JPS6248091A - プリント板実装部品のリ−ド端子構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 リードフレームから切り離した後に、プリント板実装部
品の本体の側縁に並列したリード端子の先端部を、先細
のＶ形に成形することにより、スルーホールへの挿入を
容易とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、プリント板実装部品のリード端子構造の改良
に関する。

本体の側縁に多数のリード端子が並列したプリント板実
装部品、例えばハイブリッドＩＣ等は、そのリード端子
の先端部をスルーホールに挿入し、半田付けして実装す
るのが一般である。

この際、リード端子のスルーホールに挿入の難易が、実
装作業能率に大きく影響する。

〔従来の技術〕

第４図は従来のプリント板実装部品の１例の斜視図、第
５図はリード端子の製造過程を示す詳細図で、（ａ）は
平面図、（ｂ）は側面図、第６図はプリント板実装部品
の製造過程を示す斜視図である。

第４図において、プリント板実装部品１１例えばハイブ
リッドＩＣ等は、図示してない基板に、チップ形部品を
含めた所望の回路部品が形成され、側縁に多数の細いリ
ード端子２が半田付は固着されて、並設している。

プリント板実装部品１は、リード端子２を除いた本体部
分の全外周が、例えば合成樹脂でコーテソゲされ封止・
保護されている。

このようなプリント板実装部品１は、リード端子２の先
端部２Ｂをプリン１反３の対応するスルーホール４に、
例えば自動挿入装置を使用して挿入し、その後、プリン
ト板３の裏面を半田ディツプして、先端部２Ｂを半田付
は固定して、プリント板３に固着実装するように構成さ
れている。

このようなプリント板実装部品ｌのリード端子２は、第
５図に示すような手段で製造されている。

第５図において、リード端子２は、弾性ある導電性金属
、例えば燐青銅の薄板（例えば板厚が０．２５１１）の
帯状の素材をプレス加工して細幅のリードフレーム５の
側縁に、櫛形にそれぞれのリード端子２を並列して設け
である。

それぞれのプリント板実装部品１に取付けるリード端子
２は、所定の並列ピンチ、例えば２．５４ｍｍで形成し
、そのリードフレーム５とは反対側の端部の挟着部２Ａ
は、上下の二股に折り曲げられている。

このリード端子２は第６図の如くに、リードフレーム５
に連結した状態で、それぞれの決着部２Ａをプリント板
実装部品１の基板の側縁に押入させ、基板のバフ１１ａ
部に弾接・挟着させた後、半田付けして基板に固着して
いる。

そして、プリント板実装部品１の本体部分をコーテング
後、リードフレーム５と連結した根本部分、即ちプリン
ト板実装部品ｌが完成後のリード端子２の先端部２Ｂで
ある鎖線Ｘ−Ｘ部分で切断している。

このようにしてなる先端部２Ｂの形状は、直線切断刃を
使用してリードフレーム５から切離したものであるから
、当然のこととして第４図に示すように平面視で平角形
である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら上記従来のリード端子は、基板より細長く
突出しているので、先端部のピンチが左右に変化し、且
つ前後に波打つように乱れている。

そしてさらに、先端部が平角形であることに起因して、
リード端子をスルーホール４に挿入させる、自動挿入装
置の挿着作業の信頼度が低いという問題点がある。

なお、従来この問題点を除去するため、リード端子をリ
ードフレームから切り離した後に、切断型を使用して平
角形の先端部を、■形にプレスで切断する試みがなされ
た。

しかしこのような切断型は、上述の如くにリード端子の
幅が小さく　（例えば０．５１）、かつ先端部のピンチ
が、前後左右に乱れているので、この先端部の乱れを矯
正整列するための、ガイド装置を必要とし、切断型の構
造がｆｉ１で、設備コストが高くなるという問題点があ
る。

ｃ問題点を解決するための手段〕 上記従来の問題点を解決するため本発明は、リード端子
２の先端をスルーホール４に挿着するプリント板実装部
品１において、 それぞれのリード端子２の先端部２Ｂを、平面視で先細
のＶ形になるように塑性変形させたものである。

〔作用〕

上記本発明の如くに、リード端子２の先端部２Ｂを平面
視で先細のＶ形に塑性変形することは、リード端子２の
側面を押え板で並列に挟持し、リード端子２の圧潰・屈
曲を阻止した状態で、■形溝。

