JPH02200643A - イソブチレン中に含まれるブテン―1のブテン―2への異性化法 - Google Patents

イソブチレン中に含まれるブテン―1のブテン―2への異性化法

Info

Publication number
JPH02200643A
JPH02200643A JP1018350A JP1835089A JPH02200643A JP H02200643 A JPH02200643 A JP H02200643A JP 1018350 A JP1018350 A JP 1018350A JP 1835089 A JP1835089 A JP 1835089A JP H02200643 A JPH02200643 A JP H02200643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
butene
isobutylene
hydrogen
catalyst
isomerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1018350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2613648B2 (ja
Inventor
Tadanao Obara
小原 忠直
Koji Hara
康二 原
Yukiko Okada
岡田 由貴子
Setsuo Kamiyama
神山 節夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen Chemical Corp
Original Assignee
Tonen Sekiyu Kagaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tonen Sekiyu Kagaku KK filed Critical Tonen Sekiyu Kagaku KK
Priority to JP1018350A priority Critical patent/JP2613648B2/ja
Priority to EP90300906A priority patent/EP0380374A1/en
Publication of JPH02200643A publication Critical patent/JPH02200643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2613648B2 publication Critical patent/JP2613648B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C5/00Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms
    • C07C5/22Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms by isomerisation
    • C07C5/23Rearrangement of carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C07C5/25Migration of carbon-to-carbon double bonds
    • C07C5/2506Catalytic processes
    • C07C5/2556Catalytic processes with metals

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、イソブチレン供給物中に含まれるブテン−1
のブテン−2への異性化法に関し、さらに詳しくは、イ
ソブチレン供給物中に含有されるブテン−1をブテン−
2へ異性化し、生成したブテン−2を蒸留により除去し
て、ブテン−1含量の少ないブチルゴム製造用の高純度
イソブチレンを製造する方法に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点 ブチルゴム製造用原料としてのイソブチレンに不純物と
して含有されるブテン−1は、イソブチレンの重合反応
を阻害するため、イソブチレン中のブテン−1濃度を所
定濃度以下に厳しく管理する必要がある。しかしながら
ブテン−■の沸点とイソブチレンの沸点は沸点差にして
0.6℃と極めて近接しているため、蒸留により分離を
行なうことは極めて難しく、ブテン−1をイソブチレン
との沸点差の大きいブテン−2へ異性化した後、生成し
たブテン−2を蒸留により除去することにより、ブテン
−1含量が所定濃度以下とされた高純度イソブチレンを
得ることが初めて可能となる。
したがって、イソブチレン供給物中に含まれるブテン−
1を選択的にブテン−2へ異性化し、かつその異性化反
応に際してイソブチレンの損失が極めて少ないような、
ブテン−1のブテン−2への異性化法の出現が強く望ま
れている。
ところで従来、ブテン−1からブテン−2への異性化法
として、以下のようなものが開示されている。
(イ)硫黄処理したパラジウム触媒を用いて、ブテン−
1を含有する炭化水素を、水素存在下で、液相において
異性化する方法(特公昭4748362号公報、同57
