JPH02254639A - 光学式ヘッド装置 - Google Patents
光学式ヘッド装置Info
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- JPH02254639A JPH02254639A JP7763189A JP7763189A JPH02254639A JP H02254639 A JPH02254639 A JP H02254639A JP 7763189 A JP7763189 A JP 7763189A JP 7763189 A JP7763189 A JP 7763189A JP H02254639 A JPH02254639 A JP H02254639A
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- optical disc
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
こめ発明は、光ディスク上の情報トラックに集光スポッ
トを形成して光学的に情報を記録し再生するように構成
された光学式ヘッド装置に関するものである。
トを形成して光学的に情報を記録し再生するように構成
された光学式ヘッド装置に関するものである。
[従来の技術]
第10図は従来の光学式ヘッド装置における対物レンズ
駆動装置の一例で、軸摺動回動方式と称されているもの
の分解斜視図、第11図および第12図は第10図の要
部の拡大平面図およびその縦断面図である。同図におい
て、(1)は対物レンズ、(2)はカウンタウェイト、
(3) はレンズホルダで、上記対物レンズ(1)およ
びカウンタウェイト(2) を保持しているとともに、
その中央部に可動軸受(3a)およびフォーカス制御用
コイルボビン(3b)を有する。(4)は支軸で、この
支軸(4) に上記可動軸受(3a)が回動自在に、ま
た軸線方向に摺動自在に嵌着されている。(5)はダン
パーで、固定ビン(12a) 、 (12b)を介して
固定台(13)に支持されているとともに上記レンズホ
ルダ(3)を可動に保持している。 (14)は防塵カ
バー (16)はへラドベースである。
駆動装置の一例で、軸摺動回動方式と称されているもの
の分解斜視図、第11図および第12図は第10図の要
部の拡大平面図およびその縦断面図である。同図におい
て、(1)は対物レンズ、(2)はカウンタウェイト、
(3) はレンズホルダで、上記対物レンズ(1)およ
びカウンタウェイト(2) を保持しているとともに、
その中央部に可動軸受(3a)およびフォーカス制御用
コイルボビン(3b)を有する。(4)は支軸で、この
支軸(4) に上記可動軸受(3a)が回動自在に、ま
た軸線方向に摺動自在に嵌着されている。(5)はダン
パーで、固定ビン(12a) 、 (12b)を介して
固定台(13)に支持されているとともに上記レンズホ
ルダ(3)を可動に保持している。 (14)は防塵カ
バー (16)はへラドベースである。
(6)はフォーカス制御用の永久磁石で、上記支軸(4
)を固定台(13)に保持する保持台を兼ねたヨーク(
8)に取り付けられている。(7a) 、 (7b)は
トラッキング制御用の永久磁石で、それぞれヨーク(9
a) 、 (9b)に保持されている。 (10)はフ
ォーカス制御用コイルで、上記レンズホルダ(3)のコ
イルボビン(3b)に巻装されている。 (lla)
、 (ob)はトラッキング制御用コイルで、上記トラ
ッキング制御用の永久磁石(7a) 、 (7b)に対
向させて上記レンズホルダ(3)に取り付けられている
。
)を固定台(13)に保持する保持台を兼ねたヨーク(
8)に取り付けられている。(7a) 、 (7b)は
トラッキング制御用の永久磁石で、それぞれヨーク(9
a) 、 (9b)に保持されている。 (10)はフ
ォーカス制御用コイルで、上記レンズホルダ(3)のコ
イルボビン(3b)に巻装されている。 (lla)
、 (ob)はトラッキング制御用コイルで、上記トラ
ッキング制御用の永久磁石(7a) 、 (7b)に対
向させて上記レンズホルダ(3)に取り付けられている
。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
上記レンズホルダ(3)側の可動軸受け(3a)が支軸
(4)に嵌着されているので、このレンズホルダ(3)
は支軸(4)の軸線方向、すなわち第12図の矢印Bで
示す方向に摺動可能であるとともに、第11図の矢印A
で示すように、支軸(4)の周りに回動可能に支持され
ている。
(4)に嵌着されているので、このレンズホルダ(3)
は支軸(4)の軸線方向、すなわち第12図の矢印Bで
示す方向に摺動可能であるとともに、第11図の矢印A
で示すように、支軸(4)の周りに回動可能に支持され
ている。
ここで、フォーカス制御用コイル(10)に所望の電流
を流すことにより、フォーカス制御用の永久磁石(6)
との相互作用でレンズホルダ(3)が矢印B方向に摺
動し、これによって、対物レンズ(1)により光ディス
ク(20)上に形成される集光スポット(25)のフォ
ーカス制御がおこなわれる。また、トラッキング制御用
コイル(lla) 、 (llb) に所望の電流を流
すことにより、トラッキング制御用の永久磁石(7a)
、 (7b) との相互作用でレンズホルダ(3)が
矢印へ方向に回動し、これによって、上記集光スポット
(25)のトラッキング制御がおこなわれる。
を流すことにより、フォーカス制御用の永久磁石(6)
との相互作用でレンズホルダ(3)が矢印B方向に摺
動し、これによって、対物レンズ(1)により光ディス
ク(20)上に形成される集光スポット(25)のフォ
ーカス制御がおこなわれる。また、トラッキング制御用
