JPH0422846Y2 - - Google Patents

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JPH0422846Y2
JPH0422846Y2 JP9149587U JP9149587U JPH0422846Y2 JP H0422846 Y2 JPH0422846 Y2 JP H0422846Y2 JP 9149587 U JP9149587 U JP 9149587U JP 9149587 U JP9149587 U JP 9149587U JP H0422846 Y2 JPH0422846 Y2 JP H0422846Y2
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water
valve
hole
water chamber
chamber
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JP9149587U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は路面上に散水して融雪を行うのに使用さ
れる散水ノズルに関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 散水による路面融雪は従来より広く実施されて
いるもので、路面下に送水管を埋設すると共に、
適当間隔毎に立ち上り管を突設し、立ち上り管に
表面のみが地上に露出する散水ノズルを連結して
なるものである。
散水ノズルには従来より種々のものが存在する
が、基本的な構造は、中空水室の上部中央に弁装
着孔を穿設すると共に、上部周囲に散水口を形成
し、且つ下部に水管連絡孔を穿設した本体と弁装
着孔より挿入して前記水質と水管連絡孔間に介装
する流量調整弁からなるものである。而かして融
雪水は送水間→立ち上り管→水管連絡孔→流量調
整弁→水室→散水口→地表の順で流れるが、流量
調整弁から水室に流入する際の水は噴流となるた
め、噴流の状態によつて各散水口からの散水状態
(流量:噴射距離)が異なり最適な融雪がなされ
ない。そこで従来では流量調整弁から水室への流
入過程に種々の工夫を凝らしているものである。
例えば特公昭51−12336号公報に示されているよ
うに管状の流量調整弁本体を管内と水管連絡孔が
連通するように水管連絡孔に装着し、弁本体に横
孔を穿設すると共に横孔を開閉する弁棒を挿着し
てなり、横孔からの噴流を整流するため、特に整
流筒を設けたり、実公昭60−26821号公報に示さ
れているように、二重管の回動開閉を行う弁の流
出口の外側水質を狭い副室洞部(副水室)とし
て、噴流が直接散水口に達しないようにしてい
る。また実開昭58−124251号公報に示されている
ように水管連絡孔の上縁に放射状の溝を穿設し、
該連絡孔に弁棒を密挿せしめ、噴流を分割化する
手段も提案されている。
前記の各噴流制御手段は、弁機構自体や水室の
形状が複雑になる欠点を有する。
(問題点を解決するための手段) 本案はより簡単な構造で水室への噴流を制御す
るようにしたものである。即ち本案融雪用散水ノ
ズルは、中空水室の上部中央に弁装着孔を穿設す
ると共に、上部周囲に散水孔を形成し、下部に水
管連絡孔を穿設した本体と、弁装着孔より挿入し
て前記水室と水管連絡孔間に介装する流量調整弁
からなる融雪用散水ノズルに於て、水管連絡孔の
上部に弁孔を連設すると共に、水室底面に弁孔の
周壁部を基端とする横溝を形成し、前記弁孔に密
挿される弁棒を前記弁孔に螺合してなることを特
徴とするものである。
(作用) 而かして、水管連絡孔からの融雪水は弁棒を上
昇せしめて生じた横溝への間〓より噴流となつて
横溝内に吹き出すことにより、噴流は溝内を流れ
ると共にその一部が上方の水室へ流出するので、
噴流が減速されて水室に入ることになる。従つて
噴流が直接散水口より流出することがなく、水室
内が略均一となり、各散水口からは略同一状態で
散水がなされるものである。
(実施例) 次に本案の実施例について図面に基づいて説明
する。
第1図は各部材の一部裁断した斜視図、第2図
は同断面図で。第3図及び第4図は組立断面図、
第5図は噴流の弱体化を示しものである。
図面に例示した本案散水ノズルは本体1、蓋体
2、弁棒3より構成され、本体1は上部に上方が
開口し且つ周壁に段差を有する水室4を設け、水
室4の底面中央に弁孔5を穿つと共に弁孔5より
小径の通水孔6及び後述する立ち上り管Aが密挿
される大きさの連絡孔7を順次設けてなり、弁孔
5の周壁部を基端とした適当長さ及び深さの横溝
8を形成してなる蓋体2は水室4の段差部に載置
