JP3058076B2 - 階調処理方式 - Google Patents
階調処理方式Info
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Description
り、特に画素内のドットの割合を変化させて濃度表現を
する階調処理方式に関する。
には、画像情報の画素内のドットの割合を変化させて濃
度表現をする階調処理が行われる。この階調処理方式と
しては、例えば1画素をマトリクスに分解し、マトリク
スの各画素を走査線方向に更にn個に分割し、階調再現
に際し走査線方向に対して所定角度の方向にラインを形
成すると共に階調の増加に従って走査線方向にドットを
太らせるようにした階調処理方式が従来より知られてい
る(特開昭62−91076号公報)。
理方式の一例を説明する図である。上記の従来の階調処
理方式では、ドットの発生順序を示すディザマトリクス
を用いる。図2(a)は簡単のため4×4画素、多値を
3値(0と1/2と1)とし、線スクリーンの角度が4
5°の場合の上記ディザマトリクスを示す。
って線スクリーンを形成した後、ドット200の1/2
ドットを1ドットに太らせた図で、図2(a)に示した
ディザマトリクスの数字の順番で濃度に対応してドット
を発生させていく。また、ディザマトリクスは2次元的
に繰り返されているので、図2(a)のディザマトリク
スにより45°のライン201が右方向(主走査方向)
に発生していくことになる。このようにして、この従来
の階調処理方式では、線スクリーンの角度が45°の場
合で、階調性と解像度の双方の改善を実現しようとして
いる。
階調処理方式では、線スクリーン角度が45°のディザ
マトリクスとして2次元的に繰り返されているため、一
般的なアプリケーションソフトによくあるデューティ5
0%の斜線印字を行う場合に白抜けあるいはベタライン
になる可能性があるという問題がある。
体的に説明する。ディザマトリクスのドットは、(入力
データ)≧(閾値データ)のときにオンとなり、(入力
データ)<(閾値データ)のときオフになる。図2
(c)において、デューティ50%の斜線印字をライン
202で行うとする。デューティ50%というのは、こ
こでは閾値データが1〜16のところのドットがオンと
なり、17〜32のところのドットがオフとなることを
意味する。従って、ライン202上ではすべてがドット
オフとなり、全く印字されないこととなる(つまり、白
抜けする)。同様にして、デューティ50%の斜線印字
をライン203で行うとすると、ライン203上ではす
べてがドットオンとなり、デューティ100%の斜線印
字と変わらない(つまり、ベタラインになる)。
で、一般的なアプリケーションソフトによくあるデュー
ティ50%の斜線印字を、どのラインで行っても白抜け
あるいはベタラインになることのない階調処理方式を提
供することを目的とする。
成するため、階調を持った入力画像の各画素を面積階調
によるディザマトリクス内の対応閾値データと順次比較
して2値化して擬似階調画像を得る階調処理方式におい
て、ディザマトリクスを、互いに異なる値の複数の閾値
データのうち最小値の閾値データ及びその近傍の小なる
値の閾値データはマトリクスの中心部及びその近傍に配
置し、かつ、最大値の閾値データ及びその近傍の大なる
値の閾値データはマトリクスの周辺部及びその近傍に配
置した構成とし、入力画素データが閾値データ以上のと
きにドットオンとし、閾値データ未満のときにドットオ
フとする階調処理を行うようにしたものである。
繰り返されており、デューティ50%の印字を行うとき
に、縦方向、横方向及び線スクリーン角度45°方向の
いずれにおいても、複数の閾値データのうち最大値の1
/2以下の値の閾値データと、最大値の1/2より大な
る値の閾値データとがそれぞれ混在して配置されたこと
を特徴とする。
て図1と共に説明する。図1は本発明になる階調処理方
式の一実施の形態の説明図で、この実施の形態では同図
(a)に示すようなディザマトリクスを用いてドットの
発生順序を決める。図1(a)は簡単のため階調数は白
を含めて33階調として、2値(ドットオンとドットオ
フ)の、線スクリーンの角度が45°の場合の上記ディ
ザマトリクスを示す。2値の面積階調による階調処理方
式では、与えられた入力データがディザマトリクスの閾
値データ(発生順序の番号)以上の場合にドットオンと
なる。
の閾値データより小さい場合にドットオフとなる。すな
わち、デューティ50%の印字を一面に行うとすると、
この実施の形態の33階調のディザマトリクスの場合、
図1(a)で示すところの「1」〜「16」の閾値デー
タを持つディザマトリクスの場所がドットオンされ、
「17」〜「32」の閾値データを持つディザマトリク
スの場所がドットオフされる。
が、デューティ50%の印字を行うときに、図1(a)
に示すように、最大値「32」から最小値「1」までの
計32個の閾値データのうち、最大値の1/2以下の値
の閾値データ「1」〜「16」と、最大値の1/2より
大なる値の閾値データ「17」〜「32」とが縦方向、
横方向及び線スクリーン角度45°方向のいずれにおい
ても、それぞれ混在して配置されている点に特徴があ
る。
によく見られるデューティ50%の斜線印字を行う場合
を考える。ユーザは自分の好みの使い方でこの作業を行
うため、ディザマトリクスのどのラインにおいて斜線印
字が行われるかはわからない。すなわち、どのラインに
おいても斜線印字が行われる可能性がある。
において、上記のデューティ50%の斜線印字を行う場
合について、図1(b)を用いて説明する。右方向45
°の斜線のライン101でデューティ50%の斜線印字
を行う場合、閾値データ「10」のディザマトリクスの
場所がドットオンされ、閾値データ「26」、「29」
及び「31」のディザマトリクスの場所がドットオフさ
れる。また、右方向45°の斜線のライン102でデュ
ーティ50%の斜線印字を行う場合は、閾値データ「1
3」のディザマトリクスの場所がドットオンされ、閾値
データ「17」、「21」及び「24」のディザマトリ
クスの場所がドットオフされる。右方向45°の斜線の
ライン103でデューティ50%の斜線印字を行う場
合、閾値データ「5」、「12」及び「15」のディザ
マトリクスの場所がドットオンされ、閾値データ「2
8」のディザマトリクスの場所がドットオフされる。
でデューティ50%の斜線印字を行う場合、閾値データ
