JPH02186605A - 耐摩耗性高透磁率磁気記録再生ヘッド - Google Patents

耐摩耗性高透磁率磁気記録再生ヘッド

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JPH02186605A
JPH02186605A JP1262697A JP26269789A JPH02186605A JP H02186605 A JPH02186605 A JP H02186605A JP 1262697 A JP1262697 A JP 1262697A JP 26269789 A JP26269789 A JP 26269789A JP H02186605 A JPH02186605 A JP H02186605A
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Ryo Masumoto
量 増本
Yuetsu Murakami
雄悦 村上
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Research Institute of Electric and Magnetic Alloys
Research Institute for Electromagnetic Materials
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Research Institute of Electric and Magnetic Alloys
Research Institute for Electromagnetic Materials
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Ni、 Nb、 PおよびFeを主成分とし
、副成分としてCr、 Mo、 Gc、 Au、 Co
、 V、 W、 C,uTa、  Mn、  AI!、
、  Si、  Ti、  Zr、  Hf、  Sn
、  Sb、  Ga+  InTf、希土類元素、白
金族元素、Be、八L Sr、 BaBの1種または2
種以上を含有する耐摩耗性高透磁率合金に関するもので
、その目的とするところは、鍛造加工が容易で、実効透
磁率が大きく、飽和磁束密度が40000以上で、(1
101<112>の再結晶集合組織を有して耐摩耗性が
良好な耐摩耗性高透磁率合金よりなる磁気記録再生ヘッ
ドに関するものである。
テープレコーダーなどの磁気記録再生−\ラドは交流磁
界において作動するものであるから、これに用いられる
磁性合金は高周波磁界にお&jる実効透磁率か大きいこ
とか必要とされ、またる〃ステープか接触して摺動する
ため耐摩耗性が良好であることか望まれている。現在、
耐摩耗性にすくれた磁気−\ソI・用磁性合金としては
センゲス1へFe−5i八ρ系合金)およびフェライl
□  (MnO−ZnO−Fe203)かあるか、これ
らは非常に硬く脆いため、鍛造、圧延加工が不可能で、
ヘノ1コアの製造に研削、研磨の方法か用いられており
、従ってぞの成品は高価である。またセンダストは飽和
磁束密度は大きいか薄板にできないので高R1]波磁界
におりる実効透磁↑゛か比較的小さい。またソfライL
 L;l実効透磁率は大きいか、飽和磁束密度か約40
000で小さいのが欠点である。他方パーマロイ(Ni
−Fe系合金)は飽和磁束密度は大きいが、実効透磁率
は小さく、また鍛造、圧延加工および打抜き番よ容易で
量産性にすくれているが、摩耗し7やずいのが大きな欠
点てあり、これを改善することが強く望まれている。
木発明者らは、先にNi−Fe−Nb系合金は鍛造加工
が容易てずくれた高透磁率合金であることがら、磁気記
録再生ヘンド用磁性合金として好適であることを見い出
し、これを特許出願した(′+¥公昭47−29690
号)。その後本発明者らは、一般に摩耗現象は合金結晶
の方位によって差異かあり、結晶異方性が存在すること
が知られ−ζいることから、tl i −l・e −N
 +1系合金の結晶力位と摩耗現象の関係について研究
した結果、Ni−1’e−Nb系合金においては、fl
oo) <001.>再結晶集合組織はY?′耗し易く
、(110) <1.12>再結晶集合組織力積(摩耗
性に優れていることを見い出し、これを特許出願(特公
昭5 B −5749!’l ′;シ、1、冒1i11
11i 5.’! −26994号)した。
本発明者らはこの知見に基づいて、さらに進んでCu等
の面心立方晶金属の(100) <001>σf結晶集
合組織の形成を抑制する効果があるとされる元素の一つ
であるPを同し面心立方晶のNi−Fc−Nb系合金に
添加し、再結晶集合組織の形成につGゾて研究した。す
なわちNi−Fe 2元系合金は冷間圧延加工すると(
+101 <11.2> +  (11,21<11.