コイル(lla) 、 (llb) に所望の電流を流
すことにより、トラッキング制御用の永久磁石(7a)
、 (7b) との相互作用でレンズホルダ(3)が
矢印へ方向に回動し、これによって、上記集光スポット
(25)のトラッキング制御がおこなわれる。
また、第14図は従来の光学式ヘッド装置における対物
レンズ駆動装置の他の例で、ワイヤサスペンション方式
と称されているものの要部の斜視図である。同図におい
て、(1)は対物レンズ、(21)はこの対物レンズ(
1)を保持するレンズホルダ、(23)は固定台で、こ
の固定台(23)に上記レンズホルダ(21)が4個の
ワイヤサスペンション(22a) 、 (22b) 、
(22c) 、 (22d)を介して支持されている
。 (24)はヘッドベースで、半導体レーザなどの光
学部品を保持しており、上記固定台(23)が固定され
ている。なお、第14図に、おいて、(1G)はフォー
カス制御用コイル、(lla) 、 (llb)はトラ
ッキング制御用コイルである。また、上記各制御用コイ
ル(10)および(lla) 、 (11b)に対向す
る個所にそれぞれフォーカス制御用の永久磁石およびト
ラッキング制御用の永久磁石が配置されているが、ここ
では図示を省略する。
レンズ駆動装置の他の例で、ワイヤサスペンション方式
と称されているものの要部の斜視図である。同図におい
て、(1)は対物レンズ、(21)はこの対物レンズ(
1)を保持するレンズホルダ、(23)は固定台で、こ
の固定台(23)に上記レンズホルダ(21)が4個の
ワイヤサスペンション(22a) 、 (22b) 、
(22c) 、 (22d)を介して支持されている
。 (24)はヘッドベースで、半導体レーザなどの光
学部品を保持しており、上記固定台(23)が固定され
ている。なお、第14図に、おいて、(1G)はフォー
カス制御用コイル、(lla) 、 (llb)はトラ
ッキング制御用コイルである。また、上記各制御用コイ
ル(10)および(lla) 、 (11b)に対向す
る個所にそれぞれフォーカス制御用の永久磁石およびト
ラッキング制御用の永久磁石が配置されているが、ここ
では図示を省略する。
つぎに、上記第14図の構成の動作について簡単に説明
する。
する。
フォーカス制御用コイル(10)に所望の電流を流すこ
とにより、レンズホルダ(21)をワイヤサスペンショ
ン(22a)〜(22d)の上下変位を介して上下に移
動させる。これにより、所定のフォーカス制御がおこな
われ、またトラッキング制御用コイル(lla) 、
(llb)に所望の電流を流すことにより、レンズホル
ダ(21)をワイヤサスペンション(22a)〜(22
d)の水平変位を介して水平面に沿って移動させる、こ
れにより、所定のトラッキング制御がおこなわれる。
とにより、レンズホルダ(21)をワイヤサスペンショ
ン(22a)〜(22d)の上下変位を介して上下に移
動させる。これにより、所定のフォーカス制御がおこな
われ、またトラッキング制御用コイル(lla) 、
(llb)に所望の電流を流すことにより、レンズホル
ダ(21)をワイヤサスペンション(22a)〜(22
d)の水平変位を介して水平面に沿って移動させる、こ
れにより、所定のトラッキング制御がおこなわれる。
[発明が解決しようとする課題]
従来の光学式ヘッド装置は以上のように構成されている
ので、第10図ないし第12図で示した軸摺動回動方式
の対物レンズ駆動装置においては、製作組立時に生じる
レンズホルダ(3)側の可動軸受(3a)と支軸(4)
との間の約10μm程度の隙間により、第13図(a)
で示すように、対物レンズ(1)が光ディスク(20)
に対して (θa)だけ傾いたり、対物レンズ(1)
に傾きがない場合でも第13図(b)で示すように、光
ディスク(20)自身の千りによって光ディスク(20
)が対物レンズ(1)に対して (ob)だけ傾くこと
がある。このように、対物レンズ(1) と光ディスク
(20)との間に相対的な傾きがあると、光ディスクに
対する集光スポットの位置に狂いをまねき、トラッキン
グオフセツトの発生原因となり、再生信号のジッタに悪
影響をおよぼす、また、光ディスクに対する記録密度の
向上、アクセスタイムの短縮などの性能向上に対して弊
害となる問題があった。
ので、第10図ないし第12図で示した軸摺動回動方式
の対物レンズ駆動装置においては、製作組立時に生じる
レンズホルダ(3)側の可動軸受(3a)と支軸(4)
との間の約10μm程度の隙間により、第13図(a)
で示すように、対物レンズ(1)が光ディスク(20)
に対して (θa)だけ傾いたり、対物レンズ(1)
に傾きがない場合でも第13図(b)で示すように、光
ディスク(20)自身の千りによって光ディスク(20
)が対物レンズ(1)に対して (ob)だけ傾くこと
がある。このように、対物レンズ(1) と光ディスク
(20)との間に相対的な傾きがあると、光ディスクに
対する集光スポットの位置に狂いをまねき、トラッキン
グオフセツトの発生原因となり、再生信号のジッタに悪
影響をおよぼす、また、光ディスクに対する記録密度の
向上、アクセスタイムの短縮などの性能向上に対して弊
害となる問題があった。
また、第14図で示したワイヤサスペンション方式の対
物レンズ駆動装置においては、第15図(、a)で示す
ように、対物レンズ(1)が同図の矢印Xで示す光ディ
スク(20)のジッタ方向に (θa)だけ傾いたり、
第15図(b)で示すように、光ディスク(20)自身
が同図の矢印yで示す光ディスク(20)のジッタ方向
に (θb)だけ傾いて、上述した軸摺動回動方式の場
合と同様な問題を生じるばかりでなく、対物レンズ(1
)の傾きに対する機械的な拘束力が働かないため、第1
