JPS5917576B2 - 偏向波発生および駆動回路 - Google Patents

偏向波発生および駆動回路

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JPS5917576B2
JPS5917576B2 JP55169024A JP16902480A JPS5917576B2 JP S5917576 B2 JPS5917576 B2 JP S5917576B2 JP 55169024 A JP55169024 A JP 55169024A JP 16902480 A JP16902480 A JP 16902480A JP S5917576 B2 JPS5917576 B2 JP S5917576B2
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ピ−タ−・ロナルド・ナイト
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アールシーエー コーポレーシヨン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/18Generation of supply voltages, in combination with electron beam deflecting
    • H04N3/185Maintaining dc voltage constant

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、テレビジョン受像機用水平偏向回路に関す
るものである。
〒般のテレビジョン受像機の回路では、アルタ0 加速
電圧、つまり映像管用の高電圧は、水平出力すなわちフ
ライバック変成器の高電圧巻線に発生するりトレース・
パルス電圧を整流することによつて取出されている。
りトレース・パルス電圧は水平偏向発生器によつて発生
され、次いでフライ’5 バック変成器の1次巻線に供
給される。水平偏向発生器は、水平偏向巻線と、りトレ
ース・キャパシタと、ダンパ・ダイオードおよび水平出
力トランジスタからなるトレース・スイッチとからなつ
ている。水平出力トランジスタのコレクタ電流は、j0
フライバック変成器の1次巻線から流れる負荷電流成分
を含んでいる。この成分は、高電圧巻線に結合されたア
ルタ負荷回路を含めて、フライバック変成器の2次巻線
に結合された各種の負荷回路中を流れる1次側に反映す
る負荷電流を表わして35いる。映像管にアークによる
短絡(弧絡)がある間は、出力トランジスタのコレクタ
電流は著しく増大すコq−る。
弧絡期間中にコレクタ電流が制限されていないと、出力
トランジスタは損傷を受ける。水平出力トランジスタの
過大なコレクタ電流を制限するために、出力トランジス
タに対する駆動段は、過大な出力トランジスタのコレク
タ電流を維持するには不充分なベース駆動電流を供給す
るように設計されている。一般には、RC減結合回路が
駆動段のコレクタ回路に対する直流源中に設けられてお
り、駆動段の負荷が大きくなつたときに、直流電源電圧
を低下させている。このようなRC減結合回路は比較的
大きな電力を消費し、特に駆動段に対して大きな直流電
源電圧を必要とする場合にその電力消費は大きくなる。
水平出力トランジスタがまた調整用スイツチとして動作
する、米国特許第3898523号明細書記載の偏向回
路((ウエツセル(WesseD形偏向回路として知ら
れている))におけるような、スイツチング・トランジ
スタのデユーテイ・サイクルが変化させられる電力源調
整回路では、変成器結合されたベース駆動を使用すると
、デユーテイ・サイクルの変化に伴つて駆動振幅に変動
を来たす。
デユーテイ・サイクルが変動すると、スイツチング・ト
ランジスタすなわち水平出力トランジスタにさらに重圧
を与える傾向がある。そこで順および逆駆動動作状態の
選択時に妥協がなされなければならない。フライバツク
変換器形式の駆動回路では、駆動トランジスタはスイツ
チング・トランジスタの遮断期間中導通する。
この駆動トランジスタの平均コレクタ電流は、スイツチ
ング・トランジスタの導通時間が増加すると減少する。
従つて、適当な駆動段電源電圧を使用すると、スイツチ
ング・トランジスタ中の順ベース電流は、不所望に減少
する。この発明の特徴は、水平出力トランジスタの駆動
段に直流電源を与えることにあり、この電源は比較的高
い電源インピーダンスを持つている。
従つて、駆動段によつて引出される平均電流に変化が生
じると、駆動段電源電圧に補償用変化を与え、出力トラ
ンジスタのベース電流の好ましくない変化を減少させる
。このような高インピーダンス直流電源は、低電力消費
動作をするように設計すべきであり、低い直流リプル成
分をもつて比較的高い直流コレクタ電源電圧を供給すべ
きである。この発明による構成では、縦続形整流器回路
がフライバツク変成器の巻線に結合されており、駆動段
のコレクタ負荷回路に対する直流電源を与えている。縦
続形整流器回路は、フライバツク変成器の巻線と直列に
接続された第1のキヤパシタと、直流電源を濾波するた
めにコレクタ負荷と並列に接続された第2のキヤパシタ
とを含んでいる。この発明の好ましい実施例による偏向
発生および駆動回路は、偏向巻線と、偏向周波数(率)
のスイツチング信号に応答するトレース・スイツチング
手段とからなり、偏向巻線中に走査電流を発生させる。
偏向周波数(率)制御信号に応答する駆動段は、偏向周
波数スィツチング信号を発生する。駆動段に結合された
手段がトレース・スイツチング手段に偏向周波数スイツ
チング信号を供給し、該トレース・スイツチング手段の
導通を制御する。偏向周波数(率)交流電圧源は、各偏
向サイクルのりトレース期間中、第1の極性のパルス電
圧を発生し、各偏向サイクルのトレース期間中、逆極性
のトレース電圧を発生する。
電源および駆動段に結合された直流電源手段は、直流電
源手段の出力端子において駆動段に負荷電流を供給する
。第1のキャパシタは電源と直列に結合されている。第
1の整流器が第1のキヤパシタと結合されており、トレ
ース期間中、第1のキャパシタをトレース電圧から充電
する。第2のキヤパシタが出力端子に結合されている。
電源および第2のキヤパシタに結合された第2の整流器
は、りトレース期間中、第1のキヤパシタの両端間に発
生するトレース期間電圧を、パルス電圧と直列に供給し
、第2のキヤパシタの両端間に直流電源電圧を発生させ
る。
パルス電圧は、りトレース期間中、第1のキヤパシタを
、トレース期間中に第1のキャパシタの両端間に発生す
る電圧と反対極性の電圧に充電し、またパルス電圧の大
きさよりもかなり低い大きさの直流電源電圧を発生させ
る電圧に充電する。以下、図を参照しつkこの発明を説
明する。
図示の水平偏向発生器および駆動回路10において、A
C電源線路あるいは主電源のような交流電圧源20がオ
ン−オフ・スイツチ13を経てブリツジ形整流器25の
入力端子21および22に結合されている。整流器25
の出力端子23とアースすなわち電流帰路端子24との
間に濾波用キヤパシタ26が結合されている。濾波され
てはいるが、未調整の直流入力電圧、実施例では+15
0ボルト、が端子23に発生する。スイツチング調整回
路27は、未調整入力電圧Viから取出された電圧によ
つて、端子31に図では+123ボルトと示された調整
されたB+動作電圧を発生する。
スイツチング調整器27は、水平出力すなわちフライバ
ツク変成器28の巻線28cと、インダクタ29と、シ
リコン制御整流器SCR3Oとの直列回路を含んでおり
、これらの直流回路は端子23とB+動作電圧端子31
との間に直列に結合されている。端子31とアース端子
24との間には水平率濾波用キヤパシタ32が結合され
ている。通常のパルス変調回路33は、各水平偏向サイ
クルのトレース期間中の制御時にSCR3Oにゲート・
パルスを供給する。
SCR3Oは端子23から充電濾波キヤパシタ32へ電
流を流通させる。SCR3Oは、各偏向サイクルの水平
りトレース期間内に、インダクタ29およびSCR3O
へ負りトレース・パルス電圧を供給することによつて転
流されてオフ状態となる。B+動作電圧端子31は、フ
