JPH02183317A - サーボ回路の速度制御方法 - Google Patents

サーボ回路の速度制御方法

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JPH02183317A
JPH02183317A JP1003188A JP318889A JPH02183317A JP H02183317 A JPH02183317 A JP H02183317A JP 1003188 A JP1003188 A JP 1003188A JP 318889 A JP318889 A JP 318889A JP H02183317 A JPH02183317 A JP H02183317A
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Shuichi Hashimoto
修一 橋本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第5図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例 (al  一実施例の説明 (第2図、第3図、第4図) (bl  他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 サーボ対象を速度制御した後、位置制御するす−ボ回路
において、目標速度と実速度との誤差に基づいて速度制
御する速度制御方法に関し、減速時の加速度を大として
も、突入速度の変動を少なくし、ボジショニング時間を
短縮することを目的とし、 与えられた目標速度と実速度との誤差に基づいてサーボ
対象を速度制御する速度制御部と、該サーボ対象を位置
制御する位置制御部と、該サーボ対象を該速度制御部と
該位置制御部とに切換接続する切換部と、該サーボ対象
からの位置信号に基づいて残り移動量を更新し、該残り
移動量に応した目標速度を生成する主制御部とを存する
サーボ回路において、移動量dの内、移動量Xを残り移
動量として、目標速度を生成するステップと、該移動量
Xの移動のための目標速度生成後、残余の移動量Y (
X+Y=d)分の等速の目標速度を生成するステップと
を有する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、サーボ対象を速度制御した後、位置制御する
サーボ回路において、目標速度と実速度との誤差に基づ
いて速度制御する速度制御方法に関する。
磁気ディスク装置の磁気ヘットのトラック位置決め等の
精密位置決め制御のため、広くサーボ回路が用いられて
いる。
このようなサーボ回路では、移動速度を早めても、安定
に位置決めできる技術が望まれている。
〔従来の技術〕
第5図は従来技術の説明図である。
第5図(A)に示すように、サーボ回路は、サーボ対象
1を速度制御する速度制御部3と、サーボ対象1を位置
制御する位置制御部4と、サーボ対象1に速度制御部3
又は位置制御部4を切換接続する切換部5と、サーボ対
象1の状態から切換部5を切換制御する主制御部6とを
有している。
主制御部6は、ディファレンス(移動量)dを格納する
ディファレンスカウンタ6aを有し、ディファレンスカ
ウンタ6aの残りディファレンスdに応じて速度制御部
3へ与える目標速度を第5図(B)のように変化する。
即ち、ディファレンスカウンタ6aは、サーボ対象の位
置信号(トラッククロッシングパルス)に応じて減算さ
れ、その内容である残りディファレンスdに応じた階段
状の目標速度を生成する。
この階段状の目標速度は、磁気ディスク装置では、目標
トラックの9.5トラツク前で零になり、速度制御部3
のスムーザ−で円滑化され、第5図(B)のような連続
状のものとなる。
このように、従来は、目標速度をディファレンスdに応
じて生成して、速度制御していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、近年磁気ディスク装置等では、シーク(移動
)のボジショニング時間を高速化する傾向にある。
この高速化のためには、減速時の加速度を大きくする必
要がある。
このように減速時の加速度を大きくすると、速度制御時
(シーク終了時)の最終段階での突入速度が、第5図(
C)のように一定にならず、シーク量(移動量)に応じ
て変動する。
減速時の加速度が小さく、減速時間を比較的長くとれる
場合(例えば、加速時間の約2倍以上の減速時間をとれ
る場合)には、この突入速度はほとんど変動しないが、
減速時の加速度を大としてポジショニング時間を短縮す
ると、シーク量に応じて突入速度のバラツキが生じる。
この突入速度のバラツキは、第5図(C)のように、特
にオーバーシュート量のバラツキを生じ、ファイン(位
置)制御における収束時間の変動、長期化を招き、時間
短縮の効果が半減してしまうという問題が生じていた。
