JPH02193656A - 外科用縫合糸の改良保持器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外科用縫合糸の保持器に関し、そして更に詳
細には、外科用縫合糸を確実に保持する多重のパネルの
保持器に関する。

本発明を要約すれば、縫合糸巻取りパネルを具備する縫
合糸保持区画室を含む外科用縫合糸の改良された保持器
が提供され、該パネルは、縫合糸巻取りパネルの縦縁に
折り畳み可能に連結された一対の保持パネルを有する。

保持パネルは、縫合糸巻取りパネルの縁に形成された少
なくとも３つのカセット（ｇｕｓｓｅｔ）によって、巻
取りパネルに折り畳み可能に連結されている。折り畳み
可能な連結部の端部におけるカセットは保持区画室のコ
ーナ一部において巻かれた縫合糸の摩擦圧縮を防止し、
モしてガセッ）・又は中央カセットは保持パネルに対し
て凸状湾曲を生じさせ、これにより縫合糸を所定位置に
て保持する低摩擦容積区画室を生成する。縫合糸の保持
器は又、意図されｔ；針の位置に取り付けられた針保持
手段を含む。本発明に例示された実施態様！：８いて、
保持手段は、針の引き出し、の容易さを与えるために保
持器の縦寸法に対して角度をなして配置され、そして幾
つかの実施態様にｉＪいて、保持手段は、折り畳み可能
な針保持用パネル（ｎｅｅｄｌｅ　ｐａｒｋ　ｐａｒｃ
ｅｌ）に位置する。

幾つかの実施態様において、保持器は縫合糸が巻かれる
インサートを含む。このインサートは、縫合糸の引き出
し中に針保持手段における縫合糸の縫れを防止すること
及び針先端の保護とを含む幾つかの特徴を備える。イン
サートは又、引き出し中に縫合糸がインサートの角にお
いて纏れることを防止するためのフラップを含む。

外科用縫合糸のパッケージは、縫合糸の性質及び意図さ
れた用途により構成される。ノ（ツケージは、パッケー
ジの経済性と縫合糸をパッケージに配置する方法を考慮
して設計される。一般に、理想的なパッケージは、取扱
い中及び保管中に縫合糸を保護し、更に最少の困難さで
縫合糸を引き出し可能にし５、そしてバラゲージ自身は
生産が容易でなければならない。

一般に普及している縫合糸のパッケージは、縫合糸をそ
の中に有する折り畳まれた紙製の保持器から成り、保持
器は滅菌密封されシールされたエンベロープに含まれる
。多数の事例において、エンベロープにおける縫合糸の
滅菌は、第２のシールされｌ；外側ラップによって維持
される。縫合糸を使用するとき、外側ラップを手術室に
て開き、そしてシールされたエンベロープが滅菌領域に
置かれる。無菌の人員が、縫合糸への接近のために滅菌
されたエンベロフープを裂いて開く。

多数のパッケージが、縫合糸への容易な接近、縫合糸の
簡単化された巻取り、多重の縫合糸を含むパッケージか
らの単一縫合糸の分配等を提供するために開発されてさ
た。代表的なパッケージは、米国特許環３，９３６．１
３９６号、第３，２８０，９７１号、第３．４９０．１
９２号、第４．０８９，４０９号、第４．．１２６，２
２１号、第４．２５３．５６３号、第４．２４９，６５
６号、第４．．４９］、、２１８号、第４．４８３．４
３７号、第４，４１３，７２７号、第４．４１２．６１
４号、第３．９８５．２２７号及び第４．１２０，３９
５号に十分に記載されている。上記のように、外科用縫
合糸のパッケージは、しばしば、包装される縫合糸の性
質に従って構成される。例えば、縫合糸が感熱性の材料
から作製されるならば、縫合糸の滅菌又は保管中に縫合
糸を熱から保護するために、パッケージが縫合糸を完全
に取り囲むことが重要である。縫合糸が、単繊維材料、
即ち、任意の時間の間保持される構成において硬化する
傾向がある材料から作製されるならば、パッケージはそ
の性質を考慮に入れるように設計すべきである。又、縫
合糸のパッケージは、効果的に使用されるように設計す
べきである。即ち、看護婦が外科環境において縫合糸の
パッケージを開くとき、看護婦はパッケージの開放の制
御を有すべきであり、そしてパッケージは時期尚早に又
は不当に開いてはならない。パッケージを容易に開くこ
とができ、そして多くの事例において、片手を用いて容
易に開くことができることが望ましい。即ち、パッケー
ジは手で保持され、そしてパッケージを開こうとする他
方の手がふさがれているために、指によって容易に開く
ことができることが望ましい。

［外科用縫合糸のための保持器ｊと題し本発明者の名前
において発行された米国特許環４，６１５．４３５号は
、簡単で経済的で且つ意図された目的のために有効な縫
合糸のパッケージを記載している。この特許に記載され
たパッケージは縫合糸が巻かれる縫合糸巻取りパネルを
含む。巻かれた縫合糸は、２つの折り畳み可能な縫合糸
保持パネルによって所定の位置に保持される。巻取りパ
ネルに取り付けられた縫合糸を囲むパネルが保持パネル
の上に折り畳まれ、そして保持器連結パネルが巻取りパ
ネルの周りに折り畳まれそしてパッケージを閉じるため
に連結される。パッケージは又、用意された縫合糸の１
つ又は複数の針を保持する針保持手段を含む。

本発明者は、縫合糸がパッケージから引き出されるとき
上記特許に記載されたパッケージは非所望の摩擦を生成
ｒることを見い出した。具体的には、縫合糸巻取りパネ
ル及びオーバーラツプする保持パネルは、パッケージに
おいて縫合糸を保持するとき、最小の圧縮力しか及ぼさ
ないことが望ましいことを見い出した。巻取りパネルと
保持パネルとの間で縫合糸を圧縮するよりも、パッケー
ジ内の区画室において縫合糸を保持することにより、こ
れらの圧縮力を減少することが望ましいであろう。