6図で示すように、ワイヤサスペンション(22a)〜
(22d) にねじれを生じて、対物レンズ(1)に傾
き振動を起こす可能性もあった。これは、とくに高速の
アクセスの場合に大きな弊害となる問題があった。
物レンズ駆動装置においては、第15図(、a)で示す
ように、対物レンズ(1)が同図の矢印Xで示す光ディ
スク(20)のジッタ方向に (θa)だけ傾いたり、
第15図(b)で示すように、光ディスク(20)自身
が同図の矢印yで示す光ディスク(20)のジッタ方向
に (θb)だけ傾いて、上述した軸摺動回動方式の場
合と同様な問題を生じるばかりでなく、対物レンズ(1
)の傾きに対する機械的な拘束力が働かないため、第1
6図で示すように、ワイヤサスペンション(22a)〜
(22d) にねじれを生じて、対物レンズ(1)に傾
き振動を起こす可能性もあった。これは、とくに高速の
アクセスの場合に大きな弊害となる問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、対物レンズと光ディスクとの相対的な傾きを
なくして、信頼性および性能の向上を図ることができる
光学式ヘッド装置を提供することを目的とする。
たもので、対物レンズと光ディスクとの相対的な傾きを
なくして、信頼性および性能の向上を図ることができる
光学式ヘッド装置を提供することを目的とする。
この発明のもう1つの目的は、光学式ヘッド装置の性能
のうち、とくにトラッキング性能におけるセンサオフセ
ット量を低減できるようにすることにある。
のうち、とくにトラッキング性能におけるセンサオフセ
ット量を低減できるようにすることにある。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る光学式ヘッド装置は、光ディスクと対物
レンズとの相対的な傾きを検出する傾き検出装置と、こ
の傾き検出装置からの出力に応じて上記傾きを自動的に
補正する傾き補正装置とを具備したことを特徴とする。
レンズとの相対的な傾きを検出する傾き検出装置と、こ
の傾き検出装置からの出力に応じて上記傾きを自動的に
補正する傾き補正装置とを具備したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明に係る光学式ヘッド装置は
、光ディスク上の情報トラックに対する集光スポットの
位置ずれを補正するトラッキング制御装置を反射ミラー
と電歪定数の異なる複数個の圧電素子とから構成したこ
とを特徴とする。
、光ディスク上の情報トラックに対する集光スポットの
位置ずれを補正するトラッキング制御装置を反射ミラー
と電歪定数の異なる複数個の圧電素子とから構成したこ
とを特徴とする。
[作用]
この発明によれば、対物レンズが光ディスクに対して傾
いたり、光ディスク自身のそりによってこの光ディスク
が対物レンズに対して傾くなど、対物レンズと光ディス
クとの間に相対的な傾きがあった場合、その傾きを検出
して自動補正することが可能である。これにより、集光
スポットの光ディスクに対する位置精度を高めて光学式
ヘッド装置の動作の信頼性およびフォーカス制御やトラ
ッキング制御等の性能向上を図ることができる。
いたり、光ディスク自身のそりによってこの光ディスク
が対物レンズに対して傾くなど、対物レンズと光ディス
クとの間に相対的な傾きがあった場合、その傾きを検出
して自動補正することが可能である。これにより、集光
スポットの光ディスクに対する位置精度を高めて光学式
ヘッド装置の動作の信頼性およびフォーカス制御やトラ
ッキング制御等の性能向上を図ることができる。
とくに、ワイヤサスペンション方式の対物レンズ駆動装
置においては、ワイヤサスペンションのねじれ変形によ
る対物レンズの傾き撮動をも防止できる。
置においては、ワイヤサスペンションのねじれ変形によ
る対物レンズの傾き撮動をも防止できる。
また、請求項2に記載された発明によれば、電歪定数の
異なる複数個の圧電素子を並列に駆動することにより、
反射ミラーを任意の設定点まわりに回転制御することが
可能となり、トラッキング制御動作をおこなった場合の
光ビームの往路と復路とを一致させて、トラッキングセ
ンサに対するオフセット量を非常に小さく抑えることが
できる。
異なる複数個の圧電素子を並列に駆動することにより、
反射ミラーを任意の設定点まわりに回転制御することが
可能となり、トラッキング制御動作をおこなった場合の
光ビームの往路と復路とを一致させて、トラッキングセ
ンサに対するオフセット量を非常に小さく抑えることが
できる。
[発明の実施例]
以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
。
。
第1図はこの発明の一実施例による光学式ヘッド装置に
おける軸摺動回動方式の対物レンズ駆動装置の要部の斜
視図である。同図において、(15)は固定台で、レン
ズホルダ(3)を回動自在に、また軸線方向に摺動自在
に嵌着する支軸(4)が立設されている。(16)はベ
ースヘッドで、半導体レーザなどの光学部品を内装し、
上記固定台(15)が取り付けられている。(17)は
傾き検出用の光源で、上記レンズホルダ(3)上に装着
されている。
おける軸摺動回動方式の対物レンズ駆動装置の要部の斜
視図である。同図において、(15)は固定台で、レン
ズホルダ(3)を回動自在に、また軸線方向に摺動自在
に嵌着する支軸(4)が立設されている。(16)はベ
ースヘッドで、半導体レーザなどの光学部品を内装し、
上記固定台(15)が取り付けられている。(17)は
傾き検出用の光源で、上記レンズホルダ(3)上に装着
されている。
(18)は傾き検出用の4分割光検知器で、第2図で示
す4つの光検知部(18^) 、 (18B) 、 (
