JPH02185466A - プリンタ装置の文字パターンデータ読み出し方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、簡単な手段で種々のコード体系の印字情報に
対応して印字を可能にしたプリンタ装置の文字パターン
データ読み出し方法に関するものである。

〔従来の技術〕

パーソナルコンピュータ或いはインテリジェント機能を
具備する端末装置等のホスト機器はプリンタを備えるも
のが多く、このプリンタは、例えばセントロニクス社仕
様に準拠したインターフェ−ス等を介して前記ホスト機
器に接続され、種々のデータ処理等の結果を印字できる
ように構成されている。そして、そのような奥スト機器
から送られてくる印字情報は総て文字コードで送られて
くる。この文字コードがどのような文字を意味するかに
ついては、例えばＪＩＳ規格のＪＩＳＸ−２０１等に定
義されている。しかし、このＪＩＳ規格等には未定義の
コード領域があり、そのような領域の文字コードをホス
ト機器のメーカや該ホスト機器のアプリケージジンソフ
トメー力が独自に特殊文字や特殊記号等に対応させて利
用している。また、ＪＩＳ規格で定義されている領域の
コードも独自に変更して利用している場合もある。

このような種々のコード体系を有するホスト機器に繋い
で正常な印字を行わせ得るプリンタを提供しようとする
と、種々のコード体系に対応できるように構成する必要
がある。そのような対応手段として、従来は例えば第７
図に示すようなコード体系でフォントパターンが書き込
まれたＲＯＭを備えるコードＡ用、コードＢ用、コード
Ｃ用等のキャラクタジェネレータ用のカートリッジがホ
スト機器に装脱可能に用意されており、これらの中から
目的の１つを使用者が選択して交換することで種々のコ
ード体系に対応できるようになっている。他の対応手段
としては、例えば、プリンタ側のＲＡＭに外字登録用の
記憶領域を設けておき、ここへホスト機器の立ち上げ時
にコードと文字の対応を独自に定義した対応テーブルと
文字パターンデータをダウンロード（ホスト機器からプ
リンタへデータを転送）し、そのように定義されたフォ
ントパターンデータをＲＡ　Ｍ上に置いて、これをアク
セスして、それに基づいて印字できるようにしたものも
ある。

〔従来技術の問題点〕

しかしながら、前述の如き装脱可能な力了トリッジを備
えるものでは、ホスト機器が多くのメーカから何種類も
提供されるようになって、機種が増せば増すほどそれに
つれて対応すべきカートリッジも種々提供する必要があ
り、設計の手間が増え、製品としてのカートリッジの保
守管理も煩わしくなってくる。また、使用者側において
も、例えば、アプリケージジンソフトを変える都度適合
のカートリッジを探してそれに取り代えたりするのは面
倒であり、場合によってはカートリッジを紛失するよう
なこともある。

一方、ホスト機器独自の前記対応テーブルと文字パター
ンデータをダウンロードするやり方は、このダウンロー
ドに相当長時間を必要とし且つプリンタ等にかなり大容
量のＲＡ　Ｍ　ｆＪ域を設けておく必要があり、不経済
である。また、ダウンロードする為の文字パターンデー
タをホスト機器メーカが独自にデザインして用意しなけ
ればならずホスト機器側の開発負担も大きくなる。

〔発明の目的〕

本発明は、前記問題点に鑑み、印字動作に先立ち、ホス
ト機器に適合の所定の対応テーブルを作成し、該対応テ
ーブルを用いて種々のコード体系の印字情報に対応して
印字を可能にするプリンタ装置の文字パターンデータ読
み出し方法を提供することを目的とする。

