JPH02193215A - データ処理装置 - Google Patents
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- JPH02193215A JPH02193215A JP63292827A JP29282788A JPH02193215A JP H02193215 A JPH02193215 A JP H02193215A JP 63292827 A JP63292827 A JP 63292827A JP 29282788 A JP29282788 A JP 29282788A JP H02193215 A JPH02193215 A JP H02193215A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 6
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 32
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、ワードプロセッサやパーソナルコンピュー
タ、DPS (データ・プロセッシング・システム)、
その他各種のデータ処理装置の改良に係り、特に、タッ
チパネル入力方式のデータ処理装置において生じる入力
誤差、すなわち、ユーザの指示位置(入力座標)と実際
の入力位置く表示座標)との間に生じるズレを補正する
ことによって、初心者等でも、簡単かつ正確に入力操作
等が行えるようにしたデータ処理装置に関する。
タ、DPS (データ・プロセッシング・システム)、
その他各種のデータ処理装置の改良に係り、特に、タッ
チパネル入力方式のデータ処理装置において生じる入力
誤差、すなわち、ユーザの指示位置(入力座標)と実際
の入力位置く表示座標)との間に生じるズレを補正する
ことによって、初心者等でも、簡単かつ正確に入力操作
等が行えるようにしたデータ処理装置に関する。
従来夏技権
近年、表示画面上にタッチパネル等の透明な入力媒体を
装着し、タッチペンや指等によって直接画面を押すイメ
ージで入力または動作指示を行えるようにしたデータ処
理システムが、急激に増加する傾向にある。
装着し、タッチペンや指等によって直接画面を押すイメ
ージで入力または動作指示を行えるようにしたデータ処
理システムが、急激に増加する傾向にある。
その主要な原因は、初心者等には親しみ難いキーボード
等を使用しなくても、ある程度の範囲内で入力操作や動
作指示が可能になるためと思われる。
等を使用しなくても、ある程度の範囲内で入力操作や動
作指示が可能になるためと思われる。
ところが、このようなタッチパネル入力方式の場合、タ
ッチパネル自体の厚みや、パネルと表示画面との間に存
在する空隙等により、ユーザがタッチした位置と、実際
の入力位置との間にズレが生じる、という不都合がある
。
ッチパネル自体の厚みや、パネルと表示画面との間に存
在する空隙等により、ユーザがタッチした位置と、実際
の入力位置との間にズレが生じる、という不都合がある
。
また、タッチパネルまたはタブレジ1〜方式の入力装置
において、いわゆる手描き入力等の細かい分解能を必要
とする場合に、座標変換手段としてA/D (アナログ
/ディジタル)変換を行う手段を使用すると、ある程度
の誤差が生じるのは不可避である。
において、いわゆる手描き入力等の細かい分解能を必要
とする場合に、座標変換手段としてA/D (アナログ
/ディジタル)変換を行う手段を使用すると、ある程度
の誤差が生じるのは不可避である。
この方式では、X方向とY方向にそれぞれの抵抗器を配
置し、押下点に対応した抵抗値の比率から検出される電
圧レベルをディジタル変換しているが、この場合の誤差
は、デバイス自体が有している非直線性、およびA/D
変換器の絶対精度等に起因する誤差によって発生する。
置し、押下点に対応した抵抗値の比率から検出される電
圧レベルをディジタル変換しているが、この場合の誤差
は、デバイス自体が有している非直線性、およびA/D
変換器の絶対精度等に起因する誤差によって発生する。
さらに、タッチパネルの使用時には、その取付は位置に
よる誤差も加算される。
よる誤差も加算される。
これらの誤差を補正するには、ハード構成による精度を
高くすることは当然であるが、従来から、ソフトウェア
的な補正方法も採用されている。
高くすることは当然であるが、従来から、ソフトウェア
的な補正方法も採用されている。
例えば、位置補正用として実処理とは別のプログラムを
用意しておき、このプログラムを起動することにより、
取付は位置(オフセット値)のデータを内部RAMに保
持しておく。
用意しておき、このプログラムを起動することにより、
取付は位置(オフセット値)のデータを内部RAMに保
持しておく。
そして、実プログラムによる処理時に、タッチパネルを
押下したとき、A/D変換器からのデータに先に保持し
ておいたオフセット値を加味したデータを押下データと
して出力する。
押下したとき、A/D変換器からのデータに先に保持し
ておいたオフセット値を加味したデータを押下データと
して出力する。
ところが、タッチパネル方式の入力装置の場合には、そ
の構成上から個々の入力装置が異なった非直線性を有し
ているので、このような補正方法では、平均的な値によ
る補正が行われるだけで、完全な補正は不可能である。
の構成上から個々の入力装置が異なった非直線性を有し
ているので、このような補正方法では、平均的な値によ
る補正が行われるだけで、完全な補正は不可能である。
その上、タッチパネルを使用する際には、オペレータの
目の位置によって、押下位置と認識位置(指定される位
置)とが異なる、という現象も生じる。
目の位置によって、押下位置と認識位置(指定される位
置)とが異なる、という現象も生じる。
その結果、タッチパネル上で直線を描いたつもりでも、
精度の悪い装置では、直線に見えないという現象も発生
する。
精度の悪い装置では、直線に見えないという現象も発生
する。
次に、図面を参照しながら、従来のタッチパネル方式の
入力装置において生じる押下位置と入力される座標位置
とのズレについて説明する。
入力装置において生じる押下位置と入力される座標位置
とのズレについて説明する。
第17図は、タッチパネル方式の人力装置について、そ
の構成と入力操作の一例を説明する図で、(1)と(2
)は上面図、(3)は側面図である。図面において、1
1はタッチパネル、12はタッチベン、13はLCDか
らなる表示装置の表示画面、Gはギャップを示し、mと
nは位置を示す。
の構成と入力操作の一例を説明する図で、(1)と(2
)は上面図、(3)は側面図である。図面において、1
1はタッチパネル、12はタッチベン、13はLCDか
らなる表示装置の表示画面、Gはギャップを示し、mと
nは位置を示す。
この第17図(1)と(3)に示すように、タッチパネ
ル方式の入力装置は、タッチパネル]1と、例えばLC
Dの表示画面13とが平行に配置されている。
ル方式の入力装置は、タッチパネル]1と、例えばLC
Dの表示画面13とが平行に配置されている。
そして、第17図(1)のように、タッチパネル11上
の位置mからnまでを、タッチペン12や指で押すと、
その押された点(位fi1m−n)に対応するLCDの
ドツトがrオン」状態にされて、第17図(2)のよう
な図形が描かれるように構成されている。
の位置mからnまでを、タッチペン12や指で押すと、
その押された点(位fi1m−n)に対応するLCDの
ドツトがrオン」状態にされて、第17図(2)のよう
な図形が描かれるように構成されている。
次の第18図は、第17図(3)に示したタッチパネル
方式の入力装置において、タッチ位置と実際の入力位置
との間に生じるズレの発生原因を説明する側面図である
。図面における符号は第17図と同様であり、また、E
は人間の目の位置、aとbは表示画面13上の点、Cは
タッチペン12の接触点、dとeはタッチパネル11上
の位置を示す。
方式の入力装置において、タッチ位置と実際の入力位置
との間に生じるズレの発生原因を説明する側面図である
。図面における符号は第17図と同様であり、また、E
は人間の目の位置、aとbは表示画面13上の点、Cは
タッチペン12の接触点、dとeはタッチパネル11上
の位置を示す。
この第18図では、右ききの人の場合について示してい
る。
る。
、通常、タッチペン12によって文字や図形等を描く場
合、目の位置Eはタッチペン12の接触点Cの真上には
なく、タッチペン12の先端(接触点C)を斜めから見
ている。
合、目の位置Eはタッチペン12の接触点Cの真上には
なく、タッチペン12の先端(接触点C)を斜めから見
ている。
しかも、タッチパネル11と、LCDの表示画面13と
の間には、ギャップGが存在している。
の間には、ギャップGが存在している。
その結果、第18図で、表示画面13上の点すを押そう
とした場合に、ユーザは、タッチペン12の先端で接触
点Cを指示してしまう。
とした場合に、ユーザは、タッチペン12の先端で接触
点Cを指示してしまう。
すなわち、第18図で、左斜め(目の位置E)から見て
いるため、表示画面13上の点すの直上の位置dよりも
