JPH02151679A - 転移粘着物のディスペンサ - Google Patents
転移粘着物のディスペンサInfo
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- JPH02151679A JPH02151679A JP1255069A JP25506989A JPH02151679A JP H02151679 A JPH02151679 A JP H02151679A JP 1255069 A JP1255069 A JP 1255069A JP 25506989 A JP25506989 A JP 25506989A JP H02151679 A JPH02151679 A JP H02151679A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H37/00—Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
- B65H37/002—Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web
- B65H37/005—Hand-held apparatus
- B65H37/007—Applicators for applying coatings, e.g. correction, colour or adhesive coatings
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- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本願発明は、対象表面に対する転移粘着物の供給に使用
するためのテープ・ディスペンサに関する。
するためのテープ・ディスペンサに関する。
転移粘着物のためのディスペンサの一例は、本願の出願
人の所有する米国特許第4.718.971号明細書に
開示されている。上記特許の開示内容は、本明細書にお
いて、先行文献となっている。 本明細書において、用語[転移粘着物(transfe
r adhesive) Jは、粘着性のない支持体上
において提供され、そして、上記支持体から対象表面上
に転移させることのできる粘着物を意味する。 転移粘着物は、種々の用途に使用される。たとえば、メ
モ等を記載した紙片あるいは類偵のものを掲示板等に簡
単にくっつけるために、転移粘着物の帯を提示板等の表
面に付着させることができる。 あるいは、転移粘着物の帯を、直接紙片に付着させるこ
ともでき、そうすると、その紙片は、他の紙片あるいは
表面にくっつけることができるようになる。 上述の転移粘着物は、通常、心材に巻き付けられたロー
ルの形態で提供される。転移粘着物はまた、3M(スリ
ー・エム)社によって商標rPost−It Jのもと
で販売されている自己粘着型ノート・パッドのような、
様々な工業製品にも使用されている。本願発明のディス
ペンサは、上記米国特許筒4.718,971号明細書
に示されているディスペンサと同様、普通の紙片を、上
記rPost−ft Jノートと同様のものに変換する
ことができる。 本技術分野において、種々のタイプの転移粘着物、およ
び、転移粘着物用ディスペンサが知られている。たとえ
ば、米国特許筒3.969.038号明細書には、供給
リール、巻取りリール、および、転移供給ローラを備え
る転移粘着物用ディスペンサが開示されている。又、米
国特許筒3,274,038号明細書には、供給リール
と、固定状の転移供給面とを備え、支持テープが上記転
移供給面に沿って引き出されるようになっている転移粘
着物用ディスペンサが開示されている。そして米国特許
筒4゜336.097号明細書は、転移粘着物用ディス
ペンサを開示していおり、そのディスペンサは、テープ
を保持するための第一および第二のキャビティを備えて
いる。そして、冒頭に紹介した米国特許筒4.718,
971号明細書は、この種のディスペンサを開示するそ
の他の例である。 本願発明のディスペンサは、使用する粘着物が特定のも
のに限定されることはない。本願発明は、ロール状で提
供され、かつ、粘着物の消費後破棄される支持体を有す
るいかなるタイプの粘着物のディスペンサとしても使用
可能である。 上記米国特許筒4,718.971号明細書に記載され
たディスペンサを含む従来のこの種のディスペンサにお
ける問題の一つは、供給リールが、所定の方向と反対方
向にも回転できるようになっている点である。もし、使
用者がディスペンサを間違った方向に動かせて粘着物を
対象物に付着させようとすると、供給リールが回転し、
大きく、かつ望ましくないたるみがテープに生じる。実
際、このようなたるみは、しばしは、テープを供給リー
ルに巻取ることが困難なくらい大きなループを形成して
しまう、従来のディスペンサは、リールが所定の方向に
のみ回転することを保証する満足な手段を備えていなか
った。 本願発明のディスペンサは、2個のリールで3個のロー
ラをもつディスペンサと同等の動作をなすごとから、上
記の従来の各ディスペンサのすべてを改良するものであ
る。本願発明では、巻取りリールと転移供給ローラの各
機能が、同一の部品によって達成される。そのため、本
願発明のディスペンサは、3個のリールをもつディスペ
ンサよりコスト安く製造することができるにもかかわら
ず、従来のより高価なディスペンサと同等の価値のある
機能を達成できる。 本願発明のディスペンサはまた、供給リールの間違った
方向への望ましくない回転を防止する利点をもっている
。この特徴は、独自に改良されたギヤ装置によって、あ
るいは、望ましくない回転を防止するためのピニオンギ
ヤあるいはワンウェイピンを用いることによって達成す
ることができる0本発明によって、使用者は、粘着物を
対象面に付着させているとき、ディスペンサを動かせる
方向を気にする必要がなくなる。もし、使用者がディス
ペンサを間違った方向に動かせようとしても、供給リー
ルは、止まったままとなるからである。
人の所有する米国特許第4.718.971号明細書に
開示されている。上記特許の開示内容は、本明細書にお
いて、先行文献となっている。 本明細書において、用語[転移粘着物(transfe
r adhesive) Jは、粘着性のない支持体上
において提供され、そして、上記支持体から対象表面上
に転移させることのできる粘着物を意味する。 転移粘着物は、種々の用途に使用される。たとえば、メ
モ等を記載した紙片あるいは類偵のものを掲示板等に簡
単にくっつけるために、転移粘着物の帯を提示板等の表
面に付着させることができる。 あるいは、転移粘着物の帯を、直接紙片に付着させるこ
ともでき、そうすると、その紙片は、他の紙片あるいは
表面にくっつけることができるようになる。 上述の転移粘着物は、通常、心材に巻き付けられたロー
ルの形態で提供される。転移粘着物はまた、3M(スリ
ー・エム)社によって商標rPost−It Jのもと
で販売されている自己粘着型ノート・パッドのような、
様々な工業製品にも使用されている。本願発明のディス
ペンサは、上記米国特許筒4.718,971号明細書
に示されているディスペンサと同様、普通の紙片を、上
記rPost−ft Jノートと同様のものに変換する
ことができる。 本技術分野において、種々のタイプの転移粘着物、およ
び、転移粘着物用ディスペンサが知られている。たとえ
ば、米国特許筒3.969.038号明細書には、供給
リール、巻取りリール、および、転移供給ローラを備え
る転移粘着物用ディスペンサが開示されている。又、米
国特許筒3,274,038号明細書には、供給リール
と、固定状の転移供給面とを備え、支持テープが上記転
移供給面に沿って引き出されるようになっている転移粘
着物用ディスペンサが開示されている。そして米国特許
筒4゜336.097号明細書は、転移粘着物用ディス
ペンサを開示していおり、そのディスペンサは、テープ
を保持するための第一および第二のキャビティを備えて
いる。そして、冒頭に紹介した米国特許筒4.718,
971号明細書は、この種のディスペンサを開示するそ
の他の例である。 本願発明のディスペンサは、使用する粘着物が特定のも
のに限定されることはない。本願発明は、ロール状で提
供され、かつ、粘着物の消費後破棄される支持体を有す
るいかなるタイプの粘着物のディスペンサとしても使用