前述の米国特許に示された針保持手段は、接着剤により
取付けられた発泡付細片から成る。本発明者は、接着剤
を使用しない針保持手段を使用することが幾つかの環境
下で望ましいことを見い出した。そのような針保持手段
は、縫合糸のパッケージの製造中使用するために簡単で
あるべきあり、そしてパッケージからの針と縫合糸の引
き出しの容易さに指向すべきである。

本発明者は又、縫合糸の引き出し中に縫合糸が巻取りパ
ネルの端部において針保持手段に絡む又は纏れることを
見い出した。縫合糸の引き出し中に保持手段における縫
合糸の纒れを防止する手段を使用することが望ましいで
あろう。

針が側保持手段に据えられるとき、針の先端が露出する
か又はパッケージの開放の際即座に露出することがしば
しばある。針先端の露出は病院の人員を偶然の針刺しに
ざらすために、針の先端は、針がつかまれそしてパッケ
ージから引き出されるときまで、パッケージ中にて保護
されることが望ましい。

本発明は、改良された外科用縫合糸の保持器を提供する
。保持器は縫合糸巻取りパネルから成る縫合糸保持区画
室を含み、パネルは縫合糸巻取りパネルの縦縁に折り畳
み可能に連結された一対の保持パネルを有する。保持パ
ネルは、縫合糸巻取りパネルの縁に形成された少なくと
も３つのカセットによって、巻取りパネルに折り畳み可
能に連結されている。折り畳み可能な連結部の端部にお
けるカセットは保持区画室のコーナ一部における巻かれ
た縫合糸の摩擦圧縮を防止し、そしてカセット又は中央
カセットは保持パネルに対する凸状湾曲を生じさせ、こ
れにより縫合糸を所定位置にて保持する低摩擦容積区画
室を生成する。縫合糸の保持器は又、意図された針の位
置に取り付けられた針保持手段を含む。本発明の例示さ
れた実施態様において、保持手段は、針の引き出しの容
易さを与えるために、保持器の縦寸法に対して角度をな
して配置され、そして幾つかの実施態様において、保持
手段は折り畳み可能な針保持用パネルに位置する。幾つ
かの実施態様において、保持器は、縫合糸が巻かれるイ
ンサートを含む。このインサートは、縫合糸の引き出し
中に針保持手段における縫合糸の纒れを防止すること及
び針点の保護とを含む幾つかの特徴を備える。インサー
トは又、引き出し中に縫合糸がインサートの角にて纏れ
ることを防止するためのフラップを含む。

図面は、本発明の保持器の準備及び折り畳みの実施態様
における多様な段階を示す。保持器の類似の特徴は、図
面を通して同一の参照番号によって指定される。用語「
縫合糸」は、本明細書において使用されるとき、縫合糸
材料の針付き又は針なしストランドの両方を意味する。

第１図に、本発明の折り畳まれていない縫合糸保持器を
示す。保持器は、概ね矩形の形状の縫合糸巻取りパネル
１０から成り、カセット３０．３２．３４と３０’　　
３２’　　３４’によって境界を画定された一対の縦側
縁と一対の横端部を有し、その下方端部は、カセット２
８によって境界を画定されている。各側縁には、半円形
の縫合糸保持パネル１４と１６が折り畳み可能に連結さ
れている。半円形の縫合糸保持パネルの直線側部は、縫
合糸巻取りパネルの縦縁に折り畳み可能に連結されてい
る。縫合糸巻取りパネルの上方横端部に隣接して、第１
ａ図に示された発泡部材４０の挿入のためのスロット２
０ａと２０ｂがある。この部材は縫合糸に取り付けられ
た針を保持する。カセット２８における縫合糸巻取りパ
ネルの反対の横端部に、縫合糸を囲むパネル１２が折り
畳み可能に連結されている。このパネルは矩形の形状で
あり、そして折り畳まれたとき、縫合糸巻取りパネルと
実質的に同じ大きさである。この縫合糸を囲むパネルは
、カセット２４と２６によって境界を画定された一対の
縦側縁と、カセット２８とバッケージの底部における一
対の横端部とを有する。縫合糸を囲むパネルにおけるス
リット２２は、以下に記載されるように、パッケージを
開くために保持器において引き裂きフラップ２３を形成
する。縫合糸を囲むパネルの各縦側縁に、保持器連結パ
ネル１７と１９が折り畳み可能に連結されている。

保持器連結パネルは形状が不規則であり、これらのパネ
ルの長い側部は縫合糸を囲むパネルの縦縁に折り畳み可
能に連結されている。保持器連結パネルの一方はスリッ
ト１８を有し、以後に記載されるように、反対側の保持
器連結パネルの自由端部２７と連結するために使用され
る。

第１ａ図を参照すると、発泡打針保持部材４０が示され
ている。部材４０は約１／１６インチ（約１．６ｍｍ）
の厚さであり、そして保持器のスロット２０ａと２０ｂ
への非選択的な挿入のために対称形状である。部材４０
の中央部分の両側に一対の挿入タブ４２と４４が配置さ
れている。４つの小さなスリット４７．４９と４７’　
　　４９’　は、挿入タブと部材４０の中央部分との接
合部において、部材４０にカットされている。スリット
の各対の間の寸法はスロット２０ａと２０ｂの長さに近
似的に等しく、その結果、挿入タブの縦端部はスロット
２０ａと２０ｂの端部を超えて延び、これによって部材
４０をスロット内で確実に保持する。部材４０の中央部
分には、針が所定位置において確実に保持されるところ
の多数の針保持用スリット４６が刻まれてい、る。部材
４０の中央部分の縦端部から耳５０と５２が延び、部材
４０を保持器に挿入するとき、耳５０と５２はスロット
２０ａと２０ｂを超えて延びる。耳の各対の接合部に形
成されたＶ形状が部材４０の中央に位置し、その結果、
部材はＶ形状の頂点に沿ってその中央において優先的に
折り畳まれる。