左にズした点Cが指示される。
いるため、表示画面13上の点すの直上の位置dよりも
左にズした点Cが指示される。
ところが、接触点Cに対応するLCDの表示座標は、点
aであるから、実際には、点すではなく、点aのドツト
がrオン」にされてしまう。
aであるから、実際には、点すではなく、点aのドツト
がrオン」にされてしまう。
この点aは、視覚的には、タッチパネル11上の位置e
に見えるので、この場合には、第18図の接触点Cと位
Meとの距離が、指示点と六方点とのズレになる。
に見えるので、この場合には、第18図の接触点Cと位
Meとの距離が、指示点と六方点とのズレになる。
第19図(1)と(2)は、第17図(1)〜(3)に
示したタッチパネル方式の入力装置において、タッチ位
置と実際の入力位置との間に生じるズレの数値例を示す
図で、(1)は側面図、(2)はその等価的な距離を示
す図である。図面における符号は第18図と同様であり
、また、E′は人間の目の位置Eに対応する点C−ヒの
位置を示す。
示したタッチパネル方式の入力装置において、タッチ位
置と実際の入力位置との間に生じるズレの数値例を示す
図で、(1)は側面図、(2)はその等価的な距離を示
す図である。図面における符号は第18図と同様であり
、また、E′は人間の目の位置Eに対応する点C−ヒの
位置を示す。
この第19図(1)では、目の高さ(目の位置Eとタッ
チパネル11の垂直線との距離)を30an、タッチパ
ネル11の厚さを211N11、タッチパネル11とL
CDの表示画面13とのギャップGをIWll、視角を
30°、と想定した場合について示している。
チパネル11の垂直線との距離)を30an、タッチパ
ネル11の厚さを211N11、タッチパネル11とL
CDの表示画面13とのギャップGをIWll、視角を
30°、と想定した場合について示している。
この場合の等価的な距離を示す図は、第19図(2)に
示すとおりで、三角形E (E’ )cと、bacとは
相似関係にある。
示すとおりで、三角形E (E’ )cと、bacとは
相似関係にある。
この第19図(2)に示した画工角形の数値例に基いて
、位置ズレの大きさである辺abの値を算出すると、(
辺a b ) = 3 / flan = fK +n
mで、1.732画程度の値になる。
、位置ズレの大きさである辺abの値を算出すると、(
辺a b ) = 3 / flan = fK +n
mで、1.732画程度の値になる。
他方、LCDの表示ドツトピッチは、後で詳しく説明す
るが、0.3m程度であるから、辺abに対応するドツ
ト数は、5〜6ドツトとなる。
るが、0.3m程度であるから、辺abに対応するドツ
ト数は、5〜6ドツトとなる。
このように、従来のタッチパネル方式の入力装置では、
ユーザが指示した位置と、入力側で検知される入力位置
との間に、5〜6ドツト程度のズレが生じるため、操作
上も不便な点が多い。
ユーザが指示した位置と、入力側で検知される入力位置
との間に、5〜6ドツト程度のズレが生じるため、操作
上も不便な点が多い。
次の第20図は、従来のタッチパネル方式の入力装置に
よって、漢字「田」を描く場合に生じるズレの一例を説
明する図で、(1)と(2)は上面図、(3)は側面図
である。図面における符号は第18図と同様であり、ま
た、pとqは指示位置の始点を示す。
よって、漢字「田」を描く場合に生じるズレの一例を説
明する図で、(1)と(2)は上面図、(3)は側面図
である。図面における符号は第18図と同様であり、ま
た、pとqは指示位置の始点を示す。
第21図は、第20図の操作によって実際に入力される
漢字「田jの状態を示す図で、(1)はユーザがタッチ
パネル11上に描くパターンの状態、(2)と(3)は
実際に入力された状態を示す。
漢字「田jの状態を示す図で、(1)はユーザがタッチ
パネル11上に描くパターンの状態、(2)と(3)は
実際に入力された状態を示す。
漢字「田」を描く場合、まず、第20図(1)で点Pを
始点とする第−画の「1」を描く。
始点とする第−画の「1」を描く。
その後、第20図(2)のように、点qを始点とする第
二面を描く。
二面を描く。
この際、第20図(3)に示すように、目の位置Eから
は、視覚的に始点pが位置Cに見えるので、ユーザは、
タッチペン12で位置Cを指示して右方向へ移動させる
。
は、視覚的に始点pが位置Cに見えるので、ユーザは、
タッチペン12で位置Cを指示して右方向へ移動させる
。
その結果、第20図(3)のように、点pと点qとがズ
してしまう。
してしまう。
したがって、ユーザは、第21図(1)のように、正し
くタッチペン12を移動させても、第二両目以降が全て
左方ヘズして、第21図(2)や(3)のように、本来
の「田」と異なる文字パターンになってしまう。
くタッチペン12を移動させても、第二両目以降が全て
左方ヘズして、第21図(2)や(3)のように、本来
の「田」と異なる文字パターンになってしまう。
以上のように、従来のタッチパネル方式の入力装置の場
合、パネルの厚さやギャップ等の影響によって、ユ・−
ザがタッチした位置(入力座標)と、実際に入力される
位置(表示座標)とがズレるため、初心者に親しみ易い
という特徴があるにも拘らず、実際上は操作性が余りよ
くない、という不都合があった。
合、パネルの厚さやギャップ等の影響によって、ユ・−
ザがタッチした位置(入力座標)と、実際に入力される
位置(表示座標)とがズレるため、初心者に親しみ易い
という特徴があるにも拘らず、実際上は操作性が余りよ
くない、という不都合があった。
が しようとする
この発明のデータ処理装置では、従来のタッチパネル入
力方式のデータ処理装置におけるこのような不都合、す
なわち、ユーザがタッチしたパネル上の位置(入力座標
)と、実際の人力位置(表示座標)との間にズレが生じ
ることによって、入力操作や動作指示等を正確に行うこ
とができない、という不都合を解決し、入力座標と表示
座標との視覚上のズレを補正することによって、入力ミ
スを防止すると共に、操作性を向上させることを目的と
する。
力方式のデータ処理装置におけるこのような不都合、す
なわち、ユーザがタッチしたパネル上の位置(入力座標
)と、実際の人力位置(表示座標)との間にズレが生じ
ることによって、入力操作や動作指示等を正確に行うこ
とができない、という不都合を解決し、入力座標と表示
座標との視覚上のズレを補正することによって、入力ミ
スを防止すると共に、操作性を向上させることを目的と
する。
課題を解決するための手段
この発明では、表示装置と、透明または半透明のタッチ
パネル方式の入力装置と、キーボード等からなる入力装
置と、タッチパネル方式の入力装置のタッチパネル上の
押された点の座標を検出して座標情報を出力する座標検
出手段と、該座標情報に基きそれに対応する前記表示装
置の画面上の座標に変更する座標変更手段とを具備し、
前記タッチパネル方式の入力装置やキーボード等からな
る入力装置から入力された文字や図形等の処理機能を備
えた従来のデータ処理装置において、前記タッチパネル
方式の入力装置の指示位置と実際の入力位置との間に生
じるズレ量を補正する情報を記憶する補正情報記憶手段
と、該補正情報記憶手段に記憶された補正情報によって
前記座標変更手段から得られる変換座標情報を補正して
表示座標を決定する表示座標決定手段とを設けている。
パネル方式の入力装置と、キーボード等からなる入力装
置と、タッチパネル方式の入力装置のタッチパネル上の
押された点の座標を検出して座標情報を出力する座標検
出手段と、該座標情報に基きそれに対応する前記表示装
置の画面上の座標に変更する座標変更手段とを具備し、
前記タッチパネル方式の入力装置やキーボード等からな
る入力装置から入力された文字や図形等の処理機能を備
えた従来のデータ処理装置において、前記タッチパネル
方式の入力装置の指示位置と実際の入力位置との間に生
じるズレ量を補正する情報を記憶する補正情報記憶手段
と、該補正情報記憶手段に記憶された補正情報によって
前記座標変更手段から得られる変換座標情報を補正して
表示座標を決定する表示座標決定手段とを設けている。
また、表示装置と、透明または半透明のタッチパネルま
たはタブレット方式の入力装置と、タッチパネルまたは
タブレット方式等の入力装置のタッチパネル上等の押さ
れた点の座標を検出して座標情報を出力する座標検出手
段を具備し、前記タッチパネルまたはタブレット方式の
入力装置から入力された文字や図形等の処理機能を備え
た従来のデータ処理装置において、アナログ/ディジタ
ル変換手段で構成された前記座標検出手段と、予め前記
表示装置」二に表示した複数個の特定ポイントを押下す
ることにより前記座標検出手段から得られるアナログ/
ディジタル変換データと指定ポイントとの誤差を検出す
る誤差検出手段と、該誤差検出手段によって検出された
誤差により変換デ−タの誤差傾向を判断して補正データ
テーブルを作成する補正データテーブル作成手段と、前
記補正データテーブルの補正データを加味した押下座標
を算出する押下座標算出手段とを備え、実際の入力操作
を開始する前に、前記複数個の特定ポイントを押下して
