JPH0219602Y2 - - Google Patents

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JPH0219602Y2
JPH0219602Y2 JP9468880U JP9468880U JPH0219602Y2 JP H0219602 Y2 JPH0219602 Y2 JP H0219602Y2 JP 9468880 U JP9468880 U JP 9468880U JP 9468880 U JP9468880 U JP 9468880U JP H0219602 Y2 JPH0219602 Y2 JP H0219602Y2
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pump
pressure
motor
actuator
hydraulic
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電線圧着機等の油圧工具のアクチユエ
ータを駆動するために高圧油を供給及び排出する
油圧増圧器に関するものである。
従来より油圧増圧器は使用されているが、従来
の増圧器はジヤパンマシニスト社刊「知りたい油
圧応用編」昭和43年7月1日発行第181頁〜第182
頁に記載されているように増圧シリンダを使用す
るものであり、連続的に作動させると吐出される
油が間けつ的に脈動が大きくなるため、脈動を無
くして一定の圧油量を連続的に吐出するには大型
の増圧シリンダを用いた単動増圧器にしなくては
ならず、増圧シリンダを大型にするために増圧器
が大型になり、また、電線圧着機のように単動式
のアクチユエータを使用する場合には、アクチユ
エータのバネのみにより圧油を排出して戻り側作
動を行うので、アクチユエータの戻り側作動が円
滑でないという欠点を有していた。
本考案は上記の事情にかんがみてなされたもの
であり、油圧源の吐出管路に連結され油圧源から
の圧油により駆動されるモータと、このモータに
よつて同時に駆動されるようにモータの駆動軸に
連結されたポンプあるいはモータとして使用可能
なポンプモータと、前記モータにより駆動され油
圧源から吐出された圧油を増圧してアクチユエー
タへ供給する高圧ポンプと、前記アクチユエータ
の負荷側作動時に高圧ポンプの作動トルクを高く
するために前記ポンプモータをモータとして使用
するようにポンプモータを油圧源の吐出管路から
分岐した管路に接続するよう切換わり前記アクチ
ユエータの戻り側作動時にアクチユエータの排油
を促進するために前記ポンプモータをポンプとし
て使用するようにポンプモータをアクチユエータ
の戻り管路に接続する切換弁とを備えることによ
り、モータとポンプモータにより圧油を増圧する
ので小型で連続して高圧を吐出することができる
とともに、アクチユエータからの排油をポンプモ
ータにより促進するので、アクチユエータの戻り
側作動が円滑に行われる油圧増圧器を提供するこ
とを目的とするものである。
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。1は油圧源、2は増圧器であり、油圧源1
はリザーバタンク3、リザーバタンク3の油を吐
出するポンプ5、ポンプ5を駆動するエンジン4
及びポンプ5の吐出圧を一定値以下にするリリー
フ弁6を有し、ポンプ5からの吐出管路7及びリ
ザーバタンク3への戻り管路21は増圧器2に連
通している。増圧器2には油圧源1からの吐出管
路7が連結されたモータ13が設けられ、モータ
13の駆動軸16にはポンプあるいはモータとし
て使用可能なポンプモータ14及び圧油をさらに
増圧して高圧油を吐出する高圧ポンプ15が同軸
で直列に連結され、ポンプモータ14及び高圧ポ
ンプ15はモータ13により駆動される。
ポンプ5とモータ13を連結する吐出管路7か
ら分岐した管路8は3ポート2位置のパイロツト
式切換弁17に連結され、この管路8から分岐し
た管路11は、モータ13及び切換弁17への圧
油の供給を確保するために高圧ポンプ15へ流れ
る圧油量を制御する絞り弁9を介して高圧ポンプ
15に連結されて高圧ポンプ15とポンプ5を連
通し、アクチユエータが軽負荷のときアクチユエ
ータに供給する圧油の早送り用として同様に管路
8から分岐して設けた管路12は高圧ポンプ15
から吐出された高圧油の管路12への逆流を防止
するために設けた逆止弁10を介して高圧ポンプ
15の吐出側管路19に連結されている。
高圧ポンプ15の吐出側管路19は操作弁26
に連結され、操作弁26と、油圧工具のアクチユ
エータでありバネ27により縮小側に賦勢された
単動シリンダ28の伸長側油室は管路29により
連結されている。操作弁26からの戻り管路20
はパイロツト式切換弁17に連結され、切換弁1
7は管路30によりポンプモータ14に連結さ
れ、切換弁17は切換わることにより管路30と
管路8あるいは管路30と管路20とを連通させ
る。高圧ポンプ15の吐出側管路19と操作弁2
6の戻り管路20間はカツトアウト圧力とカツト
イン圧力が異なるアンロード弁25を介して連結
されており、パイロツト式切換弁17のパイロツ
ト管路18はアンロード弁25と吐出側管路19
との間の管路に連結され、アンロード弁25は、
単動シリンダ28の負荷が大きいときに単動シリ
ンダ28の伸長作動がストロークエンドまで達し
て吐出側管路19内の圧力がなお高くなつたとき
にカツトアウト作動して、吐出側管路19と戻り
管路20を連通して、吐出側管路19の圧油を油
圧源1のリザーバタンク3へ戻し、切換弁17が
a位置に戻る圧力よりも低い圧力まで吐出側管路
19の圧力が低下するとカツトイン作動して、吐
出側管路19と戻り管路20とを遮断するもので
あり、パイロツト式切換弁17は、単動シリンダ
28の非作動状態においてa位置にあり、単動シ
リンダ28の伸長側の負荷が大きくなつたときの
吐出側管路19の圧力によりb位置に切換わる。