「4」、「6」及び「7」のディザマトリクスの場所が
ドットオンされ、閾値データ「19」のディザマトリク
スの場所がドットオフされる。また、右方向45°の斜
線のライン105でデューティ50%の斜線印字を行う
場合、閾値データ「1」、「3」及び「9」のディザマ
トリクスの場所がドットオンされ、閾値データ「20」
のディザマトリクスの場所がドットオフされる。また、
右方向45°の斜線のライン106でデューティ50%
の斜線印字を行う場合、閾値データ「2」、「11」及
び「16」のディザマトリクスの場所がドットオンさ
れ、閾値データ「27」のディザマトリクスの場所がド
ットオフされる。
でデューティ50%の斜線印字を行う場合、閾値データ
「14」のディザマトリクスの場所がドットオンされ、
閾値データ「18」、「22」及び「23」のディザマ
トリクスの場所がドットオフされる。更にまた、右方向
45°の斜線のライン108でデューティ50%の斜線
印字を行う場合は、閾値データ「8」のディザマトリク
スの場所がドットオンされ、閾値データ「25」、「3
0」及び「32」のディザマトリクスの場所がドットオ
フされる。
れているので、上記8種類のラインがすべてのラインと
いうことができる。従って、ライン101〜108のう
ちどのラインにおいてデューティ50%の斜線印字を行
っても、ドットオン及びドットオフする場所があるた
め、白抜けあるいはベタラインになることがなくなる。
右上方向45°の斜線の場合を例にして説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、左上方向45°
の斜線及び縦罫線、横罫線についてもデューティ50%
印字において白抜けあるいはベタラインになることがな
くなる。
階調処理を行うためのディザマトリクスは、2次元的に
繰り返されており、縦方向、横方向及び線スクリーン4
5°方向のいずれにおいても、ドットオンとなる閾値デ
ータとドットオフとなる閾値データとが混在するため、
一般的なアプリケーションソフトによくあるデューティ
50%の斜線印字(左右45°方向)あるいは縦罫線、
横罫線をユーザがどのような状況で行っても、連続して
ドットがオンするライン及びドットがオフするラインが
なくなり、白抜けあるいはベタラインになることを防止
することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 階調を持った入力画像の各画素を面積階
調によるディザマトリクス内の対応閾値データと順次比
較して2値化して擬似階調画像を得る階調処理方式にお
いて、 前記ディザマトリクスを、互いに異なる値の複数の閾値
データのうち最小値の閾値データ及びその近傍の小なる
値の閾値データはマトリクスの中心部及びその近傍に配
置し、かつ、最大値の閾値データ及びその近傍の大なる
値の閾値データは該マトリクスの周辺部及びその近傍に
配置した構成とし、入力画素データが前記閾値データ以
上のときにドットオンとし、前記閾値データ未満のとき
にドットオフとする階調処理を行うとともに、前記ディ
ザマトリクスは、2次元的に繰り返されており、デュー
ティ50%の印字を行うときに、縦方向、横方向及び線
スクリーン角度45°方向のいずれにおいても、前記複
数の閾値データのうち最大値の1/2以下の値の閾値デ
ータと、該最大値の1/2より大なる値の閾値データと
がそれぞれ混在して配置されたことを特徴とする階調処
理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8002195A JP3058076B2 (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 階調処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8002195A JP3058076B2 (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 階調処理方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09191405A JPH09191405A (ja) | 1997-07-22 |
JP3058076B2 true JP3058076B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=11522586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8002195A Expired - Fee Related JP3058076B2 (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 階調処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058076B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8021737B2 (en) | 2000-04-26 | 2011-09-20 | Creare Inc. | Panelized cover system including a corrosion inhibitor |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018012278A (ja) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 立体物造形方法及び立体物造形装置 |
-
1996
- 1996-01-10 JP JP8002195A patent/JP3058076B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8021737B2 (en) | 2000-04-26 | 2011-09-20 | Creare Inc. | Panelized cover system including a corrosion inhibitor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09191405A (ja) | 1997-07-22 |
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