第２図に、発泡打針保持部材４０が保持器のスロワｈ２
０ａと２０ｂにおいて所定の位置に挿入されて示されて
いる。括弧によって示されたように、耳５０．５２はス
ロットの縦端部を超えて延びている。スロットは、部材
４０の折り畳まれていない中央部分の幅よりも小さな寸
法だけ間隔をあけられている。こうして、部材４０をス
ロット２０ａと２０ｂに挿入するｔ；めに、最初に部材
４０を中央で折り畳まなければならない。こうして、部
材４０は、挿入後、反転されたＶ形状に位置する。これ
は、針保持スリット４６を上方に延びているＶ形状にし
、部材４０が多様なゲージの針を保持することを可能に
する。又、反転されたＶ形状は、部材４０に沿って縦に
圧縮を生じさせる。

この圧縮はスリット４６を閉じさせる傾向があり、そし
て針を所定の位置に確実に保持する圧縮力を維持する。

縫合糸の保持器は、前述の米国特許第４．６１５．４３
５号に記載されｔ；ように、縫合糸巻取りパネル１０に
対して８の字パターンで４１合糸６２を巻きそして縫合
糸の針６０を部材４０に配置することによって組み立て
られる。それから、縫合糸保持パネル１４と１６が縫合
糸巻取りパネルの上に折り畳まれ、第３図に示されたよ
うに巻取りパネル及び保持パネルの間に形成された縫合
糸保持区画室において縫合糸６２を囲む。パネルの間で
縫合糸を圧縮するよりはむしろ、保持区画室は、縫合糸
が挟まれあるいは所定位置に摩擦により保持されること
を防止する厚さ寸法を呈示する。保持区画室は、第３ａ
図を同時に参照して説明するように、縫合糸巻取りパネ
ルの縦縁におけるカセットの動作によって形成される。

第３図において、巻かれた縫合糸が、区画室のコーナ一
部６４．６６．６４′と６６′において保持区画室の頂
部と底部から延びているのが見られる。これらのコーナ
一部の領域において使用される折り畳み線が前述の米国
特許に示されたような単一の折り畳み線であるならば、
縫合糸はコーナ一部の領域において挟まれ、縫合糸が保
持器から引き出されるとき摩擦力を生成する。コーナー
部における挾みの発生を防止するために、カセット３２
．３４．３２′と３４°が、コーナ一部に形成されてい
る。これらのカセットはコーナ一部において２つの平行
な刻み目マークを具備し、折り畳みの中心に向かって単
一の刻み目マークｔこテーパー付けられている。こうし
て、縫合糸６２はこれらのコーナ一部において挟まれず
、コーナー部の各々における容積空間において緩く保持
される。

カセットのこれらの対が各々単一の中央折り畳み線によ
って連結されるとき、それらの間の単一の中央折り畳み
線へのカセットのテーパー付けは、凹状湾曲を縫合糸保
持パネル１４と１６に与える。

これにより湾曲は縫合糸巻きの中央に圧縮力をかけ、こ
の場合保持パネルの中心は縫合糸巻取りパネルに対して
縫合糸を圧縮する。これにより、圧縮力は巻かれた縫縫
糸を区画室において所定の位置にて確実に圧縮する。し
かし、本発明の好ましい実施態様において、巻かれた縫
合糸を区画室の中心における所定の位置にて緩く保持す
ることが又好ましい。従って、カセット３０．３０’　
が端部カセットの各対の間に形成される。カセット３０
．３０″は、各端部カセットに接近するとき、単一の線
にテーパー付けられた中央平行刻み線を具備する。単一
の刻み線と対照的に、中央カセット３０．３０′は凸状
湾曲を縫合糸保持パネルに与え、これによって保持パネ
ルと縫合糸巻取りパネルの間に中央容積空間を規定する
。こうして、縫合糸６２は区画室の中心においで緩く保
持される。囲まれた縫合糸を大きな摩擦抵抗なしに区画
室から引き出すことができる。

第３ａ図は、端部カセット３２′と３４′の間に形成さ
れた単一のカセット３０′を示す。多数のカセットを端
部カセットの間に使用することができ、縫合糸保持パネ
ルにより平坦でより凸状でない湾曲を与えることが認識
されよう。

好ましい実施態様において、縫合糸巻取りパネル１０と
縫合糸を囲むパネル１２との間の折り畳み線、及び縫合
糸を囲むパネルと保持器連結パネル１７，１９との間の
折り畳み線は、二重の折り畳み線であり、縫合糸を囲む
パネルと縫合糸巻取り及び保持器パネルの間にカセット
２８．２４と２６を与える。これらのカセットは、不当
な圧力が保持器における縫合糸にかかることを防止し、
そして縫合糸を保持器から容易に引き出し可能にし、且
つ過度の摩擦によってそこに保持されないことを可能に
する。容積折り畳みは、これらの折り畳みの各々の長さ
にわたって２つの平行な刻み線を使用することにより、
容易に設けられることが注目されよう。しかし、そのよ
うな二重線は、折り畳みに沿って優先的な折り畳み軸を
助長しない。むしろ、折り畳みパネルは、パネルの一方
の端部における１つの線に沿って、そしてパネルの他方
の端部における他方の線に沿って折り畳まれる傾向があ
る。その結果は、パネルの反りと−様な箱状折り畳みで
はない角度の付いた曲がりとなる。この反りの問題は、
平行線２４の端部において、２４゛で示されたように、
平行な刻み線の各々を単一の刻み線にテーパー付けるこ
とにより除去できる。パネル１７が折り畳まれるとき、
ガセ＋１トは、カセットの端部における単一の刻み線の
各々に沿って優先的に折り畳まれ、そしてカセット自身
は両平行線に沿って均一に折り畳まれる。米国特許第４
．６１５．４３５号に示された保持器において、優先的
な折り畳みは、カセットが折り畳みの端部まで平行な刻
み線として継続するために、カセット２０と２１の底部
において発生しない。

