JPH0219543Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0219543Y2 JPH0219543Y2 JP1984085957U JP8595784U JPH0219543Y2 JP H0219543 Y2 JPH0219543 Y2 JP H0219543Y2 JP 1984085957 U JP1984085957 U JP 1984085957U JP 8595784 U JP8595784 U JP 8595784U JP H0219543 Y2 JPH0219543 Y2 JP H0219543Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- engine
- gas
- heat exchanger
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 22
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本案はエンジンの排ガスから熱回収して高温水
を得るエンジンの排ガス熱交換装置に関する。
を得るエンジンの排ガス熱交換装置に関する。
(ロ) 従来の技術
エンジンの排ガスで加熱して得られた高温水を
緩房に利用するものとして、例えば特公昭56−
624号公報が提示されている。しかしながら、同
公報の第２図に示されているように、エンジン冷
却後の冷却水が通る熱交換コイルをエンジンの排
ガスが通る通路内に単に収納しているだけに過ぎ
ない為、特にエンジンの停止直後に排ガス中に含
有されている湿気が熱交換コイルの外周面で冷や
されて凝縮した凝縮水は排ガス通路内に滴下した
後、エンジン内部へ流下してしまい、潤滑油に凝
縮水が混入してエンジンにトラブルが発生する虞
れがあつた。
緩房に利用するものとして、例えば特公昭56−
624号公報が提示されている。しかしながら、同
公報の第２図に示されているように、エンジン冷
却後の冷却水が通る熱交換コイルをエンジンの排
ガスが通る通路内に単に収納しているだけに過ぎ
ない為、特にエンジンの停止直後に排ガス中に含
有されている湿気が熱交換コイルの外周面で冷や
されて凝縮した凝縮水は排ガス通路内に滴下した
後、エンジン内部へ流下してしまい、潤滑油に凝
縮水が混入してエンジンにトラブルが発生する虞
れがあつた。
又、エンジンの排ガスを排ガス熱交換器のサイ
ド上方から導くことにより凝縮水が排ガス通路か
らエンジン内部へ流下するのを防止したものが実
開昭58−120816号公報で提示されている。しかし
ながら、この提示された装置では排ガスを排ガス
熱交換器にサイドから導くためにエンジンのサイ
ドに排ガス熱交換器を設置しているため、排ガス
熱交換器の設置面積分だけ設置占有面積を広く必
要とし、コンパクトに設置できない不具合さがあ
つた。
ド上方から導くことにより凝縮水が排ガス通路か
らエンジン内部へ流下するのを防止したものが実
開昭58−120816号公報で提示されている。しかし
ながら、この提示された装置では排ガスを排ガス
熱交換器にサイドから導くためにエンジンのサイ
ドに排ガス熱交換器を設置しているため、排ガス
熱交換器の設置面積分だけ設置占有面積を広く必
要とし、コンパクトに設置できない不具合さがあ
つた。
(ハ) 考案の目的
本案は、設置面積を小さく抑えながらも凝縮水
がエンジン内部へ流出するのを防止した排ガス熱
交換装置を提供することにある。
がエンジン内部へ流出するのを防止した排ガス熱
交換装置を提供することにある。
(ニ) 考案の構成
エンジンと、排ガス熱交換器とを備え、この排
ガス熱交換器には底壁を有し前記エンジンの排ガ
スが通るガス路と、この排ガスと熱交換される冷
却水が通る水路とを設けたエンジンの排ガス熱交
換装置において、エンジンの上方に排ガス熱交換
器を設置する一方、エンジンからの排ガスを前記
ガス路内に導くための導入路をこのガス路の前記
底壁に設けると共にこの導入路の出口側開口端を
前記底壁より上方へ突き出させるようにしたもの
である。
ガス熱交換器には底壁を有し前記エンジンの排ガ
スが通るガス路と、この排ガスと熱交換される冷
却水が通る水路とを設けたエンジンの排ガス熱交
換装置において、エンジンの上方に排ガス熱交換
器を設置する一方、エンジンからの排ガスを前記
ガス路内に導くための導入路をこのガス路の前記
底壁に設けると共にこの導入路の出口側開口端を
前記底壁より上方へ突き出させるようにしたもの
である。
(ホ) 実施例
本案の実施例を図面に基づいて説明すると、１
は給気管２からの空気を洗浄するエアークリーナ
ー、３はこのエアークリーナーからの空気とガス
管４からガス燃料とを混合する混合器、５はこの
混合器からの混合ガスが供給されて運転されこの
出力で空調機の圧縮機を駆動するガスエンジン、
６はガスエンジンのシリンダを冷却する冷却水の
入口管、７はこのシリンダ冷却後の水をマニホー
ルド８から排ガス熱交換器９に送る連絡水管、１
０はこの連絡水管と接続され容器で形成したガス
