JPH02191550A - 接触脱パラフィン工程のための触媒およびその使用方法 - Google Patents

接触脱パラフィン工程のための触媒およびその使用方法

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JPH02191550A
JPH02191550A JP1306334A JP30633489A JPH02191550A JP H02191550 A JPH02191550 A JP H02191550A JP 1306334 A JP1306334 A JP 1306334A JP 30633489 A JP30633489 A JP 30633489A JP H02191550 A JPH02191550 A JP H02191550A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、石油仕込原料の処理方法、特に石油留分例え
ばガスオイルの耐寒性の改良を伴なう、炭化水素の脱パ
ラフィンに関する。
本発明はまた、使用される新規触媒にも関する。
[従来技術および発明の課題] この新規触媒は、石油仕込原料の正パラフイン類、ある
いほとんど異性化されていないパラフィン類の選択的除
去に特に適した、MFI族のゼオライトまたはMFI族
に近い構造のシリカを含む。
残留燃料を犠牲にして、軽質物質の製造を増加させよう
として、精製業者は、留出物およびガスオイルの最終留
出点を上昇させる努力をしている。しかしながら、一定
の硫黄含量を越えないようにする必要性とは別に、その
際現われる大きな難点は、ガスオイルの耐寒性に関係し
ている。
実際これらの特徴は、大部分の場合にガスオイルまたは
家庭燃料の製造を制限するようなものである。これらは
下記の2つの規格によって規定されている; ・流動点(P、E、)および曇り点(P、T、)につい
てはAFNORNo、T60105、 ・濾過限界温度(T、LP)についてはAFNORNo
、M07042゜ 曇り点(℃表示)は、最初のパラフィン結晶が現われる
温度であり、−刃渡動点は生成物の完全凝固に対応する
。前記の2つの特徴の中間の濾過限界温度は、標準状態
でフィルタを通るガスオイルの[ボンバビリティJ  
(pompabllite)と関係がある。
ガスオイルの耐寒性によって提起される問題が、一般に
10〜40重量%の様々な含量を有する、それの長鎖直
鎖状パラフィン含量に関連があることは世界的に認めら
れている。
ガスオイルの流動特性を改良しうる方法の1つは、それ
らに添加剤を組込むことからなる。
この技術の効果は限定されている。たとえその方法によ
って濾過点および流動点を変えつるとしても、曇り点に
関しては非常に小さい効果しかないことは知られている
。他方、添加剤の作用は、いくつかの原油に対しては時
として非常こ弱いことが注目される。
幾何学的に適切な選択性を有する固体をベースとする触
媒によって、接触脱パラフィンにおいて良好な結果を得
ることができる。MFI構造の固体、特別なゼオライト
またはシリカは、異性化されたパラフィンに対して急速
に正パラフィンを分散させておくのに特に適している。
従ってMFI型の固体によって、異性化されたパラフィ
ンに対して正パラフィンを選択的にクラブキングするこ
とができる。
[問題点の解決手段] 本発明は下記のことに関する: ・フッ化物媒質中で合成されたMFI構造のゼオライト
またはシリカを含む、接触脱パラフイン触媒。
MFI構造のこの型のゼオライトのフッ化物媒質中での
合成は、フランス特許第2567868号(EP−A−
172088)および1988年7月20日の欧州特許
出願第88.401.871.4に既に記載されている
本発明によるMFI構造の固体のX線回折スペクトルの
特徴を表1に示す。
(以下余白) 10’a −11,26 994−’ To 20 510− S 23 Sol−508 484−4g3 2 3+I1 2 7931  ff 749ff 697ff 2570i  f 26+9’  f 2597’ f ’  557’  f ヨ25 三〇1 、tQI 4Q +20 0221f 0051f 1 964’  Ff 922ff i31]1?f この合成手順によって得られた固体は、MFI型の結晶
構造を有する。それらのX線回折図表は、表1の規格に
対応する特徴を有する。MFI構造のこれらの固体は、
一般に焼成後、酸化物形態として表示された近似化学式
として、下記のものを有する: M2/。O,xAl  0   ysi022 3゛ (ここにおいて、比y/xは10以上のあらゆる値をと
ってもよ<、Mは原子価nの1つまたは複数の補償カチ
オンを表わす。)この合成手順によって得られたこれら
の固体はまた、一般に0.02〜2重量%の含量のフッ
素元素をも含む。
これらの合成の特別な場合は、Xがゼロであるもの、す
なわち合成がアルミニウムの不存在下に実施される場合
であり、この場合得られた生成物は、MFI型構造の同
質異像シリカである。
これら後者の固体は、先行技術のMFI構造の固体とは
様々な点て異なる。
第一の点は、熱安定性が、アルカリ媒質中で合成された
MFI型の固体について通常認められているものよりも
はるかに優れているということである。従って温度安定
性試験において、Si / A I比240の次の2つ
の固体を比較した。
1つはアルカリ媒質中での合成によって得られ、もう1
つはフッ化物媒質中で得られたものである。この試験は
、一定の温度で4時間、湿潤雰囲気下(10%の水を含
む水/窒素混合物。すなわち10kPaの水分圧)での
固体の加熱からなる。
フッ化物中で合成されたゼオライトは、表2に示されて
いるように、高温での処理後に最も大きな比表面積を有
するようである。
表2 結晶格子の破壊は、これらの条件下では1200℃に近
い温度でしか生じない。一方アルカリ媒質中で合成され
たM F I型の従来の固体は、約1000℃で破壊さ
れはじめる。
OH−またはF−媒質中で合成された固体間の温度安定
性のこの差は、下記の仮説によって説明されうる。アル
カリ媒質中で合成されたMFI構造の固体は、多量の内
部ヒドロキシル巣(n+ds)、すなわちケイ素原子ま
たはアルミニウム原子によって占められていない四面体
位置を含む。これらの原子欠如は、構造の脆化点である
それに対して、フッ化物媒質中で合成された固体には、
そのような原子欠如がほとんどない。
原子欠如の不存在または存在は、ケイ素元素29の核磁
気共鳴技術によって十分に証明された。
この技術によって、一方で結晶環境および他方で電子環
境に従って、種々のケイ素原子を区別することができる
。MFI構造の結晶化固体は、種々の結晶部位を有する
いわゆる「マジックアングルを有する」試料回転装置を
備えたBRU(JER400MH2という商標のNMI
?装置(この装置の英語名称: Magic Angl
eSpinning Nuclear Magneti
c Re5onance )を用いて、1つはアルカリ
媒質中で合成されたもの、もう1つはフッ化物媒質中で
合成されたもの、のMFI構造の2つの結晶化シリカを
比較した。
スペクトルは第1図および第2図に示されている。フッ
化物媒質中で合成された固体は、はっきりと別れた、細
い線からなるスペクトルを示すようである(第2図のス
ペクトルB)。それに対して、アルカリ媒質中で調製さ
れた固体は解像が悪いスペクトルを示す(第1図のスペ
クトルA)。これは四面体欠陥による多くの内部5i−
OH基の存在によって説明される。
従ってフッ化物媒質中で合成されたMFI型の固体は、
構造欠陥の不存在という面で、アルカリ媒質中で合成さ
れたMpr aの固体とは明らかに異なる。この不存在
は、一方で温度安定性の差、他方で核磁気共鳴スペクト
ルの解像度の差によって証明される。アルカリ媒質中で
合成された固体と、フッ化物媒質中で合成された固体と
のもう1つの差は、これらの後者が、合成工程後、およ
び有機化合物の除去工程後にもフッ素元素を含むという
事実によるものである。元素分析によって測定されたゼ
オライト中のフッ素含量は、焼成された固体、すなわち
前記工程(e)から生じるものについては、0.02〜
1.5型皿%、有利には0.1〜i、o%、好ましくは
0.2〜0.8%である。
本発明により2I製されたMFI構造のゼオライト中に
フッ素が存在することにより、これらの固体には、従来
の方法で合成された、すなわちアルカリ媒質中で合成さ
れたMFI構造のゼオライト(例えばLIS3.702
,886 )の特性とは全く異なるいくつかの特性、特
に酸性特性およびイオン交換特性を与える。合成および
焼成による有機化合物の除去後(工程(a)(b)(c
) ) 、本発明による固体は、下記のような赤外線振
動スペクトルを特徴とする。すなわちスペクトルは、第
3図に示されているように、0.8%(曲線1)、0.
2%(曲線2)および0 、0596 (曲線3)のフ
ッ素含量については、同じSi/AI比22の従来のM
FI構造のゼオライト(曲線4、F 96 = 0 )
の帯に対してあまり強くない、従来5i−OH基のもの
であるとされている帯(3730〜3750 cm1帯
)およびA 1−OH構造基のものであるとされている
帯(3580〜3640cm′□I領域)を示す。
本発明によるゼオライト中にA I −OH構造基が存
在しないかあるいはほとんど存在しないということは、
これらの固体のイオン交換能によって確認される。事実
カチオン例えばNa′″K”  Ga”  P t  
(NH3) 42+等についてのイオン交換能は、結晶
骨格のアルミニウム含量から計算できる理論的総イオン
交換能よりも非常に劣る。
構造ヒドロキシル基を全くまたはほとんど有せず、かつ
非常に低いイオン交換能を有するこれらの固体は、驚く
べきことに、顕著な酸性特性を有する。従って固体の全
体的酸性度(酸性部位の種々の型の数および力)を説明
することができるアンモニアの熱脱着は、構造内に組込
まれたフッ素を含む固体が非常に酸性であることを示し
ている。アンモニアの熱脱着は、従来のMFI構造のゼ
オライトを用いて得られるようなものに匹敵しうる。し
かしながら本発明による固体の酸性度は、異なった種類
のものである。
ゼオライト中へのフッ素の導入は、例えばUS4.54
0.841においてのように、これらの固体の酸性度を
増加させるために既に提案されている方法である。しか
しながら先行技術において、フッ素は合成後に実施され
る変性によってゼオライト中に導入される。換言すれば
、従来の合成、すなわちアルカリ媒質中での合成が実施
され、ついで原則と(、てフッ素を固定しうる通常のフ
ルオレ−ジョン技術によって固体を処理する。以前に提
案されたこれらの技術は、一般に大きな欠点がある。こ
れらは例えば固体を気体フッ素で処理する時の場合のよ
うに、結晶秩序の崩壊を生じやすい(US4,297.
335 )。この触媒調製方法においては、フッ素は合
成のレベルでゼオライト中に導入され、フッ素によって
逆に非常によく結晶化された固体を生じることができる
特別な処理によって、結晶性を変えずに本発明による触
媒の組成中に入っている固体に含まれるフッ素を一部ま
たは全部除去することができる。固体を脱フッ素するた
めに用いることができる技術は、1988年7月20日
の当社の欧州特許出願第88.401.871.4号に
記載されでいる。
従って結論として、フッ化物媒質中で合成されたMFI
型(または類似の構造を有するシリカ型)の固体は、ア
ルカリ媒質中で合成されたそれらの同族体と明らかに異
なることは明らかであるようである。これらの差は、熱
安定性テストおよび核磁気共鳴テストによって明らかに
された、構造欠陥の存在に関するものである。これらの
差はまた、焼成後でさえもフッ素が存在することによる
。これは赤外線分光によって示されるように、酸性部位
の型に影響を与える。
様々な石油留分の耐寒性の改良触媒を調製するために我
々が利用したのは、これらの特性である。本発明による
触媒は、先行技術において特許請求されたものよりも優
れていることがわかる。どんな理論とも関連させること
なく、使用された固体の一方で構造差、他方で酸性差が
、異なる触媒特性を生じさせるのに役立つことは明らか
である。
ついでMFI型のゼオライトまたはシリカは、促進反応
に対し、て不活性または活性であってもよいマトリック
スまたはバインダを用いて成形されてもよく、また即独
で用いられてもよい。
使用されるマトリックス(触媒物質の約0.5〜98%
、好ましくは10〜90%)は、一般に粘土またはアル
ミナ、シリカ嬌マグネンア、ジルコニア、酸化チタニウ
ム、酸化硼素または前記物質のあらゆる組合わせ、例え
ばシリカ・アルミナ、シリカ・マグネシア等からなる群
から選ばれる。
あらゆる既知の凝集および成形方法が適用できる。例え
ば押出し、ベレット成形、液層合体(coagulat
ion en goutte)等である。
Ml’l構造と類似の構造のMFIまたはシリカ含量は
、約2〜99.5重量96、好ましくは10〜90重−