従って、本発明は、減速時の加速度を大としても、突入
速度の変動を少なくし、ポジショニング時間を短縮する
ことのできるサーボ回路の速度制御方法を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 第1図は本発明の原理図である。
本発明は、第1図に示すように、与えられた目標速度と
実速度との誤差に基づいてサーボ対象1を速度制御する
速度制御部3と、該サーボ対象1を位置制御する位置制
御部4と、該サーボ対象1を該速度制御部3と該位置制
御部4とに切換接続する切換部5と、該サーボ対象1か
らの位置信号に基づいて残り移動量を更新し、該残り移
動量に応じた目標速度を生成する主制御部6とを有する
サーボ回路において、移動量dの内、移動量Xを残り移
動量として、目標速度を生成するステップと、該移動量
Xの移動のための目標速度生成後、残余の移動量Y (
X+Y=d)分の等速の目標速度を生成するステップと
を有するものである。
〔作用〕
本発明では、移動量dの内、移動量Xを残り移動量とし
て、目標速度を生成し、残り移動量Yに対して等速の目
標速度を生成して、等速の目標速度によって、移動量に
よって変動する突入速度の変動を吸収し、はぼ同一の突
入速度に調整しようとするものである。
このため、減速時の加速度を大として、高速化を図って
も、突入速度のバラツキが生ぜず、オーバーシュート量
を一定とし、高速で且つ安定に位置決めできる。
〔実施例〕
+a)  一実施例の説明 第2図は本発明の一実施例構成図である。
図中、第1図及び第5図で示したものと同一のものは、
同一の記号で示してあり、■はサーボ対象であり、ボイ
スコイルモータ1aと、ボイスコイルモータ1aによっ
て移動されるサーボヘッド1bとを有しているもの、2
は位置信号作成回路であり、サーボへソド1bの読取信
号から位置信号Psを作成するものである。
3aは速度検出回路であり、位置信号Psと後述する検
出電流icとから実速度Vrを検出するもの、3bは速
度エラー検出回路であり、後述する目標速度Vcと実速
度Vrとの速度誤差ΔVを発生し、速度制御するもので
ある。
4は位置(ポジション)エラー検出回路であり、位置信
号Psと検出電流icとから位置エラー信号へPを発生
し、位置制御するもの、5はパワーアンプ及び切換部で
あり、切換スイッチとパワーアンプとを有し、コ、アー
ス(速度制御)/ファイン(位置制御)切換信号によっ
て、速度エラー検出回路3b又は位置エラー検出回路4
をサーボ対象1に切換接続するものである。
6は主制御部であり、マイクロプロセッサで構成され、
移動量に応じた目標速度カーブVcを発生するとともに
、後述するトランククロッシングパルスによりサーボ対
象1の位置を監視し、目標位置近傍でコアースからファ
インへの切換信号を発生するものである。
7は制御電流検出回路であり、パワーアンプ5の制御電
流■Sを検出し、検出電流信号icを発生するもの、8
はトランククロッシングパルス発生回路であり、位置信
号Psからトランククロッシングパルスを発生し、主制
御部6へ出力するものである。
第3図は本発明の一実施例シーク処理フロー図、第4図
は本発明の一実施例動作説明図である。
■ 主制御部(以下MPUという)6は、上位から与え
られた目標トラック位置と現在トラック位置とから移動
量(ディファレンス)dを算出し、ディファレンスカウ
ンタ6aにセントする。
そして、ディファレンスカウンタ6aのディファレンス
dを1−1」する。
即ち、ディファレンスdを予じめ「1」少なくしておく
そして、MPU6は、速度制御をスタートすべく、ディ
ファレンスdに応じた目標速度を発生する。
■ MPU6は、トランククロッシングパルス発生回路
8からのトランククロッシングパルスを監視し、トラン
ククロッシングパルスを検出すると、ディファレンスカ
ウンタ6aのディファレンスdをr−IJL、このディ
ファレンスdに応じた目標速度を発生する。
■ MPU6は、ディファレンスdが零かを判定し、零
でなければ、ステップ■に戻る。
一方、MPU6は、ディファレンスが零と判定すると、
ディファレンス(d−1)のシーク終了と判断し、残り
の「1」のシークを行うべく、ディファレンスカウンタ
6aに「1」をセットし、このディファレンスdに応じ
た目標速度を発生ずる。
■ そして、MPU6は、トラッククロッシングパルス
発生回路8からのトラソククロソシングパルスヲ監視シ
、トラッククロッシングパルスを検出すると、ディファ
レンスカウンタ6aのディファレンスdをロー1」する
これによって、ディファレンスカウンタ6aのディファ
レンスdは零になるので、MPU6はディファレンスゼ
ロを設定する。
即ち、■ディファレンスのシーク終了と判断する。
■ 次に、MPU6は、速度検出回路3aの実速度が零
かを判定し、零になるまで待つ。
実速度が零になると、MPU6は一定時間うエイトした
