JPH02199408A - 光ファイバ組込台 - Google Patents

光ファイバ組込台

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JPH02199408A
JPH02199408A JP2024289A JP2024289A JPH02199408A JP H02199408 A JPH02199408 A JP H02199408A JP 2024289 A JP2024289 A JP 2024289A JP 2024289 A JP2024289 A JP 2024289A JP H02199408 A JPH02199408 A JP H02199408A
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pedestal
substrate
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holder
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Hironori Shimoyama
下山 博徳
Takehisa Hirano
平野 健寿
Katsuhiko Nakayama
中山 捷彦
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コネクタ基板に載置固定された毛細管内で光
ファイバの端面同士を突合せ接続して、光ファイバコネ
クタを製造する際に用いる光ファイバ組込台に関する。
(従来の技術) 光ファイバ同士を接続するコネクタ基板として、上面の
長手方向中央部に毛細管の装着溝を、その両端側に光フ
ァイバの案内溝を、さらにその両端側に光ファイバの被
覆部を装着する装着溝を形成した基板と、毛細管の装着
溝に固着され、長手方向の中央上部に開口部を有する毛
細管(キャピラリ)と、上記基板の上面に被せられる保
護板とを有するものが本出願人により提案されている。
そして、光ファイバの上記コネクタ基板への組込作業は
、例えば、作業テーブル上で行われ、装着溝に固着され
た毛細管内に被覆を除去した裸光ファイバ部を両側から
挿入し、毛細管の開口部で裸光ファイバ部の端面同士を
突き合わせ、その突き合わせ部に粘性を有する屈折率調
整剤を塗着した後、基板上面に保護板を被せて光ファイ
バコネクタが製造されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、コネクタ基板に光ファイバを組込んで光ファ
イバコネクタを製造する上記一連の工程においては、微
細な光ファイバを対象とし、しかも組込工程が複雑なこ
とから未だ機械化されておらず、光ファイバは顕微鏡下
で熟練者の手作業によって基板に組込まれている。しか
も、光ファイバは、通常リール等の巻取装置に巻き取ら
れており、巻取装置から巻出して使用される。このため
、毛細管内に挿入される光ファイバの先端側は、巻取装
置への巻回に伴う巻きクセによって若干湾曲した状態に
あり、作業者はこの湾曲を考慮しながら基板へ組込むた
め、組込作業が煩雑であった。
したがって、かかる組込作業においては、コネクタ基板
や光ファイバを適当な治具に保持して作業をしたほうが
熟練者でなくとも容易に組込むことができ、生産性の見
地からも望ましいが、未だ適当な治具がないのが現状で
、コネクタ基板に光ファイバを簡単に組込むことができ
る治具の提供が望まれていた。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、構造が簡単で
、光ファイバのコネクタ基板への組込みが容易で、光フ
ァイバコネクタの生産性を高めることができる光ファイ
バ組込台を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の光ファイバ組込台においては上記目的を達成す
るため、先端部の被覆が除去された光ファイバを一側か
ら延出させて挟持する一組のホルダと、組込台座中央に
配置され、上面にコネクタ基板装着用の装着溝が形成さ
れた基板台座を備えた基板取付台と、この基板取付台の
左右両側に夫々配置され、前記ホルダを、各ホルダが挟
持する光ファイバの端面を互いに対向させて載置・固定
するホルダ台座を備えた一組の可動載置台と、両可動載
置台を基板取付台に対して接近・後退作動をさせると共
に各ホルダ台座を可動載置台に対して傾斜状態から水平
状態まで変化させる作動機構と、これらの作動と連動し
て前記基板台座を昇降させる昇降機構とを有する構成と
したのである。
(作用) 基板台座にコネクタ基板を装着し、作動機構を操作して
水平面に対して所定角度傾斜させた各ホルダ台座に、光
ファイバを挟持したホルダを夫々各ホルダが挾持する光
ファイバの端面を互いに対向させて載置すると、被覆が
除去された光ファイバの先端が撓んでコネクタ基板上の
所定位置に当接する。次に作動機構を操作すると、両可
動載置台が基板取付台側へ接近すると共に各ホルダ台座
が傾斜状態から水平状態へと変化し、更に両可動載置台
の動きと連動して、基板取付台上の基板台座が上昇する
。このような可動載置台、ホルダ台座及び基板台座の一
連の動きによって、各ホルダが挾持した光ファイバの先
端はコネクタ基板内の所定位置へと円滑に案内されてい
