JPH02191562A - 散水ノズル - Google Patents

散水ノズル

Info

Publication number
JPH02191562A
JPH02191562A JP4624989A JP4624989A JPH02191562A JP H02191562 A JPH02191562 A JP H02191562A JP 4624989 A JP4624989 A JP 4624989A JP 4624989 A JP4624989 A JP 4624989A JP H02191562 A JPH02191562 A JP H02191562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
hole
cavity
water sprinkling
sprinkling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4624989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2697086B2 (ja
Inventor
Tetsuo Tanabe
田辺 哲夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP4624989A priority Critical patent/JP2697086B2/ja
Publication of JPH02191562A publication Critical patent/JPH02191562A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2697086B2 publication Critical patent/JP2697086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、地下水などを路面等に散水して融雪する融雪
用などの散水ノズルに関する。
[従来の技術] 従来、この種の散水ノズルとして、例えば実開昭50−
13209号公報には、送水管からの水が水111節部
材により調節された水量で流水路を経て4個の散水口か
ら放射状に散水されるものが提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来技術においては、4個の散水口のうち例えば3個の
散水口が砂などによって詰まった場合には、残った1個
の散水口より水が勢いよく噴出し、この結果散水ノズル
の周囲を均一に融雪できないばかりか、歩行者の服に水
がかかるなどの問題点があった。また地下水を散水する
ものにおいては地下水とともに吸い上げられたガスによ
って散水状態が脈動する問題点もあった。さらに通路な
どに散水ノズルを設置する際予め散水方向を定めた摂コ
ンクリート等を打設して施工するため、散水ノズルの位
置決めにより工事が煩雑となっていた。
本発明は前記問題点を解決して、いくつかの散水口が詰
まった場合であっても残った散水口より多面の水が噴出
して歩行者に水がかからず、また脈動の少ない散水ノズ
ルを提供することを目的とする。さらに散水方向を自由
に調節できる散水ノズルを提供することを目的とする。
[課題を解決するだめの手段] 第1発明は、散水ノズル本体の下部に縦設した送水路と
、この送水路に斜設した導水路を介して連通した内側空
洞部と、この内側空洞部の外側に隔壁を介して形成する
外側空洞部と、この内側空洞部に斜設した第1の散水孔
を介して接続した第1の散水口と、前記内側空洞部の外
側に隔壁を介して形成する外側空洞部と、前記隔壁に形
成され前記内側空洞部と外側空洞部を連通ずる連通路と
、前記外側空洞部に環状の第2の散水孔を介して接続し
た環状の第2の散水口とを具備したものであり、また第
2発明は散水ノズル本体の下部に縦設した送水路と、こ
の送水路に斜設した導水路を介して連通した空洞部と、
この空洞部に斜設した第1の散水孔を介して接続した第
1の散水口と、前記空洞部の内側に下端を接続し上端に
環状の第2の散水口を接続した環状の第2の散水孔とを
具備したものである。
さらに第3発明は、上面に凹所を形成するとともに下部
に送水孔を設けたノズル本体と、前記凹所の内側に空洞
部を介して廻動可能に嵌合した蓋体と、この蓋体の中央
に縦設された貫通孔に挿入されるとともに下部を前記送
水孔に螺着した弁座部材と、前記貫通孔に形成され前記
弁座部材の係合部に係止可能な係止受は部と、前記弁座
部材に形成した貫通孔の途中に弁体を有する弁座を介し