−40812号公報、特開昭59−20232号公報、
特公昭6054934号公報)。
しかしながら上記に開示された方法は、C4炭化水素供
給物中に多量に含まれるブテン−1を異性化することに
より、ブテン−2留分の採取を目的としており、したが
って04炭化水素供給物中のブテン−1含量が10%以
上である高濃度のブテン−1を含有するC4炭化水素供
給物を処理の対象としており、本発明において処理され
る少量のブテン−1を含有するイソブチレンとは処理対
象物を異にしている。また硫黄処理を行なったパラジウ
ム触媒を用いて本発明の0.2〜2.0重量%のブテン
−1を含有するイソブチレン供給物の処理を行なうと、
ブテン−1のブテン−2への異性化は進行するが、微量
の硫黄化合物がイソブチレン供給物中に流出し、ブチル
ゴム製造用のイソブチレンとして使用するためには、さ
らにイソブチレン供給物中から硫黄化合物を除去するた
めの設備が必要であるという問題点があった。
(ロ)パラジウム触媒を用いて、ブテン−1を含有する
炭化水素を、水素存在下で低温にて液相または気相にお
いて異性化する方法(特開昭48602号公報)。
上記に開示された方法は、0〜−70℃の温度範囲でC
3以上の1−オレフィンを含む炭化水素供給物の処理を
行なうものであるが、反応を低温に保つために、冷凍設
備が必要となり、しかもその際にエネルギー消費が大き
いという問題点がありた。(ハ)パラジウム触媒を用い
て、イソブチレン中に含まれる少量ブテン−1を、水素
存在下で、気相において異性化する方法(特開昭59−
5129号公報)。
上記に開示された方法は、イソブチレン中に含まれる0
、06〜0,10重量%のブテン−1を気相にて異性化
させるための方法であるが、イソブチレン供給物中に含
まれる0、2〜2.0重量%のブテン刊の異性化反応を
気相にて行なうと、液相で行なう場合に比べて触媒活性
の低下が速く、また水素のイソブチレン供給物に対する
モル比の許容範囲が狭いため運転可能範囲が狭いという
問題点があった。
(ニ)本出願人らも、イソブチレン中に含まれる0、2
〜2.0重量%のブテン−1を水素の存在下に、液相に
おいて、■族金属を含有する触媒と接触させることによ
る異性化法を提案している(特願昭62−2170.7
2号)。
一方、−酸化炭素を含有する水素を用いて炭化水素供給
物中のアセチレン類およびジオレフィン類を選択水添す
る方法および触媒を一酸化炭素にて前処理後、ブテン−
1のブテン−2への異性化反応に供する方法としては、
以下のようなものが開示されている。
(ホ)C4炭化水素供給物中に含まれるアセチレン類お
よびジオレフィン類を、−酸化炭素を含有する水素にて
選択水添する方法(特開昭6118731号公報、特公
昭63−25566号公1報など)。
上記に開示された方法でアセチレン類およびジオレフィ
ン類の水添を行なうと、含有されるアセチレン類および
ジオレフィン類が選択的に水添されて対応するモノオレ
フィン類が生成するが、ブテン−1はブテン−2へ異性
化しない、すなわち上記公報によれば、−酸化炭素の存
在下ではブテン−1のブテン−2への異性化反応は抑制
されると報告されている。
(へ)■族金属からなる触媒を一酸化炭素と接触させて
不活性化した後水素で再活性化することにより、異性化
能力を向上させて炭化水素供給物中のブテン−■をブテ
ン−2へ異性化する方法(米国特許第3764633号
明細書)。
しかしながら、本発明者らが、上記に開示された方法に
て■族金属触媒の一酸化炭素による前処理を行なって異
性化反応に供したところ、異性化能がほとんど向上しな
いことが見出された。
すなわち、従来、−酸化炭素を含有する水素を用いて、
ブテン−1のブテン−2への異性化能を向上させると同
時に、副反応である水添を抑制する方法は知られていな
かった。
発明の目的 本発明は、イソブチレン供給物中のブテン−1をブテン
−2へ異性化するに際し、微量の好ましくないたとえば
硫黄などの成分の流出があったり、エネルギーコストが
高かったり、あるいは運転上の許容範囲が狭いなどの従
来技術に伴う問題点を解決しようとするものであり、イ
ソブチレンの損失が少なく、かつブテン−1含量をブチ
ルゴム製造用イソブチレンとして使用しうる濃度に低減
しうるような、イソブチレン中に含まれるブテン−1の
ブテン−2への異性化法を提供することを目的としてい
る。
発明の概要 本発明者らは、イソブチレン供給物中に含まれるブテン
−■のブテン−2への異性化反応を種々検討する中で、
0.2〜2.0重量%のブテン−1を含有するイソブチ
レン供給物を、イソブチレン供給物1モルに対して、2
00〜20,000モルppmの一酸化炭素を含有する
水素0.002〜0.008モルの存在下にて、■族金
属を含有する触媒と接触させることにより、イソブチレ
ンの水添による損失が極めて少なく、かつイソブチレン
供給物中に含まれるブテン−1a度がブチルゴム製造用
のイソブチレンとして使用しうる濃度に低減できうるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明に係るイソブチレン中に含まれるブテン
−1のブテン−2への異性化法は、0,2〜2.0重量
%のブテン刊を含有するイソブチレン供給物を、イソブ
チレン供給物1モルに対して、200−20,000モ
ルppmの一酸化炭素を含有する水素0.002〜0.