〔発明の要点〕

本発明は前記目的を達成するために、ホスト機器より入
力する文字コード情報に対応して、文字発生手段に記憶
された文字パターンデータを選択的に読み出し印字出力
するプリンタ装置の文字パターンデータ読み出し方法に
おいて、前記プリンタ装置は、前記ホスト機器より入力
する総ての文字情報を識別する為各文字に対して予め付
与された識別符号と、該識別符号に対応する文字の文字
パターンデータが記憶された前記文字発生手段の記憶ア
ドレスとの対応関係を定義した識別符号・アドレス対応
テーブルを備えると共に前記ホスト機器からの文字コー
ド情報の受信に先立ち、該ホスト機器が出力する前記文
字コード情報と前記識別符号の対応関係を定義した初期
情報を受信し、該初期情報を前記識別符号・アドレス対
応テーブルを参照することによって前記文字コード情報
と前記文字発生手段の記憶アドレスとの対応関係に変換
して文字コード・アドレス対応テーブルを作成し、さら
に前記ホスト機器より文字コード情報を受信した際、該
文字コード・アドレス対応テーブルを参照することによ
って前記文字コードに対応する文字パターンデータを前
記文字発生手段より読み出すことを特徴とする。

〔実　　施　　例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳述
する。

第１図は本発明を適用したプリンタ装置の制御部にホス
ト機器が接続された状態におけるブロック構成図である
。プリンタ装置の制御部１内には種々の電子回路が構成
されており、コンピュータ、端末装置等のホスト機器２
はインターフェース３を介してマイクロプロセッサ（以
下ＣＰＵという）４に接続されている。プリンタ装置の
制御、後記のコード・アドレス対応テーブルの作成のた
めのプログラム等が書き込まれたシステムＲＯＭ５、前
記ＣＰＵの作業エリア及び各種データの保存のために用
いられるシステムＲＡＭ６、文字発生手段としてフォン
トパターンデータが書き込まれたＣＧＲＯＭ７、該ＣＧ
ＲＯＭ７から読み出され、例えば用紙１頁分の印字情報
に対応するフォントパターンデータを展開するフレーム
メモリ８等はアドレスバス９、データバス１０を介して
前記ＣＰＵ４に接続されている。そして、前記フレーム
メモリ８の出力はビデオインターフェース部１１を介し
て例えば後記の光書込みヘッド内の液晶光シャッタ等を
制御する印字制御部１２に入力されている。

第２図は各文字や記号（以下総じて文字と呼ぶ）を識別
するため各文字に付与した識別符号（シリアルナンバー
）を各文字に対比して示した表である。このようにどの
文字にどのような識別符号を付与したかはプリンタメー
カ等からホスト機器メーカ或いはアプリケーションソフ
トメーカ等の関係向きに公開して知らせておく。ホスト
機器メーカ等では例えば最初、即ち一連の文字コードの
送信開始前に所望の文字コードに前記公開された識別符
号をそれぞれ付与した一連の初期情報を前記ホスト機器
から前記プリンタ装置に送信するよう設計する。そして
、ホスト機器メーカ等は、そのように設計したホスト機
器等を提供する。

一方、前記システムＲＯＭ５には前記識別符号と前記Ｃ
ＧＲＯＭ７のフォントパターンデータの所在を特定する
アドレスとを対応付けた第３図に示すような識別符号・
ＣＧアドレス対応テーブルが設けられている。尚、該識
別符号・ＣＧアドレス対応テーブルは前記ＣＧＲＯＭ７
に設けることもある。

而して、前記ホスト機器２から前記一連のデータが送ら
れてくると前記ＣＰＵ４の制御により前記システムＲＡ
Ｍ６の所定エリアに前記キャラクタコード・識別符号対
応テーブルが作られる（第４図）。次いで、前記ＣＰＵ
４は、前記識別符号・ＣＧアドレス対応テーブルを参照
して前記システムＲＡＭ６の別の所定エリアに前記ホス
ト機器２が指定するキャラクタコード・ＣＧアドレス対
応テーブルを作成する（第５図）。これを作成するため
のプログラムは前記システムＲＯＭに書き込まれており
、例えば前記キャラクタコード・識別符号対応テーブル
のキャラクタコード部分を前記キャラクタコード・ＣＧ
アドレス対対応テーブルへそっ（り移し、次に識別符号
部分を先頭から１つづつ前記識別符号・ＣＧアドレス対
応テーブルの識別符号部分の先頭から順に検索し一敗し
たら、それに続（アドレス部を前記キャラクタコード・
ＣＧアドレス対応テーブルのアドレス部分へ移して行く
ことにより作成できる。

