JPH02188190A - 電動機駆動装置 - Google Patents
電動機駆動装置Info
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- JPH02188190A JPH02188190A JP1005244A JP524489A JPH02188190A JP H02188190 A JPH02188190 A JP H02188190A JP 1005244 A JP1005244 A JP 1005244A JP 524489 A JP524489 A JP 524489A JP H02188190 A JPH02188190 A JP H02188190A
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- 230000006698 induction Effects 0.000 claims abstract description 31
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 12
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 4
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、2相誘導電動機の駆動用装置に関するもので
ある。
ある。
従来の技術
従来の2相誘導電動機の駆動用装置は、第8図に示すよ
うな単相フルブリッジ形インバータa・bを並列にした
構成であった。以下同図について説明する。
うな単相フルブリッジ形インバータa・bを並列にした
構成であった。以下同図について説明する。
直流電圧源1の出力側にスイッチング素子TR1〜TR
8、ダイオードD1〜D8からなるインバータを介して
、誘導電動機2が接続され、このインバータはさらにホ
ク御回路部3からの制御信号でコントロールされている
。インバータa−bは90°位相差を有する正弦波を近
似的に発生する。この2相4線交流電力で誘導電動機2
を駆動する。この単相フルブリッジ形インバータで正弦
波を近似的に発生させる手段として従来がら主に行われ
てきたのは、出力波形の半サイクル中に多数のパルス列
を作り、等価電圧を正弦波状に変化させ、高調波の少な
い滑らかな出力を得るPWM方式と呼ばれる方式であっ
た。この原理を第9図に示す。同図(a)において、三
角波形の変調波と正弦波形の信号波を比較し、その論N
(信号波が変調波よりも大きい時を正論理、逆を負論理
とする)をとる七、第9図(b)及び(c)のように信
号波の振幅に応じて、パルス幅の等価電圧が正弦波状に
変調された擬似正弦波出力を得る。すなわち、第0図に
示した単相フルブリッジ形インバータaにおいて、正論
理でTRI・TR6をオン、TR2・TR5をオフとし
、負論理でTR2・TR5をオン、TRl−TR6をオ
フとすると、信号波の振幅に応じて第8図(b)および
(C)に示す様な擬似正弦波出力が得られる。インバー
タbについても同様に90°位相のずれた擬似正弦波出
力を得る。また、3相誘導電動機駆動装置は第10図に
示すように3アームで6個のスイッチング素子により、
U相・V相・W相の各相に3相3線交流電力をPWM方
式で供給していた。
8、ダイオードD1〜D8からなるインバータを介して
、誘導電動機2が接続され、このインバータはさらにホ
ク御回路部3からの制御信号でコントロールされている
。インバータa−bは90°位相差を有する正弦波を近
似的に発生する。この2相4線交流電力で誘導電動機2
を駆動する。この単相フルブリッジ形インバータで正弦
波を近似的に発生させる手段として従来がら主に行われ
てきたのは、出力波形の半サイクル中に多数のパルス列
を作り、等価電圧を正弦波状に変化させ、高調波の少な
い滑らかな出力を得るPWM方式と呼ばれる方式であっ
た。この原理を第9図に示す。同図(a)において、三
角波形の変調波と正弦波形の信号波を比較し、その論N
(信号波が変調波よりも大きい時を正論理、逆を負論理
とする)をとる七、第9図(b)及び(c)のように信
号波の振幅に応じて、パルス幅の等価電圧が正弦波状に
変調された擬似正弦波出力を得る。すなわち、第0図に
示した単相フルブリッジ形インバータaにおいて、正論
理でTRI・TR6をオン、TR2・TR5をオフとし
、負論理でTR2・TR5をオン、TRl−TR6をオ
