JPH02187931A - トラッキング制御装置 - Google Patents

トラッキング制御装置

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JPH02187931A
JPH02187931A JP724489A JP724489A JPH02187931A JP H02187931 A JPH02187931 A JP H02187931A JP 724489 A JP724489 A JP 724489A JP 724489 A JP724489 A JP 724489A JP H02187931 A JPH02187931 A JP H02187931A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多数の情報トラックを存する記録担体上の所
望する情報トラックを検索し、該情報トラックの上に再
生手段の再生位置があるようにトラッキング制御しなが
ら記録担体上に信号を記録する、あるいは記録されてい
る信号を再生するトラッキング制御装置に関するもので
ある。
従来の技術 従来の装置として、所定の回転数で回転している円盤状
の記録担体上に、半導体レーザー等の光源より発生した
光ビームを収束して照射し、記録担体上に信号を記録す
る、あるいは記録担体上に記録されている信号を再生す
る光学式記録再生装置がある。
この記録担体上には、幅0.6マイクロメータ、ピッチ
1.6マイクロメータという微小なトラックがスパイラ
ル状または同心円状に設けられており、記録担体上に信
号を記録する場合、あるいは記録担体上に記録されてい
る信号を再生する場合、光ビームが常にトラック上に位
置するようにトラッキング制御しながら行っている。こ
のトラッキング制御の誤差信号、すなわち記録担体上の
光ビームとトラックの位置ずれを表わすトラックずれ信
号は、記録担体からの反射光または透過光を光検出器で
受光して得ている。
トラッキング制御を行うためのアクチュエータの構成と
して、記録担体上の光ビームをトラックの幅方向に移動
させるために、収束レンズを移動させる第1のアクチュ
エータと、第1のアクチュエータを記録担体の半径方向
に移動させる第2のアクチュエータの2つのアクチュエ
ータで構成されたものが知られている(例えば特開昭5
7−147168号公報)。
また、第1のアクチュエータで反射ミラーを回転させて
記録担体上の光ビームを1−ラックの幅方向に移動させ
る構成のものも知られている(例えば特開昭56−15
3562号公報)。
上述した2つのアクチュエータを用いてトラッキング制
御を行う場合、トラックずれ信号を第1及び第2のアク
チュエータに加え、記録担体上の光ビームがトラック上
に常に位置するようにトラッキング制御を行っている。
第1と第2のアクチュエータの関係は、高速なトラック
ずれに対しては主として第1のアクチュエータが移動し
、低速なトラックずれに対しては主として第2のアクチ
ュエータが移動する。
記録担体上には多数のトラックが設けられており、所望
する情報が記録されているトラックを検索するには検索
手段が必要不可欠である。
所望するトラックの検索は、記録担体上の各トラックに
設けられている番地を基にして行われるが、現在再生し
ているトラ・ンクの番地と所望するトラックの番地の差
を求め、トラッキング制御を不動作にし、番地差に相当
するトラック数だけ記録担体上の光ビームがトラックを
横切るように第2のアクチュエータを駆動し、その後に
再びトラッキング制御を動作させて所望するトラックの
検索を行っている(例えば特開昭54−92155号公
報)。
また、広い範囲に渡って記録担体上の光ビームを移動さ
せることができ、トラッキング制御及び所望するトラッ
クの検索を1つのアクチュエータで行わせる構成のもの
も知られている(例えば特開昭60−239943号公
報)。
発明が解決しようとする課題 上述した2つのアクチュエータ構成によるトラッキング
制御において、第1のアクチュエータによって記録担体
上の光ビームが移動すると、トラックずれ信号検出用の
光検出器上の光ビームパターンも移動する。光検出器上
の光ビームパターンが移動すると、トラックずれ信号が
影響を受け、基準トラック位置に対するトラックずれ信
号の値が変化する。このために、トラッキング制御を動
作させた時、トラックずれ信号ではトラックずれが無い
ように見えても、実際には記録担体上の光ビームがトラ
ックの中心に位置していないという現象が生じる。また
、第1のアクチュエータで収束レンズを移動させると、
記録担体上に照射される光ビームがけられ、このために
照射光量が変化し、再生信号の振幅変化あるいは記録信
号の品質低下をもたらす。これを防止するには、第2の
アクチュエータの応答性を上げる必要がある。
一方、トラックずれ信号は記録担体上の光ビームがトラ
ックを横切った場合に正弦波状の信号となるが、完全な
対称形とすることは非常に困難である。トラックずれ信
号が完全な対称形になっていない場合にトラックを横切
ると直流的な成分が生じ、第2のアクチュエータの応答
性を上げるとトラッキング制御が引き込まれなかった場
合に、トラックずれ信号の直流的な成分が増幅されて第
2のアクチュエータに加えられ、記録担体上の光ビーム
が外周から内周方向、あるいはその反対方向に滑ること
がある。この現象は、検索時にトラッキング制御が引き
込まれなかった場合、あるいはトラッキング制御が動作
している最中に装置に外部から衝撃が加えられトラック
飛びが生じた場合などに発生するが、この現象が発生す
ると検索時間が長くなるばかりでなく、検索エラー、再
生エラーあるいは記録エラーとなり装置の信顛性が著し
く低下する。
また、1つのアクチュエータでトラッキング制御を行わ
せる構成の場合、トラッキング制御の制御精度としては
0.1マイクロメータ以下という非常に高精度なものが
要求されるために、トラッキング制御系のループゲイン
を記録担体の回転周波数において、65dB程度という
非常に高いものにしなければならない。トラッキング制
御のループゲインを高くすると、トラッキング制御が引
き込まれなかった場合に、トラックずれ信号の直流的な
成分が増幅されてアクチュエータに加えられ、上述した
のと同様な滑りが発生する。
アクチュエータを制御駆動する回路のダイナミックレン
