JPH02194685A - 半導体レーザの製造方法 - Google Patents

半導体レーザの製造方法

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JPH02194685A
JPH02194685A JP1434989A JP1434989A JPH02194685A JP H02194685 A JPH02194685 A JP H02194685A JP 1434989 A JP1434989 A JP 1434989A JP 1434989 A JP1434989 A JP 1434989A JP H02194685 A JPH02194685 A JP H02194685A
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evaporation
upper cladding
prevention layer
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JP1434989A
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Hajime Sakiyama
崎山 肇
Haruo Tanaka
田中 治夫
Masahito Mushigami
雅人 虫上
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、半導体レーザの製造方法に関し、詳しく言
えば、半導体レーザの順方向電圧を低くすることができ
る製造方法に関する。
(ロ)従来の技術 従来の半導体レーザの製造方法としては、例えば以下の
ものが知られている。この製造方法は、以下のi −i
vの工程により構成されている。
i:MBE(分子線エピタキシ)装置の成長室内に導入
されたGaAs基板の表面に、下部クラッド層と、活性
層と、第1の上部クラッド層光吸収層と蒸発防止層とを
積層する第1の成長工程 ii:この積層されたGaAs基板を成長室から取り出
し、前記光吸収層まで達する深さのストライプ溝を形成
するホトエツチング工程 iii :このストライプ溝が形成されたGaAs基板
を加熱して光吸収層を選択的に蒸発させる再蒸発工程 iv:この光吸収層を蒸発させたGaAs基板に、第2
の上部クラッド層およびキャップ層とを積層する第2の
成長工程。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記従来の製造方法で製造された半導体レーザでは、ス
トライプ溝で第1の上部クラッド層と、第2の上部クラ
ッド層とが接するが、両者の界面において界面順位が生
じ、順方向電圧■、が高くなる問題点があった。
この問題点は、第1の上部クラッド層のキャリア濃度を
高めることにより解決できるかにみえる。
しかしながら、第1の上部クラッド層のキャリア濃度を
高めると、発振開始電流rth等他等地性が低下してし
まう問題点があった。
この発明は上記に鑑みなされたもので、他の特性を打1
なうことなく、順方向電圧■、の低い半導体レーザを製
造する方法の提供を目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、この発明の半導体レーザの製
造方法は、 MBE装置の成長室内に導入された半導体基板の表面に
下部クラッド層と、活性層と、第一の上部クラッド層と
、光吸収層と、蒸発防止層とを積層して形成する第1の
成長工程と、 この積層された半導体基板を成長室から取り出して、前
記光吸収層まで達する深さのストライプ溝を形成するホ
トエツチング工程と、 このストライプ溝を形成された半導体基板をMBE装置
の成長室内に導入し、この半導体基板を加熱して光吸収
層を選択的に蒸発させる再蒸発工程と、 この光吸収層を蒸発させた半導体基板に第2の上部クラ
ッド層およびキャップ層とを積層する第2の成長工程と
を備えてなるものにおいて、前記第2の成長工程では、
第2の上部クラッド層のキャリア濃度が、前記第1の上
部クラッド層のキャリア濃度より高くなるよう、第2の
上部クランド層を成長させると共に、 前記第2の成長工程後、前記半導体基板のキャップ層上
に第2の蒸発防止層を形成する蒸発防止層形成工程と、 この第2の蒸発防止層の形成された半導体基板をアニー
ル工程に導入し、所定時間所定温度で加熱するアニール
工程と、 このアニールの終了した半導体基板をアニール炉より取
出し、第2の蒸発防止層を除去する第2の蒸発防止層エ
ツチング工程とを加えたことを特徴とするものである。
(ホ)作用 この発明の半導体レーザの製造方法では、アニール工程
において、第2の上部クラッド層より第1の上部クラッ
ド層へドーパントが拡散し、第1の上部クラッド層の界