ライバツク変成器28の1次巻線28aを通して水平偏
向発生器34の水平偏向巻線35に結合されている。
水平偏向発生器34は、水平偏向巻線35と、トレース
・キヤパシタ36と、りトレース・キヤパシタ37と、
水平出力トランジスタ39およびダンパ・ダイオード4
0からなるトレース・スイツチ38との直列回路からな
つている。水平偏向巻線35の両端間に発生するりトレ
ース・パルス電圧は、フライバツク変成器28の1次巻
線28aに供給され、高電圧2次巻線28dによつて昇
圧され、ダイオード41によつて整流され、端子Uにテ
レビジヨン受像機映像管用の直流アルタ加速電圧すなわ
ち高電圧を発生する。巻線28bのようなフライバツク
変成器の他の2次巻線は、映像管の駆動段、垂直回路、
ビデオおよび(または)音声回路のような回路に補助直
流電源電圧を供給するために使用される。フライバツク
変成器の巻線28bの両端間に発生するパルス電圧12
8bをダイオード71で整流した後キャパシタ72によ
つて濾波して、端子73に+180ボルトの直流電源電
圧を発生させる。フライバツク変成器28の各種の2次
巻線に結合された負荷回路によつて取出される電流は1
次巻線28aの負荷電流成分として団夾される。
1次側に反映した負荷電流は、水平出力トランジスタ3
9のコレクタ電流の直流成分を形成する。
水平出力トランジスタ39は、水平発振および駆動回路
12から出力トランジスタに供給されるベース駆動信号
によつて各偏向サイクル中に導通状態へおよび非導通状
態へと切換えられる。水平発振および駆動回路12は通
常の水平発振器42、駆動トランジスタ43、および駆
動変成器44からなつている。駆動変成器44の1次巻
線44aは、駆動トランジスタ43のコレクタに結合さ
れ、駆動変成器44の2次巻線44bは抵抗器61を経
て水平出力トランジスタ39のベースに結合されている
。駆動トランジスタ43のコレクタとアースとの間には
ダンピング抵抗器45とキヤパシタ46とが結合されて
いる。駆動トランジスタ43に対する直流コレクタ電源
電圧Vcは出力端子57に発生し、抵抗器53を経て駆
動変成器の1次巻線44aに詰合される。側路キヤパシ
タ54は、抵抗器53と巻線44aとの接続点である端
子58に結合されている。水平発振器42は偏向周波数
1/THの矩形波スイツチング電圧142を発生し、こ
れは駆動トランジスタ43のベースに供給される。
駆動トランジスタ43は矩形波電圧142を反転し、増
幅する。駆動変成器44は反転され、増幅された矩形波
電圧を水平出力トランジスタ39のベースに供給する。
変成器の巻線は、駆動トランジスタ43および水平出力
トランジスタ39を非同時的に導通させるように構成さ
れている。これはフライバツク変換器構成として知られ
ている。トランジスタ43は、矩形波電圧142の正方
向端縁部で導通状態となり、それによつて出力トランジ
スタ39のベースーエミツタ接合の両端間に負電圧を供
給する。
水平出力トランジスタ39のベース領域における過剰電
荷の存在によつて生じる蓄積時間遅延期間の終了後に、
出力トランジスタのコレクタ電流は遮断し、水平りトレ
ース期間を開始させる。駆動トランジスタ43は偏向周
波数矩形波電圧142の正部分の期間中、導通し、これ
は全水平りトレース期間と水平トレース期間の初期部分
とを包含している。出力トランジスタ39の遮断期間中
に駆動トランジスタ43が導通している間、電流は端子
58より駆動変成器の1次巻線44aを通つて流れ、エ
ネルギは駆動変成器44中に蓄積される。
駆動トランジスタ43のベースに偏向周波数矩形波電圧
142Q負方向端が供給されると、該トランジスタ43
は遮断する。1次巻線44aを流れる電流が停止すると
、2次巻線44bの点印のない側の端子に正電圧が発生
する。
この正電圧は出力トランジスタ39に順方向ベース電流
を流通させ、該出力トランジスタ39を水平トレース期
間の中央のやX前で飽和導通状態となるように導通させ
る。駆動トランジスタ43の導通期間中、駆動変成器4
4には充分の量のエネルギが蓄積されている筈であるか
ら、水平出力トランジスタ39をその後続する全導通期
