JPH02199325A - ワンウエイクラッチ及びワンウエイクラッチを組み込んだフライリール - Google Patents

ワンウエイクラッチ及びワンウエイクラッチを組み込んだフライリール

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JPH02199325A
JPH02199325A JP63222025A JP22202588A JPH02199325A JP H02199325 A JPH02199325 A JP H02199325A JP 63222025 A JP63222025 A JP 63222025A JP 22202588 A JP22202588 A JP 22202588A JP H02199325 A JPH02199325 A JP H02199325A
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JP
Japan
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clutch
wedge
way clutch
ball
gap
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JP63222025A
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English (en)
Inventor
Tatsushi Miyamoto
宮本 竜志
Masaki Miyamoto
正樹 宮本
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MIDORI KOGYO KK
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MIDORI KOGYO KK
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/016Fly reels, i.e. with a stub shaft support
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/064Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by rolling and having a circular cross-section, e.g. balls
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D2041/0646Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by rolling and having a circular cross-section, e.g. balls the intermediate coupling members moving between recesses in an inner race and recesses in an outer race

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はクラッチアウタとクラッチインナとの間に形成
させなくさび状間隙に、クラッチを係合させるボールを
収めた構造のワンウェイクラッチに関する。
(従来の技術) 従来の上記ワンウェイクラッチは、その係合作動時にボ
ールをくさび状間隙の狭部側に向けて確実に押圧保持す
る為に、線状乃至帯板状のばね材を曲げ加工して作られ
たばねを組み込んでいた。
(発明が解決しようとする課題) 上記のワンウェイクラッチには、普通3個以上のボール
が組み込まれているので、ばね及びばねをクラッチに組
み付ける為の取着部材も3組以上必要とする為に、部品
点数が増ノて組み立て工数もかさみ、製作コストが上昇
するうえに、製品が大形化する難点があった。
又、魚釣り用のフライリールにおいて、釣り糸を引き出
す時にのみスプールに制動を掛ける為に、ワンウェイク
ラッチを用いれば、従来用いていたラチェ\ント式制動
tf&横の欠点である制動時の回転音を無くずことが出
来るが、現状ではコストの上昇と、外形が大形化する点