優先的な折り畳みは、保持パネル１４と１６を縫合糸巻
取りパネルｌＯに連結する三重のカセットの折り畳み部
において同−厘理により行われることが認識されよう。

これは、カセット３０−３２．３０〜３４．３０°−３
２′及び３０’−３４′の各々を分離する単一の刻み線
による。

−旦縫合糸が米国特許第４．６１５．４３５Ｊ＋に記載
されたように巻かれたならば、２つの縫合糸保持パネル
は、第３図に示すように、巻かれた縫合糸の上で折り畳
まれる。−旦縫合糸保持パネルが縫合糸を所定の位置に
保持するために縫合糸の上に折り畳まれたならば、保持
器を巻取りピンから除去することができる。第４図に示
すように、縫合糸を囲むパネル１２が縫合糸保持パネル
の上に折り畳まれる。一対の保持器連結パネルが縫合糸
巻取りパネルの背後で折り畳まれ、そして第５図に示す
ように、他方の保持器連結パネルのスリット１８に保持
器連結パネル１９の一方の自由端部２７を入れることに
より連結される。

第１図及び第４図を参照すると、縫合糸を囲むパネルの
自由端部に最も接近した保持器連結パネルの端部に隣接
して、縫合糸を囲むパネルを横断して延びている刻み線
領域２２がある。この刻み線領域の目的は以後に北載す
る。第５図に示すパッケージは縫合糸と釦を完全に囲み
そして保護するが、これは、パッケージを片手で保持し
、パッケージの角において引き裂きフラップ２３の縁を
つかみ、そして第６図に示すように刻み線領域２２に沿
って下方にフラップ２３を引き裂き、これによって囲ま
れた針と縫合糸をあられにするための簡単な方式である
。これは、パッケージ中の縫合糸に容易に且つ簡単に片
手による接近を許容する。

それから針６０は鉗子で一つかまれ、そして後続の縫合
糸と共にパッケージから引き抜かれる。第６図の実施態
様において、針６０は右手で保持された鉗子によりつか
まれ、針の先端は鉗子の親指側に向けられる。類似のパ
ッケージが、パッケージを鏡像式に形成することにより
、左手での引き出しのために作製できることを認識でき
よう。

第５図に示す縫合糸を有する折り畳まれた保持器は、本
技術分野において非常に公知の適切なホイル−フィルム
のオーバーラツプで包むことができ、そして使用された
縫合糸材料の形式に依存するが、本技術分野において非
常に公知な技術により滅菌することができる。認識され
るように、これは生産が簡単で且つ経済的なパッケージ
である。

第７ａ図、第７ｂ図及び第８図に示すように、縫合糸が
巻かれたインサートを第１〜６図の保持器に設けること
が望ましいであろう。図示されたインサート７０は保持
器において幾つかの特徴を備える。最初に第７ａ図を参
照すると、インサート７０は２つの縦縁と２つの横端部
を有することが見られる。上方横端部には、発泡部材保
護縁７４と針先端保護縁７６とがある。下方横端部には
、カセット７３によってインサートの上方部分から画さ
れたフラップ７２がある。第７ａ図のインサート７０は
、大きなゲージの縫合糸針と共に第１〜６図の保持器パ
ッケージにおいて使用するように設計される。第７ｂ図
に、延びた針先端保護縁７６′を有するインサートの別
の実施態様を示す。

第７ｂ図の実施態様は、小さなゲージの縫合糸針と共に
使用するように設計される。

第８図を参照すると、第１図の縫合糸保持器におけるイ
ンサート７０の使用が示される。インサート７０は縫合
糸巻取りパネル１０に対して置かれ、カセット７３がパ
ッケージのカセット２８と整列させられる。このように
位置付けられたとき、発泡部材保護縁７４は、発泡材針
保持部４０の頂部に位置し、インサートは針保持部の下
方の耳５２を覆う。針６０は発泡材針保持部４０に置か
れ、針の先端は針先端保護縁７６１ごおいてインサート
の背後に収容される。それから縫合糸６２は、上記のよ
うにインサート７０に対して巻かれる。縫合糸を囲むパ
ネル１２が第４図に示すように上方に折り畳まれるとき
、パッケージはカセット２８において折り畳まれる。そ
してインサートはカセット７３において同時に折り畳ま
れ、フラップ７２を上方の縫合糸６２の下方ループの上
方及び下方ループの上にもたらす。