1>の加工集合組織が生しるが、これを高温加熱すると
fl、00) <001>再結晶集合組織が発達するこ
とが知られている。しかし、これにNbを添加すると積
層欠陥エネルギーは低下し、(1101d12> 再結
晶集合組織が生成するようになるが、これはさらに微量
のPを添加するごとにょゲこflool<001>再結
晶集合組織の成長&J抑制され、(1101<112>
再結晶集合組織の成長が優先的に促進し、fll、0)
 d12>再結晶集合Mi織が形成されて、耐摩耗性か
著し2く向」−することを見い出しのである。
J二たNi−Fe−Nb系合金にPを添加するとN1−
PI・e−1〕およびN l) −P系の硬いリン化物
が71〜ワツクス中に析出し、硬度を高め、耐摩耗性の
向上に寄与するとともに、これらの弱強磁性および非強
磁性の微細なリン化物の分散析出によって磁区が分割さ
れて、交流磁界における渦電流損失が減少し、このため
に実効透磁率が増大することも見い出した。要するにN
bと[〕の相乗的効果により、filol <112>
再結晶集合組織が発達するとともに実効透磁率か増大し
、耐摩耗性のすくれた高透磁率合金が得られるのである
本発明の合金を造るには、Ni 60〜90%、N i
、+0.5〜14%、P O,001〜1%および残部
FCの適当量を空気中、好ましくは非酸化性雰囲気(水
素、アルゴン、窒素など)中あるいは真空中において適
当な溶解炉を用いて溶解した後、マンガン、珪素、アル
ミニウム、チタン、カルシウJ2合金、マグネシウム合
金、ヘリリウム合金その他の脱酸脱硫剤を少量添加して
できるだけ不純物を取り除く。
或いは又、上記合金に副成分としてCr、 Mo、 G
eAuの7%以下、Co、  Vの10%以下、Wの1
5%以下、Cu、 TalMnの25%以下、八〇、 
Si、 Ti、 Zrlff、 Sn、 Sb、 Ga
、 In、  TI、希土類元素、白金族元素の5%以
下、Be、八g、 Sr、 Baの3%以下、81%以
下の1種あるいは2種以上の合計0.四〜30%の所定
量を更に添加する。かくして得た混合物を充分に攪拌し
て組成的に均一な溶融合金を造る。
次にこれを適当な形および大きさの鋳型に注入して健全
な鋳塊を得、さらにこれに高温において鍛造あるいは熱
間加工を施して適当な形状のもの、例えば捧あるいは板
となし、必要ならば600°C以上の温度で焼鈍する。
次いでこれに冷間圧延などの方法によって加工率30%
以」−の冷間加Tを施し、目的の形状のもの、例えば厚
さO、l m+nの薄板を造る。次にその薄板から例え
ば外径45mm、内径331+11nの環状板を打抜き
、これを水素中その他の適当な非酸化性雰囲気(水素、
アルゴン、窒素など)中あるいは貫空中で900°C以
」−融点以下の温度で適当時間加熱し、ついで規則−不
規則格子変態点(約600°C)以上の温度から100
°C/秒〜1°C/時の組成に対応した適当な速度で冷
却するかあるいはこれをさらに規則−不規則格子変態点
(約600°C)以下の温度で適当時間再加熱し、冷却
する。この1Yうにして実効透磁率3000以上、飽和
磁束密度4000 G以下を有し、且つ(1101<1
12>の再結晶集合組織を有した耐摩耗性高透磁率合金
が摺られる。
次に本発明を図面につき説明する。
第1図は80%Ni−Fe−5% Nb−P系合金ニー
Zlイ7力11工率85%の冷間圧延し、1050°C
で加熱した後1000°C/時の速度で冷却した場合の
再結晶集合組織および諸特性とP量との関係を示したも
のである。Ni−Fe−Nb系合金は冷間圧延加]二す
ると(1101<112>+(1121<111>の加
工集合組織が生じるが、これを高温加熱すると(110
) <112>+(1001<001>の再結晶集合組