可能である。 上記米国特許筒4,718.971号明細書に記載され
たディスペンサを含む従来のこの種のディスペンサにお
ける問題の一つは、供給リールが、所定の方向と反対方
向にも回転できるようになっている点である。もし、使
用者がディスペンサを間違った方向に動かせて粘着物を
対象物に付着させようとすると、供給リールが回転し、
大きく、かつ望ましくないたるみがテープに生じる。実
際、このようなたるみは、しばしは、テープを供給リー
ルに巻取ることが困難なくらい大きなループを形成して
しまう、従来のディスペンサは、リールが所定の方向に
のみ回転することを保証する満足な手段を備えていなか
った。 本願発明のディスペンサは、2個のリールで3個のロー
ラをもつディスペンサと同等の動作をなすごとから、上
記の従来の各ディスペンサのすべてを改良するものであ
る。本願発明では、巻取りリールと転移供給ローラの各
機能が、同一の部品によって達成される。そのため、本
願発明のディスペンサは、3個のリールをもつディスペ
ンサよりコスト安く製造することができるにもかかわら
ず、従来のより高価なディスペンサと同等の価値のある
機能を達成できる。 本願発明のディスペンサはまた、供給リールの間違った
方向への望ましくない回転を防止する利点をもっている
。この特徴は、独自に改良されたギヤ装置によって、あ
るいは、望ましくない回転を防止するためのピニオンギ
ヤあるいはワンウェイピンを用いることによって達成す
ることができる0本発明によって、使用者は、粘着物を
対象面に付着させているとき、ディスペンサを動かせる
方向を気にする必要がなくなる。もし、使用者がディス
ペンサを間違った方向に動かせようとしても、供給リー
ルは、止まったままとなるからである。
本願発明のディスペンサは、2個のリール、すなわち、
供給リールと巻取りリールとを備える。 これら両リールは、好ましくはハンジング内に取付けら
れる。各リールは、一方が回転すると、それによって他
方も回転するように互いに連結される。テープ状粘着物
は、供給リールの周囲にに巻き付けられ、かつ端部が巻
取りリール上に向けて巻かれる。テープは、粘着物それ
自体と、支持部材とを含む。 巻取リリールが対象表面に押し付けられるようにしてデ
ィスペンサを保持し、そしてこのディスペンサを対象表
面に沿って動かせると、巻取りリールは摩擦によって回
転する。テープ上の粘着物は対象表面に転移させられ、
支持部材は巻取りリールに巻取られる。S取りリールの
回転により、供給リールが回転させられ、テープがさら
に供給される。 本願発明の一実施例において、巻取リリールと供給リー
ルとはギヤによって連結されている。供給リールは、供
給リールとテープのロールとの間に摩擦を与えるすべり
クラッチを備えている。このすべりクラッチは、2つの
リールに巻かれているテープの相対量の変化を調整する
ために必要なすべりを許容する0本明細書において開示
されている上記すべりクラッチは、テープのロールの内
周面を押圧する複数の摩擦歯を含んでいる。 本願発明の他の実施例において、駆動機構とクラッチ機
構とが、0・リングあるいはガスケットといった一つの
要素に統合されている。0・リングは、供給リールの周
りにはめ込まれ、そして、巻取りリールの一部に接触し
ている。上記の接触は、ギヤの動きに近い程度に十分に
強いが、0・リングの材質はまた、必要な場合のすべり
を許容する。この実施例において、供給リールは、テー
プのロールの心材に形成された凹欠に対応してこれに係
合する一部の突起を備えており、これにより、テープの
ロールの心材と供給リールとの相対的な回転を阻止して
いる。このように、この実施例では、上記のすべりは、
O・リングのみによって許容されている。 本願発明はまた、供給リールの誤った方向への回転を防
止するための種々の手段を含む、それらの手段の一つは
、巻取リリールが、供給リールを一方向のみに回転駆動
するように改良されたギヤ構造である。この改良された
ギヤ構造では、一つおきの歯が段部をもっており、残り
の歯の側面は除去されている。 供給リールの誤った方向への回転を防止するためのその
他の手段においては、ピニオンギヤ、あるいはワンウェ
イピンを含んでいる。上記ピニオンギヤは、二つのリー
ルが互いに噛み合っている場合に用いられ、ワンウェイ
ピンは、二つのリールが摩擦駆動によって連結されてい
る場合に使用することができる。くさび状の制限空間内
に上記ピニオンギヤが収容されており、供給リールを反
対方向へ回転させようとすると、ピニオンギヤが制限空
間内で噛み込み状態となる。 反対方向の回転を阻止するための上述の各手段はすべて
、使用者がディスペンサを反対方向に動かせようとした
ときにディスペンサの各リールに停止やロックを起こす
ようになっている。このような構造は、反対方向への不
用意な回転により、テープに不都合なたるみが発生する
危険を低減する。 したがって、本願発明の目的は、転移粘着物用の改良さ
れたディスペンサを提供することである。 本願発明の他の目的は、リールを2つのみもつ転移粘着
物用のディスペンサを提供することである。 本願発明のさらに他の目的は、従来の巻取りリールと転
移用ローラとを一つの要素に統合することである。 本願発明のさらに他の目的は、構成部品数を低減するこ
とにより、転移粘着物用ディスペンサの製造コストを低
減することである。 本願発明のさらに他の目的は、一方のリールが他方のリ
ールを一方向にのみ駆動できる2 1J−ル式の転移粘
着物用ディスペンサを提供することである。 本願発明のさらに他の目的は、上述したように、各リー
ルがギヤ駆動とっなっており、巻取リリールのギヤが一
方向のみの回転を許容するように改良された転移粘着物
用ディスペンサを提供することである。 本願発明のさらに他の目的は、上述したように、反対方
向の回転を阻止するための手段が、供給リールが反対方
向に回転するとくさび状の制限空間内で食い込み状とな
るピニオン要素を含む、転移粘着物用ディスペンサを提
供することである。 本願発明のさらに他の目的は、テープに好ましくないた
るみが発生する可能性を少なくしたテープ・ディスペン
サを提供することである。 本願発明の他の目的は、以下の図面の説明、発明の詳細
な説明から、さらに明確となろう。
供給リールと巻取りリールとを備える。 これら両リールは、好ましくはハンジング内に取付けら
れる。各リールは、一方が回転すると、それによって他
方も回転するように互いに連結される。テープ状粘着物
は、供給リールの周囲にに巻き付けられ、かつ端部が巻
取りリール上に向けて巻かれる。テープは、粘着物それ
自体と、支持部材とを含む。 巻取リリールが対象表面に押し付けられるようにしてデ
ィスペンサを保持し、そしてこのディスペンサを対象表
面に沿って動かせると、巻取りリールは摩擦によって回
転する。テープ上の粘着物は対象表面に転移させられ、
支持部材は巻取りリールに巻取られる。S取りリールの
回転により、供給リールが回転させられ、テープがさら
に供給される。 本願発明の一実施例において、巻取リリールと供給リー
ルとはギヤによって連結されている。供給リールは、供
給リールとテープのロールとの間に摩擦を与えるすべり
クラッチを備えている。このすべりクラッチは、2つの
リールに巻かれているテープの相対量の変化を調整する
ために必要なすべりを許容する0本明細書において開示
されている上記すべりクラッチは、テープのロールの内
周面を押圧する複数の摩擦歯を含んでいる。 本願発明の他の実施例において、駆動機構とクラッチ機
構とが、0・リングあるいはガスケットといった一つの
要素に統合されている。0・リングは、供給リールの周
りにはめ込まれ、そして、巻取りリールの一部に接触し
ている。上記の接触は、ギヤの動きに近い程度に十分に
強いが、0・リングの材質はまた、必要な場合のすべり
を許容する。この実施例において、供給リールは、テー
プのロールの心材に形成された凹欠に対応してこれに係
合する一部の突起を備えており、これにより、テープの
ロールの心材と供給リールとの相対的な回転を阻止して
いる。このように、この実施例では、上記のすべりは、
O・リングのみによって許容されている。 本願発明はまた、供給リールの誤った方向への回転を防
止するための種々の手段を含む、それらの手段の一つは
、巻取リリールが、供給リールを一方向のみに回転駆動
するように改良されたギヤ構造である。この改良された
ギヤ構造では、一つおきの歯が段部をもっており、残り
の歯の側面は除去されている。 供給リールの誤った方向への回転を防止するためのその
他の手段においては、ピニオンギヤ、あるいはワンウェ
イピンを含んでいる。上記ピニオンギヤは、二つのリー
ルが互いに噛み合っている場合に用いられ、ワンウェイ
ピンは、二つのリールが摩擦駆動によって連結されてい
る場合に使用することができる。くさび状の制限空間内
に上記ピニオンギヤが収容されており、供給リールを反
対方向へ回転させようとすると、ピニオンギヤが制限空
間内で噛み込み状態となる。 反対方向の回転を阻止するための上述の各手段はすべて
、使用者がディスペンサを反対方向に動かせようとした
ときにディスペンサの各リールに停止やロックを起こす
ようになっている。このような構造は、反対方向への不
用意な回転により、テープに不都合なたるみが発生する
危険を低減する。 したがって、本願発明の目的は、転移粘着物用の改良さ
れたディスペンサを提供することである。 本願発明の他の目的は、リールを2つのみもつ転移粘着
物用のディスペンサを提供することである。 本願発明のさらに他の目的は、従来の巻取りリールと転
移用ローラとを一つの要素に統合することである。 本願発明のさらに他の目的は、構成部品数を低減するこ
とにより、転移粘着物用ディスペンサの製造コストを低
減することである。 本願発明のさらに他の目的は、一方のリールが他方のリ
ールを一方向にのみ駆動できる2 1J−ル式の転移粘
着物用ディスペンサを提供することである。 本願発明のさらに他の目的は、上述したように、各リー
ルがギヤ駆動とっなっており、巻取リリールのギヤが一
方向のみの回転を許容するように改良された転移粘着物
用ディスペンサを提供することである。 本願発明のさらに他の目的は、上述したように、反対方
向の回転を阻止するための手段が、供給リールが反対方
向に回転するとくさび状の制限空間内で食い込み状とな
るピニオン要素を含む、転移粘着物用ディスペンサを提
供することである。 本願発明のさらに他の目的は、テープに好ましくないた
るみが発生する可能性を少なくしたテープ・ディスペン
サを提供することである。 本願発明の他の目的は、以下の図面の説明、発明の詳細
な説明から、さらに明確となろう。
第1図、第2図および第3図は、本願発明に係る2 1
J−ル型テープディスペンサlの一実施例を示す、内部
構造をより見やすくするため、第1図の斜視図では、テ
ープを取り除いて示しである。 第2図の平面図は、構成要素をより詳細に示している。 供給リール3および巻取リリール5は、ギヤ29.31
によって互いに連結されており、一方のリールが回転す
ると、他方も回転するようになっている0図に示される
ように、転移粘着物のテープ7は、供給リールから繰り
出され、巻取りリールに巻き掛かっている。転移粘着物
のテープは、好ましくは、転移粘着物それ自体が付着さ
せられたテープ状支持体を含む0図には、転移粘着物そ
れ自体と支持体とを分けて表していない。テープは、心
材19に巻かれている。 巻取りリール5の外周の二つのスロット8,8は、テー
プ7の巻取リリールへの接続を容易にする0図に表れて
いるようにテープの端部にループを形成し、これを上記
スロット8.8を使って固定するのである。この巻取り
リールが回転すると、消費されたテープ状支持体が複数
層にわたってこのリールに巻取られる。 第1図ないし第3図から判るように、巻取りリールは、
その外周に幅全体にわたるギヤ歯をもっている。そして
、テープ状支持体は、これらのギヤ歯の幅の大部分に巻
取られ、ギヤ歯の幅の残りの部分が、供給リールととも
にギヤ装置として使われる。しかし、ギヤ歯を巻取リリ
ールの外周の幅の一部分に形成し、外周幅の残りの部分
をギヤ歯のない円筒外面とすることも可能である。後者
の場合、テープは、巻取りリールの円筒外面部分に巻取
られる。これら二つの変形例は、本願発明の範囲内に入
る。 巻取りリールおよび供給リールは、頂面部材9および底
面部材11を有するハウジング内に装填される。第3図
に最も良く表れているように、底面部材11には、供給
リール用の支軸部13が形成されている。供給リール3
はまた、頭部17を有する複数の抵抗付与歯15を有す
る。この抵抗付与歯15および頭部17は、頭部17が
テープのロールの心材19の内周面に点的に接触するよ
うに、一定の角度をもって配置されている。抵抗付与歯
とその頭部の傾斜角のために、頭部は、心材19の内周
面を強く押し、摩擦によって、供給リールとテープのロ
ールとの相対的な回転に対抗している。しかしながら、
テープのロールと供給リールとは摩擦のみによって接触
しているから、テープが供給リールから十分な速さで繰
り出されると、相対回転は起こりうる。 上記抵抗付与歯15はこのように、供給リールとテープ
の心材のためのすべりクラッチを構成している。このす
べりクラッチは、巻をりリールにより多いテープの巻取
りが必要な場合を除き、テープのロールを供給リールに
対して固定状に保持する。 ハウジングの底面部材11にはまた、巻取リリール5を
回転支持するための支軸部21が形成されている。ハウ
ジングの頂面部材9には、プラグ23.23が形成され
ており、これは、上記各支軸部13.21の先端部に嵌
合している。頂面部材9の内面に形成された環状突起3
3は、とくにテープの心材が供給リールに対して相対回
転する際に、心材がリールからすべり脱落することを阻
止する。 このディスペンサの使用時、使用者は、ディスペンサの
ハウジングを把持し、粘着物を転移させるべき対象表面
に向けて巻取りリールを強く押し付けるようにする。こ
のディスペンサが第2図において下方に向けて動がされ
ると、巻取リリールは図に矢印25で示す方向に回転し
、その結果、供給リールが矢印27で示す方向に回転す
る6回転する巻取リリールは転移ローラとしても機能し
、転移粘着物をテープから対象表面へと転移付着させる
。 ギヤ29の外径がギヤ31の外径より非常に大きいため
、巻取リリールは供給リールより速く回転する。テープ
のロールの心材19はしたがって、摩擦付与歯15の頭
部17の摩擦に打ち勝って、供給リール周りに引っ張ら
れる。このディスペンサを使用するとき、テープは常に
巻取りリールによって引っ張られた状態にあり、したが
ってテープにたるみが生じることはない。 第4図および第5図は、巻取リリールと供給す−ルとを
相互に回転させるために係合させうる他の手段を示して
いる。この実施例では、上記の実施例におけるギヤ駆動
機構とすべりクラッチとが単一の要素、すなわち0・リ
ングなしいはガスケット48に置き換えられている。こ
のディスペンサは、供給リール42と巻取リリール44
とを備えており、テープ46は、供給リールから繰り出
されて巻取リリールに巻き掛けられている。0・リング
48は、供給リールの外周に蜜嵌されており、巻取りリ
ールの外周側部76に接触するように配置される。この
0・リングは、巻取りリールとの摩擦による回転によっ
て供給リールが回転させられるように、供給リールの外
周に十分固く固定される0巻取リリールが矢印54の方
向に回転すると、供給リールは矢印56の方向に回転す
る。 第4図および第5図に示す実施例は、テープのロールの
心材58と供給リール42との間のすべりを抱持するた
めの手段を含む、供給リールは、心材の内周に形成した
凹欠に係合する複数の突起6O−t−存する0本実施例
では、心材に9箇所の凹欠が形成されているのに対し、
供給リールには4箇所の突起しか形成されていない、一
般に、突起の数と凹欠の数とは同数である必要はなく、
対応する凹欠に係合する少くとも1箇所の突起があれば
よい、第4図および第5図はしたがって、凹欠のすべて
が対応する突起をもっていない場合を示している。供給
リールは、すべての凹欠に対応する完全な突起をもって
いてもよいし、異種の心材に対応できるように、その数
が少なくてもよい。 第4図および第5図の実施例のその他の構成は、第一の
実施例の構成と類似している。巻取リリール44は、テ
ープ46の端部を通すためのスロット64をもっている
。そして、各リールは、頂面部材66と底面部材68と
を含むハウジング内に収容されている。底面部材6Bに
は、供給リール42を回転支持するための支軸部70お
よび巻取リリール44を回転支持するための支軸部72
がそれぞれ形成されている。頂面部材66は、上記各支
軸部71.74の先端に嵌合するプラグ7474をもっ
ている。供給リールの0・リング48は、巻取りリール
44の外周の側部に接触係合しており、テープは、この
側部には巻取られない。 使用者から見た場合、第4図および第5図のディスペン
サは、第1図ないし第3図に示されるディスペンサと同
様に作動する。すなわち、このディスペンサは、巻取り
リールを対象表面に押し付けるようにして把持され、か
つ対象表面に沿って動かされる0巻取りリールは、転移
粘着物を対象表面に転移付着させつつ回転し、かつ、供
給リールからテープを引き出す、供給リールのリング5
0と巻取りリールのリングの外径の差により、巻取リリ
ールは、たるみを生じさせることなく供給リールからテ
ープを引き出すイ頃向をもつ。供給リールの通常の回転
によって許容される量以上の量のテープが必要になると
、2つのリールはO・リングによる摩擦抵抗に打ち勝っ
て、互いに相対スライド回転する。 上述の実施例は、3つではなく、2つのみのリールを使
用していることによる利点をもつ、従来のこの種のディ
スペンサにおける巻取りリールと転移ロールは、本願発
明では1つの要素に集約されている。そしてなお、ディ
スペンサの作動において自動性が担保されており、消費
済のテープ状支持体は、たるみを生じることなく、連続
的に巻取りリールに巻取られる。 第6図は、本願発明の他の実施例を示し、供給リール9
0と巻取りリール92は改良されたギヤ駆動機構によっ
て連係されている。このギヤ駆動機構は、巻取りリール
92が供給リール90を一方向のみに回転駆動するよう
になっている。巻取りリールが矢印94の方向に回転す
ると、供給リールは矢印96の方向に回転する。しかし
、巻取リリールを矢印94と反対の方向に回転させよう
とすると、各リールはロックし、供給リールは動かなく
なる。 第7a図お゛よび第7b図は、上記のギヤ駆動機構の構
造をより詳細に示している。ギヤ9Bは巻取リリール9
2に取付けられており、ギヤ100は供給リール90に
取付けられている。ギヤ98の歯は、以下に述べるよう
に改良されている。 方、ギヤ100の歯は改良されておらず、好ましくは、
標準的なインボリュート曲線をもっている。 ギヤ98の歯の側面は、原始的にはギヤ100の歯の形
状と同様の形状、すなわちインポリイード曲線の形状を
もっている。そして、ギヤ98の歯は、一歯おきに、段
部102を形成するように切除されている。残りの歯、
すなわち、段部が形成されない歯の上記段部が形成され
る側と同じ側は、歯の高さ全体にわたって切除されてい
る。歯104の側部が歯高さ全体にわたって切除されて
いる事実は、ギヤ98の歯104とギヤ100の歯10
6とを図の上で比較すれば明らかである。 歯106の幅は、歯104の幅より広い。 上記の各段部102は、各歯を、切除前の歯の頂面10
8の中間点から始まり、切除前の歯側面とほぼ平行に続
く線に沿って切除することにより形成される。したがっ
て、この切除線は、インボリュート曲線を形成している
。この段部102の位置は、歯の全体高さ(すなわち、
歯底110と歯頂面108間の半径方向距離)に対する
段部から歯の頂面までの半径方向距離の比が、0.33
ないし0.75の範囲に入るように選択される。この比
が0.667(1/3)となっていることが作動上とく
に良いことが見出されており、図には、その場合が示さ
れている。 段部が形成されていない歯は、切除前の歯の頂面の中間
点から始まり、切除前の歯の側面とほぼ平行に、実質上
歯底110までつづく線に沿って切除して形成されてい
る。この切除は、他の歯において上記段部が形成される
側と同じ側に対して行われる。したがって、たとえば、
歯104については、側面112が切除により形成され
た側面である。そして、前にも説明したように、上記の
切除は歯の切除前の側面に対してほぼ平行な線に沿って
行われるので、側面112はなおインボリュート曲線に
よる形状を呈している。 ギヤ98が矢印114の方向に回転すると、ギヤ98は
ギヤ100を通常どおり回転駆動し、ギヤ100は矢印
116の方向に回転する。ギヤ98の歯の段部および切
除された部分は、各ギヤがこの方向に回転する場合には
何の作用もなさない。 ギヤ歯の係合点が歯における上記の改良を施さない側面
上にあるからである。 ギヤ98を反対側、すなわち、第7b図における矢印1
18の方向に回転させようとすると、各ギヤはロックす
る。このようなロックの原因は、ギヤ98の歯122の
段部120が、ギヤ100の歯126の頂面124に突
き当るからである。 このようなロックはまた、ギヤ98における段部の形成
されていない歯の側面が歯高さ全体にわたって切除され
ている結果でもある。たとえば、歯130の側面が切除
されているために、その側面128は、歯132に対し
、歯130の側面が切除されていないとした場合により
いくらが遅れて係合する。このような遅れ係合が、相対
する歯の頂面に対する上記段部120の突き当たりを引
き起すのである。このように、ギヤ98の一歯おきの歯
が段部をもっていることのみならず、残りのすべての歯
が、相対するギヤの歯に対する係合を遅れさせる手段を
もっていることが必要である。 歯の側面を歯高さ全体にわたって切除することは、この
ような遅れ係合を惹起させる手段として好適である。 上記において、ギヤ98がギヤ100を一方向にのみ駆
動することを説明してきた。そしてまた、第7a図およ
び第7b図から、ギヤ100は、ギヤ98を、両方向に
駆動できることも明らかである。さらに、ギヤ100に
ギヤ98と同様な改良を施せば、ギヤlOOがギヤ98
を一方向にのみ駆動することができるようになることも
また、理解できる。しかしながら、本明細書に述べるテ
ープティスペンサに使用する場合、ギヤ10(111動
側のギヤではなく、したがってギヤ100にギヤ98と
同様の改良を施す必要はない。 第6図において、巻取リリール92のギヤの歯は、リー
ルの幅方向−側にのみ形成されており、リールの幅方向
全体にわたって形成されているのではない、この構成は
、第1図ないし第3図の構成、すなわち、ギヤの歯がリ
ールの幅全体にわたって形成されている構成と対照をな
す、しがし、このような構成上の相違は重要ではない。 いずれの実施例も双方の構成をとりうるし、図の上の設
計上の選択事項は、本願発明を限定するように解釈され
るべきではない。 第6図および第7図に示された改良されたギヤ機構によ
り、巻取リリールは供給リールを一方向にのみ回転させ
ることができる。したがって、使用者が不用意に巻取り
リールを反対方向に動かそうとすると、各リールはロッ
クし、いずれのリールも動かなくなる。このように、本
願発明は、テープがほどけ、好ましくないループ状のた
るみが生じる可能性を低減することができる。 第8図ないし第10図は、リールの反対方向への回転を
阻止する手段を備えるさらに2つの実施例を示している
。第8図において、巻取りリール152は0・リングを
介して供給リール150を回転させる。ワンウェイピン
156がくさび状の制限空間158内に保持されている
。この制限空間は、供給リール150に接続され、かつ
軸160周りに回転するように取付けられている0巻取
りリール150が矢印162の方向に回転すると、供給
リールは矢印164の方向に回転する。ワンウェイピン
は、この回転を妨げない。このとき、制限空間158は
、単に内部のピンを保持したまま回るだけである。しか
し、供給リールを反対方向に回転させようとすると、供
給リールは矢印I64と反対の方向に回転する傾向とな
り、ピンは、制限空間の狭くなっている部分に捕捉され
ることとなる。上記の制限空間によって生じる摩擦ロッ
クのために、供給リールはそれ以上回転できなくなる。 このように、第8図の構造は、使用者が巻取りリールを
反対方向に回すことを効果的に防止し、テープの望まし
くないほどけを防止する。 第9図および第10図には、ギヤ駆動式のリールととも
に使用する類似した構造が示されている。 巻取りリール170と、ギヤ駆動機構を介して供給リー
ル172を駆動する。このギヤ駆動機構は、第1図ない
し第3図に示された形式のものであってもよいし、また
、第6図および第7図に示された形式のものであっても
よい、ピニオンギヤ174は供給リール172に係合し
ており、かつ、制限空間176の内部に保持されている
。この制限空間176は、上記の制限空間15Bのよう
に、くさび状となっている。保持突起178が上記のピ
ニオンギヤが制限空間158から脱落するのを防止して
いる。 巻取りリール170が矢印180の方向に回転すると、
供給リール172は矢印182の方向に回転する。この
ときピニオンギヤは供給リールの回転を妨げない、しか
し、巻取リリールを反対方向に回転させようとすると、
ピニオンギヤは制限空間176の狭くなっている部分に
向かって動き、制限空間内で食い付いた状態となる。こ
のように、ピニオンギヤは、供給リール172が反対方
向に回転することを効果的に防止する。 上記において本願発明は実施例にしたがって説明したが
、本願発明のディスペンサは、本発明の一般概念から逸
脱しない範囲でさらに改良することが可能である。ガス
ケットあるいはギヤの構成は、さらに改良が可能であり
、各部材をより適切に配置することも可能である。第4
図および第5図のガスケットは、供給リールに代えて巻
取りリールに取付けることができる。そしてすべりクラ
ッチは、異なる構造のクラッチに置き換えることができ
る0図に示した実施例は好ましい実施例ではあるが、ピ
ニオンギヤあるいはワンウェイピンは、供給リールの代
わりに巻取りリールに接続することができる。各リール
がギヤによって連係されている実施例において、ピニオ
ンギヤに代えて、ワンウェイピンを用いることができる
。第7a図および第7b図に示されている巻取リリール
のギヤの歯の改良は、上述したように、ディスペンサに
おいてとくに必要ではないが、供給リールのギヤの歯に
も適用してよい、二部材のハウジングは、一部材のハウ
ジングに変更することができる。このような、あるいは
これと[(Glの変形は、特許請求の範囲に含まれる。
J−ル型テープディスペンサlの一実施例を示す、内部
構造をより見やすくするため、第1図の斜視図では、テ
ープを取り除いて示しである。 第2図の平面図は、構成要素をより詳細に示している。 供給リール3および巻取リリール5は、ギヤ29.31
によって互いに連結されており、一方のリールが回転す
ると、他方も回転するようになっている0図に示される
ように、転移粘着物のテープ7は、供給リールから繰り
出され、巻取りリールに巻き掛かっている。転移粘着物
のテープは、好ましくは、転移粘着物それ自体が付着さ
せられたテープ状支持体を含む0図には、転移粘着物そ
れ自体と支持体とを分けて表していない。テープは、心
材19に巻かれている。 巻取りリール5の外周の二つのスロット8,8は、テー
プ7の巻取リリールへの接続を容易にする0図に表れて
いるようにテープの端部にループを形成し、これを上記
スロット8.8を使って固定するのである。この巻取り
リールが回転すると、消費されたテープ状支持体が複数
層にわたってこのリールに巻取られる。 第1図ないし第3図から判るように、巻取りリールは、
その外周に幅全体にわたるギヤ歯をもっている。そして
、テープ状支持体は、これらのギヤ歯の幅の大部分に巻
取られ、ギヤ歯の幅の残りの部分が、供給リールととも
にギヤ装置として使われる。しかし、ギヤ歯を巻取リリ
ールの外周の幅の一部分に形成し、外周幅の残りの部分
をギヤ歯のない円筒外面とすることも可能である。後者
の場合、テープは、巻取りリールの円筒外面部分に巻取
られる。これら二つの変形例は、本願発明の範囲内に入
る。 巻取りリールおよび供給リールは、頂面部材9および底
面部材11を有するハウジング内に装填される。第3図
に最も良く表れているように、底面部材11には、供給
リール用の支軸部13が形成されている。供給リール3
はまた、頭部17を有する複数の抵抗付与歯15を有す
る。この抵抗付与歯15および頭部17は、頭部17が
テープのロールの心材19の内周面に点的に接触するよ
うに、一定の角度をもって配置されている。抵抗付与歯
とその頭部の傾斜角のために、頭部は、心材19の内周
面を強く押し、摩擦によって、供給リールとテープのロ
ールとの相対的な回転に対抗している。しかしながら、
テープのロールと供給リールとは摩擦のみによって接触
しているから、テープが供給リールから十分な速さで繰
り出されると、相対回転は起こりうる。 上記抵抗付与歯15はこのように、供給リールとテープ
の心材のためのすべりクラッチを構成している。このす
べりクラッチは、巻をりリールにより多いテープの巻取
りが必要な場合を除き、テープのロールを供給リールに
対して固定状に保持する。 ハウジングの底面部材11にはまた、巻取リリール5を
回転支持するための支軸部21が形成されている。ハウ
ジングの頂面部材9には、プラグ23.23が形成され
ており、これは、上記各支軸部13.21の先端部に嵌
合している。頂面部材9の内面に形成された環状突起3
3は、とくにテープの心材が供給リールに対して相対回
転する際に、心材がリールからすべり脱落することを阻
止する。 このディスペンサの使用時、使用者は、ディスペンサの
ハウジングを把持し、粘着物を転移させるべき対象表面
に向けて巻取りリールを強く押し付けるようにする。こ
のディスペンサが第2図において下方に向けて動がされ
ると、巻取リリールは図に矢印25で示す方向に回転し
、その結果、供給リールが矢印27で示す方向に回転す
る6回転する巻取リリールは転移ローラとしても機能し
、転移粘着物をテープから対象表面へと転移付着させる
。 ギヤ29の外径がギヤ31の外径より非常に大きいため
、巻取リリールは供給リールより速く回転する。テープ
のロールの心材19はしたがって、摩擦付与歯15の頭
部17の摩擦に打ち勝って、供給リール周りに引っ張ら
れる。このディスペンサを使用するとき、テープは常に
巻取りリールによって引っ張られた状態にあり、したが
ってテープにたるみが生じることはない。 第4図および第5図は、巻取リリールと供給す−ルとを
相互に回転させるために係合させうる他の手段を示して
いる。この実施例では、上記の実施例におけるギヤ駆動
機構とすべりクラッチとが単一の要素、すなわち0・リ
ングなしいはガスケット48に置き換えられている。こ
のディスペンサは、供給リール42と巻取リリール44
とを備えており、テープ46は、供給リールから繰り出
されて巻取リリールに巻き掛けられている。0・リング
48は、供給リールの外周に蜜嵌されており、巻取りリ
ールの外周側部76に接触するように配置される。この
0・リングは、巻取りリールとの摩擦による回転によっ
て供給リールが回転させられるように、供給リールの外
周に十分固く固定される0巻取リリールが矢印54の方
向に回転すると、供給リールは矢印56の方向に回転す
る。 第4図および第5図に示す実施例は、テープのロールの
心材58と供給リール42との間のすべりを抱持するた
めの手段を含む、供給リールは、心材の内周に形成した
凹欠に係合する複数の突起6O−t−存する0本実施例
では、心材に9箇所の凹欠が形成されているのに対し、
供給リールには4箇所の突起しか形成されていない、一
般に、突起の数と凹欠の数とは同数である必要はなく、
対応する凹欠に係合する少くとも1箇所の突起があれば
よい、第4図および第5図はしたがって、凹欠のすべて
が対応する突起をもっていない場合を示している。供給
リールは、すべての凹欠に対応する完全な突起をもって
いてもよいし、異種の心材に対応できるように、その数
が少なくてもよい。 第4図および第5図の実施例のその他の構成は、第一の
実施例の構成と類似している。巻取リリール44は、テ
ープ46の端部を通すためのスロット64をもっている
。そして、各リールは、頂面部材66と底面部材68と
を含むハウジング内に収容されている。底面部材6Bに
は、供給リール42を回転支持するための支軸部70お
よび巻取リリール44を回転支持するための支軸部72
がそれぞれ形成されている。頂面部材66は、上記各支
軸部71.74の先端に嵌合するプラグ7474をもっ
ている。供給リールの0・リング48は、巻取りリール
44の外周の側部に接触係合しており、テープは、この
側部には巻取られない。 使用者から見た場合、第4図および第5図のディスペン
サは、第1図ないし第3図に示されるディスペンサと同
様に作動する。すなわち、このディスペンサは、巻取り
リールを対象表面に押し付けるようにして把持され、か
つ対象表面に沿って動かされる0巻取りリールは、転移
粘着物を対象表面に転移付着させつつ回転し、かつ、供
給リールからテープを引き出す、供給リールのリング5
0と巻取りリールのリングの外径の差により、巻取リリ
ールは、たるみを生じさせることなく供給リールからテ
ープを引き出すイ頃向をもつ。供給リールの通常の回転
によって許容される量以上の量のテープが必要になると
、2つのリールはO・リングによる摩擦抵抗に打ち勝っ
て、互いに相対スライド回転する。 上述の実施例は、3つではなく、2つのみのリールを使
用していることによる利点をもつ、従来のこの種のディ
スペンサにおける巻取りリールと転移ロールは、本願発
明では1つの要素に集約されている。そしてなお、ディ
スペンサの作動において自動性が担保されており、消費
済のテープ状支持体は、たるみを生じることなく、連続
的に巻取りリールに巻取られる。 第6図は、本願発明の他の実施例を示し、供給リール9
0と巻取りリール92は改良されたギヤ駆動機構によっ
て連係されている。このギヤ駆動機構は、巻取りリール
92が供給リール90を一方向のみに回転駆動するよう
になっている。巻取りリールが矢印94の方向に回転す
ると、供給リールは矢印96の方向に回転する。しかし
、巻取リリールを矢印94と反対の方向に回転させよう
とすると、各リールはロックし、供給リールは動かなく
なる。 第7a図お゛よび第7b図は、上記のギヤ駆動機構の構
造をより詳細に示している。ギヤ9Bは巻取リリール9
2に取付けられており、ギヤ100は供給リール90に
取付けられている。ギヤ98の歯は、以下に述べるよう
に改良されている。 方、ギヤ100の歯は改良されておらず、好ましくは、
標準的なインボリュート曲線をもっている。 ギヤ98の歯の側面は、原始的にはギヤ100の歯の形
状と同様の形状、すなわちインポリイード曲線の形状を
もっている。そして、ギヤ98の歯は、一歯おきに、段
部102を形成するように切除されている。残りの歯、
すなわち、段部が形成されない歯の上記段部が形成され
る側と同じ側は、歯の高さ全体にわたって切除されてい
る。歯104の側部が歯高さ全体にわたって切除されて
いる事実は、ギヤ98の歯104とギヤ100の歯10
6とを図の上で比較すれば明らかである。 歯106の幅は、歯104の幅より広い。 上記の各段部102は、各歯を、切除前の歯の頂面10
8の中間点から始まり、切除前の歯側面とほぼ平行に続
く線に沿って切除することにより形成される。したがっ
て、この切除線は、インボリュート曲線を形成している
。この段部102の位置は、歯の全体高さ(すなわち、
歯底110と歯頂面108間の半径方向距離)に対する
段部から歯の頂面までの半径方向距離の比が、0.33
ないし0.75の範囲に入るように選択される。この比
が0.667(1/3)となっていることが作動上とく
に良いことが見出されており、図には、その場合が示さ
れている。 段部が形成されていない歯は、切除前の歯の頂面の中間
点から始まり、切除前の歯の側面とほぼ平行に、実質上
歯底110までつづく線に沿って切除して形成されてい
る。この切除は、他の歯において上記段部が形成される
側と同じ側に対して行われる。したがって、たとえば、
歯104については、側面112が切除により形成され
た側面である。そして、前にも説明したように、上記の
切除は歯の切除前の側面に対してほぼ平行な線に沿って
行われるので、側面112はなおインボリュート曲線に
よる形状を呈している。 ギヤ98が矢印114の方向に回転すると、ギヤ98は
ギヤ100を通常どおり回転駆動し、ギヤ100は矢印
116の方向に回転する。ギヤ98の歯の段部および切
除された部分は、各ギヤがこの方向に回転する場合には
何の作用もなさない。 ギヤ歯の係合点が歯における上記の改良を施さない側面
上にあるからである。 ギヤ98を反対側、すなわち、第7b図における矢印1
18の方向に回転させようとすると、各ギヤはロックす
る。このようなロックの原因は、ギヤ98の歯122の
段部120が、ギヤ100の歯126の頂面124に突
き当るからである。 このようなロックはまた、ギヤ98における段部の形成
されていない歯の側面が歯高さ全体にわたって切除され
ている結果でもある。たとえば、歯130の側面が切除
されているために、その側面128は、歯132に対し
、歯130の側面が切除されていないとした場合により
いくらが遅れて係合する。このような遅れ係合が、相対
する歯の頂面に対する上記段部120の突き当たりを引
き起すのである。このように、ギヤ98の一歯おきの歯
が段部をもっていることのみならず、残りのすべての歯
が、相対するギヤの歯に対する係合を遅れさせる手段を
もっていることが必要である。 歯の側面を歯高さ全体にわたって切除することは、この
ような遅れ係合を惹起させる手段として好適である。 上記において、ギヤ98がギヤ100を一方向にのみ駆
動することを説明してきた。そしてまた、第7a図およ
び第7b図から、ギヤ100は、ギヤ98を、両方向に
駆動できることも明らかである。さらに、ギヤ100に
ギヤ98と同様な改良を施せば、ギヤlOOがギヤ98
を一方向にのみ駆動することができるようになることも
また、理解できる。しかしながら、本明細書に述べるテ
ープティスペンサに使用する場合、ギヤ10(111動
側のギヤではなく、したがってギヤ100にギヤ98と
同様の改良を施す必要はない。 第6図において、巻取リリール92のギヤの歯は、リー
ルの幅方向−側にのみ形成されており、リールの幅方向
全体にわたって形成されているのではない、この構成は
、第1図ないし第3図の構成、すなわち、ギヤの歯がリ
ールの幅全体にわたって形成されている構成と対照をな
す、しがし、このような構成上の相違は重要ではない。 いずれの実施例も双方の構成をとりうるし、図の上の設
計上の選択事項は、本願発明を限定するように解釈され
るべきではない。 第6図および第7図に示された改良されたギヤ機構によ
り、巻取リリールは供給リールを一方向にのみ回転させ
ることができる。したがって、使用者が不用意に巻取り
リールを反対方向に動かそうとすると、各リールはロッ
クし、いずれのリールも動かなくなる。このように、本
願発明は、テープがほどけ、好ましくないループ状のた
るみが生じる可能性を低減することができる。 第8図ないし第10図は、リールの反対方向への回転を
阻止する手段を備えるさらに2つの実施例を示している
。第8図において、巻取りリール152は0・リングを
介して供給リール150を回転させる。ワンウェイピン
156がくさび状の制限空間158内に保持されている
。この制限空間は、供給リール150に接続され、かつ
軸160周りに回転するように取付けられている0巻取
りリール150が矢印162の方向に回転すると、供給
リールは矢印164の方向に回転する。ワンウェイピン
は、この回転を妨げない。このとき、制限空間158は
、単に内部のピンを保持したまま回るだけである。しか
し、供給リールを反対方向に回転させようとすると、供
給リールは矢印I64と反対の方向に回転する傾向とな
り、ピンは、制限空間の狭くなっている部分に捕捉され
ることとなる。上記の制限空間によって生じる摩擦ロッ
クのために、供給リールはそれ以上回転できなくなる。 このように、第8図の構造は、使用者が巻取りリールを
反対方向に回すことを効果的に防止し、テープの望まし
くないほどけを防止する。 第9図および第10図には、ギヤ駆動式のリールととも
に使用する類似した構造が示されている。 巻取りリール170と、ギヤ駆動機構を介して供給リー
ル172を駆動する。このギヤ駆動機構は、第1図ない
し第3図に示された形式のものであってもよいし、また
、第6図および第7図に示された形式のものであっても
よい、ピニオンギヤ174は供給リール172に係合し
ており、かつ、制限空間176の内部に保持されている
。この制限空間176は、上記の制限空間15Bのよう
に、くさび状となっている。保持突起178が上記のピ
ニオンギヤが制限空間158から脱落するのを防止して
いる。 巻取りリール170が矢印180の方向に回転すると、
供給リール172は矢印182の方向に回転する。この
ときピニオンギヤは供給リールの回転を妨げない、しか
し、巻取リリールを反対方向に回転させようとすると、
ピニオンギヤは制限空間176の狭くなっている部分に
向かって動き、制限空間内で食い付いた状態となる。こ
のように、ピニオンギヤは、供給リール172が反対方
向に回転することを効果的に防止する。 上記において本願発明は実施例にしたがって説明したが
、本願発明のディスペンサは、本発明の一般概念から逸
脱しない範囲でさらに改良することが可能である。ガス
ケットあるいはギヤの構成は、さらに改良が可能であり
、各部材をより適切に配置することも可能である。第4
図および第5図のガスケットは、供給リールに代えて巻
取りリールに取付けることができる。そしてすべりクラ
ッチは、異なる構造のクラッチに置き換えることができ
る0図に示した実施例は好ましい実施例ではあるが、ピ
ニオンギヤあるいはワンウェイピンは、供給リールの代
わりに巻取りリールに接続することができる。各リール
がギヤによって連係されている実施例において、ピニオ
ンギヤに代えて、ワンウェイピンを用いることができる
。第7a図および第7b図に示されている巻取リリール
のギヤの歯の改良は、上述したように、ディスペンサに
おいてとくに必要ではないが、供給リールのギヤの歯に
も適用してよい、二部材のハウジングは、一部材のハウ
ジングに変更することができる。このような、あるいは
これと[(Glの変形は、特許請求の範囲に含まれる。
第1図は本願発明の第一実施例に係るテープディスペン
サをテープを省略して示す斜視図、第2図は本願発明の
第一実施例に係るテープディスペンサの内部を部分的に
切り欠いて示す平面図、第3図は第2図の3−3線断面
図、第4図は駆動手段がO・リングである本願発明の第
二実施例のテープディスペンサの内部を部分的に切り欠
いて示す平面図、第5図は第4図の5−5線断面図、第
6図は供給リールと巻取リリールとが改良されたギヤ駆
動機構で連係された本願発明の他の実施例に係るテープ
ディスペンサの内部を部分的に切り欠いて示す平面図、
第7a図および第7b図は第6図の改良されたギヤ駆動
機構において、いかにして巻取リリールが供給リールを
一方向にのみ回転できるかを示す拡大詳細図、第8図は
駆動手段が0・リングであって、ワンウェイピンによっ
て供給リールの反対方向への回転を阻止する実施例を示
す一部切り欠き平面図、第9図は駆動手段が一対のギヤ
であって、ピニオンギヤが供給リールの反対方向への回
転を阻止する実施例を示す一部切り欠き正面図、第10
図はピニオンギヤのくさび状制限空間からの離脱を阻止
する保持手段を示す、第9図の10−10線断面図であ
る。 l・・・ディスペンサ、3・・・供給リール、5・・・
巻取りリール、7・・・テープ、19・・・心材、29
・・・ギヤ、31・・・ギヤ、42・・・供給リール、
44・・・巻取リリール、46・・・テープ、48・・
・ガスケット、58・・・心材、90・・・供給リール
、92・・・巻取リリール、98・・・ギヤ、100・
・・ギヤ、102・・・段部、150・・・供給リール
、152・・・巻取リリール、156・・・ワンウェイ
ピン、158・・・制限空間、170・・・巻取りリー
ル、172・・・供給リール、174・・・ピニオンギ
ヤ、176・・・制限空間。
サをテープを省略して示す斜視図、第2図は本願発明の
第一実施例に係るテープディスペンサの内部を部分的に
切り欠いて示す平面図、第3図は第2図の3−3線断面
図、第4図は駆動手段がO・リングである本願発明の第
二実施例のテープディスペンサの内部を部分的に切り欠
いて示す平面図、第5図は第4図の5−5線断面図、第
6図は供給リールと巻取リリールとが改良されたギヤ駆
動機構で連係された本願発明の他の実施例に係るテープ
ディスペンサの内部を部分的に切り欠いて示す平面図、
第7a図および第7b図は第6図の改良されたギヤ駆動
機構において、いかにして巻取リリールが供給リールを
一方向にのみ回転できるかを示す拡大詳細図、第8図は
駆動手段が0・リングであって、ワンウェイピンによっ
て供給リールの反対方向への回転を阻止する実施例を示
す一部切り欠き平面図、第9図は駆動手段が一対のギヤ
であって、ピニオンギヤが供給リールの反対方向への回
転を阻止する実施例を示す一部切り欠き正面図、第10
図はピニオンギヤのくさび状制限空間からの離脱を阻止
する保持手段を示す、第9図の10−10線断面図であ
る。 l・・・ディスペンサ、3・・・供給リール、5・・・
巻取りリール、7・・・テープ、19・・・心材、29
・・・ギヤ、31・・・ギヤ、42・・・供給リール、
44・・・巻取リリール、46・・・テープ、48・・
・ガスケット、58・・・心材、90・・・供給リール
、92・・・巻取リリール、98・・・ギヤ、100・
・・ギヤ、102・・・段部、150・・・供給リール
、152・・・巻取リリール、156・・・ワンウェイ
ピン、158・・・制限空間、170・・・巻取りリー
ル、172・・・供給リール、174・・・ピニオンギ
ヤ、176・・・制限空間。
Claims (33)
- (1)供給リールと、巻取りリールと、転移粘着物のテ
ープとを備え、上記供給リールと上記巻取りリールとは
巻取りリールの回転によって供給リールが回転するよう
に互いにギヤ連結されており、上記テープの一部は供給
リールに巻かれており、上記テープの他の一部は巻取り
リールに巻かれており、上記巻取りリールは上記テープ
を連結する手段を備えており、上記テープの上記供給リ
ールに巻かれている部分は心材の周囲に保持されており
、上記供給リールは、上記供給リールを上記心材に対し
て摩擦係合させるためのすベりクラッチ手段を含んでお
り、かつ、上記供給リールの直径は、上記巻取りリール
の直径より大となっていることを特徴とする、転移粘着
物のディスペンサ。 - (2)上記すベりクラッチ手段は、上記供給リールに設
けられた複数の突起を備えており、上記の突起は、上記
心材に対して押圧するように配置された頭部を備えてい
る、請求項1に記載のディスペンサ。 - (3)上記ディスペンサはハウジング内に装填されてお
り、このハウジングは、第一の部分と第二の部分とをも
っており、上記ハウジングの一方の部分には、第一の軸
支手段と第二の軸支手段が設けられており、かつ、上記
供給リールと上記巻取りリールとは、それぞれ上記第一
の軸支手段と第二の軸支手段に支持されている、請求項
2に記載のディスペンサ。 - (4)上記巻取りリールおよび上記供給リールにはそれ
ぞれギヤが設けられており、上記ギヤのうち少くとも一
方は一歯おきの歯に段部が形成されており、残りの歯に
は他方のギヤの歯に対する係合を遅らせる手段が含まれ
ている、請求項3に記載のディスペンサ。 - (5)上記巻取りリールおよび上記供給リールにはそれ
ぞれ駆動ギヤが設けられており、上記駆動ギヤのうち少
くとも一方にピニオンギヤが連係しており、上記ピニオ
ンギヤはハウジングに設けられたくさび状制限空間内に
装填されており、各ギヤが第一の方向に回転するとき上
記ピニオンギヤは普通に回転し、各ギヤが反対方向に回
転するとき上記ピニオンギヤは上記制限空間内で食い込
み状態となる、請求項3に記載のディスペンサ。 - (6)供給リールと、巻取りリールと、転移粘着物のテ
ープとを備え、上記供給リールと巻取りリールとは摩擦
駆動手段で連係されていて、上記巻取りリールの回転が
供給リールを回転させるようになっており、上記テープ
の一部が上記供給リールに巻かれているとともに、上記
テープの他の一部が上記巻取りリールに巻かれており、
上記巻取りリールは上記テープを連結する手段を備えて
おり、上記テープの上記供給リールに巻かれている部分
は心材の周囲に保持されており、上記心材が上記供給リ
ールに対して相対回転しないように上記心材を上記供給
リールに接続する手段をさらに備えており、かつ、供給
リールの直径は上記巻取りリールの直径より大となって
いることを特徴とする、転移粘着物のディスペンサ。 - (7)上記摩擦駆動手段はガスケットまたはO・リング
を含む、請求項6に記載のディスペンサ。 - (8)上記ガスケットまたはO・リングは上記供給リー
ルの周囲に嵌合させられており、かつ上記ガスケットま
たはO・リングは、その回転が巻取りリールに対する摩
擦により供給リールを回転させるように、十分強く嵌合
させられている、請求項7に記載のディスペンサ。 - (9)上記ディスペンサはハウジング内に装填されてお
り、上記ハウジングは第一の部分と第二の部分とをもっ
ており、上記ハウジングの一方の部分は、第一の軸支手
段と第二の軸支手段とを備えており、かつ、上記供給リ
ールと上記巻取りリールは、それぞれ上記第一の軸支手
