JPH02186107A - リニアアクチュエータ - Google Patents
リニアアクチュエータInfo
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Landscapes
- Actuator (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ータに係り、特に、シリンダに形成されたスリット状開
口を介してピストンとデープル等の可動部材を連結する
タイプのリニア7クチユエータに関するものである。
クチユI−夕は、送り速度を高速化できる、騒音の発生
が少ない等の利点を有し′(おり、特にシリンダに形成
されたスリット状開口より頭部を突出させた状態でシリ
ンダ内を運動するピストンを有する、所謂ロッドレスシ
リンダを利用してテーブル等の可動部材を駆動するタイ
プのリニアアクチュエータは、一般の空気圧シリンダを
利用するものに比較して配設スペースが小さくて湾み、
各梯機械装置に多用されている。
クチュエータとしては、第19図に示すように、エアシ
リンダ本体aと、このエアシリンダ本体a内を圧縮空気
により往復運動するピストン部材すと、上記エアシリン
ダ本体aの外壁の両端面に上記ピストン部材すの運動方
向と平行に配設された一対の直線案内手段Cと、直線案
内手段Cに沿って移動するテーブルdと、このデープル
dと上記ピストン部材すを連動fる連結手段eとからな
るものが提案されている(特開昭61−290214号
)。
案内手段(ベアリング)、例えば、クロスローラーガイ
ドや直線摺動用ベアリング等によりテーブル移動機構を
構成Jる場合には、高精度のテーブル運動、外力に対覆
る高剛性を得るために転動体に予圧を付与するのが一般
的である。この予圧を付与する方法としては直線案内手
段の構成や形状等により各種の方法があるが、軌道台の
側面を主として転走するタイプの直sil摺動用ベアリ
ングやクロスローラーガイドにおいては、通常、第15
図に示すように、テーブルd (Ill端より垂下する
油部を貫通する押圧ボルトfを設け、テーブルa側に取
付けられたローラーガイド(I線層動用ベアリングにお
いては摺動台)をこの押圧ボルトfでベツド等の固定部
a側に取付けられたローラーガイド(直線袷動用ベアリ
ングにおいては軌道台ンに向けて押圧J゛ることにより
転動体Qに予圧を与える。
チュエータに適用した場合は次のような問題点が生じて
くる。すなわち、直線案内手段Cがエアシリンダ本体a
の両側面に直接配設されるので、抑圧ボルトfにより直
線案内手段Cを押圧した場合、その押圧力がエアシリン
ダ本体aに囲設されたスリット状開口にも作用してしま
い、テーブルd位置に対応した開口部には圧縮力が作用
すると共に、それ以外の開口部にはエアシリンダ本体a
内の圧縮空気による膨脹力が作用し、結果的にスリット
状開口にはデープルdの移動により圧縮力及び膨11力
が繰返し作用することになる。
、耐久性能が著しく悪化するという問題点を有していた
。
すように、エアシリンダ本体aの外側に直線案内手段C
を配設するためのベース部材りを設けたものが提案され
ている。このリニアアクチュエータによれば、直線案内
手段Cがエアシリンダ本体aと別部材であるベース部祠
りに配設される一方、エアシリンダ本体aはその側面を
ベース部材りと非接触としているので、抑圧ボルトrで
直線案内手段Cに予圧を付与した際の押圧力がエアシリ
ンダ本体aに作用することはなく、上記したような耐久
性の悪化という問題点は生じてこない。
いては、新たにベース部材りを設ける必要士、部品数の
増加に伴う生産性の悪化やコストの上背といった新たな
問題点を有している。
その目的とするところは、直線案内手段に対する予圧の
付与がロッドレスシリンダに悪影響を及ぼすことがなく
、且つ、部品数の少なく生産性の良いリニアアクチュエ
ータを提供することにある。
アクチュエータは、長尺方向に沿ってスリットが形成さ
れたエアシリンダ本体と、上記スリットよりエアシリン
ダ本体外へ突出する頭部を有し、圧縮空気により上記エ
アシリンダ本体内を往復運動するピストン部材と、断面
略矩形状に形成され、一方の側面には下向きに傾斜する