織が生成する。
しかし、これにPを添加すると(100) <001>
再結晶集合組織の生成が抑制され、(110) <11
2>の再結晶集合組織が発達し、それとともに摩耗量は
減少する。また実効透磁率はPの添加によって増大する
。第2図は80%Ni−Fe−5%Nb−0,05%P
合金について、1050°Cで加熱した場合の再結晶集
合組織および諸特性と冷間加工率との関係を示したもの
で、冷間加工率の増加は(110) <112>の再結
晶集合組織の発達をもたらし、耐摩耗性を向上させ、実
効透磁率を高める。第3図は80%Ni−Fe−5%N
b−0,05%P合金を冷間加工率85%で圧延した後
の加熱温度と再結晶集合組織および諸特性との関係を示
したもので、加熱温度の上昇とともに+112) <1
11>成分が減少し、+1101と112〉が発達し、
面1摩耗性が向」−シ、また実効透磁率は増大する。第
4図は合金番号8(80%Ni−Fe−5%Nb−0,
05%P合金)、合金番号41 (79,5%Ni−B
e−8%fib−0.035%P−2%Mo合金)、合
金番号89(82%旧−Fe−2%Nb−0,085%
P−3%31合金)について実効透磁率と冷却速度との
関係およびこれをさらに再力n熱処理を施した場合の実
効透磁率(×印)を示したものである。合金の組成に対
応した最適冷却速度、最適加熱温度および再加熱時間が
存在することが判る。
第5図は80%Ni−Fe−5%N+1−0.05%P
合金にCr、 Mo、 Ge、 AuあるいはCoを添
加した場合の磁気ヘッドの副摩耗量の特性図で、Cr 
+ M o + G e + ^UあるいはCoを添加
すると、何れも実効透磁率は高くなり、摩耗量は減少す
るが、Cr、 Mo、 Geあるいは八uの7%以上で
は飽和磁束密度が4000 G以下となり好ましくない
。またCo 10%以上では実効透磁率が3000以下
となり好ましくない。
第6図は同しく80%Ni−Fe−5%Nb−0,05
%P合金にV、 W、 Cu、 TaあるいはMnを添
加した場合の磁気ヘッドの摩耗量および実効透磁率の特
性図で、V、 W、 Cu、 TaあるいはMnを添加
すると、何れも実効透磁率は高くなり、摩耗量は減少す
るが、■を10%以上、Wを15%以上、Cu+ Ta
あるいはにnを25%以上添加すると飽和磁束密度が4
000 G以下となり好ましくない。
第7図は同じく80%Ni−Fe−5%Wb−0,05
%P合金に^!、Sit Ti、 Zr、 Iff、 
Sn、 SbあるいはGaを添加した場合の特性図で、
Affi、 Si+ Ti、 Zr+Hf、’Sn  
SbあるいはGaを5%以上添加すると、何れも実効透
磁率は高くなり、摩耗量は減少するが、Si、 Ti、
 Zr、 IffあるいはGaが5%以上では飽和磁束
密度は4000 G以下となり、A尼、Snあるいはs
bが5%以上では鍛造加工が困難となり好ましくない。
第8図は同じく80%Ni−Fe−5%Nb−0,05
%P合金にIn、 Tffi+ La、 Ru、 Be
+ Al!+ Sr、 BaあるいはBを添加した場合
の特性図で、In、 TCI、a。
Ru、 Be、八H,Sr、 [laあるいはI3を添
加すると、何れも実効透磁率は高くなり、摩耗量IJ減
少するが、In、 ’I゛E 、 1.;+、 Th+
を5%以」二、Be、 Sr、 Baを3%以ヒト添加
ろと飽和磁束密度が71000 G以下となり、AP、
を3%以)1あるいはBを1%以ヒト添加ると鍛造加工
か困難となり好ましくない。
第9図は80%Ni−Fc−5%N1)−0,05%P
系合金を実施例と同し刀法(製造し、約1000’Cで
鍛造して厚さ7 mmとし、種々な加熱温度で厚さ0.
