JPH02194232A - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物

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JPH02194232A
JPH02194232A JP1268289A JP1268289A JPH02194232A JP H02194232 A JPH02194232 A JP H02194232A JP 1268289 A JP1268289 A JP 1268289A JP 1268289 A JP1268289 A JP 1268289A JP H02194232 A JPH02194232 A JP H02194232A
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floor
ceiling
building unit
building
girders
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JP1268289A
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Toshiro Takeda
武田 敏郎
Shoji Nagashima
長島 章二
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ユニット建物に関する。
[従来の技術] 従来、ユニット建物を構成する建物ユニットの床構造体
として、特公昭61−3943号公報に記載される如き
ものが用いられている。この床構造体は、フランジ及び
ウェブな備える複数の大梁によつて外枠を形成するとと
もに、複数の相互に並列配置される小梁のそれぞれを相
対する大梁間に架け渡し、各小梁の両端部を上記相対す
る各大梁のフランジに固定して構成されるている。
又、上記のユニット建物にあっては、隣接する建物ユニ
ットの相互間で、一方の床構造体を構成する大梁のフラ
ンジと、他方の床構造体を構成する大梁の、フランジと
を、それらの長手方向、における柱との連結部、及び長
手方向の中間部にて、相互に接合している。これは、大
梁の剛性を向々し、建物の強度を向上するものである。
[発明が解決しようとする課題] 黙しながら、上記の如くの床構造体を用いて構築される
建物にあっては、例えば上階室に居住する子供が飛び跳
ねたり走り回ったりする時に−その床の振動に起因する
衝撃音(以下、重量床衝撃音)が上階室に伝わり、又上
階室自体の床振動が大きく、居住性を損なうことがある
この重量床衝撃音のうち低音部は主として床全体の振動
に起因し、その低減のためには床構造体の剛性、重量、
制振等を考慮する必要がある。このうち、剛性について
の考慮に関していえば、大梁と小梁の剛性が大きなウェ
イトを占める。即ち、重量床衝撃音と床振動性能は、大
梁と小梁の両者の剛性に殆ど多くを支配される。
然るに、従来の床構造体は、隣り合う床構造体のそれぞ
れを構成する各大梁のフランジを、前述の如くの柱との
連結部、及び長手方向中間部にて相互に接合し、大梁の
剛性を確保しているにすぎない。
即ち、従来の床構造体では、■第5図(A)に示す如く
の大梁全体の倒れ、或いは■第5図(B)に示す如くの
大梁フランジの倒れにより、結果として、大梁フランジ
に固定される小梁の振動を助長し、該小梁の見かけ上の
剛性を低下することとなる。このため、床全体の振動を
抑制するに足る小梁の剛性を確保できず、重量床衝撃音
のうち主として低音部を低減し、かつ床振動性能を確実
に向上することに困難がある。
本発明は、床構造体の重量床衝撃音のうち主として低音
部を低減し、かつ床振動性能を確実に向上することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、複数の建物ユニットを隣接配置して構成され
、各建物ユニットの床構造体が、フランジ及びウェブな
備える複数の大梁によって外枠を形成するとともに、複
数の相互に並列配置される小梁のそれぞれを相対する大
梁間に架け渡し、各小梁の両端部を上記相対する各大梁
のフランジに固定して構成され、かつ各建物ユニットの
天井構造体が、フランジ及びウェブな備える複数の大梁
によって外枠を形成して構成され、下階建物ユニットの
天井構造体を構成する大梁の上部に、上階建物ユニット
の床構造体を構成する大梁を対応配置して構成されるユ
ニット建物において、上下に隣接する建物ユニットの相
互間で、上階建物ユニットの床構造体を構成する大梁の
フランジと、下階建物ユニットの天井構造体を構成する
大梁のフランジを、そわらの長手方向における床構造体
の小梁固定部に対応する部分にて、相互に固結し、更に
上記下階建物ユニットの天井構造体を構成する大梁のフ
ランジ開口縁部の、少なくとも上記小梁固定部に対応す
る部分に、閉塞板を接合したものである。
[作用] 本発明によれば、上階建物ユニットの床構造体を構成す
る大梁は、その小梁固定部にて下階建物ユニットの天井
構造体を構成する大梁に固定され、かつこの天井構造体
を構成する大梁の上記小梁固定部に対応する部分が、閉
塞板にて閉断面化されて剛性向上を図られる。従って、