ボール転走溝を、他方の側面には上向ぎに傾斜するボー
ル転走溝を夫々長尺方向に泊って有し、上記エアシリン
ダ本体の両肩部に上記ピストン部材の運動方向と平行に
配設された一対の軌道台と、上記各ボール転走溝に相対
面して上向きに傾斜する負荷ボール溝あるいは下向ぎに
傾斜する負荷ボール溝を有する負荷域とこの負荷域の両
端を連通連結する無負荷域とからなる無限軌道を備え、
上記軌道台に沿って移動するII仙台と、上記無限軌道
内を循環して摺動台の負荷ボール溝と軌道台のボール転
走溝との間で荷重を負荷する多数のボールと、上記一対
の軌Inに組込まれた摺動台囚に架設され結合ボルトに
より摺動台に固定されると共に上記ピストン部材の頭部
に係合され、ピストン部材に連動して往復運動!l−る
可動部材とからなり、上記結合ボルトの締結により各摺
動台と軌道台との間に上記負荷ボール溝とボール転走溝
との間隙を減縮させる方向のモーメント荷重を生じさせ
、この作用力により上記ボールに予圧を付与することを
特徴とするものである。
シリンダ本体肩部に配設するベアリングを、左右両側面
に上向きあるいは下向きに傾斜するボール転走溝を夫々
長尺方向に沿って有し、断面が左右対称の略矩形状に形
成された軌道台と、上記ボール転走溝に相対面する負荷
ボール溝を有する負荷域とこの負荷域の両端を連通連結
する無負荷域とからなる無限軌道を備え、軌道台の長尺
方向に直角な四方向の荷重を負荷しながら軌道台に沿っ
て移動可能な摺動台と、上記無限軌道内を循環して摺動
台の負荷ボール溝と軌道台のボール転走溝との間で荷重
を負荷する多数のボールとから構成し、上記ボールの直
径を、上記負荷ボール溝とボール転走溝との間隙より大
きくとることにより上記ボールに予圧を付与することを
特徴とケるものである。
しては、ピストンが往復運動するシリンダを備えると共
に、両肩部に直線案内手段の軌道台を配設するための取
付面を有するものであれば、その形状や構成等適宜設計
変更して差支えない。
気圧力によりシリンダ内を往復運動すると共に、エアシ
リンダ本体に形成されたスリットよりエアシリンダ本体
外へ突出する頭部が可動部材に係合可能なものぐあれば
、その構成や形状等適宜設計変更して差支えない。
するボール転走溝と下向きに傾斜するボール転走溝とを
有し、摺動台と可動部材とを結合ボルトで締結した際に
生じるモーメント荷重を負荷可能であれば、その形状や
ボール転走溝の傾斜角度等適宜設計変更して差支えない
。
対面する負荷ボール溝を有し、且つ、ボールの循環する
無限軌道を備えたちのあればその構成等適宜設計変更し
て差支えなく、ボール無限軌道を構成する無負荷域の形
成方法としも、摺動台に無負荷転走孔を形成するものや
、外部から摺動台に取付けられるボール保持器により無
負荷転走軌道を形成するもの等適宜選択設計し一〇差支
えない。
する方法としては、摺動台を若干の角度を持たせた状態
で可動s1祠に取付は摺動台と4!/1道台との間に七
−メント荷重を作用させて予圧を付与するものであれば
、摺動台の上面を水平より若干傾斜させて形成する方法
や楔形状の部材を摺動台の上面と可動部材下面との闇に
介装する方法等適宜選択して差支えないが、特別な構造
や部材を設ける必要がなく、可動部材の使用用途に応じ
てことなる予圧値にも柔軟に対応するという観点からす
れば、摺動台の幅方向の一端と可動部材との間に予圧値
に応じた厚さのシムを介装しボールに予圧を与えるのが
好ましい。
台の負荷ボール溝としでは、摺動台が四方向の荷重を負
向可能なようにその傾斜角度が決定されると共に、大径
ボールを摺動台の負荷域に送り込んだ際にボールに弾性
変形が生じると共にその復元が阻害され、ボールに予圧
が付与されるものであるならば、その傾斜角度や溝形状
等適宜段J1変更して差支えない。又、このときのボー
ル直径としては、可動部材の移動に要求される精度や剛
性に応じて、その予圧mを適宜選択して差支えない。
を往復運動する。又、可動部材はエアシリンダ本体に配
設された軌道台に沿って移動する摺動台上に架設される
と共にピストン頭部に係合しており、ピストンの往復運
動に合せて軌道台上を往復運動する。第一の発明におい
ては、摺動台に【よモーメン]・荷重を負荷可能なよう