フとすると、信号波の振幅に応じて第8図(b)および
(C)に示す様な擬似正弦波出力が得られる。インバー
タbについても同様に90°位相のずれた擬似正弦波出
力を得る。また、3相誘導電動機駆動装置は第10図に
示すように3アームで6個のスイッチング素子により、
U相・V相・W相の各相に3相3線交流電力をPWM方
式で供給していた。
発明が解決しようとする課題
このような従来の電動機駆動装置で2相誘導電動機を駆
動するためには、少なくとも8個のスイッチング素子が
必要であった。したがって、6個のスイッチング素子で
駆動可能な3相誘導電動機に比べてスイッチング素子用
ドライバ回路も含めて素子数が多(なり、結局は複雑な
構成になってしまう為、本来2相誘導電動機は構成が簡
単で、かつコスト的優位性があるにもかかわらず、従来
より、あまり使われないというのが常であった。
動するためには、少なくとも8個のスイッチング素子が
必要であった。したがって、6個のスイッチング素子で
駆動可能な3相誘導電動機に比べてスイッチング素子用
ドライバ回路も含めて素子数が多(なり、結局は複雑な
構成になってしまう為、本来2相誘導電動機は構成が簡
単で、かつコスト的優位性があるにもかかわらず、従来
より、あまり使われないというのが常であった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、第一の目的
はスイッチング素子を少なくして、簡素かつ経済的な2
相誘導電動機駆動装置を提供することであり、第二・第
三の目的は前記第一の目的を達成するための第二・第三
の手段を提供することである。
はスイッチング素子を少なくして、簡素かつ経済的な2
相誘導電動機駆動装置を提供することであり、第二・第
三の目的は前記第一の目的を達成するための第二・第三
の手段を提供することである。
課題を解決するための手段
そして上記課題を解決する第1の手段は、正負両出力を
有する直流電圧源と、スイッチング素子と整流器を直列
接続したアームを2つと、各スイッチング素子の開閉を
制御する制御回路とを有し、アームは、その両端を直流
電圧源の正負出力端子に接続し、2つのアームの各中間
接続点と、直流電圧源の基準電位出力端子間にそれぞれ
インダクタを接続し、制御回路からの開閉信号により各
スイッチング素子を適宜開閉することによって、それぞ
れのインダクタに各ステータ巻線を並列接続した構成と
した2相誘導電動機駆動装置である。また第2の手段は
、直流電圧源と、主にインダクタとキャパシタの並列接
続よりなる共振回路と、スイッチング素子と共振回路を
直列接続したアームを2つと、各スイッチング素子の開
閉を制御する制御回路とを有し、アームは、その両端を
直流電圧源の出力端子に接続し、制御回路からの開閉信
号により各スイッチング素子を適宜開閉する事によって
、2つのアームの各中間接続点と、直流電圧源の正また
は基準電位出力端子間に各ステータ巻線を接続した構成
とした2相誘導電動機駆動装置である。さらに第3の手
段は、正負両出力を有する直流電圧源と、3個または複
数個のスイッチング素子を直列接続したアームと、各ス
イッチング素子の開閉を制御する制御回路とを有し、ア
ームは、その両端を直流電圧源の正負出力端子に接続し
、制御回路からの開閉信号により各スイッチング素子を
適宜開閉することによって、アームの両端を除(各接続
点と、直流電圧源の基準電位出力端子間に各ステータ巻
線を接続した構成とした2相誘導電動機駆動装置である
。
有する直流電圧源と、スイッチング素子と整流器を直列
接続したアームを2つと、各スイッチング素子の開閉を
制御する制御回路とを有し、アームは、その両端を直流
電圧源の正負出力端子に接続し、2つのアームの各中間
接続点と、直流電圧源の基準電位出力端子間にそれぞれ
インダクタを接続し、制御回路からの開閉信号により各
スイッチング素子を適宜開閉することによって、それぞ
れのインダクタに各ステータ巻線を並列接続した構成と
した2相誘導電動機駆動装置である。また第2の手段は
、直流電圧源と、主にインダクタとキャパシタの並列接
続よりなる共振回路と、スイッチング素子と共振回路を
直列接続したアームを2つと、各スイッチング素子の開
閉を制御する制御回路とを有し、アームは、その両端を
直流電圧源の出力端子に接続し、制御回路からの開閉信
号により各スイッチング素子を適宜開閉する事によって
