JPH02199900A - 電子部品実装装置 - Google Patents

電子部品実装装置

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JPH02199900A
JPH02199900A JP1018924A JP1892489A JPH02199900A JP H02199900 A JPH02199900 A JP H02199900A JP 1018924 A JP1018924 A JP 1018924A JP 1892489 A JP1892489 A JP 1892489A JP H02199900 A JPH02199900 A JP H02199900A
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electronic component
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plane
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lead wire
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Kouichi Asai
鎬一 浅井
Tosuke Kawada
東輔 河田
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Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はリード線を有する電子部品をプリント基板に装
着する装置に関するものであり、特に、リード線の位置
ずれの検出に関するものである。
従来の技術 電子部品には、本体に多数のリード線が取り付けられた
ものがある。フラットパッケージ型電子部品、プラスチ
ックリードチップキャリヤ等と称される電子部品はその
一種であり、この種の電子部品はリード線の先端部にお
いてプリント基板のプリント回路に半田付けされる。そ
のため多数のリード線の各先端部は本来一平面上に位置
するようにされ、全部のリード線がもれなくプリント回
路に半田付けされるようになっている。この場合、リー
ド線の先端部を本体にほぼ平行に曲げ、半田付は面積を
大きく取ってプリント基板に強固に固定し得るようにさ
れるのが普通であり、装着時には電子部品は保持ヘッド
により保持され、リード線の先端部がプリント回路上の
所定の位置に直接接触する状態で、あるいは半田を介し
て間接的に接触する状態で固定される。
このような電子部品をプリント基板に装着する際、リー
ド線に位置ずれがあればプリント回路の所定の位置に半
田付けされず、不良品が生ずる。
そのため特開昭62−76529号公報に記載の電子部
品実装装置においては、リード線の先端部が本来位置す
べき一平面から、その平面に直角な方向にずれているか
否かが検出されるようになっている。こ−の位置ずれ(
この位置ずれを、平行方向の位置ずれ、すなわち上記一
平面に平行な方向の位置ずれと区別するために直角方向
の位置ずれと称することとする。)の検出は、リード線
の先端部を半透明板に密着させ、その状態で電子部品側
から半透明板に向かって光を照射し、半透明板に生ずる
リード線の影を半透明板の裏側から撮像して得られた情
報と、リード線に位置ずれのない正常な電子部品に対応
した基準情報とを比較することにより行われる。リード
線の先端部が半透明板に密着していれば半透明板に明瞭
な影が生ずるのに対して、密着していなければ影が不明
瞭になり、あるいは小さくなるため、基準情報との間に
不一致が生じ、直角方向の位置ずれを検出することがで
きるのである。
このようにリード線の先端部の直角方向の位置ずれを検
出すれば、その検出結果に基づいて不良な電子部品の装
着をやめたり、リード線を矯正してから使用したりする
ことによって、半田付は不良に起因する不良電子回路の
発生を低減させることができる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このようにしてリード線の直角方向の位置ずれ
を検出する場合には、電子部品のリード線をいちいち半
透明板に密着、離間させることが必要であり、検出に時
間がかかることを避は得ず、電子部品装着時に検出する
場合には装着時間が長くなる問題が生ずる。また、位置
ずれの検出精度を高める上でも限界がある。
第一発明は、リード線の先端部の直角方向の位置ずれを
リード線に接触しないで検出することができる電子部品
実装装置を提供することを課題として為されたものであ
る。
第二発明は、リード線の先端部の直角方向の位置ずれに
加えて、平行方向の位置ずれをも非接触で検出すること
ができる電子部品実装装置を提供することを課題として
為されたものである。
第三発明は、リード線の先端部の直角方向の位置ずれに
加えて、電子部品の本体の装着ヘッドに対する平行方向
における位置のずれをも非接触で検出することができる
電子部品実装装置を提供することを課題として為された
ものである。
課題を解決するための手段 第一発明は、上記の課題を解決するために、(a)電子
部品が保持ヘッドに保持された状態でリード線の先端部
が位置すべき一平面と交差する方向に検出波を発し、多
数のリード線の各先端部に当てる検出波発射装置と、■
)検出波の上記各先端部からの反射波を受け、それら先
端部の上記一平面に直角な方向の位置に応じて変わる電
気信号を出力する受波装置と、(C)その受波装置から
の電気信号に基づいて多数のリード線の先端部の上記一