ジが非対称な場合にも、滑りを発生させる直流的な成分
が発生する。すなわち、アクチュエータはトラックの偏
心に応じて記録担体の内周から外周方向、あるいはその
反対方向に移動するが、内周から外周方向に移動させる
回路の最大信号レンジと、外周から内周方向に移動させ
る回路の最大信号レンジが異なると、トラッキング制御
のループゲインが非常に高いために、トラックを横断し
た時に信号が飽和し、直流的な成分が発生する。この直
流的な成分によっても同様な現象が生じる。
本発明は上述した従来の欠点を除去し、トランキング制
御を動作させた時、アクチュエータが滑ることなく、安
定したトラッキング引き込みを行うことのできる装置を
提供することである。
課題を解決するための手段 第1の発明は、記録担体上の光ビームとトラックの位置
ずれを検出するトラックずれ検出手段と、光ビームをト
ラックの幅方向に移動する移動手段と、トラックずれ検
出手段の信号に応じて移動手段を駆動し、光ビームが常
にトラック上に位置するように制御する制御回路と、制
御回路の信号の低周波数成分を抽出する抽出回路とを備
え、トラッキング制御の動作状態において、抽出回路の
信号を制御回路に加え、制御回路の低周波数成分を低減
するように構成したものである。
第2の発明は、トラッキング制御の動作状態において滑
りが発生したことを検出し、滑りが検出された場合に抽
出回路の信号を制御回路に加え、制御回路の低周波数成
分を低減するように構成したものである。
第3の発明は、トラッキング制御の動作状態において滑
りが発生した場合に、その方向を検出し、方向に応じて
滑りを停止する信号を移動手段に加えるように構成した
ものである。
作用 本発明は、第1の発明の構成により、トラッキング制御
が動作している状態において、制御回路の低周波数成分
の信号が減少するように、抽出回路で抽出した低周波数
成分の信号を制御回路に加えているので、トラッキング
制御が引き込まれない場合に発生する直流的成分が減少
され、移動手段の滑る速度が低下し、従ってトラッキン
グ制御の引き込みが容易となる。
また、第2の発明の構成により、トラッキング制御が動
作している状態において滑りが発生したことを検出し、
滑りの発生が検出された場合に、制御回路の低周波数成
分の信号が減少するように、抽出回路で抽出した低周波
数成分の信号を制御回路に加えているので、同様に、ト
ラッキング制御が引き込まれない場合に発生する直流的
成分が減少され、移動手段の滑る速度が低下し、トラッ
キング制御の引き込みが容易となる。
また、第3の発明の構成においても、トラッキング制御
の動作状態において滑りが発生した場合に、その方向を
検出し、その方向に応じて滑りを停止するように移動手
段に信号が加えられるので、移動手段の滑る速度が低下
し、トラッキング制御の引き込みが容易となる。
実施例 以下図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明する
。尚、図面の説明に用いる番号において、同一の物には
同一の番号を用いる。
第1図は第1の発明の一実施例であり、1つのアクチュ
エータでトラッキング制御する光学式再生装置に本発明
を適応した滑りを防止することのできるブロック図を示
したものである。
第1図において、円盤状の記録(1体lはモータ2の回
転軸に取り付けられて所定の回転数で回転されている。
記録担体1上に共、信号が記録された幅約0.6マイク
ロメータ、トラックピッチ約1.6マイクロメータのス
パイラル状のトラックが設けられており、このトラック
上にはトラックの位置を識別するための番地信号が記録
されている。
半導体レーザー等の光源3より発生した光ビームは、カ
ップリングレンズ4で平行光にされた後に、偏光ビーム
スプリッタ−5,1/4波長板6を通過し、全反射鏡7
で反射され、収束レンズ8により記録担体1上に収束し
て照射されている。
記録担体1により反射された光ビームの反射光は、収束
レンズ8を通過して全反射鏡7で反射され、1/4波長
板6を通過した後に偏光ビームスプリンター5で反射さ
れて、光検出器9上に照射されている。
収束レンズ8は、板ばね10を介してフレーム11に取
り付けられている。収束レンズ8にはフォーカスアクチ
ュエータのコイル(省略)が取り付けられており、この
コイルに電流を流すと、コイルが受ける電気磁気力によ
って収束レンズ8は記録担体1の面と垂直な方向に移動
できるように構成されている。収束レンズ8は、記録担
体1上に照射されている光ビームが常に所定の収束状態
となるようにフォーカス制御されているが、本発明と直
接関係しないので説明を省略する。
トラッキング用のアクチュエータは、収束レンズ8に取
り付けられているコイル12と装置のフレームに取り付
けられている永久磁石(省略)より構成されており、コ
イル12に電流を流すと、コイル12が受ける電気磁気
力によって、収束レンズ8は記録担体lの半径方向、す
なわち記録担体1上のトラックの幅方向に力を受ける。
板ばね10は記録担体lの半径方向には伸縮しにくいよ
うに構成されている。従って、コイル12が受ける力に
よって収束レンズ8が移動すると、フレーム11は板ば
ね10を介して力を受け、この力によってフレーム11
は記録担体lの半径方向に移動する。
フレーム11には全反射鏡7が取り付けられており、フ
レーム11と一体となって記録担体1の半径方向に移動
するように構成されている。
フレーム11にはコイル13が取り付けられており、コ
イル13に電流を流すと、装置のフレームに取り付けら
れている永久磁石(省略)との作用により、コイル13
は記録担体lの半径方向の力を受けるように構成されて
いる。フレーム11がコイル13の受ける力によって記
録担体1の半径方向に移動すると、収束レンズ8は板ば
ね10を介して力を受け、記録担体lの半径方向に移動
する。
コイル13は補助的なものであり、フレーム11及び全
反射鏡7の質量が小さい場合には省略することができ、
従って、第1図の実施例において、トラッキング制御は
実質的に1つのアクチュエータで行っていると考えるこ
とができる。
光源3、カップリングレンズ4、偏光ビームスプリッタ
−5,1/4波長板6及び光検出器9は装置のフレーム
(省略)に固定されている。
光検出器9は二分割構造になっており、この出力は増幅
器14.15にそれぞれ入力されている。増幅器14.