に負荷ボール溝が形成されているので、摺動台と軌道台
との間に若干のモーメント荷重が生じるように摺動台を
可動部材に締結するのみで負荷域を転走するボールに予
圧を付与可能であり、予圧付与による作用力がエアシリ
ンダ本体のスリットを狭める方向に働くことはない。
直角な四方向の荷重を負荷可能なので、ボール転走溝と
負荷ボール満との間隙よりも大きい直径を有する大径ボ
ールを摺動台のイ1荷域に送り込むことによりボールに
予圧を付与することができ、予圧付与のための外力をベ
アリングに加える必要がない。
を詳細に説明する。
ュエータを示すものであり、ベツド等の固定部に配設さ
れるエアシリンダ本体1と、エアシリンダ本体1内に送
り込まれる圧縮空気によりエアシリンダ本体1内を往復
運動するピストン部材2と、エアシリンダ本体1の両肩
部に配設される一対の軌道台3及びこの軌道台3上を摺
動する摺動台4とからなる一対のベアリングと、各摺動
台間に架設されるテーブル5とから構成されている。
加工により形成されて断面略矩形状をしており、軸方向
に沿ってスリット11が設けられたエアシリンダ12を
その略中火に有すると共に、両側面上方の肩部には上記
軌道台3を取付けるための取付面3が形成されている。
ト31が係合するナツト32を配設するための貫通孔1
4が取付面13に沿って設けられる一方、エアシリンダ
12の周囲には本体型開の軽減化を図るために中空′F
J(15が形成されている。尚、符号16はテーブル5
に取付けられたマグネット51の位置を検出するための
検出器である。
パツキン21を有し上記エアシリンダ12内を往復運動
するピストンアクスル22と、エアシリンダ12に形成
されたスリット11を介してエアシリンダ12内とエア
シリンダ本体1外に跨がって配設され、上記ピストンア
クスル22の長尺方向の中央部に固定ボルト23により
係合してピストンアクスル22に作用した出力を外部に
伝達するピストン]−り24と、このピストンヨーク2
4とテーブル5とを連結1′るビスi・ンマウント25
とにより構成されている。
の空気漏れを防ぐシール機構とピストン部材2の動作と
の関係について説明する。エアシリンダ12のスリット
11には、その内側に空気漏れをシールするためのイン
ナーシールバンド26が、その外側には外部よりのゴミ
の侵入を防ぐ7ウターシールバンド27が夫々設けられ
ており、これらシールバンド26.27はピストン部材
内では、第1図及び第2図に示すように、ピストンヨー
ク24に形成された凹状溝内に位置している。そして、
エアシリンダ12内に圧縮空気が供給されてピストンア
クスル22が運動を開始すると、インナーシールバンド
26とアウターシールバンド27はピストンヨーク24
に押し分けられてスリット11より剥がされ、ピストン
ヨーク24内を通過した後にふたたびスリット11に張
付ぎ、スリット11内側は空気圧力によりシールされる
。尚、符号28はアウターシールバンド21に付着した
ゴミを取り除くためのスクレーパである。
する。
うに、水平部4aとその両端より垂下する油部4b、
4Cを有して斜め下方に向けて開口する凹部が形成され
た断面略倒り字形状の明動台4と、この摺動台4の長尺
方向の前後端面に取付けられる一対の蓋体6と、上記画
油部4b、 4cの下端に取付けられるボール保持プレ
ート7と、少なくとも上部の横断面形状が摺動台4の凹
部形状と略同−形状に形成された軌道台3と、摺動台4
と軌道台3との間で荷重を負荷でる多数のボール8とで
構成されている。
構成されており、第6図及び第7図に示すように、その
凹部が斜め下方に向けて拡開する形状になっている。そ
して、この四部を形成する油部4bにはその内面側に上
向ぎに傾斜する所面円弧状の負荷ボール汎41を右する
負荷域42が長尺方向全長にmって形成されている一方
、他方の油部4Cにはその内面側に下向きに傾斜する断
面円弧条の負荷ボール溝43を有する負荷域44が同じ
く長尺方向全長に亘って形成されている。又、上記各油
部4b、 4cには、負荷域42.44に隣接した位置
に油部4b、4Cの長尺方向に沿って無負荷ボール孔4
5が穿設されている。尚、符号46は摺動台4の長尺方
向の前後両端面に蓋体6を取付ける際に第5図に示すよ
