JPH02192725A - O↓2プラズマ・エツチング方法 - Google Patents
O↓2プラズマ・エツチング方法Info
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- JPH02192725A JPH02192725A JP89322774A JP32277489A JPH02192725A JP H02192725 A JPH02192725 A JP H02192725A JP 89322774 A JP89322774 A JP 89322774A JP 32277489 A JP32277489 A JP 32277489A JP H02192725 A JPH02192725 A JP H02192725A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
- H01L21/18—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
- H01L21/30—Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
- H01L21/31—Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to form insulating layers thereon, e.g. for masking or by using photolithographic techniques; After treatment of these layers; Selection of materials for these layers
- H01L21/3105—After-treatment
- H01L21/311—Etching the insulating layers by chemical or physical means
- H01L21/31127—Etching organic layers
- H01L21/31133—Etching organic layers by chemical means
- H01L21/31138—Etching organic layers by chemical means by dry-etching
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/26—Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
- G03F7/36—Imagewise removal not covered by groups G03F7/30 - G03F7/34, e.g. using gas streams, using plasma
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、一般にマイクロ波で生成される02プラズマ
による各種材料のエツチングに関し、具体的には、この
タイプのエツチングにおいて2種の材料からなる複合体
中の各材料のエツチングの選択性を制御する方法に関す
る。さらに具体的には、本発明は、ポリイミド材料とフ
ォトレジスト材料の複合体に対するマイクロ波生成02
プラズマによるエツチング選択性の制御に関する。
による各種材料のエツチングに関し、具体的には、この
タイプのエツチングにおいて2種の材料からなる複合体
中の各材料のエツチングの選択性を制御する方法に関す
る。さらに具体的には、本発明は、ポリイミド材料とフ
ォトレジスト材料の複合体に対するマイクロ波生成02
プラズマによるエツチング選択性の制御に関する。
B、従来の技術及びその課題
02マイクロ波生成プラズマを使用する各種フォトレジ
スト材料のエツチング、すなわち”アッシングは当技術
分野で周知である。米国特許第4738748号は、フ
ォトレジスト材料のアッシング、すなわちエツチングの
技法を考察している。
スト材料のエツチング、すなわち”アッシングは当技術
分野で周知である。米国特許第4738748号は、フ
ォトレジスト材料のアッシング、すなわちエツチングの
技法を考察している。
テキサス・インスツルメンツ社に譲渡された米国特許第
4341592号はさらに、0□マイクロ波プラズマを
使ってフォトレジスト材料をエツチングすることを教示
し、また02マイクロ波生成プラズマ内における各種の
ポジティブ及びネガティブ・フォトレジスト材料のエツ
チング速度に関する様々な温度の影響を考察している。
4341592号はさらに、0□マイクロ波プラズマを
使ってフォトレジスト材料をエツチングすることを教示
し、また02マイクロ波生成プラズマ内における各種の
ポジティブ及びネガティブ・フォトレジスト材料のエツ
チング速度に関する様々な温度の影響を考察している。
米国特許4576692号、米国特許第4718976