平面に直角な方向の位置が基11!量以上ずれているか
否かの判定を行う判定装置とを設けたことを特徴とする
検出波は、光、超音波等、リード線によって反射される
波であれば何でもよい。
また、位置ずれは、複数のリード線の先端部相互の関係
に基づいて判定するようにしてもよく、あるいはリード
線とは別に基準位置を設定し、その基準位置との関係に
おいて判定するなど、種々の態様で判定することができ
、それぞれについて適宜に基準量を設定すればよい。前
者の場合には、例えば、多数の先端部のうち最も位置が
離れた2本の先端部の差を求め、その差が設定値以上あ
る場合にリード線先端部の位置が装着に適さない程外れ
ていると判定するようにするのであり、この場合には上
記差の設定値が基準量である。また、後者の場合には、
例えば、検出波の発射位置を基準位置に取り、その基準
位置からリード線の先端部までの距離が設定範囲内にあ
るか否かによって判定することができ、この場合には上
記設定範囲が基準量である。
第二発明は、第一発明における受波装置に、多数のリー
ド線の各先端部からの反射波に基づいて各先端部の一平
面に平行な方向における位置をその一平面に直角な方向
の位置とは区別して検出する手段を設け、かつ、第一発
明における判定装置に、上記先端部の一平面に平行な方
向における位置が一平面に直角な方向の位置のずれを検
出する基準量とは別の基準量以上ずれているか否かの判
定を行う手段を設けたことを特徴とする。
この場合にも基準量は位置ずれの判定態様に応じて適宜
に設定すればよく、先端部相互の関係に基づいて判定す
るか、予め設定した基準位置との関係において判定する
など、種々の態様で判定することができ、それぞれに対
応して基準量を設定することとなる。先端部相互の位置
関係によって位置ずれがあるか否かを判定する場合には
、例えば、隣接する先端部の間隔を求め、その間隔が設
定範囲から外れる大きさであればずれがあるとすること
ができ、この設定範囲が基準量となる。また、後者の場
合には、先端部の基準位置からの距離を求め、各先端部
がずれなく取り付けられている場合の基準位置からの距
離との比較により位置ずれの有無を判定することができ
、この場合にはずれがない場合の先端部の基準位置から
の距離が基準量である。
第三発明は、第一発明における受波装置に、多数のリー
ド線の各先端部からの反射波に基づいて各先端部の一平
面に平行な方向における位置をその一平面に直角な方向
の位置とは区別して検出する手段を設け、かつ、当該電
子部品実装装置に、検出された各先端部の一平面に平行
な方向における位置に基づいて電子部品の本体の装着ヘ
ッドに対する上記一平面に平行な方向における位置のず
れを求める手段を付加したことを特徴とする。
なお、ここにおいて本体の装着ヘッドに対するずれとは
、本体の中心の装着ヘッドの中心に対するずれ、あるい
は本体の装着ヘッドの中心線を中心とする回転方向のず
れ、またはその両方を指すものとする。
作用および効果 第一発明に係る電子部品実装装置においては、リード線
からの反射波に基づいてリード線の先端部のそれらが本
来位置すべき一平面からの外れが検出される。直角方向
の位1ずれが非接触で検出されるのであり、位置ずれ検
出時にリード線をいちいち半透明板等に密着させる必要
がなく、検出時間、電子部品装着時間を短縮し得る。特
に、電子部品と検出波発射装置および受波装置とを相対
移動させて位置ずれを検出する場合、電子部品がプリン
ト基板に装着されるために搬送される実装装置において
はその移動を利用して位置ずれを検出すれば、専用の移
動装置を設ける必要がなく、安価に、しかも能率良く検
出を行うことができる。
また、半透明板に密着させて直角方向の位置ずれを検出
する場合に比較して検出精度を高めることが容易である
第二発明に係る電子部品実装装置においては第−発明と
同様に、リード線の先端部の直角方向の位置ずれと平行
方向の位置すれとの両方が検出される。したがって、検
出時間を短縮しつつ不良電子回路の発生をより確実に低
減させ得るとともに、2種類の位置ずれの検出を別々に
行う場合に比較して検出コストを低減させることができ
る。
第三発明に係る電子部品実装装置においては、リード線
の先端部の前記直角方向の位置ずれに加えて本体の装着
ヘッドに対する位置ずれが検出される。したがって、検
出時間を短縮しつつ不良品の発生ならびに検出コストを
低減させることができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第5図は本発明の一実施例である電子部品実装装置を示
す平面図である。本実装装置は、2台の電子部品供給装
置10.11により供給される電子部品を取出用電子部
品保持ヘッド(以下、取出ヘッドと称する。)12が取
り出して載置台13に載せ、その載置台13から装着用
電子部品保持ヘッド(以下、装着ヘッドと称する)14
が電子部品を受は取り、検出ヘッド16による電子部品
の位置ずれ検出後、プリント基板搬送位置決め装置18
により搬送1位置決めされるプリント基板に電子部品を
装着するものである。以下、電子部品供給装置10,1
1.取出ヘッド12.@置台13、装着ヘッド14.検
出ヘッド16.プリント基板搬送位置決め装置18につ
いて説明する。
これらは本出願人に係る特願昭63−9186号の出願
に記載の電子部品実装装置と殆ど同じであり、省略して
説明する。
プリント基板搬送位置決め装置18は、取出ヘッド12
.載置台13.装着ヘッド14.検出ヘッド16と共に
基台20上に設けられており、プリント基板位置決め装
置22と、その位置決め装置22のプリント基板搬送方
向(第5図において左右方向であり、この方向をX軸方
向とする。)における両側にそれぞれ設けられた搬入コ
ンベア24および搬出コンベア26とを備えている。プ
リント基板位置決め装置22は、テーブル28を備えて
いる。テーブル28は、上記X軸方向に直角なY軸方向
く第5図において上下方向)に設けられた一対のガイド
レール32に支持され、ねじ軸34が図示しないサーボ
モータによって回転させられることにより、コンベア2
4.26と直列に並ぶ位置と、その位置にY軸方向にお
いて隣接する電子部品装着位置との間で移動させられる
テーブル28のX軸方向に平行な両側部のうち、一方の
側部には固定ガイド38が取り付けられ、他方の側部に
は可動ガイド40がY軸方向に移動可能に取り付けられ
ており、プリント基板42のX軸方向の移動を案内する
とともに、x、Y両軸方向について粗位置決めする役割
を果たす、なお、テーブル28上に搬入されたプリント
基板42はブツシャ44(第6図参照)により下から押
され、固定ガイド38.可動ガイド40の段部の下面に
押し付けられてテーブル28に固定される。
搬入コンベア24.搬出コンベア26はそれぞれ、X軸
方向に延びる一対の側板46.一方の側板46に固定の
固定ガイド48.および他方の側板46に対して移動可
能な可動ガイド50を備えている。これら可動ガイド5
0は、搬出コンベア26のねじ軸54がハンドル56の
操作によって回転させられ、搬入コンベア24のねじ軸
54が回転させられることにより、それぞれガイドロッ
ド52に案内されてY軸方向に移動させられ、コンベア
幅が一斉に変更される。これら可動ガイド50は、コン
ベア幅の変更時には図示しない連結装置によりプリント
基板位置決め装置22の可動ガイド40に連結されるよ
うになっており、コンベア幅の変更と同時にテーブル2
8のプリント基板支持幅(固定ガイド38と可動ガイド
40との距離)が変えられるようになっている。
また、上記固定ガイド48および可動ガイド50の相対
向する内側面にはそれぞれ、図示は省略するがコンベア
ベルトが取り付けられている。このコンベアベルトは、
一対の側板46に支持された回転軸60がサーボモータ
62によって回転させられることにより移動させられ、
その上に載置されたプリント基板42が搬送される。ま
た、図示は省略するが、プリント基板位置決め装置22
の固定ガイド38.可動ガイド40の内側面にもそれぞ
れコンベアベルトが取り付けられており、そのコンベア
ベルトの移動により、搬入コンベア24により送られて
来るプリント基板42がテーブル28上に送り込まれ、
テーブル28上のプリント基板42が搬出コンベア26
に送り出される。
次に電子部品供給装置10.11について説明する。こ
れら供給袋W10,11は互に左右対称に作られており
、多くの数2種類の電子部品を供給する必要がある場合
には2台並べて使用され、電子部品の種類等が少ない場
合には1台ずつ使用される。以下、電子部品供給装置1
0について代表的に説明する。
この供給装置10は、電子部品が収容された部品供給ト
レイ66がマガジン68内に複数個上下に積み重ねられ
て収容されるとともに、そのマガジン68が上下に10
個配設され、各マガジン68が順次部品供給位置に位置
決めされて電子部品を供給するものである。各マガジン
68はそれぞれマガジン支持部材69により支持されて
いる。
これらマガジン支持部材69は、ベース70上に固定の
コラム72に設けられたカムシャフト74およびガイド
ロッド76に上下方向に一定の隙間を隔てて摺動可能に
嵌合されており、カムシャフト74が回転させられるこ
とにより上下方向に移動させられる。
部品供給トレイ66からの電子部品の取出しは、10個
のマガジン支持部材69のうち1番下のマガジン支持部
材69がカムシャフト74の最下端に位置するともに、
10個のマガジン支持部材69が僅かな隙間を隔てて近
接する状態において、1番上のマガジン支持部材69に
収容される10個の部品供給トレイ66のうち、1番上
の部品供給トレイ66が位置する高さにおいて行われる
この位置が部品取出位置であり、図示しない位置決め装
置によって部品供給トレイ66の位置決めが行われる。
また、部品供給トレイ66が部品取出位置に位置決めさ
れたときのマガジン支持部材69の位置が部品供給位置
である。
カムシャフト74に形成されたカム溝のリード角は、部
品供給位置と、それから上方に取出ヘッド12が侵入す
るのに必要な距離を隔てた位置(第7図に一点鎖線で示
される回避位置)との間の部分は他の部分より大きくさ
れており、カムシャフト74の3回転によって部品供給
位置より下方および回避位置より上方のマガジン支持部
材69は1マガジン支持部材分の距離移動させられるの
に対し、部品供給位置に位置決めされたマガジン支持部
材69は回避位置に移動させられるようにされている。
したがって、カムシャフト74の回転により、部品供給
位置にあるマガジン支持部材69の回避位置への退避と
、新たなマガジン支持部材69の部品供給位置への位置
決めとが同時に行われることとなる。
次に取出ヘッド12について説明する。取出ヘッド12
は、基台20上に立設されたX軸方向に長いコラム84
(第5図および第7図参照)に対して電子部品供給装置
10.11側に設けられている。取出ヘッド12は、ガ
イドレール86に案内されて電子部品供給装置10から
第5図において左側へ外れた第一位置と、電子部品供給
装置11から右側へ外れた第二位置との間で移動するX
軸スライド88に摺動可能に取り付けられており、X軸