うな六角孔付きボルト61が螺合する蓋体取付孔であり
、又、符号41は摺動台4上面に“j−プル5を取付G
ノる際に結合ボルト51が螺合する取付孔である。
されており、第10図及び第11図に示ずように、この
蓋体6を上記摺動台4の’NJ後両後面端面付(プた際
に摺動台4の各油部4b、 4cに形成された負荷域4
2.44及び無負荷ボール孔45に対応する略lTJ弧
状の案内1M61が形成されており、この案内1か61
に半円形状に形成された案内片62を嵌込むことにより
負荷域42.44と無負荷ボール孔45とを連通連結す
るボール旋回路63が構成され、負荷域42.44ある
いは無負荷ボール孔45を転走する各ボール8をこのボ
ール旋回路63で方向転換しく無負荷ボール孔45ある
いは負荷域42.44に案内するようになっている。又
、摺動台4に取付けた際に負荷域42、44側に位置す
る上記案内溝61の一端には先端に向けて先細り形状の
突起64が設けられでおり、負荷域42.44を転走し
てきたボール8を円滑にボール旋回路63内に掬い1げ
ると共に、ボール旋回路63から負荷域42.44に円
滑にボール8を送り込める構造をとっている。更に、上
記蓋体6には、上記六角孔付ボルト61が貫通する貫通
孔65が穿設されると共に、蓋体6内側面の貫通孔65
周囲には摺動台4側に形成された凹状溝に嵌合する凸部
66が設けられており、各蓋体6を摺動台4の前接両端
面に取付けた際に各蓋体6の位買決めを容易に行うこと
ができるようになっている。
及び第14図に示すように、剛性を有する鋼板等をプレ
ス成形により形成され、摺動台4の各油部4b、 4C
下面側に螺合する取付けねじ71が貫通する貫通孔72
が形成されている。そして、各ボール保持プレート?a
、7bは、摺動台4の油部に取付けた際に長尺方向に沿
った一方の側端13が囮動台4下面側に形成された凹部
に突出して、ボール8が転走する負荷域42.44の開
口幅をボール8の直径よりも小さく形成し、摺動台4を
軌道台3から取外した際のボール8の脱落を防止するよ
うになつ【いる。
、矩形の一方の側面を台形状に切欠いた断面形状であり
、この台形状切欠部33の下向き傾斜面には摺動台油部
4bの内面側に形成された負荷ボール溝41に相対面す
るボール転走fl!34が形成される一方、反対側の側
面上方の肩部にはWJ動動台郡部4C内面側に形成され
た負荷ボール溝43に相対面するボール転走溝35が形
成されている。更に、軌道台3の中央部にはエアシリン
ダ本体1にねじ結合する固定ボルト31が貫通する取付
孔36が軌道台3上面に垂直に、且つ、軌道台3の長尺
方向に適宜間隔をおいて穿設されている。
はその組立てに当たつ゛く、まず、上記軌道台3をエア
シリンダ本体1の取付駐準面13に取付けた後に、油部
4bを外側にしt摺動台4を軌道台3に組込み、摺動台
4の上面にテーブル5を結合ボルト51で結合づる一方
、ピストンマウン1へ25をテーブル5中央部の下面側
に係合し、最後にエアシリンダ本体1をブラクット11
を介して固定部上にボルト固定すると共に、エアシリン
ダ本体1の両端に夫々一対で設けられた圧縮空気の供給
バルブ及び排出バルブ(図示U−ず)に圧力制御手段(
図示せず)に繋がる供給管及び排出管(図示せず)を接
続して使用されるものである。
、摺動台4に形成された負荷ボール満4143及び軌道
台3に形成されたボール転走溝34.35が、油部4b
側から油部4C側へ反時計回りに作用するモーメン1〜
荷重を負荷可能なように配置されている。そのため、摺
動台4をT−プル5に取付ける際に油部4Cの上方の摺
動台4上面とテーブル5下面との間にシム9を介装し結
合ボルト51を締結することにより、シム9の厚みに応
じたモーメント荷重が摺動台4と軌道台3との間に生じ
、両者の間で荷重を負荷しているボール8に予圧が付与
される。
ーメント荷重が作用するのみであり、軌道台3が配設さ
れているエアシリンダ本体1にスリット11を狭める方
向の作用力が働くことはなく、エアシリンダ本体1に形
成されたスリット11がボール8に対する予圧の付与を
基因として変形づることはない。
ゴエータの実施例を示すものであり、テーブル5を直線
