JPH02199585A

JPH02199585A - イメージ処理装置

Info

Publication number: JPH02199585A
Application number: JP1017436A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Wada; 和田　均
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1989-01-30
Filing date: 1989-01-30
Publication date: 1990-08-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要〕ディザ処理が行われたイメージデータを間引くためのイ
メージ処理装置に関し、イメージデータを間引いた結果の品質を向上させるごと
を目的とし、ディザ処理が行われたイメージデータを間引きするイメ
ージ処理装置であって、原画データを格納するイメージ
メモリと、前記原画データをディザ処理しイメージデー
タを作成するイメージデータ作成手段と、前記イメージ
データ作成手段のデータを一定間隔に１バイトの倍数単
位毎に間引く間引き手段と、前記間引き手段により間引
いた結果に基づき最適ディザパターンを作成するパター
ン作成手段とにより構成される。

〔産業上の利用分野〕

本発明はディザ処理が行われたイメージデータを間引き
するためのイメージ処理装置に関する。

一般に、イメージデータの処理において２値記録が中間
調表現法として用いられ、２値記録を用いた疑似中間調
表現法は大別してディザ法と濃度パターン法に分かれる
。ディザ法は各画素の濃度値を画素□毎に変化するしき
い値により２値化する方法であり、原画の画素と表現の
画素とが１対１で対応する。ディザ法には組織的ディザ
とランダムディザがあり、前者の組織的ディザのマトリ
クスしきい値配・置方式に・はＢａｙｅｒ形、網点形１
．渦巻形等が代表的である。濃度値はグイナミソクレン
ジで規格化れ、ディザマトリクスの各しきい値と比較さ
れ２値化される。通常、ディザマトリクスのサイズを大
きくすると階調表現がなめらかになるが解像度は低下す
る。

〔従来の技術〕

第６図は、ディザ処理されたイメージデータの一例であ
る。このイメージデータは第５図に示す渦巻形のディザ
マトリクス（４Ｘ　４）から得たパターンのしき几）′
値［相］以゛前を黒点で示し、しきい値ない場合である
。このようなイメージデータについて従来方式により単
純間引きを行った例を第７．８図に示す。

第７図は第６図の各４×４を１枡目に縮小する間引きを
行った結果を示す図である。図示の間引きは第５図のし
きい値■〜［相］の中心が■〜■にある。点に着目して
しきい値■で間引いた例であり、しきい値■が黒点のと
きはその折目を黒点にし、白点のときは白点にする。

第８図は第５図のしきい値■で間引いた例であり、第７
図と同様に第６図のＣＭ’ｂ−値■に如応する箇所が黒
点ならば黒点を、白点ならば白点を単純に間引きして抜
き出し第８図を得る。

このよう番ご、従来方式では、イメージデータを間引く
ためのイメ・−ジ処理装置において、ディザ５処理が合
われたイメージデータを間引き処理する場合、中心付近
のしきい値を用いた単純間引きを行っていた。

第９図はディザ処理されたイメージデータの他の例であ
る。このようなイメージデータを上述した従来方式で間
引くと後述するように高解像度であるため間引きに非常
に時間がかかることになる。

（４，）〔発明が解決しようとする課題〕上述の一例は第６図のイメージデータを１６分の１　　
（Ｘ方向に４分の１、Ｙ方向に４分の１）に縮小するた
めの間引きの例である。第７．８図からも明らかなよう
に、しきい値の中心付近を用いても第６図のイメージデ
ータとは非常にかけはなれた間引き結果となる。このよ
うに、間引きによる縮小率に繋ってはディザパターンの
中、心点だけを選択することになるため、間引いた結果
が判別できないほど品質が劣化する問題を生じていた。

さらに、ビット処理を行わなければならないため、特に
、高解像度なイメージデータを間引くには非常に時間を
要するとい、う問題があった。

本発明の目的はイメージデータを任意の縮小率にす・る
ため間引いても品質の劣化を防止でき、且つ品質を向上
させることにある。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理構成図である。本発明は、ディザ
処理が行われたイメージデータを間引き及び縮小するイ
メージ処理装置であって、原画データを格納するイメー
ジメモリａυと、前記原画データをディザ処理しイメー
ジデータを作成するイメージデータ作成手段−と、前記
イメージデータ作成手段のデータを一定間隔に１バイト
の倍数単位毎に間引く間引き手段α謙と、前記間引き手
段により間引いた結果に基づき最適ディザパターンを作
成するパターン作成手段０４）とにより構成される。

〔作　用〕

本発明は第９図のような高解像度のイメージデータを間
引く場合に、１ワードの倍数単位毎に間引くものである
。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例ブロック構成図である。図に
おいて、２１は原画データの格納されたイメージメモリ
から読出しディザ処理するイメージデータ作成部、２２
はイメージデータ作成部から一定間隔に１バイトの倍数
単位で間引き、縮小するだめの間引き部、２３は前記間
引き部の間引き結果に基づき最適ディザパターンを作成
するパターン作成部、２４はこれを間引き、縮小データ
として配列する整形部である。

このような構成において、以下に動作を説明する。

第３図は本発明の処理フローチャートである。

まず、イメージメモリに格納されている原画データを読
出し、所定のディザパターンによりディザ処理を行い（
１）、所定のしきい値に基づくイメージデータを作成す
る（２）。次に、このイメージデータを一定間隔に１バ
イトの倍数単位で間引きを行い（３）、選択されたライ
ンについて間引き、縮小パターンを作成する゛（４）。

第４図は上述の処理により間引いた間引き結果を示すパ
ターンである。図の１１〜！４は第９図の１１〜１４に
対応しており、第９図のイメージデータの４ライン毎に
１ラインを選択し、これを間引きの結果として採用して
いる。このように、第９図のようなディザ処理を施した
高解像度のイメージデータを間引く場合、１６Ｘ１６の
ディザ処理されたイメージデータをＸ方向、Ｘ方向とも
に４分の１に間引くにときに、Ｘ方向は４ワードのデー
タから１ワードを選択する。即ち、１ワードのデータを
選択した後、４ワードを棄てる処理を繰り返す。一方、
Ｘ方向については４ラインの内から１ラインを選択する
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、イメージデータ
を間引いた結果の品質を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、第２図は本発明の一実施例ブロック構成図、第３図は本
発明の処理フローチャート、第４図は本発明の間引きの
結果を示すパターン図、第５図はディザパターンの一例を示す図、第６図はディ
ザ処理されたイメージデータの−例を示す図、第７，８図は従来の間・引きの結果を示す図、及び、第９図はディザ処理されたイメージデータの他の例を示
す図である。（符号の説明）１１・・・イメージメモリ、２１・・・イメージデータ作成回路、２２・・・間引き部、２３・・・パターン作成部、２４・・・整形部。

Claims

【特許請求の範囲】１、ディザ処理が行われたイメージデータを間引きする
イメージ処理装置であって、原画データを格納するイメージメモリ（１１）と、前記
原画データをディザ処理しイメージデータを作成するイ
メージデータ作成手段（１２）と、前記イメージデータ
作成手段のデータを一定間隔に１バイトの倍数単位毎に
間引く間引き手段（１３）と、前記間引き手段により間引いた結果に基づき最適ディザ
パターンを作成するパターン作成手段（１４）とを具備
することを特徴とするイメージ処理装置。