JPH02199947A - 光信号入力断検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 光受信器におけるＲＺ符号化した光信号の入力断検出方
式に関し、 光信号入力断検出機能が正常に動作する光信号入力断検
出方式を提供することを目的とし、ＲＺ変調したディジ
タルの光信号を入力して電気信号に変換し出力する光／
電気変換回路と、光／電気変換回路の出力の電気信号か
らクロックを抽出するクロック抽出回路とを有する光受
信器において、クロック抽出回路において光／電気変換
回路の出力の電気信号から、電気信号の位相に対してπ
／２だけ位相の異なるクロックを抽出して出力し、クロ
ック抽出回路の出力のクロックのタイミングにより光／
電気変換回路の出力の電気信号に対して予め決めたしき
い値以下のレベル値を検出し、光信号入力断時には予め
決めたしきい値以、上のレベル値を検出することにより
、光信号入力の有無を判定する光入力断判定回路を設け
て構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、光受信器におけるＲＺ符号化した光信号入力
断検出方式の改良に関するものである。

この際、光信号入力断検出機能が正常に動作する光信号
入力断検出方式が要望されている。

〔従来の技術〕

第４図は従来例の光受信器の構成を示すブロック図であ
る。

第４図において、伝送路から光受信器に入力したＲＺ変
調した光信号は、アバランシェ・ホトダイオード（以下
ＡＰＤと称する）１において電気信号に変換され、この
電気信号出力が等化増幅回路２に入力され等化増幅され
る。等化増幅回路２の出力は識別回路４及びタイミング
抽出回路５に入力される。

又、等化増幅回路２では等化波形のピークを検出し等化
増幅回路２の利得を制御するとともに、ＡＰＤ　１の増
倍率（Ｍ）を制御する制御信号をＡＰＤバイアス制御回
路３に向けて送出する。

タイミング抽出回路５に入力された等化波形（ＤＡＴＡ
）　はタイミング成分（クロック）を抽出されタイミン
グ増幅回路６により増幅された後、出力がピーク検出回
路８に入力されるとともにリミッタ増幅回路７を介して
識別回路４に入力される。

識別回路４では等化増幅回路２からの入力データ（ＤＡ
ＴＡ）に対して、リミッタ増幅回路７の出力クロック（
ＣＬに）により１”又は“Ｏ”の識別を行う。

又、ピーク検出回路８において、入力信号のタイミング
成分のピーク値を検出している。ピーク検出回路８の出
力が光入力断検出回路９に入力され、光入力断検出回路
９において上記ピーク値が定められたしきい値より下が
った場合、光信号入力断と判定して光入力断アラーム回
路１０に向けてアラーム信号を送出する。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら上述の回路においては、タイミング成分は
光入力信号のマーク率が低くなると当然少なくなってく
るため、そのピーク値が下がってきて光信号入力断と誤
って判定してしまうという問題点があった。

又、ピーク値が下がらないようにタイミング増幅回路の
利得を上げると、光信号入力断の場合にタイミング増幅
回路が発振してピーク値が下がらないため、逆に光信号
入力断ではないと誤って判定してしまうという問題点が
あった。

したがって本発明の目的は、光信号人力断検出機能が正
常に動作する光信号入力断検出方式を提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記問題点は第１図に示す回路構成によって解決される
。

即ち第１図において、ＲＺ変調したディジタルの光信号
を入力して電気信号に変換し出力する光／電気変換回路
２１０と、光／電気変換回路の出力の電気信号からクロ
ックを抽出するクロック抽出回路２５０とを有する光受
信器において、クロック抽出回路において光／電気変換
回路の出力の電気信号から、電気信号の位相に対してπ
／２だけ位相の異なるクロックを抽出して出力し、クロ
ック抽出回路の出力のクロックのタイミングにより光／
電気変換回路の出力の電気信号に対して予め決めたしき
い値以下のレベル値を検出し、光信号入力断時には予め
決めたしきい値以上のレベル値を検出することにより、
光信号入力の有無を判定する光入力断判定回路２９０を
設けて構成する。