スライド88上において一対のローラ90に巻き掛けら
れたベルト92により、第5図に示されるようにコラム
84に近接した内側位置と、第7図に示されるように基
台20から突出し、部品供給トレイ66の基台20から
最も離れた部分に達する外側位置との間で移動させられ
る。このY軸方向の移動とX軸スライド88のX軸方向
の移動とにより、取出ヘッド12は、上記第一位置。
第二位置、内側位置および外側位置によって画定される
水平面内の任意の位置に移動し、部品供給位置に位置決
めされた2個のマガジン68の部品供給トレイ66のい
ずれかから所望の電子部品を取り出す。この取出ヘッド
12はバキュームにより電子部品を吸着するとともに昇
降可能な吸着具94を備えており、部品供給トレイ66
から所望の電子部品を取り出した後、載置台13に電子
部品を載置する。96.98は、バキューム供給ホース
や電気コード等が収容されたフレキシブルキャリヤであ
る。
載置台13はX軸方向において電子部品供給装置11か
ら右へ外れた位置に設けられており、Y軸方向に配設さ
れたガイドレール100に案内され、ねじ軸102と図
示しないモータとによって、コラム84より取出ヘッド
12側にあって取出ヘッド12から電子部品を受は取る
受取位置と、コラム84の反対側にあって装着ヘッド1
4に電子部品を供給する電子部品供給位置とに移動させ
られる。取出ヘッド12は、前記第二位置であって、か
つ、前記内側位置である位置に位置決めされたとき、受
取位置にある載置台13の真上に位置するようにされて
いる。
次に装着ヘッド14について説明する。装着ヘッド14
は前記コラム84に対して取出ヘッド12が設けられた
側とは反対側に設けられている。
コラム84には第6図に示されるようにX軸方向に延び
る一対のガイドレール106が取り付けられ、装着ヘッ
ドエ4の本体108を摺動可能に支持している。本体1
08はガイドレール106に平行に配設されたねじ軸1
10に螺合されており、ねじ軸110がサーボモータ1
工2(第7図参照)によって回転させられることにより
、前記電子部品供給位置と電子部品装着位置との間で移
動させられる。
本体10日の前面には、第9図に示されるように、一対
の突部114,116にバキュームパイプ118が回転
可能かつ上下方向に摺動可能に嵌合されている。バキュ
ームパイプ118の突部114.116に支持された部
分の間の部分には、ブラケット126が取り付けられて
いる。このブラケット126に固定のナツト128は、
第8図に示されるように、本体108に上下方向に取り
付けられたねじ軸130と螺合されており、ねじ軸13
0がサーボモータ132によって回転させられることに
より、バキュームパイプ118が上下方向に移動させら
れる。なお、バキュームパイプ118にはスプリング1
34が取り付けられており、スプリング134の圧縮に
よりバキュームパイプ118のブラケット126に対す
る小距離の上昇が許容されるようになっている。
バキュームパイプ11Bは下側の突部116にスリーブ
135を介して嵌合され、スリーブ135はバキューム
パイプ118にスプライン嵌合されるとともに、突部1
16に回転可能かつ軸方向に移動不能に嵌合されている
。このスリーブ135は、大径ギヤ136.小径ギヤ1
38.中径ギヤ140.駆動ギヤ141を介してサーボ
モータ142により回転させられ、それによりバキュー
ムパイプ118が回転させられる。
バキュームパイプ118のスリーブ135から突出した
下端部にはチャック146が取り付けられ、吸着具15
0を保持するようにされている。
チャック146は、開き勝手に作られたコレット151
とその外側に嵌合されたスリーブ152とを備えており
、スリーブ152がスプリング158により下方に付勢
された状態ではコレット15■は閉じた状態に保たれる
。また、コレット151にはその締付けを解除する解除
部材160が係合させられている。この解除部材160
は油圧シリンダ162によって上下動させられ、コレッ
ト151を閉じる場合には下降端位置にあって、スプリ
ング158がスリーブ152を付勢してコレット151
を締め付けることを許容する。それに対し、締付けを解
除する場合には解除部材160が上昇させられ、スリー
ブ152をスプリング158の付勢力に抗して上方に移
動させる。
吸着具150は、一端にチャック146により保持され
る筒状の被保持部166が設けられ、他端部には電子部
品168を吸着する吸着部170が設けられている。バ
キュームパイプ118は、その上端部に継手部材171
を介して連結されたバキュームホース172により、図
示しないバキューム源に接続されている。バキューム源
には電磁方向切換弁が設けられており、これの切換えに
伴って吸着部170が電子部品168を吸着したり、離
したりする。
電子部品168は、第10図および第11図に示される
ように、四角形の本体176と、その本体176の4つ
の側面にそれぞれ複数本ずつ等間隔に取り付けられたリ
ード線178とから成る。
リード線178は、本体176の板面に平行に延び出さ
せられた後、その板面に直角に曲げられ、さらに本体1
76から離れる向きに曲げられて本体176に平行な先
端部180が設けられている。
各先端部180は一平面内に位置するように設けられて
おり、この先端部180においてプリント基板42のプ
リント回路に半田付けされる。本実施例において電子部
品168は本体176が装着ヘッド14に水平に保持さ
れて水平に支持されたプリント基板42に装着されるの
であって、多数のリード!、5117 Bの各先端部1