008モルの存在下にて、■族金属を含有する触媒と接
触させることを特徴としている。
発明の詳細な説明 以下、本発明に係るインブチレン中のブテン−1のブテ
ン−2への異性化法について具体的に説明する。
被処理流体 本発明で用いられる被処理流体は、0.2〜2.0重量
%のブテン料を含有するイソブチレン供給物である。本
発明のイソブチレン供給物としては、具体的には、オレ
フィンプラントで得られるC4炭化水素混合物からまず
ブタジェンを抽出分離し、残りの留分よりイソブチレン
を硫酸もしくはメタノールとの反応により分離した後、
イソブチレンとして回収した留分、あるいはブチルゴム
製造装置からの回収イソブチレン留分などが用いられる
触   媒 本発明で用いられる触媒は、■族金属を担体に担持した
触媒である。
■族金属としては、具体的には、ニッケル、パラジウム
などが用いられるが、このうちとくにパラジウムが好ま
しい。
担体としてはシリカ、アルミナ、シリカ・アルミナ、活
性炭、ケイソウ土、活性白土、マグネシウムなどが用い
られるが、このうちとくにアルミナが好ましい。
■族金属の含有量は担体に対して0.01〜10重量%
であり、このうちとくに0.01〜1.0重量%である
ことが好ましい。
このような触媒は、たとえば、塩化パラジウムに塩酸水
溶液を加えて加熱溶解し、これに純水および担体を加え
て撹拌し、水溶液を蒸発乾固後、乾燥を経ることにより
調製される。
またこのようにして得られた触媒に、水素還元工程を行
なうことは、優れた触媒活性を示す触媒が得られるため
好ましい。触媒への水素還元工程は、触媒の調製時に行
なう第1段水素還元工程と、このようにして第1段水素
還元工程を経て調製された触媒の使用直前に行なう第2
段水素還元工程に分けて行なうことが好ましい。
触媒の調製時に行なう第1段水素還元工程は、たとえば
触媒を窒素などの不活性ガスで希釈された5〜15容量
%程度の水素を含む水素含有ガスで、150〜300℃
の温度、大気圧〜5kg/c−Gの圧力、GH8V  
10〜500時間−1、処理時間3〜10時間という条
件下で処理することにより好ましく行なわれる。
また触媒の第2段水素還元工程は、たとえば上記のよう
にして第1段水素還元工程が行なわれた触媒を、窒素な
どの不活性ガスで希釈された2〜8容量%程度の水素を
含む水素含有ガスで、30〜70℃、1〜20kg/c
IiYG1GH8v 10〜500時間1、処理時間3
〜50時間という条件下で処理することにより好ましく
行なわれる。
水素量 本発明では、イソブチレン供給物中に含まれるブテン−
■をブテン−2へ異性化するに際して、反応系に一酸化
炭素が含有された水素を供給するが、水素はイソブチレ
ン供給物1モルに対して0.002〜0.008モルの
量で存在していればよく、さらに好ましくは0.003
〜0.007モルの量で存在していればよい。
イソブチレン供給物に対する水素のモル比が0.002
モル1モル未満であるとブテン−1のブテン−2への異
性化能が劣り、o、oogモル1モルを超えるとイソブ
チレンの水素添加によるイソブタンの生成量が多くなり
イソブチレンの損失を招くため、いずれも好ましくない
−酸化炭素量 本発明では、イソブチレン供給物中に含まれるブテン−
1をブテン−2へ異性化するに際して、反応系に上記水
素とともに一酸化炭素を供給するが、−酸化炭素は、反
応系に供給する水素中に200〜20,000モルpp
+n 、好ましくは500〜20.000モルppmの
濃度で存在するような量で供給すればよい。さらに、ブ
テン−1とブテン−2の平衡組成近くまで、ブテン−1
を異性化するときには、−酸化炭素は水素中の濃度が2
,000〜20.000モルppI11となるような量
で供給することが好ましい。
また、本発明では、−酸化炭素は予め水素と混合して反
応系に供給して、ブテン−1のブテン−2への異性化反
応を行なってもよく、また−酸化炭素と水素とを別々に
反応系に供給して、ブテン−1のブテン−2への異性化
反応を行なってもよい。
本発明に係る異性化法においては、−酸化炭素の水素中
の濃度が200モルppm未満であると、ブテン−1の
ブテン−2への異性化能が低下するとともに、イソブチ
レンの水添生成物であるイソブタンの生成量が増大し、
−万一酸化炭素の水素中の濃度が20,000モルpp
mを超えると、ブテン−iのブテン−2への異性化能が
極端に低下するので、いずれも好ましくない。
本発明では、またたとえば反応途中で、反応系への一酸
化炭素の供給を停止すると、触媒活性は直ちに一酸化炭
素の供給以前の触媒活性となってしまう。これらのこと
よりも、触媒を一酸化炭素にて前処理を行なった後に、
異性化反応に供しても、異性化能がほとんど向上しない
ことは容易に理解できる。
反応系に供給した水素および一酸化炭素は、異性化反応
により生成したブテン−2をイソブチレンより蒸留にて
除去する蒸留塔において、軽質留分として容易に分離す
ることができるのでイソブチレン生成物中に混入するこ
とはない。
接触条件 イソブチレン供給物と触媒との接触は、液相反応として
行なってもよく、また気相反応として行なってもよく、
その接触方式は、従来から知られている方法の中から適
宜選択できる。たとえば、イソブチレン供給物と触媒と
を、固定床方式で接触させる方法、移動床方式で接触さ
せる方法、流動床方式で接触させる方法などを採用する
ことができる。また場合によっては、イソブチレン供給
物と触媒を回分式で接触させることもできる。
異性化反応温度は、(1)ブテン−1とブテン−2間に
