JPH02200340A - 閉塞鍛造装置用ダイホルダー - Google Patents

閉塞鍛造装置用ダイホルダー

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JPH02200340A
JPH02200340A JP1966989A JP1966989A JPH02200340A JP H02200340 A JPH02200340 A JP H02200340A JP 1966989 A JP1966989 A JP 1966989A JP 1966989 A JP1966989 A JP 1966989A JP H02200340 A JPH02200340 A JP H02200340A
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JP
Japan
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piston
die
holder
wedge
slide
Prior art date
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Application number
JP1966989A
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English (en)
Inventor
Akio Iwase
昭雄 岩瀬
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、閉塞鍛造装置に用いられるグイホルダーに関
するものである。
〔従来の技術とその課題〕
一般に閉塞鍛造は、素材を上下1対の金型の間で予備成
形を行いながら金型を完全に閉塞し、続いてその空洞に
上下よりパンチを進入させ、素材を金型空洞の外周に押
出し、金型の複雑な空洞部分に充満させる鍛造方法で、
複雑な形状の製品が高精度に鍛造可能となる特長をもっ
ている。
かかる閉塞鍛造装置は、特開昭62−84847号公報
や特開昭59−133927号公報などに示されている
が、いずれも上下の金型を油圧シリンダーなどで背部よ
り押圧してフロート状態にして、つまりフローティング
グイ形式にして上下の金型の過剰な閉塞力を避けるとと
もに、この油圧を調整してこれらの金型から進入するそ
れぞれのパンチの押込み量を等しくしている。
これを詳しく述べれば、例えば本出願人が提出した前掲
の特開昭62−84847号公報で示された閉塞鍛造装
置では、別紙第4図に示すように、1は単動式ブレスの
スライド、7はこのスライド1と対面して設けられたベ
ッドを示し、このスライドlには上ホルダー2が固着さ
れ、またベッド7には下ホルダー8が固着されている。
この上ホルダー2には上池圧2aが形成され、この上油
圧室2aには上ピストン3が嵌合されている。この上ピ
ストン3の下端面には上金型6が固着されている。した
がって、上金型6は上ピストン3を介してフロート状態
に支持さている。また、下ホルダー8には下油圧室8a
が形成され、この下油圧室8aには下ピストン9が嵌合
されている。この下ピストン9の上端面には下金型12
が固着されている。したがって、下金型12は下ピスト
ン9を介してフロート状態に支持されている。これらの
上下の金型6,12の中央に挿通された上下のパンチ5
,11の基部は上下のホルダー2.8に当接されている
。また、これらの上下の油圧室2a8aは油路13,1
3°に連通し、これらの油圧13.13′は合流して油
圧ポンプ15に連通している。一方の油路13は油室2
2に連通し、この油室22には調整用ピストン19が嵌
合されている。この調整用ピストン19はエアピストン
20と連結され、このエアピストン20は気室23に嵌
合されている。この気室23はアキニームレータA、C
,Cに連通されている。他方の油路13は油室22°に
連通し、油室22′には調整用ピストンI9°が嵌合さ
れている。この調整用ピストン19゜はエアピストン2
0°と連結され、このエアピストン20゛は気室23°
に嵌合されている。この気室23′はアキュームレータ
A、C,Cに連通されている。そして、これらのエアピ
ストン20と調整用ピストン19°とは連結ロンド18
で連結されている。
ところが、かかるフローティングダイ形式の閉塞鍛造装
置では、スライドlの下降により上下の金型6.12が
閉塞する際、これらの金型6,12に作用する強大な閉
塞力は各油圧室2a、8aで受けているので、各油圧室
2a、8aを構成する油圧系統が大型化する、という問
題がある。
(課題を解決するための手段〕 そこで本発明は、かかる問題点を解決するために創作さ
れたもので、その要旨とするところは、プレスに備えら
れた昇降可能のスライドに、上ホルダー、該上ホルダー
に形成された上油圧室に嵌合され、かつ、上下動する上
ピストン、および謹上ピストンに取付けられた上金型を
それぞれ設けるとともに、前記スライドに対面して設け
られたベッドに、下ホルダー、該下ホルダーに形成され
た下油圧室に嵌合され、かつ、上下動する下ピストン、
および該下ピストンに取付けられた下金型をそれぞれ設
け、これらの上、下金型の閉塞後の金型空洞へ、これら
の上、下金型よりそれぞれパンチを進入させる閉塞鍛造
装置において、前記の、上および/または下のピストン
と一体化されるブロックを設け、1亥ブロツクと当息亥
ピストン側の金型との間に、前記スライドの下降に伴い
押圧されて外および下方向に移動可能のウェッジを介在
させ、該ウェッジは、その外方向の移動に規制を与える
傾斜をもつ前記ブロックに摺動可能に支持されているこ
とを特徴とする閉塞鍛造装置用ダイホルダーにある。
〔実施例〕
本発明の構成を添付図面に示す実施例により詳細に説明
する。
第1図は本発明の実施例の縦断面図、第2図は第1図の
要部分解斜視図である。なお、第4図に示す従来例に共
通する部分は同一符号で示す。
第1図および第2図において、例えば単動式ブレスのス
ライド1の下面に第1の上ホルダー2が接合され、この
第1の上ホルダー2には第2の上ホルダー30がボルト
31にて結合され、更に、これらの第1および第2の上
ホルダー2,30はボルト32にて、前記スライド1に
固着されている。また、これらの第1および第2の上ホ
ルダー2.30に主油圧室2aが形成され、この主油圧
室2aに上ピストン3が嵌合されでいる。この上ピスト
ン3には上ダイプレート33がボルト34にて固着され
ている。この上グイプレート33に上金型6が全型押え
35およびポル)35aにて固着されている。この上金
型6の中央には上バンチ5が挿通され、上バンチ5の基
部は上パンチプレート36に当接されている。上パンチ
プレート36は第1の上ホルダー2に取付けられている
また、第1の上ピストン3には複数の嵌合孔38が穿設
され、これらの嵌合孔38に上ホルダー2より突出され
た廻り止めピン37が嵌合している。
第2の上ホルダー30の下面には複数個の上ドライバー
39と、1個のガイド受40が突設されている。このガ
イド受40および第2の上ホルダ30には、後述のガイ
ド軸41が抜差しできるガイド孔42が穿設されている
一方、第1の下ホルダー8には第2の下ホルダー43が
接合され、これらの第1および第2の下ホルダー8,4
3はボルト44にてベッド7に固着されている。第1の
下ホルダー8には環状の丁油圧室8aが形成され、この
下油圧室8aに筒状ピストン9が嵌合されている。この
筒状ピストン9の上面には環状のブロックホルダー45
が取付けられ、このブロックホルダー45にすり鉢状の
傾斜面46aをもつブロック46、および下ドライバー
47が植設されている。そして、これらのブロックホル
ダー45、ブロック46および下ドライバー47はボル
ト(不図示)にて一体化され、上下動する筒状ピストン
9と一体行動するようになっている。したがって、これ
らのブロックホルダー45やブロック46の外周は、下
油圧室8aの油圧を受けながら下ホルダー43の内面に
設けられたブツシュ55に案内されて上下摺動するよう
になっている。この下ドライバー47には前記した上ド
ライバー39が当接するようになっている。第1の下ホ
ルダー8の中央には第1の受圧板4日が埋設され、この
第1の受圧板48上に第2の受圧Fi49が載置されて
いる。第2の受圧板49には下パンチプレート50が内
嵌されている。この第2の受圧板49およびブロック4
6によって、複数個のウェッジ51が摺動自在に放射状
に支持されている。これらのウェッジ51上で下ダイプ
レート52が相対的に摺動自在に支持されている。
この下グイプレート52に全型押え53がボルト54に
て固着されている。この全型押え53により下金型12
が押圧されている。これらの下金型12および下グイプ
レート52には下バンチ11が挿通され、下バンチ11
の基部は下パンチプレー450に当接されている。また
、下ホルダー8上にはガイド軸41が立設されている。
そして、前記した上ドライバー39は4箇所突設され、
これらの上ドライバー39は下ドライバ47にそれぞれ
当接するようになっている。また、前記したようにブロ
ック46にはすり鉢状の傾斜面46a、すなわち、ウェ
ッジ51の外方向の摺動を規制するような傾斜面が形成
され、これらの各傾斜面46aに各ウェッジ51が摺動
自在に支持されている。また、これらの4個のウェッジ
51は第2の受圧板49に形成された山形状の傾斜面の
4箇所において個別に摺動自在に支持されている。更に
、各々のウェッジ51は下グイプレート52に形成され
た傾斜面の4箇所において個別に摺動自在に当接されて
いる。なお、下グイプレート52および第2の受圧板4
9は、ウェッジ51と常時当接状態が維持されるように
バネを備えたボルトBで結合されている。このボルトB
はウェッジ51と干渉しない部位に配置されている。
次に、本実施例の作用を述べると、スライドlが下降す
ると、上金型6が下金型12に当接すると同時に上ドラ
イバー39が下ドライバー47に当接する。スライドl
が更に下降すると、上金型6の押圧により下金型12は
後述のウェッジ51等の傾斜滑りによって若干量下降す
るとともに、上金型6は上油圧室2a側に後退する。
一方、上ドライバー39はスライド1の下降量と同じ量
だけ下ドライバー47を押下ぼる。したがって、上ドラ
イバー39からみれば、上金型6は下降量は少なく、上
昇したことになる。その結果、上油圧室2aの油圧は油
路13を介してアキュームレータA、C,Cに排出され
るとともに、上バンチ5が全型内空洞に進入する。
一方、下金型12は常に上金型6の上油圧室2aの圧力
相当分だけの荷重を受けており、しかも下グイプレート
52、ウェッジ51および第2の受圧板49を介して下
ホルダー8により支えられており、一方、下ドライバー
47はスライドlの下降量だけ押下げられるので、ウェ
ッジ51はブロック46と接触を保ちながら外周方向お
よび下方向へと移動する。その結果1.ウェッジ51の
移動に伴った量だけ下金型12は下降するので、下パン
チ11は全型内空洞に進入する。したがって、素材Wに
対し、上、下のパンチ5.11の進入量および進入速度
は全く同じとなる。
この動きを更に詳しく述べると、第3図において、下ダ
イプレート52の動き量をS、ブロック46の動き量を
So、ウェッジ51の外周方向への動き量をA、上下パ
ンチ5.11の動きを同量とするため、ウェッジ51の
下方向への動き量をS/2とすれば、 tan  α= 、’、 A = tanβ−(so −−7−)  ・
・・■■■より、 また、上下のパンチ5.11を同一量だけ進入させるた
め、つまり1丁同調をさせるためにはS、=23である
から、 ■ ta“”tanβ−3 となるように、α、βを決定すればよい。
なお、本実施例は、上金型のホルダーにウェッジを介在
させているが、本発明はこれに限らず、上金型のホルダ
ーにもウェッジを介在させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、上および/または下の金型と、当該金
型側のピストンと一体的に設けられたブロックとの間に
摺動するウェッジを介在させているので、スライドによ
る強大な押圧力はウェッジに作用し、その結果、油圧室
ではウェッジの(さび作用の分力を受圧するので、この
油圧室を構成する油圧制御装置を著しく小型化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の縦断面図、第2図は第1図の
要部分解斜視図、第3図は作動説明図、第4図は従来例
の断面図である。 l・・・スライド、2・・・上ホルダー、2a・・・上
池王室、3・・・上ピストン、5・・・上パンチ、6・
・・上金型、7・・・ベッド、8・・・下ホルダー、8
a・・・下油圧室、11・・・下パンチ、46・・・ブ
ロック、46a・・・傾斜面、51・・・ウェッジ。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プレスに備えられた昇降可能のスライドに、上ホ
    ルダー、該上ホルダーに形成された上油圧室に嵌合され
    、かつ、上下動する上ピストン、および該上ピストンに
    取付けられた上金型をそれぞれ設けるとともに、前記ス
    ライドに対面して設けられたベッドに、下ホルダー、該
    下ホルダーに形成された下油圧室に嵌合され、かつ、上
    下動する下ピストン、および該下ピストンに取付けられ
    た下金型をそれぞれ設け、これらの上、下金型の閉塞後
    の金型空洞へ、これらの上、下金型よりそれぞれパンチ
    を進入させる閉塞鍛造装置において、 前記の、上および/または下のピストンと一体化される
    ブロックを設け、該ブロックと当該ピストン側の金型と
    の間に、前記スライドの下降に伴い押圧されて外および
    下方向に移動可能のウェッジを介在させ、該ウェッジは
    、その外方向の移動に規制を与える傾斜をもつ前記ブロ
    ックに摺動可能に支持されていることを特徴とする閉塞
    鍛造装置用ダイホルダー。
JP1966989A 1989-01-31 1989-01-31 閉塞鍛造装置用ダイホルダー Pending JPH02200340A (ja)

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