号、米国特許第4718974号、米国特許第4673
456号、米国特許第4512868号、及び米国特許
第4482863号も、各種エツチングの用の02マイ
クロ波プラズマを発生させるための配置を提案している
。
号、米国特許第4718974号、米国特許第4673
456号、米国特許第4512868号、及び米国特許
第4482863号も、各種エツチングの用の02マイ
クロ波プラズマを発生させるための配置を提案している
。
しかし、多くの場合、各種材料、特に集積回路やその他
の種類のデバイスのフォトリングラフィ加工などの各種
の工程のために複合体としてしばしば使用される、フォ
トレジスト材料とポリイミド材料のエツチングの選択性
を確認することが重要である。
の種類のデバイスのフォトリングラフィ加工などの各種
の工程のために複合体としてしばしば使用される、フォ
トレジスト材料とポリイミド材料のエツチングの選択性
を確認することが重要である。
C0課題を解決するための手段
本発明によれば、複合体を構成するポリイミドとフォト
レジストなど2つの材料間であらかじめ選択された所定
のエツチング選択性を示す、02マイクロ波プラズマを
使用するエツチング方法が提供される。この方法は、2
つの材料間で望ましいエツチング選択性の度合を選択す
る段階と、様々な温度及び少なくとも1つの圧力で、各
材料のエツチング速度を決定する段階を含む。エツチン
グ速度から、望ましいエツチング選択性の度合をもたら
す温度及び圧力を選択し、0□マイクロ波プラズマによ
り選択された温度及び圧力で複合体をエツチングすると
、材料の除去に対する望ましいエツチング選択性の度合
が得られる。
レジストなど2つの材料間であらかじめ選択された所定
のエツチング選択性を示す、02マイクロ波プラズマを
使用するエツチング方法が提供される。この方法は、2
つの材料間で望ましいエツチング選択性の度合を選択す
る段階と、様々な温度及び少なくとも1つの圧力で、各
材料のエツチング速度を決定する段階を含む。エツチン
グ速度から、望ましいエツチング選択性の度合をもたら
す温度及び圧力を選択し、0□マイクロ波プラズマによ
り選択された温度及び圧力で複合体をエツチングすると
、材料の除去に対する望ましいエツチング選択性の度合
が得られる。
D、実施例
上述のように、2つの材料からなる複合構造物における
2つの材料間のエツチング速度の、ある選択した選択性
の度合を実現することがしばしば必要である。この必要
とされる選択性に関する特定の1つの応用例は、フォト
レジストとポリイミドの複合構造体のエツチングである
。この場合、希望する最終結果に応じて、ある場合には
、ポリイミドをほとんどエツチングしないでレジスト材
料だけをエツチングすることが望まれ、他の場合には、
フォトレジスト材料をほとんどエツチングしないでポリ
イミド材料だけをエツチングすることが望まれ、さらに
他の場合には、複合体内の両材料について実質上等しい
エツチング速度を実現することが望まれる。
2つの材料間のエツチング速度の、ある選択した選択性
の度合を実現することがしばしば必要である。この必要
とされる選択性に関する特定の1つの応用例は、フォト
レジストとポリイミドの複合構造体のエツチングである
。この場合、希望する最終結果に応じて、ある場合には
、ポリイミドをほとんどエツチングしないでレジスト材
料だけをエツチングすることが望まれ、他の場合には、
フォトレジスト材料をほとんどエツチングしないでポリ
イミド材料だけをエツチングすることが望まれ、さらに
他の場合には、複合体内の両材料について実質上等しい
エツチング速度を実現することが望まれる。
本方法は、希望する最終結果をもたらすような、2つの
材料、特にフォトレジスト材料とポリイミドの間のエツ
チング速度の、希望する選択性の度合を選択または提供
するものである。
材料、特にフォトレジスト材料とポリイミドの間のエツ
チング速度の、希望する選択性の度合を選択または提供
するものである。
本発明を実施する際の第1段階として、選択的にエツチ
ングすべき複数の材料からなる複合スタック中の各材料
のエツチング速度を決定することが必要である。これは
、第1図に示したようなタイプの従来装置を使用して、
従来方式で行なうことができる。テストする材料のサン
プル10をヒータ・サポート12上に置く。サポート1
2はチャンバ14内にある角度で取り付けてあり、チャ
ンバ14は開口部16を経て真空ポンプにつないである
。プラズマは、好ましくは2.45GHzで運転できる
プラズマ発生器20によって発生される。
ングすべき複数の材料からなる複合スタック中の各材料
のエツチング速度を決定することが必要である。これは
、第1図に示したようなタイプの従来装置を使用して、
従来方式で行なうことができる。テストする材料のサン
プル10をヒータ・サポート12上に置く。サポート1
2はチャンバ14内にある角度で取り付けてあり、チャ
ンバ14は開口部16を経て真空ポンプにつないである
