JPH0575223B2 - - Google Patents

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JPH0575223B2
JPH0575223B2 JP61127494A JP12749486A JPH0575223B2 JP H0575223 B2 JPH0575223 B2 JP H0575223B2 JP 61127494 A JP61127494 A JP 61127494A JP 12749486 A JP12749486 A JP 12749486A JP H0575223 B2 JPH0575223 B2 JP H0575223B2
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JP
Japan
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threshold
matrix pattern
pattern
halftone image
threshold matrix
Prior art date
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JP61127494A
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English (en)
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JPS62284580A (ja
Inventor
Yuzuru Suzuki
Masao Seki
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、中間調画像を記録するための網点画
像形成方法に関するものである。
[従来の技術] レーザプリンタやイングジエツトプリンタ等の
ように、記録画像の濃度を黒と白の2つあるいは
極く少ない階調でしか表現することが出来ない画
像記録装置では、中間調画像を記録するためにデ
イザ法あるいは濃度パターン法と呼ばれる中間調
画像生成方法を用いて中間調画像を記録すること
が従来から行なわれている。
濃度パターン法は、第6図aに示すように、原
画から読取る画像の1つの画素Gをさらにn×m
個(ここでは6×6個)の微小画素gに細分割し
て考え、各微小画素gのそれぞれに対して画素G
の画像を2値化するための閾値を割当て、この閾
値マトリクスパターンの各閾値と画素Gの画像濃
度とを順次比較することにより、閾値の方が大き
い位置の微小画素gは“白”、逆の場合は“黒”
となる網点画像MGを形成し、この網点画像MG
を中間調画像として記録するものである。
一方、デイザ法は第6図bに示すようにn×m
個の画素Gに対して濃度法と同様の閾値を割当
て、この閾値マトリクスパターンと原画から読取
つた画像の濃度とをn×m個の単位で順次に比較
することにより、閾値の方が大きい画素Gについ
ては“白”、逆の場合は“黒”となる網点画像
MGを形成し、この網点画像MGを中間調画像と
して記録するものである。
この場合、閾値マトリクスパターンの閾値の数
が6×6個であるから全体として表現可能な中間
調は36階調となる。
そこで、このような原理を応用して多色刷りの
中間調画像を記録することが従来から行なわれて
いるが、この際に、原画をイエロー、マゼンタ、
シアンの各色毎に色分解して得た濃度信号を第6
図で示したような閾値マトリクスパターンの各閾
値と比較して2値化し、これを単純に重ね刷りし
た場合、モアレが現れてしまう。そこで、このよ
うなモレアを緩和するために、n×m個の閾値マ
トリクスパターンの閾値を分解色毎に異なるスク
リーン角度Θを持たせた構造とし、例えば第7図
a〜cに示すようにイエローについてはΘ=0
度、マゼンタについてはΘ=14度、シアンについ
てはΘ=76度のスクリーン角を有する閾値マトリ
クスパターンを形成し、この各閾値マトリクスパ
ターンとの比較により、多色刷りの中間調を記録
する方法が知られている。そして、この場合の所
望のスクリーン角度の中間調画像を形成する方法
として、特公昭52−49361号公報で示されている
ように、所望のスクリーン角度に最も近い角度の
有理正接に基づいて第7図a〜cに示すような閾
値パターンを選択し、この閾値パターンが持つ主
走査方向の周期性を利用して第8図に示すような
基本周期Lを1回有する大マトリクスMXを抜取
り、この大マトリクス内の閾値を繰返して発生さ
せた信号と原画の濃度信号との比較を行い、所望
のスクリーン角度の多色削りの中間調画像を形成
するものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、上記のように閾値パターンの周期性
を利用して所望のスクリーン角度の網点画像を形
成し、これを中間調画像として記録する方法にお
いては、閾値パターンをその基本周期の1周期分
だけ記億しておく必要があるため、メモリ容量が
大きくなつてしまうという問題がある。また、閾
値マトリクスパターンのサイズを大きくすると、
表現可能な中間調の階調数は増加するが、逆に解
像度が低下するという問題がある。
本発明はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、解像度と階調性とを同時に満足
し、かつ閾値パターンを格納するメモリ容量を少
なくすることが出来る網点画像形成方法を提供す
ることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、中心に対して対角方向に配置された
少なくとも2つ閾値を核とし、該核の周囲に順次
値が大きくなる閾値を配置して構成された所望の
スクリーン角度を有する閾値マトリクスパターン
を用意し、原画走査によつて得られる画像信号を
該閾値マトリクスパターンと画素単位で比較して
網点画像を形成する網点画像形成方法において、
前記閾値の周期性から決定される前記閾値マトリ
クスパターンより小さい矩形の単位閾値パターン
を記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶された単
位閾値パターンを順次所定量ずらして読み出すこ
とにより前記画像信号と閾値との比較を行うこと
を特徴とする。
[作 用] 本発明では、閾値マトリクスパターンの閾値の
周期性から決定される該閾値マトリクスパターン
より小さい単位閾値パターンを記憶手段に記憶
し、該記憶手段に記憶された単位閾値パターンを
順次所定量ずらして読み出すことにより網点画像
を形成する。
これにより、閾値マトリクスパターンを格納す
るメモリの容量を少なくし、かつ解像度と階調性
とを同時に満足する網点画像形成方法を提供する
ことができる。
[実施例] 第1図aは本発明において用いる閾値マトリク
スパターンの一実施例を示すもので、8×8の閾
値マトリクスMXを4つのサブマトリクスSMX
1〜SMX4に分割し、8×8個の閾値を小さい
ものから順に各サブマトリクスに順番に分散的に
配置し、第1〜第4のサブマトリクスSMX1〜
SMX4では閾値「1],「2」,「3」,「4」をそ
れぞれ核として、黒画素が第1図bに示すように
成長するようにしたものである。なお、この第1
図の閾値マトリクスパターンは主走査方向のスク
リーンピツチxはx=8、副走査方向のスクリー
ンピツチyはy=2であるから、スクリーン角度
Θは有理正接に基づき、 Θ=tan-1y/x=tan-12/8=14度 となる。
この場合、8×8個の閾値を主走査方向に連結
すると、第2図に示すような閾値マトリクスパタ
ーンとして展開することができる。図から明らか
なように、主走査方向にはL=34ごとに同一の閾
値が現れ、副走査方向には「36,59,61,49…
42」、「27,19,45,29…51」というP=2種の異
なつたパターンが繰返し現れている。従つて、L
×P個で構成される閾値のパターンを副走査方向
にPライン進む毎にS=8だけ前に動かすか、D
=26だけ後に動かせば14度のスクリーン角Θを有
する閾値マトリクスパターンを極めて簡単に形成
することができる。
なお、Lは閾値パターンの長さ、Pは副走査方
向における閾値パターンの種類、D(=L−S)
は前の走査ラインの開始の網点位置との距離を表
わし、次のようにして求めることができる。
すなわち、m×n個の閾値マトリクスパターン
が包含するドツトの数A=x2×y2、とすると、閾
値パターンの種類P=GCD(x,y)(但し、
GCD(x,y)はx,yの最大公約数)、L=
A/P、D=1/V(p・y+t・A)(但し、t
はDが整数となる最小の正整数)となる。
このように、閾値マトリクスを複数個のサブマ
トリクス分割し、網点画像内の黒画素が各サブマ
トリクスの中心を核として順次に広がるように閾
値を配置することにより、階調数を減少させずに
解像度を上げることができる。
また、閾値マトリクスはL×P個の閾値を循環
させて用いることができるため、メモリ容量は小
さくて済む。
ところで、第1図の閾値マトリクスを用いた場
合、1つの網点しか記録されないときはピツチが
粗くなり、解像度が悪くなる。また、奇数個の網
点が記録されたときには、黒画素の分布が不均一
になつてしまう。
第3図a〜dはこのような問題を解決するため
の閾値マトリクスの一例を示すもので、同図aは
Θ=14度、bはΘ=76度、cはΘ=0度、dはΘ
=45度のマトリクスを示し、いずれも4つのサブ
マトリクスSMX1〜SMX4のうち対角方向のサ
ブマトリクスSMX1とSMX2、およびSMX3
とSMX4の核となる閾値を同じ値にしたもので
ある。
このようにすれば、少なくとも2つの黒画素が
記録されるため、黒画素の分布が不均一になるこ
ともなくなり、ピツチが粗くなるのも抑制するこ
とができる。
この場合、階調数は8×8個の閾値を用いた濃
度法の1/2となるが、解像度は2倍になる。ま
た、6×6個の閾値とを用いた濃度法と比べてみ
ると、第3図の閾値マトリクスを用いた場合の階
調数は32(=16×2)であり、濃度法のそれは36
(=6×6)であるのでほぼ同じである。しかし、
解像度は2倍となる。また、閾値の数は濃度法の
場合と同じ36個であり、総合的に見ると、少ない
メモリ容量で解像度が向上している。
第4図は以上説明した方法を利用して網点画像
を形成する回路の一実施例を示すブロツク図であ
り、画像メモリ1にはx・y個画素から成るyラ
イン分の画像データが記憶され、主走査方向の読
出しクロツクfxに基づいてxアドレスカウンタ2
で作られるx方向アドレス信号と、副走査方向の
読出しクロツクfyに基づいてyアドレスカウンタ
3で作られるy方向アドレス信号によつてその記
憶画像データは読みだされ、制御ゲート回路4を
介して比較回路5に入力される。
一方、閾値メモリ6には、第3図a〜dの閾値
を主走査方向に展開した時の第5図a〜dに示す
ような閾値パターンのうち所望のスクリーン角度
の閾値パターンの1つが記憶されている。そし
て、入力画像データの読出しクロツクfx,fyと同