67mmまで熱間圧延加工し、一ついで常温て冷間圧延
力nT−を施して0 、1 mm薄板(冷間加工率85
%)とし、この薄板を1050°Cの水素中−(2時間
加熱後、1000°C/hrの速度て常温まて冷却した
場合の熱間加Tの温度と再結晶集合組織と摩耗量との関
係を示す特性図である。熱間圧延加工の温度が900°
C以下では(1,]、21 <01>が残留し、摩耗量
が大きいが、1〕00°C〜10[]0’Cの温度では
+1101 <112>が発達し摩耗量か特に小さくな
るのである。
本発明の合金の製造法においては、900°C〜100
0°C間の温度における熱間圧延加工と、加工率50%
以l−の冷間加工と、900°C以上の温度における熱
処理とを繰り返す工程の相関によって(]10)<11
2>の再結晶集合組織が著しく発達し、1Ili]IJ
+4゜磁性のずくれたN i −F e −N b −
P系合金が得られるのである。
本発明において、冷間加工は+110+ <112>+
(1]、21 <111>の集合組織を形成し、これを
基として+1101 <]、1.2>の再結晶集合AJ
L織を発達させるために必要で、第1図および第2図に
見られるようにP O,001%以上において、特に加
工率30%以上の冷間加工を施した場合に(1,10)
 <112>の再結晶集合組織の発達が顕著で、耐摩耗
性は著しく向上し、その実効透T31率も高い。また−
1−記の冷間加工に次いで行われる加熱は、組織の均一
化、加工歪みの除去とともに、+1101 <11.2
>の再結晶集合組織を発達させ、高い実効透磁率とずく
れた耐摩耗性を得るために必要であるが、第3図に見ら
れるように特に900°C以上の加熱によって実効透磁
イ(および面l摩耗性は顕著に向」−する。
尚、上記の冷間加工と、次いで行われる900’C以上
の融点以下の加熱を繰り返し行うことは、(1101<
112>の再結晶集合組織の集積度を高め、耐摩耗性を
向上させるために有効である。この場合は最終冷間加工
の加工率が30%以下でも(1101<112>再結晶
集合組織が得られるが、本発明の技術的思想に句含され
るものである。
上記の900°C以−」二融点以下の温度から規則−不
規則格子変態点(約600°C)以1−の温度までの冷
却は、象、冷しても徐冷しても得られる磁性には大した
変りはないが、第4図に見られるようにこの変態点以下
の冷却速度は磁性に大きな影響を及ぼず。すなわちごの
変態意思」二の温度より100’C/秒〜1°C/時の
組成に対応した適当な速度で常温迄冷却することにより
、地の規則度が適度に調整され、ずくれた破性が得られ
る。そして上記の冷却速度の内100°C/秒に近い速
度で急冷すると、規則度か小さくなり、これ以上速く冷
却すると規則化か進まず、規則度はさらに小さくなり磁
性は′J′J(ヒずろ。しかし、その規則度の小さい合
金をその変態点以下の200°C〜600 ’Cに組成
に対応して、1分間以−ト100時間以下再加熱し冷却
すると、規則化が進んで適度な規則度となり磁性は向上
する。
他方、上記の変態意思1゛の温度から、例えば107時
以下の速度で徐冷すると、規則化は進みずき、磁性は低
下する。
尚、上記の熱処理を水素が存在する雰囲気中で施すこと
は、実効透磁率を高めるのに特に効果があるので好まし
い。
次に本発明を実施例につき説明する。
原料として99.8%純度の電解ニッケル、99.9%
純度の電解鉄、99.8%純度のニオブおよびリン20
%のニンケルーリン母合金を用いた。試料を造るには、
原料を全重量800gでアルミナ坩堝に入れ、真空中で
高周波誘導電気炉によって溶がした後、よく攪拌して均
質な熔融合金とした。次にこれを直径25mm、問ざ]
 70 mlnの孔をもつ鋳型に21人し、得られた鋳
塊を約1000°Cで鍛造して厚さ約7mmの手反とし
た。さらに約900″C−]000’Cの17刀で適当
な厚さテトて熱間圧延し、ついで常温で種々な加T−り
;で冷間圧延を施してQ 、 T mmの薄板とし、そ
れから外径45 mm、内径33 mmの環状板を打ち
抜いた。
・つぎにごれに種々な熱処理を施して、磁気特性および
不〃気・\ノ1の」アとしで使用した場合湿度80%、
温度40°Cにおいて(:rO□磁気テープによる20
0時間時間後の摩耗量をタリサーフ表面粗さ計で測定を
行い1、第1表のような特性を得た。
実画l舛り 原料は実施例1と同し純度のニッケル、鉄および99.