または円錐形凹部が並列した成形型を、リード端子の軸
心方向より、先端部２Ｂに押圧することによりできる。

このような成形型は、切断型のようにリード端子２の先
端部２Ｂを整列する必要がないので、構造が簡単で、低
コストである。

また、成形後のリード端子２の並列に多少の乱れがあっ
ても、先端部２Ｂが先細のＶ形に塑性変形成形されてい
ることにより、スルーホール４にスムーズに挿入する。

即ち、自動挿入装置の挿着作業の信頼度が高くなり、実
装作業能率が向上する。

〔実施例〕

以下図示実施例により、本発明の詳細な説明する。なお
、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図は本発明の１実施例の製造過程を示す平面図、第
２図は第１図に示すプリント板実装部品の断面図、第３
図は本発明のリード端子の（ａｌは成形前、（ｂ）は成
形後の断面図である。

第１図及び第２図において、プリント板実装部品１のリ
ード端子２は、それぞれの挟着部２Ａをプリント板実装
部品１の基板の側縁に押入させ、基板のパッドｌａ部に
弾接・挟着させた後、半田付けして基板に固着しである
。

そして、プリント板実装部品１の本体部分をコーテング
後、リードフレーム５と連結した根本部分、即ちプリン
ト板実装部品ｌが完成後のリード端子２の先端部２Ｂを
直線刃で平角形に切断しである。

その後、第３図（ａ）に示すような平角形の先端部２Ｂ
を、成形型１０を使用して、第３図（ｂ）の如くに先細
に丸めるように塑性変形成形している。この塑性変形後
の先端部２Ｂの平面形状は、第１図に示すように先細の
Ｖ形である。

以下、先端部２Ｂの塑性変形方法を詳述する。

まず、リード端子２の側面を一対の押え板１１八。

１１Ｂで挟持して、成形時にリード端子２が圧潰・屈曲
等して損傷することがないようにする。

１０は、板厚が厚い短冊形の成形型であって、長手方向
の側端面に、リード端子２のピンチに等しいピッチでＶ
形溝１０Δを並列して形成しである。

この成形型１０のＶ形溝１〇八をリード端子２に位置合
わせし、リード端子２の軸心方向に成形型１０を移動さ
せて先端部２Ｂを押圧する。

このことによりリード端子２の先端部２Ｂの両角が、Ｖ
形溝１０Ａの両側面により押圧され、丸められるように
塑性変形し、正面視で第３図（ｂｌのように、平面視で
は第１図のようにＶ形になる。

このような成形型１０は、先端部２ＢをＶ形に切断する
切断型に比較して、構造が極めて簡単で、且つ長寿命で
あって、低コストである。

また、成形後のリード端子２の並列に多少の乱れがあっ
ても、先端部２Ｂが先細のＶ形に塑性変形成形されてい
ることにより、スルーホール４にスムーズに挿入するの
で、自動挿入装置の挿着作業の信頼度が向上する。

なお、図示例の成形型１０は、長手方向の側端面に、Ｖ
形溝１〇八を並列して形成したものであるが、先端部２
Ｂを上述の如くに塑性変形するには、■形溝に限らず、
例えば円錐形の凹部を形成しても良い。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、リード端子の先端部が先
細のＶ形に塑性変形されたもので、プリント板実装部品
をプリント仮に実装するに際し、自動挿入装置の挿着作
業の信頼度が高く、実装作業能率が向上し、且つ塑性変
形成形型が低コストである等、実用上で優れた効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の製造過程を示す平面図、 第２図は第１図に示すプリント板実装部品の断面図、 第３図は本発明のリード端子の（ａｌは成形前、（ｂ）
は成形後の断面図、 第４図は従来のプリント板実装部品の１例の斜視図、 第５図はリード端子の製造過程を示す詳細図で、（ａ）
は平面図、（ｂ）は側面図、 第６図はプリント板実装部品の製造過程を示す斜視図で
ある。 図において、 ■はプリント板実装部品、 ２はリード端子、　　　２八は挟着部、２Ｂは先端部、
　　　　　　３はプリント１反、４はスルーホール、　
　　５はリードフレーム、１０は成形型、　　　　　１
０八はＶ形溝、１１Ａ　、ＩＩＢは押え板を示す。 第　１　図 木イを日月−懲り直盈牡２示ず腑面凹 第２　図 、、Ｌ　　ｌパ Ｂ （（２）　　　　　　（’ｂ） 未発　日Ｈｎリード゛端子−漣σ面ｇ］第３１２］

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リード端子（２）の先端をスルーホール（４）に挿着す
   るプリント板実装部品（１）において、該リード端子（
   ２）の先端部（２Ｂ）が、先細のＶ形に塑性変形成形さ
   れてなることを特徴とするプリント板実装部品のリード
   端子構造。