前記補正データテーブル作成手段により補正データテー
ブルを作成した後、入力操作を行うことによって、前記
押下座標算出手段から押下座標データを出力するように
している。
たはタブレット方式の入力装置と、タッチパネルまたは
タブレット方式等の入力装置のタッチパネル上等の押さ
れた点の座標を検出して座標情報を出力する座標検出手
段を具備し、前記タッチパネルまたはタブレット方式の
入力装置から入力された文字や図形等の処理機能を備え
た従来のデータ処理装置において、アナログ/ディジタ
ル変換手段で構成された前記座標検出手段と、予め前記
表示装置」二に表示した複数個の特定ポイントを押下す
ることにより前記座標検出手段から得られるアナログ/
ディジタル変換データと指定ポイントとの誤差を検出す
る誤差検出手段と、該誤差検出手段によって検出された
誤差により変換デ−タの誤差傾向を判断して補正データ
テーブルを作成する補正データテーブル作成手段と、前
記補正データテーブルの補正データを加味した押下座標
を算出する押下座標算出手段とを備え、実際の入力操作
を開始する前に、前記複数個の特定ポイントを押下して
前記補正データテーブル作成手段により補正データテー
ブルを作成した後、入力操作を行うことによって、前記
押下座標算出手段から押下座標データを出力するように
している。
失10【↓
次に、この発明のデータ処理装置について、図面を参照
しながら、第1のの実施例を詳細に説明する。この実施
例は、特許請求の範囲第1項に対応している。
しながら、第1のの実施例を詳細に説明する。この実施
例は、特許請求の範囲第1項に対応している。
第1図は、この発明のデータ処理装置について、その要
部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。図面に
おいて、1は入力装置、2は次工程決定回路、3は補正
情報入力制御回路、4は補正情報格納エリア、5はタッ
チパネル制御回路、6はタッチパネル、7は座標変更回
路、8は表示座棚決定回路、9は表示データ作成回路、
10は表示装置を示す。
部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。図面に
おいて、1は入力装置、2は次工程決定回路、3は補正
情報入力制御回路、4は補正情報格納エリア、5はタッ
チパネル制御回路、6はタッチパネル、7は座標変更回
路、8は表示座棚決定回路、9は表示データ作成回路、
10は表示装置を示す。
第1図のブロック図の各部の機能は、概路次のとおりで
ある。
ある。
入力装置1は、キーボード等からなり、文字や罫線、制
御情報、その他のデータを入力する機能を有している。
御情報、その他のデータを入力する機能を有している。
第2図は、この発明のデータ処理装置で使用されるキー
ボードの一例を示す上面図である。図面において、K1
は補正条件キー、K2はタッチパネルキー、K3〜に6
はカーソル移動キー、K7は実行キー、K8は文字キー
群を示す。
ボードの一例を示す上面図である。図面において、K1
は補正条件キー、K2はタッチパネルキー、K3〜に6
はカーソル移動キー、K7は実行キー、K8は文字キー
群を示す。
この第2図に示す補正条件キーに1は、補正条件を入力
するためのキーである。
するためのキーである。
タッチパネルキーに2は、入力制御を入力装置1からタ
ッチパネル6側へ移行するための機能キーである。そし
て、このタッチパネルキーに2を押すことにより、タッ
チパネル入力モードが設定される。
ッチパネル6側へ移行するための機能キーである。そし
て、このタッチパネルキーに2を押すことにより、タッ
チパネル入力モードが設定される。
カーソル移動キーに3〜に6は、それぞれ矢印の方向へ
カーソルを移動させる機能を有している。
カーソルを移動させる機能を有している。
実行キーに7は、処理の実行を指定するキーである。
文字キー群に8は、通常のJIS配列のキーから構成さ
れている。
れている。
次工程決定回路2は、現在の処理状況と、入力装置1か
らのデータとを判定して次に行うべき処理を決定し、後
段の該当する回路に指令を与える。
らのデータとを判定して次に行うべき処理を決定し、後
段の該当する回路に指令を与える。
補正情報入力制御回路3は、補正条件を入力する操作を
制御する機能を有している。
制御する機能を有している。
補正情報格納エリア4は、補正情報入力制御回路3にお
いて入力された条件を記憶し、必要に応じて出力する。
いて入力された条件を記憶し、必要に応じて出力する。
第3図は、補正情報格納エリア4に格納される補正情報
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
この第3図に示すように、補正情報は、X方向のドツト
数とX方向のドツト数とで与えられるが、その詳細は後
述する。
数とX方向のドツト数とで与えられるが、その詳細は後
述する。
タッチパネル制御回路5は、信号のセンス等によって得
られる情報により、タッチパネル6を制御する機能を有
している。
られる情報により、タッチパネル6を制御する機能を有
している。
タッチパネル6は、透明あるいは半透明のパネルの中に
基盤の目の状態で接点が配置され、ペンや指先等によっ
てこのパネル面を押すと、その押された接点の座標位置
の情報を出力する。
基盤の目の状態で接点が配置され、ペンや指先等によっ
てこのパネル面を押すと、その押された接点の座標位置
の情報を出力する。
座標変更回路7は、タッチパネル6から出力される座標
位置の情報に基いて、表示装置10の画面上の座標に変
更する。
位置の情報に基いて、表示装置10の画面上の座標に変
更する。
表示座標決定回路8は、座標変更回路7から出力される
表示用座標と、補正情報格納エリア4に記憶されている
補正情報とに基いて、補正後の表示座標を決定する。
表示用座標と、補正情報格納エリア4に記憶されている
補正情報とに基いて、補正後の表示座標を決定する。
表示データ作成回路9は、文字や罫線等の表示用パター
ンデータを作成する。
ンデータを作成する。
表示装置10は、CRTやLCD等からなる表示手段で
あり、入力された文字や罫線等を可視化する。
あり、入力された文字や罫線等を可視化する。
この発明のデータ処理装置は、この第1図に示すような
構成であり、ハード構成的には、補正情報入力制御回路
3と補正情報格納エリア4と表示座標決定回路8とが付
加されている点で、従来のデータ処理装置と異なってい
る。
構成であり、ハード構成的には、補正情報入力制御回路
3と補正情報格納エリア4と表示座標決定回路8とが付
加されている点で、従来のデータ処理装置と異なってい
る。
この発明のデータ処理装置について、その動作を説明す
る前に、この発明で使用される補正情報、および表示装
置のドツトピッチとタッチパネルの接点のピッチとの関
係について説明する。
る前に、この発明で使用される補正情報、および表示装
置のドツトピッチとタッチパネルの接点のピッチとの関
係について説明する。
すでに第2図に関連して説明したように、第1図の補正
情報格納エリア4には、X、X方向の補正情報が格納さ
れる。
情報格納エリア4には、X、X方向の補正情報が格納さ
れる。
第4図は、この発明のデータ処理装置で使用される補正
情報について、その基点位置と方向とを示す図である。
情報について、その基点位置と方向とを示す図である。
補正情報は、この第4図に示すように、縦方向がY、横
方向がXで、それぞれ左上隅を基点とし、X方向につい
ては、上方向を負の値、下方向を正の値とする。
方向がXで、それぞれ左上隅を基点とし、X方向につい
ては、上方向を負の値、下方向を正の値とする。
また、X方向については、右方向を正の値、左方向を負
の値とする。
の値とする。
第5図(1)と(2)は、LCD表示装置のドツトピン
チとタッチパネルの接点のピッチとの対応関係について
、その−例を説明する図で、(1)はLCD表示装置、
(2)はタッチパネルを示す。
チとタッチパネルの接点のピッチとの対応関係について
、その−例を説明する図で、(1)はLCD表示装置、
(2)はタッチパネルを示す。
通常、タッチパネルの接点ピッチに比べて、表示装置の
ドツトピッチの方が粗い。
ドツトピッチの方が粗い。
例えば、この第5図(1)に示すように、LCD表示装
置の場合、そのドツトピッチは0.3mn程度であるが
、タッチパネルの接点のピッチは、第5図(2)に示す
ように、0.15mn程度である。
置の場合、そのドツトピッチは0.3mn程度であるが
、タッチパネルの接点のピッチは、第5図(2)に示す
ように、0.15mn程度である。
次に、第1図に示したこの発明のデータ処理装置につい
て、入力座標と表示座標とのズレを補正する動作を詳し
く説明する。
て、入力座標と表示座標とのズレを補正する動作を詳し
く説明する。
第6図は、この発明のデータ処理装置において、入力座
標と表示座標との視覚上のズレを補正する処理の流れを
示すフローチャートである。図面において、#1〜#1
6はステップを示す。
標と表示座標との視覚上のズレを補正する処理の流れを
示すフローチャートである。図面において、#1〜#1
6はステップを示す。
この第6図のフローで、ステップ#3〜#7は、補正情
