JPH021996B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH021996B2 JPH021996B2 JP16348785A JP16348785A JPH021996B2 JP H021996 B2 JPH021996 B2 JP H021996B2 JP 16348785 A JP16348785 A JP 16348785A JP 16348785 A JP16348785 A JP 16348785A JP H021996 B2 JPH021996 B2 JP H021996B2
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- JP
- Japan
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- air conditioner
- discharge chamber
- vacuum pump
- oil
- hydraulic oil
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 19
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 15
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 8
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 7
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 9
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003912 environmental pollution Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、カークーラー、冷蔵庫等の冷凍機
または冷房機の冷媒充填時等に使用される冷凍空
調機用真空ポンプに関するものである。
または冷房機の冷媒充填時等に使用される冷凍空
調機用真空ポンプに関するものである。
(従来の技術)
一般に、冷凍空調機に使用される冷媒を充填す
る場合は、その空調機等の循環内部を減圧する必
要がある。
る場合は、その空調機等の循環内部を減圧する必
要がある。
特に、カークーラー等においては、冷房能力を
維持するために定期的に冷媒を充填する必要があ
る。
維持するために定期的に冷媒を充填する必要があ
る。
そこで従来、上記減圧手段として、潤滑油封入
式の真空ポンプがある。
式の真空ポンプがある。
これは、シリンダー、ピストン、吐出弁等の作
動部分を油室で囲うことにより、その油室に充填
された潤滑油の中でピストン等を作動させるもの
である。
動部分を油室で囲うことにより、その油室に充填
された潤滑油の中でピストン等を作動させるもの
である。
(発明が解決しようとする問題点)
このような従来技術にあつても、一応上述の要
求に応じ得るものであるが、その構成上、大型の
油室が必要となり、ポンプ自体が大型となる欠点
があると共に、その油室に保有する潤滑油の量及
び新鮮度を管理する必要のあるものであつた。
求に応じ得るものであるが、その構成上、大型の
油室が必要となり、ポンプ自体が大型となる欠点
があると共に、その油室に保有する潤滑油の量及
び新鮮度を管理する必要のあるものであつた。
即ち、真空ポンプの性能は、その潤滑油の品質
および量に大きく影響されるものであるが、その
管理は煩雑であり、例えば、カークーラーの冷媒
充填の場合等の保修用冷媒充填においては、管理
状態が悪くしばしば粗悪な潤滑油を使用したり古
い潤滑油を使用して、真空性能の低下をきたすの
みならず、真空ポンプの耐久性低下および故障の
原因にもなつているという問題があつた。
および量に大きく影響されるものであるが、その
管理は煩雑であり、例えば、カークーラーの冷媒
充填の場合等の保修用冷媒充填においては、管理
状態が悪くしばしば粗悪な潤滑油を使用したり古
い潤滑油を使用して、真空性能の低下をきたすの
みならず、真空ポンプの耐久性低下および故障の
原因にもなつているという問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
このような問題点を解決するために、この発明
によれば、冷凍機または冷房機の冷媒充填時等に
使用される冷凍空調機用真空ポンプにおいて、吐
出弁1の上部に配設された排出室2と、該排出室
2に連通する減圧部3と、該減圧部3に連通する
と共に上記排出室2と連通する油溜4と、上記減
圧部3に連通する排気孔9とを形成し、吸入口5
より吸引される冷凍空調機のコンプレツサー作動
油を含有した空気より得られるそのコンプレツサ
ー作動油のみで潤滑するようにしたことを特徴と
する冷凍空調機用真空ポンプが提供される。
によれば、冷凍機または冷房機の冷媒充填時等に
使用される冷凍空調機用真空ポンプにおいて、吐
出弁1の上部に配設された排出室2と、該排出室
2に連通する減圧部3と、該減圧部3に連通する
と共に上記排出室2と連通する油溜4と、上記減
圧部3に連通する排気孔9とを形成し、吸入口5
より吸引される冷凍空調機のコンプレツサー作動
油を含有した空気より得られるそのコンプレツサ
ー作動油のみで潤滑するようにしたことを特徴と
する冷凍空調機用真空ポンプが提供される。
上記構成において、排出室2は、凹凸部が多数
形成された側壁を有することができる。
形成された側壁を有することができる。
このようにした場合は、側壁の表面積が増加
