JPH02192039A

JPH02192039A - 光ヘッド装置

Info

Publication number: JPH02192039A
Application number: JP1278489A
Authority: JP
Inventors: Nobuo Takeshita; 伸夫竹下; Masahisa Shinoda; 昌久篠田
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1989-01-19
Filing date: 1989-01-19
Publication date: 1990-07-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、光ディスクに対して情報の記録・再生を行
うための光ヘッド装置に関し、特に、光ディスク上の光
スポットの位置制御を行う光ヘッド装置に関するもので
ある。

［従来の技術］第６図は、従来の光ヘッド装置の概略構成図を示してい
る。図において、（１）は光ヘッド装置のベース、（２
）は前記ベース（１）に対して固定的に設けられた固定
光学系であり、この固定光学系（２）の内部には光源（
図示せず）や光検知器（図示せず）等が配置されている
。（３）は前記固定光学系（２）より出射された光ビー
ム、（４）は光ディスク、（５）は光ディスク（４）上
に前記光ビーム（３）を集光するための対物レンズ、（
６ａ）、　　（６ｂ）は前記光ディスク（４）の面ブレ
に応じて前記対物レンズ（５）を矢印六方向に駆動制御
するためのフォーカス方向制御装置、（７）は前記固定
光学系（２）より出射された光ビーム（３）を、前記対
物レンズ（５）に入射させるように反射する反射ミラー
　（８）は前記反射ミラー（７）を回転中心（９）の回
りに矢印Ｂ方向に微小回転させるためのトラッキング方
向制御装置で、駆動コイル（１０ａ）　、　（１０ｂ）
、および永久磁石（ｌｌａ）　、　　（ｌｌｂ）より構
成されている。（１２）は前記対物レンズ（５）や反射
ミラー（７）を、光ディスク（４）の半径方向（矢印Ｃ
方向）に８動させるためのキャリッジである。

第７図は、上述した従来の光ヘッド装置において、トラ
ッキング方向制御装置（８）を用いて、反射ミラー（７
）をθの角度微小回転させることにより、トラッキング
方向の光ビーム制御を行なっている概略図を示す。

次に動作について説明する。固定光学系（２）より出射
された光ビーム（３）は、反射ミラー（７）により反射
され、対物レンズ（５）により、光ディスク（４）上に
集光される。光ディスク（４）により反射された光ビー
ム（３）は、前記と逆の光路をたどり、固定光学系（２
）により光電交換され、光ディスク（４）　に対して情
報を記録または再生する。

光ディスク（４）の焦点方向の動き（面ブレ、外乱等）
に対しては、フォーカス方向制御装置（６ａ）、　　（
Ｂｂ）により、対物レンズ（５）を矢印Ａ方向に駆動制
御することにより補正を行なう。また、光ディスク（４
）のトラッキング方向の動き（偏心。

外乱等）に対しては、トラッキング方向制御装置（８）
により反射ミラー（７）を矢印Ｂ方向に微小回転させる
ことにより補正を行なう。また、光ディスク（４）上の
任意のトラックに対して記録（あるいは再生）するため
には、キャリッジ（１２）を光ディスク（４）の半径方
向（矢印Ｃ方向）に８動させる１ことにより行なう。

［発明が解決しようとする課題］従来の光ヘッド装置は以上のように構成されているので
、第７図に示したように、トラッキング方向制御装置（
８）によりトラッキング動作を行なった場合に、光ディ
スク（４）からの反射光が光軸ずれ（図中のδ）を生じ
てしまい、固定光学系（２）において得られるトラッキ
ングセンサ信号等にオフセットが生じてしまうという問
題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、トラッキングセンサオフセット量を小さく抑
えることができる光ヘッド装置を提供することを目的と
している。

