JPH02190181A - 製麹用蒸米引込方法および装置 - Google Patents
製麹用蒸米引込方法および装置Info
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- JPH02190181A JPH02190181A JP1008642A JP864289A JPH02190181A JP H02190181 A JPH02190181 A JP H02190181A JP 1008642 A JP1008642 A JP 1008642A JP 864289 A JP864289 A JP 864289A JP H02190181 A JPH02190181 A JP H02190181A
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Landscapes
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
び装置に係り、さらに詳細には、蒸米を所定温度以下に
一旦冷却した後に再度加熱して、所定温度に蒸米の温度
を維持する製麹用蒸米引込方法および装置に関する。
によって冷却し、蒸米の温度が所望の温度になるように
、放冷機のコンベア速度および冷却用のJiltの調整
を行っている。しかし、季節やその日の気温、温度の変
化により、蒸米を所望温度、湿度に調整するのが極めて
厄介である。
度を上げるための装置がない製麹機を使用する場合には
、所望温度より少し温度が高めの蒸米を取り出すもので
ある。この場合、床に入った蒸米の塊を大勢の人手によ
って割り崩して、蒸米と空気を取り入れることによって
蒸米の温度を下げ、また、高低の温度差のある蒸米を混
合しながら蒸米の温度を徐々に下げて、蒸米の温度が所
望の温度となるように調整するものである。
温度になるように冷風により蒸米を冷却するのであるが
、製麹機においては蒸米の層が10〜3Qcs+と厚い
ので、空気の当った表面部のみが冷却されて大きな温度
差が生じると共に、空気によとって蒸米水分が大きく移
動し、蒸米の場所により温度、湿度の差が大きくなって
製麹にむらが生じ易いものである。また、蒸米の温度が
所望温度以下になった場合には、蒸気あるいは温風によ
って蒸米の温度を上げようとするが、この場合には温度
、湿度のむらがより大きなものとなる。
することが困難であり、かつ湿度の変動が大きく、良質
の製麹を行うことが中々困難であるという問題があった
。
方法は、エンドレス状のネットコンベアの始端側に蒸米
を載置する工程と、ネットコンベアによって移送中の蒸
米を通して空気を吸引し蒸米を急速冷却する工程と、蒸
米の塊りを破砕すると共に蒸米を所定温度以下に冷却す
る工程と、所定温度以下の蒸米に高周波又は遠赤外線等
の加熱源により加熱して蒸米を再度所定温度に加熱する
工程とよりなるものである。
トコンベアと、ネットコンベアの始端側に蒸米を載置す
る蒸米供給装置と、ネットコンベアによって移送中の蒸
米を通して空気を吸引することにより蒸嶽を急速冷却す
る吸引冷却装置と、蒸米の塊を破砕する破砕装置と、所
定温度以下に冷却された蒸米を加熱する高周波加熱装置
または遠赤外線照射装置を備えてなる加熱装置と、を備
えてなるものである。
コンベア上の蒸米は空気を通すことによって所望の温度
以下に急冷される。このとき、蒸米は急冷により表面温
度および表面湿度が大きく変化するが、急冷により表面
硬化が生じ、蒸米内部からの水分の移動が少ないもので
ある。所望の温度以下に冷却された蒸米は、高周波加熱
または遠赤外線等によって内部から再加熱されて所望の
温度に調整されるので、湿度の変化が少ないものである
。
温度にほぼ均一に調整することができる。
装置1は、ローラ3.5に掛回したエンドレス状のネッ
トコンベア7を備えている。このネットコンベア7は、
ローラ3,5の適宜一方がモータ(図示省略)により回
転されることによって矢印へ方向へ走行する。
)付近の上方位置には、ネットコンベア7上に蒸米を載
置供給する蒸米供給装置9が配置しである。上記蒸米供
給装置9は、例えばホッパー11等よりなるものであっ
て、蒸煮機(図示省略)において蒸煮された蒸米の供給
を受けて、ネットコンベア7上に蒸米をできるだけ薄く
かつ均一に供給する作用をなすものである。
装置9の下流側には、ネットコンベア7によって移送中
の蒸米を通過して空気を吸引することにより蒸米の急冷
を行う吸引冷却袋N13が配置しである。上記吸引冷却
装置13は、本大施例においてはネットコンベア7に囲
繞された領域15内に設けられている。すなわち、領域
15内には、上部側が大きく開口した開口部17がネッ
トコンベア7の上部側の下面にほぼ接する態様のダクト
部材19が設けられており、このダクト部材19内には
、例えばブロワ−のごとき吸引装置(図示省略)に接続
した吸引口21が設けられている。
り、ネットコンベア7の上部側を通して空気が吸引され
ることとなるので、ネットコンベア7によって移送され
る蒸米は急冷されるものである。
塊になる傾向にあるのを阻止すべく、上記塊を破砕する
破砕装置23が設けられている。
して交差する方向(実施例においては直交する方向)へ
水平に設けられた回転軸25の外周面に、放射方向に延
設した多数の破砕部材27を備えた構成である。上記破
砕装置23は、本実施例においては、前記ダクト部材1
9の開口部17の領域内に配設しである。
転により塊を破砕された後の蒸米においても、吸引口2
1へ吸引される空気によって冷却されるものであり、ネ
ットコンベア7によって移送される蒸米は全体に亘って
均一的に冷却されることとなる。
によって所望温度(約28℃〜32℃)以下に急冷され
た蒸米を再加熱する加熱装装置29が設けられている。
設けられており、下側を解放したハウジング31内に高
周波加熱装置あるいは遠い赤外線照射装置等のごとき加
熱源33を備えている。
135によって制御されている。この制御装置35は、
加熱装@29の上流側に設けられた例えば放射温度計の
ごとき温度センサ37によって検出された検出値と予め
設定した設定値とを比較して、蒸米が所望の設定温度(
例えば28℃〜32℃)になるように加熱源33の出力
を制御するものである。
後の蒸米を次工程へ搬出する搬出コンベア39が設けら
れている。なお、製麹において、種麹菌を蒸米に散布あ
るいは添加する工程は、所望の位置あるいは工程で行え
ば良いものである。
向へ定速走行駆動せしめた状態において、蒸煮機におい