し、よりコンプレツサー作動油を分離回収するこ
とができ、安定的に潤滑することができる。
し、よりコンプレツサー作動油を分離回収するこ
とができ、安定的に潤滑することができる。
また上記構成において、油溜4は、透明または
半透明にすることができる。
半透明にすることができる。
このようにした場合は、油溜4内の保油量を外
部より目視することができる。
部より目視することができる。
(作用)
本発明は、冷媒充填時に冷房機等を真空ポンプ
で吸引すれば、必ずその冷房機等に使用されてい
るコンプレツサー作動油を含有した空気がポンプ
内に吸引され、そのコンプレツサー作動油は、真
空ポンプの潤滑油に充分利用できることに着目し
たものであり、上記の技術的手段は次の様に作用
する。
で吸引すれば、必ずその冷房機等に使用されてい
るコンプレツサー作動油を含有した空気がポンプ
内に吸引され、そのコンプレツサー作動油は、真
空ポンプの潤滑油に充分利用できることに着目し
たものであり、上記の技術的手段は次の様に作用
する。
吸入口5より吸引されるコンプレツサー作動油
が含有された空気により、真空ポンプの作動部で
あるシリンダー6、回転子7、可動翼8、吐出弁
1等が潤滑される。
が含有された空気により、真空ポンプの作動部で
あるシリンダー6、回転子7、可動翼8、吐出弁
1等が潤滑される。
この吸引され吐出弁1より排出されたコンプレ
ツサー作動油を含有する空気は、排出室2の壁面
に当ることにより作動油だけが分離されると共
に、その吐出により排出室2内の圧力は一時的に
高くなり、同時にその圧力に対して鍔部12の作
用により減圧部3は上記排出室2内の圧力よりも
低圧となり、上記分離効果が助長され、作動油が
分離された空気は排気孔9により排気される。
ツサー作動油を含有する空気は、排出室2の壁面
に当ることにより作動油だけが分離されると共
に、その吐出により排出室2内の圧力は一時的に
高くなり、同時にその圧力に対して鍔部12の作
用により減圧部3は上記排出室2内の圧力よりも
低圧となり、上記分離効果が助長され、作動油が
分離された空気は排気孔9により排気される。
そして、分離されて通常の潤滑に不必要な作動
油は、連通孔15を通り油溜4に貯蔵され、真空
ポンプの始動時等の必要時に、その一部の作動油
は上記圧力差により減圧部3に戻ることにより、
真空ポンプの始動時等においても常に吐出弁1附
近等を潤滑するごとく作用する。
油は、連通孔15を通り油溜4に貯蔵され、真空
ポンプの始動時等の必要時に、その一部の作動油
は上記圧力差により減圧部3に戻ることにより、
真空ポンプの始動時等においても常に吐出弁1附
近等を潤滑するごとく作用する。
(実施例)
この発明の一実施例を図面について説明すれ
ば、6は本体11の中央部に設けられたシリンダ
ー、10は図示しないモータ等により駆動される
駆動軸、7はその駆動軸10に取着された回転
子、8はその回転子7に摺動自在に弾発された可
動翼である。
ば、6は本体11の中央部に設けられたシリンダ
ー、10は図示しないモータ等により駆動される
駆動軸、7はその駆動軸10に取着された回転
子、8はその回転子7に摺動自在に弾発された可
動翼である。
5は上記シリンダー6に配設された吸入口であ
り、該吸入口5は、図示しない冷凍機等に接続さ
れるものである。
り、該吸入口5は、図示しない冷凍機等に接続さ
れるものである。
1は上記吸入口5より吸入された空気を回転子
7の回転により吐出する吐出弁であり、通常弾発
されていることにより閉じている。
7の回転により吐出する吐出弁であり、通常弾発
されていることにより閉じている。
2は本体11の上記吐出弁1の上方に配設され
た排出室であり、該排出室2は、本体11に排出
室形成蓋13を螺嵌することにより形成されてい
る。
た排出室であり、該排出室2は、本体11に排出
室形成蓋13を螺嵌することにより形成されてい
る。
この排出室形成蓋13は、上部が密閉された筒
状から成り、その外周側壁に鍔部12が配設され
ていることにより本体11との間に減圧部3が形
成されており、またその筒状側壁の内周および外
周の下方には凹凸部14が多数設けられている。
状から成り、その外周側壁に鍔部12が配設され
ていることにより本体11との間に減圧部3が形
成されており、またその筒状側壁の内周および外
周の下方には凹凸部14が多数設けられている。
4は透明な合成樹脂から成る油溜であり、該油
溜4は、その上方が減圧部3に連通されていると
共に、下方が排出室2の下部と連通孔15を介し
て連通されている。
溜4は、その上方が減圧部3に連通されていると
共に、下方が排出室2の下部と連通孔15を介し
て連通されている。
16は上記油溜4を取着する継手である。
19は駆動軸10を回動自在に保持するための
一対の軸受部であり、18はその軸受部19に配
設されたベアリング、17はそのベアリング18
等を固定する押え蓋である。
一対の軸受部であり、18はその軸受部19に配
設されたベアリング、17はそのベアリング18
等を固定する押え蓋である。
9は減圧部3より外部に連通する排気孔であ
り、図示しない冷凍機等より吸引された空気を排
気するものである。
り、図示しない冷凍機等より吸引された空気を排
気するものである。
(発明の効果)
以上に説明したように、本発明は、真空ポンプ
の作動に必要な潤滑油は、吸引する冷凍機等のコ
ンプレツサー作動油含有空気により供給されるの
で、特別な潤滑油およびその潤滑油を保油する油
室(オイルパン)は全く必要なく、構造を小型軽
量にできると共に、潤滑油交換等の管理を必要と
することなく常に新鮮なコンプレツサー作動油に
より潤滑される。
の作動に必要な潤滑油は、吸引する冷凍機等のコ