、2つのアームの各中間接続点と、直流電圧源の正また
は基準電位出力端子間に各ステータ巻線を接続した構成
とした2相誘導電動機駆動装置である。さらに第3の手
段は、正負両出力を有する直流電圧源と、3個または複
数個のスイッチング素子を直列接続したアームと、各ス
イッチング素子の開閉を制御する制御回路とを有し、ア
ームは、その両端を直流電圧源の正負出力端子に接続し
、制御回路からの開閉信号により各スイッチング素子を
適宜開閉することによって、アームの両端を除(各接続
点と、直流電圧源の基準電位出力端子間に各ステータ巻
線を接続した構成とした2相誘導電動機駆動装置である
。
作 用
上記した第1の構成により、直流電源の基準電位に対し
て、アーム中間接続点を各々スイッチング素子の開動作
により負電位に、また閉動作によりインダクタの両端に
発生する逆起電力によって正電位に振る(なおこの時、
アームの各中間接続点は整流器による整流作用でほぼ正
電位以内に制限される。)ことによって、電動機に2相
3線交流電力を供給して駆動する。
て、アーム中間接続点を各々スイッチング素子の開動作
により負電位に、また閉動作によりインダクタの両端に
発生する逆起電力によって正電位に振る(なおこの時、
アームの各中間接続点は整流器による整流作用でほぼ正
電位以内に制限される。)ことによって、電動機に2相
3線交流電力を供給して駆動する。
また上記した第2の構成により、アーム中間接続点を各
々スイッチング素子の開動作により基準または正電位に
、また閉動作により共振回路のインダクタの両端に発生
する逆起電力によって正電位に振る(なお、この時のア
ームの各中間接続点は共振回路でほぼ電源電圧程度に制
限される。)ことによって、電動機に2相3線交流電力
を供給して駆動する。
々スイッチング素子の開動作により基準または正電位に
、また閉動作により共振回路のインダクタの両端に発生
する逆起電力によって正電位に振る(なお、この時のア
ームの各中間接続点は共振回路でほぼ電源電圧程度に制
限される。)ことによって、電動機に2相3線交流電力
を供給して駆動する。
さらに上記した第3の構成により、直流電源の基準電位
に対して、アームの両端を除く各接続点を各々スイッチ
ング素子の適宜な開閉動作により正負電位に振ることに
よって、電動機に2相3線交流電力を供給して駆動する
。
に対して、アームの両端を除く各接続点を各々スイッチ
ング素子の適宜な開閉動作により正負電位に振ることに
よって、電動機に2相3線交流電力を供給して駆動する
。
実施例
以下、本発明の電動機駆動装置の一実施例について、添
付図面に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。
第1図は、第1の手段による電動機駆動装置の一実施例
を示す回路図である。図中4は、商用交流をダイオード
5・6と平滑用コンデンサ7・8で半波毎に整流平滑し
て正負両軍源を発生する直流電圧源で、基準電位出力端
子9・正電位出力端子10と負電位出力端子11を有し
ている。12aは整流器13と直列接続され両端を直流
電圧源4の正負出力端子10・11に接続されたスイッ
チング素子14よりなるアーム、12bは同様にスイッ
チング素子16と整流器15よりなるアームである。1
9はスイッチング素子14・16の開閉を制御する制御
回路、20・21はアームの各中間接続点17・18と
、前記直流電圧源の基準電位出力端子9間に接続された
インダクタ、22はインダクタ20・21に各ステータ
巻線23・24が並列接続された2相誘導電動機であり
、基準相G−A相・B相の3端子を有している。
を示す回路図である。図中4は、商用交流をダイオード
5・6と平滑用コンデンサ7・8で半波毎に整流平滑し
て正負両軍源を発生する直流電圧源で、基準電位出力端
子9・正電位出力端子10と負電位出力端子11を有し
ている。12aは整流器13と直列接続され両端を直流
電圧源4の正負出力端子10・11に接続されたスイッ
チング素子14よりなるアーム、12bは同様にスイッ
チング素子16と整流器15よりなるアームである。1
9はスイッチング素子14・16の開閉を制御する制御
回路、20・21はアームの各中間接続点17・18と
、前記直流電圧源の基準電位出力端子9間に接続された
インダクタ、22はインダクタ20・21に各ステータ
巻線23・24が並列接続された2相誘導電動機であり
、基準相G−A相・B相の3端子を有している。
