JP2001314741A - ガス混合装置 - Google Patents
ガス混合装置Info
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Abstract
なされるガス混合装置を提供する。 【解決手段】 混合促進リング8は、空気層31とガス
層との間に生じた境界層33近傍に設置されている。流
れの中に置かれたリング後流側にはカルマン渦34が生
じ、大きな乱れが発生する。その結果境界層33が大き
く攪乱され、両サイドの空気21と燃料ガス22の混合
が促進される。
Description
ン用のガス混合装置に関するものである。
気121と燃料ガス122が混合され、エンジンのシリ
ンダに混合気123が供給される。従来のガスミキサの
構造は、例えば図6に示すようになっている。エンジン
(図示せず)が運転されると吸気作用によって生じる負
圧により、エアクリーナ(図示せず)側からミキサ10
1に空気121が吸入される。燃料ガス122は、レギ
ュレータ102及びガス通路103を通り、ベンチュリ
104ののど部のまわりに設けられたガス吸入口105
より流入し、空気121と混合される。レギュレータ1
02は、ミキサ101へ供給する燃料ガス122の圧力
を制御し、メインアジャストスクリュ106は、燃料ガ
ス122の流量をコントロールして空気121と燃料ガ
ス122の混合比(以下、空燃比という)を制御する。
また、スロットル弁107は、エンジンの負荷に応じて
その開度を調節し、混合気123の流量を制御する。
空気121と燃料ガス122の混合促進のために、ベン
チュリ104ののど部に設けられているが、燃料ガス1
22は、ミキサ101のボディ内壁に沿って流され、空
気121と燃料ガス122は均一に混合しないままエン
ジンのシリンダに供給される。その結果、エンジンの燃
焼室内の空燃比分布に偏りが生じ、均質な混合気に比べ
てNOxやHCなどの排気ガスが悪くなる。また、多気
筒エンジンでは、気筒間の空燃比にばらつきが生じて、
回転変動が大きくなるなどの問題がある。
に、混合促進のためにガスの吸入口をノズル形状にして
ノズル111の先端を空気流速の速いベンチュリ104
の中心部にもってきたものや、図8に示すように、空気
通路内に突出したノズル112にガス噴出口113を設
けたもの等が提案されているが、いずれも積極的に乱れ
を発生させるものではなく、混合促進効果はさほど大き
くない。
実公平5−9481号のように、混合気通路に羽根形状
の混合装置を設け、旋回流にて混合促進をはかるものも
提案されているが、通路抵抗が大きくなり、空気量の低
下により出力の低下が考えられる。
のであり、流路内で空気と燃料ガスとの混合が効率的に
なされるガス混合装置を提供することを目的とする。
置は、かかる課題を解決するためになされたものであ
り、エアクリーナから供給された空気に燃料ガスを混合
してエンジンに供給する混合装置において、燃料ガス吸
入口の後流側に、流路断面方向に延在する環状部材を設
けたことを特徴とする。すなわち、エアクリーナから供
給される空気と燃料ガスを混合するエンジンのミキサに
おいて、ミキサの燃料ガス吸入口の後流側に、通路と概
垂直面に、リング状の乱れ促進機構を設けている。
部材で構成することができる。
の実施の形態について図面に基づいて説明する。本発明
の第1の実施形態に係るガス混合装置を図1乃至図3
に、第2の実施形態に係るガス混合装置を図4及び図5
にそれぞれ示す。
について図1乃至図3を用いて説明する。本実施形態に
係るガス混合装置の要部構造図を図1に、図1の線II−
IIによる断面図を図2に、混合促進効果の原理図を図3
にそれぞれ示す。本発明では、従来と同様のミキサ本体
1、レギュレータ2、ガス通路3、ベンチュリ4、ガス
吸入口5、メインアジャストスクリュ6及びスロットル
弁7を用いることができ、本実施形態では従来(図6参
照)と同じものを用いているので、これらの説明を省略
する。
部材)を備えている。この混合促進リング8は、ベンチ
ュリ4の後流部分に、ミキサ本体1のベンチュリ後部通
路の垂直断面(流路断面)上に設置されていて、リング
9と該リング9を支えるステイ10とからなる。
いて説明する。同図に示すように、ガス吸入口5から流
入した燃料ガス22は、従来と同様、空気21と簡単に
は混合せず、空気層31とガス層32との間に境界層3
3ができる。混合促進リング8は、その境界層33近傍
に設置されている。流れの中に置かれたリング後流側に