ンプレツサー作動油含有空気により供給されるの
で、特別な潤滑油およびその潤滑油を保油する油
室(オイルパン)は全く必要なく、構造を小型軽
量にできると共に、潤滑油交換等の管理を必要と
することなく常に新鮮なコンプレツサー作動油に
より潤滑される。
よつて、真空ポンプの性能が常に高度に維持で
きると共に耐久性が向上できるものであり、しか
も、従来、吸引したコンプレツサー作動油を含有
した空気は直接外気に放出されることにより周辺
の油飛散による環境汚染を引き起すものであつた
が、そのコンプレツサー作動油は空気を分離され
て潤滑油として有効に利用されることにより、無
駄な油飛散が防止でき、環境汚染を防止できる等
の効果を有するものである。
きると共に耐久性が向上できるものであり、しか
も、従来、吸引したコンプレツサー作動油を含有
した空気は直接外気に放出されることにより周辺
の油飛散による環境汚染を引き起すものであつた
が、そのコンプレツサー作動油は空気を分離され
て潤滑油として有効に利用されることにより、無
駄な油飛散が防止でき、環境汚染を防止できる等
の効果を有するものである。
図面はこの発明による冷凍空調機用真空ポンプ
の一実施例を示すものであり、第1図は縦断図
面、第2図は第1図のA−A線断面図である。 図面において、1は吐出弁、2は排出室、3は
減圧部、4は油溜、5は吸入口、6はシリンダ
ー、7は回転子、8は可動翼、9は排気孔、10
は駆動軸、11は本体、12は鍔部、13は排出
室形成蓋、14は凹凸部、15は連通孔、16は
継手、17は押え蓋、18はベアリング、19は
軸受部を示すのもである。
の一実施例を示すものであり、第1図は縦断図
面、第2図は第1図のA−A線断面図である。 図面において、1は吐出弁、2は排出室、3は
減圧部、4は油溜、5は吸入口、6はシリンダ
ー、7は回転子、8は可動翼、9は排気孔、10
は駆動軸、11は本体、12は鍔部、13は排出
室形成蓋、14は凹凸部、15は連通孔、16は
継手、17は押え蓋、18はベアリング、19は
軸受部を示すのもである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 冷凍機または冷房機の冷媒充填時等に使用さ
れる冷凍空調機用真空ポンプにおいて、吐出弁1
の上部に配設された排出室2と、該排出室2に連
通する減圧部3と、該減圧部3に連通すると共に
上記排出室2と連通する油溜4と、上記減圧部3
に連通する排気孔9とを形成し、吸入口5より吸
引される冷凍空調機のコンプレツサー作動油を含
有した空気より得られるそのコンプレツサー作動
油のみで潤滑するようにしたことを特徴とする冷
凍空調機用真空ポンプ。 2 排出室2が、凹凸部14が多数形成された側
壁を有するものであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の冷凍空調機用真空ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16348785A JPS6223594A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 冷凍空調機用真空ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16348785A JPS6223594A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 冷凍空調機用真空ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6223594A JPS6223594A (ja) | 1987-01-31 |
JPH021996B2 true JPH021996B2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15774797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16348785A Granted JPS6223594A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 冷凍空調機用真空ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6223594A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03163541A (ja) * | 1989-11-22 | 1991-07-15 | Konica Corp | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
JPH0424096A (ja) * | 1990-05-21 | 1992-01-28 | Juki Corp | ミシンの制御装置 |
US8590321B2 (en) | 2010-10-05 | 2013-11-26 | Bosch Automotive Service Solutions Llc | Vacuum pump oil changing method and apparatus |
-
1985
- 1985-07-23 JP JP16348785A patent/JPS6223594A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6223594A (ja) | 1987-01-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |