JPH02199171A - 紫外線硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

紫外線硬化性オルガノポリシロキサン組成物

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JPH02199171A
JPH02199171A JP1833189A JP1833189A JPH02199171A JP H02199171 A JPH02199171 A JP H02199171A JP 1833189 A JP1833189 A JP 1833189A JP 1833189 A JP1833189 A JP 1833189A JP H02199171 A JPH02199171 A JP H02199171A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主1上夏U分! 本発明は、長時間太陽光等に曝しても硬化物が劣化する
ことがない耐光性に優れた紫外線硬化性オルガノポリシ
ロキサン組成物及びその硬化物に関する。
の 従来より、紫外線硬化性オルガノポリシロキサン組成物
としては、分子中にケイ素原子に結合した脂肪族不飽和
基を有するオルガノポリシロキサンと、ケイ素原子に結
合したメルカプト基含有有機基を有するオルガノポリシ
ロキサンとを主成分とし、紫外線を照射することにより
、上記不飽和基とメルカプト基との付加反応により硬化
するオルガノポリシロキサン組成物が知られている。
このオルガノポリシロキサン組成物は、硬化が速い上、
−液型で触媒を混合する必要がなく、また可視時間が長
いなど作業性は優れているが、例えばケイ素に結合した
脂肪族不飽和基がビニル基あるいは、アリル基であるオ
ルガノポリシロキサンと、ケイ素に結合したメルカプト
基含有有機基がメルカプトプロピル基であるオルガノポ
リシロキサンとを使用した場合、紫外線照射により硬化
した組成物を太陽光や紫外線に長時間曝しておくと、シ
ロキサンの分解が進んで遂には硬化物が原形を留めな(
なるという欠点を有する。このことは、メルカプト−ビ
ニル基(あるいは、アリル基)反応型のオルガノポリシ
ロキサン組成物にとって本質的な欠点であり、特に上記
オルガノポリシロキサン組成物を硬化後に太陽光や紫外
線に曝される状態に使用する場合、例えば光フアイバ用
被覆剤、ガラスレンズの接着剤、ガラススリーブのコー
ティング剤等として用いる場合は重大な問題となる。
従って耐光性の高い硬化物を与える紫外線反応型オルガ
ノポリシロキサン組成物の開発が望まれる。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、硬化後に太陽
光や紫外線に長時間曝しても硬化物が劣化せず、その硬
化物が硬化時のままの状態で保持される耐光性に優れた
紫外線硬化性オルガノポリシロキサン組成物及びその硬
化物を提供することを目的とする。
の 本発明者らは上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた
結果、1分子中に少なくとも2個のケイ基を有するオル
ガノポリシロキサンと、1分子中に少なくとも2個のケ
イ素原子に結合したメルカプト基含有有機基を有するオ
ルガノポリシロキサンよりなるオルガノポリシロキサン
組成物を用いた場合、太陽光や紫外線等に長時間曝され
た際にシロキサンが分解するのを可及的に抑制し得、経
時による硬化物の劣化がほとんどない、耐光性に優れた
硬化物を与える紫外線硬化性オルガノポリシロキサン組
成物が得られることを知見し、本発明をなすに至った。
以下、本発明につき更に詳述する。
本発明においては、 a)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子にオルガノ
ポリシロキサンと b)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合した
メルカプト基含有有機基を有するオルガノポリシロキサ
ン を使用する。
ここで、(a)成分の1分子中に少なくとも2個のケイ
素原子に結合した ノボリシロキサンとしては、1分子中に少なくとも1個
のシロキサン結合(=si−0−5iミ)とケイ素に直
結した少なくとも2個の などのシクロアルキル基、これらの炭化水素基の炭素原
子に結合した水素基を部分的にハロゲン原子、シアノ基
、メルカプト基等で置換した基などが例示され、これら
は同種または異種の組み合わせとすることができる。
また、上記オルガノポリシロキサンは、直鎖状、分子鎖
状、綱状、環状等、種々のものを使用し得る。
このようなオルガノポリシロキサン化合物としては、具
体的には下記式(1)〜(6)Q基と記す)とを有する
オルガノポリシロキサンであれば別に制限はなく、種々