て横設される連通孔と、前記蓋体に設けられ一端を前記
連通孔の排出口に連通ずるとともに他端を前記蓋体の上
面に開口した第1の散水孔と、この第1の散水孔と前記
空洞部を連通jる連通路と、前記ノズル本体の上面と蓋
体の上面間に設けられ前記空洞部に連通した第2の散水
孔とを具備したものである。
[作 用] 第1発明は、送水路より送り込まれた水は内、外突洞部
に満水する。そして水は第1の散水口より噴出される。
そして前記第1の散水口が詰まった場合には外側空洞部
の水圧が上昇して第2の散水口より散水できる。
第2発明は、送水孔より送り込まれた水は流水路を通っ
て第1の散水口より散水される。
そして前記散水口が詰まったような場合には、空洞部の
水圧が上昇し第2の散水口より水が散水される。
第3発明は、道路などに散水ノズル本体を設置した後、
弁座部材を弛めて蓋体を廻動して散水方向を定め、そし
て弁座部材を固定することによって散水方向を自由に調
節することができる。
[実施例] 第1図ないし第3図は第1実施例を示しており、同図に
おいて、1は鋼などからなる散水ノズル本体であり、上
部を径大に下部を径小に形成したものであって、下部中
央には送水孔2が縦設され、この送水孔2には、送水管
3が接続されている。この送水管3は地下水などが送り
込まれる通水管(図示せず)に間隔をおいて立上り形成
されたものである。
4はパツキンである。また送水孔2の上部には雌螺子5
が形成されており、この雌螺子5には黄銅等からなる弁
杆6を螺合した黄銅等からなる弁座部材7が螺着してい
る。この弁座部材7は下部に雌螺子8が形成され、また
中央には前記送水孔2と連通づる貫通孔9が形成されて
いる。そして、これら送水孔2、貫通孔9によって送水
路10が形成される。前記貫通孔9の下部は径小に形成
され、咳径小部の上部には段状の弁座11を介して雌螺
子7△を形成した径大部が形成されており、また弁座1
1の上部には放射状に連通孔12が横設されている。そ
して前記雌螺子7Aには前記弁杆6が螺合されており、
この弁杆6が弁座11を閉成することによって、止水で
きるようになっている。また、散水ノズル本体1の上面
には径大な凹所13が形成されており、前記連通孔12
の流出側周設した溝部12Aに下端を接続して斜設した
礼状の導水路14の上端を前記凹所13の底面に接続し
ている。
15は前記凹所13を閉塞するように設けられる鋼など
からなる蓋体であり、中央部には前記弁座部材7が挿入
する貫通孔16がIIJ設されている。この貫通孔16
には係合量は部である段部17が形成されており、この
段部17に前記弁座部材7に形成した係合部である径大
部7Bが係合して廻動可能に設けられた蓋体15が散水
ノズル本体1に固定されている。この蓋体15は外周囲
18の下部が前記凹所13より径小に形成され、外周面
18下部と凹所13側には外側空洞部19が形成され、
またこの蓋体15の下部における外側には隔壁20が下
方へ突設して、蓋体15の内側下部には凹所21が形成
されており、そしてこの凹所21と散水ノズル本体1に
よって内側空洞部22が形成されている。さらに前記隔
壁20には前記外側空洞部19と内側空洞部22を連通
する礼状の連通路23が放射状に形成されている。24
は前記内側空洞部22と外部を連通ずる第1の散水孔で
あって、第1の散水孔24の上端には第1の散水口25
が形成される。前記導水路14と同一軸状に傾斜を有し
ている。また前記蓋体15の外周囲18の上端と凹所1
3の外側上端間によって、外部と外側空洞部19を接続
する第2の散水孔26が環状に形成されているとともに
、この第2の散水孔26の上端に環状の第2の散水口2
7が形成されている。尚連通路23の径は第1の散水孔
24の径より小さく形成される。
次に前記構成につきその作用を説明する。
設置する場合、予め道路などに埋設している送水管3に
送水孔2を挿入して散水ノズル本体1を蓋体15などと
ともに設けた後、コンクリートなどを打設して固定する
。次に弁杆6を弛めて第1の散水口25を所定方向に向
けた後再び弁杆6を弛めると、径大部7Bが段部17を
押圧して蓋体15を散水ノズル本体1に固定できる。こ
のようにして設置した後、送水管3より地下水を送り込
むと、地下水はガスとともに送水孔2より貫通孔9に至
り、そして連通孔12より導水114を通って内側空洞
部22に至り、該内側空洞部22より第1の散水孔24
を通って外部へ散水される。また連通路23を通って内
側空洞部22.より外側空洞部19へ水が流入し第2の
散水口27から水が噴出しようとするが、内側空洞部2