く。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第12図に示す2
心のテープ光ファイバ用の光ファイバ組込み台に基づい
て詳細に説明する。
光ファイバ組込台は、長方形状の組込台座1の上に設置
されており、組込台座1の長手方向中央に配置され、上
面にコネクタ基板装着用の装着溝11aが形成された基
板台座11を備えた基板取付台10、基板取付台10の
両側に夫々配置され、ホルダ台座21.31を備えた一
組の可動載置台20.30、両可動載置台20.30を
基板取付台10に対して接近・後退作動をさせると共に
各ホルダ台座21.31を可動載置台20,30に対し
て傾斜状態から水平状態まで変化させる作動機構40と
、これらの作動と連動して前記基板台座11を昇降させ
る昇降機構50及びホルダ台座21.31に載置され、
先端部の被覆が除去された2心のテープ光ファイバを挟
持する一組のホルダ60とを備えている。
基板取付台10は、上部が開放され、組込台座1と同幅
の箱体で、可動載置台20,30側の側壁10a、10
bには、可動載置台20,30の基板取付台10側への
接近を阻止するストッパ部材12.12が取付けられて
いる。各ストッパ部材12は、側壁10a、10bに出
没自在に設けられる支持軸12aと、可動載置台20又
は30の端面と係合する係合片12bとを有しており、
通常は支持軸12aが突出状態となるように固定されて
おり、図示しない解除手段を操作することにより、支持
軸12aが側壁10a、10bから出没自在となる。
また、基板取付台10幅方向両側の側壁100゜10d
間上部には、基板台座11が昇降自在に配置される。こ
の基板台座11は、上面の略中央に長手方向に延びるコ
ネクタ基板装着用の装着溝11aが形成され、装着溝1
1aの両端には基板台座11の上面を切削して光ファイ
バ用の案内溝11b。
11bが設けられている。また、基板台座11の下面中
央には、昇降機構50によって上下動させられる作動軸
11cが軸着され、基板台座11下面の幅方向両側縁に
は、基板取付台10の側壁10c。
10dに当接して基板台座11の昇降を案内するガイド
プレート13.14が垂設されている。
装着溝11aの一側には、その中に装着されるコネクタ
基板70を装着溝11aから取出す取出し手段15が設
けられている。この取出し手段15は、第2図に示すよ
うに、L字状の取出しレバー15aと、このレバー15
aをその屈曲部で回動自在に支持する支持ピン15bと
、取出しレバー15aをコネクタ基板70側へ付勢する
コイルスプリング15cとから構成されている。そして
、取出しレバー15aを傾倒させると、梃の原理によっ
て、取出しレバー15aの先端がコネクタ基板70の底
部を持ち上げ、装着溝11aに装着されたコネクタ基板
70が装着溝11aから取出される。尚、第2図は基板
取付台10内に配置される各種部材の構成を明らかにす
るため、断面位置を変えて作成されている。
ここでコネクタ基板70は、この基板70内で光ファイ
バの端面同士を突き合わせて接続することにより光ファ
イバコネクタとするもので、例えば、プラスチックによ
り略四角柱形状に形成され、第4図及び第5図に示すよ
うに、上面中央部に基板70を横切る横溝71と、この
横溝71に直交し、被覆を除去した裸光ファイバ部を案
内する一対の平行なV溝72とが形成されている。そし
て、各V溝72の中央には、中央上部に開口部73aを
有し、挿入される裸光ファイバ部を内部へ案内するテー
バ面73b、73b (第9図参照)が両端内壁に形成
されたガラス製の毛細管73が固着されている。また、
■溝72の長手方向両端にはコネクタ基板70の端部へ
延び、ホルダ6oに挟持された光ファイバ80を収容す
る凹溝74.74が設けられている。
可動載置台20は、組込台座1の幅方向中央にに配置さ
れる台座1より幅狭の箱体で、組込台座1の両端部に立
設した係止片1aと係止片la側に位置する後端壁20
aとの間に、この載置台2゜を基板取付台10側へ付勢
する押しバネ22を介装して台座1上を長手方向へ摺動
自在に載置されている。そして、載置台20の上板20
b上面には、基板取付台10例の両側に連結部20c、
20cが立設され、この連結部20c、20cにホルダ
台座21の一側端が支持軸23により回動自在に連結さ
れている。
ホルダ台座21は、載置するホルダ60の位置決め用の
レール部21aが上面に形成され、このレール部21a
の一例にはホルダ60をこの台座21に固定するクラン
プ部材24.24が配設されている。このクランプ部材
24は、ホルダ台座21に形成した取付穴21bに回動
自在に取り付けられており、図示しない弾性部材によっ
て、載置するホルダ60を固定する方向に付勢されてい
る。
一方、可動載置台30も、ホルダ台座31上のレール部
31aに対してクランプ部材34が反対側に設置され、
可動載置台20と略同様に構成されており、載置台30
の上板30bの上面に立設した連結部30c、30cに
ホルダ台座31の一側端が支持軸33により回動自在に
連結され、後端壁30aと組込台座1の係止片1aとの
間に、押しバネ32を介装して台座1上を長手方向へ摺
動自在に載置されている。
ここで、押しバネ22.32は、通常は可動載置台20
,30を基板取付台10側へ付勢して、後述する作動機
構40による可動載置台20.30の基板取付台10側
への接近作動を補助するものであるが、押しハネ22.
32はかかる機能に加えて、更に光ファイバ80の端面
同士を最終的に突き合わせる機能をも有している。即ち
、可動載置台20,30が夫々基板取付台10の両側に
取付けたストッパ部材12.12に当接し、その基板取
付台10側への接近が阻止されたときに、各ストッパ部
材12による阻止状態を解除すると、押しバネ22.3
2は可動載置台20,30を基板取付台10側へほんの
僅か移動させる。
したがって、押しバネ22.32は、可動載置台20,
30が夫々基板取付台10の両側に取付けたストッパ部
材12,1.2に当接したときには、はぼ元の長さ近く
まで伸張した状態となるものを使用し、そのときの付勢
力としては、例えば、5g重程度となっていることが望
ましい。この付勢力が過大であると、光ファイバ80の
端面同士を突き合わせる際に端面を損傷する。
可動載置台20,30の作動機構40は、基板取付台1
0に配置される回動部材41、回動部材41からの回動
力を伝達する伝達部材42、伝達部材42からの力を受
けて可動載置台20.30を基板取付台10に対して接
近・後退作動させるランク部材43,44、ランク部材
43.44の作動に対応して各ホルダ台座21.31を
昇降作動させる昇降部材45.45とを有している。
回動部材41は、基板取付台10の可動載置台30側に
設けられており、第2図に示すように、基板取付台10
の側壁10cに軸孔10eを穿設し、この軸孔10eに
ヘアリング16を介装して回動自在に支持される回動軸
41aの一端に回動ツマミ41bを、他端にウオーム4
1cを固着したものである。
伝達部材42は、基板取付台10内に配置され、第2図
に示すように、基板取付台10の中心近傍の組込台座1
上に立設される支持軸42aの上端にウオーム41cと
噛合するウオーム歯車42bを、下端側に台座1との間
に隙間を存してラックギヤ(ピニオン)42cを取り付
けたもので、支間 持軸42aはその下端と台座1に穿設した軸穴1bとの
間にベアリング2を介装することによって、回動自在と
なっている。
ラック部材43.44は、第6図に示すように、伝達部
材42のラックギヤ42cを挟んでその両側に組込台座
1上を摺動自在に配置されている。
一方のラック部材43は、その略中央部にラックギヤ4
2cと噛合してこのラック部材43を組込台座1上を摺
動させるラック43aが刻設され、その一端は可動載置
台20に連結され、他端には後述する昇降部材45のラ
ックギヤ45bと噛合するラック43bが刻設されてお
り、更にラック43aが形成された裏面の可動載置台2
0側には昇降機構50と噛合するラック43cが形成さ
れている。
ここで、ラック43aは可動載置台20が基板取付台1
0のストッパ部材12に当接するまで台座1上を摺動し
、ストッパ部材12に当接したときにはラックギヤ42
cとの噛合が解除されるように、予めその長さとその刻
設位置を調整しておく。またラック43bは基板台座1
1が水平状態となったときに、ラックギヤ45bとの噛
合が外れるように、ラック43cは基板台座11が水平
状態となったときに基板台座11が所定高さだけ上昇し
、昇降機構50との噛合が解除されるように、夫々予め
その長さとその刻設位置を調整しておく。
また、他方のラック部材44もラック部材43と略同様
に構成されており、一端は可動載置台30に連結され、
略中央部にランクギヤ42cと噛合するラック44aが
、他端には昇降部材45のラックギヤ45bと噛合する
ラック44bが夫々刻設されている。
昇降部材45.45は、夫々可動載置台2030内の中
心位置に配置されており、ラック部材43.44が組込
台座1上を所定距離移動したときに、その先端のラック
43b、44bが夫々噛合することにより作動する。各
昇降部材45は、可動載置台20又は30の中心に対応
する組込台座1上に穿設した軸穴(図示せず)に図示し
ないベアリングを介装して回動自在に立設される支持軸
45aと、この支持軸45aの下部に軸着され、ラック
43b又は44bと噛合するラックギヤ45bと、支持
軸45aの上部に軸着され、右方への回動に伴ってカム
面が低くなるように傾斜している傾斜カム45cと、こ
の傾斜カム45cのカム面上に載置され、可動載置台2
0,30の上板20b。
30bに穿設した挿通孔20d、30dから上方へ延出
して、ホルダ台座21又は32の下面を上方へ押上げる
ブツシュロッド45dとを有している。
ここで、昇降部材45.45は、この光ファイバ組込台
を使用して光ファイバをコネクタ基板70に組込む組込
開始状態において、ホルダ台座21゜32の傾斜角度が
水平面に対して予め設定した角度、好ましくは45°以
下、より好ましくは5゜〜30a、となるように夫々可
動載置台20,30に設置する。ホルダ台座21.32
の傾斜角度をこのように設定しておくと、ホルダ台座2
1.31上に光ファイバ80を挟持したホルダ60を載
置したときに、裸光ファイバ部80a、80aが撓んで
コネクタ基板70の■溝72.72内にその先端が当接
し、毛細管73.73内への挿入が円滑に行われる。本
実施例では、ホルダ台座2131の傾斜角度を10°に
設定した。
また、基板台座11を昇降させる昇降機構50は、第2
図に示すように、基板取付台10内のラック部材43に
対し側壁10d側でかつ可動載置台20側に配置されて
おり、組込台座1上に穿設した軸穴1cにベアリング3
を介装して回動自在に立設される支持軸50aと、この
支持軸50aの下部に軸着され、ラック部材43のラッ
ク43cと噛合するラックギヤ50bと、支持軸50a
の上部に軸着され、左方への回動に伴って基板台座11
の作動軸11aの先端が当接するカム面が高くなるよう
に傾斜している傾斜カム50cとを有しており、支持軸
50aは、ラックギヤ50bと傾斜カム50cとの中間
の基板取付台10の側壁10dに配設したベアリング5
0dにより円滑な回動が保障されている。そして、傾斜
カム50cのカム面上に基板台座11の作動軸11cを
載置することにより、基板台座11が昇降される。
ホルダ60は、第7図及び第8図に示すように、ホルダ
台座21.31のレール部21a、31aと係合する凹
部61aが下面に形成された下板61と、この下板61
に開閉自在にヒンジ連結される上板62とから構成され
ている。下板61には、外側縁61bに上板62を閉じ
たときに画板を閉鎖状態にする適数個のマグネット63
が埋設されると共に、上面には長手方向に湾曲する光フ
ァイバ80の挟持面61cとその中央にファイバ溝61
dが形成され、ファイバ溝61dに沿う三箇所にファイ
バ溝61dを挟んで3対のガイドピン64が植設されて
いる。また、上板62の下面には、挟持面61cの形状
に対応させて形成した挟持面62aと、画板61.62
を閉じたときに各対のガイドピン64を収容するピン孔
62bがガイドピン64の位置に対応させて設けられて
いる。
以上のように構成される光ファイバ組込台を用いたコネ
クタ基板70への光ファイバ80の組込みを以下に説明
する。
先ず、基板取付台10上の取出しレバー15aを保持し
ながら、装着溝11a内にコネクタ基板70を装着する
。次いで、ホルダ60に光ファイバ80の先端側を突出
させて挾持させる。この光ファイバ80の被覆を、ホル
ダ60の端部から所定長さb (= 12y3a+n+
)だけ残して先の部分除去し、更に被覆を除去して現れ
た裸光ファイバ部80a、80aを所定長さa (=1
0. 5mm)だけ残して切断する(第8図)。
このような光ファイバ80を挟持したホルダ60を一組
用意し、第3図に示すように、一方のホルダ60を可動
載置台20に、他方のホルダ60を可動載置台30に、
夫々挾持した光ファイバ80゜80の端面を互いに対向
させて載置し、クランプ部材24.34で固定する。こ
のとき、ホルダ台座、21.31は水平面に対する傾斜
角度が10″となるように設定したので、ホルダ台座2
1.31上の各ホルダ60も水平面に対して10’傾斜
して載置・固定されている。このようにホルダ60を1
0°傾斜させた状態では、各光ファイバ80の裸光ファ
イバ部80 a、  80 aは、その直線部分の延長
線がコネクタ基板70の各■溝72の最下部よりも0.
