JPH02190963A - 帳票編集方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帳票編集方式に関し、特に業務プログラムによ
る帳票作成時に数値データと文書データとを合成した帳
票を編集する帳票編集方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、数値データと文書データとを混在させて帳票を作
成するためには、業務プログラム（数値データの編集主
体）の演算機能を用いて数値データに主体をおいた編集
方法をとるか、ワープロソフト（文書データの編集主体
）のワープロ編集機能を用いて文書データに主体をおい
た編集方法をとるかのいずれかの方式が一般的になって
いる。

数値データに主体をおいた編集方法を採用した場合には
、数値データの計算（加算、減算１乗算および除算）や
集計（小計、巾計、大計および総計）については対応で
きるものの、これら数値データに対応した備考文章等の
文書データの扱いについては柔軟な対応を欠いていた。

一方、文書データに主体をおいた編集方法を採用した場
合には、上記の場合とは逆に、文書データの編集につい
ては本来のワープロ編集機能を駆使することによって対
応できるものの、数値データについては十分な演算Ｊａ
能の提供を行うことができなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の帳票編集方式では、数値データに主体を
おいたｖＡ集集注法採用した場合には、業務プログラム
の演算機能を生かせる反面、文書データの編集機能が不
足するので、数値データと文書データとが混在するよう
な帳票の編集は数値データに偏った編集を行わざるを得
なくなり、帳票の出力仕様を十分に満足させることがで
きないという欠点がある。

まだ、文書データに主体をおいた編集方法を採用した場
合には、ワープロソフトのワープロ編集機能を生かせる
反面、数値データの演算機能が不足するので、数値デー
タと文書データとが混在するような帳票の編集は文書デ
ータに偏った編集を行わざるを得なくなり、帳票の出力
仕様を十分に満足できないという欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、数値データと文書デ
ータとが混在した帳票において数値データおよび文書デ
ータの特質に対応した編集を同時に可能とするようにし
た帳票編集方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の帳票編集方式は、帳票を作成する業務プログラ
ムにおいて、数値データの演算を行い帳票形式の数値デ
ータを出力する演算手段と、文書データの編集を行い作
成された帳票形式の文書データを前記業務プログラムで
処理可能なファイル形式に変換して出力するワープロ＆
Ｈｍ・変換手段と、前記演算手段により出力された帳票
形式の数値データと前記ワープロ編集・変換手段により
出力された帳票形式の文書データとを帳票の項目をキー
として位置関係を対応づけて帳票を合成する合成手段と
を有する。

Ｃ作用〕 本発明の帳票編集方式では、演算手段が数値データの演
算を行い帳票形式の数値データを出力し、ワープロ編集
・変換手段が文書データの編集を行い作成された帳票形
式の文書データを業務プログラムで処理可能なファイル
形式に変換して出力し、合成手段が７ｆ４′ＪＸ手段に
より出力された帳票形式の数値データとワープロ編集・
変換手段により出力された帳票形式の文書データとを帳
票の項目をキーとして位置関係を対応づけて帳票を合成
する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係る帳票ｋＪＡ集方式が
適用されたデータ処理システムの構成を示すブロック図
である。このデータ処理システムは、中央処理装置ｌと
、主記憶装置２と、コンソール３と、プリンタ４とから
構成されている。

主記憶装置２には、業務プロゲラ２Ａ５が搭載（ロード
）されており、業務プログラム５は、演算手段６と、ワ
ープロ編集・ｆ：換手段７と、合成手段８とを含んで構
成されている。

演算手段６は、数値データの計算（加算、減算。

乗算および除算）や集計（小計、巾計、大計および総計
）について演算を実施して帳票形式の数値データを出力
する手段である。

ワープロ編集・変換手段７は、文書データの編集を行い
作成された帳票形式の文書データを業務プログラム５で
処理可能なファイル形式に変換して出力する手段である
。

合成手段８は、帳票形式の数値データと帳票形式の文書
データとを項目をキーとして位置関係を対応づけて帳票
を合成する手段である。

コンソール４は、業務プログラム５における演算手段６
．ワープロ［集・変換手段７および合成手段８の各機能
を会話的に実施させるためのものである。

プリンタ４は、業務プログラム５により作成された帳票
を印字出力させるためのものである。

次に、このように構成された本実施例の帳票作成方式の
動作について、第２図に示す帳票作成例を参照しながら
説明する。

数値データと文書データとを混在させて帳票を出力させ
るために、コンソール３を介してまず数僅データを入力
する。

業務プログラム５では、演算手段６が、入力された数値
データの計算（加算、減算２乗算および除算）や集計（
小計、巾計、大計および総計）について演算を実施して
、例えば第２図中に示すような帳票形式の数値データ１
０を出力する。帳票形式の数値データ１０は、数値デー
タの各名称に対応した項番１１と、同じく数値データを
表す名称（項目名）１２と、同じく数値データそのもの
もしくは演算された結果（以下、総称して数値データと
いう）　１３とからなる。

次に、コンソール３を介して文書データを入力する。

業務プログラム５では、ワープロ編集・変換手段７が、
入力された文書データの編集を行って例えば第２図中に
示すような帳票形式の文書データ２０を作成し、作成さ
れた帳票形式の文書データ２０を業務プログラム５で処
理可能なファイル形式に変換して出力する。帳票形式の
文書データ２０は、数値データの項番１１に対応する文
書データの項番２１と、数値データ１３に対応する備考
文章等の文書データ２２とからなる。

合成手段８は、演算手段６から出力された帳票形式の数
値データｌＯとワープロ編集・変換手段７から出力され
た帳票形式の文書データ２０とを項番１１および２１を
キーとして位置関係を対応づけて合成し、最終的に第２
図中に示すような帳票３０としてコンソール３のデイス
プレィあるいはプリンタ４に出力する。

このように、本実施例の帳票編集方式では、数値データ
と文書データとがそれぞれの特質を生かした形で入力さ
れ、１つの帳票３０上に混在して出力される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、業務プログラムに演算手
段、ワープロ編集・変換手段および合成手段を設けたこ
とにより、数値データと文書データとのそれぞれに特有
な編集上の要求を同時に満足するとともに、双方の位１
関係を対応づけて帳票上に数値データと文書データとを
混在させて出力することができる効果がある。

また、これにより、数値データと文書データとの混在す
る帳票を目的に応して編集出力することが可能となり、
かつこのために従来必要であったソフトウェアの作成工
数を削減できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る帳票編集方式が適用さ
れたデータ処理システムの構成を示すブロック図、 第２図は本実施例の帳票編集方式による数値データと文
書データとが混在した帳票の作成例を示す図である。 図において、 １・・・中央処理装置、 ２・・・主記憶装置、 ３・・・コンソール、 ４・・・プリンタ、 ５・・・業務プログラム、 ６・・・演算手段、 ７・・・ワープロ編集・変換手段、 ・合成手段、 ・帳票形式の数値データ、 項番、 名称、 数値データ、 帳票形式の文書データ、 項番、 文書データ、 帳票である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 帳票を作成する業務プログラムにおいて、 数値データの演算を行い帳票形式の数値データを出力す
   る演算手段と、 文書データの編集を行い作成された帳票形式の文書デー
   タを前記業務プログラムで処理可能なファイル形式に変
   換して出力するワープロ編集・変換手段と、 前記演算手段により出力された帳票形式の数値データと
   前記ワープロ編集・変換手段により出力された帳票形式
   の文書データとを帳票の項目をキーとして位置関係を対
   応づけて帳票を合成する合成手段と を有することを特徴とする帳票編集方式。