段と第二の軸支手段に支持されている、請求項8に記載
のディスペンサ。 - (10)上記各リールの一方は、ワンウェイピンに連係
されており、このピンは、くさび状制限空間内に装填さ
れており、上記ピンは、第一の方向への各リールの自由
回転を許容するとともに、各リールが反対方向に回転す
るとき、上記ピンは上記制限空間内で食い付き状態とな
る、請求項9に記載のディスペンサ。 - (11)供給リールと巻取りリールとを備え、上記供給
リールと巻取りリールは互いに巻取りリールの回転によ
り供給リールが回転させられるように連結されており、
上記巻取りリールは、転移粘着物を対象表面に転移付着
させる手段を含むことを特徴とする、転移粘着物のディ
スペンサ。 - (12)上記供給リールには第一のギヤ手段が設けられ
ており、上記巻取りリールには第二のギヤ手段が設けら
れており、上記第一および第二のギヤ手段は、互いに噛
み合うように配置されている、請求項11に記載のディ
スペンサ。 - (13)上記ギヤ手段のうちの少くとも一方は、一歯お
きの歯に段部が形成されるように改良されているととも
に、残りの歯の側面には他方のギヤ手段の歯に対する係
合を遅れさせる手段を備える、請求項12に記載のディ
スペンサ。 - (14)ハウジングを備えており、上記ギヤ手段のうち
の少くとも一方はピニオンギヤに連係しており、このピ
ニオンギヤは上記ハウジングに設けられたくさび状制限
空間内に装填されていて、各リールが第一の方向に回転
するとき上記ピニオンギヤは普通に回転し、各リールが
反対方向に回転するとき上記ピニオンギヤは上記制限空
間内で食い付き状態となる、請求項12に記載のディス
ペンサ。 - (15)上記供給リールと巻取りリールは、互いに摩擦
駆動機構によって接続されている、請求項11に記載の
ディスペンサ。 - (16)上記摩擦駆動機構は、ガスケットまたはO・リ
ングを含む、請求項15に記載のディスペンサ。 - (17)上記ガスケットまたはO・リングは、このガス
ケットまたはO・リングの回転によって、摩擦により、
上記供給リールが回転させられるように、十分強く上記
供給リールの外周に装着されている、請求項16に記載
のディスペンサ。 - (18)各リールの一方にはワン・ウェイ・ピンが設け
られており、このピンはくさび状制限空間内に装填され
ていて、かつ、このピンは、第一の方向への各リールの
自由回転を許容するとともに、このピンは、各リールが
反対方向へ回転するとき上記制限空間内で食い付き状態
となる、請求項17に記載のディスペンサ。 - (19)上記転移粘着物は、心材に巻かれたテープのロ
ールを含み、上記供給リールは、上記心材を上記供給リ
ールに対して摩擦係合させるためのすベりクラッチ手段
を備えている、請求項11に記載のディスペンサ。 - (20)上記すベりクラッチ手段は、上記供給リールに
設けられた複数の歯を備え、かつこの歯は、上記心材に
対して摩擦係合する手段をもつ、請求項19に記載のデ
ィスペンサ。 - (21)上記転移粘着物は心材に巻かれたテープのロー
ルを含み、上記心材および上記供給リールは、これら心
材と供給リール間の相対回転を阻止する手段を備える、
請求項11に記載のディスペンサ。 - (22)供給リールと巻取りリールを備え、上記供給リ
ールと巻取りリールは巻取りリールの回転により供給リ
ールが回転するように互いにギヤで連結されており、転
移粘着物のテープをさらに備え、このテープは上記供給
リールに巻かれるとともに上記巻取りリールに巻かれ、
かつ、上記巻取りリールは上記転移粘着物を対象表面に
転移付着させる手段を含むことを特徴とする、転移粘着
物のディスペンサ。 - (23)上記巻取りリールは、上記テープを巻取りリー
ルに連結する手段を備える、請求項22に記載のディス
ペンサ。 - (24)上記供給リールはクラッチ手段を含み、このク
ラッチ手段は、上記テープのロールと上記供給リールと
の相対回転を阻止する手段を 備え、かつ、上記クラッ
チ手段は、上記テープがそのロールから引っ張られてい
るとき上記ロールの上記供給リールに対する相対動を許
容する、請求項22に記載のディスペンサ。 - (25)上記クラッチ手段は、上記供給リールに設けら
れた少くとも一つの摩擦部材を含み、かつこの摩擦部材
は、上記テープのロールの少くとも一点において接触す
るように配置されている、請求項24に記載のディスペ
ンサ。 - (26)上記摩擦部材は、複数の摩擦歯を含む、請求項
25に記載のディスペンサ。 - (27)供給リールと巻取りリールとを備え、上記供給
リールと巻取りリールは、巻取りリールの回転により供
給リールが回転するように互いに噛み合うギヤがそれぞ
れ設けられており、転移粘着物のテープのロールをさら
に備え、上記テープは上記供給リールに巻かれていると
ともに上記巻取りリールに巻かれており、上記巻取りリ
ールは転移粘着物を対象表面に転移付着させる手段を備
えており、上記巻取りリールのギヤの歯には、一歯おき
の歯が段部を形成するように切除され、残りの歯は供給
リールのギヤの歯に対する係合を遅れさせるように切除
された改良が施されており、これにより巻取りリールは
供給リールを一方向のみに駆動できるように構成されて
いる、転移粘着物のディスペンサ。 - (28)供給リールと巻取りリールとを備えた転移粘着
物のディスペンサであって、上記供給リールと巻取りリ
ールは、巻取りリールの回転により供給リールが回転す
るように互いに噛み合うギヤがそれぞれ設けられており
、転移粘着物のテープのロールをさらに備え、上記テー
プは上記供給リールに巻かれているとともに上記巻取り
リールに巻かれており、上記巻取りリールは転移粘着物
を対象表面に転移付着させる手段を備えており、上記デ
ィスペンサはハウジング内に収容されていて、上記供給
リールのギヤはくさび状制限空間内に装填されたピニオ
ンギヤに連係しているとともに上記制限空間は上記ハウ
ジングに設けられており、これにより、上記ピニオンギ
ヤは供給リールが第一の方向に回転するとき普通に回転
することができ、上記供給リールが反対方向に回転する
とき上記くさび状制限空間内で食い付き状態となる、転
移粘着物のディスペンサ。 - (29)供給リールと巻取りリールとを備え、上記供給
リールと巻取りリールは巻取りリールの回転により供給
リールが回転するように摩擦駆動機構によって互いに連
係されており、転移粘着物のテープのロールをさらに備
え、上記テープは上記供給リールに巻かれているととも
に上記巻取りリールに巻かれており、上記巻取りリール
は転移粘着物を対象表面に転移付着させる手段を備えて
おり、上記供給リールにはワンウェイピンが設けられて
いるとともにこのピンは上記供給リールに設けられたく
さび状制限空間内に装填されており、これにより、上記
ピンは、各リールの第一の方向への回転を許容する一方
、各リールが反対方向に回転するとき上記制限空間内で
食い付き状態となる、転移粘着物のディスペンサ。 - (30)供給リールと巻取りリールとを備え、上記供給
リールと巻取りリールは巻取りリールの回転が供給リー
ルを回転させるように互いに係合しており、転移粘着物
のテープのロールをさらに備え、上記テープは上記供給
リールに巻かれているとともに上記巻取りリールに巻か
れており、上記巻取りリールは、転移粘着物を対象表面
に転移付着させる手段、および、各リールの少くとも一
方の一方向への回転を阻止するとともに各リールの反対
方向への回転を許容する手段を備える、転移粘着物のデ
ィスペンサ。 - (31)上記回転阻止手段は、上記供給リールの一方向
への回転を阻止する手段を含む、請求項30に記載のデ
ィスペンサ。 - (32)各リールはギヤによって連係されており、上記
回転阻止手段は、上記各ギヤの少くとも一方の歯に形成
された段部を含む、請求項31に記載のディスペンサ。 - (33)上記回転阻止手段は、制限空間内に装填された
ピン手段を含み、上記ピン手段は、各リールが誤まった
方向に回転するとき、制限空間内に食い付き状態となる
、請求項31に記載のディスペンサ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP (1) | JPH02151679A (ja) |
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