80が位置すべき一平面は水平面であり、この一平面に
直角な方向は垂直方向である。
さらに、第8図から明らかなように、装着ヘッド14の
本体108のバキュームパイプ118にX軸方向におい
て隣接する位置にはCCDカメラ190が取り付けられ
ており、プリント基板42に設けられた基準マークを読
み取るようにされている。
上記装着ヘッド14は、非作動時には第5図に示される
ように電子部品装着位置より搬入コンベア24側の待機
位置にあるが、電子部品装着時には、電子部品装着位置
と電子部品供給位置との間で移動させられる。装着ヘッ
ド14のこの移動経路の下方であって、電子部品供給位
置にある載置台13に隣接する位置に検出ヘッド16が
設けられている。
検出ヘッド16は、第3図に示されるように、2個のリ
ード線検出装置200.202を備えている。これらリ
ード線検出装置200,202はそれぞれスライド20
4,206上に載置されている。これらスライド204
,206はフレーム20日に前記Y軸方向に平行に設け
られたガイド210に摺動可能に嵌合されるとともに、
ガイド210と平行に配設された送りねじ212にナツ
ト216,218において螺合されている。送りねじ2
12はねじの向きが互に逆向きである2部分を備え、そ
れら2部分にナツト216,218がそれぞれ螺合され
ている。送りねじ212はフレーム20日に回転可能か
つ軸方向に移動不能に支持されており、タイミングプー
リ222,224、タイミングベルト226を介してサ
ーボモータ228に連結されている。それによりサーボ
モータ228が正方向および逆方向にそれぞれ回転する
際、スライド204,206およびリード線検出装置2
00,202が装着ヘッドI4による電子部品168の
搬送経路を含む垂直面に関して互に対称な関係を維持し
つつ接近、離間させられるのであり、これら検出装置F
200,202の間隔は電子部品168のサイズに応じ
た大きさに調節される。
リード線検出装置200,202は同じ構成のものであ
り、リード線検出装置200について代表的に説明する
。リード線検出装置200は、レーザ光をリード線17
8に当てることによりリード線178の位置ずれを検出
するものであり、レーザ光が検出波である。このリード
線検出装置200は、第1図に示されるように、ハウジ
ング230と、そのハウジング230に内蔵され、垂直
方向上方にレーザ光を発射する検出波発射装置としての
レーザ発光体232と、リード線178からの反射光を
集光する受光レンズ234と、受光レンズ234が集光
した光を受ける受波装置としての検出素子236とを備
えている。受光レンズ234および検出素子236はレ
ーザ発光体232から発せられるレーザ光の光軸に対し
て傾斜して設けられている。また、検出素子236は、
第4図に示されるように、高抵抗のシリコン基板238
の表面に2層、裏面にn層が形成されるとともに、その
両端にそれぞれ信号取出し用の電極240.242が設
けられたものである。この検出素子236に光が入射す
れば、その光の強さに比例する電流が発生し、2層を通
って電極240゜242から取り出される。pHは均一
な抵抗層となっており、電極240,242から取り出
される電流は光の入射点から各電極までの距離に逆比例
する。そして、光の入射位置は、第1図にリード線17
8の先端部180のみを描いて示すように、先端部18
0の位置が水平面に直角な垂直方向において変わること
により変わる。先端部180がそれが位置すべき水平面
内にあれば反射光は検出素子236の長手方向の中間位
置に入射するのに対し、先端部180’、180”のよ
うに水平面より上方あるいは下方にずれていれば、それ
ぞれ検出素子236の上記中間位置を挟んで反対側の位
置に入射することとなるのである。したがって、電極2
40,242から取り出される電流の大きさに基づいて
先端部180の垂直方向の位置がわかり、その位置にず
れがあるか否かを判定することができる。電極240,
242は制御装置244に接続されており、制御装置2
44には電極240,242から取り出される電流が電
圧に変換されて供給される。この制御装置244は、コ
ンピュータを主体とし、本電子部品実装装置の作動全体
を制御するものであり、供給される電圧の大きさに基づ
いてリード線178に上記直角方向の位置ずれがあるか
否かを判定する。制御装置244が判定装置を構成して
いるのである。
以上のように構成された電子部品実装装置においては、
非作動時には、取出ヘッド12.装着ヘッド14はいず
れも第5図に示される位置にあって待機しており、電子
部品供給装置10.11においてはそれぞれ10個のマ
ガジン支持部材69がいずれも部品供給位置より下方に
位置する状態となっている。そして、電子部品168を
プリント基板42に装着する際には、まず、テーブル2
8に固定されたプリント基板42および装着ヘッド14
が電子部品装着位置に移動させられ、装着ヘッド14は
CCDカメラ190によってプリント基板42の互に隔
たった2箇所に設けられている基準マークを読み取る。
その読取りに基づいてプリント基板42のX軸方向にお
ける位置ずれΔχとY軸方向における位置ずれΔYとが
制御装置244において演算される。
上記のようなプリント基板42の位置決め、演算と並行
して取出ヘッド12により電子部品168の取出しが行
われる。取出ヘッド12は水平面内を移動させられて部
品供給トレイ66から電子部品168を取り出した後、
載置台13に電子部品168を載置する位置に移動させ
られる。このとき載置台13は電子部品受取位置に移動