以上の構成で、以下に本実施例の動作について説明する
。商用交流電圧を100V(実効値)とすると、直流電
圧源4の正電位出力端子10と負電位出力端子11には
、それぞれ基準電位出力端子9の基準電位に対して、直
流で約+140Vと一140Vが出力されている。した
がって、各アームのスイッチング素子14・16がオン
すると、インバータの出力即ち各アームの中間接続点1
7・18は負の電位で一140vに振られ、逆にオフす
ると、アームの各中間接続点17・18°と直流電圧源
4の基準電位出力端子9間に接続されたインダクタ20
・21に逆起電力が発生することにより、各中間接続点
17・18は正の電位に振られる。(この時の各中間接
続点17・18の電位はダイオード13・15の整流作
用により直流電圧源4の正電位約+140v以内に制限
される。)このことを利用して次に示す様にして2相誘
導電動機を駆動する。
。商用交流電圧を100V(実効値)とすると、直流電
圧源4の正電位出力端子10と負電位出力端子11には
、それぞれ基準電位出力端子9の基準電位に対して、直
流で約+140Vと一140Vが出力されている。した
がって、各アームのスイッチング素子14・16がオン
すると、インバータの出力即ち各アームの中間接続点1
7・18は負の電位で一140vに振られ、逆にオフす
ると、アームの各中間接続点17・18°と直流電圧源
4の基準電位出力端子9間に接続されたインダクタ20
・21に逆起電力が発生することにより、各中間接続点
17・18は正の電位に振られる。(この時の各中間接
続点17・18の電位はダイオード13・15の整流作
用により直流電圧源4の正電位約+140v以内に制限
される。)このことを利用して次に示す様にして2相誘
導電動機を駆動する。
制御回路19にて、三角波形の変調波と正弦波形の信号
波を比較しその論理をとることによってPWMの制御信
号を得る。そして、このPWM制御信号により各スイッ
チング素子14・16をそれぞれ第2図(a) (
b)に示す様なタイミングでオンオフさせる。すると、
各アームの中間接続点17・18は、それぞれ基準電位
出力端子90基準電位に対して同図(c) (d)
の実線で示す様な電位パターン(この等値電圧は近似的
には破線で示す様な2相交流電圧になる)を描く。
波を比較しその論理をとることによってPWMの制御信
号を得る。そして、このPWM制御信号により各スイッ
チング素子14・16をそれぞれ第2図(a) (
b)に示す様なタイミングでオンオフさせる。すると、
各アームの中間接続点17・18は、それぞれ基準電位
出力端子90基準電位に対して同図(c) (d)
の実線で示す様な電位パターン(この等値電圧は近似的
には破線で示す様な2相交流電圧になる)を描く。
したがって、基準電位出力端子9・アームの各中間接続
点17・18に接続されているステータ巻線間G−A−
G−Bに擬似2相交流電圧が印加、すなわち2相3線交
流電力が供給される。そのようにして各ステータに供給
された2相3線交流電力で、2相誘導電動機22は駆動
される。
点17・18に接続されているステータ巻線間G−A−
G−Bに擬似2相交流電圧が印加、すなわち2相3線交
流電力が供給される。そのようにして各ステータに供給
された2相3線交流電力で、2相誘導電動機22は駆動
される。
第3図は、第2の手段の一実施例を示す電動機駆動装置
の回路図である。図中30は、商用交流をブリッジダイ
オード31と平滑用コンデンサ32で全波整流平滑して
単相電圧を発生する直流電圧源で、基準電位出力端子3
3・正電位出力端子34を有している。35は主として
インダクタL1とキャパシタC1とが並列接続されてい
る共振回路、36は同様にL2・C2で構成された並列
共振回路、37aは共振回路35と直列接続され両端を
前記直流電圧源30の出力端子33・34に接続された
スイッチング素子38よりなるアーム、37bは同様に
スイッチング素子39よりなるアームである。40はス
イッチング素子38・39の開閉を制御する制御回路、
41はアームの各中間接続点42・43と、直流電圧源
の正電位出力端子34間に接続された2相誘導電動機で
あり、基準相G−A相・B相の3端子を有している。
の回路図である。図中30は、商用交流をブリッジダイ
オード31と平滑用コンデンサ32で全波整流平滑して
単相電圧を発生する直流電圧源で、基準電位出力端子3
3・正電位出力端子34を有している。35は主として