床構造体の小梁固定部における大梁の断面が、天井構造
体の大梁にて補強されることとなり、床構造体にあって
は、■第5図(A)に示した如くの大梁全体の倒れを抑
制でき、かつ■第5図(B)に示した如くの大梁フラン
ジの倒れを抑制でき、結果として、大梁フランジに固定
される小梁の振動を助長することがなく、該小梁の見か
け上の剛性低下を防止できる。このため、床全体の振動
を抑制するに足る小梁の剛性を確保できる。
然るに、従来の床構造体では、建物の床上にて例えば子
供が飛び跳ねたり走り回ると、主として小梁の励振によ
り床全体が振動し、この床全体の振動が重量床衝撃音の
うちの低音部の原因となり、又大きな床振動を生じて居
住性を損なう、この時、本発明の床構造体にあっては、
上述の如くにより小梁の剛性が確保されるから、床全体
の振動を抑制し、重量床衝撃音のうち主として低音部を
低減し、かつ床振動性能を確実に向上することにて、居
住性を向上できる。
[実施例コ 第1図は本発明の一実施例に係る床構造体が適用された
ユニット建物の要部を示す断面図、第2図は床構造体の
要部を示す模式図、第3図はユニット建物を示す模式図
、第4図は軸組式建物ユニットを示す模式図、第5図は
床構造体における大梁と小梁の変形状態を示す模式図で
ある。
第3図に示すユニット建物10は、基1111の上部に
複数の下階建物ユニット12を隣接配置し、それら下階
建物ユニット12の上部に複数の上階建物ユニット13
を隣接配置し、更にそれら上階建物ユニット13の上部
に複数の屋根ユニット14を搭載している。
ここで、建物ユニット12.13は、第4図に示す如く
の軸組式からなり、4本の角鋼管製柱15を4隅に配置
し、各社15の下端部に設けた溝形状鋼板製連結片16
に床構造体17の4隅を接合するとともに、各社15の
上端部に設けた溝形状鋼板製連結片18に天井構造体1
9の4隅を接合することにて、箱形ななす如くに構成さ
れている。
床構造体17は、4本の溝形鋼製床大梁20を上記連結
片16の内側に重ね合わせる如くに嵌合、溶接して外枠
を形成している。又、床構造体17は、複数の相互に並
列配置される床小梁21のそれぞれを相対する床大梁、
20.20間に架け渡し、各床小梁21の両端部に設け
た溝形状鋼板製連結片22を上記対応する床大梁2oの
それぞれに溶接している。この時、連結片22の上フラ
ンジ22Aは床大梁20の上フランジ20Aの上に溶接
され、連結片22の下フランジ22Bは床大梁20の下
フランジ20Bの上に溶接される(第1図参照)、尚、
20Cは床大梁20のウェブである。更に、床構造体1
7は、複数の相互に並列配置される木製床根太23のそ
れぞれな各床小梁21に直交配置し、各床根太23をそ
れら床小梁2−1の上部に接着剤又は釘打ちにて固定し
、各床根太23の上部に床板24を接着剤又は釘打ちに
て固定している(第1図参照)。
天井構造体19は、4本の溝形鋼製天井大梁25を上記
連結片18の内側に重ね合わせる如くに嵌合、溶接して
外枠を形成している。又、天井構造体19は、複数の相
互に並列配置される木製天井根太26のそれぞれを、天
井大梁25の下フランジ25Bの上に接着剤又は釘打ち
にて固定している。尚、25Cは天井大梁25のウェブ
である。更に、天井構造体19は、各天井根太26の下
部に天井板27を接着剤又は釘打ちにて固定している(
第1図参照)。
尚、第1図において、28は左右にて隣り合う建物ユニ
ット12(又は13)の床構造体17を相互に連結する
連結板であり、連結板28は各床構造体17を構成する
床大梁20の連結片16に近接する基部、及び該床大梁
2oの中間部にボルト結合される。又、29は左右にて
隣り合う建物ユニット12(又は13)の天井構造体1
9を相互に連結する連結片であり、連結片29は各天井
構造体19を構成する天井大梁25の連結片18に近接
する基部、及び該天井大梁の中間部に天井根太26の端
部とともにボルト結合される。又、30は下階建物ユニ
ット12の天井大梁25と上階建物ユニット13の床大
梁20との間の間隙(連結片16.18の各肉厚の和に
相当する間隙)に介装されるスペーサであり、スペーサ
3゜は床大#A20の下フランジ20B、天井大梁25
の上フランジ25A、及び連結片22の下フランジ22
Bの3者とともにボルト結合される。
然して、本発明の建物10にあっては、第1図、第2図
に示す如く、上下に隣接する建物ユニット12.13の
相互間で、上階建物ユニット13の床構造体17を構成
する床大梁20のフランジ20Bと、下階建物ユニット
12の天井構造体19を構成する天井大梁25のフラン
ジ25Aとを、それらの長平方向における床構造体17
の小梁(床小梁21)固定部に対応する部分にて、上述
のスペーサ30を介して相互にボルト接合することにて
固結している。
更に、上記下階建物ユニット12の天井構造体19を構
成する天井大梁25のフランジ開口縁部(上下のフラン
ジ25A、25Bの開口縁部)の、上記小梁(床小梁2
1)固定部に対応する部分に、閉塞板31を溶接してい
る。
尚、閉塞板31は、上記小梁(床小梁21)固定部に対
応する部分のみでなく、天井大梁25の全長にわたって
設けられてもよい。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、上階建物ユニット13の床構造体