させられており、取出ヘッド12は載置台13上に電子
部品168を載置する。次いで、取出ヘッド12は次に
装着する電子部品168を取り出すために移動させられ
、載置台13は電子部品供給位置に移動させられる。こ
のとき装着ヘッド14は電子部品供給位置まで移動させ
られており、載置台13に載置された電子部品168を
吸着する。
電子部品168の吸着後、装着ヘッド14はプリント基
板42に電子部品168を装着すべく電子部品装着位置
に向かって移動させられるのであるが、検出ヘッド16
上を通過するときリード線178の先端部180および
本体176の位置ずれが検出される。リード線検出装置
200,202の間隔は、予め電子部品16Bの大きさ
に応じて対向する2辺のリード線178の先端部180
の長さ方向の中央部にそれぞれレーザ光が当たるように
調節されており、電子部品168が検出ヘッド16上を
通過するとき、移動方向に平行な2辺に取り付けられた
リード線178の先端部180に順次レーザ光が当てら
れる。レーザ光の発射は、装着へラド14が電子部品1
68を吸着した後、レーザ発光体232より小距離電子
部品供給位置側のレーザ発射開始位置に至ったときに開
始され、また、この位置を0として時間の計測が開始さ
れる。そして、リード線178がレーザ光の当たるレー
ザ照射位置に至れば、先端部180からの反射光が検出
素子236に入射し、制御装置244に電圧が供給され
、制御装置244のメモリに時間と対応付けて記憶され
る。このときの時間と電圧との関係を第12図に示す。
リード線178がない場合には検出素子236に光が入
射せず、この場合の電圧は検出限界値となる。先端部1
80にレーザ光が当てられる間、その垂直方向の位置に
対応する電圧が制御装置244に供給されるため、検出
電圧の幅はリード線178の幅を表すこととなる。前述
のように、電圧の高さが先端部180の垂直方向の位置
を表し、また、先端部180からの反射光が電子部品1
68の移動に伴って先端部180毎に時間を隔てて検出
素子236に入射し、電圧値が得られることにより、先
端部180の水平方向の位置を垂直方向の位置とは区別
して検出することができる。
電子部品168の移動方向に平行な2辺に取り付けられ
たリード線178の検出が終了したならば、吸着具15
0が90度回転させられるとともに、装着ヘッド14が
前記レーザ発射開始位置よりやや電子部品供給位置側の
位置まで戻され、その後、再び電子部品装着位置に向か
って移動させられる。それにより電子部品168の他方
の2辺に取り付けられたリード線178の先端部180
の位置が検出されることとなる。この場合にも1回目の
検出時と同様にレーザ発射開始位置を0として時間が計
測され、検出電圧と時間とが対応付けて制御装置244
のメモリに記憶される。
制御装置244は、4辺全部のリード線178の検出が
終了したならば、先端部180および本体176に位置
ずれがあるか否かを判定する。本実施例においては、先
端部180について垂直方向および水平方向の位置ずれ
が判定され、本体176については水平面内において吸
着具150の軸心に対するX軸方向、Y軸方向の位置ず
れおよび吸着具150の軸心を中心とする回転方向の位
置ずれが求められる。
まず、先端部180の垂直方向の位置ずれの判定につい
て説明する。まず、本体176の各辺毎に先端部180
の位置を表す電圧の平均値が求められる。多数の先端部
180の位置の平均が求められるのであり、その後、得
られた平均値と各先端部180の位置を表す電圧値とが
比較され、ある先端部180の位置を表す電圧値が平均
値に対応する位置より一定距離以上上方の位置に対応す
る値である場合には、その先端部180は装着に適さな
い程大きな垂直方向の位置ずれがあると判定される。上
記一定距離を表す電圧値が基準量なのであるが、基準量
がこのように決められているのは、リード線17Bがプ
リント基板42のプリント回路に半田付けされる際に電
子部品168が一定の力でプリント基板42に押し付け
られ、リード線178が上方に撓まされ、小量の位置ず
れであれば消滅させられてプリント基板42に支障なく
半田付けされるからである。そして、先端部180に垂
直方向の許容されない位置ずれがあると判定されれば、
装着ヘッ、ド14は第5図において電子部品装着位置よ
り左方の廃棄位置に移動させられて電子部品168を廃
棄する。
また、先端部180の水平方向の位置の検出は次のよう
に行われる。制御装置244に供給される検出電圧はレ
ーザ発射開始時からの経過時間と対応付けて記憶されて
おり、また、装着ヘッド14の移動速度ならびにレーザ
照射位置とレーザ発射開始位置との距離がわかっている
ため、装着ヘッド14の吸着具150の中心がレーザ発
射開始位置に達したときの各先端部180のレーザ照射
位置を原点とする位置(水平方向位置)を算出すること
ができる。これを座標を用いて表せば、第13図に示さ
れるようになる。なお、横軸をY軸としているのは、電
子部品168が本体176の一方の2辺のリード!5t
178の検出後、90度回転させられ、装着時には1回
目に検出された2辺のリード線178がY軸方向に位置
することとなるからである。
説明を容易にするために1辺に取り付けられるリード線
178の数は3本であるとすれば、レーザ照射位置に最
も近い側の先端部180のレーザ照射位置からの距離り
、は、その先端部180がレーザ照射位置に達するまで
の時間ti  (制御装置244のメモリに記憶されて
いる。)に装着ヘッド14の移動速度Vを掛けることに
より求められる。また、中央の先端部180の距離L!
