JPH02184330A - 流体の混合装置並びにこれを利用した空気調和機 - Google Patents

流体の混合装置並びにこれを利用した空気調和機

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JPH02184330A
JPH02184330A JP1003733A JP373389A JPH02184330A JP H02184330 A JPH02184330 A JP H02184330A JP 1003733 A JP1003733 A JP 1003733A JP 373389 A JP373389 A JP 373389A JP H02184330 A JPH02184330 A JP H02184330A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空気調和機におi−+る冷風と温風とを混合す
るのに好適な流体混合カー ?j=及び装置に関する。
(従来の技術) 従来の車両用空気調和機の1例が第8図に示されている
内外気切換ダンパ1を切り換えることによって内気吸入
口2又は外気吸入口3からケーシング4内に吸入された
内気又は外気はモータ5によって駆動されるファン6に
よって(−1勢された後、調整ダンパ7によって流路8
内に流入する流れと流路9内に流入する流れに分流され
る。流路8内に流入した空気は流路8内に配設されたエ
バポレータ10を流過する過程で冷媒と熱交換すること
により冷却されて冷風となる。また、流路9内に流入し
た空気は流路9内に配設されたヒータ11を流過する過
程で温水と熱交換することにより加執されて温風となる
。流路8から流出した冷風と流路9から流出した温風は
混合域12内に入り、ここで合流して互いに混合した後
、吹出口切換ダンパ13.14.15によって選択され
た上部吹出I」16、足元吹出[」17、デフロスタ吹
出口18のいずれか1又は2以上から車室内に吹き出さ
れる。
(発明が解決しようとする課題) 上記車両用空気調和機において14、冷風と温風が混合
域12で鋭角をなして合流するので、冷風と温風が互い
に十分に混合しないまま吹出口16.17.18から車
室内に吹き出されるという不具合があった。
これに対処するため、混合域12を延長することが考え
られたが、第9図に示すように、合流開始黒人より30
0mm後方の点りにおいてもなお冷風と温風の流入温度
を部分的に維持している。なお、第9図ば流路8から温
度40°Cの温風が流入し、流路9から温度20°Cの
冷風が流入した場合の合流開始黒人より100mm j
16方の点B、200mm後方の点C及び300 mm
7.l方の点りにおLJる温度分布を示している。
従って、冷風と温風とを完全に混合して均一の温度分布
とするためには混合域12の長さを300闘以−I−に
しなければならず、従って、空気調和機が大型となると
いう不具合があった。
そごで、第10図に示すよ・うに、混合域12に流れに
沿って間隔を隔てて複数のバッフル板21を上下から交
互に配設して流れを蛇行させることが考えられたが、こ
れは空気抵抗が大きくなるので、ファン6の負荷が増大
するのみならず騒音が増大するという不具合があった。
(課題を解決するだめの手段) 本発明は上記課題を解決するために発明されたものであ
って、本発明による流体の混合方法の要旨とするところ
は、少なくとも2以トの流体を混合域で合流さ一ロるこ
とにより混合する流体の混合方法において、上記混合域
中で混合すべき流体をその混合境界に配置された混合促
進体の両端に衝突させ、その両端から交互に大きな渦を
発生さ−けることによって混合することを特徴とする流
体の混合方法にある。また、本発明による流体の混合装
置の要旨とするところは、少なくとも2以−にの流体を
混合域で合流させることにより混合する流体の混合装置
において、上記混合域中の混合すべき流体の混合境界位
置に混合促進体を設置してその両端を上記混合すべき流
体の流域に突出せしめたことを特徴とする流体混合装置
にある。
また、本発明による空気調和機の要旨とするととにより
混合し、所定温度の調和空気とし゛ζ室内へ吹出す空気
調和機において、上記矛lllタス域の冷風と温風との
混合境界位置に一端が上記冷風の流域に、他端が上記温
風の流域に突出する混合促進体を設置したことを特徴と
する空気調和機にある。
(作用) 本発明においては、混合すべき流体が混合促進体の両端
に衝突することによりこの混合促進体の両端から大きな
渦が交互に発生し、この渦に伴われて各流体が混合境界
を横切って交互に他の混合流体の流域に移動することに
よって流体が互いに混合する。
(実施例) 本発明の1実施例が第1図に示されている。
水平に配設された大径のダクI・21に斜め−に方から
鋭角をなして小径のダクI・22か接合され、ダクト2
1内を流れて来た流体イとダクト22内を流れて来た流
体口とは混合域23で鋭角をなして合流するようになっ
ている。そして、この混合域23に形成される流体イと
流体1コの混合境界24には混合促進体25が配置され
ている。
この混合促進体25は混合域23の流路断面積の30%
以下の正面投影面積を有し、その上端は混合境界24の
+ツノの流体口の流域27に突出し、その下端は混合境
界24の下方の流体イの流域26に突出しており、かつ
、左右両端は混合域23の左右の側壁に同名されている
しかして、流体イと流体口が混合促進体25の両端に衝
突することによって混合促進体25の4−下両端から大
きな渦28.29が交互に発生し、ごの渦28.29は
混合域23の全域に拡がる。そして、ごの渦28.29
に伴われて流体イ、口の塊が混合境界24を横切って久
・1下方の流体1コ、イの領域27.26内に移動して
相互に入れ替わることによって流体イ及び11が相互に
混合する。