%でなければならない。
触媒は、水素化官能基例えば第■族および/またはVT
B族の少なくとも1つの金属または金属化合物と組合わ
される。より詳しくは水素化官能基は、ニッケルまたは
コバルトまたはモリブデンまたはタングステン、好まし
くは第■族の下記の金属の少なくとも1つからなる:す
なわちニッケルおよびコバルト、または金属酸化物の下
記組合わせ: M o O3N 10 = W 03−
Ni0またはMoO2−Coco これらの成分は、金
属塩例えばニッケルまたはコバルトについて(J酢酸塩
、硝酸塩または塩化物、アンモニウムのモリブデン酸塩
またはタングステン酸塩溶液による担体の含浸によって
担持される。
金属酸化物Mob3−N i O,WO3−N i O
またはM o 03− Co Oの組合わせの場合、ニ
ッケルまたはコバルト塩は、第VIB族の金属塩の溶液
による担体の第一含浸、ついで200〜550℃での焼
成後に担持されてもよいが、また第VIB族の金属塩と
同時に1μ持されてもよい。最後の含浸後、触媒を80
〜30fl ’Cで乾燥し、ついテ350〜700℃、
好ましくは450〜800 ℃テ焼成する。最終触媒の
金属または金属酸化物含量は、0.5〜30%の範囲内
にある。好ましくは下記のものを使用する: NiOを0.5〜1.6重ffi%、好ましくは2〜1
.0重−% Cooを0,5〜16重量%、好ましくは2−10重量
% M o 03を[1,1〜25重量%、好ましくは6〜
20重口% WO3を0.1=−25重量96、好ましくは6〜20
重二型皿 触媒は、水素化処理または水素化クラッキング触媒につ
いて先行技術で知られた方法によって導入される別の成
分、例えば特に燐を含んでいてもよい。
このようにして得られた触媒は、脱パラフィンによって
中間ガスオイルの耐寒性を改善するために特に用いられ
る。この中間ガスオイルは、200〜420℃の初点、
320〜600℃の終点、0゜1〜3.5重量%の硫黄
含量を特徴とし、0℃以上の流動点および曇り点を有す
る。
操作条件は好ましくは下記のとおりである;・圧力0.
5〜40MPa 、好ましくは1〜7MPa0・温度2
00〜500℃、好ましくは250〜430℃。
・触媒容積1単位あたり毎時の仕込原料の容積で表わさ
れた空間速度0.1〜4、好ましくは0.3〜2゜ ・Hっ/ガスオイル容積比が1リツトルあたり100〜
1500リツトル、好ましくは1リツトルあたり200
〜1000リツトル。
前記条件下での本発明の対象触媒の使用によって、10
℃以上の流動点および曇り点の改良が可能になる。酸化
物の組合わせM o O3−N 1O1WO−NtOま
たはM o O3−Co Oを含む触媒の場合、90%
以上の脱硫率が得られる。
[実 施 例] 下記実施例は本発明を例証するものであるが、限定的な
ものと考えられるべきではない。
実施例1:本発明による触媒の組成中に入るゼオライト
(固体S1およびS2)の調製。
同じアルミニウムおよびシリカ源、すなわち一部脱アル
ミニウムされたTIxolex2Bから、2つの反応混
合物において異なるF/S i原子比を用いて、Si/
AI原子比が20〜240のMFI構造の2つのゼオラ
イトを調製する。
Tl)B)Iex28は、ロータ・ブーラン社から販売
され、かつ原子比S i /A I−7,3およびN 
a/Al−1,1を特徴とするアルミノケイ酸ナトリウ
ムである。下記のように一部脱アルミニウムされた形態
を調製する。BogのT1xolex28を、3時間周
囲温度で、600m1のM/2のHNO3と共に攪拌す
る。得られた生成物を濾過し、pl(7になるまで水洗
いする。80℃での乾燥後、相対湿度80%に保持する
。重量組成は下記のとおりである:全部で76.10%
S i O; 5.48%A1203;0.24%N 
a  O; 17.6326 H20゜2つの反応混合
物ASBを調製する。そのモル組成および重量組成を表
3に示す。このために、攪拌下、一部脱アルミニウムさ
れたTlxoleXに、NHFSN(c3H7)4Br
−と水との混合物を添加する。2つの反応混合物A、B
の結晶化は、内部被覆がポリテトラフルオロエタンであ
る2つのオートクレーブにおいて、190℃で3.5日