報を第1図の補正情報格納エリア4にセットする処理、
ステップ#8〜#16は、ユーザがタッチパネルによっ
て指示した位置の情報を、補正情報により補正して正規
の表示用座標データを作成する処理である。
報を第1図の補正情報格納エリア4にセットする処理、
ステップ#8〜#16は、ユーザがタッチパネルによっ
て指示した位置の情報を、補正情報により補正して正規
の表示用座標データを作成する処理である。
第1図の入力装置1において、キー人力があると(ステ
ップ#1)、次工程決定回路2によってその入カキ−の
種別が判断される。
ップ#1)、次工程決定回路2によってその入カキ−の
種別が判断される。
まず、ステップ#2で、タッチパネルの入力であるか否
かについて判断され、もし、タッチパネルの入力でなけ
れば、ステップ#3へ進み、補正条件キーの入力である
か否かが判断される。
かについて判断され、もし、タッチパネルの入力でなけ
れば、ステップ#3へ進み、補正条件キーの入力である
か否かが判断される。
もし、ステップ#3の判断で、補正条件キーの入力でな
ければ、他の処理に移る。
ければ、他の処理に移る。
このステップ#3の判断で、補正条件キーの人力であれ
ば、第1図の補正情報格納エリア4に補正情報を格納す
る処理が行われる。
ば、第1図の補正情報格納エリア4に補正情報を格納す
る処理が行われる。
フローはステップ#4へ進み、補正情報格納エリア4か
ら現在の補正情報を取込む。
ら現在の補正情報を取込む。
次のステップ#5で、表示装置10の画面上に、補正条
件入力メニューの画面を表示する。
件入力メニューの画面を表示する。
第7図は、補正条件人力メニュー画面の一表示例を示す
図である。図面において、Rは反転表示部を示す。
図である。図面において、Rは反転表示部を示す。
この第7図の補正条件の入力画面で、第2図のカーソル
上下移動キーに3.に6を操作して反転表示部Rを移動
させ、X方向とX方向の項目を選択する。
上下移動キーに3.に6を操作して反転表示部Rを移動
させ、X方向とX方向の項目を選択する。
それぞれの入力操作が完了すると、実行キーに7を押す
。
。
このような操作によって、新しい補正情報が、補正情報
格納エリア4に格納される(ステップ#7)。
格納エリア4に格納される(ステップ#7)。
以上の補正情報を補正情報格納エリア4に格納する処理
が終了すると、フローは、再び、ステップ#1へ戻り、
キー人力待ちの状態になる。
が終了すると、フローは、再び、ステップ#1へ戻り、
キー人力待ちの状態になる。
この補正情報について、先の第19図(1)の場合を具
体的に説明すると、表示画面13上の点aを点すに補正
すれば、視覚上のズレが解消されることになる。
体的に説明すると、表示画面13上の点aを点すに補正
すれば、視覚上のズレが解消されることになる。
この場合には、点a→点すとなる補正、すなわち、右方
向に5ドツト補正すればよい。
向に5ドツト補正すればよい。
この右方向に5ドツトの補正を行うための情報が、第3
図に示したX方向に対する「+5」の補正情報である。
図に示したX方向に対する「+5」の補正情報である。
なお、この場合には、X方向の補正は不要であるから(
ズレが生じないため)、第3図に示した補正情報では、
X方向の補正値が「O」になっている。
ズレが生じないため)、第3図に示した補正情報では、
X方向の補正値が「O」になっている。
以上のように、第6図のステップ#1〜#7の処理によ
って、新しい補正情報が、第1図の補正情報格納エリア
4に格納され、その後に、実際の入力操作、すなわち、
タッチパネル6を押して入力位置を指示する操作が行わ
れる。
って、新しい補正情報が、第1図の補正情報格納エリア
4に格納され、その後に、実際の入力操作、すなわち、
タッチパネル6を押して入力位置を指示する操作が行わ
れる。
この入力操作に際しては、まず、タッチパネル入力モー
ドを設定する。
ドを設定する。
タッチパネルキーに2が押されると、第1図の入力制御
がタッチパネル側に切換えられる。第6図のフローでは
、先のステップ#2で、タッチパネルの入力であること
が判断されると、ステップ#8へ進む。
がタッチパネル側に切換えられる。第6図のフローでは
、先のステップ#2で、タッチパネルの入力であること
が判断されると、ステップ#8へ進む。
まず、タッチパネル制御回路5によってタッチパネル6
が始動され、タッチパネル6が入力待ち状態となる(ス
テップ#8)。
が始動され、タッチパネル6が入力待ち状態となる(ス
テップ#8)。
この状態で、タッチペン12や指等によってタッチパネ
ル6を押すと(ステップ#9)、パネル6の接点からの
信号に基いて押された座標の情報が算出され、タッチパ
ネル6から座標変更回路7へ送出される。
ル6を押すと(ステップ#9)、パネル6の接点からの
信号に基いて押された座標の情報が算出され、タッチパ
ネル6から座標変更回路7へ送出される。
先の第5図(1)と(2)に示したように、LCD等の
表示装置のドツトピッチと、タッチパネルの接点のピッ
チとは異なっている6すなわち、LCDのドツトピッチ
が0.311ITlで、タッチパネルの接点ピンチが0
.15nn+である。
表示装置のドツトピッチと、タッチパネルの接点のピッ
チとは異なっている6すなわち、LCDのドツトピッチ
が0.311ITlで、タッチパネルの接点ピンチが0
.15nn+である。
座標変更回路7では、入力座標の情報に基いて、対応す
る表示用座標の値を算出する。
る表示用座標の値を算出する。
先の第5図(1)と(2)に示した場合には、座標変更
回路7では、入力された座標の値を1/2に変換する(
ステップ#11)。
回路7では、入力された座標の値を1/2に変換する(
ステップ#11)。
表示座標決定回路8では、座標変更回路7からの座標情
報と、補正情報格納エリア4に記憶されている補正情報
とを取込む(ステップ#12.#13)。
報と、補正情報格納エリア4に記憶されている補正情報
とを取込む(ステップ#12.#13)。
例えば、座標変更回路7からの座標情報が(50,30
)であるとし、補正情報格納エリア4に記憶されている
補正情報が、第3図のように(X。
)であるとし、補正情報格納エリア4に記憶されている
補正情報が、第3図のように(X。
Y)= (5,O)であるとすれば、表示座標決定回路
8における補正後の座標は(55,30)となる(ステ
ップ#14)。
8における補正後の座標は(55,30)となる(ステ
ップ#14)。
このように、表示座標決定回路8における補正処理では
、座標変更回路7から送られるX座標。
、座標変更回路7から送られるX座標。
y座標に対して、補正情報格納エリア4に記憶されてい
るX補正値、X補正値をそれぞれ加算する作業が行われ
る。
るX補正値、X補正値をそれぞれ加算する作業が行われ
る。
このような処理によって算出された最終的な表示用座標
の情報が、表示座標決定回路8から表示データ作成回路
9へ与えられる。
の情報が、表示座標決定回路8から表示データ作成回路
9へ与えられる。
表示データ作成回路9では、与えられた表示用座標の情
報に基いて、表示に必要なパターンデータを作成して表
示袋M10へ送出する(ステップ#15)。
報に基いて、表示に必要なパターンデータを作成して表
示袋M10へ送出する(ステップ#15)。
したがって、表示装置10には、可視化されたパターン
表示が得られる(ステップ#16)。
表示が得られる(ステップ#16)。
なお、以上の実施例では、第19図(1)の数値例を、
第3図に例示した補正値、すなわち、補正情報格納エリ
ア4に記憶されている補正情報によって補正する場合を
中心に説明した。
第3図に例示した補正値、すなわち、補正情報格納エリ
ア4に記憶されている補正情報によって補正する場合を
中心に説明した。
しかし、ユーザが操作する際の姿勢によって、この補正
情報格納エリア4に記憶する補正情報の値が変化するこ
とは、いうまでもない。
情報格納エリア4に記憶する補正情報の値が変化するこ
とは、いうまでもない。
例えば、X方向が「+3」で、Y方向が「−5」のよう
に、縦・横の両方向をともに補正する必要が生じる場合
もあるが、もちろん、このような補正も可能である。
に、縦・横の両方向をともに補正する必要が生じる場合
もあるが、もちろん、このような補正も可能である。
また、右ききの人の場合について述べたが、左ききの人
の場合には、目の位置が逆になるので、X方向の補正値
の符号も逆になる場合が多くなる。
の場合には、目の位置が逆になるので、X方向の補正値
の符号も逆になる場合が多くなる。
さらに、タッチパネルの厚みや、タッチパネルと表示画
面との間のギャップの距離等が変化しても、補正情報の
値を変更するだけで、充分に対応することができる。し
たがって、組立て時の誤差も簡単に補正することができ
、結果的に、精度の高くないタッチパネル方式の入力装
置でも、正確な入力操作が可能になる、という効果も得
られることになる。
面との間のギャップの距離等が変化しても、補正情報の
値を変更するだけで、充分に対応することができる。し
たがって、組立て時の誤差も簡単に補正することができ
、結果的に、精度の高くないタッチパネル方式の入力装