第９図を参照すると、引き裂きフラップ２３がパッケー
ジを開くために下方に引っ張られている状態の、第８図
に示す組み立てられた保持器が示されている。針の先端
がインサートの縁７６の背後で保護されているために、
パッケージを開く間に不注意による針刺しの危険はない
ことが見られる。より小さなゲージの針の先端は、第７
ｂ図の小さな針用のインサートの延びた縁７６′の背後
で同様に保護される。インサートは又、縫合糸がインサ
ートの上に位置し一方針がインサートの背後に位置する
ので、針による損傷から縫合糸材料を保護する。縫合糸
が保持器から引き出されるとき、縫合糸材料のループは
、発泡部材４０の上を滑らかに滑り出る。インサートが
ないと、縫合糸のループは、引き出されるとき、発泡部
材の下方の耳５２において纏れることがある。この問題
は、これらの下方の耳が縁７４においてインサートによ
って覆われるとき除去され、そしてインサートは、更に
、滑らかな縫合糸の引き出しのために、針保持部の下方
端部を平坦にするという機能を有する。又、インサート
がカセット７３の位置において終端されるならば、縫合
糸の下方のループはインサートの下方の角において絡ま
り旦つ縫れるかもしれないことが見い出された。この問
題は、縫合糸のループの底部において下方の角を除去す
るフラップ７２によって防止される。巻かれた縫合糸は
、こうして、インサート７０の特徴のためｌこ、纏れる
ことなしに第９囚における保持器から滑らかに引き出さ
れる。

本発明の先の実施態様において、発泡部材４０は、パッ
ケージの縦軸に対して約２０°方向付けられている。第
６図と第９図が示すように、針保持部のこの向きは、縫
合糸が針保持部の一方の側に取り付けられた針の筒と他
方の側にある針の主要長さを使用者が見ることができる
ように、針６０を位置付ける。従って使用者は、上記の
ように、鉗子により針筒の僅かに前方の好ましい位置に
おいて針をつかみ、先端は鉗子の親指側に位置する。

２０°の向きは、これらの実施態様において示された大
きなゲージの針のために適切であることがわかった。小
さなゲージの針に対して、パッケージの縦軸に対して大
きな角度が用いられ、モして又、針の曲率（例えば、５
／８周、１／２周、１／４周等）に依存する。針保持部
のための角度の好ましい範囲は、これらの因子に依存す
るが、１０°〜６０°の範囲である。

所望の位置に発泡部材４０を位置付けるための別の技術
は、第１０ａ〜ｌｏｃ図に示すように、折り畳み可能な
針保持部を設けることである。第ｔＯａ図を参照すると
、針保持用パネル８０が縫合糸巻取りパネル１０の上方
左側の角に取り付けられた、前述のように構成された保
持器が示される。針保持用パネル８０は刻み線８８によ
って巻取りパネルに折り畳み可能に取り付けられている
。

針保持用パネル８０の上方の角に固定用タブ８２がある
。パネル８０の反対側に、接着剤により取り付けられた
発泡材針保持部８４がある。縫合糸巻取りパネルの右縦
縁に、固定用タブ８２に係合する固定用タブ・ノツチ８
６が位置する。

針保持部は、第１０ｂ図に示すように、針保持用パネル
を縫合糸巻取りパネルの上に下向きに折り畳むことによ
って、縫合糸巻取りパネルＩＯにおける所望の位置に置
かれる。これは、好ましくは、針保持用パネルが縫合糸
巻取りパネルの上に折り畳まれる前にそして針保持部８
４に針用スリット８５を刻んだ後に、行われる。固定用
タブ８２は、針保持部を所定位置に保持するために、縫
合糸巻取りパネルの背後の位置にノツチ８６を通してス
ナップ止めされる。

第１０ａ図と第１Ｏｂ図のパッケージが、第１０ｃ図に
完全に組み立てられて示されている。引き裂きタブ２３
は、保持器パッケージを開くとき、フラップ２３を下方
に引き裂くために刻み線８８の上のパッケージの縁にお
いてつかまれることが見られよう。又、縫合糸６２のル
ープがこの実施態様において外側に位置した針６０の内
側にあることが見られる。

針保持用パネル８０には、パッケージの使用のために第
１図のスロット２０ａと２０ｂに類似したスロットが設
けられ、挿入された発泡部材４０は、接着剤により取り
付けられた発泡部材８４に置き代えられる。

針保持用パネルを有する保持器パッケージの別の実施態
様が、第１１ａ〜ｌｌｃ図に示される。

この実施態様において、針保持用パネル９０は、縫合糸
巻取りパネルＩＯの上方右側の角に位置する。接着剤に
より取り付けられた発泡材針保持部９２はパネル９０の
背面に取付けられ、そして針用スリット９４を刻まれて
いる。針保持用パネル９０は、刻み４９９ｇにおいて巻
取りパネルＩＯの上に折り畳まれる。

第１１ａ図の実施態様は、接着細片９２がパッケージの
縦軸に直交し且つ保持器に刻み線を付は切断する機械の
方向１００に平行に取付けられる点で、保持器パッケー
ジの製造における利点を提供する。接着細片９２は、パ
ッケージの輪郭を切断する前に所定位置に取付けられ、
そしてそれから切断工程でパッケージと針保持部の両方
を適切な寸法に同時に切断する。針保持用スリット９４
は、都合の良いことに、製造の一層の容易さのために縫
合糸巻取りパネルの切断縦縁に平行であることが見られ
る。

第１１ａ図の保持器パッケージは、針保持部に針を挿入
する前に、縫合糸巻取りパネルに対して縫合糸を巻くこ
とにより第１１ｂ図に示すように組み立てられる。縫合
糸保持パネル１４と１６は、所定位置に巻かれた縫合糸
を保持するために巻かれた縫合糸の上に折り畳まれ、そ
して針保持用パネル９０が巻かれた縫合糸の上に折り畳
まれ、そして針６０が発泡部材９２におけるスリット９
４の１つに挿入される。第１１ｂ図に示すように、この
工程の結果、発泡部材９２は保持器パッケージの縦寸法
に対して角度をなして位置する。この実施態様において
、角度は約５０″である。第１０ｃ図の実施態様とは異
なり、針６０は縫合糸６２の外側に位置する上方ループ
の内側に位置する。