2より外側空洞部19へ流入する際の連通路23による
抵抗が大きいため、大量の水が外側空洞部19に流入す
ることはなく、したがって第2の散水口27よりはごく
わずかな水量のみが溢れるように排水する。この際泡状
のガスは連通路23を通って外側空洞部9側へ流れ込む
そして例えば4個の第1の散水口25のうち3つが砂な
どによって詰まったような場合には、内側空洞部22の
水圧が高くなって、多量の水が外側空洞部19へ流れ込
み、そして第2の散水口27より水が流出する。この際
環状の第2の散水口27はその開口面積が大きいため溢
れるように排水できる。
さらに総ての第1の散水口25が詰まった場合には、さ
らに内側空洞部22の水圧が高まり、第2の散水口27
より溢れるように外部へ排水できる。
以上のように、送水路10に弁杆6を装着するとともに
、弁座11の上部に連通孔12を形成し、この連通孔1
2に連通して導水路14と第1の散水口25を有する第
1の散水孔24を斜設()て設けかつ内側空洞部22と
第2の散水孔26を有する外側空洞部19間の隔壁20
には連通路23を介在させることによって、通常時にお
いては第1の散水口25より水を噴出でき、一方第1の
散水口25が詰まったような場合には、第2の散水口2
7より水を溢れるように散水できる。
したがって、例えば第1の散水口25の一部が砂や車輌
の通過に伴ってタイヤによって詰まった場合であっても
、他の第1の散水口25からの水の噴出高、噴出が大き
くなることはなく、この結果、歩道を歩く人の服に水が
かかるようなことはない。
さらに地下水中のガスは連通路23を介して外側空洞部
19へ至り、そして第2の散水口27より排出されるた
め、すなわち第1の散水口25からは排出されないため
、この第1の散水口25からの噴水状態を安定できる。
しかも第1の散水口を有する蓋体15は散水ノズル本体
に廻動可能に設けられるととしに、この蓋体15は弁杆
16を締めた後、径大部7Bと段部17との係合を介し
て蓋体15を固定できるため、散水ノズル本体1を設置
した後であっても第1の散水口25の向きを自由に調節
することができる。
第4図ないし第6図は第1発明を示す第2実施例を示し
ており、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付し
その詳細な説明を省略する。
連通孔12は斜設され、また導水路14は前記連通孔1
2と同軸状に切欠き形成されている。
さらに隔壁20に形成されている連通路23は螺旋方向
に形成されている。
したがって、送水孔2などより送り込まれた水は内側空
洞部22より外側空洞部19へ螺旋状に流れ込み、外側
空洞部19に溜った砂などを第2の散水口27より効率
良く排出できる。
また第1の散水口25の向きを自由に調節することがで
きる。
第7図ないし19図は第3実施例を示しており、同図に
おいて、31は鋼などからなる散水ノズル本体であり、
下部中央には送水孔32が縦設されており、この送水孔
32には送水管33が接続している。、34はパツキン
である。また送水孔32の上部には黄銅などからなる弁
座部材35が螺着している。
さらに弁座部材35の中央に貫通孔36が形成され、こ
の貫通孔36の段状弁座37に止着して止水できるよう
に黄銅などからなる弁杆38が螺着している。
尚、#配送水孔32と貫通孔36(こよって送水路39
が形成される。前記弁座37の上部には通水孔40が形
成している。そして、この通水孔40の流出口側に対向
して、散水ノズル本体31に形成した礼状又は溝状の導
水路41の下端が接続している。また前記散水ノズル本
体31の上面には内側に円状の凹所42が形成されてい
るとともに、この外側に凹状段部43が周設している。
44は前記散水ノズル本体31の上面を田う鋼などから
なる蓋体であつC1この蓋体44と前記凹所42間によ
って空洞部45が形成されている。そして前記蓋体44
には第1の散水孔46が形成されており、この第1の散
水孔46の上端には第1の散水口41が形成される。
さらに前記蓋体44の中央には下方へ径となるテーバ状
の孔48が形成され、この孔48と前記弁座37の上部
に形成された上方へ径大となる頭部49間によって環状
の第2の散水孔50が形成され、この第2の散水孔50
の上端によって環状に形成された第2の散水口51が形
成されるものである。
次に前記構成につきその作用を説明する。
送水管33より地下水などが送り込まれると送水孔32
、通水孔40および導水路41を通って地下水が空洞部
45に充たされ、さらに空洞部45の水圧が高まると地
下水は第1の散水孔46を通って第1の散水口47より