17を構成する床大梁20は、その小梁(床小梁21)
固定部にて下階建物ユニット12の天井構造体19を構
成する天井大梁25に固定され、かつこの天井構造体を
構成する天井大梁25の上記小梁(床小梁21)固定部
に対応する部分が、閉塞板31にて閉断面化されて剛性
向上を図られる。従って、床構造体17の小梁(床小梁
21)固定部における床大梁20の断面が、天井構造体
19の天井大梁25にて補強されることとなり、床構造
体17にあっては、■第5図(A)に示した如くの大梁
全体の倒れを抑制でき、かつ■第5図(B)に示した如
くの大梁フランジの倒れを抑制でき、結果として、床大
梁20のフランジ20A、20Bに固定される床小梁2
1の振動を助長することがなく、該床小梁21の見かけ
上の剛性低下を防止できる。このため、床全体の振動を
抑制するに足る床小梁21の剛性を確保できる。
然るに、従来の床構造体では、建物の床上にて例えば子
供が飛び跳ねたり走り回ると、主として床小梁の励振に
より床全体が振動し、この床全体の振動が重量床衝撃音
のうちの低音部の原因となり、又大きな床振動を生じて
居住性を損なう。この時、上記床構造体17にあっては
、上述の如くにより床小梁21の剛性が確保されるから
、床全体の振動を抑制し、重量床衝撃音のうち主として
低音部を低減し、かつ床振動性能を確実に向上すること
にて、居住性を向上できる。
尚、本発明の床構造体は、通常の床厚みの範囲内に上述
の閉塞板を納めるものであるから、重量床衝撃音の低減
に際し、床厚みを増して天井高を低くする等の不都合を
伴なうことがない。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、床構造体の重量床衝撃音
のうち主として低音部を低減し、かつ床振動性能を確実
−向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る床構造体が適用、され
たユニット建物の要部を示す断面図、第2図は床構造体
の要部を示す模式図、第3図はユニット建物を示す模式
図、第4図は軸組式建物ユニットを示す模式図、第5図
は床構造体の大梁と小梁の変形状態を示す模式図である
。 10・・・ユニット建物、 12・・・下階建物ユニット、 13・・・上階建物ユニット、 17・・・床構造体、 19・・・天井構造体、 20・・・床大梁、 20A、20B・・・フランジ、 20C・・・ウェブ、 21・・・床小梁、 25・・・天井大梁、 25A、25B・・・フランジ、 25C・・・ウェブ、 31・・・閉塞板。 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者  廣1)馨 第2図 25B 第5図 (A) (B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の建物ユニットを隣接配置して構成され、各
    建物ユニットの床構造体が、フランジ及びウェブを備え
    る複数の大梁によって外枠を形成するとともに、複数の
    相互に並列配置される小梁のそれぞれを相対する大梁間
    に架け渡し、各小梁の両端部を上記相対する各大梁のフ
    ランジに固定して構成され、かつ各建物ユニットの天井
    構造体が、フランジ及びウェブを備える複数の大梁によ
    って外枠を形成して構成され、下階建物ユニットの天井
    構造体を構成する大梁の上部に、上階建物ユニットの床
    構造体を構成する大梁を対応配置して構成されるユニッ
    ト建物において、上下に隣接する建物ユニットの相互間
    で、上階建物ユニットの床構造体を構成する大梁のフラ
    ンジと、下階建物ユニットの天井構造体を構成する大梁
    のフランジを、それらの長手方向における床構造体の小
    梁固定部に対応する部分にて、相互に固結し、更に上記
    下階建物ユニットの天井構造体を構成する大梁のフラン
    ジ開口縁部の、少なくとも上記小梁固定部に対応する部
    分に、閉塞板を接合したことを特徴とするユニット建物
JP1268289A 1989-01-20 1989-01-20 ユニット建物 Expired - Lifetime JP2510273B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100732463B1 (ko) * 2005-12-26 2007-06-27 재단법인 포항산업과학연구원 모듈러 건축물의 바닥판 시스템
WO2009102847A3 (en) * 2008-02-12 2009-10-22 Wahoo Docks Support structure and system providing element protection

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KR100732463B1 (ko) * 2005-12-26 2007-06-27 재단법인 포항산업과학연구원 모듈러 건축물의 바닥판 시스템
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