折り畳まれた針保持用パネルは縫合糸を覆い、これによ
って針による損傷から縫合糸材料を保護する。

完全に組み立てられたパッケージを第１１ｃ図に示す。

この実施態様において、発泡打針保持部９２は、パッケ
ージを開くとき、縫合糸を囲うパネル１２の背後で完全
に保護され且つ覆われ、そして又、針先端が縫合糸を囲
うパネルの背後の針保持部９２の上で保護されているこ
とが見られる。

針６０の筒と針６０の本体の主要部分を使用者が十分に
見れる状態にあり、その結果、針と縫合糸の引き出しの
ために、針を鉗子で容易につかめる。

縫合糸のループは、パネル９０の反転側にある針保持部
において纏れることなしに針保持用パネル９０の背後か
ら保持器パッケージを滑らかに滑り出る。刻み線９８の
反対側の縫合糸巻取りパネル１０の角９９は、パッケー
ジを開くとき、引き裂きフラップ２３をつかむ際の容易
さを与えるために角度を付けられていることが見られる
。

第１０ｃ図と第１１ｃ図の保持器パッケージをホイル−
フィルムのオーバーラツプ又は他のオーパーラ７プのパ
ッケージに封入する場合、引き裂きフラップ２３を省略
することが望ましいであろう。これは、透明なフィルム
のオーバーラツプを使用するとき、特に望ましく、針と
縫合糸はオーバーラツプのパッケージを通してよく見る
ことができる。使用者は、パッケージを開く前に、製品
を明確に見て確認できる。

本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。

ｌ、外科用縫合糸を納めそして縫合糸保持区画室を含む
外科用縫合糸の改良された保持器であって、 一対の縦縁と一対の横縁とを有する縫合糸巻取りパネル
と、 該縫合糸巻取りパネルの該縦縁に折り畳み可能に連結さ
れた一対の縫合糸保持パネルと、ここで、該縫合糸巻取
りパネルの縁への縫合糸保持パネルの各折り畳み可能な
連結部は、該折り畳み可能な連結部の各端部において、
該端部から内側に延びており且つ単一の刻み線にて終端
する２本の平行な刻み線を具備するカセットを含む、 とから成り、 これによって、前記縫合糸保持パネルは前記縫合糸巻取
りパネルの上に折り畳まれ、縫合糸保持区画室が前記縫
合糸保持パネルと前記縫合糸巻取りパネルとの間に規定
され、該区画室のコーナー部において容積領域を呈示す
ることを特徴とする保持器。

２、各折り畳み可能な連結部は、前記端部カセットの間
に位置する付加的なカセットを更に具備し、該付加的な
カセットは、該付加的なカセットの各端部において単一
の刻み線にて終端する２本の平行な刻み線を具備する上
記１に記載の保持器。

３、前記付加的なカセットは、前記区画室の中央部分に
おいて容積領域を規定する凸状湾曲を前記折り畳まれた
縫合糸保持パネルに与える上記２に記載の改良保持器。

４．２つの縦縁と２つの横縁を有する縫合糸を囲むパネ
ルと、 ここで、該縫合糸を囲むパネルは、横縁の１つにおいて
、前記縫合糸巻取りパネルの横縁に対して折り畳み可能
に連結され、一対の保持器連結パネルと、 ここで、−・方の保持器連結パネルの縁は前記縫合糸を
囲むパネルの縦縁に折り畳み可能に連結され、そして他
方の保持器連結パネルの縁は前記縫合糸を囲むパネルの
反対の縦縁に折り畳み可能に連結されている、を更に具
備する上記２に記載の保持器。

５、前記縫合糸巻取りパネルと前記保持器連結パネルへ
の前記縫合糸を囲むパネルの各折り畳み可能な連結部は
カセットを具備する上記４に記載の保持器。

６、前記縫合糸を囲むパネルの連結部のカセットの各々
は、端部において単一の刻み線にて終端する２本の平行
な刻み線を具備する上記５に記載の保持器。

７、外科用針に取り付けられた外科用縫合糸を納める外
科用縫合糸の改良された保持器であって、外科用針を保
持する手段が位置付けられ、その位置は２つの平行なス
ロットを含むところのパネルと、 外科用針を保持するスリットを含む中央領域と、前記平
行なスロットへの挿入のための一対の外側に延びている
挿入タブとを含む発泡打針保持器と、ここで、前記平行
なスロットは、前記タブが前記スロットに挿入されると
き、針保持器の前記中央領域が反転したり形状を取るよ
うに、前記中央領域の寸法に対して間隔をあけられてい
る、 から成ることを特徴とする保持器。

８、前記スロットは所与の長さを呈示し、そして前記針
保持器の前記中央領域の長さは該スロットの長さよりも
大きい上記７に記載の保持器。

９、前記針保持器の前記中央の長さの反対側の端部は■
形状にカットされ、該Ｖ形状の頂点は該中央の長さの中
心と整列されている上記８にお載の保持器。

ＩＯ１縦寸法と横寸法を各々有する２つの外側パネルを
含む、外科用縫合糸を納める外科用縫合糸の改良された
保持器であって、 該外側パネルの１つの端部に位置する引き裂きフラップ
を具備し、 該引き裂き７ラツグは、前記保持器の１つの角部にある
前記保持器を開けるために使用者によってつかまれる独
立しｔ；角部と、独立した角部と反対側の前記保持器の
縦側部に位置するヒンジ付き側部と、該引き裂きフラッ
プの該独立した角部と該該ヒンジ付き側部との間で該保
持器を横断して延びている刻み線とを含み、 該引き裂きフラップが使用者によって開かれるとき、該
刻み線が引き裂きにより開かれる保持器。