噴出する。この際導水路41と第1の散水孔46は同軸
状に設置ノられているため、すなわち抵抗が少ないため
多量の水が導水路41、空洞部45および第1の散水孔
46より噴出できる。また第2の散水口51からはごく
少四の水しか排水されない。これは導水路41より第2
の散水孔50へ至る水路は方向性の異なる空洞部45、
幅狭な第2の散水孔50を通過するため抵抗が大きくな
ってしまうためである。この際地下水とともに吸い上げ
られたガスは一旦空洞部45に溜まり、そして第2の散
水口51より排出される。
次に4箇所の第1の散水口47のうち2箇所が詰まった
ような場合には、空洞部45の水圧が高まり、残りの第
1の散水口47とともに第2の散水孔50から排水する
。この際環状の第2の散水孔50は水の通水面積が大き
いため、流速は低下した状態で排水され、水が飛びでる
ようなことはなく溢れるように排水される。
この結果水が勢いよく第1の散水口47より飛び出るこ
とはない。
以上のように空洞部45に接続する第1の散水孔46を
導水路41と同軸状に設け、また空洞部45の内側に第
2の散水孔50を形成したことにより、第1の散水口4
7のうちいくつかが詰まった場合であっても残った第1
の散水口47から勢い良く水が噴出して歩行者の服に水
がかかるようなことはない。
第10図ないし第12図は第4実施例を示しており、同
図において、61は鋼などからなる散水ノズル本体であ
り、この散水ノズル本体61は上部を径大に下部を径小
にしたものであって、下部中央には送水孔62が縦設さ
れ、この送水孔62には、送水管63が接続されている
64はパツキンである。また送水孔62の上部には雌螺
子65が形成されており、この雌螺子65には黄銅等か
らなる弁杆6Gを螺合した一般鋼。
ステンレス鋼、黄銅等からなる弁座部材67が螺着して
いる。この弁座部材67は下部に雄螺子68が形成され
また中央には前記送水孔62と連通ずる貫通孔69が形
成されている。そして、これら送水孔62、貫通孔69
によって送水路70が形成されている。前記貫通孔69
の下部は径小に形成され、該径小部の上部には段状の弁
座71を介して雌螺子67Aを形成した径大部が形成さ
れており、また弁座11の上部には連通孔72が放射状
に横設されている。そして前記雌螺子67Aにlよ前記
弁杆66が螺合されてd3す、この弁杆66が弁座71
を閉成することによって止水するようになっている。さ
らに前記連通孔12の外周面には内側空洞部を形成する
溝部12△が周設されている。また散水ノズル本体61
の上面には径大な凹所73が形成されており、この凹所
73の外周には上方へ拡がる径大な上部テーバ部73A
および径小な下部テーバ而73Bが形成されている。
74は前記凹所73を閉塞するように設けられる鋼など
からなる蓋体であり、この蓋体74の外周下部には前記
下部テーパ面733に嵌合可能なテーバ部74Aが形成
され、またこの蓋体14の中央部には前記弁座部材67
が挿入するiX通孔15が縦設されており、この貫通孔
75には係合段部である段部76が形成されており、こ
の段部76に前記弁座部材67に形成した係合部である
径大部67Bが係合して、回動可能に設けられた蓋体7
4が散水ノズル本体61に固定されている。この蓋体7
4はその外周上部が前記上部テーパ面73△より径小に
形成されて上部テーパ面77が設けられている。そして
これら上部テーパ面73Aと上部テーバ面17間には空
洞部78が形成されている。79は前記蓋体74に斜設
され前記溝部72Aと蓋体74の上面外部を連通ずる第
1の散水孔であってこの第1の散水孔79の上端には第
1の散水口80が形成される。81は前記第1の散水孔
79と前記空洞部78を接続する連通路であり、この連
通路81の径は前記第1の散水孔79と略同径またはや
や小径あるいは大径に形成される。さらに前記蓋体74
の外縁と前記凹所73の上端間によって外部と空洞部1
8を接続する第2の散水孔82が形成されるとともに、
この第2の散水孔82の上端に環状の第2の散水口83
が形成されている。
次に前記構成につきその作用を説明する。
設置する場合、予め道路などに埋設している送水管63
に送水孔62を挿入して散水ノズル本体61を蓋体74
などとともに設けた後、廻りにコンクリートなどを打設
して固定する。次に弁杆6を弛めて第1の散水口80を
所定方向に向けた後、再び弁杆6を締めると径大部67
Aが段部76を押圧して蓋体74を散水ノズル本体61
に固定できる。
そして送水管63より地下水などを送り込むと、地下水
はガスとともに送水孔G2より貫通孔69に至り、そし