のオルガノポリシロキサンを用いることができる。
この場合、分子中のQ基以外の残余の有機基としては、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基などのアルキル
基、フェニル基、トリル基などのアリール基、シクロヘ
キシル基、シクロブチル基(但し、上記式中p、q、r
、s、t、uはいずれも正の整数であり、Qは で示されるオルガノポリシロキサンが用いられる。
なお、(a)成分のオルガノポリシロキサンは、その一
種を単独で用いても二種以上を混合して用いてもよい。
これらのオルガノポリシロキサンはそれぞれ対応するオ
ルガノシラン類を混合し、共加水分解するか、或いは当
該末端基を含むジシロキサンと環杖ポリシロキサンをア
ルカリ触媒の存在下で平衡反応させることによって容易
に製造することができる。
また、(b)成分の1分子中に少な(とも2個のケイ素
原子に結合したメルカプト基含有有機基を有するオルガ
ノポリシロキサンとしては、1分子中に少なくとも1個
のシロキサン結合(E 5i−0−5j :)とケイ素
に直結した少なくとも2個のメルカプト基含有有機基と
を有するオルガノポリシロキサンであればいずれのもの
も使用し得る。
ここで、メルカプト基含有有機基は、別に限定されない
が、炭素数1−10のメルカプトアルキル基、特にメル
カプトプロピル基であることが好ましく、更にメルカプ
ト基含有有機基以外の残余の有機基としては、例えばメ
チル基、エチル基。
プロピル基などのアルキル基、フェニル基、トリル基な
どのアリール基、シクロヘキシル基、シクロブチル基な
どのシクロアルキル基、これらの炭化水素基の炭素原子
に結合した水素基を部分的にハロゲン原子、シアノ基、
メルカプト基等で置換した基などが挙げられ、これらは
同種または異種の組み合わせとすることができる。
この(b)成分のオルガノポリシロキサンとしては、直
鎖状、分子鎖状、綱状、環状等積々のものが使用でき、
具体的には下記式(7)〜(+31ll3 Cs11.5H C3H,5H (但し、上記式中c、d、e、f、g、h、にはいずれ
も正の整数である。) で示されるオルガノポリシロキサンや、CH35iOt
、 s単位60モル%。
R3(CMり 5si01. s単位20モル%、 (
C)13) tsiO単位20モル%からなるオルガノ
ポリシロキサン、S10!単位47モル%、 11S(
CH*)ssiOt、s単位16モル%、 (C1lツ
)ssiOo、 s単位37モル%からなるオルガノポ
リシロキサンなどが例示される。(b)成分としては、
上記オルガノポリシロキサンの一種又は二種以上を使用
し得るが、特に直鎖状、環状または分岐鎖状でメルカプ
ト基を分子鎖末端や側鎖に有するオルガノポリシロキサ
ン、5in1単位とR’SiO+、s (但し、R1は
メルカプト基含有−価炭化水素基)単位とR’ff5l
O0,、(但し、R4は同種または異種の置換または非
置換の一価炭化水素基)単位との共重合体からなる網状
オルガノポリシロキサンが好適に用いられる。
なお、これらのオルガノポリシロキサンはそれぞれ対応
するオルガノシラン類を混合し、共加水分解するか、或
いは当該末端基を含むジシロキサンと環状ポリシロキサ
ンを酸触媒の存在下で平衡反応させることによって容易
に製造することができる。
また、本発明組成物においては、上記(b)成分のオル
ガノポリシロキサン分子中に含まれるメルカプト基が(
a)成分のオルガノポリシロキサン分子中のQ基と付加
反応して両基間に結合が形成されるものであり、(b)
成分の添加量は(a)成分中のQ基の量に応じて適宜調
整し得るが、(a)成分中のQ基−個に対してメルカプ
ト基が0.5〜5個となるように(b)成分を添加する
ことが好ましい。
本発明の組成物は、オルガノポリシロキサンとして上記
(a)成分と(b)成分とを含有するものであるが、(
a)成分と(b)成分との代わりに(C)成分として1
分子中に少な(とも2個のケイ素原子に結合したQ基と
メルカプト基含有有機基との両方を有するオルガノポリ
シロキサンを配合することができる。
本発明の組成には光重合開始剤を使用することが好まし
く、公知の光重合開始剤を用いることができる。
この場合、光重合開始剤として、具体的にはベンゾイル
パーオキサイド、t−ブチルパーベンゾエート ジクミ
ルパーオキサイド、t−ブチルパーオキサイド等の有機
過酸化物、アセトフェノン。
ベンゾフェノン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテ
ルなどの芳香族ケトン、アゾビズイソブチルニトリルな
どのアブ化合物等が例示される。なお、光重合開始剤の
添加量は(a)成分と(b)成分或いは(C)成分の好
適な硬化速度などに応じて適宜調節すればよいが、良好