おける平衡は低温の方がブテン−2生成に有利であるこ
と、そして(2)エネルギー損失を考慮すると低温での
反応が有利であることなどより、冷却を必要としない温
度範囲でかつできるだけ低温で反応を行なうことが好ま
しい。本発明では異性化反応温度は10〜100℃であ
り、好ましくは30〜70°Cである。
液相反応における反応圧力は、反応温度におけるイソブ
チレン供給物を液相に保つ圧力以上であればよい。たと
えば反応温度30〜55℃では10kg/cdG以上、
反応温度55〜70℃では15 kg / cJ G以
上の圧力が必要である。
気相反応における反応圧力は、1〜7 kg / cd
 G程度でよい。
液相反応におけるイソブチレン供給物と触媒との接触時
間は、液空間速度(L、H,S、V、)で0.1〜20
時間−1、好ましくは1〜10時間−1である。
気相反応におけるイソブチレン供給物と触媒との接触時
間は、ガス空間速度(G、H,S、V、)で20〜5,
000時間−1、好ましくは200〜2.000時間−
1である。
発明の効果 本発明の方法により、イソブチレン供給物中のブテン−
1を80%以上の高い転化率でブテン−2へ異性化でき
ると同時に、イソブチレンの水素添加によるイソブタン
への転化による損失も供給イソブチレンに対し0.3%
以内に抑制できる。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中の%はとくに断わりがない限り重量基準
である。
実施例1 塩化パラジウム8.4gに4%塩酸溶液250m1を加
えた後、加熱して塩化パラジウムを溶解した。この中に
純水1,750m1および球状γ−アルミナ1 kgを
加えて、撹拌した後110℃にて水溶液を蒸発乾固した
。得られた固体を窒素気流中にて200℃で乾燥した後
に、10容量%の水素を含む窒素ガスで、220℃、3
 kg / cd G 、ガス空間速度150時間−1
の条件下で6時間水素還元することにより触媒を得た。
該触媒の比表面積は120r+f/gであり、充填比重
は0.85kg/、1!であった。
このように調製された触媒35m1を固定床反応器(1
6mmφX300+am)に充填した後、5容量%の水
素を含む窒素ガスを、40℃、3 kg / cjt 
G、ガス空間速度(G、H,S、V、)150時間−1
の条件下で一昼夜通気して、さらに水素還元処理を施し
た。
このように水素処理された触媒に、表1に示す組成のイ
ソブチレン供給物を、−酸化炭素2.400モルppm
を含有する水素を用い、かつ水素/イソブチレン供給物
のモル比が0.006モル1モルであり、反応温度が4
0℃であり、圧力が15kg/cdGであり、LHSV
が2時間−1であるような条件下で通油し、インブチレ
ン中に含まれるブテン−1のブテン−2への異性化反応
を行なった。
この際の反応条件および生成物の組成を表2に示す。
実施例2 一酸化炭素16,000モルpp+nを含有する水素を
用いた以外は、実施例1と同様にして異性化反応を行な
った。
結果を表2に示す。
比較例1 一酸化炭素を含有しない水素を用いた以外は、実施例1
と同様にして異性化反応を行なった。
結果を表2に示す。
比較例2 一酸化炭素100モルppmを含有する水素を用いた以
外は、実施例1と同様にして異性化反応を行なった。
結果を表2に示す。
比較例3 一酸化炭素67,000モルppmを含有する水素を用
いた以外は、実施例1と同様にして異性化反応を行なっ
た。
結果を表2に示す。
実施例3 水素/イソブチレン供給物のモル比を 0.008モル1モルとした以外は、実施例1と同様に
して異性化反応を行なった。
結果を表2に示す。
実施例4 一酸化炭素660モルppmを含有する水素を用い 水
素/イソブチレン供給物のモル比を0.004モル1モ
ルとし、反応温度を60℃とし、反応圧力を5 kg 
/ cuff Gとし、GHSVを250時間−1とし
た以外は、実施例1と同様にして気相での異性化反・応
を行なった。
結果を表2に示す。
比較例4 実施例1で使用した第1段水素還元処理後の触媒35m
1を固定床反応器(16m+mφX300m1B)に充
填した後、−酸化炭素2,000モルppmを含有する
窒素ガスにて、40℃、3 kg / cd GGH8
V  150時間−1の条件下で一昼夜通気して触媒の
一酸化炭素処理を行なった。その後さらに5容量%の水
素を含む窒素ガスにて、−酸化炭素処理条件と同条件下
にて第2段水素還元処理を行なった。
このようにして調製された触媒を用いるとともに一酸化
炭素を含有しない水素を用いた以外は、実施例1と同様
にして異性化反応を行なった。
結果を表2に示す。
表  1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)0.2〜2.0重量%のブテン−1を含有するイ
    ソブチレン供給物を、イソブチレン供給物1モルに対し
    て、200〜20,000モルppmの一酸化炭素を含
    有する水素0.002〜0.008モルの存在下にて、
    VIII族金属を含有する触媒と接触させることを特徴とす
    るイソブチレン中に含まれるブテン−1のブテン−2へ
    の異性化法。
  2. (2)VIII族金属がパラジウムであり、かつその含有量
    が担体に対して0.01〜10.0重量%である請求項
    第1項に記載のイソブチレン中に含まれるブテン−1の
    ブテン−2への異性化法。
  3. (3)担体がアルミナである請求項第2項に記載のイソ