でワンウェイクラッチヂを採用し難かった。更に、リー
ル用クラッチの場合には、左利きの人と右利きの人とに
対応させるべく、クラッチの係合作動方向を簡単に逆向
きに出来ることも望まれていた。
そこで、発明の目的は、クラッチアウタとクラッチイン
ナとの間の環状空隙部に形成したくさび状間隙に、ばね
材によってボールを押し込むことにより係合作動させる
様にしたものに於いて、このばね材の製作と取り付けを
極力簡易に行えると共に、外形も小型化させ得るワンウ
ェイクラッチを提供するにある。
本発明の別の目的は、組み立て手順を僅かに変えるだけ
でクラッチの係合作動方向を逆転させ得るワンウェイク
ラッチを提供するにある。
本発明の更に別の目的は、釣り糸の引き出し時に、スプ
ールに回転制動を掛ける様にし、たちのに於いて、小形
・安価であり且つ制動音を発することの無いワンウェイ
クラッチを組み込んだフライリールを提供するにある。
[発明の構成] 上記の目的を達成する為に、本発明によるワンウェイク
ラッチは、クラッチアウタ1とクラッチインナ4との間
の環状空隙部に形成した複数のくさび状間隙8に、ボー
ル9をばね材によって押し込む様にしたワンウェイクラ
ッチにおいて、前記ばね材として皿ばね11を用い、そ
の斜面部により前記ボール9を押圧して、このボールを
前記くさび状間隙8に押し込む様に構成した。
そして、複数の前記くさび状間隙8を、前記クラッチア
ウタ1の内周面と、前記フランチインナ4の外周面とに
夫々設けたカム3.8の協働によって形成させると共に
、その間隙幅の広い側にこの間隙から前記ボール3が脱
出するのを防ぐストッパ10を設け、且つ、此等複数の
くさび状間隙3を、その間隙幅の狭い側面土又は広い側
面土が互いに隣接する様に配設し1、前記ボール3をこ
の隣接する2つのくさび状間隙8のいずれか一方にのみ
選択的に納めることによって、クラッチの係合作動方向
を逆転させ得る様にした。
又、ワンウェイクラッチのクラッチアウタ1をブレーキ
ング機構27を介してリールのケーシング11に取り付
け、クラッチインナ4にリールのスプール19を連結さ
せる様にしたフライリールに於いて、このワンウェイク
ラッチとして、請求項1項又は2項記載のワンウェイク
ラッチを用いた。
(作用) クラッチアウタ1とクラッチインナ4との間の環状空隙
部7に形成したくさび状間隙8に収められたボール9に
は、この環状空隙部に沿って設けた皿ばね11の斜面部
が押し当てられているので、クラッチアウタ1又はクラ
ッチインナ4の回転に伴って、このボール9がくさび状
間隙8に押し込まれる方向に転動させられるクラッチの
係合作動時には、ボール9は皿ばね11による押圧力を
受けてその斜面を滑り降りる方向に押しやられて、くさ
び状間隙6に押し込まれ、クラッチアウタ1とクラッチ
インナ4とが一体回転して、クラッチは確実に係合状態
に保たれる。
そして、クラッチが係合解除方向に回転する時には、く
さび状空隙8の幅広側端に向けて押し出されようとする
ボール9は、ストッパ1(Iによってこのくさび状空隙
8からの脱出を阻止される。
又、その間隙幅の狭い側同士又は広い側同士を互いに隣
接させた2つのくさび状間隙8の、いずれか一方の側に
選択的にボール9を納める構成とすれば、このボールS
を納める側を変えることGSよって、クラッチが係合作
動する回転方向は逆向きになる。
更に、フライリールに本発明のワンウェイクラッチを用
いると、ボール3を押圧するばねの所要個数及びその形
状と取着構造が簡略化された分、ワンウェイクラッチを
小型化出来る。然も、ボール9を収める箇所を選択的に
変えるだけで、簡単にクラッチの係合作動方向は逆転さ
れる。
(実施例) 以下に本発明の第一の実施例につき第1図〜第4図を参
照しながら説明する。
1はクラッチアウタで、偏平な有底円筒状をなしており
、その底部中心には軸穴2を設けている。
このクラッチアウタ1の内周面には、周方向に120°
の角度間隔を隔てた3箇所に、この内周面に接する方向
に平坦な面からなるカム3を形成させているく第2図参
照)。
4はクラッチインナで、その全体形状は中心に軸穴5を
有する短円柱形をしており、クラッチアウタ1の内空部
に嵌挿される径小な一端側4aの外周面には、第2図に
示した様に、略六角星形をした歯車状のカム6を形成さ
せている。
このカム6は5詳細には、第3図の様に、夫々同一の形