は移動時間t2に移動速度Vを掛けることにより、最も
離れた先端部180の距離L3は時間t、に移動速度V
を掛けることにより求められる。なお、X、はレーザ照
射位置とレーザ発射開始位置との距離に等しく、Xb+
Xcはそれぞれ装着ヘッド14の移動経路に対するリー
ド線検出装置200゜202の位置を表す。
本体176の他方の2辺に取り付けられたリード線17
Bの吸着具150がレーザ発射開始位置にあるときのレ
ーザ照射位置からの距離も同様にして求めることができ
る。1回目の検出と2回目の検出とを併せて座標に示せ
ば、第14図に示されるようになる。
このような先端部180の水平方向の位置の検出結果に
基づいて本体176の吸着具150に対するX軸方向お
よびY軸方向のずれが検出される。
まず、第14図に示すように、本体176の各辺の先端
部180の水平方向における平均位置A。
B、C,Dが本体176の各辺の中点に対応し、対辺の
リード線の平均位置同士を結ぶ直線11゜12はそれぞ
れ本体176の中心を通り、それらの交点が本体176
の中心点であるとの推定に立って本体176の中心位置
O′の座標(xIll)’(+)が求められる。そして
、この本体176の中心位置O′の座標値と、吸着具1
50がレーザ発射開始位置に位置するときの座標値0 
(xa 、)’m)とを比較すれば、本体176の吸着
具150に対するX軸方向、Y軸方向の位置ずれΔX′
、ΔY′を求めることができる。
さらに、上記2つの直線のY軸およびY軸に対する傾き
から本体176の回転方向の位置ずれである姿勢誤差Δ
θが求められる。
これら本体176の位置ずれは後に修正されるため、こ
の修正が行われた場合の各リード線178の先端部18
0の位置が前記水平方向の位置の検出結果に基づいて求
められる。そして、この求められた結果と、各先端部1
80の予定位置(レーザ照射位置を原点とし、吸着具1
50がレーザ発射開始位置に位置するときに先端部18
0が位置することを予定される位置)とが比較され、す
べての先端部180の位置の予定位置からの外れ量が一
定範囲内であれば、水平方向位置に基準量を超えるずれ
はないと判定されてプリント基板42に装着されるが、
1つでも上記一定を超えるものがあれば、その電子部品
168は廃棄される。
上記本体176の位置ずれの修正は、検出ヘッド16に
よる検出後、装着ヘッド14が電子部品装着位置に至る
までの間に行われる。制御装置244内においては、中
心位置ずれΔX′ ΔY′と前記プリント基板42の位
置ずれΔX、ΔYとに基づき、基準マークに基づいて設
定された電子部品168の装着位置データが修正され、
装着ヘッド14およびテーブル28がそれぞれ修正され
た位置へ移動させられるのである。また、サーボモータ
142が駆動され、バキュームパイプ118が回転させ
られて上記姿勢誤差Δθを解消するのに必要な角度だけ
回転させられる。それによって、1番目の電子部品16
8は前記位置ずれか解消された適正な姿勢でプリント基
板42の所定の位置に装着されることとなる。
電子部品168はプリント基板42に塗布されたクリー
ム半田によりプリント基板42に仮止めされ、搬出後、
図示しない半田付装置でクリーム半田が加熱され、半田
付けされる。
電子部品168の装着後、装着へラド14は電子部品供
給位置に移動させられるのであるが、装着ヘッド14に
よる電子部品168の装着と並行して取出ヘッド12に
よる電子部品168の取出しが行われており、1個目の
電子部品168の装着後、装着ヘッド14は直ちに次の
電子部品168の装着を行うことができる。
また、本実施例においては、検出ヘッド16が電子部品
168の搬送経路の途中に設けられ、装着ヘッド14の
移動を利用して先端部180が検出されるようになって
いるため、リード線178を検出するために電子部品1
68を移動させる専用の移動装置を設ける必要がなく、
安価に検出することができる。
さらに、検出ヘッド16はリード線178の先端部18
0の検出に基づいてその垂直方向、水平方向の位置ずれ
、および電子部品168の本体176の位置ずれを検出
し得るようにされており、電子部品16Bの装着に必要
なすべての位置ずれを1つの検出ヘッド16で検出する
ことができ、この点からも検出コストを低減させること
ができる。
しかし、リード線178の先端部180の垂直方向の位
置ずれのみを検出ヘッド16により検出し、その他の位
置ずれは別の検出ヘッドにより検出してもよい。この場
合、例えば、前記特願昭63−9186号に記載の読取
ヘッドを用いればよい。
また、上記実施例においては電子部品168が装着ヘッ
ド14により水平に保持されてプリント基板42に水平
に装着されるようになっていたが、垂直、斜め等、他の
向きに保持されて装着される場合もある。その場合には
電子部品168の保持方向に応じてレーザ光の照射方向
を変え、リード[1176の先端部180が位置すべき
一平面と交差する方向とすればよい。
また、2回目の先端部180の検出は、1回目の検出終
了後、電子部品168を90度回転させ、電子部品供給
位置側に戻す際に行ってもよい。
また、上記実施例においては、電子部品168の搬送に
伴って先端部180の位置ずれが検出されるようになっ
ていたが、装着ヘッド14を停止させ、リード線検出装
置200,202を移動させて検出してもよい。
さらに、リード線検出装置を1個のみ設けて検出しても
よく、あるいは4個設けて一度に検出してもよい。
また、上記実施例においては装着ヘッド14に保持され
た電子部品168についてリード線178、本体176
の位置ずれが検出されるようになっていたが、リード線
178の位置ずれは取出ヘッド12に保持された電子部
品168について検出してもよい。
さらにまた、先端部180を検出する検出波はレーザ光
に限らず、可視光は勿論、超音波等を用いてもよい。超
音波を用いる場合には、例えば、超音波発振器から一定
微小時間間隔で超音波を繰り返し発射させ、その超音波
が超音波発振器自体へ反射して来る間はリード線17B
の先端部180が超音波発振器に対向する位置にあると
して先端部180の水平方向(一般的には平行方向)の
位置を検出し、また、各回の超音波の発射時から反射波
の到達時までの経過時間の長さに基づいて垂直方向(一