tac) 、 (18D)を有しており、対物レンズ(
1)と光ディスク(20)との相対的な傾きが零のとき
、上記光源(17)から出射されて光ディスク(20)
で反射された反射光(26)が各光検知部(18A)
、 (18B) 、 (18c) 、 (1130)に
等しい光量で入射されるように、上記レンズホルダ(3
)上に配設されている。この4分割光検知器(18)と
上記光源(17)とにより光ディスク(20)と対物レ
ンズ(1)との相対的な傾きを検出する傾き検出装置が
構成されている。
す4つの光検知部(18^) 、 (18B) 、 (
tac) 、 (18D)を有しており、対物レンズ(
1)と光ディスク(20)との相対的な傾きが零のとき
、上記光源(17)から出射されて光ディスク(20)
で反射された反射光(26)が各光検知部(18A)
、 (18B) 、 (18c) 、 (1130)に
等しい光量で入射されるように、上記レンズホルダ(3
)上に配設されている。この4分割光検知器(18)と
上記光源(17)とにより光ディスク(20)と対物レ
ンズ(1)との相対的な傾きを検出する傾き検出装置が
構成されている。
(19a) 、 (19b) 、 (19c) 、 (
19d)は圧電素子で、上記固定台(15)の4つのコ
ーナ部において、ヘッドベース(16)との間に介装さ
れており、上記4分割光検知器(18)による傾き検出
信号に応じて駆動されることにより、光ディスク(20
)と対物レンズ(1)との相対的な傾きを補正する傾き
補正装置を構成している。
19d)は圧電素子で、上記固定台(15)の4つのコ
ーナ部において、ヘッドベース(16)との間に介装さ
れており、上記4分割光検知器(18)による傾き検出
信号に応じて駆動されることにより、光ディスク(20
)と対物レンズ(1)との相対的な傾きを補正する傾き
補正装置を構成している。
なお、第1図において、第10図ないし第12図で示す
従来例と同一の符号を付したものは、その従来例と同一
または相当する部材である。また、同図においては、レ
ンズホルダ(3)の具体的な支持構造およびフォーカス
制御、トラッキング制御のための構成について詳細を省
略しているが、これらは第11図および第12図に示す
ものと同一である。
従来例と同一の符号を付したものは、その従来例と同一
または相当する部材である。また、同図においては、レ
ンズホルダ(3)の具体的な支持構造およびフォーカス
制御、トラッキング制御のための構成について詳細を省
略しているが、これらは第11図および第12図に示す
ものと同一である。
第2図は上記4分割光検知器(18)における検知動作
を説明するためのブロック図であり、(18a) 。
を説明するためのブロック図であり、(18a) 。
(tab) 、 (18c) 、 (18d)は4つの
光検知部(18A) 。
光検知部(18A) 。
(18B) 、 (18G) 、 (180)により受
光される光信号(^) 、 (B) 、 (C) 、
(D)をそれぞれ増幅するアンプ、(18al) 、
(18bl) 、 (18cl) 、 (18dl)は
隣接する光検知部により受光された光信号どうしを加算
する加算器、(18a2) 、 (18b2)は上記各
加算器 (18al)(18bl) 、 (18cl)
、 (18dl)からの出力信号のうちラジアル方向
およびジッタ方向での出力信号の差をそれぞれ求める減
算器である。
光される光信号(^) 、 (B) 、 (C) 、
(D)をそれぞれ増幅するアンプ、(18al) 、
(18bl) 、 (18cl) 、 (18dl)は
隣接する光検知部により受光された光信号どうしを加算
する加算器、(18a2) 、 (18b2)は上記各
加算器 (18al)(18bl) 、 (18cl)
、 (18dl)からの出力信号のうちラジアル方向
およびジッタ方向での出力信号の差をそれぞれ求める減
算器である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
第3図(a)で示すように、対物レンズ(1)が光ディ
スク(20)に対して同図の矢印Xで示すジッタ方向に
(θa)だけ傾いている場合、上記4分割光検知器(
18)の各光検知部(18A) 、 (18B) 、
(18C) 。
スク(20)に対して同図の矢印Xで示すジッタ方向に
(θa)だけ傾いている場合、上記4分割光検知器(
18)の各光検知部(18A) 、 (18B) 、
(18C) 。
(180)のうち、(18^)と(18D) に受光さ
れる光が減少し、(18B) と(18C)に受光され
る光が増加する。その結果、第2図で示すブロック図か
らも明らかなように、ラジアル方向の出力信号(A+B
) −(C+D)の値は変化しないが、ジッタ方向の出
力信号(B+C) −(A+D)の値が正となる。この
正となるジッタ方向の出力信号の値によって圧電素子(
19b) 、 (19c)または(19a) 。
れる光が減少し、(18B) と(18C)に受光され
る光が増加する。その結果、第2図で示すブロック図か
らも明らかなように、ラジアル方向の出力信号(A+B
) −(C+D)の値は変化しないが、ジッタ方向の出
力信号(B+C) −(A+D)の値が正となる。この
正となるジッタ方向の出力信号の値によって圧電素子(
19b) 、 (19c)または(19a) 。
(19d)がそのジッタ方向の出力信号(B+C)−(
A+D)が零になるように駆動され、これによって、対
物レンズ(1)を支軸(4)に対しては傾いたままで、
光ディスク(20)に対して平行に傾き補正される。
A+D)が零になるように駆動され、これによって、対
物レンズ(1)を支軸(4)に対しては傾いたままで、
光ディスク(20)に対して平行に傾き補正される。