案内するベアリングを変更した以外は第−実施例に係る
リニアアクチュ1−夕と路間−である。
示すように、水平部4aとその両端より垂下する左右袖
部4b、4Cを有して断面路側C形状に形成され下面部
に四部を備えており、水平部4aの下面側と左右袖部4
b、4cの内面側とに夫々長尺方向に沿って上部無限軌
道及び下部無限軌道の負荷域が構成され、この負荷域に
はボール8が転走する負荷ボール満が形成されている。
軌道の負荷域に対応した無負荷ボール孔45が形成され
ている。
左右の両肩部を切欠いた断面形状であり、これら台形状
切欠部の下向き傾斜面は摺動台油部4b、 4cの内面
側に設けられる下部無限軌道に対応した下部ボール転走
溝34となる一方、両肩切欠部の上向き傾斜面は摺動台
水平部4aの下面側に設けられた上部IN限軌道に対応
した上Bsボール転走溝35となっている。更に、軌道
台3の中央部にはエアシリンダ本体1に軌道台3を固定
するだめの固定ボルト31が貫通する取付孔36が軌道
台3上面に垂直に、且つ、軌道台3の長尺方向に適宜間
隔をおいて穿設されている。
施例と同様に、摺動台4に形成された負荷域とこれに対
応する無負荷ボール孔45とを連通連結するボール旋回
路を有する蓋体6が取付けられる一方、各油部4b、4
Cの内面側には、ボール8が突出する長孔が形成され負
荷ボール溝と相俟って負荷域を形成するボール保持Va
7が組込まれている。
4と軌道台3に接触するボール8の接触角が軌道台3長
尺方向に直交する四方面の荷重を負荷可能なように配置
されているので、負荷ボール溝とボール転走溝との間隙
よりも大きい直径を有するボール8を負荷域に送り込ん
だ際には、ボール8に弾性変形が生じると共にその復元
が阻害され、ボール8に予圧が付与される。
4又は軌道台3に何等外力を作用させる必要はなく、軌
道台3が配設されたエアシリンダ本体1に予圧付与に赫
囚した作用力が働くことはない。
タによれば、摺動台の負荷域を転走するボールに予圧を
付与するための作用力がエアシリンダ本体に影響を及ぼ
すことはなく、テーブルを案内するためのベアリングを
直接にエアシリンダ本体に配設した場合にもエアシリン
ダ本体の耐久性を維持することが可能〔゛あると共に、
ベアリングを配設するためのベースをエアシリンダ本体
と別個に設ける必要がなくなるので、生産性の向上及び
コストダウンを図ることが可能ぐある。
実施例を示す正面断面図、第2図は第1図のl−111
面図、第3図は第一実施例に係るリニアアクチュエータ
のベアリング組付は状態を示す拡大図、第4図及び第5
図は第一・実施例に係るリニアアクチュエータのベアリ
ングを示す平面図及び側面図、第6図及び第7図はベア
リングの摺動台を示す正面図及び側面図、第8図及び第
9図はベアリングの軌道台を示す斜視図及び断面図、第
10図−(a)及び(b)はベアリングの蓋体を示す正
面図及び一部を断面とした側面図、第11図は第10図
−(a)のff−4断面図、9I112図は蓋体に嵌合
する案内片を示す斜視図、第13図−(a)、 (b)
及び第14図−(a)、(b)はベアリングのボール保
持器を示す平面図及び正面図、第15図は本発明におけ
るリニアアクチュエータの第二実施例を示す正面断面図
、第16図は第二実施例に係るリニアアクチュエータの
ベアリング組付1J状態を示す拡大図、第11図及び第
18図は第二実施例に係るリニアアクチュエータのベア
リングを示す側面図及び平面図、第19図及び第20図
は従来のリニアアクチュエータを示1正面断面図である
。 [符号の説明1 1:エアシリンダ本体 3:軌道台 5:テーブル 9:シム
Claims (3)
- (1)長尺方向に沿つてスリットが形成されたエアシリ
ンダ本体と、上記スリットよりエアシリンダ本体外へ突
出する頭部を有し、圧縮空気により上記エアシリンダ本
体内を往復運動するピストン部材と、断面略矩形状に形
成され、一方の側面には下向きに傾斜するボール転走溝
を、他方の側面には上向きに傾斜するボール転走溝を夫
々長尺方向に沿つて有し、上記エアシリンダ本体の両肩
部に上記ピストン部材の運動方向と平行に配設された一
対の軌道台と、上記各ボール転走溝に相対面して上向き
に傾斜する負荷ボール溝あるいは下向きに傾斜する負荷