15の信号は差動増幅器16にそれぞれ入力されでおり
、差動増幅器16は両信号の差に応じた信号を出力する
。この差動増幅器16の信号は、記録担体1上に収束さ
れている光ビームとトラックの位置ずれを表わす信号、
即ちトラックずれ信号である。
差動増幅器16の信号は、トラッキング制御系の位相を
補償するための位相補償回路17、スイッチ19、差動
増幅器20、加算回路21及び電力増幅するための駆動
回路22を介してコイル12及び13に加えられている
。従って、収束レンズ8は差動増幅器16の信号に応じ
て駆動され、記録担体1上に収束されている光ビームが
常にトラック上に位置するようにトラッキング制御され
る。スイッチ19はトラッキング制御を不動作にするた
めのものである。
トラッキング制御が動作している状態において、制御回
路の低周波数成分を抽出し、この信号を制御回路に加え
てトラッキング制御の滑りを防止していることについて
説明すると、抽出回路23は、駆動回路22の出力信号
より低周波数成分を抽出し、差動増幅器20はスイッチ
19の信号と抽出回路23の信号の差に応じた信号を出
力する。従って、トラッキング制御が動作している状態
において滑りが発生し、駆動回路22の出力信号に直流
的な成分が発生しても、差動増幅器20により減少され
るのでフレーム11が滑ることはない。
次に所望するトラックの検索について説明する。
加算回路24は増幅器14及び15の信号を加算し、こ
の加算した信号を番地読み取り回路25に伝達している
。番地読み取り回路25は記録担体l上の光ビームが位
置しているトラックの番地を読み取り、読み取った番地
をマイクロコンピュータ26に送出している。所望する
トラックの番地信号(No)が番地入力装置27に入力
されると、マイクロコンピュータ26は、記録担体1上
の光ビームが位置しているトラックの番地(N1)を読
み取り、(NO−Nl)を算出して、所望するトラック
までの距離と方向に応じた値を計数回路28にセットし
、D/A変換器29を動作可能状態にすると共に、スイ
ッチ19を開放にしてトラッキング制御を不動作にし、
後に詳述するが抽出回路23を不動作にさせる。
ROM (リード・オンリー・メモリー)30は計数回
路28の値に応じた値を出力し、このディジタル信号を
減算回路31に送る。減算回路31は、ディジタル信号
をアナログ信号に変換するD/A変換器29に信号を送
る。D/A変換器29の信号は加算回路21、駆動回路
22を介してコイル12及び13に加えられており、従
ってフレーム11は所望するトラックの方向に向かって
移動する。フレーム11が移動すると、差動増幅器16
には記録担体1上の光ビームがトラックを横切った信号
が出力され、横断検出回路32は差動増幅器16の信号
をコンパレートしたトラック横断信号を出力する。計数
回路28は横断検出回路32の信号を計数し、所望する
トラックまでの距離に応じた値を時々刻々出力する。ま
た、速度検出回路33は横断検出回路32の信号の周期
を計測することによって記録担体1上の光ビームの移動
速度を検出し、この検出した値を減算回路31に送る。
減算回路31はROM30の値と速度検出回路33の値
の差を演算し、この演算した値をD/A変換器31に送
る。ROM30はフレーム11を高速に所望するトラッ
クに位置決めするために、計数回路28の値を理想的な
値に変換するためのものである。
記録担体1上の光ビームが所望するトラック上に到達す
ると、計数回路28はこの信号をマイクロコンピュータ
26に送る。マイクロコンピュータ26はD/A変換器
29の出力を停止させる。同時に、抽出回路23を動作
させると共に、スイッチ19を短絡させトラッキング制
御を動作させる。その後、再び番地を読み取り、読み取
った番地が所望するトラックの番地と一致する場合には
検索を終了し、一致しない場合には上述した検索動作を
繰り返し、所望するトラックを検索する。
記録担体l上の光ビームがトラックを横断したとき差動
増幅器16の信号に発生するDC(直流)的な信号成分
について、第2図と共に説明する。
第2図(八)は、トラッキング制御が不動作の状態にお
いて、記録担体1上の光ビームが多数のトラックを横切
った時の差動増幅器16の信号を示した図であり、図示
のようにトラックずれ信号は略正弦波状となっているも
のの、基準レベルに対して非対称となっている。トラッ
クずれ信号が非対称となる原因は、記録担体lの傾斜、
あるいは記録担体l上のトラックを形成している凹凸状
の信号あるいは溝の非対称性等である。このようなトラ
ックずれ信号を、その横断している周波数より十分低い
通過帯域を有する低域通過フィルターに通すと、第2図
(B)に示すようにDC的な成分V1が生じる。
アクチュエータを制御駆動する回路のダイナミックレン
ジが非対称な場合に発生するDC的な信号成分について
、第3図と共に説明する。
第3図は、トラッキング制御が不動作の状態において、
記録担体1上の光ビームが多数のトラックを横切った時
の駆動回路22の信号を示した図であり、図示のように
駆動信号のダイナミックレンジは基準レベルに対して非
対称となっている。すなわち、例えば内周から外周方向
に移動させる最大信号レンジをV2.外周から内周方向
に移動させる最大信号レンジを■3とすると、V2>V
3となっている。回路の構成によってこのように非対称
となるが、−船釣に温度特性あるいは周波数特性等の性
能を満足させ、かつ対称とすることは非常に困難である
。このように信号のダイナミックレンジが非対称な場合
、当然のことながらDC的な成分が発生する。駆動回路
22のダイナミックレンジが非対称な場合について説明
したが、駆動回路22によってのみDC的成分が発生す
るとは限らない。例えば、駆動回路22のゲイン(増幅
率)が低く、入力信号に対して出力信号が飽和しないよ
うに構成すれば、加算回路21の出力信号のダイナミッ
クレンジの非対称性によってDC的な成分が発生する。
同様に、差動増幅器20、スイッチ19あるいは位相補
償回路17等の回路でもDC的な成分は発生し得る。
トラッキング制御を動作させたとき、記録担体1上の光
ビームがトラック上に位置するように引き込まれれば何
ら問題無いが、時として引き込まれないことがある。こ
のような場合、上述したDC的な成分がコイル12及び
13に加えられるためにフレーム11が移動し、トラッ
キング制御の制御帯域を越えるような速度で、記録担体
l上の光ビームがトラックを横切ると、トラッキング制
御力刊き込まれず、フレーム11は記録担体lの半径方
向に滑ってしまう。この滑る速度は時間と共に加速され
るのでますます引き込まれ難くなる。しかし、第1図の
実施例によれば、抽出回路23により駆動回路22の信
号のDC的な成分を抽出し、差動増幅器20で減算して
いるので、制御回路のDC的な成分が減少され、フレー
ム11の滑る速度が低下し、従ってトラッキング制御の
引き込みが容易に行われる。
抽出回路23の構成について第4図の構成図と共に説明
する。
第1図と第4図の関係を説明すると、入力端41にはマ
イクロコンピュータ26より発生されるトラッキング制
御の動作指令信号が、入力端42には駆動回路の22の
出力信号がそれぞれ入力される。また、出力端43の信
号は差動増幅器22に入力される。
駆動回路22の信号は、スイッチ44を介して抵抗45
の一端に入力されている。抵抗45とコンデンサー46
は低域通過フィルターを構成しており、抵抗45とコン
デンサー46の接続点には、駆動回路22の出力信号の
低周波数成分が抽出される。この抽出された信号は、ス
イッチ47を介して演算増幅器48の非反転入力端に入
力されている。演算増幅器48は入力インピーダンス及