て溝部72A1連通孔12より空洞部78に至り、該空
洞部78より第1の散水孔79を通って外部へ散水され
る。また連通路81を通って溝部72Aより空洞部78
へ水が流入し第2の散水口83から水が噴出しようとす
るが、溝部72Aより空洞部78へ流入する際の連通路
81による抵抗が大きいため、大量の水が空洞部18に
流入することはなく、したがって第2の散水口83より
はごくわずかの水量のみが溢れるように排水する。この
際泡状のガスは連通路81を通って外側空洞部9側へ流
れ込む。
そして例えば4個の第1の散水口80のうち3つが砂な
どによって詰まったような場合には、溝部72Aの水圧
が高くなって、多量の水が空洞部78へ流れ込み、そし
て第2の散水口83より水が流出する。この際環状の第
2の散水口83はその間口面積が大きいため溢れるよう
に排水できる。
さらに総ての第1の散水口80が詰まった場合には、さ
らに溝部72△の水圧が高まり、第2の散水口83より
溢れるように外部へ排水できる。
以上のように、送水路70に弁杆66を装着するととも
に、弁座11の上部に連通孔72を形成し、この連通孔
72、溝部72△に連通して第1の散水口80を有する
第1の散水孔79を斜設して設けかつ第1の散水孔79
の途中と空洞部78間には連通路81を介在させること
によって、通常時においては第1の散水口80より水を
噴出でき、一方策1の散水口80が詰まったような場合
には、第2の散水口83より水を溢れるように散水でき
る。
さらに、第1の散水口25を有する蓋体74は散水ノズ
ル本体1に回動可能に設けられるとともに、この蓋体7
4は弁座部材67を弛めて前記第1の散水口80の方向
を自由に調節できるため、散水ノズル本体61の設置を
簡単に行うことができ、また散水方向を自由に調節する
ことができる。
第13図ならびに第14図および第15図は第5実施例
および第6実施例を示しており、前記第4実施例と同一
部分には同一符号を付しその詳細な説明を省略する。
第5実施例においては、4箇所に形成された第1の散水
孔19および第1の散水口80のうち2H所を径大に形
成し、残りの2箇所を径大にしたものであり、径大な第
1の散水孔79Aの第1の散水口80Aからは大■の水
を遠くまで散水でき、また径小な第1の散水孔793の
第1の散水口803からは少量の水を近くに散水できる
ようにしたものである。
第6実施例においては、散水ノズル本体61を平面矩形
にしたものであって、このように設置の際ある程度その
方向が規制されるようなものであっても第1の散水口8
0の方向を自由に調節することができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではな(、例
えば前記実施例においては弁杆を昇降させることによっ
て、水量を調整したが、大公[60−26821号公報
のように弁杆を廻動することによって水ff11節する
ようにしてもよい。また前記実施例では空洞部を散水ノ
ズル本体の上面を凹設して形成したが、蓋体の下面を凹
設して形成してもよい。
さらに実施例においては第2の散水口は環状のものを示
したが、環状の第2の散水孔に第16図に示すように仕
切り状の案内リブ90を放射状に配設するなど種々の変
形が可能である。
[発明の効果] 本発明は、散水ノズル本体の下部に縦設した送水路と、
この送水路に斜設した導水路を介して連通した内側空洞
部と、この内側空洞部の外側に隔壁を介して形成する外
側空洞部と、この内側空洞部に斜設した第1の散水孔を
介して接続した第1の散水口と、前記内側空洞部の外側
に隔壁を介して形成する外側空洞部と、前記隔壁に形成
され前記内側空洞部と外側空洞部を連通ずる連通路と、
前記外側空洞部に環状の第2の散水孔を介して接続した
環状の第2の散水口とを具備したちのであり、いくつか
の第1の散水孔が詰まって水圧が高まったような場合に
は第2の散水口より排水するようにしたため、歩行者な
どに水がかかるような弊害をなくすことができる。また
ガスなどによる第1の散水孔からの噴出に−3ける脈動
を防止できる。
さらに本発明は散水ノズル本体の下部に縦設した送水路
と、この送水路に斜設した導水路を介して連通した空洞
部と、この空洞部に斜設した第1の散水孔を介して接続
した第1の散水口と、前記空洞部の内側に下端を接続し
上端に環状の第2の散水口を接続した環状の第2の散水
孔とを具備したものであり、いくつかの第1の散水孔が
詰まって水圧が高まった場合に第2の散水口より排水す
るようにしたため、歩行者などに水がかかるような弊害
