JP3044192U - 原料冷却装置の送風装置 - Google Patents

原料冷却装置の送風装置

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JP3044192U
JP3044192U JP1997003130U JP313097U JP3044192U JP 3044192 U JP3044192 U JP 3044192U JP 1997003130 U JP1997003130 U JP 1997003130U JP 313097 U JP313097 U JP 313097U JP 3044192 U JP3044192 U JP 3044192U
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JP1997003130U
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Inventor
保雄 小田嶋
和弘 荒木
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永田醸造機械株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主として酵素工業並びに醸造工業の、原料冷
却装置に関する。 【解決手段】 通気性のあるコンベア(2)上に原料を
堆積させ、原料の堆積層に対して下方又は上方から空気
を吸引する装置において、原料の堆積層を通過する以前
の空気の状態を調整する装置を設け、調整空気を原料の
堆積層に吹き付ける送風装置(5)を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、主として酵素工業並びに醸造工業の、原料冷却装置造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
原料冷却装置では、ネットコンベア等の通気性のあるコンベア上に原料を堆積 させ、コンベア下部の半密閉空間の空気をファンにより吸引して、原料を冷却し ていた。原料の表面水分を除去する場合には、原料を通過する空気を事前に除湿 や加熱することで乾燥空気とし、冷却と乾燥を同時に行なっていた。この場合、 ダクト内のヒータにより加熱された空気は、ファンの吸引によって原料堆積層を 通過していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
コンベア上に原料を堆積させ、コンベア下部の半密閉空間の空気をファンによ り吸引する場合、原料堆積層を通過する空気は調整空気以外に、外部の空気を吸 引することがあった。このため、調整空気の通過しない原料堆積層は表面水分が 多く、原料の温度斑も発生していた。 この考案の目的は、目的とする温度に原料を冷却すると共に、原料の表面水分 を均一に除去する原料冷却装置の送風装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の請求項1では、通気性のあるコンベア上に原料を堆積させる。原料 の堆積層に対して下方から空気を吸引するファンを設ける。このため、空気は原 料の上方から下方に流れる。原料の堆積層を通過する以前に、空気の湿度や温度 を調整する装置を設ける。この調整空気を原料の堆積層に吹き付ける送風装置を 設ける。
【0005】 原料堆積層の上方で空気の状態を調整し、原料堆積層の下方から空気を吸引す ると、調整された空気意外にも調整されていない空気も原料堆積層を通過する場 合がある。強制的に調整空気を原料堆積層に対して吹き付けることで、調整され ていない空気が原料堆積層に吸引されることを防止することができる。
【0006】 この考案の請求項2では、通気性のあるコンベア上に原料を堆積させる。原料 の堆積層に対して上方から空気を吸引するファンを設ける。このため、空気は原 料の下方から上方に流れる。原料の堆積層を通過する以前に、空気の湿度や温度 を調整する装置を設ける。この調整空気を原料の堆積層に吹き付ける送風装置を 設ける。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面によってこの考案の実施例を説明する。図1はこの考案の原料冷却 装置の送風装置の縦断面図である。 ホッパ1から連続的に投入された原料3は、ネットコンベア等の通気性のある コンベア2に堆積され、空気により温度を調整をされながら移動する。温度調節 が終了した原料3は、シュート9から次工程へ排出される。この場合原料冷却装 置自体のフレームは丸パイプ等を使用して、空中からの塵が堆積しにくい構造と することが望ましい。
【0008】 図示していないファンにより吸引される空気は、半密閉式の吸引室4に設けた ダクト孔7から、ネットコンベア2上の原料3を通して吸引される。原料3を通 過する空気は、空気を強制的に原料3に送り込む送風装置としての換気扇5を通 り、加熱ヒータ6により乾燥され、原料3を通過する。原料の性質により加熱ヒ ータ6と除湿冷却装置等を併用したり又はいずれかを採用してもよい。また温度 センサ8には、湿度を測定する機能を付加してもよい。温度センサ8は、加熱ヒ ータ6等の空気の温湿度調節装置の制御に使用する。
【0009】 図示の実施例では、吸引室4は二室すなわち吸引室4a,4bに別れており、 それに伴って、換気扇5、加熱ヒ−タ6、ダクト孔7、温度センサ8もそれぞれ 二組が設けられているので、各々の符号にaとbを付して表示してある。なお吸 引室の数は一以上装置の規模に応じて増減しうるものとする。以下実施例にした がって各構成部分の符号にaとbを付して説明する。
【0010】 換気扇5a,5bがない場合には、加熱空気以外にもシュート9やホッパ1か ら未調整空気を吸引するため、原料の表面水分や温度分布が不均一になりやすい 。そこで、ファンにより吸引される空気量と同量又は僅かに過剰の空気量を、換 気扇5a,5bにより原料3に供給する。このため、原料3を通過する空気は、 未調整空気を含むことなく、すべて調整空気とすることができ、安定した原料の 温度と表面水分の調整を行なうことができる。
【0011】 図1の装置は原料3の下方から空気を吸引する形式の装置であるが、原料3の 上方から空気を吸引する形式の装置の場合には、ファンの位置と換気扇5a,5 b、加熱ヒータ6a,6bの位置が入れ替わることになる。また調整空気の供給 は原料の性質に応じて、図1に示す前半と後半の組み合わせのみでなく、冷却工 程の一部分のみでもよい。
【0012】
【考案の効果】
この考案は、以上のような機構を有することにより、未調整の空気を不必要に 吸引することなく、調整された空気を使用して確実に原料を目的とする温度に冷 却することができる。また原料の表面水分を均一に除去し、水分分布の一定した 原料を次工程に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の原料冷却装置の送風装置の縦断面図
である。
【符号の説明】
1 ホッパ 2 ネットコンベア(通気性のあるコンベア) 3 原料 4,4a,4b 吸引室 5,5a,5b 換気扇(送風装置) 6,6,6b 加熱ヒータ 7,7a,7b ダクト孔 8,8a,8b 温度センサ 9 シュート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性のあるコンベア上に原料を堆積さ
    せ、原料の堆積層に対して下方から空気を吸引する装置
    において、原料の堆積層を通過する以前に空気の状態を
    調整する装置を設け、調整空気を原料の堆積層に吹き付
    ける送風装置を設ける原料冷却装置の送風装置。
  2. 【請求項2】 通気性のあるコンベア上に原料を堆積さ
    せ、原料の堆積層に対して上方から空気を吸引する装置
    において、原料の堆積層を通過する以前に空気の状態を
    調整する装置を設け、調整空気を原料の堆積層に吹き付
    ける送風装置を設ける原料冷却装置の送風装置。
JP1997003130U 1997-04-08 1997-04-08 原料冷却装置の送風装置 Expired - Lifetime JP3044192U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02190181A (ja) * 1989-01-19 1990-07-26 Tokushima Seiko Kk 製麹用蒸米引込方法および装置
JPH08131155A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 Higeta Shoyu Co Ltd 固体培養装置における加湿量制御方法

Patent Citations (2)

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JPH02190181A (ja) * 1989-01-19 1990-07-26 Tokushima Seiko Kk 製麹用蒸米引込方法および装置
JPH08131155A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 Higeta Shoyu Co Ltd 固体培養装置における加湿量制御方法

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