面部のキャリア濃度が高くなり、直列抵抗成分が減少し
て、順方向電圧■、が下がる。一方、第1の上部クラッ
ド層の界面部以外の部分では、キャリア濃度が従来のま
まであるから、発振開始電流■い等その他の特性が損な
われることはない。
前記アニール工程では、半導体基板が高温にされるため
、キャップ層やその他の層が蒸発してしまうおそれがあ
る。そこで、アニール工程の前に第2の蒸発防止層形成
工程を設け、第2の蒸発防止層を形成して、アニール工
程中にキャップ層等が蒸発するのを防止する。この第2
の蒸発防止層は、アニール工程終了後は不要となるので
、第2の蒸発防止層エツチング工程において除去される
(へ)実施例 この発明の一実施例を図面に基づいて以下に説明する。
・第1の成長工程 まず、N型GaAs基板2を用意し、この基板2を図示
しないMBE装置のモリブテン(Mo)台−ヒに装着す
る。MBE装置成長室内では、蒸発源に入れられた原料
物質や不純物(ドーパント)が分子線の形で蒸発させら
れる。この分子線を蒸発源のシャッタを制御して、以下
の各層3〜7を順次成長させる(第1図参照)。
すなわち、N型のAIXG、、−XA、(X=0.6)
よりなる下部クラッド層3、/lXG、、−、A。
(X=0.15)よりなる活性層4、P型Af、G□−
8A、(X=0.6)よりなる第1の上部クラッド層5
、N型GaASよりなる光吸収層6、N型のAf。
G□−XA、  (X=0.15)よりなる蒸発防止層
7が順に積層されていく。なお、上に示したAffi組
織Xの値は一例であり適宜変更可能である。
・ホトエツチング工程 前記積層されたGaAs基板2は、MBE装置成長室内
より外部に取り出された後、ストライプ溝が形成される
べき部分以外の蒸発防止層7をホトレジスト8で覆う(
第2図参照)。そして、光吸収層6がわずかに(例えば
1000人程度)残るように、蒸発防止層7と光吸収l
W6とをそれぞれエツチングしてストライプ溝9を形成
する。
・再蒸発工程 ホトレジスト8を除去した後、再びGaAs基板2をM
BE装置成長室内に導入し、As分子線を当てつつ、G
 a A s基手Fj、2を650°C〜850″C程
度(好ましくは約760°C)の温度で加熱する。
この間GaAs基板に付着した不純物が蒸発し、また、
残された光吸収層6も蒸発して第1の上部クラッド層5
がストライブ溝9底部に露出する。
・第2の成長工程 次いで、GaAs基vi2上に第2の上部クラッド層1
0を成長させる(第3図参照)。この第2の上部クラッ
ド層10は、P+型のAlvG、−。
As(例えばAf組成Y=0.6)よりなり、第1の上
部クラッド層5よりもキャリア濃度が1桁高くされてい
る。例えば、第1の上部クラッド層5のキャリア濃度が
3 XIO”cm−’ならば、第2の上部クラッド層1
0のキャリア濃度が3 X 10 ”cm−’程度とさ
れる。
第2の上部クラッド層10には、続いてP゛型GaAs
よりなるキャップNllが積層される。
・第2の蒸発防止層形成工程 第2の成長工程が終了した基板2は、そのままMBE装
置成長室内に留めおかれキャップ層11上に、第2の蒸
発防止層13が成長させられる。
この第2の蒸発防止層13は、A2□cmt−zへ*よ
りなり、Af組成Zは例えば0.15とされる。
第2の蒸発防止層13を形成する他の工程としては、基
板2をMBE装置成長室より取り出し、CV D (C
hemical  Vapor Deposition
)又は、P V Q (Physical Vapor
 Deposition、蒸着、スパック等)装置内に
導入し、SiNx、SiO□等の薄膜を第2の蒸発防止
層13として形成することができる。
一般的にCVD装置又はPVD装置は、MBE装置と比
較して処理能力が高い、すなわち、−度に複数の基板を
処理できるので、大量生産が要求される場合には、後者
の工程が好ましいと言える。
しかし、MBE装置の他にCVD装置又はPVD装置が
必要であり、かつMBE装置よりCVD装置又はPVD
装置に基板を移しかえる手間が増えるので、必ずしも後
者が前者よりも優れているとは言えない。
・アニール工程 第2の蒸発防止層13が形成された基板2は、MBE装
置(CVD装置又はPVD装置)より取り出され、アニ
ール炉(図示せず)内へ導入される。
アニール炉内で基板2は、650°C〜800°C程度
まで加熱され、その温度で数分間から数十分間保持され
る。この間第2の上部クラッド層10より第1の上部ク
ラッドM5へのドーパントが拡散して行き、上部クラッ
ド層界面部5aのキャリア濃度が高まる。一方、第2の
蒸発防止層13により、キャップ層11等が蒸発して損
なわれるのが防止される。
・第2の蒸発防止層エツチング工程 アニールの終了した基板2は、アニール炉内より取り出
され、第2の蒸発防止層13がエツチングにより除去さ