をなくすことができる。またガスなどによる第1の散水
孔からの噴出における脈動を防止できる。
また本発明は上面に凹所を形成するとともに下部に送水
孔を設けたノズル本体と、前記凹所の内側に空洞部を介
して廻動可能に嵌合した蓋体と、この蓋体の中央に縦設
された貫通孔に挿入されるとともに下部を前記送水孔に
螺着した弁座部材と、前記貫通孔に形成され前記弁座部
材の係合部に係止可能な係止受は部と、前記弁座部材に
形成した貫通孔の途中に弁体を有する弁座を介して横設
される連通孔と、前記蓋体に設けられ一端を前記連通孔
の排出口に連通ずるとともに他端を前記蓋体の上面に開
口した第1の散水孔と、この第1の散水孔と前記空洞部
を連通ずる連通路と、前記ノズル本体の上面と蓋体の上
面間に設けられ前記空洞部に連通した第2の散水孔とを
具備したものであり、自由に散水方向を調節することか
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は第1実施例を示しており、第1図
は縦断面図、第2図は分解斜視図、第3図は平面図、第
4図ないし第6図は第2実施例を示しており、第4図は
縦断面図、第5図は分解斜視図、第6図は平面図、第7
図ないし第9図は第3実施例を示しており、第7図は縦
断面図、第8図は分解斜視図、第9図は平面図、第10
図は第4実施例を示す断面図、第11図は同分解斜視図
、第12図は同平面図、第13図は第5実施例を示す断
面図、第14図は同平面図、第15図は第6実施例を示
す斜視図、第16図は第7実施例を示す平面図である。 1.61・・・散水ノズル本体 10・・・送水路 14・・・導水路 19・・・外側空洞部 20・・・隔壁 22・・・内側空洞部 23・・・連通路 24・・・第1の散水孔 25・・・第1の散水口 26・・・第2の散水孔 27・・・第2の散水口 31・・・散水ノズル本体 39・・・送水路 45・・・空洞部 46、79・・・第1の散水孔 47・・・第1の散水口 50、82・・・第2の散水孔 51・・・第2の散水口 62・・・送水孔 67・・・弁座部材 67A・・・径大部(係合部) 69・・・貫通孔 73・・・凹所 14・・・蓋体 75・・・貫通孔 76・・・段部(係合量は部) 78・・・空洞部 特  許  出  願  人 田 代  理  人  弁理士 牛 第9図 第13図 第14図 第 図 第12図 第15図 第16図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)散水ノズル本体の下部に縦設した送水路と、この
    送水路に斜設した導水路を介して連通した内側空洞部と
    、この内側空洞部の外側に隔壁を介して形成する外側空
    洞部と、この内側空洞部に斜設した第1の散水孔を介し
    て接続した第1の散水口と、前記隔壁に形成され前記内
    側空洞部と外側空洞部を連通する連通路と、前記外側空
    洞部に環状の第2の散水孔を介して接続した環状の第2
    の散水口とを具備したことを特徴とする散水ノズル。
  2. (2)散水ノズル本体の下部に縦設した送水路と、この
    送水路に斜設した導水路を介して連通した空洞部と、こ
    の空洞部に斜設した第1の散水孔を介して接続した第1
    の散水口と、前記空洞部の内側に下端を接続し上端に環
    状の第2の散水口を接続した環状の第2の散水孔とを具
    備したことを特徴とする散水ノズル。
  3. (3)上面に凹所を形成するとともに下部に送水孔を設
    けたノズル本体と、前記凹所の内側に空洞部を介して廻
    動可能に嵌合した蓋体と、この蓋体の中央に縦設された
    貫通孔に挿入されるとともに下部を前記送水孔に螺着し
    た弁座部材と、前記貫通孔に形成され前記弁座部材の係
    合部に係止可能な係止受け部と、前記弁座部材に形成し
    た貫通孔の途中に弁体を有する弁座を介して横設される
    連通孔と、前記蓋体に設けられ一端を前記連通孔の排出
    口に連通するとともに他端を前記蓋体の上面に開口した
    第1の散水孔と、この第1の散水孔と前記空洞部を連通
    する連通路と、前記ノズル本体の上面と蓋体の上面間に
    設けられ前記空洞部に連通した第2の散水孔とを具備し
    たことを特徴とする散水ノズル。
JP4624989A 1988-10-18 1989-02-27 散水ノズル Expired - Lifetime JP2697086B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4624989A JP2697086B2 (ja) 1988-10-18 1989-02-27 散水ノズル