流体イとして温度10℃の冷風を、流体口として温度4
0°Cの温風を流したとさ、混合開始黒人より300m
m後方におりる温度分布が流路閉塞率15%の板状混合
促進体25の上下位置によりどのように変化するかを実
験した結果が第2図に示されている。
第2図(a)、(b)、(e)に示すように、混合促進
体25が混合境界24から離れている場合には混合流体
は各流体の流1人温度を部分的に保持しているが、第2
図(c)に示すように、混合促進体25を混合境界24
に配置した場合にはほぼ均一な温度分布が得られ、また
、第2図(d)に示すように、混合促進体5をその」一
端が混合境界24に接するよ・)に配置し7だ場合にも
温度分布はかなり改善される。
混合促進体25は第1図に示す断面長方形のものに限ら
ず、第3図(a)、(b)、(C)、(d)に示すよう
に、円形、楕円形、多角形、三角形等任意の断面形状と
することができる。
また、流体イと流体口は混合域23で鋭角をなして合流
する場合のめならず、第4図(a)に示すように、互い
に平行に流入させても良く、また、第4図(b)に示す
ように、流体口を囲むように流体イを流入させることも
できる。そして、第4図(C)に示すように、流体口の
流路i−+が狭い場合に6.1混合促進休25を2つの
混合境界24に跨るように一体化することができる。
更に、ダクl−21は矩形に限らず、第5図(a)、(
l〕)、((1)に示ずよ・うに円形とすることができ
、また、タフl−22の形状に応して混合促進体25を
リング状、矩形、円形とすることかできる。なお、流体
イと口は気体に限らず液体であっても良く、また、これ
ら流体は互いに温度、密度、濃度、粘度、組成等で異な
るものであっても良い。
本発明を車両用空気調和機に適用した例が第6図に示さ
れている。
この空気調和機においては、エバポレータ10を通過し
た冷風とヒータ11を通過した〃1風が合流する混合域
12中の冷風と温風との混合境界24に混合促進体25
が配置されている。
他の構成は第8図に示す従来のものと同様であり、対応
する部祠には同し符号がイマ]されている。
しかして、冷風と温風は混合促進体25によって相互の
混合が促進され、短い距離で十分に混合して所定の温度
の調和空気となって吹出口16.17.18から車室内
に吹き出される。
第7図には本発明を他の車両用空気調和機に適用した例
が示されている。
この実施例においては、エバポレータ10を通過して冷
却された冷風がエアミックスダンパ7によって流路8と
9に分流され、流路9にはヒ−り11が設置されている
。そして混合域12中の混合境界24に混合促進体25
が配置されている。しかして、流路8を流相、て来た冷
風と流路9を流れて来た温風が混合域12中の混合境界
24に配置された混合促進体25によって相互の混合か
促進され、所定温度の調和空気となって吹出口16.1
7.18から車両内に吹き出される。
(発明の効果) 本発明においては、混合すべき流体を混合促進体の両端
に衝突さ・けることにより混合促進体の両端から大きな
渦を交互に発」コざ−U、この渦に伴ねれた流体を混合
境界を越えて他力の流体の流域に交互に移動させること
ができるので、流体をその流過抵抗を格別増大させるこ
となく短い混合域で完全に混合させることか可能となる
また、本発明の空気調和機においては、冷風と温風の混
合を混合促進体により促進できるので、室内に吹き出さ
れる調和空気の/A%度分布を均一化できる。
この結果、混合域の長大化、即し、空気調和機の大型化
を防止できるとともにファンの負荷及び騒音の増大を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す縦断面図、第2図(a
)、(1))、(C)、(d)、(e)はそれぞれ混合
促進体の位置に対応する41h度分4jを示す図、第3
図(a)、(I))、(C)、((])はそれぞれ混合
促進体の断面図、第4図(a)、(b)、(C)はそれ
ぞれ流体流路と混合促進体との関係を示す縦断面図、第
5図(a)、(b)、(c)はそれぞれ流体流路と混合
促進体との関係を示す斜視図、第6図及び第7図はそれ
ぞれ本発明による空気調和機を示す31に断面図、第8
図は従来の空気調和機を示す縦断面図、第9図は混合域
における流体の温度分布を示づ図、第10図+1従来の
混合域の]例を示す縦断面図である。 混合すべき流体−イ、口、混合域 ]2.23、混合境
界 24、混合促進体−25、渦 28.29、エバポ
レータ 10、ヒ−り ]1、空気吹出[」1G、17
、第4図 漉6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも2以上の流体を混合域で合流させること
    により混合する流体の混合方法において、上記混合域中
    で混合すべき流体をその混合境界に配置された混合促進
    体の両端に衝突させ、その両端から交互に大きな渦を発
    生させることによって混合することを特徴とする流体の
    混合方法。 2)少なくとも2以上の流体を混合域で合流させること
    により混合する流体の混合装置において、上記混合域中
    の混合すべき流体の混合境界位置に混合促進体を設置し
    てその両端を上記混合すべき流体の流域に突出せしめた
    ことを特徴とする流体の混合装置。 3)エバポレータを通過した冷風とヒータを通過した温
    風とを混合域で合流させることにより混合し、所定温度
    の調和空気として室内へ吹出す空気調和機において、上
    記混合域の冷風と温風との混合境界位置に一端が上記冷
    風の流域に、他端が上記温風の流域に突出する混合促進
    体を設置したことを特徴とする空気調和機。
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