間中、飽和状態となるように動作させることができる。
例えば、水平発振器42は集積回路として構成すること
もできるし、また偏向周波数矩形波電圧142を何らの
中間バツフア段をも介在させることなく駆動トランジス
タ43のベースに直接供給することもできる。
集積回路は一般には低出力電流を供給するように設計さ
れている。従つて、集積回路として構成された水平発振
器42は、駆動トランジスタ43に比較的小さな振幅の
順方向駆動ベース電流を供給することができる。低いβ
(電流増幅蹴)のトランジスタが水平駆動トランジスタ
43用として使用されると、駆動トランジスタ43の導
通期間中、駆動用変成器44が、水平出力トランジスタ
39を適正に駆動するのに充分な量のエネルギを蓄積す
ることができるように、端子57に比較的高いコレクタ
供給電圧Vcを発生させなければならない。電圧Vcの
高さを選択するときの制限要因は、駆動トランジスタ4
3の逆方向コレクタ降服電圧である。図に示されている
代表的な値について言えば、抵抗器53を通じて約34
ミリアンペアの平均負荷電流10流通させるために、端
子58には+90ボルトの直流電圧が発生し、端子57
には+105ボルトの直流電圧Vcが発生する。抵抗器
55から流れる電流を無視すると、電流10は1次巻線
44aおよび駆動トランジスタ43のコレクタを流れる
平均電流を表わす。
平均負荷電流10は、水平出力トランジスタ39が必要
とするベース駆動および駆動変成器44の構成の関数と
なる。抵抗器55は、オン−オフ・スイツチ13が閉成
した直後の開始期間中に巻線44aが初期電流を供給し
、偏向発生器34を動作開始可能状態する。端子57に
電圧Vcが発生した後の定常動作期間では、巻線44a
が必要とする電流の殆んどが端子57から供給される。
コレクタ電源電圧Vcは、端子57とフライバツク変成
器28の2次巻線28bとの間に接続された直流電源回
路48によつて発生される。巻線28bは、その巻線の
両端間のパルス電圧128bが、水平りトレース期間中
、振幅Vrの正りトレース・パルス電圧を発生し、水平
トレース期間中、振幅Vsの負走査電圧を発生するよう
に極性が定められている。直流電源回路48は、2個の
キヤパシタ49,50と2個の整流器、すなわちダイオ
ード51,52からなる縦続整流器の形に構成されてい
る。
従つて、電源48のキヤパシタ49は、フライバツク変
成器の巻線28bと直列に結合されている。キヤパシタ
49の端子59から離れた側の電極はダイオード51と
52との接続点である端子56に結合されている。交流
パルス電圧128bの第1の極性の部分、すなわち水平
トレース期間では、ダイオード51が導通し、端子59
が端子56に対して負となるようにキヤパシタ49を大
きさVsの第1の極性に充電する。
交流パルス電圧128bの反対極性期間、すなわち水平
りトレース期間では、ダイオード51は逆バイアスされ
、ダイオード52が導通状態となる。キヤパシタ49は
りトレース・パルス電圧によつて放電され、キヤパシタ
49の値如何によつては今度は端子59が端子56に対
して正となるように反対極性の電圧に充電されるように
さえなる。水平りトレース期間中におけるキヤパシタ4
9中の充電極性の反転には関係なく、キヤパシタ49と
キヤパシタ50の両端間の電圧の合計値は、りトレース
・パルス電圧の振幅Vrに等しくなる。
もしキヤパシタ50の値が充分に大きく選定されておれ
ば、駆動トランジスタ43と駆動変成器44によつて引
出される所定の負荷電流10に対して、充分に濾波され
た直流電圧Vcが端子57に発生する。平衡状態、すな
わち定常状態では、各偏向サイクル毎に負荷電流10に
よつてキヤパシタ50から取除かれる電荷11ζダイオ
ード52が導通し、ダイオード51が逆バイアスされる
各水平りトレース期間に再補充される。
キヤパシタ50に対する補充電荷は、キヤパシタ49と
直列に結合された巻線28bに発生する振幅Vrのりト
レース・パルス電圧によつてキヤパシタ49の放電から
得られる。もしキヤパシタ49が比較的小さな値に選択
されていると、補充電荷を供給するためにそのキヤパシ