8%純度のニオブ、モリブデンとリン10χの鉄−リン
母合金を用いた。試料の製造法は実施例1と同しである
。試料に種々の熱処理を施して磁気特性および磁気ヘッ
ドのコアとして使用した場合湿度80%、温度40°C
においてCrO□磁気テープによる200時間時間後の
摩耗量の測定を行い、第2表に示すような特性を得られ
た。
なお代表的な合金の特性は第3表に示すとおりである。
ダS 1 我 肚表 上記各実施例、第3表および図面に掲げた合金には比較
的純度の高い金属Nh、鼾、 Mo、 W、 MnV、
 Ti、 A℃、 Siおよび希土類元素等を用いたか
、これらの代りに経済的に有利な一般市販のファーロ合
金、母合金およびミンシュノタルを用い′ζもン容解の
際、脱酸、脱硫を充分に行えば、これら金属を単独で用
いる場合とほぼ同様な磁気特性、爾1r耗性および加工
性が得られる。
」−記のように本発明合金は加工か容易で、而」摩耗1
ノIgにすくれ、400(1(’:以Iの飽和磁束密度
、11j1い透磁率、低保磁力を有しているので、磁気
記録再生ヘンドのコアおよびゲース用磁性合金として好
適であるばかりてなく、而[磁性および1f;J透磁率
を必要とする一般の電磁機器の磁性祠料としても好適で
ある。
次に本発明において合金の組成をNi 60〜90X、
Nb 0.5〜14χ、P O,001〜1χおよび残
部I箋と限定し、これに副成分として添加する元素を叶
Mo、 Ge、八Uを7%以下、Co、  VをIOX
以ド、Wを15%以下、Cu、 Ta+ Mnを25′
A以下、Aff、 Si、 TiZr、 Iff、 S
n、 Sh、 Gel、 Jn、 Tff、 弄I−類
元素、白金族元素を5%以下、Re 、 A FX、 
S r 、 ll aを3z以下、13を1%以−ドの
1種または2種以1−の合計で0.01〜30χと限定
した理由は各実施例、第3表および図面で明らかなよう
に、ごの組成範囲の実効透磁・tは3000以11、飽
和磁束密度?1000 G以トて、I −) flH+
]    112> のl”I’ 4.’i 1’1−
+’1′!ノニ合K11lキ合成11lキ1攻 白・1
摩耗性かずくれているか、この組成範囲をはずれると磁
気特性あるし料、l耐1?耗性が劣化するがらである。
ずなわち、Nb Q、5%以下およびP O,001%
以下で&J: +1’IO+ <112>の再結晶集合
′に:11織が充分発達しないので耐摩7耗171か悪
(、ti+ 11i%以」−および21%以上では鍛造
加工か困難となり、また実効透磁43000以ド、飽和
&’を束密度4000 C;以下になるからである。
そしテNi 60〜90 %、Nb 0.5−14% 
、P 0.001〜1χおよび残部I・eの組成範囲の
合金は、実効透磁率3000以上、飽和磁束密度400
0 C以上で、耐貯”耗1)1かずくれ、且つ加工性が
良好であるが、−・般にごれにさらに叶+ Mol [
1F!l 八u、 W、 V、 CuTa  Mn  
Ap、+ Zr、Sol Tll 1ift Ga、希
土類元素Be、 Ag、 B等を添加すると特に実効透
磁率を市める効果があり、Coを添加すると!I)に飽
和磁束密度を高める効果があり、Gc、八u、 V、 
′I’a、 W、 Ti、 Zr1汀 八〇、  Si
+ Sn、 Sb、 (+a、 In、  TI−+希
土類元素、白金族元素、 lie、 AB、 Sr、 
If、 B等を添加′Jると特に耐摩耗性を向上する効
果があり、Au、 MnTi、 Co、希」−類元素、
 Be、 Sr、 B;]、 Bを添加1すると鍛造、
加工を良好にする効果がある。
尚、用途に応して本発明合金の切削加工性を向上さ−l
たい場合には、磁気特性、白1摩耗1ソ1をlii 7
.ψわない程度に鉛、テルル、硫黄、カルシウム、ビス
