JPH02190830A - 光nandゲート - Google Patents

光nandゲート

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Publication number
JPH02190830A
JPH02190830A JP1134689A JP1134689A JPH02190830A JP H02190830 A JPH02190830 A JP H02190830A JP 1134689 A JP1134689 A JP 1134689A JP 1134689 A JP1134689 A JP 1134689A JP H02190830 A JPH02190830 A JP H02190830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
light
signal light
wavelength
laser
Prior art date
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Pending
Application number
JP1134689A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Kusunoki
楠 繁雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP1134689A priority Critical patent/JPH02190830A/ja
Publication of JPH02190830A publication Critical patent/JPH02190830A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光NANDゲート、特に超高速の動作が可能
な光NANDゲートに関する。
〔従来の技術〕
まず技術の背景について述べる。
近年の超高速情報処理技術は、微細加工技術の進歩のも
とに半導体や超伝導エレクトロニクスなどにより、著し
い進歩を遂げている。一方、レーザを中心とした光エレ
クトロニクスに於いても、6フ工ムト秒と言う光として
は極限に近い極短光パルスの発生も行われており、前述
の半導体や超伝導エレクトロニクス技術より遥かに高速
で大容量の情報処理が期待されている。特に、光の特性
を生かして、現在の電子計算機より遥かに高速で且つ完
全な並列演算が可能な光コンピュータの開発に対して多
くの注目を集めている。その基本となる光論理素子は、
論理演算、情報記憶が高速に動作することが重要であり
、また、2次元あるいは3次元の並列処理の可能性、さ
らに、集積化の可能性等の条件が求められ、これらの条
件に対し、高い効率で非線形応答を示す光学結晶の開発
も多く行われてきており、これらを利用した半導体光論
理素子が提案されている。今後も、これらの新しい技術
の提案はより活発に行われ、光情報処理技術が実用化さ
れていくことが予想される。
次に、従来技術の具体的説明を行う。
従来の技術としては、例えば文献アップライドオプティ
ックス(Applied 0ptics)17巻149
3頁。
1978年にあるような導波路形光論理ユニットがある
。第4図にその構成図を示す。第4図に於て、15は入
力光、16は出力光であり、17〜1つは電極であり、
20〜23は光導波路である。入力光15は光導波路2
0を伝わって、光導波路21・22に分岐する。電極1
9は接地されており、電極17・18は、電極19に対
しそれぞれ電圧V a −V bが印加されており、光
導波路は、これらの電圧によりその屈折率が変化するこ
とにより、光に対して位相変調をかけるようになってい
る。
−旦分岐された入力光15は、光導波路25にて再び合
成され、ここで互いに干渉しあい、そのときの出力光1
6の強さは 1+cos +πX (Va+Vb)÷Vo)で与えら
れるものとなる。ここで、■oは論理値1およびOを区
別する基準電圧であり、論理値1の信号V o / 2
として、電極17.isに印加すると、出力光16の強
さは、上式にて0となり、電極16.17の両方に電圧
Oを加えたときは、出力は2となる。また、電極17.
18のいずれか一方にV o / 2の電圧を、残りの
一方に電圧0を印加すると、出力の論理値は、lとなる
。論理値1,0の差を適当な光の強さで区切る事により
光NANDゲートが実現される。ここで■。は、基準論
理値1およびOを区別する基準電圧である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の光NANDゲートは、入力信号として電
気信号を用いているのでゲートの動作速度が遅くなると
言う欠点があった。
本発明の目的は、上記の様な間層を解決し得る、光NA
NDゲートを提案することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光N A N Dゲートは、波長λGの第1及
び第2の二つの入力信号光に対し波長^o / 2の光
を前記二つの入力信号光の位相整合方向に出力すること
の出来る第2高調波発生素子(以下「S HG 4とい
う)と、反射率が1でない第1のミラーと同じく反射率
が1でない第2のミラーとから構成される光共振器と、
前記光共振器内に置かれ波長λ0のレーザ発振を起こす
レーザ媒質と、前記光共振器内のレーザ発振時のレーザ
光軸上に配置され前記SHGの出力光を制御信号光とし
て第1のミラーを介して光共振器外部より入力される過
飽和吸収媒質と、前記レーザ媒質にレーザ発振を起こさ
せるエネルギを供給するポンピング部とを含んで構成さ
れる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロッ
ク図、第2図は本実施例にて用いている過飽和吸収媒質
の入力光の波長に対する透過光量の入出力特性を示す図
表である。
第1図に示す光NANDゲートは、波長λ。の第1及び
第2の入力信号光7及び8に対し、波長λO/2の光を
この二つの入力信号光の位相整合方向に出力することの
出来る5HGIと、反射率が1でない第1のミラー2と
同じく反射率が1でない第2のミラー3とより構成され
る光共振器と、この光共振器内に置かれ、波長λ0のレ
ーザ発振を起こすレーザ媒質5と、光共振器内のレーザ
発振時のレーザ光軸11上に配置されS I−I G 
1の出力光を第1のミラー2を介して光共振器外部より