後、コアース/ファイン切換信号により速度制御から位
置制御に切換える。
そして、MPU6は、位置エラー検出回路4のオントラ
ンク信号(サーボヘッドが目標トラックから一定距離以
内にあることを示す信号)を監視し、一定時間オントラ
ンク信号していれば、位置決め終了として終了する。
この動作を第4図によって説明すると、移動量d(=5
)に対し、先づ「−1」され、(a−1)(−4)ポジ
ションのシークが実行される。
そしてその後、残りの1ポジシヨンのシークが実行され
る。
この時残りの1ポジシヨンのシークは、1ポジシヨンの
移動であるので等速の目標速度が与えられ、等速シーク
となる。
即ち、X=d−1、Y=1の条件で、ディファレンスd
のシークが2回のシークに分割されることになる。
これを磁気ディスクのトランクで示せば、目標トラック
の1.5トラツク前までに(d−1)ポジションのシー
クを行い、1.5トランク前から0.5トラツク前まで
は等速の1ポジシ晶ンのシークを行うことになり、シー
ク電流は第4図(B)のようになる。
MPU6からの目標速度Vcは、第4回(A)のように
「4」、「3」、「2」、「1」、「0」の後、「1」
、「0」となる階段状を示し、速度エラー作成回路3b
の図示しないスムーザ−回路を通せば、第4図(A)の
連続状のVcsとなり、d=4からd=oに向かって減
少し、d=0後のd=lによって立上り、その後減少す
るカーブを描く。
従って、減速時の加速度が大であって、突入速度にバラ
ツキがあっても、一定速度の等速シーク区間によって吸
収され、はぼ同一の突入速度で速度制御を終了すること
になる。
(b)他の実施例の説明 上述の実施例では、磁気ディスク装置を例に説明したが
、他の装置にも適用でき、Y=1ポジションとして説明
したが、他の値であってもよい。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、移動量dの内、移
動量Xを残り移動量として目標速度を生成し、残りの移
動量Yに対して等速の目標速度を生成しているので、等
速の目標速度区間によって、移動量によって変動する突
入速度のバラツキを吸収し、はぼ同一の突入速度に調整
できるという効果を奏し、減速時の加速度を大としても
、オーバーシュート量が一定で、高速且つ安定な位置決
めを可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の一実施例構成図、 第3図は本発明の一実施例シーク処理フロー図、第4図
は本発明の一実施例動作説明図、第5図は従来技術の説
明図である。 図中、1−=サーボ対象、 3−速度制御部、 4−位置制御部、 5−切換部、 6−主制御部。 特許出願人   富士通株式会社 代理人弁理士  山 谷 晧 榮

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  与えられた目標速度と実速度との誤差に基づいてサー
    ボ対象(1)を速度制御する速度制御部(3)と、 該サーボ対象(1)を位置制御する位置制御部(4)と
    、 該サーボ対象(1)を該速度制御部(3)と該位置制御
    部(4)とに切換接続する切換部(5)と、 該サーボ対象(1)からの位置信号に基づいて残り移動
    量を更新し、、該残り移動量に応じた目標速度を生成す
    る主制御部(6)とを有するサーボ回路において、 移動量dの内、移動量Xを残り移動量として、目標速度
    を生成するステップと、 該移動量Xの移動のための目標速度生成後、残余の移動
    量Y(X+Y=d)分の等速の目標速度を生成するステ
    ップとを有することを 特徴とするサーボ回路の速度制御方法。
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DE69020366T DE69020366T2 (de) 1989-01-10 1990-01-08 Servoschaltungsanordnung-Kontrollsystem.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007257838A (ja) * 1998-07-03 2007-10-04 Deutsche Thomson Brandt Gmbh データプレーヤおよび/またはレコーダ内の読取りおよび/または書込みヘッドの迅速かつ正確な位置決め

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JPS58150171A (ja) * 1982-03-02 1983-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク装置の制御装置
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