れる。その後基板2には従来と同様に、電極12a、1
2bが形成される。
こうして得られた半導体レーザlは、第1の上部クラッ
ド層界面部5aのキャリア濃度が高められているから、
直列抵抗成分を抑えられ、順方向電圧vFが低くなる。
一方、第1の上部クラ・ンド層5の界面部5a以外の部
分のキャリア濃度は従来のままであるから、発振開始電
流■、等地の特性が損なわれることはない。
(ト)発明の詳細 な説明したように、この発明の半導体レーザの製造方法
は、第2の成長工程で、第2の上部クラッド層のキャリ
ア濃度が、前記第1の上部クラッド層のキャリア濃度よ
り高くなるよう、第2の上部クラッド層を成長させると
共に、この第2の成長工程終了後、前記半導体基板のキ
ャップ層上に第2の蒸発防止層を形成する蒸発防止層形
成工程と、この第2の蒸発防止層を形成された半導体基
板をアニール炉に導入し、所定時間所定温度で加熱する
アニール工程と、このアニールの終了した半導体基板を
アニール炉より取り出し、第2の蒸発防止層を除去する
第2の蒸発防止層エンチング工程とを加えたものである
。従って、発振開始電流rth等他等地性を損なうこと
なく、順方向電圧■、を下げた半導体レーザを製造でき
る利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図及び第5図は、この発
明の一実施例に係る半導体レーザの製造工程を説明する
図である。 2:GaAs基板、3;下部クラッド層、4:活性層、
    5:第1の上部クラ・ンド層、6:光吸収暦、
  7:第1の蒸発防止層、9ニスドライブ溝、 lO:第2の上部クラッド層、 11:キャップ層、13:第2の蒸発防止層。 特許出願人      ローム株式会社代理人  弁理
士   中 村 茂 信3・下Iン2つ、ンド層 第1図 第 図 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)MBE装置の成長室内に導入された半導体基板の
    表面に下部クラッド層と、活性層と、第一の上部クラッ
    ド層と、光吸収層と、蒸発防止層とを積層する第1の成
    長工程と、 この積層された半導体基板を成長室から取り出して、前
    記光吸収層まで達する深さのストライプ溝を形成するホ
    トエッチング工程と、 このストライプ溝を形成された半導体基板をMBE装置
    の成長室内に導入し、この半導体基板を加熱して光吸収
    層を選択的に蒸発させる再蒸発工程と、 この光吸収層を蒸発させた半導体基板に第2の上部クラ
    ッド層およびキャップ層とを積層する第2の成長工程と
    を備えてなる半導体レーザの製造方法において、 前記第2の成長工程では、第2の上部クラッド層のキャ
    リア濃度が、前記第1の上部クラッド層のキャリア濃度
    より高くなるよう、第2の上部クラッド層を成長させる
    と共に、 前記第2の成長工程後、前記半導体基板のキャップ層上
    に第2の蒸発防止層を形成する蒸発防止層形成工程と、 この第2の蒸発防止層の形成された半導体基板をアニー
    ル炉内に導入し、所定時間所定温度で加熱するアニール
    工程と、 このアニールの終了した半導体基板をアニール炉より取
    出し、第2の蒸発防止層を除去する第2の蒸発防止層エ
    ッチング工程とを加えたことを特徴とする半導体レーザ
    の製造方法。
  2. (2)前記第2の蒸発防止層形成工程は、前記第2の成
    長工程終了後前記半導体基板をMBE装置成長室内に留
    め置き、MBEにより、第2の蒸発防止層を成長させる
    特許請求の範囲第1項記載の半導体レーザの製造方法。
  3. (3)前記第2の蒸発防止層形成工程は、前記第2の成
    長工程終了後、前記半導体基板をMBE装置成長室より
    取出し、CVD装置又はPVD装置に導入し、CVD又
    はPVDにより第2の蒸発防止層を形成する特許請求の
    範囲第1項記載の半導体レーザの製造方法。
JP1434989A 1989-01-24 1989-01-24 半導体レーザの製造方法 Granted JPH02194685A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03268471A (ja) * 1990-03-19 1991-11-29 Sharp Corp 半導体レーザおよびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03268471A (ja) * 1990-03-19 1991-11-29 Sharp Corp 半導体レーザおよびその製造方法

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