また、第3図(b)で示すように、光ディスク(20)
がそりなどにより対物レンズ(1) に対して同図の矢
印yで示すジッタ方向に (θb)だけ傾いている場合
、上記4分割光検知器(18)の各光検知部(18A)
、 (18B) 、 (18G) 、 (180)の
うち、(18A)と(,18D )に受光される光が減
少し、(18B)と(iac)に受光される光が増加す
る。その結果、上記第3図(a)の場合と同様な動作に
より、対物レンズ(1)と光ディスク(20)との相対
的な傾きが零になるように補正される。
がそりなどにより対物レンズ(1) に対して同図の矢
印yで示すジッタ方向に (θb)だけ傾いている場合
、上記4分割光検知器(18)の各光検知部(18A)
、 (18B) 、 (18G) 、 (180)の
うち、(18A)と(,18D )に受光される光が減
少し、(18B)と(iac)に受光される光が増加す
る。その結果、上記第3図(a)の場合と同様な動作に
より、対物レンズ(1)と光ディスク(20)との相対
的な傾きが零になるように補正される。
なお、以上の動作は対物レンズ(1)と光ディスク(2
0)との相対的な傾きがジッタ方向に生じた場合の傾き
補正動作であるが、ラジアル方向の傾きについては、駆
動される圧電素子(19a) 、 (19b)または
(19c) 、 (19d)に変わるだけで、その他は
まったく同様であるため、説明を省略する。
0)との相対的な傾きがジッタ方向に生じた場合の傾き
補正動作であるが、ラジアル方向の傾きについては、駆
動される圧電素子(19a) 、 (19b)または
(19c) 、 (19d)に変わるだけで、その他は
まったく同様であるため、説明を省略する。
第4図はこの発明の他の実施例による光学式ヘッド装置
におけるワイヤサスペンション方式の対物レンズ駆動装
置の要部の斜視図である。同図において、第14図で示
す従来例と相違する点は、レンズホルダ(21)に、傾
き検出装置を構成する光源(17)および4分割検知器
(18)とを取り付けた点と、固定台(23)の傾き補
正装置を構成する圧電素子(19a) 、 (19b)
、 (19c) 、 (19d)を介してヘッドベー
ス(24)に支持させた点とであり、その他の構成は第
14図と同一であるため、同一の符号を付して、それら
の説明を省略している。また、上記傾き検出装置を構成
する4分割検知器(18)の具体的な構成は第2図で示
すものと同一であるため、その説明も省略する。
におけるワイヤサスペンション方式の対物レンズ駆動装
置の要部の斜視図である。同図において、第14図で示
す従来例と相違する点は、レンズホルダ(21)に、傾
き検出装置を構成する光源(17)および4分割検知器
(18)とを取り付けた点と、固定台(23)の傾き補
正装置を構成する圧電素子(19a) 、 (19b)
、 (19c) 、 (19d)を介してヘッドベー
ス(24)に支持させた点とであり、その他の構成は第
14図と同一であるため、同一の符号を付して、それら
の説明を省略している。また、上記傾き検出装置を構成
する4分割検知器(18)の具体的な構成は第2図で示
すものと同一であるため、その説明も省略する。
つぎに、上記第4図の構成の動作について説明する。
第5図(a)は対物レンズ(1)が光ディスク(2o)
に対して同図の矢印Xで示すジッタ方向に (θa)だ
け傾いている状態を示し、第5図(b)は光ディスク(
20)がそりなどによって対物レンズ(1)に対して同
図の矢印yで示すジッタ方向に (θb)だけ傾いてい
る状態を示し、これら傾きに対して圧電素子(19a)
〜(19d)の駆動を介して固定台(23)の姿勢を変
更することにより、上記の実施例と同様な傾き補正をお
こなうことができる。
に対して同図の矢印Xで示すジッタ方向に (θa)だ
け傾いている状態を示し、第5図(b)は光ディスク(
20)がそりなどによって対物レンズ(1)に対して同
図の矢印yで示すジッタ方向に (θb)だけ傾いてい
る状態を示し、これら傾きに対して圧電素子(19a)
〜(19d)の駆動を介して固定台(23)の姿勢を変
更することにより、上記の実施例と同様な傾き補正をお
こなうことができる。
第6図はこの発明のもう1つの実施例による光学式ヘッ
ド装置におけるトラッキング方向制御装置部の概略図で
あり、同図において、(31)はベース、(32)はこ
のベース(31)に固定された光学系で、その内部に半
導体レーザや光検知器(図示せず)などが配置されてい
る。(1)は対物レンズで、この対物レンズ(1)は光
ディスク(20)の面振れに応じてフォーカス方向制御
装置H3a) 、 (33b)を介して矢印A方向に駆
動制御される。(34)は反射ミラーで、上記固定光学
系(32)から出射される光ビーム(35)を対物レン
ズ(1)に入射させるように反射する。(36)はキャ
リッジで、上記対物レンズ(1)および反射ミラー(3
4)を矢印Cで示す光ディスク(20)の半径方向に移
動させる。
ド装置におけるトラッキング方向制御装置部の概略図で
あり、同図において、(31)はベース、(32)はこ
のベース(31)に固定された光学系で、その内部に半
導体レーザや光検知器(図示せず)などが配置されてい
る。(1)は対物レンズで、この対物レンズ(1)は光
ディスク(20)の面振れに応じてフォーカス方向制御
装置H3a) 、 (33b)を介して矢印A方向に駆
動制御される。(34)は反射ミラーで、上記固定光学
系(32)から出射される光ビーム(35)を対物レン
ズ(1)に入射させるように反射する。(36)はキャ
リッジで、上記対物レンズ(1)および反射ミラー(3
4)を矢印Cで示す光ディスク(20)の半径方向に移
動させる。
(37a) 、 (37b)はある電圧を印加した場合