状を有する6つのカムユニット(図中に符号Aを付して
示す)を環状に連接させた形態を備えており、此等各々
のカムユニットAは、クラッチアウタ1の内周面に設け
たカム3と協働して、クラッチアウタ1どクラッチイン
ナ4との間の円環状空隙部7(第1図参照)の周方向に
複数のくさび状間隙3を形成させている。このくさび状
間隙8の間隙幅が広い側の末端には、ボール9がこのく
さび状間隙8から脱出するのを防ぐストッパ10を設け
ている。
この様な6つのくさび状間隙8は、その間隙幅が狭い側
同士、又は広い側同士が互いに隣り合う様に、くさび方
向を交互に逆向きにして連接されている。
11(第1図参照)はボール9を、くさび状間隙8の幅
の狭い側に向けて押し込む役割を果たす皿ばねで、その
斜面部の外周側がクラッチアウタ1の内底面に向けて下
降する配置のもとに、この内底面に沿わせた状邪で環状
空隙部7内に納められている。
そして、ボール9は、皿ばね11の斜面により押圧力を
受ける状態のもとに、6つのくさび状間隙8のうちの1
つ置きのくさび状間隙8に計3個が収められている。
12はクラッチアウタ1とクラッチインナ4とを係合さ
せる係合環で、その内周面に設けたねじ部をクラッチア
ウタ1の外周面に設けたねじ部にねじ込むことにより、
円環状空隙7の間隙内高さが変化されて、皿ばね11の
斜面部がボール9に対して任意の強さの押圧力を及ぼせ
る様になっている。
次に、上記構成の作用を説明する。
今、クラッチインナ4の軸穴5には、第2図に示した様
に駆動軸13が軸嵌され、クラッチアウタ1の軸穴2に
は縦動軸14が軸嵌されているとする。そして、駆動軸
13を第3図に矢印を付して示した様に反時計回り方向
に回転させると、回転するカム6と摩擦接触するボール
9は、転勤しながらくさび状間隙3に押し込まれ、且つ
、皿ばね11の斜面部がボール3をこのくさび状間隙8
内に向けて押しやる力を及ぼすので、クラッチインナ4
の外周面とクラッチアウタ1の内周面とは、ボ・−ル3
を介して(イ)〜(ニ)図に示し、た様に、確実に摩擦
係合され、クラッチは係合作動状態に保持される。
一方、第4図に矢印で示した様に、駆動軸13が時計回
り方向に回転される時には、カム6はボール9を置き去
りにして回転する状態になり、ボール3はくさび状間隙
8の間隙幅の広い側に向けて相対移動するが、(イ)〜
(ニ)図に示した様に、ストッパ10によってこの間隙
8からの脱出は阻止され、以後比の状態が継続されてク
ラッチは係合解除状態に保持される。
そして、この実施例では、環状空隙部7の全周を巡る様
に相連続的に形成された、6つくさび状間隙8は、その
くさび方向が互いに逆向きになる様に配設されているの
で、これらの間隙8の1つ置きに納められている3つの
ボール9の夫々の収納位置を、第3図の(口〉に破線で
示した様に、くさび状間隙3の配列方向に1つづつずら
せば1、二のずらす前後では、クラッチの回転に伴うく
さび状間隙8へのボール3の食い込み方向が逆向きとな
り、これによって、クラッチの係合作動方向を逆転させ
ることが出来る。
この様に、上記構成のワンウェイクラッチは、複数箇所
のくさび状間隙3内に夫々ボール9を押し込んで係合作
動状態に保持させる為のv1楕として、従来必要とした
複数個のコイルばね及びその取着部材に代えて、唯1個
の皿ばね11の使用で足りる様になるので、このボール
押し込み機構の構成は著しく単純化され、その為、製作
と組み付けの両面からワンウェイクラッチの製作コス1
−・を大幅に低減させることが出来る。 それと同時に
、ワンウェイクラッチの小型化が可能になる。
又、クラッチアウタ1の内周面とクラッチインナ4の外
周面とに夫々設けたカム3.6の協働によってくさび状
間隙8を形成させたことによ・)でも、ワンウェイクラ
ッチの構造強度を低下さセ゛ることなく、その外形を小
さくまとめることが可能になる。
第5図は本発明の第二の実施例を示すもので、第一の実
施例との相異点は、クラッチインナ4側に伝えられた回
転力をクラッチアウタ1側に伝導する伝導機構にある。
即ち、クラッチインナ4の軸穴5には駆動軸15が軸嵌
されており、一方、駆動軸15に遊嵌されたクラッチア
ウタ1には、プーリ16が外嵌されている。
従って、このワンウェイクラッチは、係合作動時には2
駆動軸15の回転力がプーリ16と被動側回転機器(図