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26246988 1988-10-18
JP63-262469 1988-10-18
JP4624989A JP2697086B2 (ja) 1988-10-18 1989-02-27 散水ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02191562A true JPH02191562A (ja) 1990-07-27
JP2697086B2 JP2697086B2 (ja) 1998-01-14

Family

ID=26386360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4624989A Expired - Lifetime JP2697086B2 (ja) 1988-10-18 1989-02-27 散水ノズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2697086B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007152281A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Asano Trade:Kk 散水ノズル
JP2014233756A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 トヨタ自動車株式会社 プレス装置及び噴射ノズル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007152281A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Asano Trade:Kk 散水ノズル
JP2014233756A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 トヨタ自動車株式会社 プレス装置及び噴射ノズル
US10434559B2 (en) 2013-06-05 2019-10-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Press apparatus and spray nozzle

Also Published As

Publication number Publication date
JP2697086B2 (ja) 1998-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060226255A1 (en) Overflow showerhead assembly
US6647566B1 (en) Automatic bath additive feeder
JPH11131435A (ja) 車輌走行テストコース用の散水装置及びその散水方法
JPH02191562A (ja) 散水ノズル
JP2773298B2 (ja) 散水ノズル
KR100959386B1 (ko) 분수용 노즐 및 이를 이용한 바닥용 분수
US6182306B1 (en) Side-mount toilet valve
JP2794767B2 (ja) 散水ノズル
JPH02280856A (ja) 散水ノズル
JP3156914B2 (ja) 消雪ノズル
JP2650361B2 (ja) 散水ノズル
JPH0422846Y2 (ja)
JP2994722B2 (ja) 散水ノズル
JPS6036349Y2 (ja) 道路消雪用散水ノズル
JP2652273B2 (ja) 路面消雪装置における散水ノズルの散水量調節装置
CN217856763U (zh) 一种陶瓷喷洒出水装置
JPH0523235Y2 (ja)
JPH049002Y2 (ja)
JP2002332678A (ja) 水洗便器および水洗便器における吐水部備え付け方法
JP2557425Y2 (ja) スプレーダー構造
JPH0543872Y2 (ja)
JP4741405B2 (ja) 散水ノズル
JPH0847655A (ja) 消雪ノズル
JPS6138684Y2 (ja)
JPS596299Y2 (ja) 残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズル