JPH0218623Y2 - - Google Patents

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JPH0218623Y2
JPH0218623Y2 JP4253382U JP4253382U JPH0218623Y2 JP H0218623 Y2 JPH0218623 Y2 JP H0218623Y2 JP 4253382 U JP4253382 U JP 4253382U JP 4253382 U JP4253382 U JP 4253382U JP H0218623 Y2 JPH0218623 Y2 JP H0218623Y2
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pulse
voltage
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output
phase
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機の電源回路として
使用されるスイツチングレギユレータに関する。
従来のこの種のスイツチングレギユレータを第
1図に示す。
図において、6は起動回路部で例えば交流電源
からダイオードブリツジを介して取出した脈流電
圧を発振回路1、パルス幅変調回路2、ドライブ
回路4に供給する。8はダミー電流供給回路でド
ライブ回路に使用される図示しないドライブトラ
ンジスタの起動時の立上りを良くするためドライ
ブトランジスタに起動用のダミー電流を供給す
る。3は起動時にドライブトランジスタに流れた
ダミー電流を起動後から一定時間経過後に遮断す
る遮断回路である。1に示す発振回路からの出力
パルスはパルス幅変調回路2に与えられ後述する
誤差電圧に応じてパルス幅の制御がされ制御パル
スが取出される。この制御パルスはドライブ回路
4をドライブする。一方入出力トランスT2の1
次側には電源から取出した直流電圧+Vが供給さ
れており、この電圧+Vはドライブ回路4の出力
によりチヨツプ制御される。そして入出力トラン
スT2の2次側からはダイオードD0、コイルL0
コンデンサC0等の整流回路及び平滑回路を介し
て負荷Aに直流電圧が供給される。また入出力ト
ランスT2の1次側には別の1次コイルが配置さ
れトランスT2に発生する電圧の変動を検出し誤
差増幅回路7に供給している。この誤差増幅回路
7では基準電圧と変動電圧を比較して誤差電圧を
取出し、この誤差電圧をパルス幅変調回路2に帰
還して入出力トランスT2の1次側を制御するこ
とにより負荷Aに消費される電力を制御してい
る。このようなスイツチングレギユレータにおい
ては、ドライブ回路4をスイツチング制御したと
きにスイツチングノイズが発生してドライブ回路
4から出力されるパルス電圧に重畳される。その
ため入出力トランスT2を介して負荷Aにもスイ
ツチングノイズが混入した状態で電圧が供給され
る。テレビジヨン受像機に使用されるスイツチン
グレギユレータでは、このスイツチングノイズが
受像画面に影響しないように発振回路1に9に示
す端子からフライバツクパルスと同位相のパルス
を入力して発振出力に同期をかけている。そのた
めスイツチングノイズが映像信号の帰線期間に位
相同期されるので受像画面に対する影響は少なく
なる。しかしながら、発振回路1の出力パルスは
誤差電圧に応じて次段のパルス幅変調回路2でパ
ルス幅が変動するため、このパルス幅の変動に伴
つてスイツチングノイズの発生するパルスの立上
りの位相も変動してしまう。そのためスイツチン
グノイズを完全に映像信号の帰線期間に位相同期
させることができず、受像画面にスイツチングノ
イズの影響が出ることがあつた。
本考案はかかる点に鑑み提案されたもので、上
述したような誤差電圧の変動に対してもスイツチ
ングノイズが映像信号の帰線期間に完全に位相同
期させるようにし、スイツチングノイズの影響が
受像画面に現われないようにすることを目的とす
る。
以下、本考案を図面に従つて説明する。第2図
は本考案の1実施例を示す回路図である。第1図
と第2図の同符号は夫々対応している。13はコ
ンセントで電源につながれる。14はメインスイ
ツチでコンデンサC1とトランスT3を介してダイ
オードD1〜D4で構成されたブリツジ整流回路1
1の入力端a,b点に入力している。a側は全回
路のアース側にコンデンサ又はコンデンサと抵抗
を介して接続されている。b側の脈流電圧は抵抗
R7とR5を介して発振器1とパルス幅変調回路2
の高圧側に入力されている。又、同様に抵抗R7
とR5とR6を介してドライブ回路4のドライブト
ランスT1の1次側に入力されている。一方端子
bより抵抗R7に接続されたダイオードD5と、ダ
イオードD5の他端はドライブトランスT1の一次
巻線と抵抗R6の中間に接続されてダミー電流を
供給するようになつている。ドライブトランス
T1の1次巻線と2次巻線は互いに逆向きの方向
に巻かれている。抵抗R6が接続されているドラ
イブトランスT1の一次側の反対側はドライブト
ランジスタTr6のコレクタ側に入力している。ド
ライブトランジスタTr6のエミツタ側は接地側に
接続されている。パルス幅変調回路2の高圧側と
アース側間は抵抗R8とコンデンサC4とパルス幅
変調トランジスタTr5と抵抗R9とR10の順序で結
線されている。抵抗R9とR10の間にドライブ回路
4のドライブトランジスタTr6のベースが接続さ
れている。DC−DCコンバータ回路10はドライ
ブ回路4のドライブトランスT1の2次側の出力
をコイルL1を介してスイツチング用トランジス
タTr7のベース側に入力している。スイツチング
用トランジスタTr7のコレクタ側は入出力トラン
スT2の1次側を介してブリツジ整流回路11の
出力のプラス側に結線され、スイツチング用のト
ランジスタTr7のエミツタ側は、アース側即ちブ
リツジ整流回路11の出力のマイナス側に接続さ
れている。尚、このスイツチング用のトランジス
タTr7は第1図の増幅器5に相当するものであ
る。入出力トランスT2の1次側に設けられた3
次コイルで検出した出力を電荷蓄積するコンデン
サC5には誤差増幅器7が結線されており、誤差
増幅器用トランジスタTr2によつて誤差検出し、
パルス幅変調回路2に帰還している。コンデンサ
C5の出力は、又ダイオードD7を介し発振回路1
とパルス幅変調回路2の高圧側とドライブ回路4
の抵抗R6に入力されている。抵抗R5とダイオー
ドD5の入力側は遮断回路3の遮断用トランジス
タTr1のコレクタ側に接続され、そのエミツタ側
はアース側に接続されている。遮断用トランジス
タTr1のベース側は抵抗R7の入力側、即ち電源側
のトランスT3に接続されている抵抗R1,R2,R3
とコンデンサC2,C3で形成された平滑回路に接
続されている。以上から、起動回路部6として抵
抗R5とR7を用い、ダミー電流供給回路8として
ダイオードD5を用いている。発振回路1は2箇
の発振用トランジスタTr3とTr4とコンデンサと
抵抗とからマルチバイブレータを形成している。
3次コイルL5は位相弁別器20に接続され、
入出力トランスT2の1次側に入力されるパルス
電圧を検出して位相弁別器20に与えている。入
出力トランスT2の1次側に入力されるパルス電
圧の立上りにはスイツチングノイズが重畳されて
いるが、このパルス電圧の立上りの位相はパルス
幅変調回路2の出力パルスのパルス幅に応じて変
化する。端子19はフライバツクパルスの入力端
子でトランスT4を介して位相弁別器20にはフ
ライバツクパルスと同位相のパルス(以下ライン
パルスと称す)が取出され、このパルスは抵抗
R30とコンデンサC30からなる積分回路を介して鋸
歯状波に変換されてダイオードD20とD30の接続
点に与えられる。入出力トランスT2から位相弁
別器20に入力されたパルス電圧はそのままの極
性でコンデンサC21を介して抵抗R21及びダイ
オードD20のカソード側に与えられる。またトラ
ンジスタTr8で反転極性のパルス電圧に変換され
コンデンサC22を介して抵抗R22及びダイオー
ドD30のアノード側に与えられる。したがつて抵
抗R21とR22の接続点には鋸歯状波とパルス電圧
の位相の遅れまたは進みを示す位相弁別出力が取
出されコンパレータ12に与えられる。コンパレ
ータ12では基準電圧+Bと位相弁別出力との電
圧比較を行い弁別出力か基準電圧を越えるかまた
は基準電圧より低いかを判別して発振回路1の周
波数の増減を制御する直流電圧を出力する。この
直流電圧にはラインパルスが夫々抵抗R23,R24
を介して重畳されるようになつている。そのため
発振回路1はラインパルスによりトリガされ、ま
た上述の位相弁別出力により周波数制御を受け
る。したがつて発振回路1の出力パルスの立上り
のタイミングの位相はラインパルスと位相弁別出
力により自動制御されることになる。
次に第3図bに示す本案の動作波形を用いて動
作について説明する。
なお、aは従来の動作波形を示すもので本案の
動作波形bと比較するための参考図である。
端子19に第3図2に示すようなフライバツク
パルスが入力され、位相弁別器20からはフライ
バツクパルスと同位相のラインパルスが取り出さ
れる。このラインパルスは抵抗R24を介して発
振回路1のトリガパルスとしてトランジスタTr
4のベース側に供給される。また、一方でライン
パルスは抵抗R30とコンデンサC30からなる
積分回路を介して鋸歯状波に変換されてダイオー
ドD20とD30の接続点に与えられる。
一方、入出力トランスT2から位相弁別器20
に入力されたパルス電圧は、そのままの極性でコ
ンデンサC21を介して抵抗R21及びダイオー
ドD20のカソード側に与えられる。また、トラ
ンジスタTr8で反転極性のパルス電圧に変換さ
れコンデンサC22を介して抵抗R22及びダイ
オードD30のアノード側に与えられる。
したがつて、抵抗R21とR22の接続点には
鋸歯状波とパルス電圧の位相の遅れ又は進みを示
す位相弁別出力が取り出されコンパレータ12の
マイナス側に入力される。コンパレータ12のプ
ラス側には基準電圧+Bが供給されており、位相
弁別出力と比較される。比較された結果は、直流
電圧として抵抗R23を介してトランジスタTr
4のベース側に入力される。
つまり、トランジスタTr4のベース側には、
トリガパルスとしてのラインパルスと動作電圧と
しての直流電圧が重畳されて供給される。したが
つて、トランジスタTr4は位相弁別出力が基準
電圧+Bより高くなつたとき動作状態となるので
フライバツクパルスの立ち上がりのタイミングa
より時間Tth1分遅れて立ち上がる。
この点について第4図を用いてさらに詳しく説
明する。
FBPはフライバツクパルス、aはトランジス
タTr4のスレツシユホールドレベル(0.6V),b
はアース電圧0V,cはコンパレータ12から出
力される直流電圧によるシフト量である。この図
からも明らかなようにトランジスタの動作点は、
スレツシユホールドレベル0.6Vより上であり、
時間T0からTth0の期間は非動作である。したが
つて、本案のようにトランジスタTr4の立ち上
がりをフライバツクパルスの中央で行わせるに
は、コンパレータ12から出力される直流電圧
で、矢印c方向へフライバツクパルスの波形をシ
フトさせる。このようにフライバツクパルス
FBPをFBT′位置まで直流電圧分シフトcする。
するとトランジスタの動作点がT0からTth1ま
で遅れることになり、トランジスタの立ち上がり
をフライバツクパルスの中央付近で行わせること
ができるようになる。
トランジスタTr4が立ち上がり動作状態とな
るとコレクタ側(e点)から第3図1に示すよう
なパルス電圧が出力される。このパルス電圧1
は、パルス幅変調回路2のトランジスタTr5の
ベース側に供給され動作状態となり、コレクタ側
(f点)から第3図3に示すようなパルス電圧が
出力される。このパルス電圧3によつて、トラン
ジスタTr6は動作状態となりコレクタ側(g点)
から第3図4に示すようなパルス電圧が出力さ
れ、トランスT1、コイルL1を介してトランジ
スタTr7のベース側に入力され、コレクタ側か
ら第3図6に示すようなパルス電圧を出力する。
このパルス電圧6はトランスT2を介してダイオ
ード8のアノード側に供給される。これによりダ
イオード8は動作状態となり、この期間中安定し
た電源電圧を出力するようになる。
なお、コイルL2、コンデンサC6はフイルタ
ーを構成している。
このように本考案によれば、テレビジヨン受像
機の電源回路に使用されるスイツチングレギユレ
ータにおいて、発振回路1の出力パルスの立上り
の位相を、フライバツクパルスと同位相のライン
パルスとパルス変調回路2の出力パルスとの位相
弁別出力及びラインパルスとの合成出力により制
御している。そのため誤差電圧に応じてパルス幅
変調回路2の出力パルスのパルス幅が変動し、こ
のパルス幅の変動に伴つてドライブ回路4をスイ
ツチング制御したときに発生するスイツチングノ
イズの位相を完全に映像信号の帰線期間に同期さ
せることができる。したがつて受像画面にスイツ
チングノイズの影響がでることはなく便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスイツチングレギユレータを示
す回路図、第2図は本考案の1実施例を示す回路
図、第3図は本考案の動作波形図、第4図はフラ
イバツクパルスによるトランジスタの動作説明波
形図である。 1……発振回路、2……パルス幅変調回路、4
……ドライブ回路、7……誤差増幅回路、12…
…コンパレータ、13……位相弁別器、T2……
トランス、T3……パルス検出手段、R23,R24
…トリガ信号形成手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テレビジヨン受像機の電源と負荷との間に配接
    されてトランス、ドライブ回路、整流回路を通る
    ループを有し、前記トランスを介して負荷に供給
    される電圧を一定に制御するスイツチングレギユ
    レータにおいて、 発振回路と、前記負荷の変動を示す誤差電圧を
    検出する電圧検出手段と、前記発振回路から出力
    されるパルスのパルス幅を前記誤差電圧に応じて
    制御して前記ドライブ回路を制御する制御パルス
    を出力するパルス幅変調回路と、フライバツクパ
    ルスと同位相のラインパルスを取出すパルス検出
    手段と、前記制御パルスと逆位相のパルスを検出
    して前記ラインパルスと位相比較して位相弁別電
    圧を取出すコンパレータと、この直流電圧に前記
    ラインパルスを重畳して前記発振回路をトリガす
    るトリガ信号を取出すトリガ信号形成手段とを備
    えたことを特徴とするスイツチングレギユレー
    タ。
JP4253382U 1982-03-26 1982-03-26 スイツチングレギユレ−タ Granted JPS58147357U (ja)

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JPS58147357U JPS58147357U (ja) 1983-10-04
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JP4253382U Granted JPS58147357U (ja) 1982-03-26 1982-03-26 スイツチングレギユレ−タ

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