タ49は、逆極性になるのに充分な程に放電し、りトレ
ース・パルスの振幅Vrの僅かな部分である大きさの逆
極性電圧を発生させさえする。図に示すような値の回路
素子をもつた例について考えると、ピーク−ピーク振幅
が200ボルトのパルス電圧128bに対して、走査電
圧Vsは20ボルト、りトレース電圧Vrは180ボル
ト、平均負荷電流10は34ミリアンペアである。
4.7マイクロフラットのキヤパシタ50の両端間の交
流リプル電圧は1ボルト以下である。
水平トレース期間中は、ダイオード51は導通し、キヤ
パシタ49を走査電圧Vsに等しい大きさの20ボルト
の負電圧に充電する。キヤパシタ49の値が比較的小さ
く、図の0.022マイクロフアラツドに等しいと、り
トレース期間中キヤパシタ49は、約75ボルトの正電
圧に充電されねばならず、それによつて完全な偏向サイ
クル中に34ミリアンペアの負荷電流10が取除いたキ
ヤパシタ50への補充電荷を供給する。従つて、平衡動
作状態のもとでは、キヤパシタ50の両端間に発生する
電源電圧Vcは、+180ボルトのりトレース・パルス
振幅Vrとりトレース期間中にキヤパシタ49の両端間
に発生する+75ボルトとの差にほ父等しくなり、その
結果電源電圧Vcは+105ボルトになる。直列に結合
されたキヤパシタ49はキヤパシタ50に比して比較的
小さく、例では約1/200となつており、またキヤパ
シタ49は、出力端子57から取出される負荷電流1。
の大きさを考えると比較的小さいので、縦続整流器回路
48は、比較的充分に濾波された電源電圧Vcであるが
、負荷電流の変化に対して&討戴的弱い調整作用を与え
る。これは後程説明する理由によつて望ましいものであ
る。例えば、平均負荷電流10が増加すると、キヤパシ
タ49は各偏向サイクル毎に端子57に大きな補充電荷
を供給しなければならない。もしキヤパシタ49の値が
比較的小さいと、トレース期間中にそのキヤパシタ49
の両端間の負電圧は走査電圧Vsに実質的に固定されて
いるので、りトレース期間中に上記キヤパシタ49の両
端間に発生する正電圧が実質的に増加する場合にのみ、
この補充電荷が供給される。キヤパシタ49の両端間の
このような増加は、平衡動作時における電源電圧Vcが
負荷の増加によつてかなり低下したときにのみ与えられ
る。直列結合されたキヤパシタ49として比較的小さな
値のキヤパシタを使用することにより、縦続接続整流電
源回路48は、負荷電流。
の増加に伴つて出力電源電圧Vcが低下することによつ
て示されるように、出力端子57から引出される負荷電
流に対して比較的高い直列インピーダンスを持つた電圧
源として動作する。さらに、直流電源回路48として図
の高インピーダンス縦続整流構成を使用すると、パルス
電圧128bによつて発生されるピーク−ピーク電圧V
ppよりもかなり小さなコレクタ電源電圧Vcが端子5
7に発生される。パルス電圧128bのりトレース電圧
部分を整流する電源のように、電圧Vcを供給するため
に通常の電源が使用されると、りトレース・パルス振幅
Vrと直流電源電圧Vcとの間の差は直列抵抗器で降下
し、その結果、好ましくない電力消費が生ずる。幾つか
の理由で駆動トランジスタ43用のコレクタ電源電圧V
cの調整が不充分なことが好ましい。
映像管に弧絡が生ずると、アルタ端子Uおよび高電圧巻
線28dはかなり重い負荷を受け、その結果、大きな負
荷電流が1次巻線28aおよび水平出力トランジスタ3
9のコレクタを通つて流れる。映像管のアーク短絡期間
中に水平出力トランジスタ39のコレクタ電流を制限し
、従つてトランジスタに与えられるストレスおよび損傷
の可能性を押えるために、トランジスタのベース駆動を
制限することが望ましい。多くの高調波に同調したフラ
イバツク変成器、特に第3高調波に同調したフライバツ
ク変成器では、フライバツク変成器の多くの巻線中のり
トレース・パルス電圧は、高電圧巻線が重く負荷されて
いる場合でさえも、弧絡中に上昇する。従つて、フライ
バツク変成器の巻線28bの両端間に発生するりトレー
ス・パルス電圧の振幅Vrは、映像管が弧絡する間も上
昇し、電源電圧Vcを上昇させる傾向がある。しかしな