。プラズマは、好ましくは2.45GHzで運転できる
プラズマ発生器20によって発生される。
02はチューブ22を経てチャンバ14に供給される。
サンプル10の温度は、ヒータ12の熱を制御すること
によって制御でき、チャンバ14内の圧力の度合、すな
わち真空度は、真空ポンプ16を、たとえば絞り弁を用
いて制御することによって制御できる。
によって制御でき、チャンバ14内の圧力の度合、すな
わち真空度は、真空ポンプ16を、たとえば絞り弁を用
いて制御することによって制御できる。
材料の各サンプルをヒータ上に置き、チャンバ内を決め
られた真空に維持し、ヒータ・サポートエ2によって制
御される様々な温度でエツチングを行なう。この実施例
では、デュポンから商標カプトンで市販されているポリ
イミド材料とネガティブ・フォトレジスト材料KTFR
(イーストマン・コダックの商標)のエツチング速度を
測定した。
られた真空に維持し、ヒータ・サポートエ2によって制
御される様々な温度でエツチングを行なう。この実施例
では、デュポンから商標カプトンで市販されているポリ
イミド材料とネガティブ・フォトレジスト材料KTFR
(イーストマン・コダックの商標)のエツチング速度を
測定した。
各材料を、0.6トル、1.2トル、1.8)ルの3つ
の圧力で、様々な温度に加熱した。各サンプルについて
、各温度及び圧力で除去された材料の量を測定した。そ
れらの値を第1表に示す。
の圧力で、様々な温度に加熱した。各サンプルについて
、各温度及び圧力で除去された材料の量を測定した。そ
れらの値を第1表に示す。
エツチング速度(°/分)
第1表の結果を、3つの圧力のそれぞれについて温度の
関数としてプロットした。圧力0.6トル、1.2)ル
、1,8トルについてのプロットを、それぞれ第2図、
第3図、第4図に示す。各グラフにおいて、除去された
材料の量を縦軸に、温度を横軸にプロットした。この種
のグラフ表示は、当技術分野では通常かつ周知のもので
ある。
関数としてプロットした。圧力0.6トル、1.2)ル
、1,8トルについてのプロットを、それぞれ第2図、
第3図、第4図に示す。各グラフにおいて、除去された
材料の量を縦軸に、温度を横軸にプロットした。この種
のグラフ表示は、当技術分野では通常かつ周知のもので
ある。
慣例に従って、第2図、第3図、第4図では、除去され
た材料の量を、材料除去速度(R,ここでは、入/分で
表す)の自然対数としてプロットしである。温度は逆数
でプロットし、1.000倍にしである(温度の単位は
ケルビン)。したがって、これらのグラフにおいては、
除去された材料の量は縦軸を上へいくにつれて増加し、
温度は横軸を右へいくにつれて低下する。各曲線の勾配
は、活性化エネルギーに比例している。各曲線について
活性化エネルギーを計算し、曲線の横に示した。
た材料の量を、材料除去速度(R,ここでは、入/分で
表す)の自然対数としてプロットしである。温度は逆数
でプロットし、1.000倍にしである(温度の単位は
ケルビン)。したがって、これらのグラフにおいては、
除去された材料の量は縦軸を上へいくにつれて増加し、
温度は横軸を右へいくにつれて低下する。各曲線の勾配
は、活性化エネルギーに比例している。各曲線について
活性化エネルギーを計算し、曲線の横に示した。
特に第2図の検討から明らかなように、0.6トルの圧
力では、フォトレジストとポリイミドの除去速度は、グ
ラフ上で約2.27の点(温度約170℃を表す)にあ
って同じである。これより低い温度では、すなわち横軸
を右へいくにつれて、フォトレジストの除去速度がポリ
イミドの除去速度よりも次第に大きくなり、逆にこの点
より左へいけば(温度の上昇を表す)、ポリイミドの除
去速度がフォトレジストの除去速度より次第に大きくな
る。これほど顕著ではないが、同じ現象が、第3図の検
討からも判断できる。第3図は、同様のグラフであるが
、1.2)ルで除去速度を温度の関数としてプロットし
たものである。また、1゜8トルでの同様な関数のグラ
フである第4図では、2本の線は、ずっと高い温度にな
らないと交差しない。
力では、フォトレジストとポリイミドの除去速度は、グ
ラフ上で約2.27の点(温度約170℃を表す)にあ
って同じである。これより低い温度では、すなわち横軸
を右へいくにつれて、フォトレジストの除去速度がポリ
イミドの除去速度よりも次第に大きくなり、逆にこの点
より左へいけば(温度の上昇を表す)、ポリイミドの除
去速度がフォトレジストの除去速度より次第に大きくな
る。これほど顕著ではないが、同じ現象が、第3図の検
討からも判断できる。第3図は、同様のグラフであるが
、1.2)ルで除去速度を温度の関数としてプロットし
たものである。また、1゜8トルでの同様な関数のグラ
フである第4図では、2本の線は、ずっと高い温度にな
らないと交差しない。
第2図、第3図、第4図に従ってグラフを作成すると、
ある材料と他の材料との除去選択性の度合が確定できる