て蒸煮した蒸米を蒸米供給装置9のホッパー11に供給
すると、蒸米は、ネットコンベア7上に比較的薄く、か
つ均一的に供給装置される。
引冷却装置13の開口部17から吸引口21へ吸引され
る空気が、蒸米およびネットコン水分が保有されること
となって、蒸米の湿度は良好な状態である。
袋M23により上記塊が破砕され、かつ吸引冷却装置f
13によってさらに冷却されるので蒸米は所望温度(2
8℃〜32℃)以下に冷却されるが、温度むらがなく、
全体の!!度分布は均一になる。
コンベア7の走行により加熱装置t29の位置に移送さ
れるが、加熱装[29へ入る直前に、温度センサ37に
よって蒸米の温度が検出される。
へ入力され、制御具gf35においては予め設定した設
定値のデータと上記検出データとを比較して、蒸米の温
度が所望の温度となるように、加熱装置29の加熱源3
3の出力を制御する。
れた蒸米は内部から均一に加熱されており、かつ蒸気や
熱風を使用するものでないので、蒸米の水分の移動が抑
illされた状態にある。
される蒸米は所望の温度でかつ湿度がほぼ均一な蒸米で
あって、良質の麹を得ることができるものである。
適宜の変更を行うことにより、その他の態様でも実施し
得るものである。例えば、蒸米供給装置として蒸煮装置
を直接配置することも可能である。また、場合によって
は、蒸米の湿度を検出する湿度検出器を設けると共に加
湿器を設けて、蒸米の湿度をも調整することも可能であ
る。この場合、湿度検出器と加湿器は、破砕装置と加熱
装置との間に設けることが望ましいものである。さらに
、加熱装置の下流側に第2の温度センサを設けて、蒸米
の温度を確認する構成とすることも可能である。すなわ
ちこの発明は種々の変更態様でもって実施可能なもので
ある。
発明によれば、蒸米を所望温度以下に一旦急冷し、その
後に高周波加熱あるいは遠赤外線等を利用して所望温度
に再加熱するので、蒸米の温度調整を、湿度の大きな変
動を伴うことなしに容易に行うことができるものである
。
原理を機能的に示した概略説明図である。 7・・・ネットコンベア 9・・・蒸米供給装置13・
・・吸引冷却装置 23・・・破砕装置2−9・・・加
熱装置 代理人 弁理士 三 好 秀 和
Claims (2)
- (1)製麹用蒸米の引込み方法にして次の工程よりなる
ことを特徴とする製麹用蒸米引込方法(a)エンドレス
状のネットコンベアの始端側に蒸米を載置する工程 (b)ネットコンベアによって移送中の蒸米を通して空
気を吸引し蒸米を急速冷却する工程(c)蒸米の塊りを
破砕すると共に蒸米を所定温度以下に冷却する工程 (d)所定温度以下の蒸米に高周波又は遠赤外線等の加
熱源により加熱して蒸米を再度所定温度に加熱する工程 - (2)製麹用蒸米引込装置にして、エンドレス状のネッ
トコンベアと、ネットコンベアの始端側に蒸米を載置す
る蒸米供給装置と、ネットコンベアによって移送中の蒸
米を通して空気を吸引することにより蒸米を急速冷却す
る吸引冷却装置と、蒸米の塊を破砕する破砕装置と、所
定温度以下に冷却された蒸米を加熱する高周波加熱装置
または遠赤外線照射装置を備えてなる加熱装置と、を備
えてなることを特徴とする製麹用蒸米引込装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP864289A JPH0634706B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 製麹用蒸米引込方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP864289A JPH0634706B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 製麹用蒸米引込方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02190181A true JPH02190181A (ja) | 1990-07-26 |
JPH0634706B2 JPH0634706B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=11698606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP864289A Expired - Lifetime JPH0634706B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 製麹用蒸米引込方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634706B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3044192U (ja) * | 1997-04-08 | 1997-12-16 | 永田醸造機械株式会社 | 原料冷却装置の送風装置 |
KR20210099893A (ko) * | 2020-02-05 | 2021-08-13 | 농업회사법인 용봉주조 주식회사 | 고주파 펄스를 이용한 균체의 성장속도 향상과 쌀의 도정 정도를 조정하여 효소활성 향상을 이룬 액체누룩 제조방법 및 이로부터 제조된 액체누룩을 함유하는 탁주 또는 화장품 |
-
1989
- 1989-01-19 JP JP864289A patent/JPH0634706B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3044192U (ja) * | 1997-04-08 | 1997-12-16 | 永田醸造機械株式会社 | 原料冷却装置の送風装置 |
KR20210099893A (ko) * | 2020-02-05 | 2021-08-13 | 농업회사법인 용봉주조 주식회사 | 고주파 펄스를 이용한 균체의 성장속도 향상과 쌀의 도정 정도를 조정하여 효소활성 향상을 이룬 액체누룩 제조방법 및 이로부터 제조된 액체누룩을 함유하는 탁주 또는 화장품 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0634706B2 (ja) | 1994-05-11 |
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