はカルマン渦34が生じ、大きな乱れが発生する。その
結果境界層33が大きく攪乱され、両サイドの空気21
と燃料ガス22の混合が促進される。また、この機構で
は空気量の低下は少ない。
は、ガス吸入口5からベンチュリ4部に流入した燃料ガ
ス22はミキサ本体1に沿って流れ、空気21は通路の
中心部を流れる。空気21と燃料ガス22の間には境界
層23ができ、単純な拡散では空気21と燃料ガス22
との混合は良くなかったが、本実施形態に係るガス混合
装置は、上述したように、非常に簡易な機構にて、大き
な混合促進効果が得られ、混合気23の均質化がはかれ
ることにより、排ガス成分の低減、回転変動の低減等が
可能となる。
混合装置について図4及び図5を用いて説明する。本実
施形態に係るガス混合装置の概略的な要部構成図を図4
に、図4の線V−Vによる断面図を図5にそれぞれ示す。
本実施形態でも、ミキサ本体1、レギュレータ2、ガス
通路3、ベンチュリ4、ガス吸入口5、メインアジャス
トスクリュ6、スロットル弁7は、従来(第1の実施形
態)と同じものを用いている。
えている。この混合促進リング11は、第1の実施形態
の場合と同様に、ベンチュリ4の後流部分にミキサ本体
1のベンチュリ後部通路の流路断面上に設置されてい
て、リング12、13と該リング12、13を支えるス
テイ14とからなる。このリング12、13は、互いに
異なる径であり、それらを略同心にした二重構造に構成
されている。すなわち、リングが複数なものも本発明に
含まれる。
転され、それに合わせてミキサにて混合気23の量が調
整される。自ずとミキサ1内を流れる空気21の流量や
燃料ガス22の流量が変わり、流速が変化するため、前
述の境界層33の厚さが変わってくる。本実施形態の混
合促進リング11のように二重構造のものを採用する
と、幅広い運転域で混合気23の均質化を図ることがで
きる。なお、本実施形態では、二重構造であるが、空気
21の流量の低下等がなければそれ以上の複数リングの
組合せも可能であり、そのように構成することにより、
一層幅広い運転域に対応することができるようになる。
び第2の実施形態におけるリング12、13は、いずれ
も横断面形状は四角となっているが、三角、その他の多
角形状、円、楕円形状状などを採用することもできる。
また、図1乃至図3に示すリング9及び図4乃至図5に
示すリング11の保持方法はそれぞれ一例を示している
ため、本発明はこれに限定されない。
ーナから供給された空気に燃料ガスを混合してエンジン
に供給するガス混合装置において、燃料ガス吸入口の後
流側に、流路断面方向に延在する環状部材を設けたこと
を特徴とするので、環状部材の後流側に乱流が生じるこ
とで、空気と燃料ガスとの混合が促進され、空気量を低
下させることなく効率的な混合を実現することができ
る。
部材で構成すると、環状部材の後流側により大きな乱流
を生じさせることができるので、一層効率的な混合を実
現することができる。
概略的に示す断面図である。
概略的に示す断面図である。
る。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 エアクリーナから供給された空気に燃料
ガスを混合してエンジンに供給するガス混合装置におい
て、燃料ガス吸入口の後流側に、流路断面方向に延在す
る環状部材を設けたことを特徴とするガス混合装置。 - 【請求項2】 上記環状部材は、外形寸法が互いに異な
る部材で構成したことを特徴とする請求項1に記載のガ
ス混合装置。
Priority Applications (1)
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JP2000139640A JP4637999B2 (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | ガス混合装置 |
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JP4637999B2 JP4637999B2 (ja) | 2011-02-23 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2000
- 2000-05-12 JP JP2000139640A patent/JP4637999B2/ja not_active Expired - Fee Related
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