路１１内に収納されたコイル状水路、１２はこの
水路の水出口側にサーモバルブ１３を介して接続
された水出口管である。
は給気管２からの空気を洗浄するエアークリーナ
ー、３はこのエアークリーナーからの空気とガス
管４からガス燃料とを混合する混合器、５はこの
混合器からの混合ガスが供給されて運転されこの
出力で空調機の圧縮機を駆動するガスエンジン、
６はガスエンジンのシリンダを冷却する冷却水の
入口管、７はこのシリンダ冷却後の水をマニホー
ルド８から排ガス熱交換器９に送る連絡水管、１
０はこの連絡水管と接続され容器で形成したガス
路１１内に収納されたコイル状水路、１２はこの
水路の水出口側にサーモバルブ１３を介して接続
された水出口管である。
又、１４はガスエンジン５で燃焼した後の排ガ
スがマニホールド８でシリンダ冷却後の水と熱交
換した後、排ガス熱交換器９の導入路１５へ送出
する連絡ガス管、１６はガス路１１の底壁１７と
連結された消音器、１８はこの消音器の上方から
排気ガスを排棄する排気筒である。
スがマニホールド８でシリンダ冷却後の水と熱交
換した後、排ガス熱交換器９の導入路１５へ送出
する連絡ガス管、１６はガス路１１の底壁１７と
連結された消音器、１８はこの消音器の上方から
排気ガスを排棄する排気筒である。
そして、図示の如くエンジン５の上方に排ガス
熱交換器９を配置する一方、上述の導入路１５を
ガス路１１の底壁１７に設けて導入路１５の開口
端１９をガス路１１の底壁１７より上方へ突き出
させると共にこの開口端１９を水路１０の近傍に
対向して設けられている。
熱交換器９を配置する一方、上述の導入路１５を
ガス路１１の底壁１７に設けて導入路１５の開口
端１９をガス路１１の底壁１７より上方へ突き出
させると共にこの開口端１９を水路１０の近傍に
対向して設けられている。
以上の如く構成されており、ガスエンジン５の
シリンダを冷却した冷却水はマニホールド８で排
ガスと熱交換して昇温した後、排ガス熱交換器９
で再び排ガスと熱交換することにより更に昇温さ
れて水出口管１２からは高温状態で流出され、こ
の高温水は緩房や給湯等の熱源水として利用され
る。この運転中、ガス路１１内に導入路１５から
導かれる排ガスは湿気を含有しており、水路１０
を通る水で冷やされてこの水路１０のコイル表面
で凝縮しガス路１１の底壁１７に滴下されるよう
になるが、導入路１５の開口端１９が底壁１７よ
り上方へ突き出ているので凝縮水２０が導入路１
５から連絡ガス管１４及びマニホールド８を介し
てガスエンジン５内に流下することはなく、凝縮
水２０はマフラー１６を介して排水管２１より排
出される。
シリンダを冷却した冷却水はマニホールド８で排
ガスと熱交換して昇温した後、排ガス熱交換器９
で再び排ガスと熱交換することにより更に昇温さ
れて水出口管１２からは高温状態で流出され、こ
の高温水は緩房や給湯等の熱源水として利用され
る。この運転中、ガス路１１内に導入路１５から
導かれる排ガスは湿気を含有しており、水路１０
を通る水で冷やされてこの水路１０のコイル表面
で凝縮しガス路１１の底壁１７に滴下されるよう
になるが、導入路１５の開口端１９が底壁１７よ
り上方へ突き出ているので凝縮水２０が導入路１
５から連絡ガス管１４及びマニホールド８を介し
てガスエンジン５内に流下することはなく、凝縮
水２０はマフラー１６を介して排水管２１より排
出される。
又、ガス路１１の底壁より上方へ突き出た導入
路１５の開口端１９が水路１０の近傍に対向して
設けてあるため、この開口端１９から吹出す排ガ
スが水路１０のコイル表面に直接吹きつけられる
ので、熱交換効率が高められる。
路１５の開口端１９が水路１０の近傍に対向して
設けてあるため、この開口端１９から吹出す排ガ
スが水路１０のコイル表面に直接吹きつけられる
ので、熱交換効率が高められる。
(ヘ) 考案の効果
本案によれば、エンジンの上方に排ガス熱交換
器を設置することにより排ガス熱交換器の設置面
積が不要となり装置の設置占有面積を小さく抑え
ながらも、エンジンから排ガスを排ガス熱交換器
のガス路内に導く導入路の開口端をこのガス路の
底壁より上方へ突き出す簡易な手段により、排ガ
ス熱交換器からエンジン内に凝縮水が流下するの
を防止することができる。
器を設置することにより排ガス熱交換器の設置面
積が不要となり装置の設置占有面積を小さく抑え
ながらも、エンジンから排ガスを排ガス熱交換器
のガス路内に導く導入路の開口端をこのガス路の
底壁より上方へ突き出す簡易な手段により、排ガ
ス熱交換器からエンジン内に凝縮水が流下するの
を防止することができる。
図面は本案の実施例を示すエンジンの正面図で
ある。 ５……エンジン、９……排ガス熱交換器、１０
……水路、１１……ガス路、１５……導入路、１
７……ガス路の底壁、１９……導入路の開口端。
ある。 ５……エンジン、９……排ガス熱交換器、１０
……水路、１１……ガス路、１５……導入路、１
７……ガス路の底壁、１９……導入路の開口端。
Claims (1)
- エンジンと、排ガス熱交換器とを備え、この排
ガス熱交換器には底壁を有し前記エンジンの排ガ
スが通るガス路と、この排ガスと熱交換される冷