    ブチレン中に含まれるブテン−1のブテン−2への異性
    化法。
JP1018350A 1989-01-27 1989-01-27 イソブチレン中に含まれるブテン―1のブテン―2への異性化法 Expired - Lifetime JP2613648B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1018350A JP2613648B2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 イソブチレン中に含まれるブテン―1のブテン―2への異性化法
EP90300906A EP0380374A1 (en) 1989-01-27 1990-01-29 Method of isomerizing butene-1 contained in isobutylene into butene-2

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1018350A JP2613648B2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 イソブチレン中に含まれるブテン―1のブテン―2への異性化法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02200643A true JPH02200643A (ja) 1990-08-08
JP2613648B2 JP2613648B2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=11969224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1018350A Expired - Lifetime JP2613648B2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 イソブチレン中に含まれるブテン―1のブテン―2への異性化法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0380374A1 (ja)
JP (1) JP2613648B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008536848A (ja) * 2005-04-15 2008-09-11 キャタリティック・ディスティレイション・テクノロジーズ 二重結合水素化異性化方法
JP2008538555A (ja) * 2005-04-15 2008-10-30 エービービー ルマス グローバル インコーポレイテッド ブテンの二重結合ヒドロ異性化法
JP4773012B2 (ja) * 1999-07-16 2011-09-14 キャタリティック・ディスティレイション・テクノロジーズ イソブテンをノルマルブテン類から分離するための方法
JP2013502414A (ja) * 2009-08-17 2013-01-24 ルマス テクノロジー インコーポレイテッド ブタジエンの製造法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2752236B1 (fr) * 1996-08-08 1998-09-11 Inst Francais Du Petrole Procede de production d'isobutene de haute purete a partir d'une coupe c4 contenant de l'isobutene et du butene-1
US20060235254A1 (en) * 2005-04-15 2006-10-19 Gartside Robert J Double bond hydroisomerization process
EP3322681A1 (de) * 2015-07-13 2018-05-23 Basf Se Katalysator und verfahren zur isomerisierung von olefinen aus olefin-haltigen kohlenwasserstoffgemischen mit 4 bis 20 c-atomen

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3531545A (en) * 1969-02-27 1970-09-29 Phillips Petroleum Co Isomerization of 1-olefins to 2-olefins
US3764633A (en) * 1970-09-18 1973-10-09 Phillips Petroleum Co Olefin isomerization process
GB1350285A (en) * 1971-05-14 1974-04-18 Bp Chem Int Ltd Process for the removal of butene-1 from feedstocks containing butene2
GB2121431A (en) * 1982-06-08 1983-12-21 Exxon Research Engineering Co Isomerisation of butene-1 to butene-2 in isobutylene
