JPH02196300A - 音声合成処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、予め登録された語重の範囲内でそれら語業
の任意の組合せで表現された文意を、音声に変換して出
力する音声合成処理装置に関するものである。

〔従来の技術） 第４図は特開昭６１−１３３８３９号公報に示された従
来の音声合成処理装置を示すブロック図である。

この装置によるとホスト計算機（１）より人力された音
声コード情報は、制御部（３）で音声コードを抽出し、
次いでモード切換部（６）、音声コード生成部（ア）、
音声コード変換部（４）を通して音声コードに対応する
アドレス情報に変換される。このアドレス情報に従って
該当する音声情報が格納されている音声ファイル（５）
内の音声情報を読み出し、音声合成部（８）で音声に変
換、再生する。

今、抽出された音声コードがＸ’１２３４’であれば、
この音声コードは変換規則に従ってアドレス＾１２３４
に変換された後、該アドレスに従って音声ファイル（５
）より「マイドアリガトクコザイマス」といった内容の
音声情報が音声合成部（８）に読み出される。音声合成
部（８）では音声情報を音声に変換、再生し音声メツセ
ージを流す。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の音声合成処理装置は、ホスト計算機から装置へ人
力される入力情報は音声ファイル中に格納された一文章
を指定するための音声コードであるため、音声コードそ
のものから直接音声情報内容は判明できず、音声情報の
修正チエツクに手間がかかった。また音声ファイルには
各音声コードに対応する一文の固定文章が格納されてい
るため、音声出力される文章は極めて固定的であり、又
その出力内容も限定されたものになるといった問題点が
あった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、文章を構成する語業を音声情報にして任意に
組み合わせ、極めて広汎な文章表現がなされる音声メツ
セージを合成出力することができる音声合成処理装置を
得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段） この発明に係る音声合成処理装置は、任意の文章を音声
に変換合成して出力する音声合成処理装置において、連
続して発生ずる自然単位の文字列毎に区切り信号で分け
書きされた原文章を入力し、発声単位毎の文字列を検出
すると共に、文章中でこれら文字列を区切る区切り信号
を検出し、検出信号を出力する制御部と、検出された各
文字列を音声コードに変換する音声コード変換部と、各
音声コードに対応した音声情報を出力する音声ファイル
と、各音声情報を上記検出信号の出力タイミングに合せ
て音声に復調する音声復調再生部とを設けたものである
。

〔作用〕

この発明によりば、制御部では入力された原文量情報よ
り文章を構成する基本文字列と各文字列を区切る区切り
記号を検出したならば、この文字列を音声コード変換部
で文字列対応の音声コードに変換して音声ファイルへ出
力し、音声コードに対応する音声情報を音声復調再生部
へ出力する。

その結果、各文字列に対応する音声情報は上記区切り信
号にて区切られながら、人が声を上げて文章を読み上げ
るように音声出力される。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は本実施例に係る音声合成処理装置（２ａ）の全体構
成を示すブロック図である。図中、（１）は入力情報で
ある文章情報を出力するホスト計算機、（３ａ）は文章
情報より発声単位である文字列を検出すると共に、各文
字列を区切る区切り記号（ピリオド及びスペース）を検
出し区切り記号検出信号を出力する制御部、（４）は検
出された各文字列を音声コードに変換する音声コード変
換部、（９）は文章を終止するビリオードを文章情報よ
り検出するまで、各音声コードを格納する音声コードバ
ッファファイル、　　（１０）は音声コードに対応した
音声情報が格納された音声ファイル、（１１）は各音声
情報を上記区切り信号の検出タイミングに応じたタイミ
ング信号に従って音声出力する音声復調再生部である。

第２図は音声ファイル（１０）のレコードフォーマット
例を示すものである。各文字列の音声情報は各アドレス
（ポインタ）毎に所定の格納部に格納されている。この
各アドレスは音声コードに対応しているので音声コード
をキーコードどして音声ファイルへ入力することで該当
音声情報が読み出される。

次に上記構成に従い本実施例の動作について説明する。

ホスト計算機（１）より送られてきた入力情報、すなわ
ち音声出力目的の日本語文章は制御部（３ａ）へ入力さ
れ、そこで文章を構成する各文字列（発声単位）間の区
切り記号（例えばスペース）を検出して文章中より文字
列を１つ１つ切り分け音声コード変換部（４）に人力す
る。入力された各文字列は、音声コード変換部（４）で
第２図に示す如く文字列対応の音声コードに変換され、
上記制御部（３ａ）にて１文章の終止を示すピリオドが
検出されるまで音声コードバッファファイル（９）に格
納される。１文章分の音声コード列が音声コードバッフ
ァファイル（９）に格納されたならば、音声発生順序毎
に音声コード列より音声コードを音声ファイルにキーイ
ンし、音声コードに対応するアドレスより音声情報を読
み出し音声復調再生部（１１）へ送出する。送出された
各音声情報は制御部（３ａ）より出力されるスペース又
はピリオドに応じたタイミング信号により音声への変換
が起動され、人力文章に対応した原音声が再生出力され
る。

上記人力文章に対応した音声を再生出力する過程を第３
図に従って記すると次のようである。

今入力情報とし・て■のように分ち書きした文字コード
列がホスト計算！　（１）より制御部（３ａ）へ午λら
れたとすると文字コード列はスペースコードで区分けさ
ね、音声コード変換部（４）で文字コード列毎にコード
変換辞書により音声コードへ変換されて■に示すように
ピリオドまでの１群の音声コードどして音声コードバッ
ファファイル（９）へ格納される。次に、第２図に示す
音声ファイルより順次音声コードに対応１７た音声情報
が読出され制御部より送出される適当なタイミング間隔
で復調再生された音声が■に示すように出力される。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、音声出力するべく原文
量を、連続して発生する自然な発生Ｗ位の文字列毎に区
切り記号で分書きして通常の文章表現で入力情報を作成
したことから、入力情報の作成、編集が容易であると共
に、音声に再生して出力した場合に違和感のない自然発
生的な文章音声出力が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による音声合成処理装置の
ブロック図、第２図は音声ファイル内のレコードフォー
マット例を示す図、第３図は与えられた入力文章より再
生された音声出力までのフォーマット例を示す図、第４
図は従来装置のブロック図、第５図は従来装置の処理情
報フィーマット例を示す図である。 （１）はホスト計算機、（２ａ）は音声合成処理装置、
（３ａ）は制御部、（４）は音声コード変換部、（９）
は音声コードバッファファイル、（１０）は音声ファイ
ル、（１１）は音声復調再生部。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 第１図 第２図 第３図 ２ａ：音Ｐ令入対握笈工

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 任意の文章を音声に変換合成して出力する音声合成処理
   装置において、連続して発生する自然単位の文字列毎に
   区切り信号で分け書きされた原文章を入力し、発声単位
   毎の文字列を検出すると共に、文章中でこれら文字列を
   区切る区切り信号を検出し、検出信号を出力する制御部
   と、検出された各文字列を音声コードに変換する音声コ
   ード変換部と、各音声コードに対応した音声情報を出力
   する音声ファイルと、各音声情報を上記検出信号の出力
   タイミングに合せて音声に復調する音声復調再生部とを
   備えたことを特徴とする音声合成処理装置。