5mm下で、■溝72の略中央位置で交わる位置にある
。このため、光ファイバ80が湾曲し、これを水平に保
持したときに先端の裸光ファイバ部80a、80aが上
方へ若干持ち上がった状態となっていても、第9図に示
すように、裸光ファイバ部80a、8’Oaは先端が■
溝72゜72に押し付けられて撓んでいる。
次に、基板取付台10に設けた回動ツマミ41bを右に
回して作動機構40を作動させる。すると、回動ツマミ
41bの回動がウオーム41cから伝達部材42を経て
ラック部材43.44に伝達される。このとき、伝達部
材42のラックギヤ42cが第6図において右方向(矢
印A方向)に回動し、このギヤ42cに噛合しているラ
ック43a、44aにより、ラック部材43は可動載置
台20と共に左方に、ラック部材44は可動載置台30
と共に右方に夫々移動させられ、可動載置台20,30
が基板取付台10に接近する。この接近作動に際し、組
込台座1の係止片1a、laと両可動載置台20.30
の後端壁20a、30aとの間に介装した押しハネ22
.32によって、可動載置台20.30の基板取付台1
0への接近作動が補助される。
このラック部材43.44の移動により、他のランク4
3b  44bがラックギヤ45bに噛合し、これによ
り可動載置台20.30に配設した昇降部材45.45
が作動させられる。即ち、各ラックギヤ45bが第6図
において右方向に回動すると、支持軸45aに軸着され
た傾斜カム45cが回動し、可動載置台20,30の挿
通孔20d30dから上方へ突出しているブツシュロッ
ド45dが傾斜カム45cのカム面をスライドして下方
へ移動する。これにより、ホルダ台座21.31が支持
軸23.33を中心に回動してその傾斜角度が減少し、
ホルダ台座21.31は可動載置台2030の上板20
b、30bに近づいてくる。
更に、上記作動と並行して、ラック部材43の左方への
移動により、可動載置台20側に設けたラック43cが
昇降機構50のラックギヤ50bに噛合し、昇降機構5
0が作動させられる。即ち、ラックギヤ50bが左方に
回動して傾斜カム50cが作動軸11cを上方へ押上げ
、これにより基板台座11が上昇する。
以上のように、可動載置台20,30の基板取付台10
への接近、ホルダ台座21.31の傾斜角度の減少及び
基板台座11の上昇が連動して行われ、光ファイバ組込
台は第10図に示す状態になる。また、以上のような作
動を通して、各ホルダ60に挟持された光ファイバ80
の裸光ファイバ部80a、80aは、他に何らの操作を
することなく、コネクタ基板70の■溝72..72に
案内されながら毛細管73.73の中へその両側から徐
々に挿入されていく。
更に回動ツマミ41bを回すと、第11図に示すように
、ホルダ台座21.31の下面が可動載置台20,30
の上板20b、30b上に当接してホルダ台座21.3
1が水平状態になると共に可動載置台20.30が基板
取付台10両側のストッパ部材12.12に当接して基
板取付台10側への接近が阻止される。このとき、ラッ
ク部材43.44は、ラック43a、44aが伝達部材
42のラックギヤ42cとの噛合が、ラック43b44
bが昇降部材45のラックギヤ45b、45bとの噛合
が、更にラック43cがラックギヤ50bとの噛合が、
夫々外れている。尚、毛細管7373の各開口部73a
には、必要に応じて屈折率調節剤を塗着する。
このように、ホルダ台座21.31が水平状態となった
ときに、コネクタ基板70の毛細管73゜73の開口部
73a、73aを顕微鏡で見ると、第12図に示すよう
に、各毛細管73内の裸光ファイバ80a、80aは端
面同士が所定距離!(= 100μm)を存して離隔配
置されている。
次いで、前記解除手段を操作してストッパ部材12.1
2による可動載置台20,30の移動阻止状態を解除す
る。すると、可動載置台20.30には押しバネ22.