入力される過飽和吸収媒質4と、前記レーザ媒質にレー
ザ発振を起こさせるエネルギーを供給するポンピング部
6とを含んで構成される。尚、レーザ媒質5.過飽和吸
収媒質4.ポンピング部6を含めてレーザ部と呼ぶこと
とする。
先ず、本発明の光NANDゲートの動作に重要な働きを
する過飽和吸収媒質4の動作について説明を行う。第2
図はこの過飽和吸収媒質4の入出力特性図であり、第3
図は第2図の特性を得る時の構成図である。第2図に於
て、横軸は第3図の入力光12の波長を示し、縦軸は同
じく第3図の入力光12が出力光13として透過される
ときの透過光量を示す、第3図にて、過飽和吸収媒質4
は、外部より制御信号9(波長λo/2)を与えないと
きにはAの特性を示す。即ち、波長λ。の光は透過され
る。しかし、これに制御信号光9を外部より与えると、
波長λ0の光は吸収される。
この時、過飽和吸収媒質4の吸収波長が、λ1に移動す
るが、この波長は、本発明の光N A N Dゲートの
動作とは全く無関係な波長となる。即ち、この過飽和吸
収媒質4は、波長λo / 2の制御信号光があるとき
は、波長λ0の光を吸収する(Bの特性)が、波長λ0
/2の制御信号光のないときは、透過する(Aの特性)
と言う特性を示す。
次に動作について説明する。始めに動作の状態の説明を
する。第1図に於て、論理1とは波長λ0の光のある状
態に対応し、論理0とはその逆に波長λ0の光の無い状
態に対応するものとする。
次に、レーザ部の動作につき説明する。レーザ媒JJ!
t5は、ポンピング部6により活性化されレーザ発振で
きる状態になっている。この時、レーザ媒質5からは、
波長λ0の自然放出光が発生している。
ここで、過飽和吸収媒質4に波長λ0/2の制御信号光
9が入力されているときを考える。この時は、過飽和吸
収媒質4は、第2図におけるBの特性を示し、波長λ0
の前記自然放出光を吸収するようになる。従って、共振
器内部のレーザ光は吸収され、光共振器による十分な正
帰還がかからなくなり、発振が停止し、出力信号光10
も出力されなくなる。つまり、論理0を出力するように
なる。
次に、過飽和吸収媒質4に波長λ。/2の制御信号光9
が入力されていないときを考える。この時は、過飽和吸
収媒質4は、第2図におけるAの特性を示し、波長^0
の光に対しては透明となる。
従って、自然放出光は、光共振器によりレーザ媒質5に
対して正帰還がかかり、波長λ0の発振を起こし、ミラ
ー3よりその一部が出力信号光として外部へ出力される
。即ち、レーザ部は、制御信号光りがあるときは論理0
を出力し、ない時は論理1を出力する。
次に、全体の動作について説明する。入力信号光7,8
の少なくともいずれか一方が無い状態、即ち、NAND
ゲートの二つの入力のうち少なくとも一つが論理0のと
きを考えると、5HGiからの制御信号光りは、過飽和
吸収媒質4の方向には発生されていない。従って、過飽
和吸収媒質4には、波長λ。/2の制御信号光9が入力
されない状態となり、前述のごとくレーザ部が発振し出
力が現れる。即ち、この光NANDゲートの出力は、論
理値1となる0次に、二つの入力がともに論理値1の時
について説明する。二つの波長λ0の入力信号光7,8
は、5HGIに入力され、これにより、波長λo/2の
制御信号光りが発生される。このときの二つの入力信号
光どうしのなす角度は、第2高調波(制御信号光と同一
)がミラー2を介して光共振器内部にある過飽和吸収媒
質4に入力される様な角度であるとすると、過飽和吸収
媒質4に対して、波長λo / 2の制御信号光りが入
力されるようになり、前述のごとくレーザ部は発振を停
止し、論理値0を出力する。
以上で、光NANDゲートの動作が実現されることにな
る。
〔発明の効果〕
本発明の光NANDゲートは、SHG素子を用いた光N
AND素子と、この光NAND素子の出力に、光共振器
内部に過飽和吸収媒質を設置したレーザを設けたもので
あり、これにより、純粋に光の反応時間だけに支配され
た超高速の全光式光NANDゲートが実現できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は過飽和吸収媒質の入出力特性を示す図表、第3図
は過飽和吸収媒質の構成を示すブロック図、第4図は導
波路型光NANDゲートの構成図。 1はSHG (第2高調波発生素子)、2・3はミラー
、4は過飽和吸収媒質、5はレーザ媒質、6はポンピン
グ部、7・8は入力信号光、9は制御信号光、10は出
力信号光、11はレーザ発振光軸である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 波長λ_0の第1及び第2の二つの入力信号光に対し波
    長λ_0/2の光を前記二つの入力信号光の位相整合方
    向に出力することの出来る第2高調波発生素子(以下「
    SHG」という)と、反射率が1でない第1のミラーと
    同じく反射率が1でない第2のミラーとから構成される
    光共振器と、前記光共振器内に置かれ波長λ_0のレー
    ザ発振を起こすレーザ媒質と、前記光共振器内のレーザ
    発振時のレーザ光軸上に配置され前記SHGの出力光を
    制御信号光として第1のミラーを介して光共振器外部よ
    り入力される過飽和吸収媒質と、前記レーザ媒質にレー
    ザ発振を起こさせるエネルギを供給するポンピング部と
    を含んで構成されることを特徴とする光NANDゲート
JP1134689A 1989-01-20 1989-01-20 光nandゲート Pending JPH02190830A (ja)

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JP (1) JPH02190830A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6424438B1 (en) * 2000-08-29 2002-07-23 Korea Institute Of Science And Technology Apparatus and method for realizing all-optical NOR logic device
US7417788B2 (en) 2005-11-21 2008-08-26 Aditya Narendra Joshi Optical logic device

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