び開ループゲインが非常に大きく、その出力端と反転入
力端は接続されている。従って、演算増幅器48は非反
転入力端のインピーダンスが大きいゲインlのアンプと
して動作する。演算増幅器48の信号は、増幅器51を
介して第1図の差動増幅器22に入力される。
演算増幅器48の非反転入力端はスイッチ49を介して
基準電圧源(第4図においてはGND)に接続されてい
る。入力端41の信号は、スイッチ44及び47の開閉
動作をコントロールするためのゲート入力端に人力され
ている。また、極性を反転するための反転回路50を介
してスイッチ49の動作を制御するゲート入力端にも伝
達されている。従って、トラッキング制御が不動作の状
態において、スイッチ44及び47は開放にされ、スイ
ッチ49は短絡されるので、演算増幅器48の出力は基
準電圧源の基準レベル(第4図においてはGNDレベル
)となる。
スイッチ44は、駆動回路22に出力される検索時の駆
動信号が、抵抗45とコンデンサー46で構成される低
域通過フィルターに加わらないようにし、トラッキング
制御を動作させたとき、抵抗45とコンデンサー46の
接続点に大きな外乱が発生するのを防止するためのもの
である。
スイッチ44が開放にされても抵抗45とコンデンサー
46の接続点に抽出された信号が減衰するのに時間がか
かり、この信号が第1図のコイル12及び13に加えら
れると検索が不安定となる可能性がある。スイッチ47
はこれを防止するために設けられている。
第1図の実施例において、駆動回路22の低周波数成分
をフィードバンクしているが、このフィードバック量は
1以下としなければ、トラッキング制御は安定とならな
い。すなわち低周波数領域において、差動増幅器22の
反転入力端から駆動回路22の出力端までのゲインをG
1、抽出回路23のゲインを02とすると、 QIXG2<1 となるようにする必要がある。これは、1以上の場合に
は、トラッキング制御の低周波数領域におけるループゲ
インが零となり、トラッキング制御が行われなくなるか
らである。また、1以下であっても、トラッキング制御
の低周波数領域におけるループゲインが低下する。例え
ば、GIXG2=0.8とすると、約14dB低下する
。トラッキング制御は、記録担体1の回転周波数におい
てループゲインを必要とするので、従って抵抗44とコ
ンデンサー45の時定数は、記録担体lの回転周波数成
分を減衰するように設定することが望ましい。このよう
にすれば駆動回路22の出力において、DC的成分を0
.2倍に低減するとかでき、フレーム11の移動速度が
低下するので滑りを防止することができる。
第1図において、駆動回路22の出力信号のダイナミッ
クレンジが対称的な場合には、加算回路21の出力信号
を抽出回路23に入力するように構成してもよい。
また、加算回路21及び駆動回路22の出力信号のダイ
ナミックレンジが対称的な場合には、差動増幅器20の
出力信号を抽出回路23に人力するように構成してもよ
い。この場合、第4図に示した抽出回路23のスイッチ
44を省略することができる。
第4図の抽出回路23の構成においては、トラッキング
制御の低周波数領域におけるループゲインが低下するが
、第5図のように、入力信号の絶対値が所定の値を越え
た場合に、その越えた信号を通過させる回路を設ければ
、低周波数領域におけるループゲインの低下を防止する
ことができる。
第5図について説明すると、所定の値を越えた信号を通
過させるためのツェナーダイオード52及び53は、方
向が反対でかつ直列に接続されており、ツェナーダイオ
ード52の他の一端は入力端42に、ツェナーダイオー
ド53の他の一端は抵抗54の一端に、抵抗54の他の
一端は基準電圧源にそれぞれ接続されている。ツェナー
ダイオード53と抵抗54の接続点は演算増幅器55の
非反転入力端に、演算増幅器55の出力端は反転入力端
にそれぞれ接続されている。従って、入力端42に信号
が入力された場合、ツェナーダイオード52及び53の
ツェナー電圧を越えた信号(正確にはツェナー電圧に順
電圧を加算した電圧を越えた信号)が演算増幅器55の
出力端に出力される。
第5図のように構成すれば、トラッキング制御が動作し
ている通常の状態においては、入力端42に小さい信号
が入力されているので、演算増幅器55には何ら信号が
出力されない。従って、出力端43にも何ら信号が出力
されないので、トラ・ンキング制御の低周波数領域にお
けるループゲインが低下することはない。一方、滑りが
発生した場合、入力端42に大きい信号が入力されるの
で、演算増幅器55にはツェナー電圧を越えた信号が出
力される。従って、出力端43には、演算増幅器55の
信号より抽出された低周波数成分が出力されるので、滑
りを防止することができる。また、通常のトラッキング
制御の動作時には、低周波数成分が制御回路にフィード
バックされないので、滑り発生時のDC的な成分を完全
に相殺することができる。
また、第6図に示すように、位相補償回路17の信号を
抽出回路18に入力するように構成することができる。
この場合、抽出回路18を第4図に示した抽出回路23
よりスイッチ44を省略し、入力端42と抵抗45の一
端を接続した構成にすれば、検索する間にトラックずれ
信号あるいは位相補償回路17のダイナミックレンジの
非対称によるDC的な成分が低域通過フィルターで抽出
されているので、トラッキング制御を動作させたとき瞬
時に差動増幅器20でDC的成分が減少され、フレーム
11の滑る量を低減させることができる。また、同様に
、抽出回路18を第5図に示した抽出回路23よりスイ
ッチ44を省略した構成にすることができる。
第7図は第2の発明の一実施例であり、1つのアクチュ
エータを用いてトラッキング制御を行う光学式再生装置
において、滑りが検出された場合に抽出した低周波数成
分の信号を制御回路に加えるように構成し、低域ゲイン
を低下させることなく滑りを防止することのできるブロ
ック図を示したものである。
第7図は、トラッキング制御が動作している状態で、滑
りが発生したことを検出する滑り検出回路34を設け、
滑りが発生した場合にのみ抽出回路23で抽出したDC
的成分を差動増幅器20に送り、滑りを発生させるDC
的成分を減少させるように構成したものである。
滑り検出回路34には、差動増幅器16の信号及びマイ
クロコンピュータ26より発生するトラッキング制御の
動作指令信号が入力されている。滑り検出回路34は、
トラッキング制御が動作状態で滑りが発生した場合に、
差動増幅器16の信号よりこれを検出し、抽出回路23
に送る。抽出回路23は、駆動回路22の信号よりDC
的成分を抽出し、この信号を差動増幅器20に送る。従
って、滑りが発生したときのみDC的成分が相殺あるい
は減少されるように構成されているので、トラッキング
制御が動作している通常の状態においては低域のゲイン
が低下することはない。
滑り検出回路34の構成について第8図のブロック図と
共に説明する。
第7図と第8図の関係を説明すると、入力端61にはマ
イクロコンピュータ26から送られてくるトラッキング
制御の動作指令信号が、入力端62には差動増幅器16
の信号がそれぞれ入力され、出力端63は抽出回路23
に接続される。
コンパレータ64は差動増幅器16の基準レベルに対し
正の所定の比較レベルで差動増幅器16の信号を比較し
、差動増幅器16の信号が比較レベルより大きい場合に
HIGHレベルとなる信号を期間測定回路65に送る。
期間測定回路65には所定の周波数の信号を発振する発
振器66の信号が入力されている。期間測定回路65は
、コンパレータ64のHIG Hレベル期間を、発振器
66の信号を計数することによって測定し、HIGHレ
ベルの期間が所定の期間より長い場合にパルス信号を再
トリガ可能なモノステーブルマルチバイブレーク67(
以下モノマルチと呼ぶ)に送る。モノマルチ67は期間
測定回路65のパルス信号に応答し、所定の期間HIG
 Hレベルとなる信号を出力する。モノマルチ67ばH
IGHレベルの信号を出力している間に期間測定回路6
5よりパルス信号が送られてくると、HIGHレベルを
持続するように構成されている。
また、モノマルチ67にはトラッキング制御の動作指令
信号が入力されており、トラッキング制御が不動作の状
態においては動作しないように構成されている。
第8図の滑り検出回路34の動作について、第9図のタ
イミングチャートと共に説明する。
第9図において、波形(A)は差動増幅器16の信号を
、波形(8)はコンパレータ64の信号を、波形(C)
は入力端61に入力されるトラッキング制御の動作指令
信号を、波形(D)は期間測定回路65の信号を、波形
(E)はモノマルチ67の信号をそれぞれ示している。
波形(C)に示すように、入力端61には、トラッキン
グ制御が動作状態においてHIGHレベル、不動作状態
においてLOWレベルとなる信号カ入力されるが、入力
端61がLOWレベルの状態においてモノマルチ67に
パルス信号が入力されても、モノマルチ67の出力はL
OWレベルを保持する。
記録担体lの表面上には埃や傷があり、また、情報面上
にはドロップアウトがある。この場合、差動増幅器16
の信号には68に示すような外乱が発生し、コンパレー
タ64の出力には69のようなパルス信号が発生される
。しかし、パルス690期間が期間測定回路65の検出
幅より小さい場合には、期間測定回路65はパルス信号
を発生しないのでドロップアウト等による誤動作を防止
することができる。
当然のことであるが、期間測定回路65の検出幅は、滑
りの発生する最高速度すなわち記録担体1上の光ビーム
がトラックを横断する最高周波数を10(Hz )とす
ると、 1/(2Xfo )(秒) 以下となるように設定する必要がある。
波形(E)に示すように、トラッキング制御が動作状態
でモノマルチ67にパルス信号が連続的に入力されると
、モノマルチ67はHIGHレベルレベ持し、最終の入
力パルス70からt、後にLOWレベルとなる。Llは
1つの入力パルスに対してモノマルチ67がHIGHレ
ベルの信号を出力する期間であり、トラッキング制御の
制御帯域をfI(l(Z)とすると、t/r+  (秒
)以下とすることが望ましい。
第8図において、コンパレータ64は正の比較レベルを
有しているが、負の比較レベルとしてもなんら問題ない
また、滑り検出回路34は、第10図のように構成する
ことができる。
71は正の所定の比較レベルを有するコンパレータであ
り、差動増幅器16の信号が比較レベルより大きい場合
にHIGHレベルとなる信号を出力する。72は負の所
定の比較レベルを有するコンパレータであり、差動増幅
器16の信号が比較レベルより小さい場合にHIGHレ
ベルとなる信号を出力する。コンパレータ71及び72
の信号はOR回路73に入力されており、OR回路73
は両信号の論理和に対応した信号を期間測定回路74に
送る。期間測定回路74は、OR回路73のHI G 
Hレベル期間を、発振器66の信号を計数することによ
って測定し、HIGHレベルの期間が所定の期間より長
い場合にパルス信号を再トリガ可能なモノマルチ75に
送る。モノマルチ75は期間測定回路74のパルス信号
に応答し、所定の期間H’ I G Hレベルとなる信
号を出力する。モノマルチ75はHIGHレベルの信号
を出力している間に期間測定回路74よりパルス信号が
送られてくると、HIGHレベルを持lするように構成
されている。また、モノマルチ75にはトラッキング制
御の動作指令信号が入力されており、トラッキング制御
が不動作の状態においては動作しないように構成されて
いる。
第10図の滑り検出回路34の動作について、第11図
のタイミングチャートと共に説明する。
第11図において、波形(A)は差動増幅器16の信号
を、波形(B)はコンパレータ71の信号を、波形(C
)はコンパレータ72の信号を、波形(D)はOR回路
73の信号を、波形(E)は入力端61に入力されるト
ラッキング制御の動作指令信号を、波形(F)は期間測
定回路74の信号を、波形(G)はモノマルチ75の信
号をそれぞれ示している。t2は1つの入力パルスに対
して、モノマルチ75が)(IGHレベルの信号を出力
する期間であり、トラッキング制御の制御帯域をf 、
 (Hz)とすると、1/2f。
(秒)以下とすることが望ましい。
第10図の滑り検出回路34の構成は第8図の構成のも
のに比べ下記の2つの利点を持っている。1つは、t2
が小さくできるので滑っている期間をより正確に検出で
きる。他の1つは、滑り始めたとき、差動増幅器16の
信号は滑る方向によって基準レベルに対して正または負
から開始するが、正及び負の両方を検出しているので、
滑る方向による差異がなく、より正確に検出できる。
第7図の実施例において、差動増幅器16の信号より滑
りを検出しているが、番地を読み取ることにより検出す
ることもできる。すなわち、トラッキング制御の動作状
態においてマイクロコンピュータ26が番地を常に読み
取る・ようにし、前に読み取った番地と現在読み取った
番地を比較し、番地差が生じた場合に滑りが発生したも
のと見なし、抽出回路23を動作させて抽出したDC的
成分を差動増幅器20に送り、滑りを発生させるDC的
成分を相殺もしくは減少させるように構成すればよい。
第6図に示した実施例においても第7図の実施例と同様
に、トラッキング制御の滑りを検出し、滑りが検出され
た場合のみ抽出回路18の信号を差動増幅器20に送る
ように構成すれば、トラッキング制御の低域周波数領域
におけるループゲインの低下を防止することができる。
第12図は第3の発明の一実施例であり、トラッキング
制御が動作している状態において、トラッキング番地を
読み取ることによって滑りの発生のみならず滑りの方向
をも検出し、滑りを止める方向の信号を加えて滑りを防
止する光学式再生装置のブロック図を示したものである
第12図において、トラッキング制御は、差動増幅器1
6の信号を、位相補償回路17、スイッチ19、入力信
号を加算するための加算回路81及び駆動回路22を介
してコイル12及び13に加え行っている。
また、所望するトラックの検索は、D/A変換器29の
信号を、加算回路81及び駆動回路22を介してコイル
12及び13に加え行っている。
トラッキング制御動作時の滑り防止について以下説明す
る。
マイクロコンピュータ26より出力されるトラッキング
制御の動作指令信号は、パルス発振器82及びコントロ
ール回路83に入力されている。トラッキング制御が動
作されると、パルス発振器82は所定の周期でパルス状
の信号をレジスタ84及び85に送る。レジスタ84に
は、番地読み取り回路25で読み取られた番地が入力さ
れており、レジスタ84は、パルス発振器82のパルス
信号に同期して番地読み取り回路25の値を取り込み記
憶する。レジスタ85には、レジスタ84の値が入力さ
れており、レジスタ85は、パルス発振器82のパルス
信号に同期してレジスタ84の値を取り込み記憶する。
従って、レジスタ84に記憶された値は、時間的に1パ
ルス後にレジスタ85に記憶されたので、レジスタ84
の値をり。、レジスタ85の値をり、 とすると、(D
Dりの値は、パルス発振器82のパルス信号の1周期の
間に変動する番地差、すなわち、滑りの速度に対応した
値となる。また、(Do  DI)の値の符号は記録担
体1上の光ビームの移動方向を表す。
コントロール回路83は、減算回路86及びD/A変換
器87の動作をコントロールするものであり、トラッキ
ング制御が動作された後にパルス発振器82から2パル
スが出力されたことを検知し、減算回886およびD/
A変換器87を動作させる信号を送る。また、トラッキ
ング制御が不動作にされると、直ちに減算回路86及び
D/A変換器87を不動作にさせる信号を送る。
減算回路86にはレジスタ84及び85の信号が入力さ
れており、コントロール回路83の動作指令信号に従っ
て(Do −DI )を算出し、この値をD/A変換器
87に送る。D/A変換器87はコントロール回路83
の動作指令信号に従ってディジタル信号をアナログ信号
に変換し、加算回路81及び駆動回路22を介してコイ
ル12及び13に伝達する。
上述したように、(DO−DI >の値は、パルス発振
器82のパルス信号の1周期の間に変動する番地差、す
なわち記録担体l上の光ビームの移動速度を表している
。従って、D/A変換器87の信号も記録担体1上の光
ビームの移動速度に応じた信号となるので、コイル12
及び13は記録担体l上の光ビームの移動を停止させる
ように駆動される。
第12図において、記録担体l上の光ビームの移動速度
及び方向の検出は番地を読み取ることによって行ってい
るが、移動速度の検出を速度検出回路33で、移動方向
の検出を差動増幅器16及び加算回路24の信号の位相
を比較することによって行うことができる。この場合、
正常のトラッキング制御が行われているにもかかわらず
、ノイズあるいはドロップアウトにより、速度検出回路
33に異常な信号が発生する可能性がある。これを防止
するために、第7図のような滑り検出回路34を設け、
滑りが発生した場合に、移動速度及び方向信号に応じて
コイル12及び13を駆動し、滑りを停止するように構
成すれば、より信転性を向上させることができる。
また、第12図において、滑りが検出された場合に、ト
ラッキング制御を不動作にし、D/A変換器29の信号
を加え、トラッキング制御の引き込める速度に低下して
から再び動作させるようにすれば、さらに確実に引き込
みを行わせることができる。
以上1つのアクチュエータでトラッキング制御を行う装
置に関して説明したが、本発明は、記録担体上の光ビー
ムをトラックの幅方向に移動させる第1のアクチュエー
タと、第1のアクチュエータをトラックの幅方向に移動
させる第2のアクチュエータの2つのアクチュエータで
トラッキング制御を行う装置にも適応できる。
第13図は、2つのアクチュエータによりトラッキング
制御を行う装置に第1の発明を適応した一実施例のブロ
ック図である。
第1のアクチュエータのコイル9工は収束レンズ8に、
永久磁石は第1のアクチュエータのフレーム(1略)に
、第1のアクチュエータのフレームは移送台92に取り
付けられている。また、収束レンズ8はゴム等の弾性体
(省略)を介して第1のアクチュエータのフレームに取
り付けられており、コイル91に電流を流すと記録担体
l上のトラックの幅方向に移動するように構成されてい
る。第1のアクチュエータによる収束レンズ8の可動範
囲は高々0.2M程度である。
光源3、カップリングレンズ4、偏光ビームスプリッタ
−5,1/4波長板6、全反射鏡7、光検出器9及びリ
ニアモータ等の第2のアクチュエータ93のコイル(省
略)も移送台92に取り付けられている。永久磁石が取
り付けられている第2のアクチュエータ93のフレーム
は、装置のフレーム(省略)に固定されており、コイル
に電流を流すと、移送台92は記録担体1の半径方向に
移動するように構成されている。
トラッキング制御について説明すると、差動増幅器16
の信号は位相補償回路17、スイッチ19及び電力増幅
するための駆動回路94を介してコイル91に加えられ
ており、収束レンズ8は記録担体l上の光ビームがトラ
ック上に位置するように制御される。また、スイッチ1
9の信号は差動増幅器95、加算回路96及び駆動回路
97を介して第2のアクチュエータ93のコイルに加え
られており、移送台92は収束レンズ8の位置が自然の
状態を中心に移動するように制御される。
駆動回路97の信号は抽出回路98に入力されており、
抽出された低周波数成分は差動増幅器95に人力されて
いる。また、マイクロコンピュータ26より出力される
トラッキング制御の動作指令信号は抽出回路98に入力
されている。
差動増幅器95、加算回路96、駆動回路97及び抽出
回路98の動作は、第1図の差動増幅器20、加算回路
21、駆動回路22及び抽出回路23の動作と同じであ
るので、その説明を省略する。
第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータ93で
トラッキング制御を行う構成の場合、差動増幅器16の
信号にDC的な成分が含まれていても第1のアクチュエ
ータは弾性体によって支えられているので、収束レンズ
8はバネ力と釣り合う位置までしか移動しない。一方、
第2のアクチュエータで移動される移送台92は移動可
能な全範囲に渡って移動する。すなわち、第2のアクチ
ュエータの推力及び推力定数(単位電流に対する推力)
をF及びKSDC的な成分によって第2のアクチュエー
タ93のコイルに流れる電流を■、移動される可動部の
質量をM、移動される可動部の位置、速度及び加速度を
X、■及びαとすると、F=KI=Mα ■=αt X=αt!/2 なる関係がある。従って、電流Iを小さくすれば、トラ
ッキング制御の制御帯域を越える速度に達するまでの時
間が大きくなるのでトラッキング制御の引き込みが容易
となる。
第13図の構成は、2つのアクチュエータを用いてトラ
ッキング制御を行う装置に第1図の本発明の構成を適応
したものであるが、同様にして第6図、第7図及び第1
2図の実施例の構成を、2つのアクチュエータを用いて
トラッキング制御を行う装置に適応することができる。
すなわち、第2のアクチュエータ93による移送台92
の滑りを防止するように構成すればよい。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明は上記実施例
により何ら限定されるべきでない。
例えば、第1図の構成において、コイル12とコイル1
3を別々の駆動回路で駆動するように構成し、どちらか
一方のコイルに流れる滑りを発生させる電流を検出し、
減少させるようにしてもよい。また、どちらか一方のコ
イルに滑りを防止する電流を流すように構成してもよい
また、2つのアクチュエータを用いてトラッキング制御
を行う装置において、第1図に示した構成のように一部
分の光学部品を移動させる構成のものがあるが、このよ
うな構成においても本発明を適応できることは言うまで
もない。
また、第7図の実施例は、滑りを検出して抽出回路33
を動作させるように構成しているが、抽出回路33を省
略し、滑りが検出された場合にスイッチ19を開放にし
てトラッキング制御部を不動作にし、滑りを防止するよ
うに構成することもできる。
この場合、所定時間後あるいは滑りの速度が低下したこ
とを検知して、再びトラッキング制御を動作させるよう
にすれば、回路をより簡単にすることができる。
また、本発明は磁気式記録再生装置にも適応することが
できる。この場合、磁気ヘッドを移動させるアクチュエ
ータに対して同様のことを行えばよい。
さらに、本発明は記録担体の形状に関係な(、例えばテ
ープ状のものであってもよい。
発明の効果 本発明は、トラッキング制御用の信号の低域周波数成分
を抽出し、アクチュエータに加わる低域周波数成分の信
号を減少させる、あるいはトラッキング制御動作時に滑
りを検出し、アクチュエータの滑りを防止する信号を加
えるように構成しているので、トラッキング引き込みに
失敗しても、記録担体上の光ビームが滑ることはない。
従って、所望するトラックのごく近傍に瞬時に引き込ま
れるので装置の安定性及び信転性を著しく向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は抽出した低周波数成分の信号をフィードバック
することによって滑りを防止する本発明の一実施例を説
明するためのブロック図、第2図はトラックずれ信号に
含まれている滑りを発生させる信号を説明するための波
形図、第3図は制御回路のダイナミックレンジの差によ
り生じる滑りを発生させる信号を説明するための波形図
、第4図は抽出回路23の構成を説明するためのブロッ
ク図、第5図は抽出回路23の他の実施例であり、所定
の値を越えた信号を通過させる回路を設けた構成を説明
するためのブロック図、第6図は低周波数成分の信号を
抽出し、この信号で減算することによって滑りを防止す
る本発明の一実施例を説明するためのブロック図、第7
図は滑りを検出し、滑りが発生したときのみ抽出した低
周波数成分の信号をフィードバックし、滑りを防止する
本発明の一実施例を説明するためのブロック図、第8図
は滑り検出回路34の構成を説明するためのブロック図
、第9図は滑り検出回路34の動作を説明するためのタ
イミング図、第10図は滑り検出回路34の他の構成を
説明するためのブロック図、第11図は第10図の滑り
検出回路34の動作を説明するためのタイミング図、第
12図は滑っている方向を検出し、この方向に応じた信
号をアクチュエータに加えることによって滑りを防止す
る本発明の一実施例を説明するためのブロック図、第1
3図は2つのアクチュエータを用いてトラッキング制御
を行う装置において、抽出した低周波数成分の信号をフ
ィードバックすることによって第2のアクチュエータの
滑りを防止する本発明の一実施例を説明するためのブロ
ック図である。 1・・・・・・記録担体、2・・・・・・モータ、3・
・・・・・光源、8・・・・・・収束レンズ、9・・・
・・・光検出器、IO・・・・・・板ばネ、11・・・
・・・フレーム、12.13・・・・・・コイル、14
.15・・−・・・増幅器、1.6.20・・・・・・
差動増幅器、17・・−・・・位相補償回路、19・・
・・・・スイッチ、21・・・・・・加算回路、22・
・・・・・駆動回路、23・・・・・・抽出回路。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ばか1名 第 図 蘂 図 込 図 弗 図 第 図 第 図 第 図 @10図 弔 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)記録担体上に照射されている光ビームがトラック
    上に位置するようにトラッキング制御して情報を再生す
    る装置であって、前記光ビームとトラックの位置ずれを
    検出するトラックずれ検出手段と、前記光ビームをトラ
    ックの幅方向に移動する移動手段と、前記トラックずれ
    検出手段の信号に応じて前記移動手段を駆動し前記光ビ
    ームが常にトラック上に位置するように制御する制御回
    路と、前記制御回路の信号の低周波数成分を抽出する抽
    出回路とを備え、前記トラッキング制御の動作状態にお
    いて、前記制御回路の低周波数成分を低減するように前
    記抽出回路の信号を加えることを特徴とするトラッキン
    グ制御装置。 (2)記録担体上に照射されている光ビームがトラック
    上に位置するようにトラッキング制御して情報を再生す
    る装置であって、前記光ビームとトラックの位置ずれを
    検出するトラックずれ検出手段と、前記光ビームをトラ
    ックの幅方向に移動する第1の移動手段と、前記第1の
    移動手段をトラックの幅方向に移動する第2の移動手段
    と、前記トラックずれ検出手段の信号に応じて前記第1
    及び第2の移動手段を駆動し前記光ビームが常にトラッ
    ク上に位置するように制御する制御回路と、前記制御回
    路の信号の低周波数成分を抽出する抽出回路とを備え、
    前記トラッキング制御の動作状態において、前記第2の
    移動手段を制御する前記制御回路の低周波数成分を低減
    させるように前記抽出回路の信号を加えることを特徴と
    するトラッキング制御装置。 (3)記録担体上に照射されている光ビームがトラック
    上に位置するようにトラッキング制御して情報を再生す
    る装置であって、前記光ビームとトラックの位置ずれを
    検出するトラックずれ検出手段と、前記光ビームをトラ
    ックの幅方向に移動する移動手段と、前記トラックずれ
    検出手段の信号に応じて前記移動手段を駆動し前記光ビ
    ームが常にトラック上に位置するように制御する制御回
    路と、前記制御回路の信号の低周波数成分を抽出する抽
    出回路と、滑りが発生したことを検出する滑り検出回路
    とを備え、前記トラッキング制御の動作状態において前
    記滑り検出回路により滑りが検出された場合に前記制御
    回路の低周波数成分を低減するように前記抽出回路の信
    号を加えることを特徴とするトラッキング制御装置。 (4)記録担体上に照射されている光ビームがトラック
    上に位置するようにトラッキング制御して情報を再生す
    る装置であって、前記光ビームとトラックの位置ずれを
    検出するトラックずれ検出手段と、前記光ビームをトラ
    ックの幅方向に移動する第1の移動手段と、前記第1の
    移動手段をトラックの幅方向に移動する第2の移動手段
    と、前記トラックずれ検出手段の信号に応じて前記第1
    及び第2の移動手段を駆動し前記光ビームが常にトラッ
    ク上に位置するように制御する制御回路と、前記制御回
    路の信号の低周波数成分を抽出する抽出回路と、滑りが
    発生したことを検出する滑り検出回路とを備え、前記ト
    ラッキング制御の動作状態において前記滑り検出回路に
    より滑りが検出された場合に、前記第2の移動手段を制
    御する前記制御回路の低周波数成分を低減させるように
    前記抽出回路の信号を加えることを特徴とするトラッキ
    ング制御装置。 (5)記録担体上に照射されている光ビームがトラック
    上に位置するようにトラッキング制御して情報を再生す
    る装置であって、前記光ビームとトラックの位置ずれを
    検出するトラックずれ検出手段と、前記光ビームをトラ
    ックの幅方向に移動する移動手段と、前記トラックずれ
    検出手段の信号に応じて前記移動手段を駆動し前記光ビ
    ームが常にトラック上に位置するように制御する制御回
    路と、滑りが発生したことを検出する滑り検出回路とを
    備え、前記トラッキング制御の動作状態において前記滑
    り検出回路により滑りが検出された場合に、トラッキン
    グ制御を不動作とすることを特徴とするトラッキング制
    御装置。 (6)抽出回路の信号を制御回路に加える際に、所定の
    値を初期値として動作を開始するように前記抽出回路を
    構成したことを特徴とする請求項(1)、(2)、(3
    )または(4)のいずれかに記載のトラッキング制御装
    置。 (7)抽出回路の信号を制御回路に加えない状態におい
    ては、機能を停止すると共に出力が所定の値となるよう
    に前記抽出回路を構成したことを特徴とする請求項(1
    )、(2)、(3)または(4)のいずれかに記載のト
    ラッキング制御装置。 (8)抽出回路の抽出機能が常に動作しているように前
    記抽出回路を構成したことを特徴とする請求項(1)、
    (2)、(3)または(4)のいずれかに記載のトラッ
    キング制御装置。 (9)所定の範囲を越えた制御回路の信号を取り出し、
    この取り出した信号の低周波数成分を抽出するように抽
    出回路を構成したことを特徴とする請求項(1)、(2
    )、(3)または(4)のいずれかに記載のトラッキン
    グ制御装置。 (10)制御回路の信号の高周波数成分を減衰する低域
    通過フィルターで抽出回路を構成したことを特徴とする
    請求項(1)、(2)、(3)または(4)のいずれか
    に記載のトラッキング制御装置。 (11)低域通過フィルターは少なくとも記録担体の回
    転周波数における成分を減衰するようにしたことを特徴
    とする請求項(10)に記載のトラッキング制御装置。 (12)動作を開始する際に、所定の値を初期値として
    動作するように低域通過フィルターを構成したことを特
    徴とする請求項(11)に記載のトラッキング制御装置
    。 (13)滑り検出回路はトラックずれ検出手段の信号よ
    り滑りの発生を検出することを特徴とする請求項(3)
    、(4)または(5)のいずれかに記載のトラッキング
    制御装置。(14)トラックずれ検出手段の信号を所定
    のレベルで比較する比較回路と、前記比較回路の信号に
    応答して所定の期間滑りが発生したものと見なす信号を
    発生する回路とで滑り検出回路を構成したことを特徴と
    する請求項(13)に記載のトラッキング制御装置。 (15)トラックずれ検出手段の信号を所定のレベルで
    比較する比較回路と、前記比較回路の信号のうち所定幅
    以下の信号を除去する除去回路と、前記除去回路の信号
    に応答して所定の期間滑りが発生したものと見なす信号
    を発生する回路とで滑り検出回路を構成したことを特徴
    とする請求項(13)に記載のトラッキング制御装置。 (16)基準のレベルに対して対称的な2つの比較レベ
    ルV1、V2(ただしV1>V2)を有し、トラックず
    れ検出手段の信号VxがVx>V1またはVx<V2な
    るとき信号を発生するように比較回路を構成したことを
    特徴とする請求項(14)または(15)のいずれかに
    記載のトラッキング制御装置。 (17)滑り検出回路は記録担体上に記録されている番
    地信号を読み取ることによって滑りの発生を検出するこ
    とを特徴とする請求項(3)、(4)または(5)のい
    ずれかに記載のトラッキング制御装置。 (18)記録担体上に照射されている光ビームがトラッ
    ク上に位置するようにトラッキング制御して情報を再生
    する装置であって、前記光ビームとトラックの位置ずれ
    を検出するトラックずれ検出手段と、前記光ビームをト
    ラックの幅方向に移動する移動手段と、前記トラックず
    れ検出手段の信号に応じて前記移動手段を駆動し前記光
    ビームが常にトラック上に位置するように制御する制御
    回路と、前記トラッキング制御の動作状態において滑り
    が発生した場合にその方向を検出する方向検出回路と、
    前記方向検出回路の方向信号に応じて前記移動手段の移
    動を停止する信号を発生する信号発生回路とを備えたこ
    とを特徴とするトラッキング制御装置。 (19)記録担体上に照射されている光ビームがトラッ
    ク上に位置するようにトラッキング制御し、記録担体か
    らの反射光または透過光を光検出器で受光して情報を再
    生する装置であって、前記光ビームとトラックの位置ず
    れを検出するトラックずれ検出手段と、前記光ビームを
    トラックの幅方向に移動する第1の移動手段と、前記第
    1の移動手段をトラックの幅方向に移動する第2の移動
    手段と、前記トラックずれ検出手段の信号に応じて前記
    第1及び第2の移動手段を駆動し前記光ビームが常にト
    ラック上に位置するように制御する制御回路と、前記ト
    ラッキング制御の動作状態において滑りが発生した場合
    にその方向を検出する方向検出回路と、前記方向検出回
    路の方向信号に応じて前記第2の移動手段の移動を停止
    する信号を発生する信号発生回路とを備えたことを特徴
    とするトラッキング制御装置。 (20)方向検出回路はトラックずれ検出手段の信号と
    光検出器の信号より滑りの方向を検出することを特徴と
    する請求項(18)または(19)のいずれかに記載の
    トラッキング制御装置。 (21)方向検出回路は記録担体上に記録されている番
    地信号を読み取ることによって滑りの方向を検出するこ
    とを特徴とする請求項(18)または(19)のいずれ
    かに記載のトラッキング制御装置。 (22)記録担体上に照射されている光ビームがトラッ
    ク上に位置するようにトラッキング制御して情報を再生
    する装置であって、前記光ビームとトラックの位置ずれ
    を検出するトラックずれ検出手段と、前記光ビームをト
    ラックの幅方向に移動する移動手段と、前記トラックず
    れ検出手段の信号に応じて前記移動手段を駆動し前記光
    ビームが常にトラック上に位置するように制御する制御
    回路と、前記トラッキング制御の動作状態において滑り
    が発生した場合に、その移動速度を検出する速度検出回
    路と、前記速度検出回路の速度信号に応じて前記移動手
    段の移動を停止する信号を発生する信号発生回路とを備
    えたことを特徴とするトラッキング制御装置。 (23)記録担体上に照射されている光ビームがトラッ
    ク上に位置するようにトラッキング制御し、記録担体か
    らの反射光または透過光を光検出器で受光して情報を再
    生する装置であって、前記光ビームとトラックの位置ず
    れを検出するトラックずれ検出手段と、前記光ビームを
    トラックの幅方向に移動する第1の移動手段と、前記第
    1の移動手段をトラックの幅方向に移動する第2の移動
    手段と、前記トラックずれ検出手段の信号に応じて前記
    第1及び第2の移動手段を駆動し前記光ビームが常にト
    ラック上に位置するように制御する制御回路と、前記ト
    ラッキング制御の動作状態において滑りが発生した場合
    にその速度を検出する速度検出回路と、前記速度検出回
    路の速度信号に応じて前記第2の移動手段の移動を停止
    する信号を発生する信号発生回路とを備えたことを特徴
    とするトラッキング制御装置。 (24)速度検出回路はトラックずれ検出手段の信号よ
    り滑りの速度を検出することを特徴とする請求項(22
    )または(23)のいずれかに記載のトラッキング制御
    装置。 (25)速度検出回路は記録担体上に記録されている番
    地信号を読み取ることによって滑りの速度を検出するこ
    とを特徴とする請求項(22)または(23)のいずれ
    かに記載のトラッキング制御装置。 (26)信号発生回路の信号を加える場合、トラッキン
    グ制御を不動作にすることを特徴とする請求項(19)
    、(20)、(22)または(23)のいずれかに記載
    のトラッキング制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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