して水室4の上部を密閉するもので、中央に螺孔
(弁装着孔)9を設けると共に、その周囲部に散
水口10を設けてなり、前記本体1に固着するも
のである。固着手段は蓋体2にボルト孔11をを
穿設し、前記ボルト孔11に固着ボルト12を挿
通して水室4の底面に設けた螺孔9に螺合して、
蓋体2と本体1とを一体化する。弁棒3は弁孔5
に密嵌する弁体部aと螺孔9と螺合する螺体部b
よりなり、弁体部aを下方にして、螺端部bを螺
孔9に螺合し、弁体部aを弁孔5に密嵌するもの
である。尚図中13はパツキンで、14はメクラ
蓋である。
而かして地下送水管Bからの立ち上り管Aを連
絡孔7内に挿入して両者を連結し、本体1及び蓋
体2の上面のみが地表に露出するように埋設して
なるもので、地下送水管Bの融雪水は立ち上り管
A→連絡孔7→通水孔6→弁孔5→横溝8→水室
4→散水口10と流れて地表に散水され、路面積
雪を融かすもので、散水量の調整は弁口5に密嵌
した弁棒3の位置(高さ)調整で行われる。即ち
第5図に示すように弁棒3の弁体部aの周面で横
溝8の開口端の開閉並びに開度調整で融雪水の遮
断並びに流量調整が行われる。また該開口端から
の融雪水は噴流となつて横溝8内に噴射される
が、噴流の一部が横溝8の上方開口部分より水室
4内に流れると共に、横溝が充分長いと恰も融雪
水は横溝8の上方開口部全体より水室4内に入る
ようになつて、水室4では噴流が存在しなくな
り、各散水口10への不均一な水の流れがなく、
略均一な散水が行われることになるものである。
尚前記本案の実施例は散水ノズルが本体と蓋体
とからなる例を示したが、本体と蓋体の区別がな
い一体型のノズルにおいても本案を採用できるも
のである。
(考案の効果) 本案は以上のように中空水室の上部中央に弁装
着孔を穿設すると共に、上部周囲に散水孔を形成
し、且つ下部に水管連絡孔を穿設した本体と、弁
装着孔より挿入して前記水室と水管連絡孔間に介
装する流量調整弁からなる散水ノズルにおいて水
室底面に連絡孔上部の弁孔の周壁部を基端とする
横溝を設けると云う非常に簡単な手段で、散水の
不均一さをなくしたものである。
【図面の簡単な説明】
図は本案の実施例を示すもので、第1図は各部
材の斜視図、第2図は同断面図、第3図及び第4
図は組立て断面図、第5図は弁機構の拡大断面図
である。 1は本体、2は蓋体、3は弁棒、4は水室、5
は弁孔、6は通水孔、7は連絡孔、8は横溝、9
は螺孔、10は散水口、11はボルト孔、12は
固着ボルト、13はパツキン、14はメクラ蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空水室の上部中央に弁装着孔を穿設すると共
    に、上部周囲に散水口を形成し、下部に水管連絡
    孔を穿設した本体と、弁装着孔より挿入して前記
    水室と水管連絡孔間に介装する流量調整弁からな
    る融雪用散水ノズルに於て、水管連絡孔の上部に
    弁孔を連設すると共に、水室底面に弁孔の周壁部
    を基端とする横溝を形成し、前記弁孔に密挿され
    る弁棒を前記弁孔に螺合してなることを特徴とす
    る融雪用散水ノズル。
JP9149587U 1987-06-15 1987-06-15 Expired JPH0422846Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9149587U JPH0422846Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JP9149587U JPH0422846Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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Publication Number Publication Date
JPS63201654U JPS63201654U (ja) 1988-12-26
JPH0422846Y2 true JPH0422846Y2 (ja) 1992-05-26

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JP9149587U Expired JPH0422846Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JPS63201654U (ja) 1988-12-26

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