DE3427979A1 (de) * 1984-07-28 1986-01-30 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur gewinnung von 2-butenen aus 1-buten und gegebenenfalls 2-butene enthaltenden c(pfeil abwaerts)4(pfeil abwaerts)-kohlenwasserstoffgemischen
FR2614295B1 (fr) * 1987-04-22 1989-08-04 Inst Francais Du Petrole Procede d'isomerisation du butene-1 en butenes-2 dans une coupe d'hydrocarbures en c4 contenant du butadiene et des composes sulfures.

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4773012B2 (ja) * 1999-07-16 2011-09-14 キャタリティック・ディスティレイション・テクノロジーズ イソブテンをノルマルブテン類から分離するための方法
JP2008536848A (ja) * 2005-04-15 2008-09-11 キャタリティック・ディスティレイション・テクノロジーズ 二重結合水素化異性化方法
JP2008538555A (ja) * 2005-04-15 2008-10-30 エービービー ルマス グローバル インコーポレイテッド ブテンの二重結合ヒドロ異性化法
JP4860688B2 (ja) * 2005-04-15 2012-01-25 キャタリティック・ディスティレイション・テクノロジーズ 二重結合水素化異性化方法
JP2013502414A (ja) * 2009-08-17 2013-01-24 ルマス テクノロジー インコーポレイテッド ブタジエンの製造法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0380374A1 (en) 1990-08-01
JP2613648B2 (ja) 1997-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1070715A (en) Process for the hydroalkylation of paraffins
US4831200A (en) Process for the selective hydrogenation of alkynes
JPH02191232A (ja) 内部オレフイン類を用いたオレフインオリゴマー官能性流体
KR100588178B1 (ko) 촉매의 도움으로 스티렌을 함유하는 매질내에서 페닐 아세틸렌을 수소화하는 방법
US4257877A (en) Selective hydrogenation process
US4628138A (en) Catalyst and process for oligomerization of ethylene
JPH02200643A (ja) イソブチレン中に含まれるブテン―1のブテン―2への異性化法
CA2132621A1 (en) Process for the selective hydrogenation and isomerization of hydrocarbons
US4310714A (en) Hydrogenation of α-pinene to cis-pinane
US4996374A (en) Hydrogenation of acetophenone
JPS63280031A (ja) プロペンから2,3−ジメチルブテン−1の製造方法
JPH0456012B2 (ja)
EP0001330B1 (en) Process for increasing hydrogenation rate of polyolefins
JPH0445496B2 (ja)
US3962367A (en) Olefin isomerization using a cobalt-sulfur catalyst
CA1091700A (en) Selective hydrogenation process
JPS6054934B2 (ja) 1−ブテンの異性化方法
US5969205A (en) Process for preparing C4 --C6 --alkenes having an internal double bond comprising recycling a portion of a product stream
CA1290354C (en) Process for the selective hydrogenation of alkynes
JPH0254810B2 (ja)
JPH07285894A (ja) アルキル置換芳香族炭化水素の側鎖アルキル化方法
JPS59227829A (ja) 選択的水素添加方法
US3270082A (en) Production of high purity isoprene
EP0659717B1 (en) Method of alkylating the side chain of alkyl-substituted aromatic hydrocarbons
JPS6346730B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term