示時)のブーりとの間に張設されたベルトを介してこの
機器に伝えられる。
尚、上記各実施例では、くさび状間隙8を形成させるの
に、クラッチアウタ1の内周面に平坦面からなるカム3
を設け、クラッチインナ4の外周面に比較的深い四人形
状を備えたカム6を設けているが、これとは逆に、クラ
ッチアウタ1の内周面側に四人形のカムを形成させる様
にしてもよい。
第6図は上記のワンウェイクラッチを組み込むことによ
って、釣り糸を繰り出す時にのみスプールに回転制動力
を及ぼし得る様にした、フライリールを示している。
17は短筒状をしたフライリールのゲージングで、その
一方の閉鎖端面17aの中央部には軸18がケーシング
11内に向けて突設されている。
19は釣り糸を巻き付けるスプールで、軸18の先端部
に組み付けた抜は止め機構20により抜は止めされた状
態のもとに、この軸18に挿脱可能に遊嵌されている。
21は抜は止め解除用ノブ、22はスプール1!の回転
用ハンドルである。
そして、上記のワンウェイクラッチは、図示の様にケー
シング11の閉鎖端面17Mとスプール1!どの間にお
いて、スプール19との係脱が可能な状態のもとに、軸
18に遊嵌されている。
即ち、クラッチアウタ1は、その閉鎖端面側をケーシン
グ11の閉鎖端面17aに当接させた状態のもとに、軸
穴2を軸18に遊嵌されている。
そして、軸穴5を軸18に遊嵌させたクラッチインナ4
の外側端面には複数個の係合突起23が突設されていて
、此等の係合突起23がスプール19の内側巻き枠に設
けた複数の係合凹部24に挿脱可能に嵌挿されている。
25は軸1Bに取り付けた止め輪で、ワンウェイクラッ
チを軸18に対して図示の位置に抜は止め保持する。
26はクラッチアウタ1に外嵌させたブレーキディスク
で、ケーシング17の閉鎖端面17aに取り付けたブレ
ーキング機構27の、一対のブレ−キシュー28.28
の間にその外周部が挟み込まれている。29は制動力調
節ツマミで、これを回すことによって、ブレーキシュー
2B、2Bの間隔が変わり、ブレーキディスク26に対
する挟圧力を調節出来る様になっている。尚、30はフ
ライリールを釣り竿に取り付ける為の取着部材である。
上記フライリールの作用を説明すると、スプール19か
ら釣り糸を繰り出す時には、クラッチインナ4に伝えら
れるスプール19の回転がボール9を介してクラッチア
ウタ1に伝達されてワンウェイクラッチが係合作動する
様に、前述のくさび状間隙8へのボールSの収納箇所が
予め決められている。その為、スプール19には、クラ
ッチアウタ1に固着されたブレーキディスク26に及ぼ
されるブレーキシュー28.28の挟圧力に応じた強さ
の回転制動が掛かる。
従って、人の手によって釣り糸をスプール19から脈動
的に繰り出した場合に、スプール19が空回り状態にな
り、釣り糸がもつれた状態でリールに巻き付くことが防
がれる。そして、魚が掛かった時には、魚がリールから
釣り糸を引き出して逃げようとする力が拘束されるので
、魚をより早く弱らせることが出来る。
一方、魚が掛からない状態でリールから繰り出されてい
る釣り糸を巻き取る時には、ワンウェイクラッチの係合
が解かれる方向にスプール19は回転されるので、ブレ
ーキの掛からない状態で軽快に釣り糸を巻き取ることが
出来る。
この場合、スプール19の巻き取り方向は、右利きの人
と左利きの人とでは相異するので、ワンウェイクラッチ
もその係合作動方向が異なる2種類を必要とすることに
なる。そして、従来のらのであれば、この2種類のワン
ウェイクラッチは、基本的に設計変更しなければならな
いが、本発明のワンウェイクラッチによれば、前述の如
く、複数のくさび状間隙8のうち、ボール3を収めるべ
き半数のくさび状間隙δの選択を変へるだけで、クラッ
チの係合作動方向を逆転させることが出来るので、唯一
種類のワンウェイクラッチを用意すれば足りる。
そして、従来のラチェッ1−fifliを用いたものと
は異なって、スプールの回転制動音を発することも無い
ので、この回転音を盟まない人にとってはすこぶる好ま
しい。
更に、本発明のワンウェイクラッチは従来のものに比べ
てコンパクトに作れるので、その分、フライリールを小
型化出来る。
[発明の効果] 以上の説明によって明らかなように、本発明のワンウェ
イクラッチは、クラッチアウタ1とクラッチインナ4と
の間の環状空隙部7に形成した複数のくさび状間隙8に
