JPH02183758A - エアコンディショナのエア吹出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は、局所的にエアを供給するようにしたエアコ
ンディシヨナのエア吹出し装置に関する。

（従来の技術） 工場や作業場など広大な容積を持つ建屋では、屋内全域
の空気を好環境に調和させるのは、太陽りな設備を要し
、効率が極めて倶いので、要部にダクトを配管し、その
ダクトから多数のエア吹出管を導出して作業員などの周
りだけを局所的に冷、暖、除湿その他の空気調和を図っ
たエアコンディショナがある。

この場合人的配置に合せて吹出管の配置をレイアウトす
るが、配置の増減や機械設備などの模様換えによって、
必要のないところにもエアが吹出すような無駄な吹出管
が生まれ、効率の低いものとなることが多い。

吹出口その他にダンパもしくはバルブを設けて、吹出し
を休止して置くようにすれば、上記の無駄を省くことが
できるが、不必要な吹出管が多数配備されている状態は
、外観がよくないし、邪廣にもなりやすい、という問題
がある。

（発明が解決しようとする課題） このような問題があるのに鑑み、この発明は送風ダクト
に多数の接続口を配備し、必要なとき必要な個所に吹田
管を接続してエアを引き出すことできるようにして、最
小限のダクト送風Φにより個々の吹出管から最大限のエ
ア吹出口が得られるようにしたエアコンディシヨナのエ
ア吹出し装置を提供することを目的とする。

（発明の構成） （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、この発明のエアコンディシヨ
ナのエア吹出し装置は、配管された送風ダクトに多数の
吹出管を接続して、局所局所にエアを吹出させるように
したエアコンディシヨナにおいて、上記吹田管を送風ダ
クトの接続口にあり溝嵌合により着脱可能に取着けるよ
うにすると共に、接続口のそれぞれにスライド式の開閉
ダンパを備え、吹出管の着脱に応動して開閉ダンパが開
閉するようにした構成をとるものである。

（作用） このように、必要に応じて必要な場所に吹出管を接続し
てエアを引き出すことができ、吹出管を取外すときには
接続口が必ず閏じるようになっているので、無駄なエア
吹出しがな（、ｄ数分の最大の吹出し是が得られ、また
送風装置の小型化、設備費の軽減を図ることができる。

設備のレイアウト変更などに伴う要員の増減や配費換え
に対して直ぐ対処でき、また使用休止中の吹出管が整理
されているので、見た目によく、邪魔になることもない
。

（実施例） 以下この発明の実施例を示す図に就いて説明する。

送風ダクト１は必要な場所を通って配管され、大型の送
風装置により天吊のエアが流通している。

送風ダクト１には多数の接続口３が配列して開設される
。

各接続口３のあいた送風ダクトの外面には、吹田管接続
装置２が備えられる。この吹出管接続装置２は、スペー
サ４を介してダクト外面から浮いた接続管取着板５がね
じ止めされ、その浮いた隙間にダンパ板６が左右方向に
スライド自在に嵌挿されたものである。

この場合スペーサ４はダンパ板６の上下縁に接続してそ
のスライド運動のガイドとなり、またダンパ板６の上下
に突出した段部と係合してスライドｍを規制する。すな
わちスペーサ４は上記のようにスペーサ本来の機能と共
に、ダンパ板６のガイドおよびストッパの役をする。

ダンパ板６は、−側部（左側）にダンパロアがあって、
図の左にスライドした常態位置では、接続口３を閉塞し
、右にスライドしたときには、ダンパロアと接続口３と
が一致するように設定されている。またダンパロアは奥
に向って狭いテーバ状に形成される。

一方、吹出管８の接続端には７ランジ９が形成される。

このフランジ９は上記ダンパロアの形状、大きさに一致
するように設定され、ダンパロアに嵌合すると、その外
面すれすれに埋没するように設定されている。

そして、取着板５には、上記ダンパ板６が接続口３を塞
いでいるときのダンパロアと一致する位Ｍ（左側）に、
吹出管８のフランジ９が通過できる大きさ形状の挿通口
１０と、吹出管８の端部８ａの外径に合う幅でダンパ板
６のスライド方向（右方）に延びる係止用長孔１１とが
鍵穴状に開設される。