却水が通る水路とを設けたエンジンの排ガス熱交
換装置において、エンジンの上方に排ガス熱交換
器を設置する一方、エンジンからの排ガスを前記
ガス路内に導くための導入路をこのガス路の前記
底壁に設けると共にこの導入路の出口側開口端を
前記底壁より上方へ突き出させたことを特徴とす
るエンジンの排ガス熱交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984085957U JPS611617U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | エンジンの排ガス熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984085957U JPS611617U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | エンジンの排ガス熱交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS611617U JPS611617U (ja) | 1986-01-08 |
| JPH0219543Y2 true JPH0219543Y2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=30636817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984085957U Granted JPS611617U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | エンジンの排ガス熱交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS611617U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58120816U (ja) * | 1982-02-09 | 1983-08-17 | 小型ガス冷房技術研究組合 | エンジンの排気熱回収装置付き排気装置 |
-
1984
- 1984-06-08 JP JP1984085957U patent/JPS611617U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS611617U (ja) | 1986-01-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| ATE393307T1 (de) | Vorrichtung zur wärmeregelung der einlassluft für einen motor und durch den motor abgegebenes rückgeführtes abgas | |
| JPS6275069A (ja) | 暖機装置 | |
| JPH0219543Y2 (ja) | ||
| JPS647208Y2 (ja) | ||
| US6883315B2 (en) | Inlet manifold temperature control system for an internal combustion engine | |
| NO885039L (no) | Innretning for bedring av en motors, brenners og lignendeytelse etc. | |
| JPS60259521A (ja) | 車両用暖房装置 | |
| JPS58106122A (ja) | 内燃機関の冷却装置 | |
| JPS5830117Y2 (ja) | 内燃機関の吸入管 | |
| JPH04175421A (ja) | エンジンのＮＯｘ低減装置 | |
| JPH0111968Y2 (ja) | ||
| KR20070005828A (ko) | 배기가스 재순환장치 | |
| KR100319078B1 (ko) | 보일러의 연통으로 버려지는 연소가스를 이용한 온풍기 | |
| KR0118204Y1 (ko) | 내연기관의 혼합기 가열장치 | |
| JPS6319568Y2 (ja) | ||
| JPH0645662Y2 (ja) | エンジンの吸入空気量制御装置 | |
| RU21937U1 (ru) | Двигатель внутреннего сгорания долотова | |
| JPS6124849Y2 (ja) | ||
| JPH0519530Y2 (ja) | ||
| JP2547767Y2 (ja) | 多目的熱利用機関 | |
| JPH0626361A (ja) | ガスタービン | |
| JPH0295758A (ja) | 熱併給発電装置 | |
| JP2517437Y2 (ja) | 冷却水装置 | |
| JPS6287116U (ja) | ||
| JPH0669311U (ja) | コージェネレーション装置のブローバイ排出装置 |