、ボール9をばね材によって押し込む様にしたワンウェ
イクラッチにおいて、前記ばね材として皿ばね11を用
い、この皿ばね11を前記環状空隙部7に沿って配設し
、皿ばね11の斜面部により前記ボールSを押圧して、
このボール9を前記くさび状間隙8に押し込む様に構成
したので、前記ばね材の製作と取り付けを極力簡易化さ
せると共に、外形も小型化させることが出来る。
そして、複数の前記くさび状間隙8を、前記クラッチア
ウタ1の内周面と、前記クラッチインナ4の外周面とに
夫々設けたカム3.6の協働によって形成させると共に
、その間隙幅の広い側にこの間隙から前記ボール9が脱
出するのを防ぐストッパ11を設け、且つ、此等のくさ
び状間隙8を、その間隙幅の狭い側同士又は広い側同士
が互いに隣接する様に配設する構成とすることによって
、前記ボールツをその隣接する2つのくさび状間隙8の
いずれか一方にのみ選択的に納めるという、極めて簡単
な組み立て手順の変更を行うだけで、クラッチの係合作
動方向を逆転させることが出来る。
更に、上記構成のワンウェイクラッチを用いることによ
って、外形が従来のものに比べてコンパクト化されると
共に、スプール19に回転制動が掛かる方向を簡単に逆
転させられ、且つスプール19の回転制動時に騒音を発
することの無いフライリールを提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の第一の実施例を示すもので
、第1図は縦断面図、第2図は第1図のB−B線に沿う
断面図、第3図と第4図とは夫々ワンウェイクラッチの
係合作動状態と、係合解除状態とを説明した横断面図で
ある。 第5図は本発明の第二の実施例を示す縦断面図である。 第6図は本発明のワンウェイクラッチを組み込んだフラ
イリールの縦断面図である。 符   号   表 1 クラッチアウタ  3 カム 4 クラッチインナ  6 カム 1 環状空隙部    3 くさび状間隙3 ボール 
    10 ストッパ 11 皿ばね     13 駆動軸 14 縦動軸     11 ケーシング19 スプー
ル    22 ハンドル23 係合突起    24
′  停会四部26 ブレーキシュー 28 ブレーキ
シュー29 制動ツマミ   30 取着部材第1図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クラッチアウタ1とクラッチインナ4との間の環
    状空隙部1に形成した複数のくさび状間隙8に、ボール
    9をばね材によって押し込む様にしたワンウェイクラッ
    チにおいて、前記ばね材として皿ばね11を用い、この
    皿ばね11を前記環状空隙部1に沿って配設し、その斜
    面部により前記ボール9を押圧して、このボールを前記
    くさび状間隙8に押し込む様に構成したことを特徴とす
    るワンウェイクラッチ。
  2. (2)複数の前記くさび状間隙8を、前記クラッチアウ
    タ1の内周面と、前記クラッチインナ4の外周面とに夫
    々設けたカム3、6の協働によって形成させると共に、
    その間隙幅の広い側にこの間隙から前記ボール9が脱出
    するのを防ぐストッパ10を設け、且つ、これ等のくさ
    び状間隙8を、その間隙幅の狭い側同士又は広い側同士
    が互いに隣接する様に配設し、前記ボール9をその隣接
    する2つのくさび状間隙8のいずれか一方にのみ選択的
    に納めることによって、クラッチの係合作動方向を逆転
    させ得る様にしたことを特徴とする請求項1項記載のワ
    ンウェイクラッチ。
  3. (3)ワンウェイクラッチのクラッチアウタ1をブレー
    キング機構27を介して回転制動可能にリールのケーシ
    ング11に取り付け、クラッチインナ4にスプール19
    を連結させる様にしたものに於いて、前記ワンウェイク
    ラッチとして、請求項1項又は2項記載のワンウェイク
    ラッチを用いたことを特徴とするフライリール。
JP63222025A 1988-09-05 1988-09-05 ワンウエイクラッチ及びワンウエイクラッチを組み込んだフライリール Pending JPH02199325A (ja)

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