このようにして前記ホスト機器２からの指定に基づいて
キャラクタコード・ＣＧアドレス対応テーブルを作成し
た後、印字出力のために前記ホスト機器２から文字コー
ド情報たるキャラクタコードが送られてくると、前記Ｃ
ＰＵ４は前記キャラクタコード・ＣＧアドレス対応テー
ブルを参照し得られたアドレスにより前記ＣＧＲＯＭ７
をアクセスし読み出したフォントパターンデータを前記
フレームメモリ８に展開する。

第６図は本発明を適用したプリンタ装置の機構部の概略
を示す側断面図であり、前記制御部１は装置本体の底壁
部に収容されている。そして、同図において該プリンタ
装置は、感光体１３の周囲に帯電器１４、光書込みへラ
ド１５、現像装置１６等を有し、感光体１３に形成され
た静電潜像を現像装置から供給したトナーにより顕像化
し、感光体上にトナー像を形成し、一方給紙ロール１７
によって転写紙１８を前記感光体１３に送り出し、転写
器１９により該転写紙１８上にトナー像を転写し、定着
器２０によって定着した後、該転写紙を機外へ排出する
よう構成されている。なお、前記ＣＧＲＯＭ７を、その
内容の変更を必要とした際、簡単にこれを取り代えてそ
の変更をなし得るよう装置本体に装脱可能なカートリッ
ジ式としであるが必ずしもカートリッジ式にしなくても
よい。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したように本発明によれば、印字動作
に先立ちホストが指定したコード体系に合せてＣＧＲＯ
Ｍに対するキャラクタコード・ＣＧアドレス対応テーブ
ルを作成するようにしたから、ホスト機器の機種がどの
ようなものでも支障なく印字動作を行わせることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用したプリンタ装置の制御部にホス
ト機器が接続された状態におけるブロック構成図、 第２図は文字（記号）を識別するため各文字（記号）に
付与した識別符号を各文字（記号）に対比して示した図
表、 第３図は識別符号・ＣＧアドレス対応テーブルの概念を
示した平面図、 第４図はキャラクタコード・識別符号対応テーブルの概
念を示した平面図、 第５図はキャラクタコード・ＣＧアドレス対応テーブル
の作成プロセスを示す模式図、第６図は本発明を適用し
たプリンタ装置の機構部の概略を示す側断面図、 第７図は異なるコード体系のコード対文字（記号）の関
係を示した一部省略平面図である。 １・・・制御部、 ２・・・ホスト機器、 ３・・・インターフェイス、 ４・・・ＣＰＵ。 システムＲＯＭ。 システムＲＡＭ。 ＣＧＲＯＭ。 フレームメモリ、 ビデオインターフェイス、 印字制御部。 特許出願人　　カシオ電子工業株式会社同　　　上　　
カシオ計算機株式会社 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ホスト機器より入力する文字コード情報に対応して、文
   字発生手段に記憶された文字パターンデータを選択的に
   読み出し印字出力するプリンタ装置の文字パターンデー
   タ読み出し方法において、前記プリンタ装置は、前記ホ
   スト機器より入力する総ての文字情報を識別する為各文
   字に対して予め付与された識別符号と、該識別符号に対
   応する文字の文字パターンデータが記憶された前記文字
   発生手段の記憶アドレスとの対応関係を定義した識別符
   号・アドレス対応テーブルを備えると共に、前記ホスト
   機器からの文字コード情報の受信に先立ち、該ホスト機
   器が出力する前記文字コード情報と前記識別符号の対応
   関係を定義した初期情報を受信し、該初期情報を前記識
   別符号・アドレス対応テーブルを参照することによって
   前記文字コード情報と前記文字発生手段の記憶アドレス
   との対応関係に変換して文字コード・アドレス対応テー
   ブルを作成し、さらに前記ホスト機器より文字コード情
   報を受信した際、該文字コード・アドレス対応テーブル
   を参照することによって前記文字コードに対応する文字
   パターンデータを前記文字発生手段より読み出すことを
   特徴とするプリンタ装置の文字パターンデータ読み出し
   方法。