こうして吹出管８を送風ダクト１に接続するときは、フ
ランジ９を挿通口１０に合せ（第２図）、挿通口１０を
通ってダンパロアに７ランジ９をデーパ嵌合しく第３図
）、そのまま吹田管８を右に移動させることにより、あ
り溝嵌合の要領でフランジ９が係止長孔１１に係止され
、同時にダンパ板６が一体となって右にスライドしてダ
ンパロアと接続口３が合致し、かつ吹出管８と連通して
送風ダクト１内のエアが吹出管８を通って吹出される（
第４図、第５図）。

吹出管８を外すときは、上記と逆に吹田管８を左に動か
しく第３図）、抜き取る（第２図）だけで接続口３が塞
がれる。

このように吹出管８の着脱はワンタッチで操作でき、接
続口３は同時開閉制御されるので、例えば第５図に示す
ように、作業台１２と平行に送風ダクト１を配管し、多
数の吹出管接続装置２を備えて置くことにより、作業員
１３が個々に吹出管８を接続することで直ちにエアを引
き出すことができ、また不要な吹出管接続時Ｎ２は吹出
管８が取り払われて休止しているので、冷、暖、除湿用
などのエアを効率よく消費し、かつ整合性のよいエアコ
ンディシヨナとすることができる。

〔発明の効果〕

以上の通り、この発明になるエアコンディジ〕すのエア
吹出し装置は、配管された送用ダクトに多数の接続口を
開設し、各接続口に吹出管をあり＠嵌合によって着脱自
在に取着けられるようにすると共に、その着脱に応動し
て接続口を開閉するスライド式のダンパ板を設けたもの
で、必要に応じて必要な場所にワンタッチで吹出管を接
続してエアを引き出し、不要のものは吹出管を取外すと
同時に自動的に１」塞され、外観もよ（邪魔にならない
ように整理されると共に、最小の送Ｊ！ｌｆｆ１で各吹
出管に最大の吹出し間をＩＨることができて省エネルギ
に役立つ効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す吹出し装置の分解斜視
図、第２図、第３図、第４図は第１図の吹出し装置の横
所平面図で、第２図は吹出管接続前、第３図は吹出管挿
入時、第４図は吹出管接続時の状態をそれぞれ示し、第
５図は第４図Ａ−Ａ矢祝断面図、第６図はこの発明の実
施例になる吹出し装置を使用したエアコンディシヨナの
一例を示す斜視図である。 １・・・送風ダクト、３・・・接続口、５・・・吹田管
接続板、６・・・ダンパ板、７・・・ダンバロ、８・・
・吹出管、９・・・フランジ、１０・・・挿通口、１１
・・・係止用長孔。 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．配管された送風ダクトに多数の吹出管を接続して、
   局所局所にエアを吹出させるようにしたエアコンディシ
   ヨナにおいて、上記吹出管を送風ダクトの接続口にあり
   溝嵌合により着脱可能に取着けるようにすると共に、接
   続口のそれぞれにスライド式の開閉ダンパを備え、吹出
   管の着脱に応動して開閉ダンパが開閉するようにしたこ
   とを特徴とするエアコンディシヨナのエア吹出し装置。
2. ２．送風ダクトに多数の接続口を配列して備えると共に
   、各接続口のダクト外面に、スライド可能なダンパ板と
   吹出管取着板とを重ねて被着し、一方吹出管の接続端に
   フランジを形成して備え、上記ダンパ板は、吹出管フラ
   ンジが埋没して嵌合する形状のダンパ口が開設されて、
   スライドにより前記接続口を開閉制御し、また吹出管取
   着板には、閉位置のダンパ口と一致する位置に、吹出管
   フランジが挿通できる大きさの挿通口と、吹出管の接続
   端部外径に合う幅でダンパ板スライド方向に延びる係止
   用長孔とが開設されたことを特徴とするエアコンディシ
   ヨナのエア吹出し装置。