な硬化速度を得るという目的においては(a)、(b)
両成分或いは(C)成分の総量に対して10%以下の範
囲で用いるのがよい。
更に、本発明組成物は、上記必須成分に加えて本発明の
効果を妨げない範囲で任意成分としてその他の各種添加
剤を配合してもよく、その他の添加剤としては、例えば
紫外線による硬化反応を著しく妨害しない程度の顔料、
染料、更には必要に応じてヒユームドシリカ、沈降シリ
カ、石英粉、炭酸カルシウム等の無機質充填側などを挙
げることができる。
本発明のオルガノポリシロキサン組成物は上記各成分を
通常の方法で単純に混合することで容易に得ることがで
きる。
また、本発明の組成物を使用する場合は、常法に従って
紫外線で照射することにより硬化するものであり、この
場合紫外線発生源としては、高圧水銀ランプ、低圧水銀
ランプ、キセノンランプ。
水素放電管などが例示され、また、必要な硬化速度、硬
化厚み、使用する紫外線発生源などに応じて紫外線照射
時間や照射雰囲気(空気中、不活性ガス中等)などを適
宜選択することができる。
光■坐盆1 以上説明したように、本発明の紫外線硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物は、硬化物の耐光性が高く、それ故
、本発明の組成物と硬化後に光や紫外線に曝され°ζも
硬化物が劣化するようなことがないので、その硬化物は
光フアイバ用被覆剤。
ガラスレンズの接着剤、ガラススリーブのコーティング
剤などとして広く利用することができる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない
なお、以下の例において部はいずれも重量部を示す。
実施例−1 25°Cにおける粘度が400csである分子鎖束ジメ
チルポリシロキサン400部、平均分子式が下記式 で示されるメルカプトプロピル基含有ジメチルポリシロ
キサン108.8部、ベンゾインイソブチルエーテル5
部を均一に混合し、オルガノポリシロキサン組成物を得
た。
比較例−1 25°Cにおける粘度が400csである分子鎖末端に
、ビニル基を有するジメチルポリシロキサン400部、
実施例−1の(A)弐で示されるメルカプトプロピル基
含有ジメチルポリシロキサン108.8部、ベンゾイン
イソブチルエーテル5部を均一に混合し、オルガノポリ
シロキサン組成物を得た。
比較例−2 比較例−1において、分子鎖末端にビニル基を有するジ
メチルポリシロキサンの代りに、アリル基を有するジメ
チルポリシロキサンを用いて、比較例−1と同様に、オ
ルガノポリシロキサン組成物を得た。
実施例−2 25℃における粘度が2500csで分子鎖末端ルフェ
ニルボリシロキサン(フェニルsh有m25モル%)4
00部、平均分子式が下記式(B)C10,SH で示されるメルカプトプロピル基含有ポリシロキサン2
0部、イルガキュアー500 5.5部を均一に混合しオルガノポリシロキサン組成物
を得た。
比較例−3 25“Cにおける粘度が2500csである分子鎖末端
に、ビニル基を有するメチルフェニルポリシロキサン(
フェニル基、含有量25モル%) 400部、(B)式
で示されるメルカプト基含有ポリシロキサン20部、と
光重合開始剤イルガキュアー500(日本チバガイギー
■製商品名)5.5部を均一に混合し、オルガノポリシ
ロキサン組成物を得た。
比較例−4 比較例−3において、分子鎖末端にビニル基を有するメ
チルフェニルポリシロキサンの代りに、アリル基を有す
るメチルフェニルポリシロキサンを用いて、比較例−3
と同様にオルガノポリシロキサン組成物を得た。
上記の実施例−1,2、比較例1〜4の紫外線反応型オ
ルガノポリシロキサン組成物に80W/1の高圧水銀灯
を用いて10c■の距離から紫外線を1秒間照射し、厚
さ約0.6 mのシートを作った。
このシートをサンシャインウェザ−メーター(東洋精機
社製)に入れ、劣化試験を行なった。
なお、劣化の判定は、劣化試験開始前(初期)と開始後
24時間経過後のMEK (メチルエチルケトンにおけ
る抽出量を測定することで行なった。
結果を表−1,゛衷−2に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合
    した▲数式、化学式、表等があります▼ 有するオルガノポリシロキサン。 b)1分子中に少なくとも2個のケイ素原 子に結合したメルカプト基含有有機基を有するオルガノ
    ポリシロキサン。 よりなるオルガノポリシロキサン組成物。
JP1833189A 1989-01-27 1989-01-27 紫外線硬化性オルガノポリシロキサン組成物 Expired - Fee Related JP2731932B2 (ja)

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