    の制御手段により撮影レンズの焦点距離を長くするまで
    の期間は、第2の制御手段による焦点距離の変化範囲を
    制限する制限手段とを備えることを特徴とする仮想ワイ
    ド機能を有するカメラ。
  2. 【請求項2】前記制限手段は撮影レンズの最長焦点距離
    を前記所定の倍率に短くした焦点距離以下に撮影レンズ
    の焦点距離の変化範囲を制限する手段であることを特徴
    とする請求項1記載の仮想ワイド機能を有するカメラ。
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