の変形量が異なる、つまり電歪定数が異なる圧電素子で
、これら圧電素子(37a) 、 (37b)を介して
上記反射ミラー(34)を上記キャリッジ(36)に支
持させており、このような圧電素子(37a) 、 (
37b)と上記反射ミラー(34)とによりトラッキン
グ方向制御装置(38)が構成されている。
の変形量が異なる、つまり電歪定数が異なる圧電素子で
、これら圧電素子(37a) 、 (37b)を介して
上記反射ミラー(34)を上記キャリッジ(36)に支
持させており、このような圧電素子(37a) 、 (
37b)と上記反射ミラー(34)とによりトラッキン
グ方向制御装置(38)が構成されている。
つぎに、上記構成のトラッキング方向制御装置(38)
によるトラッキング制御動作について説明する。
によるトラッキング制御動作について説明する。
第7図において、(Pl)点は対物レンズ(1)のバッ
クフォーカスポイント、(Ql)は反射ミラー(34)
の反射面を含む平面上で上記のバックフォーカスポイン
ト(Pl)から光ディスク(20)の半径方向に伸延さ
せた直線との交点であり、トラッキング方向制御をおこ
なう場合の反射ミラー(34)の回転中心となる。
クフォーカスポイント、(Ql)は反射ミラー(34)
の反射面を含む平面上で上記のバックフォーカスポイン
ト(Pl)から光ディスク(20)の半径方向に伸延さ
せた直線との交点であり、トラッキング方向制御をおこ
なう場合の反射ミラー(34)の回転中心となる。
いま、固定光学系(32)から出射された光ビーム(3
5)は反射ミラー(34)により反射され、対物レンズ
(1)により光ディスク(20)上に集光スポット(2
5)が形成される。一方、光ディスク(20)から反射
された反射光は上記と逆の光路を経て固定光学系(32
)にもどって光電変換され、光ディスク(20)上の情
報トラックに対して光学的に情報を記録したり、再生す
る。このとき、光ディスク(20)の面掘れなどによる
集光スポット(25)のフォーカス方向の変位に対して
は、フォーカス方向制御装置(33a) 、 (33b
)を介して対物レンズ(1)を第6図のA方向に駆動制
御することにより、フォーカス方向のずれが補正される
。
5)は反射ミラー(34)により反射され、対物レンズ
(1)により光ディスク(20)上に集光スポット(2
5)が形成される。一方、光ディスク(20)から反射
された反射光は上記と逆の光路を経て固定光学系(32
)にもどって光電変換され、光ディスク(20)上の情
報トラックに対して光学的に情報を記録したり、再生す
る。このとき、光ディスク(20)の面掘れなどによる
集光スポット(25)のフォーカス方向の変位に対して
は、フォーカス方向制御装置(33a) 、 (33b
)を介して対物レンズ(1)を第6図のA方向に駆動制
御することにより、フォーカス方向のずれが補正される
。
また、光ディスク(20)の偏心などによる集光スポッ
ト(25)のトラッキング方向の変位に対しては、圧電
素子(37a) 、 (37b)を駆動して反射ミラー
(34)を第7図中の (Ql)点を中心として第6図
のB方向にθ度だけ回転制御することにより、トラッキ
ング方向のずれが補正され、このときの光ビーム(35
)の往路と復路とが一致するので、固定光学系(32)
において得られるトラッキングセンサに対するオフセッ
トを非常に小さくすることができる。
ト(25)のトラッキング方向の変位に対しては、圧電
素子(37a) 、 (37b)を駆動して反射ミラー
(34)を第7図中の (Ql)点を中心として第6図
のB方向にθ度だけ回転制御することにより、トラッキ
ング方向のずれが補正され、このときの光ビーム(35
)の往路と復路とが一致するので、固定光学系(32)
において得られるトラッキングセンサに対するオフセッ
トを非常に小さくすることができる。
なお、第6図に示す実施例では、トラッキング方向制御
をキャリッジ(36)上に設けた圧電素子(37a)
、 (37b)によりおこなうように構成したもので示
したが、第8図で示すように、反射ミラー(34)およ
び圧電素子(37a) 、 (37b)をベース(31
)に直接に設けて、固定部でトラッキング方向制御をお
こなうように構成してもよい。この場合、上記反射ミラ
ー(34)に対向する個所およびキャリッジ(36)に
それぞれ別の反射ミラー(39) 、 (40)を設け
ている。
をキャリッジ(36)上に設けた圧電素子(37a)
、 (37b)によりおこなうように構成したもので示
したが、第8図で示すように、反射ミラー(34)およ
び圧電素子(37a) 、 (37b)をベース(31
)に直接に設けて、固定部でトラッキング方向制御をお
こなうように構成してもよい。この場合、上記反射ミラ
ー(34)に対向する個所およびキャリッジ(36)に
それぞれ別の反射ミラー(39) 、 (40)を設け
ている。
第9図は上記軍8図で示す光路中の反射ミラー(39)
、 (40)を省略して、反射ミラー(34)による
光路を変換した状態を示しており、第8図の構成の場合
においては、点 (Ql)を中心として反射ミラー(3
4)を回転させるように、圧電素子(37a)。
、 (40)を省略して、反射ミラー(34)による
光路を変換した状態を示しており、第8図の構成の場合
においては、点 (Ql)を中心として反射ミラー(3
4)を回転させるように、圧電素子(37a)。
(37b)を駆動制御することにより第6図で示す構成
のものと同様な効果を奏する。
のものと同様な効果を奏する。
ちなみに、第6図や第8図で示す構成のトラツキング方
向制御装置(38)に対する従来例としては、第17図
で示すような構成のものが知られていた。
向制御装置(38)に対する従来例としては、第17図