１１、外科用縫合糸を納める外科用縫合糸の改良された
保持器であって、 一対の縦縁と一対の横縁を有する縫合糸巻取りパネルと
、 該縫合糸巻取りパネルの第１の横縁に隣接して配置され
た針保持手段と、 一対の縦縁と一対の横縁を有する縫合糸を囲むパネルと
、 ここで、該縫合糸を囲むパネルの横縁は、前記縫合糸巻
取りパネルの第２の横縁に折り畳み可能に連結されてお
り、 前記縫合糸巻取りパネルの縦の長さよりも小さな一対の
縦縁と、前記縫合糸巻取りパネルの横寸法に実質的に等
しい一対の横縁とを有する縫合糸巻取りインサートとを
具備し、 該縫合糸巻取りインサートが前記縫合糸巻取りパネルに
対して配置されたとき、巻かれた縫合糸は該インサート
に対して位置付けられ、そして縫合糸に取り付けられた
針は前記針保持手段に位置し、該針の先端は前記縫合糸
巻取りパネルと前記巻取りインサー；・の間に位置する
ことを特徴とする保持器。

１２、前記針保持手段の一部分は、前記縫合糸巻取りイ
ンサートと前記縫合糸巻取りパネルとの間に位置する上
記１１に記載の保持器。

１３、前記縫合糸巻取りインサートは、前記針保持手段
に隣接している横縁と反対側の該インサートの横縁に折
り畳み可能に連結されたフラップを更に含み、そして該
フラップの該折り畳み可能な連結部は、前記縫合糸巻取
りパネルと前記縫合糸を囲むパネルの折り畳み可能な連
結部と整列されている上記１２に記載の保持器。

１４、外科用縫合糸を納める外科用縫合糸の改良された
保持器であって、 一対の縦縁と一対の横縁を有する縫合糸巻取りパネルと
、 対の縦縁と一対の横縁を有する縫合糸を囲むパネルと、 ここで、該縫合糸を囲むパネルの１つの横縁は、前記縫
合糸巻取りパネルの横縁に折り畳み可能に連結され、 該縫合糸を囲むパネルの横縁と反対側の前記縫合糸巻取
りパネルの横縁に折り畳み可能に連結された針保持用パ
ネルとから成ることを特徴とする保持器。

１５、前記針保持用パネルは、前記縫合糸巻取りパネル
の横縁のコーナ一部に折り畳み可能に連結されている上
記１４に記載の保持器。

１６、前記縫合糸巻取りパネルは、前記針保持用パネル
の一方の面と同じ大きさの縫合糸巻取り面を有し、そし
て、該一方の面と反対側の前記針保持用パネルの面に位
置する針保持手段を更に含む上記１４に記載の保持器。

１７、前記針巻取りパネルに対する前記針保持用パネル
の前記折り畳み可能な連結部は、該縫合糸巻取りパネル
の縦縁に対して鋭角に方向付けられている上記１６に記
載の保持器。

１８、前記針保持手段は、前記針保持用パネルが前記縫
合糸巻取りパネルの上に折り畳まれるとき該針保持手段
が該縫合糸巻取りパネルの縦縁に対して鋭角に方向付け
られるように、該針保持用パネルに対して角度をなして
配置されている上記１７に記載の保持器。

１９、前記針保持手段は、前記針保持用パネル上に前記
縫合糸巻取りパネルの縦縁に直交して配置されている上
記１８に記載の保持器。

２０、保持器からの針と縫合糸の引き出しの前に、外科
用針の一部分をあられにする、前記保持器の横端部に位
置する開口を更に具備し、前記針保持手段は、該開口が
該外科用針の該部分をあられにするとき、前記縫合糸を
囲むパネルと前記縫合糸巻取りパネルとの間に位置する
上記１８に記載の保持器。

２１、保持器からの針と縫合糸の引き出しの前に、外科
用針の一部分をあられにする、前記保持器の横端部に位
置する開口を更に具備し、前記針保持手段は、該開口が
核外利用針の該部分をあられにするとき、あられにされ
る上記１８に記載の保持器。

２２、外科用縫合糸を納める外科用縫合糸の改良された
保持器であって、 一対の縦縁と一対の横縁を有する縫合糸巻取りパネルと
、 する縫合糸を囲むパネルと、 ここで、該縫合糸を囲むパネルの１つの機縁は、該縫合
糸巻取りパネルの横縁に折り畳み可能に連結されており
、 縫合糸を囲むパネルに折り畳み可能に連結された横縁と
反対側の縫合糸巻取りパネルの横縁に隣接して配電され
、該縫合糸巻取りパネルの縦縁に対して鋭角に配置され
た縦寸法を有する針保持手段とを具備することを特徴と
する保持器。