モータ13の吐出側管路22及びポンプモータ
14の吐出側管路23は油圧源1のリザーバタン
ク3に連通する戻り管路21に連結されており、
戻り管路21は単動シリンダ28の戻り側作動時
にポンプモータ14をポンプとして使用するとき
の、吐出油の戻り管路20側への流れを防止する
とともにポンプモータ14に供給される圧油が無
くなることを防止する逆止弁付絞り弁24を介し
て戻り管路20に連結されている。
次に作用を説明する。図における状態において
は、操作弁26はb位置の中立状態にあり、油圧
源1のポンプ5から吐出された圧油はモータ13
に送られてモータ13を駆動するとともに、管路
8、管路11及び管路12により切換弁17、高
圧ポンプ15及び高圧ポンプ15の吐出側管路1
9に送られるが、高圧ポンプ15の吐出側管路1
9は操作弁26を介して戻り管路20と連通して
いるのでパイロツト管路18に高圧は発生せず、
切換弁17はa位置に保持され、戻り管路20の
圧油は逆止弁付絞り弁24を通るか、あるいはポ
ンプとして作用するポンプモータ14により戻り
管路21に送られてリザーバタンク3に戻る。
次に操作弁26をa位置に切換えると、高圧ポ
ンプ15の吐出側管路19は管路29と連通して
単動シリンダ28の伸長側油室に圧油を供給す
る。そして単動シリンダ28の負荷が小さい状態
においては、管路12を通つて直接供給される油
圧源1のポンプ5から吐出される圧油により、単
動シリンダ28は迅速に伸長作動され、単動シリ
ンダ28の負荷が大きくなると吐出側管路19内
の圧力が高くなり、パイロツト管路18にも高圧
が発生して切換弁17をb位置に切換え、管路8
を管路30に連通するため、油圧源1のポンプ5
から吐出される圧油ポンプモータ14にも送られ
てポンプモータ14はモータとして作用し、ポン
プモータ14はモータ13と共に高圧ポンプ15
を駆動するので、高圧ポンプ15は高トルクで駆
動され、負荷の大きい単動シリンダ28を伸長さ
せる高圧油を吐出する。単動シリンダ28がその
ストロークエンドまで伸長すると、高圧ポンプ1
5から連続して吐出される高圧油により吐出側管
路19内の圧力は高くなり、吐出側管路19内の
圧力がアンロード弁25のカツトアウト作動圧に
達すると、アンロード弁25が作動し、吐出側管
路19内の圧油はアンロード弁25を通つて戻り
管路20に流れ、さらに戻り管路21を通つてリ
ザーバタンク3に戻るので吐出側管路19内の油
圧は低下し、パイロツト管路18内の油圧も低下
して切換弁17をa位置に戻す。
次に操作弁26をc位置に切換えると、管路2
9は戻り管路20と連通され、切換弁17はa位
置にあるので、単動シリンダ28の伸長側油室内
の圧油はバネ27の作用により単動シリンダ28
が縮小されることにより排油されるとともに、ポ
ンプとして作用するポンプモータ14により吸出
されて、戻り管路21を介してリザーバタンク3
へ戻されるので、単動シリンダ28は円滑に縮小
し、操作弁26をb位置に戻すことにより、吐出
側管路19の圧力が低下してアンロード弁25が
カツトイン作動し、吐出側管路19と戻り管路2
0とを遮断する。
以上のように本考案によれば、高圧を必要とす
るアクチユエータの負荷側作動時には、切換弁を
作動側に切換えることによりポンプモータをモー
タとして使用して、高圧ポンプを高トルクで駆動
させることができるので、高圧油をアクチユエー
タに供給することができ、かつ、アクチユエータ
の戻り側作動時には切換弁を戻し側に切換えるこ
とにより、ポンプモータをポンプとして使用して
アクチユエータ内の排油を促進させることができ
るので、小型で連続して高圧を得ることができる
とともに、単動式のアクチユエータを使用した油
圧工具の戻り側作動を円滑に行なうことのできる
油圧増圧器が提供されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す油圧回路図。 1……油圧源、2……増圧器、3……リザーバ
タンク、4……エンジン、5……ポンプ、6……
リリーフ弁、9……絞り弁、10……逆止弁、1
3……モータ、14……ポンプモータ、15……
高圧ポンプ、16……駆動軸、17……切換弁、
24……逆止弁付絞り弁、25……アンロード
弁、26……操作弁、28……単動シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧工具のアクチユエータと油圧源との間を連
    結する管路に挿入され、油圧源から供給される圧
    油を増圧してアクチユエータに供給する油圧増圧
    器において、油圧源の吐出管路に連結され油圧源
    からの圧油により駆動されるモータと、このモー
    タによつて同時に駆動されるようにモータの駆動
    軸に連結されたポンプあるいはモータとして使用
    可能なポンプモータと、前記モータにより駆動さ
    れ油圧源から吐出された圧油を増圧してアクチユ
    エータへ供給する高圧ポンプと、前記アクチユエ
    ータの負荷側作動時に高圧ポンプの作動トルクを
    高くするために前記ポンプモータをモータとして
    使用するようにポンプモータを油圧源の吐出管路
    から分岐した管路に接続するよう切換わり前記ア
    クチユエータの戻り側作動時にアクチユエータの
    排油を促進するために前記ポンプモータをポンプ
    として使用するようにポンプモータをアクチユエ
    ータの戻り管路に接続する切換弁とを備えたこと
    を特徴とする油圧増圧器。
JP9468880U 1980-07-04 1980-07-04 Expired JPH0219602Y2 (ja)

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JPS5716601U JPS5716601U (ja) 1982-01-28
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