。この選択性の度合は、ある決まった温度と圧力でのフ
ォトレジスト材料の除去速度をポリイミド材料の除去速
度で割った商として定義される。選択性の値のプロット
を、第5図に示す。第5図では、3本の曲線が1.8ト
ル、1゜2トル、0.6)ルでの選択性を示している。
ある材料と他の材料との除去選択性の度合が確定できる
。この選択性の度合は、ある決まった温度と圧力でのフ
ォトレジスト材料の除去速度をポリイミド材料の除去速
度で割った商として定義される。選択性の値のプロット
を、第5図に示す。第5図では、3本の曲線が1.8ト
ル、1゜2トル、0.6)ルでの選択性を示している。
第8図は、温度は横軸を右へいくにつれて上昇し、フォ
トレジストのエツチング速度は縦軸を上へいくにつれて
上昇するという、より通常の形で、フォトレジストのエ
ツチング速度を温度の関数として示したものである。
トレジストのエツチング速度は縦軸を上へいくにつれて
上昇するという、より通常の形で、フォトレジストのエ
ツチング速度を温度の関数として示したものである。
第7図、第8図、第9図は、さまざまな度合の選択性が
必要なとき、第2図、第3図、第4図、第5図の曲線を
参照して、必要な選択性を選び、決定し、実施する状況
を示す。たとえば第7図で、ポリイミド材料30の層が
セラミック基板32上に付着されている。フォトレジス
ト材料34の層がポリイミドff30上に塗布されて、
通常の方法でパターン付けされ、ポリイミド30が通常
の方法でエツチングされている。ここで必要なのは、ポ
リイミド構造に実質上影響を与えずに、フォトレジスト
材料を除去することである。したがって、このタイプの
応用例では、ポリイミドに比べてフォトレジスト材料を
高い選択性で除去できる条件が望ましい。第2図、第3
図、第4図、第5図に示したグラフの検討から、温度が
低いほど、また圧力が高いほど、それだけフォトレジス
トの選択性が大きくなることが明らかである。したがっ
て、最高の選択性を得るには、低温、たとえば50℃〜
100°Cと、かなりの高圧、すなわち1.8トルを選
択するとよい。
必要なとき、第2図、第3図、第4図、第5図の曲線を
参照して、必要な選択性を選び、決定し、実施する状況
を示す。たとえば第7図で、ポリイミド材料30の層が
セラミック基板32上に付着されている。フォトレジス
ト材料34の層がポリイミドff30上に塗布されて、
通常の方法でパターン付けされ、ポリイミド30が通常
の方法でエツチングされている。ここで必要なのは、ポ
リイミド構造に実質上影響を与えずに、フォトレジスト
材料を除去することである。したがって、このタイプの
応用例では、ポリイミドに比べてフォトレジスト材料を
高い選択性で除去できる条件が望ましい。第2図、第3
図、第4図、第5図に示したグラフの検討から、温度が
低いほど、また圧力が高いほど、それだけフォトレジス
トの選択性が大きくなることが明らかである。したがっ
て、最高の選択性を得るには、低温、たとえば50℃〜
100°Cと、かなりの高圧、すなわち1.8トルを選
択するとよい。
第8図には、セラミック基板32上に付着させたポリイ
ミド30上に通常の方法でフォトレジスト34をパター
ン付けした複合材料が示されている。しかし、この場合
には、エツチング・マスクとしてフォトレジスト材料3
4を使って、ポリイミド30をエツチングし、すなわち
ポリイミド30の露出部分を除去することが望ましい。
ミド30上に通常の方法でフォトレジスト34をパター
ン付けした複合材料が示されている。しかし、この場合
には、エツチング・マスクとしてフォトレジスト材料3
4を使って、ポリイミド30をエツチングし、すなわち
ポリイミド30の露出部分を除去することが望ましい。
この場合、グラフの検討から、使用可能な最高の温度と
最低の圧力0.6トルを選択することになる。この場合
、ポリイミドは、フォトレジストに比べて選択的に優先
して除去される。確かに、この特定の場合には、ポリイ
ミドのエツチングもフォトレジストの除去も通常の装置
で2段階プロセスで実施できる。再び例として第8図を
使用すると、基板上のポリイミドとフォトレジストの複
合構造は、まず高温及び低圧でエツチング操作を施すこ
とができ、その結果、露出したポリイミドは除去される
が、レジストは影響を受けず、したがってレジストの下
のポリイミド線は影響を受けない。その後、必要なら装
置内の条件を低温、高圧に変えて、フォトレジストを除
去することができる。その結果、フォトレジストが選択
的に除去されて、希望する中央に開口エツチングをもつ
下のポリイミド構造が残る。
最低の圧力0.6トルを選択することになる。この場合
、ポリイミドは、フォトレジストに比べて選択的に優先
して除去される。確かに、この特定の場合には、ポリイ
ミドのエツチングもフォトレジストの除去も通常の装置
で2段階プロセスで実施できる。再び例として第8図を
使用すると、基板上のポリイミドとフォトレジストの複