２３、前記鋭角は１０’〜６０°の範囲内にある上記２
３に記載の保持器。

２４、前記鋭角は約２０°である上記２３に記載の保持
器。

２５、前記鋭角は約５０°である上記２３にお載の保持
器。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の改良された保持器の１つの実施態様
の平面図。 第１ａ図は、第１図の保持器の使用に適する発泡打針保
持器の平面図。 第２図は、所定位置に挿入された第１ａ図の針保持器を
示す第１図の改良保持器の平面図。 第３図と第３ａ図は、縫合糸保持パネルを縫合糸巻取り
パネルの上に折り畳むことにより形成された縫合糸を保
持する区画室を示す図。 第４〜６図は、第１〜３図の保持器の組み立てと使用を
示す図。 第７ａ図、第７ｂ図、第８図及び第９図は、縫合糸巻取
りインサートと共に本発明の保持器の使用を示す図。 第１０ａ−１０ｃ図及び第１１ａ−１１ｃ図は本発明の
更に別の実施態様を示し、この場合針保持器は、保持器
の縦寸法に対して針保持器の角度をなした配置により配
置された針保持用パネルにおける分離した位置する図。 ｌＯ・・・縫合糸巻取りパネル １２・・・縫合糸を囲むパネル １４．１６・・・縫合糸保持パネル １８．２２・・・スリット １７．１９・・・保持器連結パネル ２０ａ、２０ｂ・・・スロット ２２・・・刻み線領域 ２３・・・引き裂きフラップ ２４．２６．２８．３０．３２．３４．３０゛３２’　
　　３４’　　　７３・・・カセット０・・・発泡打針
保持部材 ２．４４・・・挿入タブ ６・・・針保持用スリット ７．４７’　　　４９．４９′・・・スリット０・・・
針 ２・・・縫合糸 ４．６４″　　６６．６６′・・・区画室のコーナ一部 Ｏ・・・インサート ２・・・フラップ ４・・・発泡部材保護縁 ６．７６″・・・針先保護縁 ０．９０・・・針保持用パネル ４．９２・・・発泡付針保持部 ９・・・パネル１０の角 Ｆ／Ｇ−／／ｂ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、外科用縫合糸を納めそして縫合糸保持区画室を含む
   外科用縫合糸の改良された保持器であって、 一対の縦縁と一対の横縁とを有する縫合糸巻取りパネル
   と、 該縫合糸巻取りパネルの該縦縁に折り畳み可能に連結さ
   れた一対の縫合糸保持パネルと、 ここで、該縫合糸巻取りパネルの縁への 縫合糸保持パネルの各折り畳み可能な連結 部は、該折り畳み可能な連結部の各端部に おいて、該端部から内側に延びており且つ 単一の刻み線にて終端する２本の平行な刻 み線を具備するカセットを含む、 とから成り、 これによって、前記縫合糸保持パネルは前記縫合糸巻取
   りパネルの上に折り畳まれ、縫合糸保持区画室が前記縫
   合糸保持パネルと前記縫合糸巻取りパネルとの間に規定
   され、該区画室のコーナー部において容積領域を呈示す
   ることを特徴とする保持器。 ２、外科用針に取り付けられた外科用縫合糸を納める外
   科用縫合糸の改良された保持器であって、外科用針を保
   持する手段が位置付けられ、その位置は２つの平行なス
   ロットを含むところのパネルと、 外科用針を保持するスリットを含む中央領域と、前記平
   行なスロットへの挿入のための一対の外側に延びている
   挿入タブとを含む発泡材針保持器と、ここで、前記平行
   なスロットは、前記タ ブが前記スロットに挿入されるとき、針保 持器の前記中央領域が反転したり形状を取 るように、前記中央領域の寸法に対して間 隔をあけられている、 から成ることを特徴とする保持器。 ３、縦寸法と横寸法を各々有する２つの外側パネルを含
   む、外科用縫合糸を納める外科用縫合糸の改良された保
   持器であって、 該外側パネルの１つの端部に位置する引き裂きフラップ
   を具備し、 該引き裂きフラップは、前記保持器の１つの角部にある
   前記保持器を開けるために使用者によってつかまれる独
   立した角部と、独立した角部と反対側の前記保持器の縦
   側部に位置するヒンジ付き側部と、該引き裂きフラップ
   の該独立した角部と該該ヒンジ付き側部との間で該保持
   器を横断して延びている刻み線とを含み、 該引き裂きフラップが使用者によって開かれるとき、該
   刻み線が引き裂きにより開かれる保持器。 ４、外科用縫合糸を納める外科用縫合糸の改良された保
   持器であって、 一対の縦縁と一対の横縁を有する縫合糸巻取りパネルと
   、 該縫合糸巻取りパネルの第１の横縁に隣接して配置され
   た針保持手段と、 一対の縦縁と一対の横縁を有する縫合糸を囲むパネルと
   、 ここで、該縫合糸を囲むパネルの横縁は、 前記縫合糸巻取りパネルの第２の横縁に折 り畳み可能に連結されており、 前記縫合糸巻取りパネルの縦の長さよりも小さな一対の
   縦縁と、前記縫合糸巻取りパネルの横寸法に実質的に等
   しい一対の横縁とを有する縫合糸巻取りインサートとを
   具備し、 該縫合糸巻取りインサートが前記縫合糸巻取りパネルに
   対して配置されたとき、巻かれた縫合糸は該インサート
   に対して位置付けられ、そして縫合糸に取り付けられた
   針は前記針保持手段に位置し、該針の先端は前記縫合糸
   巻取りパネルと前記巻取りインサートの間に位置するこ
   とを特徴とする保持器。 ５、外科用縫合糸を納める外科用縫合糸の改良された保
   持器であって、 一対の縦縁と一対の横縁を有する縫合糸巻取りパネルと
   、 一対の縦縁と一対の横縁を有する縫合糸を囲むパネルと
   、 ここで、該縫合糸を囲むパネルの１つの 横縁は、前記縫合糸巻取りパネルの横縁に 折り畳み可能に連結され、 該縫合糸を囲むパネルの横縁と反対側の前記縫合糸巻取
   りパネルの横縁に折り畳み可能に連結された針保持用パ
   ネルとから成ることを特徴とする保持器。 ６、外科用縫合糸を納める外科用縫合糸の改良された保
   持器であって、 一対の縦縁と一対の横縁を有する縫合糸巻取りパネルと
   、 一対の縦縁と一対の横縁とを有する縫合糸を囲むパネル
   と、 ここで、該縫合糸を囲むパネルの１つの 横縁は、該縫合糸巻取りパネルの横縁に折 り畳み可能に連結されており、 縫合糸を囲むパネルに折り畳み可能に連結された横縁と
   反対側の縫合糸巻取りパネルの横縁に隣接して配置され
   、該縫合糸巻取りパネルの縦縁に対して鋭角に配置され
   た縦寸法を有する針保持手段とを具備することを特徴と
   する保持器。