32によって5g重の付勢力が負荷されているので、可
動載置台20,30は基板取付台10側へほんの僅か移
動し、各毛細管73内の裸光ファイバ部80 a、  
80 aの端面同士が突き合わされる。
しかる後、コネクタ基板70の上面に接着剤を塗布し、
保護板を被せて両者を接着することにより、光ファイバ
組込台上でコネクタ基板70に光ファイバ80が組込ま
れる。このように組込んで製造された光ファイバコネク
タを基板台座11の装着溝11aから取り出すときは、
取出しレバー15aを傾倒させると、取出しレバー15
aの先端がコネクタ基板70の底部を持ち上げ、コネク
タ基板70を装着溝11aから押し出す。
尚、この光ファイバ組込台を組込開始状態に復帰させる
ときは、組込の場合とは逆に回動ツマミ41bを左に回
すと共に両可動載置台20,30を左右に引き離すよう
にする。すると、ラック部材43.44のラック43a
、44aがラックギヤ42cに、ラック43b、44b
がラックギヤ45b、45bに夫々噛合するので、その
後は回動ツマミ41bを更に左へ回せば、元の組込開始
状態に復帰する。
(発明の効果) 本発明の光ファイバ組込台は、先端部の被覆が除去され
た光ファイバを一側から延出させて挟持する一組のホル
ダと、組込台座中央に配置され、上面にコネクタ基板装
着用の装着溝が形成された基板台座を備えた基板取付台
と、この基板取付台の左右両側に夫々配置され、前記ホ
ルダを、各ホルダが挾持する光ファイバの端面を互いに
対向させて載置・固定するホルダ台座を備えた一組の可
動載置台と、両可動載置台を基板取付台に対して接近・
後退作動させると共に各ホルダ台座を可動載置台に対し
て傾斜状態から水平状態まで変化させる作動機構と、こ
れらの作動と連動して前記基板台座を昇降させる昇降機
構とを有する構成としたので、構造が簡単で、常に顕微
鏡で目視しなから組込作業をする必要がなく、特別の技
術がなくとも簡単にコネクタ基板に光ファイバを組込む
ことができ、光ファイバコネクタの生産性を飛躍的4゜ に高めることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は光ファイバ組込台の平面図、第2図は基板取付
台を幅方向に断面位置を変えて作成した断面図、第3図
は光ファイバ組込台の部分断面図、第4図は本発明の光
ファイバ組込台に用いるコネクタ基板を示す平面図、第
5図は第4図の■−■断面図、第6図は作動機構と昇降
機構の要部を示す断面平面図、第7図はホルダの斜視図
、第8図は光ファイバを挾持したホルダの平面図、第9
図はコネクタ基板と光ファイバとの関係を示す要部拡大
図、第10図は光ファイバ組込台を用いた組込の中間状
態を示す部分断面図、第11図は同じく組込完了直前の
状態を示す部分断面図、第12図はコネクタ基板内の裸
光ファイバ部の端面を示す要部拡大図である。 1・・・組込台座、10・・・基板取付台、11・・・
基板台座、lla・・・装着溝、20.30・・・可動
載置台、21.31・・・ホルダ台座、40・・・作動
機構、41・・・回動部材、42・・・伝達部材、43
.44・・・ラック部材、45・・・昇降部材、50・
・・昇降機構、60・・・ホルダ、70・・・コネクタ
基板、80・・・光ファイバ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 先端部の被覆が除去された光ファイバを一側から延出さ
    せて挾持する一組のホルダと、組込台座中央に配置され
    、上面にコネクタ基板装着用の装着溝が形成された基板
    台座を備えた基板取付台と、この基板取付台の左右両側
    に夫々配置され、前記ホルダを、各ホルダが挾持する光
    ファイバの端面を互いに対向させて載置・固定するホル
    ダ台座を備えた一組の可動載置台と、両可動載置台を基
    板取付台に対して接近・後退作動させると共に各ホルダ
    台座を可動載置台に対して傾斜状態から水平状態まで変
    化させる作動機構と、これらの作動と連動して前記基板
    台座を昇降させる昇降機構とを有することを特徴とする
    光ファイバ組込台。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210150A (en) * 1975-07-10 1977-01-26 Siemens Ag Method of and apparatus for connecting single light transmitter
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JPS61235805A (ja) * 1985-04-11 1986-10-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 多心光フアイバの一括融着接続装置

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