般的には直角方向)の位置を検出することができる。こ
の場合には、超音波発振器が検出波発射装置と受波装置
との両方を兼ねることとなる。
さらに、先端部180の垂直方向の位置ずれが基準量を
超えるか否かを、先端部180毎に得られる電圧値とそ
れらの平均値との比較に基づいて判定する代わりに、こ
の電圧値に基づいて全部のリード線178を、それらの
先端部180がすべて一平面上に位置するまで撓ませる
のに必要な電子部品168のプリント基板42への押付
力を算出し、その押付力が適当な大きさ、例えば半田付
は時に実際に電子部品168に加えられる押圧力より小
さければ垂直方向の位置ずれが基準量を超えないと判定
することもできる。この場合には電子部品168に実際
に加えられる押付力が位置ずれ判定の基準量であること
となる。
また、リード線178の先端部180の水平方向の位置
ずれを、互に隣接する先端部180同士の間隔が一定範
囲から外れるか否かによって判定することも可能であり
、この場合には上記間隔の一定範囲が水平方向の位置ず
れ判定の基準量であることとなる。
さらに′、電子部品168をプリント基板42に一定の
力で押し付け、リード線178を撓ませた状態で半田付
けを行うのではなく、装着ヘッド14を予め定められた
高さ位置(一般的にはプリント基Fi42の板面に直角
な方向の位置)まで下降させ、あるいはプリント基板4
2の測定された実際の高さ位置から予め定められた一定
距離上方の位置まで下降させた状態で半田付けを行うこ
とも可能であり、この場合には、リード線178の先端
部180の垂直方向(一般的には直角方向)の位置ずれ
を、予め定められた固定的な位置を基準として検出する
ことが必要となる。
また、リード線178の先端部180の垂直方向、水平
方向の位置にずれがあった場合、矯正してプリント基板
42に装着するようにしてもよく、この場合には検出後
に電子部品168を矯正装置に搬送する。
さらにまた、装着ヘッドが位置固定に設けられ、プリン
ト基板、電子部品供給装置等が移動させらることにより
電子部品168の供、給、装着が行われる実装装置にも
本発明を適用することができる。
その他、いちいち例示することはしないが、当業者の知
識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明を
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である電子部品実装装置のリ
ード線検出装置を概略的に示す正面図である。第2図は
そのリード線検出装置がリード線を検出する状態を示す
斜視図である。第3図は上記リード線検出装置を移動機
構と共に示す側面図(一部断面)である。第4図は上記
リード線検出装置の検出素子を示す正面断面図である。 第5図は上記実装装置を示す平面図である。第6図はそ
の実装装置の正面図であり、第7図は側面図である。第
8図は上記実装装置の装着ヘッドを示す正面図であり、
第9図はその側面図(一部断面)である、第1O図は上
記実装装置によりプリント基板に装着される電子部品を
示す平面図であり、第11図は正面図である。第12図
は上記リード線検出装置から出力される検出電圧と時間
との関係を示すグラフである。第13図は上記リード線
検出装置の検出に基づくリード線の先端部の水平方向位
置の算出を説明する図である。第14図は上記リード線
検出装置の検出に基づく上記電子部品の本体の吸着具に
対する位置ずれの算出を説明する図である。 10.11:電子部品供給装置 12:取出ヘッド   14:装着ヘッド16:検出ヘ
ッド 18ニブリント基板搬送位置決め装置 42ニブリント基板  150:吸着具168:電子部
品   176:本体 178:リード線   180:先端部200.202
:リード線検出装置 232:レーザ発光体 236:検出素子244:制御
装置 第1図 第12図 第10図 第13図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々の先端部が一平面上に位置すべき多数のリー
    ド線が本体から突出しており、それらリード線の先端部
    がプリント基板のプリント回路に半田付けされるタイプ
    の電子部品を保持ヘッドにより保持してプリント基板に
    装着する電子部品実装装置において、 前記電子部品が前記保持ヘッドに保持された状態で前記
    一平面と交差する方向に検出波を発し、前記多数のリー
    ド線の各先端部に当てる検出波発射装置と、 前記検出波の前記各先端部からの反射波を受け、それら
    先端部の前記一平面に直角な方向の位置に応じて変わる
    電気信号を出力する受波装置と、その受波装置からの電
    気信号に基づいて前記多数のリード線の先端部の前記一
    平面に直角な方向の位置が基準量以上ずれているか否か
    の判定を行う判定装置と を設けたことを特徴とする電子部品実装装置。
  2. (2)前記受波装置に、前記多数のリード線の各先端部
    からの反射波に基づいて各先端部の前記一平面に平行な
    方向における位置を前記一平面に直角な方向の位置とは
    区別して検出する手段を設け、かつ、前記判定装置に、
    前記先端部の前記一平面に平行な方向における位置が前
    記基準量とは別の基準量以上ずれているか否かの判定を
    行う手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子
    部品実装装置。
  3. (3)前記受波装置に、前記多数のリード線の各先端部
    からの反射波に基づいて各先端部の前記一平面に平行な
    方向における位置を前記一平面に直角な方向の位置とは
    区別して検出する手段を設け、かつ、当該電子部品実装
    装置に、検出された各先端部の前記一平面に平行な方向
    における位置に基づいて前記本体の前記装着ヘッドに対
    する前記一平面に平行な方向における位置のずれを求め
    る手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子部
    品実装装置。
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