ボール溝を有する負荷域とこの負荷域の両端を連通連結
する無負荷域とからなる無限軌道を備え、上記軌道台に
沿って移動する摺動台と、上記無限軌道内を循環して摺
動台の負荷ボール溝と軌道台のボール転走溝との間で荷
重を負荷する多数のボールと、上記一対の軌道台に組込
まれた摺動台間に架設され結合ボルトにより摺動台に固
定されると共に上記ピストン部材の頭部に係合され、ピ
ストン部材に連動して往復運動する可動部材とからなり
、上記結合ボルトの締結により軌道台と各摺動台との間
に上記負荷ボール溝とボール転走溝との間隙を減縮させ
る方向のモーメント荷重を生じさせ、この作用力により
上記ボールに予圧を付与することを特徴とするリニアア
クチュエータ。 - (2)下向きに傾斜する負荷ボール溝上方の摺動台上面
と可動部材下面との間にシムを介装し結合ボルトを締結
することにより、摺動台と軌道台との間にモーメント荷
重が生じることを特徴とする請求項1記載のリニアアク
チュエータ。 - (3)長尺方向に沿つてスリットが形成されたエアシリ
ンダ本体と、上記スリットよりエアシリンダ本体外へ突
出する頭部を有し、圧縮空気により上記エアシリンダ本
体内を往復運動するピストン部材と、左右両側面に上向
きあるいは下向きに傾斜するボール転走溝を夫々長尺方
向に沿って有し、断面が左右対称の略矩形状に形成され
た軌道台と、上記ボール転走溝に相対面する負荷ボール
溝を有する負荷域とこの負荷域の両端を連通連結する無
負荷域とからなる無限軌道を備え、軌道台の長尺方向に
直角な四方向の荷重を負荷しながら軌道台に沿って移動
可能な摺動台と、上記無限軌道内を循環して摺動台の負
荷ボール溝と軌道台のボール転走溝との間で荷重を負荷
する多数のボールと、上記一対の軌道台に組込まれた摺
動台間に架設されると共に上記ピストン部材の頭部に係
合され、ピストン部材に連動して往復運動する可動部材
とからなり、上記ボールの直径を、上記負荷ボール溝と
ボール転走溝との間隙より大きくとることにより上記ボ
ールに予圧を付与することを特徴とするリニアアクチュ
エータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1001192A JPH0781563B2 (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | リニアアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1001192A JPH0781563B2 (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | リニアアクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02186107A true JPH02186107A (ja) | 1990-07-20 |
JPH0781563B2 JPH0781563B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=11494592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1001192A Expired - Lifetime JPH0781563B2 (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | リニアアクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0781563B2 (ja) |
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1989
- 1989-01-09 JP JP1001192A patent/JPH0781563B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JPH0781563B2 (ja) | 1995-08-30 |
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