置でも、正確な入力操作が可能になる、という効果も得
られることになる。
ヌー施−何一λ
次に、この発明のデータ処理装置について、図面を参照
しながら、第2の実施例を詳細に説明する。この実施例
は、特許請求の範囲第2項に対応している。
しながら、第2の実施例を詳細に説明する。この実施例
は、特許請求の範囲第2項に対応している。
ここで説明する実施例は、タッチパネルまたはタブレッ
ト方式の入力装置において、装置自体が有している非直
線性を補正するものである。
ト方式の入力装置において、装置自体が有している非直
線性を補正するものである。
そのために、補正用プログラムを別個に起動させて、L
CDやCRT等の表示装置33上のある点を表示させ、
その点をオペレータが押下することにより、特定のポイ
ントに対して、押下位置と内部の認識位置とを1対1に
対応させることができるようにしている。
CDやCRT等の表示装置33上のある点を表示させ、
その点をオペレータが押下することにより、特定のポイ
ントに対して、押下位置と内部の認識位置とを1対1に
対応させることができるようにしている。
この場合に、この特定のポイントの数を表示画面上に多
く設け、その表示エリア内で数多くセンスすることによ
り、装置自体が有している非直線性の傾向を判断して補
正用データを作成し、その後に行う実処理時、すなわち
実際のプログラム動作時には、押下時のA/D変換デー
タに、この非直線性を補正する補正用データを加味した
データを認識位置とすることによって、誤差を軽減させ
る誤差補正方法である。
く設け、その表示エリア内で数多くセンスすることによ
り、装置自体が有している非直線性の傾向を判断して補
正用データを作成し、その後に行う実処理時、すなわち
実際のプログラム動作時には、押下時のA/D変換デー
タに、この非直線性を補正する補正用データを加味した
データを認識位置とすることによって、誤差を軽減させ
る誤差補正方法である。
また、この誤差補正方法によって、表示エリアの全ての
ポイントに対してセンスすれば、押下位置と認識位置と
を全て1対1に対応させることも可能である。
ポイントに対してセンスすれば、押下位置と認識位置と
を全て1対1に対応させることも可能である。
その上、この誤差補正方法では、オペレータが実際に見
た位置を押下するので、実際のプログラム動作時には、
同じような姿勢で入力操作を行う場合の補正も行われる
ことになる。
た位置を押下するので、実際のプログラム動作時には、
同じような姿勢で入力操作を行う場合の補正も行われる
ことになる。
第8図は、この発明のデータ処理装置について、その要
部構成の他の実施例を示す機能ブロック図である。図面
において、21はタッチパネル、22はA/Dコンバー
タ、23は押下検出部、24はタッチパネル制御部、2
5は押下データ格納部、26は補正データ作成プログラ
ム格納部、27は補正データ格納部、28は表示ポイン
ト補正部、29は表示位置制御部、30は表示ポイント
設定部、31は表示データ格納部、32は表示制御部、
33は表示装置、SWIとSW2はスイッチを示し、ま
た、XlとY工は接触点を示す。
部構成の他の実施例を示す機能ブロック図である。図面
において、21はタッチパネル、22はA/Dコンバー
タ、23は押下検出部、24はタッチパネル制御部、2
5は押下データ格納部、26は補正データ作成プログラ
ム格納部、27は補正データ格納部、28は表示ポイン
ト補正部、29は表示位置制御部、30は表示ポイント
設定部、31は表示データ格納部、32は表示制御部、
33は表示装置、SWIとSW2はスイッチを示し、ま
た、XlとY工は接触点を示す。
このこの第8図に示したデータ処理装置では、タッチパ
ネル方式の入力装置に関する要部を示しており、従来の
装置に比較すれば、主として、補正データ作成プログラ
ム格納部26と、補正データ格納部27と、表示ポイン
ト補正部28とが付加されている点で差異がある。また
、この第8図では、Y方向の押下データを検出する状態
を示している。
ネル方式の入力装置に関する要部を示しており、従来の
装置に比較すれば、主として、補正データ作成プログラ
ム格納部26と、補正データ格納部27と、表示ポイン
ト補正部28とが付加されている点で差異がある。また
、この第8図では、Y方向の押下データを検出する状態
を示している。
第9図は、第8図に示したタッチパネル方式の入力装置
について、その構成と入力操作時に生じる誤差の原因を
説明する図で、(1)は視斜図、(2)は側面図、(3
)は目の位置によるタッチパネル上の指示位置と表示位
置との対応を示す側面図である。図面における符号は第
8図と同様であり、また、E工とE2は目の位置、Pは
表示ポイントで、P□とP2はタッチパネル21上の位
置、Lは見る位置によって生しる誤差を示す。
について、その構成と入力操作時に生じる誤差の原因を
説明する図で、(1)は視斜図、(2)は側面図、(3
)は目の位置によるタッチパネル上の指示位置と表示位
置との対応を示す側面図である。図面における符号は第
8図と同様であり、また、E工とE2は目の位置、Pは
表示ポイントで、P□とP2はタッチパネル21上の位
置、Lは見る位置によって生しる誤差を示す。
−28=
この第9図(1)〜(3)では、タッチパネル21が、
LCDからなる表示装置33上に取付けられており、L
CDの表示すイズに対して同じサイズの抵抗器が配置さ
れている場合を示している。
LCDからなる表示装置33上に取付けられており、L
CDの表示すイズに対して同じサイズの抵抗器が配置さ
れている場合を示している。
そして、両者が正確に取付けられている場合には、LC
D上のポイントとA/D変換データとの関係は、第9図
(1)のタッチパネル21上の左上隅(0点)が最小値
、右端と左下端が最大値となるようにセットされる。
D上のポイントとA/D変換データとの関係は、第9図
(1)のタッチパネル21上の左上隅(0点)が最小値
、右端と左下端が最大値となるようにセットされる。
第9図(3)から明らかなように、オペレータの目が位
置E□にあるときは、LCD上の表示ポイントPは、タ
ッチパネル21上の位置P1に存在しているように見え
る。
置E□にあるときは、LCD上の表示ポイントPは、タ
ッチパネル21上の位置P1に存在しているように見え
る。
また、目が位置E2にあるときは、LCD上の同じ表示
ポイントPが、オペレータには、タッチパネル21上の
位置P2 に存在しているように見える。
ポイントPが、オペレータには、タッチパネル21上の
位置P2 に存在しているように見える。
したがって、目の位置E□とE2とでは、LCD上の同
じ表示ポイントPが、タッチパネル21上の位置P□と
P2のように異なり、誤差りが発生する。
じ表示ポイントPが、タッチパネル21上の位置P□と
P2のように異なり、誤差りが発生する。
次に、この第8図に示したタッチパネル方式の入力装置
について、その動作を説明する。
について、その動作を説明する。
タッチパネル制御部24は、タッチパネル21から押下
信号が入力されると、A/Dコンバータ22を制御して
、入力された押下信号に対応する押下位置のX、Y方向
それぞれの電圧をディジタル値に変換し、押下データ格
納部25に格納すると共に、表示位置制御部29にその
旨を通知する。
信号が入力されると、A/Dコンバータ22を制御して
、入力された押下信号に対応する押下位置のX、Y方向
それぞれの電圧をディジタル値に変換し、押下データ格
納部25に格納すると共に、表示位置制御部29にその
旨を通知する。
表示位置制御部29では、その通知を受けると。
別処理によりすでに格納済みの補正データ格納部27か
ら、今回入力された押下データに対応する補正データ(
後出の第14図、参照)を選択し、これら2つのデータ
を加算処理して補正済みデータを作成する。
ら、今回入力された押下データに対応する補正データ(
後出の第14図、参照)を選択し、これら2つのデータ
を加算処理して補正済みデータを作成する。
そして、この補正済みデータを表示ポイント設定部30
へ送出する。
へ送出する。
表示位置制御部29は、表示制御部32を制御して1表
示ポイント設定部30から表示位置の情報を受取り、そ
の位置へ表示データ格納部31に格納されているデータ
を表示する。
示ポイント設定部30から表示位置の情報を受取り、そ
の位置へ表示データ格納部31に格納されているデータ
を表示する。
このように一連の動作によって、タッチパネル21上の
押下位置に対応する表示データが、表示装置33の画面
上に表示される。
押下位置に対応する表示データが、表示装置33の画面
上に表示される。
以上が、タッチパネル21上の押下位置に対応して、表
示装置33の画面上に表示データが表示されるまでの動
作である。
示装置33の画面上に表示データが表示されるまでの動
作である。
次に、別処理による補正データ作成時の動作について説
明する。
明する。
ここでは、押下指定ポイントの数が「9」の場合につい
て述べる。
て述べる。
この補正データ作成時には、補正データ作成プログラム
格納部26に格納されている補正データ作成プログラム
を起動する。
格納部26に格納されている補正データ作成プログラム
を起動する。
この処理の手順は、予め表示装置33の画面上の特定の
ポイントを表示し、タッチパネル制御部24を介して、
オペレータがその点を押下したときの押下データを受取
る。
ポイントを表示し、タッチパネル制御部24を介して、
オペレータがその点を押下したときの押下データを受取
る。
第10図は、表示装置33の画面上に表示される押下指
定ポイントの座標情報の一例を示す図である。
定ポイントの座標情報の一例を示す図である。
この第10図に示すように、表示装置33上の押下指定
ポイント(X、y)は、全表示エリア内に、はぼ均等に
配置されている。ここで、全表示エリアは、X=O〜6
39、y−0〜399である。
ポイント(X、y)は、全表示エリア内に、はぼ均等に
配置されている。ここで、全表示エリアは、X=O〜6
39、y−0〜399である。
すなわち、中心の座標(319,199)と、四隅の座
標(0,O)、(0,399)、(639,0)、(6
39,399) 、およびその中間の座標(159,9
9)、(159,299)。
標(0,O)、(0,399)、(639,0)、(6
39,399) 、およびその中間の座標(159,9
9)、(159,299)。
(479,99)、(479,299)の計9個所であ
る。
る。
次の第11図は、第10図の指定ポイントの押下時に入
力装置側から出力される認識ポイン1〜を示す図である
。図面において、白丸印は指定ポイント、黒丸印は認識
ポイントを示す。
力装置側から出力される認識ポイン1〜を示す図である
。図面において、白丸印は指定ポイント、黒丸印は認識
ポイントを示す。
この第11図から明らかなように、オペレータが、白丸
印の指定ポイントを押下しても、目の位置によって、実
際には、黒丸印で示した認識ポイントの押下データが出
力される。
印の指定ポイントを押下しても、目の位置によって、実
際には、黒丸印で示した認識ポイントの押下データが出
力される。
例えば、第10図の座標(159,99)は右上方ヘズ
レ、座標(159,299)は右下方ヘズレ、座標(4
79,99)は左上方ヘズレ、座標(479,299)
は左上方ヘズしてしまう。
レ、座標(159,299)は右下方ヘズレ、座標(4
79,99)は左上方ヘズレ、座標(479,299)
は左上方ヘズしてしまう。
このように、指定ポイントと認識ポイントとの間に、2
〜5(ドツト)の誤差が生じる。
〜5(ドツト)の誤差が生じる。
この場合に、X方向とX方向の位置は、別々のタイミン
グで検出されるので、押下データで発生する誤差もX方
向とX方向とに分2けられる。
グで検出されるので、押下データで発生する誤差もX方
向とX方向とに分2けられる。
第12図は、X方向の認識ポイントにおいて生じる押下
データの誤差特性の一例を示す図である。
データの誤差特性の一例を示す図である。
先の第11図の認識ポイントの誤差を、X方向について
グラフ化すると、この第12図に示すような誤差曲線が
得られる。なお、ここでは、取付は位置による誤差は「
O」としている。
グラフ化すると、この第12図に示すような誤差曲線が
得られる。なお、ここでは、取付は位置による誤差は「
O」としている。
次の第13図は、第12図の誤差曲線に基いて、X方向
の認識ポイントにおける押下データの補正値をディジタ
ル化した図である。
の認識ポイントにおける押下データの補正値をディジタ
ル化した図である。
指定ポイントと認識ポイントとの間に実際に生じる誤差
は、分解能やディジタル化の手法によって異なるが、こ
の第13図では、第12図の誤差特性の場合について、
その補正値を示している。
は、分解能やディジタル化の手法によって異なるが、こ
の第13図では、第12図の誤差特性の場合について、
その補正値を示している。
第14図は、第13図に示したX方向の認識ポイントに
おける誤差に対応する補正値を示す図である。
おける誤差に対応する補正値を示す図である。
別処理によって得られる補正値を、この第14図のよう
に作成する。すなわち、押下データの範囲によって、そ
の補正値を対応付けし、補正データ格納部27に格納す
る。この第14図では、押下データと補正データを、1
0進数によって示している。
に作成する。すなわち、押下データの範囲によって、そ
の補正値を対応付けし、補正データ格納部27に格納す
る。この第14図では、押下データと補正データを、1
0進数によって示している。
この実施例では、このような動作によって得られた補正
データを使用して、実処理の実行時に押下された座標位
置に対応して発生される押下データを補正し、補正され
たデータに押下データとして出力する。
データを使用して、実処理の実行時に押下された座標位
置に対応して発生される押下データを補正し、補正され
たデータに押下データとして出力する。
第15図は、この発明のデータ処理装置において、指定
ポイントと認識ポイントとの間に生じる誤差を補正する
処理の流れを示すフローチャー1〜である。図面におい
て、#21〜#28はステップを示す。
ポイントと認識ポイントとの間に生じる誤差を補正する
処理の流れを示すフローチャー1〜である。図面におい
て、#21〜#28はステップを示す。
この第15図の処理は、第8図の補正データ作成プログ
ラム格納部26に格納されている補正データ作成プログ
ラムによって実行される。
ラム格納部26に格納されている補正データ作成プログ
ラムによって実行される。
ステップ#21で、指定ポイントの数を設定する。
ステップ#22で、例えば第10図のように、指定ポイ
ントの位置を設定する。
ントの位置を設定する。
ステップ#23で、指定ポイントをLCDの画面上に表
示する。
示する。
ステップ#24で、押下データがあるか否かを判断し、
もし、押下データがあれば、次のステップ#25で、誤
差を算出する。
もし、押下データがあれば、次のステップ#25で、誤
差を算出する。
ステップ#26で、設定された数の指定ポイントについ
て、全ての指定ポイントの設定が終了したか否か判断し
、もし、全ての設定が終了していなければ、ステップ#
22へ戻る。
て、全ての指定ポイントの設定が終了したか否か判断し
、もし、全ての設定が終了していなければ、ステップ#
22へ戻る。
上記のステップ#22〜#25の処理を繰返えし、全て
の設定が終了したことが判断されると、ステップ#27
へ進む。
の設定が終了したことが判断されると、ステップ#27
へ進む。
ステップ#27で、第12図に関連して説明したような
手法で、誤差の傾向を類推し、ステップ#28で、補正
データテーブルを作成する。
手法で、誤差の傾向を類推し、ステップ#28で、補正
データテーブルを作成する。
以上のステップ#21〜#28の処理によって、第14
図のような補正データテーブルが作成される。
図のような補正データテーブルが作成される。
作成された補正データは、第8図の補正データ格納部2
7に格納される。
7に格納される。
その後に、実処理を実行する。
次の第16図は、実処理の実行時における処理の流れを
示すフローチャートである。図面において、#31〜#
33はステップを示す。
示すフローチャートである。図面において、#31〜#
33はステップを示す。
実処理プログラムの動作時に、タッチパネルが押下され
ると、ステップ#31で、その旨が検知される。
ると、ステップ#31で、その旨が検知される。
そして、次のステップ#32で、表示ポイン1へを補正
する。この処理では、押下データと先の補正データとを
加算し、補正された押下データを作成する。
する。この処理では、押下データと先の補正データとを
加算し、補正された押下データを作成する。
ステップ#33で、補正された押下データの位M(押下
座標)に表示データを表示する。
座標)に表示データを表示する。
以上の実施例では、タッチパネル方式の入力装置を中心
にして説明した。しかし、タブレット使用時には、押下
指定ポイントをタブレット上に明記しておくことによっ
て、実施することが可能である。
にして説明した。しかし、タブレット使用時には、押下
指定ポイントをタブレット上に明記しておくことによっ
て、実施することが可能である。
以上に詳細に説明したとおり、この発明では、表示装置
と、透明または半透明のタッチパネル方式の入力装置と
、キーボード等からなる入力装置と、タッチパネル方式
の入力装置のタッチパネル上の押された点の座標を検出
して座標情報を出力する座標検出手段と、該座標情報に
基きそれに対応する前記表示装置の画面上の座標に変更
する座標変更手段とを具備し、前記タッチパネル方式の
入力装置やキーボード等からなる入力装置から入力され
た文字や図形等の処理機能を備えた従来のデータ処理装
置において、前記タッチパネル方式の入力装置の指示位
置と実際の入力位置との間に生じるズレ量を補正する情
報を記憶する補正情報記憶手段と、該補正情報記憶手段
に記憶された補正情報によって前記座標変更手段から得
られる変換座標情報を補正して表示座標を決定する表示
座標決定手段とを設けている。
と、透明または半透明のタッチパネル方式の入力装置と
、キーボード等からなる入力装置と、タッチパネル方式
の入力装置のタッチパネル上の押された点の座標を検出
して座標情報を出力する座標検出手段と、該座標情報に
基きそれに対応する前記表示装置の画面上の座標に変更
する座標変更手段とを具備し、前記タッチパネル方式の
入力装置やキーボード等からなる入力装置から入力され
た文字や図形等の処理機能を備えた従来のデータ処理装
置において、前記タッチパネル方式の入力装置の指示位
置と実際の入力位置との間に生じるズレ量を補正する情
報を記憶する補正情報記憶手段と、該補正情報記憶手段
に記憶された補正情報によって前記座標変更手段から得
られる変換座標情報を補正して表示座標を決定する表示
座標決定手段とを設けている。
また、表示装置と、透明または半透明のタッチパネルま
たはタブレット方式の入力装置と、タッチパネルまたは
タブレット方式等の入力装置のタッチパネル上等の押さ
れた点の座標を検出して座標情報を出力する座標検出手
段を具備し、1)?l記タッチパネルまたはタブレット
方式の入力装置から入力された文字や図形等の処理機能
を備えた従来のデータ処理装置において、アナログ/デ
ィジタル変換手段で構成された前記座標検出手段と、予
め前記表示装置上に表示した複数個の特定ポイントを押
下することにより前記座標検出手段から得られるアナロ
グ/ディジタル変換データと指定ポイントとの誤差を検
出する誤差検出手段と、該誤差検出手段によって検出さ
れた誤差により変換データの誤差傾向を判断して補正デ
ータテーブルを作成する補正データテーブル作成手段と
、前記補正データテーブルの補正データを加味した押下
座標を算出する押下座標算出手段とを備え、実際の入力
操作を開始する前に、前記複数個の特定ポイントを押下
して前記補正データテーブル作成手段により補正データ
テーブルを作成した後、入力操作を行うことによって、
前記押下座標算出手段から押下座標データを出力するよ
うにしている。
たはタブレット方式の入力装置と、タッチパネルまたは
タブレット方式等の入力装置のタッチパネル上等の押さ
れた点の座標を検出して座標情報を出力する座標検出手
段を具備し、1)?l記タッチパネルまたはタブレット
方式の入力装置から入力された文字や図形等の処理機能
を備えた従来のデータ処理装置において、アナログ/デ
ィジタル変換手段で構成された前記座標検出手段と、予
め前記表示装置上に表示した複数個の特定ポイントを押
下することにより前記座標検出手段から得られるアナロ
グ/ディジタル変換データと指定ポイントとの誤差を検
出する誤差検出手段と、該誤差検出手段によって検出さ
れた誤差により変換データの誤差傾向を判断して補正デ
ータテーブルを作成する補正データテーブル作成手段と
、前記補正データテーブルの補正データを加味した押下
座標を算出する押下座標算出手段とを備え、実際の入力
操作を開始する前に、前記複数個の特定ポイントを押下
して前記補正データテーブル作成手段により補正データ
テーブルを作成した後、入力操作を行うことによって、
前記押下座標算出手段から押下座標データを出力するよ
うにしている。
見肌勿処米
この発明のデータ処理装置によれば、タッチパネルの厚
さや、パネルと表示画面との間に存在するギャップ等に
起因して発生される入力座標と表示座標との視覚上のズ
レを補正することができる。
さや、パネルと表示画面との間に存在するギャップ等に
起因して発生される入力座標と表示座標との視覚上のズ
レを補正することができる。
その結果、余り熟練していないユーザや、初心者が操作
しても、入力ミスが少なくなり、操作性が著しく向上さ
れる。
しても、入力ミスが少なくなり、操作性が著しく向上さ
れる。
しかも、タッチパネルと表示装置の組立て時に生じたズ
レ等に対しても、容易に補正することが可能であるから
、比較的組立て精度が低いタッチパネル方式の入力装置
でも、高精度の入力が可能になる。
レ等に対しても、容易に補正することが可能であるから
、比較的組立て精度が低いタッチパネル方式の入力装置
でも、高精度の入力が可能になる。
さらに、従来のタッチパネルやタブレット方式の入力装
置では、手描き入力によって直線を引こうとする際、補
正を行わなければ、直線に見えない場合も生じるが、第
2の実施例によれば、そのような現象が解消され、オペ
レータが直線と認識できるレベルまで補正することがで
きる。
置では、手描き入力によって直線を引こうとする際、補
正を行わなければ、直線に見えない場合も生じるが、第
2の実施例によれば、そのような現象が解消され、オペ
レータが直線と認識できるレベルまで補正することがで
きる。
その上に、押下位置の検出精度が向上するので、操作性
も改善される。
も改善される。
また、同時に、目の位置による誤差の補正も含んだ補正
が可能であり、操作ミスの発生が著しく減少される。
が可能であり、操作ミスの発生が著しく減少される。
したがって、この発明のデータ処理装置は、その利用範
囲が極めて広く、しかも、全ての場合に操作性が向上さ
れる、等の多くの優れた効果が得られる。
囲が極めて広く、しかも、全ての場合に操作性が向上さ
れる、等の多くの優れた効果が得られる。
第1図は、この発明のデータ処理装置について、その要
部構成の一実施例を示す機能ブロック図、第2図は、こ
の発明のデータ処理装置で使用されるキーボードの一例
を示す上面図、 第3図は、補正情報格納エリア4に格納される補正情報
の一例を示す図、 第4図は、この発明のデータ処理装置で使用される補正
情報について、その基点位置と方向とを示す図、 第5図(1)と(2)は、LCD表示装置のドツトピッ
チとタッチパネルの接点のピッチとの対応関係について
、その−例を説明する図で、(1)はLCD表示装置、
(2)はタッチパネル、 第6図は、この発明のデータ処理装置において、入力座
標と表示座標との視覚上のズレを補正する処理の流れを
示すフローチャート、 第7図は、補正条件入力メニュー画面の一表示例を示す
図、 第8図は、この発明のデータ処理装置について、その要
部構成の他の実施例を示す機能ブロック図、第9図は、
第8図に示したタッチパネル方式の入力装置について、
その構成と入力操作時に生じる誤差の原因を説明する図
で、(1)は視斜図、(2)は側面図、(3)は目の位
置によるタッチパネル上の指示位置と表示位置との対応
を示す側面図、第10図は、表示装置33の画面上に表
示される押下指定ポイントの座標情報の一例を示す図、
第11図は、第10図の指定ポイン1〜の押下時に入力
装置側から出力される認識ポイントを示す図、 第12図は、X方向の認識ポイントにおいて生じる押下
データの誤差特性の一例を示す図、第13図は、第12
図の誤差曲線に基いて、X方向の認識ポイントにおける
押下データの補正値をディジタル化した図、 第14図は、第13図に示したX方向の認識ポイントに
おける誤差に対応する補正値を示す図、第15図は、こ
の発明のデータ処理装置において、指定ポイントと認識
ポイントとの間に生じる誤差を補正する処理の流れを示
すフローチャート、第16図は、実処理の実行時におけ
る処理の流れを示すフローチャート、 第17図は、タッチパネル方式の入力装置について、そ
の構成と入力操作の一例を説明する図で、(1)と(2
)は上面図、(3)は側面図、第18図は、第17図(
3)に示したタッチパネル方式の入力装置において、タ
ッチ位置と実際の入力位置との間に生じるズレの発生原
因を説明する側面図、 第19図(1)と(2)は、第17図(1)〜(3)に
示したタッチパネル方式の入力装置において、タッチ位
置と実際の入力位置との間に生じるズレの数値例を示す
図で、(1)は側面図、(2)はその等測的な距離を示
す図、 第20図は、従来のタッチパネル方式の入力装置によっ
て、漢字「田」を描く場合に生じるズレの一例を説明す
る図で、(1)と(2)は上面図、(3)は側面図、 第21図は、第20図の操作によって実際に入力される
漢字「田」の状態を示す図で、(1)はユーザがタッチ
パネル11上に描くパターンの状態、(2)と(3)は
実際に入力された状態を示す図。 図面において、■は入力装置、2は次工程決定回路、3
は補正情報入力制御回路、4は補正情報格納エリア、5
はタッチパネル制御回路、6はタッチパネル、7は座標
変更回路、8は表示座標決定回路、9は表示データ作成
回路、1oは表示装置、21はタッチパネル、22はA
/Dコンバータ、23は押下検出部、24はタッチパネ
ル制御部、25は押下データ格納部、26は補正データ
作成プログラム格納部、27は補正データ格納部、28
は表示ポイント補正部、29は表示位置制御部、30は
表示ポイント設定部、31は表示データ格納部、32は
表示制御部、33は表示装置。 シ 区 身 図 図 r−’Ijl□□ 搾 図
部構成の一実施例を示す機能ブロック図、第2図は、こ
の発明のデータ処理装置で使用されるキーボードの一例
を示す上面図、 第3図は、補正情報格納エリア4に格納される補正情報
の一例を示す図、 第4図は、この発明のデータ処理装置で使用される補正
情報について、その基点位置と方向とを示す図、 第5図(1)と(2)は、LCD表示装置のドツトピッ
チとタッチパネルの接点のピッチとの対応関係について
、その−例を説明する図で、(1)はLCD表示装置、
(2)はタッチパネル、 第6図は、この発明のデータ処理装置において、入力座
標と表示座標との視覚上のズレを補正する処理の流れを
示すフローチャート、 第7図は、補正条件入力メニュー画面の一表示例を示す
図、 第8図は、この発明のデータ処理装置について、その要
部構成の他の実施例を示す機能ブロック図、第9図は、
第8図に示したタッチパネル方式の入力装置について、
その構成と入力操作時に生じる誤差の原因を説明する図
で、(1)は視斜図、(2)は側面図、(3)は目の位
置によるタッチパネル上の指示位置と表示位置との対応
を示す側面図、第10図は、表示装置33の画面上に表
示される押下指定ポイントの座標情報の一例を示す図、
第11図は、第10図の指定ポイン1〜の押下時に入力
装置側から出力される認識ポイントを示す図、 第12図は、X方向の認識ポイントにおいて生じる押下
データの誤差特性の一例を示す図、第13図は、第12
図の誤差曲線に基いて、X方向の認識ポイントにおける
押下データの補正値をディジタル化した図、 第14図は、第13図に示したX方向の認識ポイントに
おける誤差に対応する補正値を示す図、第15図は、こ
の発明のデータ処理装置において、指定ポイントと認識
ポイントとの間に生じる誤差を補正する処理の流れを示
すフローチャート、第16図は、実処理の実行時におけ
る処理の流れを示すフローチャート、 第17図は、タッチパネル方式の入力装置について、そ
の構成と入力操作の一例を説明する図で、(1)と(2
)は上面図、(3)は側面図、第18図は、第17図(
3)に示したタッチパネル方式の入力装置において、タ
ッチ位置と実際の入力位置との間に生じるズレの発生原
因を説明する側面図、 第19図(1)と(2)は、第17図(1)〜(3)に
示したタッチパネル方式の入力装置において、タッチ位
置と実際の入力位置との間に生じるズレの数値例を示す
図で、(1)は側面図、(2)はその等測的な距離を示
す図、 第20図は、従来のタッチパネル方式の入力装置によっ
て、漢字「田」を描く場合に生じるズレの一例を説明す
る図で、(1)と(2)は上面図、(3)は側面図、 第21図は、第20図の操作によって実際に入力される
漢字「田」の状態を示す図で、(1)はユーザがタッチ
パネル11上に描くパターンの状態、(2)と(3)は
実際に入力された状態を示す図。 図面において、■は入力装置、2は次工程決定回路、3
は補正情報入力制御回路、4は補正情報格納エリア、5
はタッチパネル制御回路、6はタッチパネル、7は座標
変更回路、8は表示座標決定回路、9は表示データ作成
回路、1oは表示装置、21はタッチパネル、22はA
/Dコンバータ、23は押下検出部、24はタッチパネ
ル制御部、25は押下データ格納部、26は補正データ
作成プログラム格納部、27は補正データ格納部、28
は表示ポイント補正部、29は表示位置制御部、30は
表示ポイント設定部、31は表示データ格納部、32は
表示制御部、33は表示装置。 シ 区 身 図 図 r−’Ijl□□ 搾 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、表示装置と、透明または半透明のタッチパネル方式
の入力装置と、キーボード等からなる入力装置と、タッ
チパネル方式の入力装置のタッチパネル上の押された点
の座標を検出して座標情報を出力する座標検出手段と、
該座標情報に基きそれに対応する前記表示装置の画面上
の座標に変更する座標変更手段とを具備し、前記タッチ
パネル方式の入力装置やキーボード等からなる入力装置
から入力された文字や図形等の処理機能を備えたデータ
処理装置において、前記タッチパネル方式の入力装置の
指示位置と実際の入力位置との間に生じるズレ量を補正
する情報を記憶する補正情報記憶手段と、該補正情報記
憶手段に記憶された補正情報によつて前記座標変更手段
から得られる変換座標情報を補正して表示座標を決定す
る表示座標決定手段とを備えたことを特徴とするデータ
処理装置。 2、表示装置と、透明または半透明のタッチパネルまた
はタブレット方式の入力装置と、タッチパネルまたはタ
ブレット方式等の入力装置のタッチパネル上等の押され
た点の座標を検出して座標情報を出力する座標検出手段
を具備し、前記タッチパネルまたはタブレット方式の入
力装置から入力された文字や図形等の処理機能を備えた
データ処理装置において、アナログ/ディジタル変換手
段で構成された前記座標検出手段と、予め前記表示装置
上に表示した複数個の特定ポイントを押下することによ
り前記座標検出手段から得られるアナログ/ディジタル
変換データと指定ポイントとの誤差を検出する誤差検出
手段と、該誤差検出手段によつて検出された誤差により
変換データの誤差傾向を判断して補正データテーブルを
作成する補正データテーブル作成手段と、前記補正デー
タテーブルの補正データを加味した押下座標を算出する
押下座標算出手段とを備え、実際の入力操作を開始する
前に、前記複数個の特定ポイントを押下して前記補正デ
ータテーブル作成手段により補正データテーブルを作成
した後、入力操作を行うことによつて、前記押下座標算
出手段から押下座標データを出力することを特徴とする
データ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63292827A JPH02193215A (ja) | 1988-10-12 | 1988-11-20 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-256738 | 1988-10-12 | ||
JP25673888 | 1988-10-12 | ||
JP63292827A JPH02193215A (ja) | 1988-10-12 | 1988-11-20 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02193215A true JPH02193215A (ja) | 1990-07-30 |
Family
ID=26542875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63292827A Pending JPH02193215A (ja) | 1988-10-12 | 1988-11-20 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02193215A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006066435A1 (de) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Speedscript Ag | Verfahren zur dynamischen kalibrierung von kontaktbildschirmen |
JP5713180B2 (ja) * | 2008-10-24 | 2015-05-07 | 日本電気株式会社 | 検知領域がディスプレイの表示領域よりも小さくても同等時のように動作するタッチパネル装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61114329A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-02 | Daicel Chem Ind Ltd | 透明タツチパネルの誤動作防止方法 |
JPS63187326A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 入力表示装置 |
-
1988
- 1988-11-20 JP JP63292827A patent/JPH02193215A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61114329A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-02 | Daicel Chem Ind Ltd | 透明タツチパネルの誤動作防止方法 |
JPS63187326A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 入力表示装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006066435A1 (de) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Speedscript Ag | Verfahren zur dynamischen kalibrierung von kontaktbildschirmen |
JP5713180B2 (ja) * | 2008-10-24 | 2015-05-07 | 日本電気株式会社 | 検知領域がディスプレイの表示領域よりも小さくても同等時のように動作するタッチパネル装置 |
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