マスおよびセレンの少量を添加しても差支えない。また
炭素、酸素、窒素は酢j摩耗性を改善するので加工性を
損なわない程度ならば少量含有されても差支えない。
【図面の簡単な説明】
第1図ば80X Ni−Fe−5% Nb−1’系合金
の緒特性とpHとの関係を示す特性図、 第2図i;180Z Ni[’t: 5χNb−0,0
5Z P系合金の諸性1’lと冷間卯−I−后との関係
を示ず1−1ノ性図、第3図るよ80Z Ni斗e−5
1i(Nb−0,051P系合金の諸性1〕1と加熱温
度との関係を示す特性図、第4図は80% Ni−Fe
−5% Nb−0,05”A P系合金(合金番号εl
 ) 、79.5! Ni−Fe−8χNb 0.03
5X +1−2”A Mo合金(41)、および82!
 Ni斗e−2% Nb−0,085Z P3χS1合
金(8つ)の実効透磁率と冷却速度、再加熱温度および
再JJII熱ローj間との関係を示ず特1ノ1図、第5
1ゾ1は80% Ni Fe−5Z Nb−0,05χ
P合金に鼾、 Mo、 Gc、 AuあるいはCoを添
加した場合の緒特性と各元素の添加量との関係を示す1
.′1性図、第6図は80X Ni−Fe−5% Nb
−0,05”/、 P合金にV、 W、 Cu、 Ta
あるいはMnを添加した場合の諸1!j IIIと各九
克の添加h↓との関係を示す特性図、第7図ハ80% 
Ni−Fe−5% Nh−0,05X P合金にAI!
、 Si、 l’i、 Zr、 Iff、 Sn、 S
bあるいはGaを添加した場合の緒特性と各元素の添加
量との関係を示す特性図、 第8図i;I’、 In、 ’rp、 l、r+、 f
lu、 Ile、 AR,Sr、 IlaあるいはBを
添加した場合の緒特性と各元素の添加量との関係を示す
特性図、 第9図は80X N1−re−5Z Nb−0,05’
A P系合金の熱間圧延加工温度と再結晶集合組織と摩
耗量との関係を示す特性図である。 特 許 出 願 人 財団法人 電気磁気材料研究所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.重量比にてNi60〜90%、Nb0.5〜14%
    、P0.001〜1%および残部Feと少量の不純物と
    からなり、1KHzにおける実効透磁率3000以上、
    飽和磁束密度4000G以上で、且つ{110}<11
    2>の再結晶集合組織を有する耐摩耗性高透磁率合金よ
    りなる磁気記録再生ヘッド。
  2. 2.重量比にてNi60〜90%、Nb0.5〜14%
    、P0.001〜1%および残部Feを主成分とし、副
    成分としてCr,Mo,Ge,Auをそれぞれ7%以下
    、Co,Vをそれぞれ10%以下、Wを15%以下、C
    u,Ta,Mnをそれぞれ25%以下、Al,Si,T
    i,Zr,Hf,Sn,Sb,Ga,In,Tl,希土
    類元素、白金族元素をそれぞれ5%以下、Be,Ag,
    Sr,Baをそれぞれ3%以下、Bを1%以下の1種ま
    たは2種以上の合計0.01〜30%、少量の不純物と
    からなり、1KHzにおける実効透磁率3000以上、
    飽和磁束密度4000G以上で、且つ{110}<11
    2>の再結晶集合組織を有する耐摩耗性高透磁率合金よ
    りなる磁気記録再生ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113088850A (zh) * 2021-04-13 2021-07-09 哈尔滨工业大学 一种大可逆磁致应变NiCoMnSn合金的制备方法

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