で示すような構成のものが知られていた。
すなわち、第17図において、(41a) 、 (41
b)は反射ミラー(34)の背面側に付設された駆動コ
イル、(42a) 、 (42b)はその駆動コイル(
41a) 、 (41b)に対向させてキャリッジ(3
6)側に保持させた永久磁石であり、集光スポット(2
5)がトラッキング方向に変位したとき、駆動コイル(
41a) 、 (41b)に電流を流して永久磁石(4
2a) 、 (42b) との相互作用を介して反射
ミラー(34)を点 (Q)のまわりで微少回転させる
ことにより、トラッキング方向の光ビーム制御をおこな
うように構成したものである。しかし、このような構成
の従来例によれば、トラッキング方向の制御動作をおこ
なった場合、光ディスク(20)からの反射光の光軸ず
れ (δ)を生じ、トラッキングセンサ信号にオフセッ
トを発生する欠点がある。これに対して、第6図や第8
図で示す構成のトラッキング方向制御装置(38)はト
ラッキングセンサ信号にオフセットを発生しないか、あ
るいはそれを非常に小さくしてトラッキング方向の制御
性能を向上させることができる効果を有する。
b)は反射ミラー(34)の背面側に付設された駆動コ
イル、(42a) 、 (42b)はその駆動コイル(
41a) 、 (41b)に対向させてキャリッジ(3
6)側に保持させた永久磁石であり、集光スポット(2
5)がトラッキング方向に変位したとき、駆動コイル(
41a) 、 (41b)に電流を流して永久磁石(4
2a) 、 (42b) との相互作用を介して反射
ミラー(34)を点 (Q)のまわりで微少回転させる
ことにより、トラッキング方向の光ビーム制御をおこな
うように構成したものである。しかし、このような構成
の従来例によれば、トラッキング方向の制御動作をおこ
なった場合、光ディスク(20)からの反射光の光軸ず
れ (δ)を生じ、トラッキングセンサ信号にオフセッ
トを発生する欠点がある。これに対して、第6図や第8
図で示す構成のトラッキング方向制御装置(38)はト
ラッキングセンサ信号にオフセットを発生しないか、あ
るいはそれを非常に小さくしてトラッキング方向の制御
性能を向上させることができる効果を有する。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、対物レンズが製作組
立時に光ディスクに対して傾くとか、光ディスク自身の
そりによって光ディスクが対物レンズに対して傾くなど
、対物レンズと光ディスクとの間に相対的な傾きがあっ
た場合、その傾きを検出して自動的に補正することがで
きるから、集光スポットの光ディスクに対する位置制御
動作の信頼性を高めることができるとともに、トラッキ
ングオフセットの発生や再生信号のジッタへの悪影響を
制御して、記録再生性能を向上させることができる。と
くに、ワイヤサスペンション方式の対物レンズ駆動装置
におけるサスペンションのねじれ変形、それにともなう
対物レンズの傾き振動を防止できる。
立時に光ディスクに対して傾くとか、光ディスク自身の
そりによって光ディスクが対物レンズに対して傾くなど
、対物レンズと光ディスクとの間に相対的な傾きがあっ
た場合、その傾きを検出して自動的に補正することがで
きるから、集光スポットの光ディスクに対する位置制御
動作の信頼性を高めることができるとともに、トラッキ
ングオフセットの発生や再生信号のジッタへの悪影響を
制御して、記録再生性能を向上させることができる。と
くに、ワイヤサスペンション方式の対物レンズ駆動装置
におけるサスペンションのねじれ変形、それにともなう
対物レンズの傾き振動を防止できる。
また、反射ミラーを電歪定数の異なる複数個の圧電素子
を介して回転駆動するトラッキング方向制御装置を用い
る場合には、トラッキング方向制御にともなうセンサオ
フセット量が低減でき、光学式ヘッド装置の性能を一層
向上させることができる。
を介して回転駆動するトラッキング方向制御装置を用い
る場合には、トラッキング方向制御にともなうセンサオ
フセット量が低減でき、光学式ヘッド装置の性能を一層
向上させることができる。
第1図はこの発明の一実施例による光学式ヘッド装置に
おける軸摺動回動方式の対物レンズ駆動装置の要部の斜
視図、第2図は4分割光検知器の検知動作を説明するた
めのブロック図、第3図(a) 、 (b)は傾き補正
動作を説明するための概略図、第4図はこの発明の他の
実施例による光学式ヘッド装置におけるワイヤサスペン
ション方式の対物レンズ駆動装置の要部の斜視図、第5
図(a)。 (b)は第4図の構成の傾き補正動作を説明する概略図
、第6図はこの発明のさらに他の実施例による光学式ヘ
ッド装置におけるトラッキング方向制御装置の概略図、
第7図は第6図の構成のトラッキング方向制御動作を説
明するための概略図、第8図は第6図の構成の変形例を
示す概略図、第9図は第8図の構成の光路を変換した状
態を示す概略図、第10図は従来の光学式ヘッド装置に
おける軸摺動回動方式の対物レンズ駆動装置の分解斜視
図、第11図は第10図の要部の拡大平面図、第12図
は第10図の要部の拡大縦断面図、第13図(a) 、
(b)は第10図ないし第12図で示した従来例の動
作状況を説明するための概略図、第14図は従来の他の
光学式ヘッド装置におけるワイヤサスペンション方式の
対物レンズ駆動装置の要部の斜視図、第15図(a)
、(b)は第14図の構成の傾き補正動作を説明する概
略図、第16図は第14図で示す従来例の問題となる動
作状況を説明するための要部の斜視図、第17図は第6
図や第8図で示すトラッキング方向制御装置に対応する
従来例の概略図である。 (1)・・・対物レンズ、(3)、(21)・・・レン
ズホルダ、(17)・・・傾き検出用光源、(18)・
・・傾き検出用光検知器、(19a)〜(19d)・・
・圧電素子、(20)・・・光ディスク、(25)・・
・集光スポット、 (34)・・・反射ミラー(37
a) 、 (37b)・・・圧電素子、 (38)・・
・トラッキング方向制御装置。 なお、 図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
おける軸摺動回動方式の対物レンズ駆動装置の要部の斜
視図、第2図は4分割光検知器の検知動作を説明するた
めのブロック図、第3図(a) 、 (b)は傾き補正
動作を説明するための概略図、第4図はこの発明の他の
実施例による光学式ヘッド装置におけるワイヤサスペン
ション方式の対物レンズ駆動装置の要部の斜視図、第5
図(a)。 (b)は第4図の構成の傾き補正動作を説明する概略図
、第6図はこの発明のさらに他の実施例による光学式ヘ
ッド装置におけるトラッキング方向制御装置の概略図、
第7図は第6図の構成のトラッキング方向制御動作を説
明するための概略図、第8図は第6図の構成の変形例を
示す概略図、第9図は第8図の構成の光路を変換した状
態を示す概略図、第10図は従来の光学式ヘッド装置に
おける軸摺動回動方式の対物レンズ駆動装置の分解斜視
図、第11図は第10図の要部の拡大平面図、第12図
は第10図の要部の拡大縦断面図、第13図(a) 、
(b)は第10図ないし第12図で示した従来例の動
作状況を説明するための概略図、第14図は従来の他の
光学式ヘッド装置におけるワイヤサスペンション方式の
対物レンズ駆動装置の要部の斜視図、第15図(a)
、(b)は第14図の構成の傾き補正動作を説明する概
略図、第16図は第14図で示す従来例の問題となる動
作状況を説明するための要部の斜視図、第17図は第6
図や第8図で示すトラッキング方向制御装置に対応する
従来例の概略図である。 (1)・・・対物レンズ、(3)、(21)・・・レン
ズホルダ、(17)・・・傾き検出用光源、(18)・
・・傾き検出用光検知器、(19a)〜(19d)・・
・圧電素子、(20)・・・光ディスク、(25)・・
・集光スポット、 (34)・・・反射ミラー(37
a) 、 (37b)・・・圧電素子、 (38)・・
・トラッキング方向制御装置。 なお、 図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)光ディスクと、この光ディスク上の情報トラック
に光ビームを集光して集光スポツトを形成する対物レン
ズとを備え、上記光ディスクに対して光学的に情報を記
録し再生するように構成された光学式ヘッド装置におい
て、上記光ディスクと対物レンズとの相対的な傾きを検
出する傾き検出装置と、この傾き検出装置からの出力に
応じて上記傾きを自動的に補正する傾き補正装置とを具
備したことを特徴とする光学式ヘッド装置。 - (2)光ディスクと、この光ディスク上の情報トラック
に光ビームを集光して集光スポットを形成する対物レン
ズとを備え、上記光ディスクに対して光学的に情報を記
録し再生するように構成された光学式ヘッド装置におい
て、上記光ディスク上の情報トラックに対する集光スポ
ットの変位を光学的に検知して集光スポットの位置を補
正するトラッキング方向制御装置を設け、このトラッキ
ング方向制御装置を反射ミラーと電歪定数の異なる複数
個の圧電素子とから構成したことを特徴とする光学式ヘ
ッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7763189A JPH02254639A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 光学式ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7763189A JPH02254639A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 光学式ヘッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02254639A true JPH02254639A (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=13639249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7763189A Pending JPH02254639A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 光学式ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02254639A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61187134A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-20 | Toshiba Corp | 光学ヘツド |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP7763189A patent/JPH02254639A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61187134A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-20 | Toshiba Corp | 光学ヘツド |
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