がら、直流電源回路48は高インピーダンス構成からな
るので、端子57から流れる増加した負荷電流10をζ
電源電圧Vcを上昇させる原因となるりトレース・パル
ス振幅が大きくなる傾向に反対するようになる。そのた
め、縦続整流器電源回路48は、駆動トランジスタ43
および変成器44によつて引出される負荷電流1。の大
きさを制限し、それによつて映像管の弧絡のもとでの水
平出力トランジスタ39のベース駆動を制限することが
できる。大抵のカラー・テレビジヨン受像機は、アルタ
端子Uに発生する高電圧が許容値を越えて上昇すると、
水平偏向発生器および駆動回路の動作を停止させること
ができる。
図に示すように、フライバツク変成器の巻線28eの両
端間に発生するりトレース・パルス電圧128eは端子
Aより停止ラツチ回路47に供給される。もしりトレー
ス・パルス電圧128eの振幅が許容限界値を越えると
、停止ラツチ回路47が付勢され、駆動トランジスタ4
3に順方向ベース電流を供給し、ラツチ回路47が付勢
されている間、そのトランジスタ43を連続して導通状
態に維持する。駆動トランジスタ43は連続的に導通し
ているので、水平出力トランジスタ39はそのスイツチ
ング機能を果すことができないが、オフ状態に維持され
ている。これによつてアルタ端子Uに電圧が発生するの
を防止することができる。駆動トランジスタ43が導通
している間に流れることのできる最大負荷電流10を制
限することによつて停止ラツチ回路47が付勢されたと
き、高インピーダンス縦続整流器電源回路48は駆動ト
ランジスタ43に与えられるストレスを制限する。偏向
周波数矩形波スイツチング電圧142は、駆動トランジ
スタ43によつて反転された後、駆動変成器44を経て
水平出力トランジスタ39のベースに交流的に結合され
る。
偏向周波数矩形波電圧142のデユーテイ・サイクルの
変化によつて、駆動変成器の2次巻線44bの両端間に
発生する矩形波ベース駆動電圧のピーク−ピーク値に変
動が生じる。これによつて水平出力トランジスタ39の
ベース駆動状態は変化し、好ましくない。水平発振回路
42を一定のデユーテイ・サイクル・モードで動作させ
るには、その水平発振回路中の精密な位置に正確な素子
を使用することによつて矩形波電圧142のデユーテイ
・サイクルを一般に狭い公差に維持することができる。
図示の整流電源を使用すると、矩形波電圧142のデユ
ーテイ・サイクルをそれ程狭い公差に維持する必要はな
く、水平発振回路42中の素子として比較的値段が高く
精密な素子を使用する必要性を最底限に押えることがで
きる。例えば、水平駆動トランジスタ43の導通時間が
短かくなると、水平出力トランジスタ39の導通時間は
長くなる。出力トランジスタのベース駆動電圧が交流結
合されていることにより、出力トランジスタ39の導通
時間が長くなると、巻線44bの両端間の正ベース電圧
は低下する。しかしながら、駆動トランジスタ43の導
通時間が短かくなるので、負荷電流10もまた減少する
傾向がある。従つて、直流電源電圧Vcは補償する形で
増加する傾向がある。同じ理由により、水平発振器の出
力のデユーテイ・サイクルが、先のウエツセル形調整器
および偏向回路におけるのと同様に、B士動作電圧の調
整を与えるために変調されるときに、高インピーダンス
縦続整流電源を使用するのが有利である。集積回路とし
て構成された水平発振回路は、直流60ボルトあるいは
それ以上の比較的大きな駆動トランジスタ用コレクタ電
源電圧を必要とする。比較的弱い負荷調整能力あるいは
高電源インピーダンスを必要とすること匁相俟つて上記
の必要条件によつて、図のフライバツク変成器の巻線2
8bの両端間に発生するりトレース・パルスとして+1
80ボルトと(・つたような比較的高いりトレース・パ
ルス電圧を使用するという制限が加わる。図の縦続整流
回路は、経済的で比較的電力消費が少なくなるべきであ
るというコレクタ用電源に課せられる制約を満たすこと
ができる。他の例として、図の抵抗器53およびキャパ
シタ54を省略し、端子57を直接端子58に結合して
もよX.Σ端子57から駆動変成器の巻線44aへ流れ