［課題を解決するための手段］この発明にかかる光ヘッド装置は、固定光学系と、この
固定光学系より出射された光ビームを光ディスクに導く
ための反射ミラーと、前記光ビームを前記光ディスク上
に集光するための集光手段と、集光スポットのトラッキ
ング方向のずれを検知し、この検知量に応じて前記反射
ミラーを変位させて前記集光スポットの位置を補正する
補正手段とを備えた光ヘッド装置において、前記補正手
段は、前記反射ミラーを保持する複数個の圧電素子を含
み、前記圧電素子をそれぞれ独立に駆動するようにした
ものである。

［作用］この発明の光ヘッド装置においては、トラッキング方向
制御を行なう場合、各圧電素子をそれぞれ独立に駆動す
るようにしたために、各圧電素子の変位量を適当に選定
することにより、反射ミラーを任意の位置を回転中心と
して駆動制御することができる。これによって光ビーム
の往路と復路をほとんど一致させることが可能となり、
固定光学系において得られるトラッキングセンサ信号の
オフセットが非常に小さく抑えられる。

［発明の実施例］以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。第１図は、この発明の一実施例による光ヘッド装置の
概略構成図である。図において、（１）は光ヘッド装置
のベース、（２）は前記ベース（１）に対して固定的に
設けられた固定光学系であり、この固定光学系（２）の
内部には光源（図示せず）や光検知器（図示せず）等が
配置されている。（３）は前記固定光学系（２）より出
射された光ビーム、（４）は光ディスク、（５）は光デ
ィスク（４）上に前記光ビーム（３）を集光するための
対物レンズ、（６ａ）　、　　（８ｂ）は前記光ディス
ク（４）の面ブレに応じて前記対物レンズ（５）を矢印
Ａ方向に駆動制御するためのフォーカス方向制御装置、
（７）は前記固定光学系（２）より出射された光ビーム
（３）を、前記対物レンズ（５）に入射させるように反
射する反射ミラー　（１２）は前記対物レンズ（５）や
反射ミラー（７）を、光ディスク（４）の半径方向（矢
印Ｃ方向）に移動させるためのキャリッジで、以上の構
成は第６図と同じである。

（２１ａ）　、　　（２１ｂ）は積層形の圧電素子であ
り、反射ミラー（７）の両端部をキャリッジ（１２）に
対して保持している。圧電素子（２１ａ）　、　（２１
ｂ）は、電圧の印加により積層方向（第１図のＤ方向）
に伸縮変位するもので、それぞれ独立に駆動することが
可能な構成となっている。

第２図は、上述した光ヘッド装置を用いてトラッキング
制御を行なっている概略図を示す。２１点は、対物レン
ズ（５）のバックフォーカスポイントである。９１点は
反射ミラー（７）の反射面を含む平面上にあって、前記
２１点から光ディスク（４）の半径方向に伸延された直
線との交点である。

また、移動前の反射ミラー（７）を破線で、移動後の反
射ミラー（７）を実線で示す。また、移動後の状態の圧
電素子を（２１ａ）　、　（２１ｂ）で示し、反射ミラ
ー（７）の回転角をθで示す。

次に動作について説明する。固定光学系（２）より出射
された光ビーム（３）は、反射ミラー（７）により反射
され、対物レンズ（５）により光ディスク（４）上に集
光される。光ディスク（４）により反射された光ビーム
（３）は、前記と逆の光路をたどり、固定光学系（２）
により光電変換され、光ディスク（４）に対して情報を
記録または再生する。

光ディスク（４）の焦点方向の動き（面ブレ、外乱等）
に対しては、フォーカス方向制御装置（６ａ）、　（ｒ
ｉｂ）により対物レンズ（５）を矢印入方向に駆動制御
することにより補正を行なう。

光ディスク（４）のトラッキング方向の動き（偏心、外
乱等）に対しては、圧電素子（２１ａ）　、　（２１ｂ
）をそれぞれ独立に駆動して変位させることにより、反
射ミラー（７）を矢印Ｂ方向とＤ方向に独立に駆動制御
することにより補正を行なう。

また、光ディスク（４）上の任意のトラックに対して記
録（あるいは再生）するためには、キャリッジ（１２）
を光ディスク（４）の半径方向（矢印Ｃ方向）に移動さ
せることにより行なう。