合構造は、まず高温及び低圧でエツチング操作を施すこ
とができ、その結果、露出したポリイミドは除去される
が、レジストは影響を受けず、したがってレジストの下
のポリイミド線は影響を受けない。その後、必要なら装
置内の条件を低温、高圧に変えて、フォトレジストを除
去することができる。その結果、フォトレジストが選択
的に除去されて、希望する中央に開口エツチングをもつ
下のポリイミド構造が残る。
第9図は、エツチングによって同速度で異なる材料を除
去する場合を示す。この図では、金属線36がその上に
形成されたもつ基板32を用意する。次に、基板及び金
属をある種の共形誘電材料38で被覆する。誘電材料3
8は、フォトレジストに類似の有機材料でよい。ポリイ
ミド層30を共形誘電体38の上に載せる。この場合、
ブレーナ化操作、すなわちある量の材料を除去して左側
の金属線36の頂部を露出させる操作が必要である。こ
れを行なうには、ポリイミドを除去し、また共形誘電材
料38もある程度除去しなければならない。このプロセ
スのある時点では、両材料が同時に除去される。この特
定の例では、ポリイミドと共形誘電体を実質上同速度で
除去できる条件を選択することが必要である。これは、
2本の曲線が交差する点の温度と圧力を選択すれば実施
できる。たとえば、0.6トルでエツチングを行なう場
合、2木の曲線は、第2図に示すように約170°Cで
交差し、共形の平らな頂部をもたらす。
去する場合を示す。この図では、金属線36がその上に
形成されたもつ基板32を用意する。次に、基板及び金
属をある種の共形誘電材料38で被覆する。誘電材料3
8は、フォトレジストに類似の有機材料でよい。ポリイ
ミド層30を共形誘電体38の上に載せる。この場合、
ブレーナ化操作、すなわちある量の材料を除去して左側
の金属線36の頂部を露出させる操作が必要である。こ
れを行なうには、ポリイミドを除去し、また共形誘電材
料38もある程度除去しなければならない。このプロセ
スのある時点では、両材料が同時に除去される。この特
定の例では、ポリイミドと共形誘電体を実質上同速度で
除去できる条件を選択することが必要である。これは、
2本の曲線が交差する点の温度と圧力を選択すれば実施
できる。たとえば、0.6トルでエツチングを行なう場
合、2木の曲線は、第2図に示すように約170°Cで
交差し、共形の平らな頂部をもたらす。
この複合材料は、0.6トルで温度170℃でエツチン
グすると、(共形材料をフォトレジストとしてエツチン
グした場合)第9図に破線で示すような平らな表面が得
られる。
グすると、(共形材料をフォトレジストとしてエツチン
グした場合)第9図に破線で示すような平らな表面が得
られる。
以上の例は、希望する最終結果を得ることができる様々
なタイプの選択的エツチングの2.3の例にすぎない。
なタイプの選択的エツチングの2.3の例にすぎない。
まず選択性の度合を、事前に決定、または選択する。様
々な温度及び圧力での2つの材料のエツチング速度を決
定し、エツチング速度のグラフを、ある選択した圧力で
の様々な温度の関数として作成する。そうすると、希望
するエツチング選択性の度合を作成したグラフから選択
することができ、希望した選択性の度合をもたらすよう
に、2つの材料の複合体を02マイクロ波プラズマ・プ
ロセスでエツチングすることができる。
々な温度及び圧力での2つの材料のエツチング速度を決
定し、エツチング速度のグラフを、ある選択した圧力で
の様々な温度の関数として作成する。そうすると、希望
するエツチング選択性の度合を作成したグラフから選択
することができ、希望した選択性の度合をもたらすよう
に、2つの材料の複合体を02マイクロ波プラズマ・プ
ロセスでエツチングすることができる。
以上、本発明のいくつかの実施例を図示し記述したが、
本発明の範囲を逸脱せずに、様々な修正や応用を行なう
ことができる。
本発明の範囲を逸脱せずに、様々な修正や応用を行なう
ことができる。
E3発明の効果
本発明により、複合体を構成する2つの材料間であらか
じめ選択された所定のエツチング選択性を示す02マイ
クロ波プラズマを使用するエツチング方法が達成された
。
じめ選択された所定のエツチング選択性を示す02マイ
クロ波プラズマを使用するエツチング方法が達成された
。
第1図は、本発明の方法に使用されるマイクロ波プラズ
マ生成装置を示す説明図である。 第2図、第3図、及び第4図は、3つの異なる圧力レベ
ルで、温度を変えたときのネガティブ・フォトレジスト
材料及びポリイミド材料のエツチング速度をプロットし
たグラフである。 第5図は、各種圧力レベルでの温度の関数として描いた
、ネガティブ・フォトレジストとポリイミドの間のエツ
チング速度選択性因子をプロットしたグラフである。 第6図は、3つの異なる圧力で温度変化につれ変化する
、ネガティブ・フォトレジストのエツチング速度を示す
グラフである。 第7図、第8図、及び第9図は、複合材料のエツチング
のために、各種の度合のエツチング選択性で本発明を利