インダクタL1とキャパシタC1とが並列接続されてい
る共振回路、36は同様にL2・C2で構成された並列
共振回路、37aは共振回路35と直列接続され両端を
前記直流電圧源30の出力端子33・34に接続された
スイッチング素子38よりなるアーム、37bは同様に
スイッチング素子39よりなるアームである。40はス
イッチング素子38・39の開閉を制御する制御回路、
41はアームの各中間接続点42・43と、直流電圧源
の正電位出力端子34間に接続された2相誘導電動機で
あり、基準相G−A相・B相の3端子を有している。
以上の構成で、以下に本実施例の動作について説明する
。商用交流電圧を100V(実効値)とすると、直流電
圧源30の正電位出力端子34には、直流で約+140
■が出力されている。したがって、各アームのスイッチ
ング素子38・39がオンすると、インバータの出力即
ち各アームの中間接続点42・43は負の電位で一14
0vに振られ、逆にオフすると共振回路35・36のイ
ンダクタL1・L2の働きで逆起電力が発生することに
より、各中間接続点42・43は正の電位に振られる。
。商用交流電圧を100V(実効値)とすると、直流電
圧源30の正電位出力端子34には、直流で約+140
■が出力されている。したがって、各アームのスイッチ
ング素子38・39がオンすると、インバータの出力即
ち各アームの中間接続点42・43は負の電位で一14
0vに振られ、逆にオフすると共振回路35・36のイ
ンダクタL1・L2の働きで逆起電力が発生することに
より、各中間接続点42・43は正の電位に振られる。
(この時の各中間接続点42・43の電位は、キャパシ
タC1・C2との共振回路構成により、はぼ電源電圧1
40vの電位に抑えられる。)このことを利用して次に
示す様にして2相誘導電動機を駆動する。
タC1・C2との共振回路構成により、はぼ電源電圧1
40vの電位に抑えられる。)このことを利用して次に
示す様にして2相誘導電動機を駆動する。
制御回路部44にて、三角波形の変調波と正弦波形の信
号波を比較しその論理をとることによってPWMの制御
信号を得る。そして、このPWM制御信号により各スイ
ッチング素子38・39をそれぞれ第4図(a)
(b)に示す様なタイミングでオンオフさせる。すると
、アームの中間接続点42・43は、それぞれ基準電位
出力端子33の基準に対して同図(c) (d)の
実線で示す様な電位パターン(この等値電圧は近似的に
は波線で示す様な2相交流電圧になる)を描く。したが
って、基準電位出力端子′j3、アームの各中間接続点
42・43に接続されているステータ巻線間G−A−G
−8に擬似2相交流電圧が印加、すなわち2相3線交流
電力が供給される。そのようにして各ステータに供給さ
れた2相3.Il!交流電力で、2相誘導電動機45は
駆動される。
号波を比較しその論理をとることによってPWMの制御
信号を得る。そして、このPWM制御信号により各スイ
ッチング素子38・39をそれぞれ第4図(a)
(b)に示す様なタイミングでオンオフさせる。すると
、アームの中間接続点42・43は、それぞれ基準電位
出力端子33の基準に対して同図(c) (d)の
実線で示す様な電位パターン(この等値電圧は近似的に
は波線で示す様な2相交流電圧になる)を描く。したが
って、基準電位出力端子′j3、アームの各中間接続点
42・43に接続されているステータ巻線間G−A−G
−8に擬似2相交流電圧が印加、すなわち2相3線交流
電力が供給される。そのようにして各ステータに供給さ
れた2相3.Il!交流電力で、2相誘導電動機45は
駆動される。
なお本実施例では、前記した第1図に示した第1の手段
の一実施例とは、以下の点で興なるものである。即ち本
実施例の直流電圧源30は、単電源動作であるために回
路構成が極めて簡単となっているものである。
の一実施例とは、以下の点で興なるものである。即ち本
実施例の直流電圧源30は、単電源動作であるために回
路構成が極めて簡単となっているものである。
第5図は、第3の手段の一実施例である電動機駆動装置
の回路図である。図中50は、商用交流をダイオード5
1・52と平滑用コンデンサ53・54で半波毎に整流
平滑して正負間電圧を発生する直流電圧源で、基準電位
出力端子55・正電位出力端子56と負電位出力端子5
7を有している。58は直列接続され両端を直流電圧源
50の正負出力端子56・57に接続されたスイッチン
グ素子59・60・61よりなるアームである。62は
スイッチング素子59・60・61の開閉を制御する制
御回路、65はアームの各接続点63・64と、直流電
圧源の基準電位出力端子55間にステータ巻線が接続さ
れた2相誘導電動機であり、基準相G−A相・B相の3
端子を有している。
の回路図である。図中50は、商用交流をダイオード5
1・52と平滑用コンデンサ53・54で半波毎に整流
平滑して正負間電圧を発生する直流電圧源で、基準電位
出力端子55・正電位出力端子56と負電位出力端子5
7を有している。58は直列接続され両端を直流電圧源
50の正負出力端子56・57に接続されたスイッチン
グ素子59・60・61よりなるアームである。62は
スイッチング素子59・60・61の開閉を制御する制
御回路、65はアームの各接続点63・64と、直流電
圧源の基準電位出力端子55間にステータ巻線が接続さ
れた2相誘導電動機であり、基準相G−A相・B相の3
端子を有している。
以上の構成で、以下に本実施例の動作について説明する
。商用交流電圧を100V(実効値)とすると、直流電
圧源50の正電位出力端子56と負電位出力端子57に
は、それぞれ基準電位出力端子55の基準電位に対して
、直流で約+140Vと一140vが出力されている。
。商用交流電圧を100V(実効値)とすると、直流電
圧源50の正電位出力端子56と負電位出力端子57に
は、それぞれ基準電位出力端子55の基準電位に対して
、直流で約+140Vと一140vが出力されている。
したがって、アームのスイッチング素子59が1個だけ
オンすると、アームの接続点63は正の電位で+140
Vになり、スイッチング素子59・60の2個がオンす
ると接続点63・64は正の電位で+140vになる。
オンすると、アームの接続点63は正の電位で+140
Vになり、スイッチング素子59・60の2個がオンす
ると接続点63・64は正の電位で+140vになる。
逆にスイッチング素子61がオンするとアームの接続点
64は負の電位で一140Vになり、スイッチング素子
60・61の2個がオンすると接続点63・64は負の
電位で一140Vになる。これら各スイッチング素子の
オンオフ条件とその時の各接続点の電位状態との関係を
第7図の論理表で示す。このことを利用して次に示す様
にして2相誘導電動機を駆動する。
64は負の電位で一140Vになり、スイッチング素子
60・61の2個がオンすると接続点63・64は負の
電位で一140Vになる。これら各スイッチング素子の
オンオフ条件とその時の各接続点の電位状態との関係を
第7図の論理表で示す。このことを利用して次に示す様
にして2相誘導電動機を駆動する。
制御回路部62にて三角波形の変調波と正弦波形の信号
波を比較し、その論理をとる事によってPWMの制御信
号を得る。そして、このPWM制御信号により各スイッ
チング素子59・60・61をそれぞれ第6図(a)〜
(C)に示す様なタイミングでオンオフさせる。すると
、アームの中間接続点63・64は、それぞれ基準電位
出力端子55の基準に対して同図(d) (e)の
実線で示す様な電位パターン(この等値電圧は近似的に
は波線で示す様な2相交流電圧になる)を描(。したが
って、基準電位出力端子55とアームの各中間接続点6
3・64間に接続されているステータ巻線間G−A−G
−Bに疑似2相交流電圧が印加、すなわち2相3線交流
電力が供給される。そのようにして各ステータに供給さ
れた2相3線交流電力で、2相誘導電動機65は駆動さ
れる。
波を比較し、その論理をとる事によってPWMの制御信
号を得る。そして、このPWM制御信号により各スイッ
チング素子59・60・61をそれぞれ第6図(a)〜
(C)に示す様なタイミングでオンオフさせる。すると
、アームの中間接続点63・64は、それぞれ基準電位
出力端子55の基準に対して同図(d) (e)の
実線で示す様な電位パターン(この等値電圧は近似的に
は波線で示す様な2相交流電圧になる)を描(。したが
って、基準電位出力端子55とアームの各中間接続点6
3・64間に接続されているステータ巻線間G−A−G
−Bに疑似2相交流電圧が印加、すなわち2相3線交流
電力が供給される。そのようにして各ステータに供給さ
れた2相3線交流電力で、2相誘導電動機65は駆動さ
れる。
ここで本実施例と前記した第1・第2の各手段の実施例
との相違について説明する。本実施例の特徴とするとこ
ろは、アーム58の構成にある。
との相違について説明する。本実施例の特徴とするとこ
ろは、アーム58の構成にある。
つまり本実施例ではアーム58をスイッチング素子59
・60・61だけで構成しているため、制御回路の設計
が容易であるものである。つまり回路部品としてインダ
クタ・キャパシタ等を含まない構成であるため、時定数
等について考慮する必要がないものである。更に電動機
駆動装置として考えた場合、アーム58をユニット化す
ることが容易にできるため組立効率を高めることが容易
にできるものである。
・60・61だけで構成しているため、制御回路の設計
が容易であるものである。つまり回路部品としてインダ
クタ・キャパシタ等を含まない構成であるため、時定数
等について考慮する必要がないものである。更に電動機
駆動装置として考えた場合、アーム58をユニット化す
ることが容易にできるため組立効率を高めることが容易
にできるものである。
発明の効果
以上のように、本発明の第1の手段の電動機駆動装置に
よれば、スイッチング素子2個と整流器(ダイオード2
個)で構成できるため、簡素で経済的、かつ制御が非常
に簡単な2相誘導電動機駆動装置を提供することができ
るものである。
よれば、スイッチング素子2個と整流器(ダイオード2
個)で構成できるため、簡素で経済的、かつ制御が非常
に簡単な2相誘導電動機駆動装置を提供することができ
るものである。
また本発明の第2の手段の電動機駆動装置によれば、単
電源でスイッチング素子2個と共振回路とで構成できる
ため、簡素で経済的、かつ制御が非常に簡単な2相誘導
電動機駆動装置を提供することができるものである。
電源でスイッチング素子2個と共振回路とで構成できる
ため、簡素で経済的、かつ制御が非常に簡単な2相誘導
電動機駆動装置を提供することができるものである。
さらに本発明の第3の手段の電動機駆動装置によれば、
特に付加回路を追加せずにスイッチング素子3個のみで
構成できるため、制御回路の設計が容易であり、ユニッ
ト化が容易にできることから組立作業性のよい2相誘導
電動機駆動装置を提供することができるものである。
特に付加回路を追加せずにスイッチング素子3個のみで
構成できるため、制御回路の設計が容易であり、ユニッ
ト化が容易にできることから組立作業性のよい2相誘導
電動機駆動装置を提供することができるものである。
第1図は本発明の第1の手段の一実施例である電動機駆
動装置を示す回路図、第2図は第1図に示した電動機駆
動装置の制御信号パターンとその時の出カバターンを示
す図、第3図は本発明の第2の手段の一実施例である電
動機駆動装置の回路図、第4図は同電動機駆動装置の制
御信号パターンとその時の出カバターンを示す図、第5
図は本発明の第3の手段の一実施例である電動機駆動装
置の回路図、第6図は同電動機駆動装置の制御信号パタ
ーンとその時の出カバターンを示す図、第7図は同電動
機駆動装置のスイッチング素子のオンオフ条件とその時
の各接続点の電位状態との関係を示す論理表を示す図、
第8図は従来の2相誘導電動機駆動装置の回路図、第9
図はPWM制御方式の原理図、第10図は従来の3相誘
導電動機駆動装置の回路図である。 4・30・50・・・直流電圧源、12a・12b、3
7a・37b、5B−=アーム、19・44・61・・
・制御回路部、22・45・65・・・2相誘導電動機
。 代理人の氏名 弁理士 栗野重孝 ばか1名第 図 第3図 S 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第1O図
動装置を示す回路図、第2図は第1図に示した電動機駆
動装置の制御信号パターンとその時の出カバターンを示
す図、第3図は本発明の第2の手段の一実施例である電
動機駆動装置の回路図、第4図は同電動機駆動装置の制
御信号パターンとその時の出カバターンを示す図、第5
図は本発明の第3の手段の一実施例である電動機駆動装
置の回路図、第6図は同電動機駆動装置の制御信号パタ
ーンとその時の出カバターンを示す図、第7図は同電動
機駆動装置のスイッチング素子のオンオフ条件とその時
の各接続点の電位状態との関係を示す論理表を示す図、
第8図は従来の2相誘導電動機駆動装置の回路図、第9
図はPWM制御方式の原理図、第10図は従来の3相誘
導電動機駆動装置の回路図である。 4・30・50・・・直流電圧源、12a・12b、3
7a・37b、5B−=アーム、19・44・61・・
・制御回路部、22・45・65・・・2相誘導電動機
。 代理人の氏名 弁理士 栗野重孝 ばか1名第 図 第3図 S 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第1O図
Claims (3)
- (1)正負両出力を有する直流電圧源と、スイッチング
素子と整流器を直列接続したアームを2つと、前記各ス
イッチング素子の開閉を制御する制御回路とを有し、前
記アームは、その両端を前記直流電圧源の正負出力端子
に接続し、前記2つのアームの各中間接続点と、前記直
流電圧源の基準電位出力端子間にそれぞれインダクタを
接続し、前記制御回路からの開閉信号により前記各スイ
ッチング素子を適宜開閉する事によって、前記それぞれ
のインダクタに各ステータ巻線が並列接続された2相誘
導電動機を駆動する電動機駆動装置。 - (2)直流電圧源と、主にインダクタとキャパシタの並
列接続よりなる共振回路と、スイッチング素子と前記共
振回路を直列接続したアームを2つと、前記各スイッチ
ング素子の開閉を制御する制御回路とを有し、前記アー
ムは、その両端を前記直流電圧源に接続し、前記制御回
路からの開閉信号により前記各スイッチング素子を適宜
開閉する事によって、前記2つのアームの各中間接続点
と、前記直流電圧源の正または基準電位出力端子間に各
ステータ巻線を接続した2相誘導電動機を駆動する電動
機駆動装置。 - (3)正負両出力を有する直流電圧源と、3個または複
数個のスイッチング素子を直列接続したアームと、前記
各スイッチング素子の開閉を制御する制御回路とを有し
、前記アームは、その両端を前記直流電圧源の正負出力
端子に接続し、前記制御回路からの開閉信号により前記
各スイッチング素子を適宜開閉する事によって、前記ア
ームの両端を除く各接続点と、前記直流電圧源の基準電
位出力端子間に各ステータ巻線を接続した2相誘導電動
機を駆動する電動機駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1005244A JPH02188190A (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | 電動機駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1005244A JPH02188190A (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | 電動機駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02188190A true JPH02188190A (ja) | 1990-07-24 |
Family
ID=11605790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1005244A Pending JPH02188190A (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | 電動機駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02188190A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009535011A (ja) * | 2006-04-26 | 2009-09-24 | ビュベンドルフ, ソシエテ アノニム | 建物の開閉用の電動システム |
JP2019208349A (ja) * | 2018-05-25 | 2019-12-05 | 富士電機株式会社 | 電動機駆動装置 |
-
1989
- 1989-01-12 JP JP1005244A patent/JPH02188190A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009535011A (ja) * | 2006-04-26 | 2009-09-24 | ビュベンドルフ, ソシエテ アノニム | 建物の開閉用の電動システム |
JP2019208349A (ja) * | 2018-05-25 | 2019-12-05 | 富士電機株式会社 | 電動機駆動装置 |
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