〔作　用〕

第１図において、クロック抽出回路２５０において光／
電気変換回路２１０の出力の電気信号から、電気信号の
位相に対してπ／２だけ位相の異なるクロックが抽出さ
れる。光入力断判定回路２９０において、クロック抽出
回路２５０の出力のクロックのタイミングにより光／電
気変換回路２１０の出力の電気信号に対して、予め決め
たしきい値以下のレベル値（“ビレベル）の検出を行う
。

光信号入力が有る場合、光信号から変換した電気信号の
検出レベルはクロックがπ／２異なっているため、常時
“Ｌ″レベルすることができる。

一方、光信号入力断の場合光／電気変換回路２１０にお
いて発生した雑音成分が増幅して光入力断判定回路２９
０に入力される。このため雑音成分は予め決めたしきい
値以上のレベルじＨ”レベル）となっている。

光入力断判定回路２９０において、予め決めたしきい値
と上記の入力電気信号の検出レベル値じし”レベル）又
は入力信号断時の検出レベル（雑音成分、“Ｈ”レベル
）が比較される。

この結果、光入力断判定回路２９０において光信号入力
が有る時は例えば“１″を出力し、光信号入力が断の時
は“Ｏｍを出力する。このようにして光信号入力の有無
を正しく判定することができる。

〔実施例〕

第２図は本発明の実施例の回路の構成を示すブロック図
である。

第３図は実施例の動作を説明する図である。

全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

本発明が従来例と異なる点は、ピーク検出回路８の代わ
りに、第２図に示す識別回路３１とピーク検出回路２８
とを設け、ピーク検出回路２８の出力により光信号入力
の有無を判定するものである。

第２図において、識別回路３１には、等化増幅回路２２
の出力（ＤＡＴＡ）とリミッタ増幅回路２７のクロック
出力（ＣＬに）を入力する。

光信号が入力している場合、識別回路３１において、第
３図（ａ）に示すように０＾ＴＡとπ／２位相の異なる
ＣＬＫパルスの立ち下がりによりＤＡＴＡの“Ｌ”レベ
ルを識別する。そして上記識別した“Ｌ″レベル値を出
力する。この結果、識別回路３１の出力はマーク率に無
関係に常時エミッタ結合論理（ＥＣＬ）の“Ｌ″レベル
なる。したがって、ピーク検出回路２８の出力■も当然
ＥＣＬ　”Ｌ”　レベルとなる。

一方、光信号入力断の場合、第３図（ｂ）に示す識別回
路３１の入力波形（雑音）がそのまま出力され、この出
力を次段のピーク検出回路２８によりピーク検出するこ
とにより、■はＥＣＬ″Ｈ”レベルとなる。

この出力■を光入力断検出回路２９に入力し、光入力断
検出回路２９において上記゛Ｈ″レベルと“Ｌ”レベル
の中間に設定したしきい値との比較を行うことにより光
信号入力の有無の判定を行う。

尚、光信号が人力している場合マーク率が変化した場合
にも識別点におけるレベル（ＤＡＴＡの“Ｌルベル）は
変化しないため、光入力信号のマーク率依存性は皆無と
なる。

第２図は本発明の実施例の回路の構成を示すブロック図
、 第３図は実施例の動作を説明する図、 第４図は従来例の光受信器の構成を示すブロック図であ
る。

図において ２９０は光入力断判定回路 を示す。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、光信号入力断を正
しく検出することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＲＺ変調したディジタルの光信号を入力して電気信号に
   変換し出力する光／電気変換回路（２１０）と、該光／
   電気変換回路の出力の電気信号からクロックを抽出する
   クロック抽出回路（２５０）とを有する光受信器におい
   て、 該クロック抽出回路において該光／電気変換回路の出力
   の電気信号から、該電気信号の位相に対してπ／２だけ
   位相の異なるクロックを抽出して出力し、該クロック抽
   出回路の出力のクロックのタイミングにより該光／電気
   変換回路の出力の電気信号に対して予め決めたしきい値
   以下のレベル値を検出し、該光信号入力断時には予め決
   めたしきい値以上のレベル値を検出することにより、該
   光信号入力の有無を判定する光入力断判定回路（２９０
   ）を設けたことを特徴とする光信号入力断検出方式。