間実施される。
(以下余白) 診(V モーJV 0.2 15.8 15.8 28.8 結晶化後、固体を濾過し、10%ジエチルアミン溶液で
、ついで熱いお湯で洗浄する。次に固体を80℃で乾燥
する。結晶分析では、生成物S!およびS2が、確かに
表1の規格に対応するX線回折図表を有するMFI構造
のゼオライトであることが示される。空気下550℃で
の焼成後、生成物AおよびBの化学分析は、下記のとお
りである: 生成物       SI     52Si/AI原
子比  22     240F(重量%)     
0.8     0.5実施例2:本発明に合致する触
媒の組成中に入る、MFIに類似の構造のフッ素化シリ
カ(固体S3)の合成。
MFIの構造に類似の構造を有する同質異像シリカを調
製する。シリカ源はDEGUSSA社のAERO9IL
130である。攪拌下水中にフッ化アンモニウム、つい
で臭化テトラプロピルアンモニウム、および最後にエー
ロジルを、下記式に対応する割合で添加する 1 S iO50HO−0−5N H4F −0,25
7PABr0 ついでゲルを200℃で6日間オートクレーブ中で加熱
する。
混合物の当初7であったpHは、合成の終わりには約6
.5に変わる。ついで懸濁液を濾過し、水で洗い、かつ
乾燥する。生成物を550℃で焼成して有機カチオンを
除去する。フッ素含量は0.5重量%であり、回折スペ
クトルは表1に示されているものに合致する。
実施例3: (本発明に合致しない)。一方でフッ素化
されていない、他方で本発明に合致しない、フッ素化さ
れたMFI型の固体の調製。
特許US3,702,886に記載された、従来技術の
既知の手順を用いて、OH″媒質中で、Si/AI比−
240のMFI構造のゼオライトを合成する。このゼオ
ライトは550℃における焼成、ついで3NのNH4N
03媒質中での3回のイオン交換を受ける。
同様に、ナトリウムカチオンが除去されたプロトン形態
のMFIが得られる(ナトリウム含量50.1.0−6
g / g )が、これはS4と呼ばれる。
ついてこの固体を450℃、CHF3を含む雰囲気下4
時間の処理に付す。この処理を終えて得られるフッ素含
量は0.15重量26であり、その回折図表は、表1の
示すものに合致しており、この物質がなおもよく結晶化
していることを示している。この生成物はSlと呼ばれ
る。
同様に、特許IJs3.702,886に記載された、
従来技術の既知の手順を用いて、OH−媒質中で、MF
I型構造の同質異像シリカを合成する。この固体を、後
で使用する前に550℃で焼成する。
これの回折図表は、表1の示すものと合致している。こ
の生成物はS6と呼ばれる。
実施例4:触媒の製造 触媒は下記のように製造される。先行実施例に調製法が
記載されている、Sと呼ばれる固体は、C0NDEA社
のCATAPAL型のアルミナゲルに、S固体40%−
アルミナ60%の乾燥重量割合で混合される。この混合
物を、混合物100gあたり酸2gの割合で、硝酸を添
加することによってペブチゼーションし、ついでZ型の
アーム付き混練器で混練し、ついで1.8mmの直径の
孔がある押出しダイスを通って押出す。得られた押出し
物を120℃で15時間乾燥し、ついで空気下550℃
で2時間焼成する。
このようにして得られた担体を、バラモリブデン酸アン
モニウムの水溶液で含浸し、ついで120℃で乾燥し、
350℃で焼成する。この固体を再び硝酸ニッケルの水
溶液で含浸し、乾燥し、ついで500℃で焼成する。金
属酸化物含量は下記のとおりである=2%のNiOおよ
び12%のM o O3・ 表4は、ゼオライトおよび触媒の特徴を要約する。
(以下余白) #を 、A−ン58へ((10(屡ヒレブ子・)■ 実施例5:接触脱パラフインテスト 前記実施例に調製法が記載されている触媒を、ガスオイ
ルの脱パラフインテストに付す。仕込原料の特徴を表5
に挙げる。このガスオイルは、特に約+21℃の曇り点
および流動点および2.05重量%の硫黄含量を特徴と
する。
これらの試験は下記条件下に実施される:・全圧−45
バール。
・触媒8櫃1単位あたり毎時の仕込原料の容積供給空間
速度(VVII) −0,5゜・容積比H2/ガスオイ