る負荷電流10を29ミリアンペアとして、端子57に
直流60ボルトのコレクタ電源電圧Vcを得るためには
、直列キヤパシタ49の値を0501マイクロフアラツ
ドに選択されている。電圧Vcに対して少なくとも必要
最少限の濾波作用を与えるには、キヤパシタ50の値を
0.1マイクロフアラツドに選定する。直列キヤパシタ
49の値は29ミリアンペアの所定の負荷電流レベルに
おいて、りトレース・パルス電圧が約180ボルトのか
なり大きな値であつても、60ボルトの大幅に低下され
た電圧Vcを生成するのに充分小さくされている。通常
の倍電圧回路の場合とは違つて、直列キヤパシタ49は
充分に小さく、それがトレース電圧によつて第1の極性
の電圧Vsに充電された後、りトレース電圧Vrによつ
て放電され、そして再び反対極性の電圧r一Vcに充電
される。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明を実施した偏向波発生器および駆動回路を
示す図である。 10・・・・・偏向波発生および駆動回路、28b・・
・・・・2次巻線(交流電圧源)、35・・・・・・偏
向巻線、38・・・・・・スイツチング手段、43・・
・・・・駆動段(駆動トランジスタ)、44・・・・・
・駆動変成器、48・・・・・・電源手段、49・・・
・・・第1のキャパシタ、50・・・・・・第2のキヤ
パシタ、51・・・・・・第1の整流器、52・・・・
・・第2の整流器、57・・・・・・出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 偏向巻線と;偏向周波数のスイッチング信号に応答
    して上記偏向線中に走査電流を発生させるためのトレー
    ス・スイッチング手段と;偏向周波数制御信号に応答し
    て上記偏向周波数スイッチング信号を発生させるための
    駆動段と;該駆動段に結合され、上記偏向周波数スイッ
    チング信号を上記トレース・スイッチング手段に供給し
    てその導通を制御するための手段と;各偏向サイクルの
    リトレース期間中、第1の極性のパルス電圧を発生し、
    各偏向サイクルのトレース期間中、反対極性のトレース
    電圧を発生させるための偏向周波数交流電圧源と;該交
    流電圧源および上記駆動段に結合され、出力端子に上記
    駆動段に供給される負荷電流を発生する直流電源手段と
    からなり:上記直流電源手段は、上記交流電圧源に直列
    に結合された第1のキャパシタと;該第1のキャパシタ
    に結合され、トレース期間中、上記トレース電圧で上記
    第1のキャパシタを充電するための第1の整流器と;上
    記出力端子に結合された第2のキャパシタと;上記交流
    電圧源および第2のキャパシタに結合され、上記リトレ
    ース期間中、上記第1のキャパシタの両端間に発生する
    上記トレース電圧を上記パルス電圧と直列に上記第2の
    キャパシタに供給して、その両端間に直流電圧を発生さ
    せるための第2の整流器とからなり;上記パルス電圧は
    、上記リトレース期間中、上記第1のキャパシタを、上
    記トレース期間中その両端間に発生される電圧と反対極
    性の電圧であつて、上記パルス電圧の大きさよりもかな
    り低い直流電源電圧を発生させる電圧値に充電するよう
    に定められている;偏向波発生および駆動回路。
JP55169024A 1979-11-30 1980-11-28 偏向波発生および駆動回路 Expired JPS5917576B2 (ja)

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DE3044967A1 (de) 1981-09-17
CA1156373A (en) 1983-11-01
JPS5698080A (en) 1981-08-07
DE3044967C2 (de) 1985-05-30
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