第２図に示したように、トラッキング方向制御を行なう
場合には、圧電素子（２１ａ）　、　　（２１ｂ）のそ
れぞれの変位量を適当に選定することにより、反射ミラ
ー（７）を図中の９１点を回転中心として駆動制御する
ことができ、これによって光ビーム（３）の往路と復路
をほとんど一致させることが可能となる。この結果、固
定光学系（２）において得られるトラッキングセンサ信
号のオフセットを非常に小さく抑えることができる。

この発明の大きな特長は、反射ミラー（７）に対して任
意の点を回転中心とすることが可能なことで、第３図に
示したように対物レンズ（５）がフォーカス方向に移動
した場合には、対物レンズ（５）のバックフォーカス点
がＰＩからＰ２に移動することになる。その場合には、
反射ミラー（７）の回転中心をＱｌからＱ２に移動させ
ることにより、対物レンズ（５）がフォーカス方向に移
動したことにより発生するトラッキングオフセットを補
正することができる。

上記実施例では、トラッキング方向制御をキャリッジ（
１２）上に設けた圧電素子（２１ａ）　、　（２１ｂ）
により行なう例を示したが、第４図に示したように、ベ
ース（１）に圧電素子（２１ａ）　、　　（２１ｂ）と
反射ミラー　（２２）とを直接的に設け、固定部でトラ
ッキング方向制御を行なってもよい。第４図において、
（２３）はベース（１）に対して固定的に設けられた反
射ミラーである。

第５図は、第４図の光路中の反射ミラー（２２）。

（２３）を省いて光路を変換した例を示している。

第５図において、Ｌｌ　、Ｌ２　、Ｌ３は各区間の距離
を示し、点Ｑ２を回転中心として反射ミラー（２２）を
駆動制御すれば、前述の一実施例と同様にトラッキング
オフセットを低減することが可能となる。また、第４図
においてキャリッジ（１２）をディスク半径方向（Ｃ方
向）に移動させた場合は、第５図において距離Ｌ２が増
減した場合に相当する。その場合には、反射ミラー（２
２）の動きとして矢印り方向の並進動作を追加して、回
転中心を移動させることにより、前述と同様にトラッキ
ングセンサオフセットを低減することが可能となる。

［発明の効果］以上のように、この発明によれば、複数個の圧電素子を
用い、これらを独立駆動することによって反射ミラーの
位置を制御するように構成したので、任意の位置を回転
中心として反射ミラーを回転させることが可能となり、
トラッキングセンサオフセットを低減した高品質の光ヘ
ッド装置が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による光ヘッド装置の概略
構成図、第２図は第１図の光ヘッド装置におけるトラッ
キング制御動作を説明するための図、第３図は対物レン
ズがフォーカス方向に変位した場合の反射ミラーの制御
方法を説明するための図、第４図はこの発明の他の実施
例による光ヘッド装置の概略構成図、第５図は第４図に
示した光路中の反射ミラーを省略して光路を変換した場
合の概略構成図、第６図は従来の光ヘッド装置の概略構
成図、第７図は従来の光ヘッド装置におけるトラッキン
グ制御動作を説明するための図である。（２）・・・固定光学系、（３）・・・光ビーム、（４
）・・・光ディスク、（５）・・・対物レンズ、（７）
・・・反射ミラー　（２１ａ）　、　（２１ｂ）　−圧
電素子。なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）固定光学系と、この固定光学系より出射された光
ビームを光ディスクに導くための反射ミラーと、前記光
ビームを前記光ディスク上に集光するための集光手段と
、集光スポットのトラッキング方向のずれを検知し、こ
の検知量に応じて前記反射ミラーを変位させて前記集光
スポットの位置を補正する補正手段とを備えた光ヘッド
装置において、前記補正手段は、前記反射ミラーを保持
する複数個の圧電素子を含み、前記圧電素子をそれぞれ
独立に駆動するようにしたことを特徴とする光ヘッド装
置。