一の周波数の読出しクロツクfx′,fy′に基づいて
xアドレスカウンタ7とYアドレスカウンタ8で
作り出される主走査方向および副走査方向の読出
しクロツクに従つて順次読み出され、制御ゲート
回路4を介して比較回路7に入力される。
この場合、xアドレスカウンタ7にはL×P個
の閾値をPライン毎にSだけ前に移動させるため
に、Pライン毎に「S」の値がプリセツトされ
る。これにより、長さLでP種類の閾値パターン
が順次に発生され、比較回路5において入力画像
データと比較され、閾値>画像データの画素につ
いては“白”逆の場合は“黒”の網点画像データ
が形成される。
この網点画像データは記録装置9によつて中間
調画像として記録される。
この場合、閾値メモリ6は、4種のスクリーン
角のうちΘ=45度のスクリーン角の閾値の数が最
大の36個であるため、36アドレスの記憶容量を
準備しておけばよいだけである。
なお、第1図および第3図においては8×8個
の閾値から成るマトリクスを4つのサブマトリク
スに分割しているが、2つに分割するものでもよ
い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明においては、閾値マ
トリクスパターンの閾値の周期性から決定される
該閾値マトリクスパターンより小さい単位閾値パ
ターンを記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶さ
れた単位閾値パターンを順次所定量ずらして読み
出すことにより網点画像を形成するように構成し
たので、解像度と階調性とを同時に満足させなが
ら、閾値マトリクスパターンを格納するメモリの
容量を大幅に少なくすることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる閾値マトリクスパター
ンの一実施例を示す図、第2図は第1図の閾値マ
トリクスパターンを主走査方向に展開した図、第
3図は本発明に用いる閾値マトリクスパターンの
他の実施例を示す図、第4図は本発明の方法を用
いて網点画像を形成する回路の一実施例を示す回
路図、第5図は第3図の閾値マトリクスパターン
を主走査方向に展開したパターン図、第6図は従
来の濃度法とデイザ法の閾値マトリクスパターン
を示す図、第7図は従来におけるスクリーン角を
有する閾値マトリクスパターンを示す図、第8図
は第7図の閾値マトリクスパターンを繰返して発
生させて得られる閾値の大マトリクスを示す図で
ある。 1…画像メモリ、6…閾値メモリ、5…比較回
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中心に対して対角方向に配置された少なくと
    も2つ閾値を核とし、該核の周囲に順次値が大き
    くなる閾値を配置して構成された所望のスクリー
    ン角度を有する閾値マトリクスパターンを用意
    し、原画走査によつて得られる画像信号を該閾値
    マトリクスパターンと画素単位で比較して網点画
    像を形成する網点画像形成方法において、 前記閾値の周期性から決定される前記閾値マト
    リクスパターンより小さい矩形の単位閾値パター
    ンを記憶手段に記憶し、 該記憶手段に記憶された単位閾値パターンを順
    次所定量ずらして読み出すことにより前記画像信
    号と閾値との比較を行うことを特徴とする網点画
    像形成方法。 2 前記閾値マトリクスパターンの核となる閾値
    を同じ値にし、前記閾値マトリクスパターンを対
    角方向でそれぞれ同一となる4つのサブ閾値マト
    リクスパターンで構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の網点画像形成方法。
JP61127494A 1986-06-02 1986-06-02 網点画像形成方法 Granted JPS62284580A (ja)

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JP61127494A JPS62284580A (ja) 1986-06-02 1986-06-02 網点画像形成方法

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JP61127494A JPS62284580A (ja) 1986-06-02 1986-06-02 網点画像形成方法

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JPS62284580A JPS62284580A (ja) 1987-12-10
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JP2578947B2 (ja) * 1988-10-13 1997-02-05 富士写真フイルム株式会社 網点データ作成方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59163976A (ja) * 1983-03-08 1984-09-17 Canon Inc 画像処理方法

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JPS59163976A (ja) * 1983-03-08 1984-09-17 Canon Inc 画像処理方法

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