ルー気体水素300リットル/液体仕込原料リットル。
・温度340〜41.0℃で可変。
触媒系は、半分が床の頂部に配置された水素化処理触媒
、半分がテストされる触媒からなる。
第一触媒は、仕込原料の一部水素化処理、特に芳香族の
水素化脱硫、水素化脱窒および水素化反応を実施する。
第二触媒はまた、一部これらの反応をも確実に行ない、
特に既に一部精製された仕込原料に対して接触脱パラフ
ィンを実施しなければならない。使用される第一工程の
触媒は、プロ力タリーズ社によって販売されている+1
 R348である。これはアルミナ上に担持されたニッ
ケルとモリブデンからなる。
表f (以下余白) 30工 50% 0z 90% 夕!/ テストは下記のように操作される。触媒の装入後、これ
らを硫化水素と水素との混合物によって予備硫化する。
ついで圧力を45バールにし、仕込原料を150℃で注
入し、漸進的に340℃にする。この温度での48時間
後、温度を48時間360℃に、ついで48時間380
℃にする。
触媒の成績を、表2に示すが、これらは下記の特徴によ
って表わされている; ・170+留分の重量収率(170”収率)・170“
留分の曇り点および流動点。曇り点は、最初のパラフィ
ン結晶が現われる温度に対応する。流動点は、固体の凝
固温度(temperature de prlse 
en masse du 5ollde)に対応する。
第6図は、触媒CI −C5の成績を示す。
(以下余白) フッ化物媒質中で合成されたゼオライトを含む触媒C1
およびC2は、最も低い流動点および曇り点に達しうる
ものであるようである。フッ化物媒質中で合成された、
MFI構造のシリカを用いた触媒C3は、最初の2つの
ものより活性は低いが、それにもかかわらず耐寒性と液
体収率の間の良好な妥協点を示している。触媒C4およ
びC5は、アルカリ媒質中で合成されたゼオライトを含
み、そのうち1つは合成後処理によってフン素化されて
おり、これらは、比較される触媒C2より活性が低い。
本発明に合致するゼオライトS2は、フッ化物媒質中で
合成され、かつSi/AI比が240であり、従ってガ
スオイルの脱パラフィンにおいて最も成績がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は核磁気共鳴スペクトルを示すグラ
フ、第3図は赤外線吸収スペクトルを示すグラフである
。 以上 FIG、1 FIG、2 PM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量で下記のものを含む触媒: (a)MFI族のゼオライトまたはMFI族に近い構造
    のシリカであって、前記ゼオライトまたは前記シリカが
    フッ化物媒質中で合成されたものであり、かつフッ素含
    量が0.02〜1.5重量%であり、前記ゼオライトま
    たは前記シリカが本明細書の表1に示されたX線回折図
    表を特徴とするもの2〜99.5%、 (b)マトリックス0.5〜98%、 (c)元素周期率表第VIIIまたはVIB族の少なくとも1
    つの金属0.5〜30%。
  2. (2)下記のものを含む請求項1による触媒:(a)前
    記ゼオライトまたは前記シリカ10〜90%、 (b)前記マトリックス10〜90%、 (c)下記のものからなる群から選ばれる少なくとも1
    つの酸化物: 重量濃度0.5〜16%のNiO 重量濃度0.5〜16%のCoO 重量濃度0.1〜25%のMoO_3 重量濃度0.1〜25%のWO_3。
  3. (3)前記ゼオライトまたは前記シリカが0.1〜1重
    量%のフッ素を含む請求項2による触媒。
  4. (4)MoO_3−NiO、WO_3−NiOおよびM
    oO_3−CoOからなる群から選ばれる組合わせのう
    ちの少なくとも1つを含む請求項2による触媒。
  5. (5)石油留分の脱パラフィン工程、より詳しくはガス
    オイルの耐寒性の改良工程において、請求項1〜4のう
    ちに1つによる触媒を使用する方法。
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