用した結果を示す模式的断面図である。 出願人 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーシヨン 代理人 弁理士 頓 宮 孝 (外1名) 1000/T t K−”1 温度(0〔) 温度(0C)
マ生成装置を示す説明図である。 第2図、第3図、及び第4図は、3つの異なる圧力レベ
ルで、温度を変えたときのネガティブ・フォトレジスト
材料及びポリイミド材料のエツチング速度をプロットし
たグラフである。 第5図は、各種圧力レベルでの温度の関数として描いた
、ネガティブ・フォトレジストとポリイミドの間のエツ
チング速度選択性因子をプロットしたグラフである。 第6図は、3つの異なる圧力で温度変化につれ変化する
、ネガティブ・フォトレジストのエツチング速度を示す
グラフである。 第7図、第8図、及び第9図は、複合材料のエツチング
のために、各種の度合のエツチング選択性で本発明を利
用した結果を示す模式的断面図である。 出願人 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーシヨン 代理人 弁理士 頓 宮 孝 (外1名) 1000/T t K−”1 温度(0〔) 温度(0C)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複合体を構成する2つの材料間であらかじめ選択した度
合のエッチング選択性を示す、O_2マイクロ波プラズ
マ内でエッチングを行なう方法において、 エッチング選択性の度合を選ぶ段階と、 種々の温度及び少なくとも1つの圧力での各材料のエッ
チング速度を決定し、前記エッチング速度から前記選ん
だ度合のエッチング選択性をもたらす温度及び圧力を選
択する段階と、 前記選んだ度合のエッチング選択性をもたらす、O_2
マイクロ波プラズマ内の前記選択された温度及び圧力で
、前記複合体をエッチングする段階と、を含むO_2プ
ラズマ・エッチング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE1990621111 DE69021111T2 (de) | 1989-02-10 | 1990-02-09 | Lademechanismus für ein Aufzeichnungs-/Wiedergabegerät. |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/285,446 US4869777A (en) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | Method for selectively etching the materials of a composite of two materials |
US285446 | 1988-12-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02192725A true JPH02192725A (ja) | 1990-07-30 |
Family
ID=23094268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP89322774A Pending JPH02192725A (ja) | 1988-12-16 | 1989-12-14 | O↓2プラズマ・エツチング方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4869777A (ja) |
EP (1) | EP0375902A1 (ja) |
JP (1) | JPH02192725A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5234633A (en) * | 1987-12-28 | 1993-08-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Cast molding die and process for producing information recording medium using the same |
US4986876A (en) * | 1990-05-07 | 1991-01-22 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Method of smoothing patterned transparent electrode stripes in thin film electroluminescent display panel manufacture |
US5470693A (en) * | 1992-02-18 | 1995-11-28 | International Business Machines Corporation | Method of forming patterned polyimide films |
US5453157A (en) * | 1994-05-16 | 1995-09-26 | Texas Instruments Incorporated | Low temperature anisotropic ashing of resist for semiconductor fabrication |
US6423907B1 (en) | 1998-02-09 | 2002-07-23 | Tessera, Inc. | Components with releasable leads |
CN108169851A (zh) * | 2018-01-09 | 2018-06-15 | 河南仕佳光子科技股份有限公司 | 一种聚酰亚胺使脊形波导器件平坦化的工艺 |
Citations (2)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5751265A (en) * | 1980-09-10 | 1982-03-26 | Hitachi Ltd | Microwave plasma etching device |
US4718976A (en) * | 1982-03-31 | 1988-01-12 | Fujitsu Limited | Process and apparatus for plasma treatment |
US4417947A (en) * | 1982-07-16 | 1983-11-29 | Signetics Corporation | Edge profile control during patterning of silicon by dry etching with CCl4 -O2 mixtures |
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AU544534B2 (en) * | 1983-06-14 | 1985-06-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Plasma coating |
JPS6016424A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-28 | Fujitsu Ltd | マイクロ波プラズマ処理方法及びその装置 |
JPS6074626A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-26 | Fujitsu Ltd | ウエハー処理方法及び装置 |
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US4718974A (en) * | 1987-01-09 | 1988-01-12 | Ultraphase Equipment, Inc. | Photoresist stripping apparatus using microwave pumped ultraviolet lamp |
DE3776325D1 (de) * | 1987-04-16 | 1992-03-05 | Ibm | Verfahren zur herstellung von kontaktoeffnungen in einer doppellagenisolation. |
-
1988
- 1988-12-16 US US07/285,446 patent/US4869777A/en not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-11-11 EP EP89120962A patent/EP0375902A1/en not_active Withdrawn
- 1989-12-14 JP JP89322774A patent/JPH02192725A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6399533A (ja) * | 1986-05-31 | 1988-04-30 | Toshiba Corp | シリコン窒化膜のドライエツチング方法及びドライエツチング装置 |
JPS63102232A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-07 | Tokuda Seisakusho Ltd | ドライエツチング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0375902A1 (en) | 1990-07-04 |
US4869777A (en) | 1989-09-26 |
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